JP2562329B2 - 食用分散物の製造方法 - Google Patents

食用分散物の製造方法

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JP2562329B2 JP62240556A JP24055687A JP2562329B2 JP 2562329 B2 JP2562329 B2 JP 2562329B2 JP 62240556 A JP62240556 A JP 62240556A JP 24055687 A JP24055687 A JP 24055687A JP 2562329 B2 JP2562329 B2 JP 2562329B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、二つ以上の別個の流れ(stream)を合流さ
せることによって、脂肪連続相と水性相を含有する食用
分散物を製造する方法に関する。かかる方法は文献中で
はいわゆるスプリット−ストリーム(split−stream)
方法と称される。
発明の背景 かかる分散物の典型例であるスプレッドは、これまで
一般には、脂肪相と水性相とを組合わせた後で、冷却と
結晶化と乳化を同時に行うことによって製造されてい
る。従って、様々な脂肪組成及び/又は脂肪含有量を有
する製品を製造するには、それぞれの製品に対して最適
化した方法が必要であり、それぞれの製品に対して個別
のタンク及びボーテータ(Votator)などの集成装置が
必要とされる。さらに、かかる集成装置及び充填ライン
の能力を製品の種類に合わせて至適化する必要もある。
スプレッドのような脂肪製品の製造に使われる従来方
法のもう一つの欠点は、一般に望まれるように製造ライ
ンにおける滞留時間を長くすると、必然的に充填能力が
減少し全体的効率が低下するということである。
従来の脂肪製品製造におけるもう一つの問題は、冷却
器中の強い動的結晶化によって起こり得る充填機停止の
場合に備えてかなり大規模な再処理設備を据えつけなけ
ればならないことである。
従来の製造方法がさらに欠点とするところはプラント
効率を確保するために良好で安定な品質が犠牲となり、
脂肪の結晶構造が不安定な(共結晶化した)ものが存す
ることになり貯蔵中や流通の際に製品の性質の変化が生
じやすいことである。
過去に提案されたスプリット−ストリーム法、例えば
欧州特許公開(EP−A)第0101 104号及び英国特許第1
327 511号中に記載された方法は余分な再処理作業を必
要とする欠点がある。欧州特許公開第101 104号中に記
載された方法はスプリット−ストリーム法に関するもの
で、脂肪相と人工クリームを別個に再循環し、処理した
成分をいっしょに混合することによって最終の乳濁液を
得る。特にその方法が二重構造、即ち油中水中油型(O/
W/O)分散体から成るスプレッドの製造に用いられる場
合には、欧州特許公開第0101 104号の方法は充填機械の
停止時の製品損失を減少させる利点を与える。
発明の内容 本明細書中に記載の新規な方法は上述した問題及び欠
点の総てを解決し、または少なくともそれらの好ましく
ない影響を最小にするように試みるものである。その
上、本発明は工程の適用範囲が広くなり、また処理量を
実質的に増加させる可能性をも増加させる。この新規な
手段には乳化工程と結晶化工程とを実質的に分離するこ
とを含む。
本発明は、脂肪連続相と水性相からなる食用スプレッ
ドの製造方法にして、以下の各工程:N20値が5%未
満の油相と水性相とを乳化して、水−油乳濁液からなる
第1画分を調製する工程、N20値が7%以上の脂肪か
らなる第2画分を上記第1画分とは別個に調製する工
程、第1画分の温度を35℃未満に調節し、かつ第2画
分の温度を第2画分のN値が10%以上となるような温度
に調節する工程、及び第1画分及び第2画分がそれぞ
れ上記温度に達した時点で第1画分と第2画分を混合す
る工程を含んでなる方法に関する。
本明細書を通して使われるN値はそのN値を決定しよ
うとする画分又は脂肪相が平衡に達するまで結晶化させ
た後に測定される。水−油乳濁液の脂肪相のN値は水相
の不存在下で測定する。このN値は、ジャーナル オブ
アメリカン オイル ケミスト ソサイティー(Jour
nal of American Oil Chemist's Society)、(197
