JP2555430B2 - 画像の輪郭強調方法 - Google Patents

画像の輪郭強調方法

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JP2555430B2
JP2555430B2 JP63281008A JP28100888A JP2555430B2 JP 2555430 B2 JP2555430 B2 JP 2555430B2 JP 63281008 A JP63281008 A JP 63281008A JP 28100888 A JP28100888 A JP 28100888A JP 2555430 B2 JP2555430 B2 JP 2555430B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、製版用スキャナ(カラー用,白黒用)、
ファクシミリ等、原画を光電走査してその原画の画像デ
ータを読み取り、それを電気信号に変換する装置におい
て、原画の画像に含まれる輪郭部を強調して鮮鋭度を改
善する方法に関する。
〔従来の技術〕
走査画像の輪郭強調にあたっては、注目画素Pの信号
(以下シャープ信号Sという)および注目画素の近傍領
域R(注目画素を含んでも良い)の平均的な信号(以下
アンシャープ信号Uという)を、原画走査により取り出
して、両者の差信号(S−U)から輪郭強調の原信号を
作り出している。そして、通常は輪郭強調の強さを適度
なものにすべく、輪郭強調の原信号に適当な係数kを乗
ずる形で増幅したものを輪郭強調信号k×(S−U)と
し、これをもとのシャープ信号Sに加算して当該注目画
素の画像データとすることにより鮮鋭度の改善を行って
いる。
製版用スキャナでは、アンシャープ信号Uを取り出す
にあたって、注目画素の大きさに比べてより広い範囲か
らアンシャープ信号Uを読取る直接的な方法が多用され
ている。このとき、第13A図に示す重み付けを施し、注
目画素Pを中心とする近傍領域Rの信号の単純平均値を
アンシャープ信号U1とするものを原型として、例えば特
公昭39−24581号公報のごとく、第13B図に示す重み付け
を施し、注目画素Pに近いほど加算の重みが大きく、注
目画素から離れるに従って加算の重みが小さくなるよう
工夫して、光学的に重み付け加算平均を求め、アンシャ
ープ信号U2とするものなどが知られている。一方、この
ような重み付け加算平均演算を、光学的に行うかわり
に、特開昭59−141871号公報のごとく、複数ライン分の
走査画像信号を一時記憶するバッファメモリーを用い、
ディジタル演算により第13C図に示す重み付けを施され
るアンシャープ信号U3を求める方法も知られている。
これらは、単純平均を求める方法に比べると、注目画
素Pに近いところの重みが相対的に大きくなるので、画
像輪郭の近くではシャープ信号Sとアンシャープ信号U
との差が大きく、輪郭から遠ざかるにつれて徐々に小さ
くなる。しかも、通常意識的な重み付け加算を行うとき
は、単純平均の場合に比べて、徐々に小さくなりながら
もいくらかの重みをより広い領域まで与えるので、輪郭
からより遠い領域にまで輪郭強調の効果が及ぶ。
これらの方法はいずれも、シャープ信号Sとアンシャ
ープ信号Uとの差信号(S−U)を輪郭強調の原信号と
する方式なので、得られる強調済信号ESの空間周波数FS
とコントラストCTの関係は、第14A図,第14B図に示すよ
うに、シャープ信号Sと同等の空間周波数帯域にまで充
分なコントラストCTを有する特性となる。第14A図は、
単純平均重み付けの場合であり、シャープ信号S,アンシ
ャープ信号U1のそれぞれの上限周波数fS,fU1は対応する
アパーチャー径によって決定される。また、アンシャー
プ信号U1のコントラストCTが下がり始める周波数f
l1は、重みの付け方などによって決定される。
第14B図は、光学的重み付け加算平均の場合であり、
同様にそれぞれの上限周波数fU2,fl2が定義される。
