JPS63102636A - 食用分散物の製造方法 - Google Patents

食用分散物の製造方法

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JPS63102636A
JPS63102636A JP62240556A JP24055687A JPS63102636A JP S63102636 A JPS63102636 A JP S63102636A JP 62240556 A JP62240556 A JP 62240556A JP 24055687 A JP24055687 A JP 24055687A JP S63102636 A JPS63102636 A JP S63102636A
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fat
oil
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    • A23D7/02Edible oil or fat compositions containing an aqueous phase, e.g. margarines characterised by the production or working-up
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    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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  • Fats And Perfumes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は2以上の別個の流れの組み合せよりなる製法に
より調製される連続した脂肪相と水相を含有する食用分
散物の製造に向けられる。そのような方法は文献中では
いわゆるスプリット−ストリーム(sDI 1t−st
rea讃)方法と称される。
発明の背景 そのような分散物の典型的例としてのスプレッド(sp
reads )は、今日に至るまで一般に混合した脂肪
相J3よび水性相の同時冷却、結晶化および乳化によっ
て製造される。異なる脂肪組成および/または脂肪自重
を有する各生成物に対する製造方法は、従って、個別に
最適化され、そして各生成物に対しては個別のタンクお
よび、例えば、ボーテータ(Votator )集成体
が必要である。さらにこれらの集成体ならびに包装ライ
ンの容量は製品の種類に合わせ適合させなければならな
い。
スプレッドのような脂肪製品の製造に使われる従来方法
のいま一つの欠点は、一般に望まれるように、製造ライ
ンにおけるより^い滞留時間でありこれは必然的に包装
能力の減少および低い全体的効率を招くということであ
る。
従来の脂肪製品yJ造におけるもう一つの問題は、冷却
器中の強い動的結晶化のために包装機停止の場合に備え
て据えつけられる著しく大きな再生設備を必要とするこ
とである。
従来の製造方法のさらに欠点とするところは一般に忍従
されているプラント効率と良好で安定な品質との妥協の
産物として不安定な(共結品化した)脂肪の結晶構造物
の存在のために貯蔵中や流通中に製品の性質の変化が生
じやづいことである。
過去に提案されたスプリット−ストリーム法、例えば欧
州特許出願A (EP−A)第0101104号および
英国特許出願−A第13275)1号中に記載される方
法はそれらが余分な最の再生作業を必要とザる欠点があ
る。EP−A第10.1 104号中に記載される方法
はスプリット−ストリーム法に関するもので、そこでは
分離脂肪相と分離人工クリームは共に再循環され、そし
て加工した成分をいっしょに混合することにより最終の
乳濁液を得る。特にその方法が二重構造、即ちO/W1
0分散体から成るスプレッドの製造に用いられる場合に
は、E、P−AOlol  104の方法は包装機械の