4)、51、316にバン プト(Van Putte)等によって記
載されたNMR法によって測定したある温度における固形
脂(結晶化脂肪)の量を表わす。
本明細書中で用いる「水−油乳濁液」とは、油中水型
(W/O)乳濁液、水中油型(O/W)乳濁液、及びより複雑
な乳濁液、例えば油中水中油型(O/W/O)及び水中油中
水型(W/O/W)乳濁液を含むものとして用いられる。本
発明に従った方法においては好ましくは油中水型乳濁液
の形で水−油乳濁液を使用する。二つの別個の画分に対
する温度の上記限定は、混合する直前の各画分の温度に
対して適用される。
第1画分に含まれる油は、そのN20値(すなわち、20
℃で結晶化する固形脂の割合)が5%未満であることか
らも分かるように、最終スプレッド製品の通常の使用温
度範囲では液体であるので、スプレッド製品中の脂肪相
の液体油部分として寄与する(製品中の固形脂部分は第
2画分、さらには任意成分たる第3画分によって与えら
れる)。従って、第1画分は結晶化させる必要はなく、
一般に35℃未満の温度に調節すればよい。後述の通り、
この画分は冷却しなくてすむ場合もあるし、冷却を要す
る場合にも簡単な熱交換器を用いればよい(第1画分を
冷却する場合の下限温度は、後述するように、通常は0
℃である)。本発明に従って上記の二つの画分を別個に
処理すれば、第1画分の処理に要する冷却容量及び/又
は剪断力を比較的小さくすることができ、エネルギーを
節約することができる。従って、第1画分の処理には比
較的簡単な熱交換器及び/又は攪拌装置を利用すれば充
分である。例えば、第1画分は静止熱交換器や加熱コイ
ルのような簡単な熱交換器を一つ以上用いて冷却すれば
よく、ボーテータのような冷却容量の大きな装置を用い
る必要がない。本明細書で使用する用語「静止」とは、
そこを通過する組成物のいくらかを混合させるように構
成されているけれども、そこを通過する組成物をたたく
可動部分が全くない装置である「静止ミキサー」におい
て使用するものとおよそ同じ意味である。第1画分を完
全に混合するためには、例えば冷却していないボーテー
タ、ペツルド(Petzold)ミキサーまたは静止ミキサー
を使うこともできるが、簡単な攪拌装置の使用で充分で
ある。本発明の方法の好ましい実施態様としては、第1
画分は冷却しなくてもよいし、静止熱交換器又は低剪断
力の熱交換器を用いて冷却してもよいが、好ましくは単
に静止熱交換器を用いて冷却する。本発明の方法におい
ては好ましくは静止熱交換器が使用され、これは冷却コ
イル又は冷却ジャケットを備えた本来管状の形をしたも
ので、その管状熱交換器を通って冷却すべき組成物を供
給することができる。
実施に際しては、製品全体の約40乃至90重量%、一般
には50乃至90重量%は、例えばボーテータのような非静
止熱交換器中で結晶化脂肪と一緒に効果的に冷却及び混
合する必要はない。製品中でずっと液体であり続ける部
分、即ち第1画分は従って別個に加工することができ、
そして後の段階において結晶化脂肪部分と配合させるこ
とができる。
好ましくは本発明に従った方法は18乃至95重量%、よ
り好ましくは38乃至90重量%の脂肪を含むスプレッドの
製造に使うことができる。その上、本発明の方法では、
約5乃至70重量%、好ましくは10乃至62重量%の水が最
終製品中に配合される。
第1画分のN20は好ましくは2%未満であり、そして
第2画分のN20は好ましくは10%以上である。第1画分
のN20値(%単位)と第2画分のN20値(%単位)との差
は、好ましくは少なくとも5以上であり、さらに好まし
くは7以上である。
さらに、本発明の方法においては第1画分として使用
する水−油乳濁液は好ましくは5℃と20℃の間の温度に
冷却する。
本明細書中では、特にことわらない限り「脂肪」とは
食用物質を意味し、これは室温において固体又は液体で
あり、本質的に、例えば大豆油、ひまわり油、パーム
油、ココナッツ油、魚油、ラード及び獣脂のようなトリ
グリセリドから成り、それらの油は部分的にまたは完全
に水素添加されたものでも他の方法で変性されたもので
もよく、又はトリグリセリドに類似した物理的性質を有
する無毒性物質、例えばジョジョバ油及び水添したジョ
ジョバ油などのワックス類、及びスクロース−オクタ脂
肪酸エステルなどの単糖類及び二糖類のポリ脂肪酸エス
テル、又はそれらの混合物などの消化しにくい物質を含