このような例においては、強調の割合を増加させるた
め係数kを大きくすると、上限周波数fSより少し下の空
間周波数帯域のコントラストCTも大きくなる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら実際には、シャープ信号Sと同等の空間
周波数帯域にまで輪郭強調の効果が及ぶと、原画のざら
つきや粒状性ノイズなども同時に強調してしまい、原画
の再現上好ましくない。そのため、強調のための係数を
充分に大きくできなかった。
つまり、人間の目視評価において鮮明な画像を得るた
めには、シャープ信号Sの有する限界の空間周波数より
も低い中程度の周波数帯域の信号を強調するのが望まし
いが、従来の方法ではこの周波数帯域を強調すると、同
時により高い周波数成分も強調することになり、ノイズ
などの影響を受けてしまうという問題点があった。
〔発明の目的〕
この発明は、以上のような事情を考慮してなされたも
ので、画像の輪郭を強調するにあたって、高い空間周波
数帯域での強調を抑え、粒状性ノイズなどは抑制すると
ともに、目視評価において重要な中程度の周波数帯域内
の信号については充分な強調ができる画像の輪郭強調方
法を得ることである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、請求項1の発明の方法
は、画素毎に読み取られた原画像の各画素を順次に注目
画素として特定する工程と、前記注目画素からシャープ
信号を、前記注目画素の近傍の第1の領域からミドル信
号を、前記第1の領域を含み且つ前記第1の領域よりも
大きな前記注目画素近傍の第2の領域からアンシャープ
信号を、それぞれ取り出す工程と、前記シャープ信号か
ら前記ミドル信号を減算した差信号、前記ミドル信号か
ら前記アンシャープ信号を減算した差信号及び前記シャ
ープ信号から前記アンシャープ信号を減算した差信号の
内で、2つの前記差信号を作成し、それぞれを強調原信
号とする工程と、前記2つの強調原信号の内で、前記ミ
ドル信号の上限周波数以上の高周波成分を含むもの又は
共に前記高周波成分を含む場合には前記上限周波数未満
の低周波成分がより少ないものの何れかに負の係数を乗
じると共に、他方の前記強調原信号に正の係数を乗じて
2つの強調信号を作成する工程と、前記シャープ信号と
前記2つの強調信号とを加算して強調済信号を作成する
工程と、前記強調済信号を前記注目画素の輪郭強調済の
画像データとする工程とを含んでいる。
そして、前記負の係数の絶対値を前記正の係数よりも
大きく設定してある。
また請求項2の発明では、請求項1の発明において、
前記シャープ信号から前記ミドル信号を減算した差信号
に前記負の係数を乗じたものを前記強調信号の一つとす
る。
さらに請求項3の発明では、請求項1の発明におい
て、前記シャープ信号から前記アンシャープ信号を減算
した差信号に前記負の係数を乗じたものを前記強調信号
の一つとする。
さらに請求項4の発明では、請求項1〜3の発明にお
いて、前記3つの差信号の内で前記強調原信号とされな
かった一つの差信号を作成し、当該差信号に係数を乗じ
て新たな強調信号を作成する工程を更に備え、前記強調
済信号作成の工程を、前記シャープ信号と前記2つの強
調信号と前記新たな強調信号との加算から前記強調済信
号を作成する工程に代えている。
〔作用〕
請求項1に係る発明では、シャープ信号は注目画素か
ら取り出される一方、ミドル信号はその近傍の第1の領
域から取り出されるので、シャープ信号の周波数特性
は、ミドル信号の上限周波数以上の高周波成分をも含ん
でいる。それに対して、アンシャープ信号は第1の領域
よりも大きな第2の領域から取り出されるので、その周
波数特性はミドル信号の上限周波数未満の低周波成分の
みから成る。従って、(シャープ信号−ミドル信号)及
び(シャープ信号−アンシャープ信号)で与えられる両
差信号は、共にミドル信号の上限周波数以上の高周波成
