JP2563686Y2 - ガラス板の移載装置 - Google Patents

ガラス板の移載装置

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JP2563686Y2
JP2563686Y2 JP2767092U JP2767092U JP2563686Y2 JP 2563686 Y2 JP2563686 Y2 JP 2563686Y2 JP 2767092 U JP2767092 U JP 2767092U JP 2767092 U JP2767092 U JP 2767092U JP 2563686 Y2 JP2563686 Y2 JP 2563686Y2
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JP
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glass plate
paper
jig
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suction
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豊 山崎
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Central Glass Co Ltd
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Central Glass Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、平積みガラス板の移載
時にあわせて合紙も除去するガラス板の移載装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ガラス板の上面を覆った合紙を除去する
先行技術として例えば実開昭62−200668号公報
には、板状体の搬送方向を基準として、上流側に送りロ
ールを下流側に剥離ロールを設け、これら送りロールと
剥離ロールをシートに接触せしめるとともに、これらロ
ールによって持ち上げられたシートを吸引装置により板
状体から引き揚げるシート除去装置が開示され、また平
積みパレット上に合紙と交互に積層のガラス板をコンベ
ア等の他の装置に受け渡す場合は合紙を取り除いて移乗
せしめるが、その装置として例えば実開昭63−410
49号公報には、合紙を吸着する吸着具を上下方向に往
復移動させる昇降機構と、前記吸着具を合紙の一側辺部
から他側辺部側に向かって往復移動させる横移動機構と
を設けた積層板状体の合紙除去装置が開示されている。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】上記技術において実
開昭62−200668号公報のものは、板状体の搬送
方向と逆回転する剥離ロールによりシートの先端が持ち
上がり、該シート吸引装置に引かれてシートを板状体
から分離するものであるが、合紙を吸引する手段を要し
設備の過大化と、吸引ダクト内での合紙の詰まりが懸念
される。 また、後者の実開昭63−41049号公報の
ものも、昇降自在な吸着具を降下させ合紙の一側辺部を
吸着し、該吸着具の上昇により板状体と合紙の一側辺部
との間に空気層を形成し、その状態を保持しつつ吸着具
により一側辺部から他側辺部側に向かって移動するた
め、前者と同様に合紙の吸着設備を要する。また、パレ
ット上の平積みガラス板を吸着して移載するには合紙
除去専用とする装置との組合せとなり、合紙の除去設
備に加え板状体の移載装置を別途設けるため、その連動
タイミングが難しく、かつ移載サイクル時間の短縮に限
界がある等の問題があり、移載装置としては過大で複雑
な機構を要する等の問題があった。
【0004】
【問題点を解決するための手段】本考案は、かかる問題
点に鑑みてなしたもので、一定の高さを保持する上昇自
在な載置台の上方にレールに沿って横行自在なヘッド部
を設け、該ヘッド部に装着する昇降自在な吸着盤で前記
載置上に合紙と交互に積層されたガラス板を吸着移動
せしめるガラス板の移載装置において、前記ヘッド部に
固着し横行方向に延設する取付杆の先端に上下動自在な
排紙治具を垂設し、該排紙治具は下段のガラス板上に載
置される合紙の後端部分を押圧横行せしめる押圧部を有
し、該排紙治具の反対側であって前記載置台近傍かつガ
ラス板の移載方向側に位置し、ガラス板下面に負圧によ
り吸着中の合紙を下方より押圧して、合紙がガラス板下
面に吸着されたまま横行するのを阻止する可撓性のスト
ッパー部を設けたガラス板の移載装置を提供する。
【0005】
【作用】最上段のガラス板を吸着盤で吸着しヘッド部が
横行するとガラス板の下面と負圧により密着状態にある
合紙は、ガラス板と共に移動を始めるが、該ガラス板の
辺によって押し倒されたストッパー部は合紙の横行
する先端側を下から支持し、合紙がガラス板下面に吸着
されたままで横行するのを阻止する。一方排紙治具は負
圧切れにより下段のガラス板上に載置される合紙の後端
部分をスポンジあるいは刷毛状からなる押圧部にて押圧
横行せしめ、載置台上のガラス板上を強制的に移動せし
めた合紙はストッパー上部を通過して下方に落下し、ガ
ラス板は所定の位置に移載される
【0006】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は一部を切欠いた本考案の装置の全体
正面略図を示すものである。
【0007】平積み積層したガラス板1、1、・・は、
最上段の前記ガラス板1を常時一定な高さに維持する図
示されない制御機構を装着した上下動自在な例えばリフ
ト機構を備えた載置台2上に載置されている。該載置台
2の上方にはレール3を横設しその端部に着座する正逆
回転自在なモーター4により図示されないワイヤーを介
し、図示されない近接、あるいはリミットスイッチで所