む。本願中では用語「脂肪」と「油」は相互交換的に使
用される。
なお別の好ましい具体化において第2画分は「平らな
Nライン」(温度に対して結んだN値の線の傾きが緩や
かである)、即ちN10が10乃至5%、N20が6乃至30%、
及びN10/N30比が5.5未満、好ましくは3.5未満である脂
肪又は脂肪配合物から成る。第2画分のN10及びN20値の
下限は、最終製品が室温において十分な安定性を保って
いなければならない(すなわち、製品に十分な固さを与
えるだけの固形脂が存在していなければならない)とい
う必要性によって決定される。一方、第2画分のN10及
びN20値の上限は、結晶化処理温度においても製品がポ
ンプ輸送できるものでなければならないという必要性に
よって決定される(すなわち、ポンプ輸送ができなくな
るほどの多量の固形脂肪を含んでいてはならない)。
本発明の方法によって得ることができる主な利点は以
下の通りである: それぞれ別個に冷却した液体乳濁液(第1画分)と結
晶化脂肪(第2画分)とを混合すれば安定な製品を作る
ことができるので、例えばボーテータ(Aユニット)の
ような外部冷却及び高剪断速度を有する高価な装置を使
用しなくてすむ。例えばボーテータより廉価な熱交換器
で液体相を効率よく冷却することができる。さらに、多
量の結晶化脂肪が存在しないので、高剪断混合装置を必
要とせずに液体相を完全に混合することができる。第1
画分は再処理の必要がないので充填ラインが停止した場
合でも再処理の量は最小限になる。ボーテータ中の結晶
化脂肪の妥当な滞留時間は生成速度の減少とは結びつか
ないので製造量は著しく、即ち約80乃至100%増加す
る。滞留時間を長くすることができるため、脂肪相が平
衡に(近く)まで結晶化した脂肪製品を得ることが可能
であり、そのためこれらの製品の性質は貯蔵しても実質
的に変化することがない。さらにこのようにして一定品
質の製品を製造することが可能である。
製品の製造において使用する装置の一部しか水と接触
しないので細菌汚染の問題が減少し、さらに洗浄の必要
性も減少する。全製品容積の僅かに一部分だけが、例え
ばボーテータのような高剪断熱交換器を通過すればよい
ので、必要となる熱交換器は少なくてすみ、そして残り
のボーテータはより効果的に使われる。その上、類似の
従来方法におけるものよりも少ないエネルギー量でよ
い。
現在の方法を最適化することによって結晶化した高融
点脂肪の性質をより良く調節することが可能になり、そ
れによって硬化させた及び/又はエステル交換をした脂
肪画分の所要量が減少する。本発明に従った方法を使用
すれば、特に一つ以上の製品を製造する場合、同一シス
テム及び同一画分を用いて、混合比を調節するだけで一
つ以上の製品を製造することができるので、製造システ
ムの融通性は著しく増加する。
さらに好ましい態様においては第1画分、及び第2画
分に加えて、「急傾斜のNライン」を有する(温度に対
して結んだN値の線の傾きが急である)脂肪を含む第3
画分がそれらと共に混合される。
マーガリン用の脂肪配合物について考察すると、かか
る脂肪配合物は一般に10℃においてそれぞれ以下の物理
的性状を示す三つの「部分的配合物」で構成されている
と考えることができる。
第1部分:50〜85重量%の(永続)液体相 第2部分:5〜35重量%の(永続及び定常)固体相。
第3部分:0〜30重量%の(可変)固体相。
ここで、用語「永続」は、最終製品の通常の使用温度
範囲(即ち、約10〜30℃の温度範囲)において、その画
分がほぼ一定の固体脂含有量を示すことを意味する。対
照的に、用語「可変」は約10〜30℃の温度範囲におい
て、その画分の固体脂含有量が温度変化に伴ってかなり
変化することを意味する。用語「定常」は脂肪がほぼ完
全に結晶化して平衡状態にあるいることを意味する。
原則として、もしもこれらの相が純粋の形で利用でき
るときは、第1部分はボーテータ以外のもので別個に処
理し、第2部分は平衡状態まで結晶化し、そして場合に
よってはこれらの二相を動的冷却及び結晶化を必要とす
る第3部分と混合して最終組成を得る。「平衡まで結晶
化する」とは、ほとんどの脂肪結晶がその最終結晶形を
成していて、貯蔵してもより安定な結晶形には転化され
ないことを意味する。
第1画分を構成する第1部分(油相)と水相(普通は
製品の10%〜65%を構成する)は共に通例のスプレッド
加工で用いられる温度で液体であるから、これらの相は