分を含んだ正の値を取るが、その内の後者は上記上限周
波数未満の低周波成分をより多く含んでいる。これに対
して(ミドル信号−アンシャープ信号)で与えられる差
信号は、上記上限周波数以上の高周波成分を全く含まな
い正の値を取る。
そのため、上記3つの差信号の内から強調原信号とし
て作成された2つの差信号の内で負の係数が乗ぜられる
ものは、必ず上記上限周波数以上の高周波成分を含む一
方、正の係数が乗ぜられる他方の強調原信号は必ず上記
上限周波数未満の低周波成分を含んでいる。例えば、2
つの強調原信号として(シャープ信号−ミドル信号)及
び(シャープ信号−アンシャープ信号)を作成するなら
ば、前者に負の係数が、後者に正の係数がそれぞれ乗ぜ
られる。
その結果、強調済信号の上記上限周波数以上の高周波
成分側の周波数特性の強調を防止しつつ、逆に上記上限
周波数未満の低周波成分側の周波数特性が強調されるこ
ととなる。
特にこの請求項1の発明では(負の係数の絶対値)>
(正の係数)という関係を成立させているため、ミドル
信号の上限周波数以上の高周波成分側では、正の係数を
乗じて得られた強調信号の1つによる増加分よりも、負
の係数を乗じて得られた強調信号による減少分の方が大
きくなる。そのため、上記上限周波数以上の高周波成分
側の強調済信号の周波数特性は、シャープ信号のみで与
えられる場合よりも常に減少する。
請求項2に係る発明では、(シャープ信号−ミドル信
号)×(負の係数)で与えられる強調信号がミドル信号
の上限周波数以上の高周波成分側における強調済信号の
周波数特性を抑制するように機能する。
請求項3に係る発明では、(シャープ信号−アンシャ
ープ信号)×(負の係数)で与えられる強調信号がミド
ル信号の上限周波数以上の高周波成分側における強調済
信号の周波数特性を抑制するように機能する。
請求項4に係る発明では、強調原信号とされなかった
残り一つの差信号を作成して、この差信号より新たな強
調信号を作成した上で、シャープ信号に加算される。
〔実施例〕
A.全体構成と概略動作 第2図は、この発明の一実施例を適用する製版用スキ
ャナの概略ブロック図である。同図において、原画100
の画像が走査読取装置200によって画素ごとに読取ら
れ、このようにして得られた画像信号が画像処理装置30
0に転送される。画像処理装置300は、後述する機能を持
った輪郭強調装置400を備えており、入力された画像信
号に対して輪郭強調等の処理を行なう。そして、処理後
の画像信号は走査記録装置500に与えられる。走査記録
装置500は画像信号を網点信号へと変換し、それに基づ
いて、感光フィルム600上に網点画像を露光記録する。
第1A図は、第2図に示す走査読取装置200における読
取り光学系を示す図である。原画ドラム11上に装着され
た原画100の画像は走査ヘッド21によって読み取られ
る。読み取られた画像情報を含む光12の一部は、ハーフ
ミラー22aを透過し、さらにシャープ信号用マスク23aを
通過した後、フォトマル24aでシャープ信号Sに変換さ
れる。ハーフミラー22aで一部反射された光12は、ハー
フミラー22bでさらに一部反射され、新たに設けられた
ミドル信号用マスク23bを通過した後、フォトマル24bで
ミドル信号Mに変換される。また、ハーフミラー22bを
透過した光12は、アンシャープ信号用マスク23cを透過
した後、フォトマル24cでアンシャープ信号Uに変換さ
れる。
また第1B図は、マスク23a,23b,23cの各アパーチャー
の光軸を重ね合わせた時の様子を示すものである。ミド
ル信号用マスク23bのアパーチャー径はシャープ信号用
マスク23aのそれよりも大きく、アンシャープ信号用マ
スク23cのよれよりは小さい構成となっている。このミ
ドル信号用マスク23bは、後で詳述するように輪郭強調
信号の高周波側の特性を調整,規制するために新たに設
けられている。なお、以上の構成はアナログ処理の場合
であり、デジタル処理の場合については後で詳述する。