停止時の製品損失を減少させる利点を与える。
発明の内容 本願中に記載する新規の方法は上に2述した問題および
欠点の総てを解決し、または少なくともそれらの負の影
響を最小にするように試みるものである。その上、本発
明は生産団の調整により柔軟性を高め、また産生量を実
質的に増加させる可p性をも増加させる。この現在の新
規の接近は乳化および結晶化工程の実質的分離を含む。
従って本発明は連続的脂肪相と水性相を含む食用分散物
の製造方法に関するもので、該方法は別個にrA製した
水−および−油乳濁液で構成されその脂肪相が5よりも
低いN20を有する脂肪で構成されその脂肪相が35℃
よりも低い温度を有する第1画分を、少なくとも7%の
N20を有する第2画分と混合することを含み、その第
2画分は該画分のN値が少なくとも10%、好ましくは
少なくとも15%になる温度を有する。
本明細書を通して使われるN−値はそのN−値が決定さ
れた画分または脂肪相が平衡に達するまで結晶化させた
後に測定される。水−および−油乳濁液の脂肪相のN−
値は水相の不存在下で測定する。このN−値はジャーナ
ル オブ アメリカン オイル ケミスト ソサイテイ
−(Journalof American Oil 
Chemist’s 5ociety ) 、5)(1
974)、316中にパン プツト(Vanputte
 ) ’5によって記載されたN M R−法によって
測定した固形物の担(結晶化された)を表わす。
本明細書中で用いる[水−および−油乳濁液」とは、油
中の水(Wlo)乳濁液、O/W乳濁液、およびより複
雑な乳濁液例えばO/W10およびW10/W乳濁液を
含むものとして用いられる。
本発明に従った方法においては好ましくは油−中−水乳
濁液の形で水−および−油乳濁液を使用する。2つの別
個の画分に対して上記に与えられる温度−限界は混合す
る直前の該画分の温度に対して適用される。
上記の2画分を個別に加工することによって、画分1が
比較的少ない冷却器はおよび/または剪断応力を要する
ので、エネルギーを節約することができる。従って画分
1の加工に対しては比較的簡単な熱交換器および/また
は攪拌手段の使用で充分である。例えば、画分1は静止
熱交換器、または加熱コイルのような1つまたは1つ1
ス上の府中な熱交換器によって冷却できるのでボーテー
タ冷却容啼は省くことができる。本明細書で使用する用
語「静止の」とはおよそ「静止ミキサー」において使用
するものと同じ意味である、即ち、該装置はそこを通過
する組成物のいくらかの混合を起こさせるように構成さ
れているけれども、そこを通過する組成物をたたく可a
部分が全くない装置て・ある。画分1を完全に混合する
ためには、例えば冷却していないボーテータ、ペッツオ
ルト(Petzol+1 )ミキサーまたは静止ミキサ
ーを使うこともできるが、簡単な攪拌装置の使用で充分
である。本発明の方法の好ましい実施態様としては、画
分1は冷却しないかまたは静止熱交換器または低−剪断
力熱交換器の手段によって冷N1シ、好ましくは画分は
単に静止熱交換器の手段によって冷却される。本発明の
方法においては好ましくは静止熱交換器が使用され、こ
れは本質的に管状形態を有し、冷却コイルまたは冷却ジ
ャケットが与えられ、その管状熱交1!に器を通って冷
却すべき組成物を供給することができる。
実施に際しては、全生成物の約40−90重M%、そし
て一般に50−90Φ昂%は例えばボーテータのような
非静止熱交換器中で結晶化脂肪と共に効果的冷却および
混合を必要とはしない。恒久的流体部分、即ち生成物の
画分1は従って別個に加工することができ、そして後の
段階において結晶化脂肪部分と結合させることができる
好ましくは本発明に従った方法は脂肪のm聞の18−9
5、より好ましくは38−90%を含むスプレッドの製
造に使うことができる。その上、本発明の方法では、約
5〜70重υ%、好ましくは1O−62T[%の水が最
終製品中に配合される。
第一画分のN20は好ましくは2以下であり、そして第
2画分のN20は好ましくは少なくとも10である。さ
らにより好ましくは第1と第2画分間のN20の差が少