定の位置間をレール3に沿って往復動する通常知られて
いるヘッド部5を設けた。該ヘッド部5の前面板5’に
はシリンダー6を装着し、そのロッド端に平板7を介し
て上下動自在な複数の吸着盤8、8、・・を設けた。
ッド部5の側部には前記レール3の延設方向に上下に並
列な取付杆9、9を固着し、該取付杆9、9の端部に排
紙治具10を垂設する。該排紙治具10の構成は前記取
付杆9、9端に固着する上下動自在なシリンダー11
ロッドの下端に例えばスポンジあるいは刷毛状からなる
押圧部12を設ける。必要であればシリンダー6を固着
するヘッド部5の前面板5’を旋回せしめるモーター1
5をヘッド部5の上面に配設し、レール3の所定の位置
で所定の角度に吸着盤8に吸着したガラス板1を旋回さ
せるようにしてもよい。
【0008】載置台2の側部位置で、レール3の延設方
向の一方、すなわち排紙治具10の反対側位置に当接部
14を配設する。該当接部14は、載置台2上の積層ガ
ラス板1の上方から2番目に位置する積層ガラス板1面
よりわずかに低い位置に上面を設定して配設固定する
該当接部14の上面には可撓性の多数本からなる細棒状
でガラス板1と共に横行する合紙16を下方より上方に
圧接支持するストッパー13を立設し、該ストッパー1
により落下した合紙16を回収収納するボックス17
を当接部14に隣接して配設する。
【0009】以下、本考案の作用を説明する。ヘッド部
5は、レール3端に着座するモーター4の回転によっ
て、載置台2上に平積み積層したガラス板1、1・・の
上方に横設する前記レール3に沿い取付杆9方向へ横行
し、該レール3に近接して設けた図示されない例えばリ
ミットスイッチにより積層するガラス板1上の所定の位
置に停止する。(図2(イ)) 平板7に固着した複数の
吸着盤8、8、・・はヘッド部5に装着したシリンダー
6の作動により降下し最上段のガラス板1に当接し吸
着する。該吸着盤8吸着作動後シリンダー6復動と共
にガラス板を吸着した状態で持ち上げるが、合紙も負圧
によりガラス板1の下面に吸着されている。(図2
(ロ))モーター4の復動と共にガラス板1を吸着した
状態でレール3に沿って取付杆9と反対方向に横行する
が、吸着したガラス板1と2番目のガラス板1との間で
挟持されていた合紙16、負圧により吸着盤8に吸着
中のガラス板1と共に横行する ガラス板1の横行によ
り、該ガラス板1の端辺でストッパー13が押し倒され
るようにし、押し倒され屈曲したストッパー13は、そ
の復元力により合紙16の横行する先端部下面を下方よ
り上方に押圧する。これにより負圧が解除され吸着盤
8に吸着されたガラス板1より分離した合紙16の横行
する先端部分はストッパー13に支えられ、後方部分は
2番目のガラス板1面上に落下し載置状態となる。(図
2(ハ)) 一方、ヘッド部5と共に横行する取付杆9に
設けた排紙治具10もシリンダー11の作動により降下
し、該シリンダー11の下端に設けたスポシジからなる
押圧部12により前記2番目のガラス板1上の合紙16
の後端を掃くように押圧しつつ横行すると、滑面状態に
ある前記2番目のガラス板1上の合紙16は押圧部12
に追動して横行し、合紙16の後端側を2番目のガラス
板1上より一掃すれば合紙16は該ストッパー13上を
通過し、かつ離散すると、当接部14に隣接して設けた
ボックス17に落下し収容される。(図2(ニ))
【0010】押圧部12による合紙16の押圧横行は2
番目に位置する次のガラス1にもわずかな横行力を伝
達するが、当接部14の高さを調節しておくことによ
り、該ガラス板1に仮に横行移動が発生しても載置台2
上のガラス板1群に近接して固定する当接部14に阻止
されて載置台2上に止まる。一方横行中の吸着盤8に吸
着支持されたガラス板1は所定の位置まで横行し所定の
位置に停止し、シリンダー6の作動によるロッドの降
下、すなわち吸着盤8の降下と共に吸着を解放すれば目
的地にガラス板1が移載される。ヘッド部5の横行中に
載置台2は、吸着移載したガラス板1と除去した合紙1
6とを足した厚み分だけ上昇し、次のガラス板1上面
と押圧部12との高さ関係を常に一定にしてヘッド部5
の横行復動を待機する。また、移載先の位置において必
要であれば例えばモーター4側のレール3の下部に直交
して配設する図示されない搬送装置に合わせて、ヘッド
部5の上方に設けたモーター15を作動させ所定の角度
まで旋回させれば前面板5’と共にシリンダー6も旋回
し、該シリンダー6の旋回に追従する平板7と共に吸着
盤8に支持されたガラス板1も旋回される
【0011】当接部14は硬質の樹脂等で成形したもの
であれば、ガラス板1の当接時において該板の端縁に欠
損を付与することがない。合紙16とガラス板1との密
着が負圧に代わり静電気による場合には、可撓性のスト
ッパー13に並列してイオン化したエアーを吹き付ける
静電気除去装置を配設すればよい。
【0012】
【考案の効果】本考案は、合紙と交互に平積みしたガラ
ス板を吸着盤で移載する装置に合紙を除去する簡易な排
紙治具を装着し、ガラス板を積層した載置台を挟んで、
該排紙治具の反対側かつガラス板の側縁に近接した位置
固定した当接部およびストッパーにより、ガラス板の
移載動作と同時に合紙の除去を行うようにしたために
のように専用の合紙除去装置を必要とせず、極めて簡
易な装置を提供でき、その効果は顕著である。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部を切欠いた本考案の装置の全体正面略図。
【図2】本考案の装置の動作を説明する概略図。
【符号の説明】
1・・・・ガラス板 2・・・・載置台3・・・・レール 5・・・・ヘッド部 8・・・・吸着盤 9・・・・取付杆 10・・・・排紙治具 12・・・・押圧部 13・・・・ストッパー 14・・・・当接部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65H 3/56 8712−3F B65H 3/56 D 310 310F 5/10 5/10 B