B.処理手順 第3A図,第3B図は、ミドル信号Mに対する重み付けの
例を示す図である。第3A図は、前述したマスク23bなど
によって読み取られる注目画素P近傍の第1の領域Qに
おいて、均等に重み付けしたミドル信号M1の重みの様子
を断面D−D′について示したものである。また第3B図
は、第1の領域Qにおいて、光学的透過率を変化させて
中央部の重みを大きく、周辺部の重みを小さくしたミド
ル信号M2の重みの様子を断面E−E′について示した図
である。
以上のようにして得られたミドル信号Mは、注目画素
Pにおけるシャープ信号Sをある程度反映したものとな
っている。このミドル信号Mを用いつつ強調済信号ESを
生成するのであるが、この発明の特徴に応じた処理手順
を説明する前に、3種類の差分信号(S−U),(M−
U),(S−M)のうちのひとつである(M−U)だけ
を使用して強調済信号ESを生成する場合(以下「比較
例」と呼ぶ)を第4A図および第4B図を参照して説明し、
その後でこの発明の実施例に相当する処理手順を第5A図
および第5Bを参照して説明することにする。
まず、上記比較例では、強調済信号ESを次式(1)の
ように定義する。ただし、kは所定係数である。
ES=S+k(M−U) …(1) このようにして得られた強調済信号ESの、空間周波数
FSとコントラストCTとの関係を、第4A図,第4B図のグラ
フに示す。第4A図は、均等な重みを有するミドル信号M1
および前述したアンシャープ信号U1を用いた場合、第4B
図は、中央部の重みを大きくしたミドル信号M2および前
述したアンシャープ信号U2を用いた場合のグラフであ
る。
第4A図,第4B図において、シャープ信号S、ミドル信
号M1,M2およびアンシャープ信号U1,U2の有する上限の周
波数fS,fM1,fM2およびfU1,fU2は主として対応するアパ
ーチャーの直径に関係する。アパーチャーの直径が大き
くなると、解像度を示すこれらの周波数は小さくなる。
また、コントラストCTが1.0より下がり始める周波数fl
は重み付けの度合いやアパーチャー径によって変化す
る。アンシャープ信号U1,U2に対するそれらの周波数をf
l1,fl2、ミドル信号M1,M2に対するこれらの周波数を
fl3,fl4とすると、一般にfl1<fl3,fl2<fl4,fl1>fl2,
fl3>fl4である。
第4A図の中段に示すように強調原信号(M1−U1)を求
め、強調済信号ESを前述の(1)式に従って下段に示す
ように求める。強調済信号ESは、周波数fM1より少し低
い周波数領域において主に強調されており、周波数fM1
以上の周波数領域での強調は抑制されている。第4B図に
おいても同様に、強調済信号ESは、周波数fM2より少し
低い周波数領域において主に強調され、周波数fM2以上
の周波数領域では強調が抑制された形となっている。
ところが、このような比較例の場合には空間周波数範
囲fM1〜fSにおいて強調が抑制されているとはいって
も、それは元のシャープ信号Sと同程度までの抑制であ
り、シャープ信号Sそれ自身が当初から含んでいるよう
な粒状性ノイズの抑圧までは行われない。これに対して
以下に説明するこの発明の実施例の手順ではシャープ信
号Sそれ自身が含んでいるような粒状性ノイズまでも抑
圧できるという作用がある。
すなわち、この実施例ではミドル信号Mを用いて次式
(2)のように強調済信号ESを定義する。
ES=S+k1(S−M)+k2(S−U) (k1,k2≠0) …(2) 式(2)によって得られる強調済信号ESの、空間周波
数FSとコントラストCTとの関係を、第5A図,第5B図のグ
ラフに示す。第5A図は、均等の重みを有するミドル信号
M1,アンシャープ信号U1を用いた場合、第5B図は、中央
部の重みを大きくしたミドル信号M2,アンシャープ信号U
2を用いた場合のグラフである。
第5A図の中段に示すように、強調原信号(S−M1),
(S−U1)を求め、式(2)において例えば、k1=−1.