なくとも5、特に少なくとも7%である方法である。
さらに、本発明の方法においては第1画分として使用す
る水−および−油乳濁液は好ましくは5と20℃の間の
温に冷却される。
本明細書中では特にことわらない限り「脂肪」とは食用
物質を意味し、これは環境温度において固体または液体
であり、本質的に、例えば大豆油、ひまわり油、パーム
油、ココナツ油、魚油、ラードおよび牛脂のようなトリ
グリセリドから成り、それらの油は部分的にまたは完全
に水素添加されまたはそうでなく変性され、またはトリ
グリセリドに類似した物理的性質を有する無毒性物質を
含み、この材料は例えばワックス類、例えばジョジョバ
油および水添したジョジョバ油、およびモノ−およびジ
−サツカライドのポリ脂肪酸エステル、例えばシュクロ
ース オクタ脂肪酸エステル、またはそれらの混合物の
ように消化しにくいものである。本願中では用語「脂肪
および油」は相互交換的に使用される。
なお別の好ましい具体化において第2留分は「フラット
(flat) J N−ライン、即ち10と45%の間
のNl016と30%との闇のN20、および5.5よ
りも小さく好ましくは3.5よりも小さいNIO/N3
0比率を有する脂肪または脂肪配合物から成る。相2の
N10およびN20値の下方限度は最終生成物が環ii
!温度において充分な安定性を保つべきだという要求に
よって決定されるのに対してその上方限度は生成物が結
晶化温度においてポンプで汲み上げられねばならないと
いう必要性によって決定される。
本発明の方法によって得ることができる主な利点は次の
通りである: 別個に冷却した液体乳濁液を結晶化した脂肪成分と結合
させることによって安定生成物をつくることができ、そ
れによって、例えばボーテータ(A一単位)のような外
部からの冷却およびB¥J断割合を有する高価な装置の
使用を除去する。例えばボーテータより廉価な熱交換器
を液体相を効率よく冷却するために使うことができる。
さらに、多聞の結晶化した脂肪が存在しないために、高
剪断混合装置を必要とせずに液体相の完全な混合を得る
ことができる。画分1は再処理の必要がないので包装ラ
インの停止の場合の再処理の吊は最小限になる。ボーデ
ータ中の結晶化脂肪の妥当な滞留時間は生成速度の対応
する減少とは結びつかないので製造量は著しく、例えば
約80−100%まで増加する。高い滞留時間を達成で
きるという事実のため、その脂肪相が平衡に(近く)ま
で結晶化した脂肪製品を得ることが可能であり、そのた
めこれらの製品の性質は貯蔵に際して実質的に変化する
ことがない。さらにこのようにして一定品質の製品を製
造することが可能である。製品の製造において使用する
装置の1部分だけが、これもまた正常化要求を減少させ
る水と接触づるようになるので細菌学上の問題も減少す
る。全製品容積の僅かに1部分だけが、例えばポーテー
タのような高剪断力熱交換器の通過を要するので、これ
らの熱交換器のより少ない量を必要とし、そして残りの
ボーテータはより効果的に使われる。その上、類似の慣
用方法におけるものよりも少ないエネルギー墳である。
現在の方法を最適化することによって結晶化した高融点
脂肪の性質をより良く調節することが可能になり、それ
によって硬化させたおよび/または必要とするエステル
交換をした脂肪留分の聞を減少させる。本発明に従った
方法を使用すれば、製造システムの融通性は箸しく増加
し、特にもしも1つ以上の製品を製造する場合、同一シ
ステムの手段によって、同一画分を使用して、混合割合
の調節によって1つ以上の製品を製造することができる
さらに好ましい態様において画分1、および画分2に加
えて、第3画分がそれらと共に混合され、該第3画分は
急傾斜のN−ラインを有する脂肪を含む。
マーガリン脂肪配合物は一般に3つの異なった「部分的
配合物」から成ると思われる(10℃において): 第1部分、50−85重開気(永続)液体相。
第2部分、5−35ff!1%(永続および一定)囚体
相。
第3部、0−30重量%〈可変)囚体相。
ここで使われる用語「永続Jは製品が通常の使用中にさ