ボーテータのような複雑な熱交換器を用いて冷却する必
要はない。第1部分と水相は混合されて第1画分となる
が、これらの第1部分と水相はポンプで製造ラインへと
移す前にそれぞれの貯蔵容器内で冷却してもよいし、或
いはこれらを混合して第1画分とした後、他の画分と混
合する前に、製造ライン中の簡単な熱交換器を用いて
(すなわち、ボーテータを用いずに)冷却してもよい。
第2画分は結晶化を開始するために効率的に冷却しな
ければならず、かつほとんど完全に平衡結晶化させるた
めに充分な滞留時間を必要とする。この型の脂肪は好ま
しくは典型的な「平らなNライン」を有し、かつ約20℃
以下において既に極めて高度に結晶化している。しか
し、この脂肪相の組成はそれが最終的なN35値に対して
寄与するためにもちろん制御されるべきであり、N35値
は好ましくは0乃至5重量%であり、さらに詳細にはそ
の上限は3重量%である。
第3画分は典型的「急傾斜Nライン」を有する脂肪と
して、最終製品の性質をさらに調節するため、かつ製品
を他の製品から区別するために配合することができる。
この脂肪画分はとりわけ充填時の製品の粘度を調節する
ために、効率のよいAユニット型の冷却器を必要とす
る。第3画分を配合しなくても良品質の製品を得ること
ができる。そのような製品の例は多量のポリ不飽和脂肪
酸残基を「平らなNライン」を有する硬化原料と組み合
わせて含むいわゆる健康マーガリン、及び調理用マーガ
リンで、水と永続液状油から成る液体画分を「平らなN
ライン」及び35℃より高い融点を有する脂肪画分と混合
することによって製造することができる。
水相の調製はおおむね従来の調製と同一であるが、水
相を一種類以上の製品に適するものとし、その後さらに
個々の製品に特有の成分を添加することが望ましい。
第1画分中に存在する液状油は好ましくは約5乃至20
℃に冷却し、そして総ての成分(脂肪に可溶の)を添加
することができる。例えばモノグリセリド及びレシチン
などの、用いられる乳化剤はこのように比較的高濃度水
準で常に存在させて乳濁液界面におけるこれらの界面活
性物質のより容易な吸着を可能にする。その結果、低温
度における高い乳濁液安定性が得られる。
さらに塩、練乳、蛋白質、砂糖、酸度調節剤及び、も
しも必要であれば、保存剤及び香味料などの通常の可溶
成分を冷乳濁液相に加えることができる。
第1画分の水相と液状油相は、水相と液状油相をそれ
ぞれ約1:0.2〜1:4の比率(好ましくは1:0.75〜1:1.5の
比率)で混合して、約0〜35℃の温度(好ましくは0〜
30℃の温度)で乳化して、予め安定な水−油乳濁液とし
ておく。この乳化処理には、通常用いられている効率の
よい乳化装置、例えば慣用の攪拌装置などを用いること
ができる。最終製品にみられる水滴の分散は、この乳化
処理段階において既にほとんど達成されているのが好ま
しい。こうして、第2画分(及び場合によっては第3画
分)の粘度は最終製品中の水滴の分散に実質的な影響を
与えなくなる。このようにして、一定の品質(水滴の分
散性)をもつ製品を得ることができる。凝集を防ぐため
に固形物含量の高い脂肪の少量を添加することによって
第1画分の粘度を僅かに増加させることが時々望まれ
る。
乳濁液相は充填ラインの運転中、好ましくは内部ルー
プ(loop)中に保たれ、乳濁液はそこから最終の混合容
器中に供給される。細菌による汚染を防ぐために低温殺
菌設備を乳濁ループ内に又は他の脂肪相との最終混合の
前段階に設置する。かかる低温殺菌を必要とするのは最
終製品の一部分だけである。
第1画分で使用するのに好適な第1部分の液状油の実
例は、なたね油、大豆油、綿実油、ひまわり油、落下生
油、及びそれらの混合物である。
第2画分は好ましくはN10が70%以上、N30が30%以上
である脂肪から成る。第2画分をポンプで扱えるように
いくらかの液状油を第2画分に配合することが望まし
い。第2画分に対する好適な脂肪は約42℃の融点に硬化
させたパーム油、大豆油、なたね油又は綿実油などの硬
化油、又はトランス含量が25%より高くなるように硬化
したパームオレインである。例えばパームステアリンの
ような高融点ステアリン留分又は高融点飽和脂肪酸を充
分高含量で含む共ランダム化(corandomized)混合物な
どの異なる硬化脂肪又は水添留分のランダム化混合物も
また適している。バターステアリンは本発明に従った方