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一定の高さを保持する上昇自在な載置台の
    上方にレールに沿って横行自在なヘッド部を設け、該ヘ
    ッド部に装着する昇降自在な吸着盤で前記載置上に合
    紙と交互に積層されたガラス板を吸着移動せしめるガラ
    ス板の移載装置において、前記ヘッド部に固着し横行方
    向に延設する取付杆の先端に上下動自在な排紙治具を垂
    設し、該排紙治具は下段のガラス板上に載置される合紙
    の後端部分を押圧横行せしめる押圧部を有し、該排紙治
    具の反対側であって前記載置台近傍かつガラス板の移載
    方向側に位置し、ガラス板下面に負圧により吸着中の合
    紙を下方より押圧して、合紙がガラス板下面に吸着され
    たまま横行するのを阻止する可撓性のストッパー部を
    たことを特徴とするガラス板の移載装置。
JP2767092U 1992-04-27 1992-04-27 ガラス板の移載装置 Expired - Lifetime JP2563686Y2 (ja)

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JPH0585730U JPH0585730U (ja) 1993-11-19
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JP4692924B2 (ja) * 2005-06-21 2011-06-01 日本電気硝子株式会社 保護シート分離方法及び保護シート分離装置
CN111776836A (zh) * 2020-06-17 2020-10-16 苏州市星光精密机械有限公司 一种高效贴膜装置

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