らされる完全な温度範囲、即ち約10から30℃までの
温度範囲に亘って画分が実際上一定の固体含量を有する
ことを表わす。
これと対照的に用語「可変」は約10−30℃の範囲内
で画分が温度変化と共に著しく変化する固体含量を有す
ることを表わす。用語「一定」は脂肪がほとんど完全に
結晶化して平衡に達することを表わす。
原11Jとして、もしもこれらの相が純粋の形で利用で
きるときは、第1部分はボーテータの外で別個に処理し
、第2部分は平衡状態まで結晶化し、そして場合によっ
てはこれらの2相を第3rA分と結合させ、これらは最
終組成まで動的冷却および結晶化を必要とする。平衡ま
で結晶化とは、はとんどの脂肪結晶がその最終結晶形を
達成しそして貯蔵に際してはより安定な結晶形にまで転
化されないことを意味する。
第1部分および水相(普通は製品の10%から65%ま
でを構成する)は双方ともスプレッド加工において普通
適用される温度においては液体であるから、ボーテータ
のような複雑な熱交換器の手段によってこれらの相を冷
却する必要はない。
第1部分および水相は、画分1中で結合され、製造ライ
ン中にポンプで汲み上げる前に容器中で冷却してもよく
、または該画分は他の画分と混合する前に簡単な熱交e
!器(即ちポーテータを用いず)の手段によって冷却す
ることができる。
画分2は結晶化を開始するためには有効な冷却およびほ
とんど完全な平衡結晶化に到達するための充分な滞留時
間を必要とする。この型の脂肪は好ましくは典型的[フ
ラットJN−ラインを有し、そして約20℃およびそれ
以下において既に極めて高度の結晶化を示す。しかし、
この脂肪相の組成は最終のN35−値に対するそれの寄
与のためにもちろん制御されるべきであり、それは好ま
しくはOと5重量%の間である。さらに特にその上限は
3重間%である。
画分3は典型的「急傾斜」N−ライン脂肪として最終製
品の性質をさらに調節するために、および製品を他の製
品から区別するために配合することができる。この脂肪
画分はとりわけ包装において製品の粘度を調節するため
に有効なA−ユニット型の冷却器を必要とする。第3画
分の配合がなくても良品質の製品を得ることができる。
そのような製品の実例は多缶のポリ不飽和脂肪酸残油を
フラットN−ラインを有するハードストックと組み合わ
せて含むいわゆる健庫−マーガリン、および台所用のマ
ーガリンで、これは水と永続液体油から成る液体画分を
フラットN−ラインおよび35℃以上の融点を有する脂
肪画分と混合することによって製造することができる。
水相の調製はおおむね通例の調製と同一であるが、水相
を1つ以上の製品に対し好適ならしめそして付加的特殊
成分を後程添加することが望ましい。
画分1中に存在する液状油は好ましくは約5−20℃に
冷却しそして総ての成分く脂肪に可溶の〉を添加するこ
とができる。例えばモノグリセライドおよびレシチンの
ような使用される乳化剤はこのようにして比較的高濃度
水準で自動的に存在して乳濁液境界面においてこれらの
界面的活性物質のより容易な吸着を可能にする。それら
の結果として低温度における高い乳濁液安定性が得られ
る。
さらに塩、練乳、蛋白質、砂糖、酸度[1剤および、も
しも必要であれば、保存剤および調味料のような通常の
可溶成分を冷乳濁液相に加えることができる。
水相および液体相は好ましくは水相対液体油で約1:0
.2から1=4まで、好ましくは1:0.78から1:
1.5までの比率で調合されそして乳化して安定な水−
および−油のプレミックス乳濁液をおよそ35℃におい
て、好ましくは0−30℃において生じる。この乳化に
対し通常のそして有効な乳化装置、例えば慣用の攪拌装
置のような装置を使うことができる。最終製品の水滴分
散は好ましくは方法のこの段階において主として既に達
成される。このように画分2および場合によっては画分
3の粘度は最終製品中の水滴分散に実質的に作用するこ
とはできない。一定品質の製品、即ち水滴分散はこのよ
うにして得ることができる。合体を妨げるために高固形
物含有の脂肪の9吊を添加することによって画分1の粘
度を僅かに増加させることが時々望まれる。