法において適用して成功したステアリン留分の一例であ
る。
完全な第2画分は好ましくは温かい貯蔵タンクから供
給して、Aユニットを通して結晶化を開始させ、続いて
Cユニット型の十分大きな晶出器を通して結晶化を完遂
する。このような装置の構成は、内部ループ(又は単に
Cユニットループ)として使用することもでき、このよ
うなループから、充填工程の進行具合にそって適当な割
合でミキサーに送る。ただし、ループ内での滞留時間が
(長期の故障期間中にみられるように)長くなりすぎる
と、結晶が許容できない程成長してしまうため、ループ
内に加温設備が必要とされる場合がある。
好ましくは平衡近くまで結晶化した第2画分は結晶塊
の主要要素を構成して製品を安定化するとともにスプレ
ッドが通常使用される総ての温度において十分にその形
態を保持させる。
上に示したように第3画分を最終配合物に別個に混合
して固形物含量曲線を調節し、そしてそれによって最終
製品の溶融挙動を調製し、そしてまた充填時の製品の粘
度に影響を与えて混合及び充填後に製品を急速に安定化
させることが好ましい。
第3画分は好ましくは「急傾斜Nライン」を有する脂
肪で構成され、特に詳細にはその脂肪はN10/N30の比率
が5.5よりも高く、好ましくは8よりも高い。この特性
を有する好適な脂肪は当業者によく知られている。それ
らの例としては高トランス含量に有利な条件下で約36℃
の融点となるまで硬化させた、なたね油、ひまわり油、
及び綿実油、32℃の融点となるまで硬化させたひまわり
油、好ましくは約20%のトランス含量を有するパームオ
レイン及び硬化パームオレインである。適当な共ランダ
ム化脂肪混合物を使うことも可能である。もちろん「急
傾斜Nライン」を有する脂肪を得るために二つ以上の脂
肪の混合物を使うこともできる。
第2及び第3画分は共に最終製品の例えば5乃至25℃
の固形物含量に寄与する。しかし第3画分は最終製品の
特性を調製するために使われるので第2画分よりも明ら
かに傾きの大きい「急傾斜Nライン」を有する第3画分
を使うことが好ましい。従って好ましくは第3画分のN1
0:N30比は第2画分のN10:N30比の2倍、より好ましくは
3倍である。
好ましくは加温して液体とした第3画分は一つ又は一
連のAユニットを通って最終ミキサーに供給され、「後
硬化」度に影響を与えるこの工程の程度を調節して予め
決定した「後硬化」度を最終のC値に導く。脂肪第3画
分は冷却条件下において急速に結晶化するので、滞留時
間を長くしたりCユニットを適用したりせずに、該画分
を最終ミキサーに直接投与することが好ましい。停止中
はこの脂肪第3画分は脂肪を溶融するために熱交換器を
通して再循環することが必要である。
製造ラインを連続的に運転するために個々の画分が、
所定割合で比較的小容量の混合装置に投与され、そして
もちろん充填機械はいくらかの滞留時間を有するけれど
も、余分の滞留時間を要せずに充填機械中に供給され
る。充填温度は好ましくは20℃よりも低く、そして希望
する製品の性質に応じて10乃至15℃ほどに低くてもよ
い。最終配合物の温度は適切に充填できるものでなくて
はならない。混合装置は温度をあまり強く高めずに全画
分の均質混合物を生じるものであればどんなものでもよ
い。かなり低い剪断割合で均質混合物を得ることが可能
である。そのような低剪断速度は例えば静止ミキサー及
びキャビティー・トランスファー(cavity transfer)
ミキサーのような混合装置の使用によって得ることがで
きる。
本発明の方法の潜在的に有する適応性を充分に利用す
るために液状油を混合装置中に、即ち乳化した相を経由
せずに、直接投与することが有利であろう。かかる可変
性は最終製品中のポリ不飽和脂肪酸の量を調製するため
に有用である。
製品の最終硬度は充填後、そして固体である第3画分
の結晶化後に得られる。第3画分の型及び組成は従って
例えば5℃及び20℃における製品の硬度に関する最終的
な必要性によって決まる。
バターに似たマーガリン、または混合物の製造におい
ては、バター脂肪又はそのオレイン留分を第3画分に含
めることが好ましい。
種々の画分の相対的割合は得られる乳濁物の性質を決
定する。一般に画分の量の範囲は(最終製品について計
算して)次の通りである: 第1画分:17.5乃至90重量% 第2画分:5乃至82.5重量% 第3画分:0乃至72.5重量% 本発明の方法の利点は液状油及び水などの液体成分を