0,k2=0.5とした時の強調済信号ESを下段に示すように
求める。強調済信号ESは、周波数fM1より低い周波数領
域において主に強調されており、周波数fM1以上の周波
数領域においてはコントラストCTが減少している。第5B
図においても同様に、強調済信号ESは周波数fM2より低
い周波数領域において主に強調され、周波数fM2以上の
周波数領域ではコントラストCTが減少した形となってい
る。
以上述べた例においては、周波数fSより少し低い周波
数領域(fM〜fs)において、強調済信号ESのコントラス
トCTが抑制または減少した形となっている。そのため、
原画のざらつきや粒状性ノイズなどはあまり強調されな
い。また、人間の目視評価において重要な中程度の空間
周波数帯域においては、充分な強調がなされている。特
に第5A図および第5B図の実施例では空間周波数fM1以上
においては、シャープ信号S自身が持っている粒状性の
抑圧も行われる。
C.デジタル処理 次に、以上述べたような処理をデジタル的に行う場合
について説明する。デジタル処理においては、各画素か
らのシャープ信号Sを順次読み取り、それらを合成して
所望のミドル信号Mおよびアンシャープ信号Uを形成す
る。
まず、ミドル信号M1およびアンシャープ信号U1の形成
方法について説明する。第6A図,第6B図はそれぞれ、均
等な重み付けによるミドル信号M1,アンシャープ信号U1
を形成する場合の各画素に付与する重みの分布を示した
ものである。また、第7A図,第7B図は、中央部の重みを
大きくしたミドル信号M2,アンシャープ信号U2を求める
場合の重みの分布を示したものである。
ミドル信号Mは、注目画素である中央部の画素CPXを
含む3×3の行列状の画素から得られ、アンシャープ信
号Uは、注目画素である中央部の画素CPXを中心とした
5×5の行列状の画素から得られるものとする。なお、
さらに大きな領域についてもミドル信号M,アンシャープ
信号Uは規定できるが、それらの中心となる注目画素は
共通であり、ミドル信号Mを与える領域はアンシャープ
信号Uの領域に含まれている必要がある。また、図面上
で横方向を主走査方向X、縦方向を副走査方向Yとす
る。
第8A図は、第7A図に示す重み係数の分母を80にした重
みの分布を示す図である。第8B図は、第7B図に示す重み
係数の分母を80にし、また分子が整数になるように近似
を行ない、かつ分子の和が80になるように修正を加えた
重み分布を示す図である。第8C図は、第8A図に示す9個
の画素のさらに周囲にある画素の重みを0として、第8A
図に示す重みから第8B図の重みをさし引いた重み分布を
示す図である。第8C図に示すこのような重み付けは、強
調原信号(M2−U2)を直接得るための重み分布を表すこ
とになる。この重み分布の係数は、中央部において正符
号、周辺部において負符号となる。このような重み付け
を設定することにより、ミドル信号M,アンシャープ信号
Uを形成する工程を一括して、強調原信号(M−U)を
得る工程とすることができる。
D.回路構成 次に、以上説明したような動作を実現するための回路
構成について例を挙げて説明する。第9図は、第2図の
輪郭強調装置400の内部構成を示すブロック図である。
A/D変換された画像データPDは、画像メモリー1に一
時記憶される。画像メモリー1は、それぞれが主走査1
ライン分の画像データを記憶するメモリーブロック(ラ
インメモリ)M1〜M5から構成される。
走査パルスSPをカウントする5進カウンタ2およびデ
コーダ3の出力によって、メモリーブロックM1〜M5のう
ち、データを書きかえるべきメモリーブロックが循環的
にひとつずつ指定される。1回の主走査ごとにこの指定
は行われ、5回の主走査が行われると、すべてのメモリ
ーブロック内のデータは書き換えられる。
書き換えを指定されたメモリーブロック内のデータ
は、アドレスカウンタ4の出力によって指定される順番
で、主走査方向に沿って読み出され、主走査順位整列回
路5に送られる。アドレスカウンタ4の出力は、主走査