乳濁液相は好ましくは内部ループ(1oop)中に保た
れ、そこから包装ラインの運転中に乳濁液は最終の混合
容器中に供給される。細菌学的理由から低温殺菌のため
の設備を乳濁液ループ内にまたは他の脂肪相との最終混
合の前につくられる。この低温殺菌はこのように最終製
品の一部分に対してのみ要求される。
画分1で使用するのに好適な第1部分の液状油の実例は
:なたね油、大豆油、綿実油、ひまわり油、落下性油、
およびそれらの混合物である。
画分2は好ましくは少なくとも70%のNIOおよび少
なくとも30%のN30を有する脂肪から成る。画分2
をポンプで扱うことを保つためにはいくらかの液体油を
画分2に配合することが望ましい。画分2に対する好適
な脂肪はパーム油、大豆油、なたね油または綿実油のよ
うな硬化油であり、約42℃の融点に硬化させ、または
25%より多いトランス含量まで硬化したパームオレイ
ンである。例えばパーム ステアリンのような高融点ス
テアリン留分または充分高含量の飽和した高融点脂肪酸
と共ランダム化(C0rand01iZed )混合物
のような異なる硬質脂肪または水添した留分のランダム
化混合物もまた適している。バターステアリンは本発明
に従った方法において適用して成功したステアリン留分
の1例である。
完全な画分2は好ましくは温かい貯蔵タンクからA−ユ
ニットを通して供給して結晶化を開始させそして続いて
C−ユニット型の充分大きい晶出器を通して結晶を完成
させる。上記の装備は内部ループ(または端にC−ユニ
ット ループ)として使用でき包装が進むときにそこか
ら妥当な割合でミキサーに投与される。ループ内の過剰
なa留時間(長い故障時間中に起きるような)は受容で
きない程の結晶成長に導き、これはループ内の設備の予
備運転を要するであろう。
好ましくは平衡近くまで結晶化した画分2は結晶集積の
主要要素を構成し製品を安定化しそして総ての実際温度
において十分な直立を保護する。
上に示したように第3の別個の百分を最終配合物に混和
して固体カーブの急傾斜、そしてそれによって最終製品
の溶融挙動を調製し、そしてまた包装時の製品の粘度に
影響を与えそして混合および包装後の急速な製品の安定
化を高めることが好ましい。
画分3は好ましくは急傾斜N−ラインを有する脂肪で構
成され、さらに特にその脂肪は5.5よりも多く、好ま
しくは8よりも大きいN 10/N30比率を有する。
この特性を有する好適な脂肪は当業者にはよく知られて
いる。それらの例は中でもなたね油、ひまわり油、綿実
油、であり約36℃の融点まで硬化させ、高トランス−
含量に都合がよい条件下でひまわり油は32℃の融点ま
で硬化さぜ、バームオレフィンおよび硬化バームオレフ
ィンは好ましくは約20%のトランス含量である。好適
な共ランダム化脂肪混合物を使うことも可能である。も
ちろん急傾斜N−ラインを有する脂肪を得るために2つ
または2つ以上の脂肪の混合物を使うこともできる。
第2および第3画分は双方とも最終製品の固形物含量を
例えば、5と25℃の間で貢献する。しかし第3画分は
最終製品の特性を調製するために使われるので第2画分
のN−ラインよりも明らかに急傾斜であるN−ラインを
有する第3画分を使うことが好ましい。従って好ましく
は第3画分のN10:N30比は2倍の高さであり、よ
り好ましくは第2画分のN10:N30比よりも34B
の高さである。
好ましくは温かい液体画分3は1つまたは1連の八一単
位を通って最終ミキサーに供給されて予め決定した「後
硬化」度を最終のC−値に誘導する。脂肪画分3は冷却
条件下において急速に結晶化するので、追加の滞留時間
またはC−ユニットを適用せずに該画分を最終ミキサー
に直接投与することが好ましい。停止中はこの脂肪画分
3は脂肪を溶融するために熱交換器を通して再循環する
ことが必要である。
連続的運転¥J造プラインために個別の画分が設定され
た割合で比較的小容量の混合装置中に投与されそしても
ちろん包装機械はいくらかの滞留時間を有するけれども
、余分の滞留時間を要せずに包装機械中に供給される。