比較的多量に含む脂肪製品において特に評価される。従
って最も好ましい実施態様において第1画分は最終製品
の25%以上、特に50重量%以上含まれる。
ほとんどの脂肪製品において良品質の製品を得るため
に必要な第2画分の量は5乃至60重量%の範囲である。
しかし、好ましくは、特に急傾斜カーブを有する第3画
分を添加混合する場合、その配合割合は最終製品の15乃
至30重量%の間である。
第1図の流れ図に示したように容器(1,2,3及び4)
が与えられ、水相(1)及び油中水型乳濁液の液状脂肪
(2)、場合によっては脂肪第3画分(3)、及び脂肪
第2画分(4)を含む。水相(1)及び液体相(2)は
乳化装置(5)中で乳化される。安定な乳濁液を保つた
めに再循環経路(6)が用意される。
脂肪第2画分(4)をサーフェイス・スクレープト
(Surface Scraped)型の熱交換器(7)(ボーテータ
またはAユニット)に供給する。Aユニットを通った
後、脂肪相は結晶器(8)、部分的又は完全再循環経路
(9)及び(10)によってさらに処理される。任意に加
える脂肪第3画分(3)は同様に再循環(12)させてボ
ーテータ(11)中で冷却する。
種々の工程の流れが混合容器(13)中で所要の比率で
混合されそして充填機械(14)中で充填される。場合に
よっては出発材料を保有する同じ容器に第2の混合及び
充填ライン(13a),(14a)を接続させることもある。
この第2の混合及び充填ラインは同じ出発材料を使用
し、異なる割合で画分を混合して明らかに異なる特性を
有する別の製品を製造することができる。
下記の実施例によって本発明をさらに説明する。
実施例1 下記の組成(最終製品全体の重量を基準にした重量部
で表す)及び性質を有する三つの個別画分からマーガリ
ンを製造した。
画分1: −20重量部の水性相(マーガリン用の通常の水溶性成分
を含む) −16重量部の大豆油、 この画分の脂肪相のN20値は0%であった(即ち、20
℃で完全に液体であった)。
画分2: −8重量部の42℃が融点となるまで硬化させたパーム
油、 −8重量部のパーム油、 −8重量部の大豆油、 この画分のN10値は35%、N30値は10%であった。従っ
て画分のN10:N30比は3.5であった。
画分3: −16重量部の融点が36℃となるまで硬化させ、60%のト
ランス−不飽和脂肪酸残基を含む大豆油、 −4重量部のパーム油、 −12重量部のパーム核油、 −8重量部の大豆油、 この画分のN10値は40%であり、N30値は4%であっ
た。これら三つの画分を上述の図1に示す手順で別個に
処理してマーガリンを製造した。画分1の水性相と脂肪
相をそれぞれ容器1及び容器2から乳化装置5に導入し
て、乳化装置5の中で乳化した。画分2の脂肪混合物は
容器4から熱交換器7に送入した後、晶出器8に送入し
た。画分3の脂肪混合物は、容器3からボーテータ11に
送入して処理した。このようにして別個に処理した三つ
の画分を充填装置14で充填する前に、混合容器13で画分
1:画分2:画分3に対して36:24:40の割合で混合した。こ
のようにして、従来法よりも冷却容量の小さい装置を使
用しても、優れた品質のマーガリンが製造できた。
実施例2 下記の組成(最終製品全体の重量を基準にした重量部
で表す)を有する三つの画分から実施例1中に記載した
方法によってマーガリンを製造した。
画分1: −20重量部の水性相(マーガリン用の通常の水溶性成分
を含む) −10.4重量部の大豆油、 この画分の脂肪相のN20値は0%であった(即ち、20℃
で完全に液体であった)。
画分2: −32重量部のパーム油(40重量%)と硬化パーム油(30
重量%)とココナッツ油(30重量%)の共ランダム化混
合物、 −9.6重量部の大豆油 この画分のN10値は41%、N30値は8%であった。
画分3: −20重量部の融点が36℃となるまで硬化させた(トラン
ス含量60%)大豆油 −8重量部の大豆油 この画分のN10値は45%であり、N30値は4%であっ
た。画分1、2、及び3は実施例1と同様の手順で別々
に加工し、そしてそれぞれの割合は30.4:41.6:28で混合
した。
実施例3 下記の組成(最終製品全体の重量を基準にした重量%
で表す)を有する二つの別個の画分からマーガリンを製
造した。
画分1: −大豆油(44重量%) −水(20重量%)、通常の水溶性成分を含む。