に同期して得られる画素クロックパルスCPによって変化
し、この出力に従って読み出しが完了したアドレスに新
たな画像データPDが書き込まれる。また、アドレスカウ
ンタ4の出力は他の4個のメモリーブロックにも与えら
れ、先に書き込まれている他の4個のデータも同時に読
み出される。
このようにして、順次に隣接する5本の主走査ライン
中のうち、共通の主走査座標を持つ5個の画素の画像デ
ータQ1〜Q5が得られる。これらのデータは、主走査順位
整列回路5に入力された後、デコーダ3からの情報によ
り、走査ライン順に並べかえられ、整列された1組の画
像データV1〜V5として出力される。
画像データV1〜V5は副走査重み付け器6aに入力され
る。副走査重み付け器6aは、第7B図に示すような重み係
数のうち、縦方向Y(副走査方向)の嵩み付けを行う。
得られたデータは、加算器7aで相互に加算された後、除
算器8aで正規化のための係数で除算される。その出力
は、シフトレジスタ9aに入力され、画素クロックパルス
CPに同期して主走査順に出力される。主走査重み付け器
10aは、第7B図に示すような重み係数のうち、横方向X
(主走査方向)の重み付けを行う。X,Y両方向の重み付
けが行われたデータは、加算器7bで相互に加算され、除
算器8bで正規化のための係数で除算された後、アンシャ
ープ信号Uとして出力される。
また、3個の画像データV3,V4,V5は、ミドル信号Mを
生成するために、副走査重み付け器6bにも入力され、加
算器7c,除算器8c,シフトレジスタ9b,主走査重み付け器1
0b,加算器7d,除算器8dにおいて上述したアンシャープ信
号Uを生成するのと同様の処理を受け、さらに1画素相
当の遅延を遅延器11aで受けてミドル信号Mとして出力
される。
ミドル信号Mおよびアンシャープ信号Uは減算器12で
相互に減算され、強調原信号(M−U)として係数器13
に入力されk倍される。係数器13は強調信号k(M−
U)を加算器7eに出力する。
画像データV3は、遅延器11bで2画素相当の遅延を受
けた後、シャープ信号Sとして加算器7eに入力される。
加算器7eは、シャープ信号Sと強調信号k(M−U)
とを加算し、強調済信号ES=S+k(M−U)として出
力する。
第10図は、副走査重み付け器6a,加算器7a,除算器8aの
構成を示す回路図である。画像データV1〜V5とそれぞれ
対応する係数C1〜C5との積が、対応する乗算器61〜65で
求められる。得られた積C1V1とC2V2とは加算器71で、積
C4V4とC5V5とは加算器72で加算される。データ(C1V1+
C2V2)と積C3V3とは加算器73で加算され、さらにその出
力とデータ(C4V4+C5V5)とが加算器74で加算され、出
力(C1V1+C2V2+C3V3+C4V4+C5V5)となる。
除算器8aで正規化のための係数(C1+C2+C3+C4
C5)によって上述した出力を割算し、アンシャープ信号
用のデータ(C1V1+C2V2+C3V3+C4V4+C5V5)/(C1
C2+C3+C4+C5)が求められる。
他の(主)副走査重み付け器,加算器,除算器の構
成,動作も、上述した副走査重み付け器6a,加算器7a,除
算器8aと同様である。
第11図は、第9図に示す回路において、主走査方向,
副走査方向の重み付けを一括して行う場合の回路構成を
示した回路図である。第9図に示す回路と同様にして画
像データV1〜V5が得られる。画像データV1〜V5は係数器
付きシフトレジスタ21に入力される。係数器付きシフト
レジスタ21は、第12図に示すような構成となっており、
画像データV1〜V5からマトリックス状に配置された5×
5の画素に対応した画像データVij(i,j=1〜5)を、
シフトレジスタSR1〜SR5によって形成し、各画素に対応
した係数器Kij(i,j=1〜5)で、対応する係数C
ij(i,j=1〜5)と乗算される。このようにして得ら
れた各行のデータは、後段の一括重み付け加算器22で5
行分まとめて加算され、5×5のマトリックス状の重み