充填温度は好ましくは20℃よりも低く、そして希望す
る製品の性質に応じて10−15℃はどに低くてもよい
。最終配合物の温度は妥当な充填を許容すべきものであ
る。
温度をあまり強く高めずに全画分の均質混合物を生じる
混合装置は何れも好適であると思われる。
かなり低い勇断割合で均質混合物を得ることが可能であ
ると思われる。そのような低9!1断速度は例えば0買
ミキサーおよびキャビティー トランスファー(cav
ity transfer )ミキサーのような混合装
置の使用によって得ることができる。
本発明の方法の潜在的適応性を充分に利用するために液
体油を混合装置中に、即ち乳化した相を経由セずに、直
接投与することが有利であろう。
この変異性は最終製品中のポリ−不飽和脂肪酸の水準を
調製するために有用であることを証するであろう。
製品の最終硬度は充填復、そして画分3固体の結晶化後
に到達するであろう。画分3の型および組成は従って例
えば5℃および20℃における製品の硬度に関する究極
の必要性によって決まる。
バターのようなマーガリン、または混合物の製造におい
てはバター脂肪またはそのオレフィン留分を画分3に含
めることが好ましい。
種々の画分の相対的割合は得られる乳濁物の性質を決定
する。一般に画分のωの範囲は(最終製品について計算
して)次の通りである:画分1 : 17.5−90屯
間% 画分2 : 5−82.5℃聞% 画分3:0−72.5重鎖% 本発明の方法の利点は液体油iよσ水のような液体成分
の比較的多聞を含む脂肪製品において特に理解される。
最も好ましい具体化において第1画分は従って最終製品
の25%以上、特に50重旦%以上寄与する。
はとんどの脂肪製品中良品質の製品を得るように要望さ
れた画分2の吊は5−60申猶%の範囲である。しかし
、好ましくは、特に急傾斜カーブを有する第3画分が添
合される場合は配合される品は最1a製品の15と30
重量%の間である。
系統図中に容器(1,2,38よび4)が与えられ、水
相1、およびW10乳濁液の流体脂肪2、場合によって
は脂肪画分33、および脂肪画分24を含む。水相およ
び液体相2は乳化装置5中で乳化される。安定な乳濁液
を保つために再循環道6が用意される。
脂肪画分2が4から表面をけずった熱交換器7(ボーテ
ータまたは八−装置)に供給する。A−装置の後脂肪相
は結晶器8、部分的または完全再循環道9および1oに
よってさらに処理される。
任意の脂肪画分33は同様にボーチーター11中で再循
環12を伴なって冷N】される。
種々の工程流れが必要とする比率で混合容器13中で混
合されそして包装機械14中で包装される。場合によっ
ては出発材料を保持する同じ容器に接続される第2の混
合および包装ライン13a。
14aが与えることができる。この第2の混合および包
装ラインは同じ出発材料を使用し、異なる割合で画分を
混合して明らかに異なる特性を有する別の製品を製造す
ることができる。
下記の実施例の手段によってさらに本発明を説明する: 実施WIJ1 下記の組成(全体の製品について計算した重量%)およ
び性質を有する3つの個別画分からマーガリンを製造し
た: 画分1ニ ー20重吊重吊水性相で総ての水溶性成分を含む、−1
6重間部の大豆油、 画分2ニ ー8重8のパーム油、42℃の融点まで硬化させた、 一8重湯部のパーム油、 一8重借部の大豆油、 この画分のN10−値は35%、N30−値は10%で
あった。従って画分のN10:N30比は3.5であっ
た。
画分3ニ −161吊部の大豆油、融点36℃まで硬化させた、6
0%のトランス−不飽和脂肪酸残部を含んでいた、 一4重量部のパーム油、 =12重8部のパームカーネル油、 −8重量部の大豆油。
この画分のN10−faは40%であり、N30−値は
4%であった。上に言及した3つの画分は別個に加工し
、そして包装前に画分1:画分2:画分3に対して36
:24:40の割合で混合した。
慣用の方法と比較して少ない冷却容量を使用してこのよ
うに優れたマーガリンが製造された。
実施例2 下記の組成を有する3画分から実施例1中に記載した方