この画分の脂肪相のN20値は0%であった(即ち、20
℃で完全に液体であった)。
画分2: −融点が36℃となるまで水添した大豆油(32重量%)、 −融点が44℃となるまで水添したパーム油(4重量%) 画分1は冷却コイルによって1℃まで冷却した。
画分2はキャビティー・トランスファー ミキサーに
よって画分1と混合する前にAユニット(900rpm)及び
Cユニット(150rpm)に通して加工した。Aユニットに
通した後の画分2の温度は19℃であった。Cユニットを
通過させた後で混合する前の画分2の温度は23℃で、固
形物含量は18%であった。製品は生産速度8Kg/時で得、
固形物含量は10%、及び温度は19℃であった。得られた
製品は粉っぽいとかざらざらしたようなテキスチャーの
欠陥はなく貯蔵しても何等の水分の放出もなかった。C5
値(5℃における硬度,Journal of American Oil Chemi
st's Society(1959)36,345記載の方法で測定)は1500
であった。
流れ作業の処理量を4Kg/時にして上記の操作を繰り返
した。また画分2の温度はAユニットに通した後は22.5
℃であり、Cユニットに通した後で混合前の画分2の温
度は28℃(固形物含量12%)であった。得られた製品の
温度は19℃、固形物含量は9.2%及びC5値は1200であっ
た。この場合も、得られた製品は極めて良好な性質を示
した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を実施するための設備の基本的構
成を示し、実施例で説明したような各種の変形について
は図示していない。なお、図面中に記入された数字はそ
れぞれ下記のものを表わす。 1,2,3,4……容器 5……乳化装置 6……再循環経路 7……熱交換器 8……結晶器 9,10,12……再循環経路 11……ボーテータ 13,13a……混合容器 14,14a……充填機械

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】脂肪連続相と水性相からなる食用スプレッ
    ドの製造方法にして、以下の工程: N20値が5%未満の油と最終スプレッドの水性相に対
    応する水性相とを乳化して、水−油乳濁液からなる第1
    画分を調製する工程、 第1画分とは別個に、N20値が7%以上の脂肪からな
    る第2画分を調製し、当該第2画分を冷却して当該第2
    画分に含まれる脂肪の10%以上を結晶化させる工程、及
    び 第1画分と第2画分を混合する工程 を含んでなる方法。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項記載の方法におい
    て、第1画分のN20値(%)と第2画分のN20値(%)と
    の差が5%以上であることを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第1項記載の方法におい
    て、第2画分が、10〜45%のN10値、7〜30%のN20値及
    び5.5未満のN10/N30比を有することを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第1項記載の方法におい
    て、17.5〜90重量%の第1画分を10〜82.5重量%の第2
    画分と混合することを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】特許請求の範囲第1項記載の方法におい
    て、第1画分と第2画分の混合工程において、N10/N30
    比が5.5以上の脂肪からなる第3画分を添加することを
    特徴とする方法。
  6. 【請求項6】特許請求の範囲第5項記載の方法におい
    て、第3画分のN10/N30比が第2画分のN10/N30比の2倍
    以上であることを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】特許請求の範囲第6項記載の方法におい
    て、最終生成物の重量を基準として5〜72.5重量%の第
    3画分を第1画分及び第2画分に添加することを特徴と
    する方法。
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