分布による重み付けされたデータΣCij・Vij(記号Σは
i,j=1〜5についての和)を出力する。
データΣCij・Vijは第11図の係数器23で係数k/ΣCij
を乗算され、強調信号k(M2−U2)となる。この強調信
号k(M2−U2)は、加算器7eにおいてシャープ信号Sと
加算され、強調済信号ESとなる。
以上のようなデジタル処理においては、次のような利
点が挙げられる。すなわち、製版用カラースキャナを用
いて原画の複製を行う場合、印刷用の原画は60×60mm程
度のカラーフィルムである場合が多く、このサイズから
さまざまなサイズの印刷物のカラー画像用に分解製版さ
れる。
このため、広範囲の変倍がなされるが、印刷物は通常
明視の距離から評価されることが多いので、輪郭強調の
空間的な広がりは、原画上のサイズよりも仕上りのサイ
ズに対して決定されなければならない。
従って、設定倍率が異なると、アナログ的な方法では
読取り光学部のシャープ信号、ミドル信号、アンシャー
プ信号の各アパーチャーを交換するか、もしくはアパー
チャー径を連続可変に調整できるマスクを用いることが
必要となる。
デジタル処理の場合には、原画走査のサンプリングピ
ッチを換えることなどにより変倍処理を行ない、その後
のデジタル画像信号に、本発明の処理を行なえばよく、
上述したようなアパーチャーの交換調整作業が不要とな
る。
E.変形例 この発明によって得られる強調済信号ESは、前述した
例に限られるものではなく、同様の効果をもたらすもの
として、以下に示すようなものが挙げられる。
ES=S+k1(S−M)+k2(U−S)+k3(M−U) ES=S+k1(S−M)+k2(U−S) ES=S+k2(U−S)+k3(M−U) ES=S+k3(M−U)+k1(S−M) なお、k1・k2・k3≠0であり、係数k1,k2,k3は、同じ
式内のミドル信号Mの係数が0にならないものを設定す
る。
このような強調済信号ESは、強調対象となる原画や複
製画の用途などによって適宜選択される。いずれも、強
調信号内にミドル信号Mを含むので、前述した例と同様
の特性を示す。
またこの発明は、円筒型カラースキャナのごとく、回
転円筒と照明および読取り光学系を備えた方式の画像読
み取り部を備えた装置だけでなく、平面型レーザ走査読
取り方式や、撮像管あるいは固体撮像素子を使ったビデ
オカメラ方式の画像読み取り部を備えた装置にも適用可
能である。
さらに、本発明は、読取り直後の画像データに適用す
る場合に限らず、例えば、走査読取り画像データに色調
修正や倍率変換あるいは、蓄積・伝送といった処理をほ
どこした後の再生あるいは記録出力時の走査画像データ
に適用してもよい。また、対象画像は、カラー・白黒ど
ちらでもよい。
〔発明の効果〕
以上のように請求項1〜4の発明によれば、シャープ
信号・ミドル信号・アンシャープ信号の3者のうち任意
の2者の差として得られるふたつを強調原信号とすると
ともに、これら2つの強調原信号の内で、ミドル信号の
上限周波数以上の高周波成分を含むもの又は前記高周波
成分を含む場合にはこの上限周波数未満の低周波成分が
より少ないものの何れかに負の係数を乗じると共に、他
方の強調原信号に正の係数を乗じて2つの強調信号を作
成し、これを用いて強調済信号を作成する。そして、そ
れにあたっては、上記負の係数の絶対値を正の係数より
も大きく設定する。
したがって、画像の輪郭を強調をするにあたって、目
視評価において重要な中程度の周波数帯域内での信号に
ついては充分な強調を行いつつ、ミドル信号の上限周波
数以上の高周波成分を含む空間周波数帯域では元のシャ
ープ信号自身が含んでいるものよりもさらに低いレベル
にまで周波数特性を低下させることが可能となり、強調
処理と粒状性ノイズなどの低下とをバランスさせて実現
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による読み取り光学系を示
す図、 第2図はこの発明を適用する装置例としての製版用スキ