法によってマーガリンを製造した:画分1ニ ー20重ω部の水性相、 −10,4ffi量部の大豆油、 画分2ニ −32部の下記共ランダム化u合物 −40m吊%のパーム油 一30重泄%の硬化したパーム油 一30%のココナツト油 −9,6中最部の大豆油 コ(7) m分(7)N10−値は41%、N 30−
1 ハ8%であった。
画分3: =20重量部の大豆油で融点36℃まで硬化さゼた(ト
ランス含ff160%) 一8重8部の大豆油 この画分のN10−値は45%であり、N30−値は4
%であった。画分1.2、および3は別個に加工し、そ
してそれぞれの割合は30.4:41.6:6.28で
混合した。
実施例3 下記の組成を有する2つの分離した画分からマーガリン
を製造した。
画分1ニ ー大豆油(44更尾%) −水(20重量%)、通常の水溶性成分を含む。
画分2ニ ー大豆油、融点36℃まで水添した。
−バーム油融点44まで水添した。
画分1は冷却コイルによって1℃まで冷却した。
画分2はキャビティー トランスファー ミキサーの手
段によって画分1と混合する前にA−ユニット(900
rpm)およびC−ユニット(150rpm )を通し
て加工した。A−ユニットの後画分2は19℃の温度で
あった。C−ユニットを通過させた後、混合する前に画
分2は23℃の温度を有し、そして固形物含量18%を
有した。製品は製造速度8幻/時を有し、そして固形勘
合ff110%、および19℃の温度を有していた。得
られた製品は粒状性のような欠陥はなく貯蔵中にも回答
水分の放出もなかった。生成物の5℃における硬度はC
3−flによって表わされるように1500であった。
上記の実施例は流れ作業の処理量が4*/時であった点
を除き繰り返された。また画分2の温度はA−ユニット
4122.5℃でありそしてC−ユニットの模、混合前
で画分の温度は28℃(固形物含量12%)であった。
得られた製品は19℃の温度、9.2%の固形物含量お
よび1200のC5−値を有していた。再度得られた製
品は極めて良好な性質を示した。
【図面の簡単な説明】
第1図は該して本発明の方法を実施するための設備の基
本的機構を示し、実施例で説明したような各種の変形に
ついては図示していない。なお、図面中に記入された数
字はそれぞれ下記のものを表わす: 1.2.3.4  容器

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)連続的脂肪相と水性相を含む食用分散物を製造す
    る方法において、その方法が別個に調製した水−および
    −油乳濁液で構成され、その脂肪相が5%より低いN2
    0を有する脂肪で構成されその脂肪相が35℃より低い
    温度を有する第1画分を、少なくとも7%のN20を有
    する脂肪で構成される第2画分であつて該画分のN−値
    が少なくとも10%である温度を有する画分と混合する
    ことを特徴とする方法。
  2. (2)第1および第2画分間のN20値における差異が
    少なくとも5%である特許請求の範囲第(1)項に記載
    の方法。
  3. (3)第2画分が10と45%の間のN10、6と30
    %の間のN20および5.5よりも少ないN10:N3
    0比を有する特許請求の範囲第(1)項に記載の方法。
  4. (4)17.5−90重量%の第1画分を10−82.
    5重量%の第2画分と混合することを含む特許請求の範
    囲第(1)項に記載の方法。
  5. (5)第3画分を第1および第2画分と添合し、該第3
    画分が5.5よりも多いN10:N30比を有する特許
    請求の範囲第(1)項に記載の方法。
  6. (6)第3画分のN10:N30比が第2画分のN10
    :N30比の少なくとも2倍高い特許請求の範囲第(5
    )項に記載の方法。
  7. (7)第3画分の5−72.5重量%を第1および第2
    画分に添合する特許請求の範囲第(6)項に記載の方法
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