ャナの概略ブロック図、 第3図はミドル信号と重みとの関係を示す図、 第4図はこの発明と比較すべき比較例による均等重み付
けの場合の空間周波数領域とコントラストとの関係を示
すグラフ、 第5図はこの発明の一実施例による加重平均重み付けの
場合の空間周波数領域とコントラストとの関係を示すグ
ラフ、 第6図はデジタル処理における均等重み付けを示す図、 第7図はデジタル処理における加重平均重み付けを示す
図、 第8図は他のデジタル処理における加重平均重み付けを
示す図、 第9図はこの発明の一実施例による輪郭強調装置のブロ
ック図、 第10図は第9図に示す輪郭強調装置の部分細部を示す
図、 第11図はこの発明の他の実施例による輪郭強調装置のブ
ロック図、 第12図は第11図に示す輪郭強調装置の部分細部を示す
図、 第13図は従来の重み付けを示す図、 第14図は従来の空間周波数領域とコントラストとの関係
を示すグラフ、 S……シャープ信号、U……アンシャープ信号、M……
ミドル信号、(S−U),(M−U),(S−M)……
強調原信号、k……所定係数、ES……強調済信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 廣澤 誠 京都府京都市上京区堀川通寺之内上る4 丁目天神北町1番地の1 大日本スクリ ーン製造株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−201169(JP,A) 特開 昭59−18949(JP,A) 特開 平1−106275(JP,A)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画素毎に読み取られた原画像の各画素を順
    次に注目画素として特定する工程と、 前記注目画素からシャープ信号を、前記注目画素の近傍
    の第1の領域からミドル信号を、前記第1の領域を含み
    且つ前記第1の領域よりも大きな前記注目画素近傍の第
    2の領域からアンシャープ信号を、それぞれ取り出す工
    程と、 前記シャープ信号から前記ミドル信号を減算した差信
    号、前記ミドル信号から前記アンシャープ信号を減算し
    た差信号及び前記シャープ信号から前記アンシャープ信
    号を減算した差信号の内で、2つの前記差信号を作成
    し、それぞれを強調原信号とする工程と、 前記2つの強調原信号の内で、前記ミドル信号の上限周
    波数以上の高周波成分を含むもの又は共に前記高周波成
    分を含む場合には前記上限周波数未満の低周波成分がよ
    り少ないものの何れかに負の係数を乗じると共に、他方
    の前記強調原信号に正の係数を乗じて2つの強調信号を
    作成する工程と、 前記シャープ信号と前記2つの強調信号とを加算して強
    調済信号を作成する工程と、 前記強調済信号を前記注目画素の輪郭強調済の画像デー
    タとする工程とを、 含み、 前記負の係数の絶対値を前記正の係数よりも大きく設定
    してあることを特徴とする画像の輪郭強調方法。
  2. 【請求項2】前記シャープ信号から前記ミドル信号を減
    算した差信号に前記負の係数を乗じたものを前記強調信
    号の一つとする、 請求項1記載の画像の輪郭強調方法。
  3. 【請求項3】前記シャープ信号から前記アンシャープ信
    号を減算した差信号に前記負の係数を乗じたものを前記
    強調信号の一つとする、 請求項1記載の画像の輪郭強調方法。
  4. 【請求項4】前記3つの差信号の内で前記強調原信号と
    されなかった一つの差信号を作成し、当該差信号に係数
    を乗じて新たな強調信号を作成する工程を更に備え、前
    記強調済信号作成の工程を、前記シャープ信号と前記2
    つの強調信号と前記新たな強調信号との加算から前記強
    調済信号を作成する工程に代えた、 請求項1乃至3の何れかに記載の画像の輪郭強調方法。
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