JPH02202175A - 画像走査記録装置における鮮鋭度強調方法 - Google Patents

画像走査記録装置における鮮鋭度強調方法

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JPH02202175A
JPH02202175A JP1022144A JP2214489A JPH02202175A JP H02202175 A JPH02202175 A JP H02202175A JP 1022144 A JP1022144 A JP 1022144A JP 2214489 A JP2214489 A JP 2214489A JP H02202175 A JPH02202175 A JP H02202175A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、印刷製版用スキャナやツヤクシミリなどの画
像走査記録装置における鮮鋭度強調方法に係り、特に、
最適なエツジ強調の幅を設定する方法に関する。
〈従来の技術〉 画像の輪郭(エツジ)がいかに鮮鋭であるかという感覚
を意味する、いわゆる鮮鋭感(鮮鋭度)は、画像品質、
特に画像の視覚的な好ましさを左右する重要なパラメー
タの一つであり、例えば画像を観視したとき、画像中の
12cpd付近の空間周波数成分が、鮮鋭度に強く寄与
することが知られている(朝食書店 画像工学ハンドブ
ック P25)、ここで、c p d (cyele 
 per  degree )とは、視野角1度の範囲
内に存在する白・黒パターンのベア数をいう、したがっ
て、画像中の12cpd付近の空間周波数成分とは、画
像信号の空間周波数成分のうち、画像上の視野角1度の
範囲内に略12個の白・黒パターンを作成できるような
空間周波数成分をいう。
なお、空間周波数を表現するには、種々の単位が使用さ
れるが、本明細書では上述のcpdと、1ρ/鱗、 (
ラインベア/lll1)を使用する。また、用語の混乱
を防ぐために、単位cpdで表示される観視者からみた
空間周波数を“見掛けの空間周波数”と表記し、lp/
amで表示される複製画像上での空間周波数を単に“空
間周波数”と表記する。
当然、cpdとip/−一は観視距離が与えられれば相
互に換算可能である。
画像の複製を行う場合、12cpd付近の見掛けの空間
周波数成分を適度に強調することによって、適当なエツ
ジ強調の幅が得られ、鮮鋭度の高い視覚的に好ましい複
製画像を得ることができる。
ところで、視野角1度の範囲によって区切られる画像上
の区画距離は、画像と観視者との間の距離が拡がるに伴
い長くなる。したがって、この区画内に白・黒パターン
を略12個作成するための周波数成分、即ち、見掛けの
空間周波数12cpdに相当する複製画像上の空間周波
数成分は、画像と観視者との間の距離が拡がるに伴い、
その周波数が低(なるという性格のものである。しかし
、原稿を複製して印刷物を作るような場合、には、鮮鋭
度強調の対象となる空間周波数成分を特定する必要があ
るから、画像と観視者との距離は明視の距M(一般に、
25〜30c+m )であるとし、このときの12cp
d付近に相当する空間周波数成分を強調するのが普通で
ある。
もちろん、鮮鋭度は視覚的な好ましさであるから、鮮鋭
度強調をどのように施すかを決定する細かいパラメータ
は、鮮鋭度強調を施す装置(例えば、製版用スキャナ)
によって異なり、例えば、複製倍率に応じて強調すべき
空間周波数成分を可変するような装置もある。また、鮮
鋭度は、装置を使用するオペレータの好みによっても、
多少変化するものでもある。しかし、強調される空間周
波数成分の平均的な数値としては、上述のように概括す
ることができる。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、上述した従来の鮮鋭度強調方法には、次
のような問題点がある。
即ち、実際には、あらゆる種類の印刷物が明視の距離で
観視されるわけではない0例えば、比較的小さなサイズ
である本の口絵、挿絵などに使用されるものは、明視の
距離で観視されるのが普通であるから、明視の距離にお
ける12cpd付近に相当する空間周波数成分を強調す
ることによって高い鮮鋭度が得られる。
しかし、大サイズのポスターなどの印刷物では、明視の
距離よりも離れて観視されるのが普通である。このよう
な大サイズの印刷物についても、明視の距離(例えば2
5cm )で観視したときの12cpd付近に相当する
空間周波数成分を強調して複製したとすると、この印刷
物を例えば、1mの距離から観視した場合、48cpd
付近に相当する空間周波数成分が強調されていることに
なる。換言すれば、この距離からではエツジ強調の幅が
狭すぎるために、高い鮮鋭度が得られない、同様のこと
は、出力画像の大きさを考慮せずに、単に複製倍率に応
じて強調すべき空間周波数成分を可変しているような従
来方法についても言える。
このように従来の方法は、出力画像の大きさにかかわら
ず、画像信号中の特定の空間周波数成分の強調処理を行
っているから、出力画像の大きさに応じて観視距離が異
なった場合に、充分な鮮鋭度強調の効果が得られないと
いう問題点がある。
本発明は、このような問題点を解決するためになされた
ものであって、出力画像の大きさに応じたエツジ強調の
幅を設定することによって、鮮鋭度の高い、視覚的に好
ましい複製画像を得ることができる鮮鋭度強調方法を提
供することを目的としている。
<i*aを解決するための手段および作用〉以下、本発
明に係る鮮鋭度強調方法の構成およびその作用を順に説
明する。
(1)指定された条件に基づき出力画像の大きさを求め
る。
例えば、製版用スキャナでは、画像記録を行う際に、原
稿のサイズ、原稿中のトリミング範囲、および複製倍率
などを予め指定している0本発明では、先ず、このよう
な指定条件から出力画像の大きさを求める。もちろん、
条件の指定の方法は任意であり、例えば、出力画像の大
きさを直接的に指定するものであってもよい。
〔2]出力画像の大きさに応じた標準的な観視距離を推
定する。
画像を固視するとき、小さな画像に対しては近づいて固
視し、大きな画像に対しては遠ざかって固視するという
ようなことは、多くの人が無意識のうちにとっている行
動である。このような行動は無意識とは言え、一定の法
則性を内包していると考えられる。本発明では、このよ
うな法則性を妥当な形で定め、この法則性から出力画像
の大きさに応じた好ましい観視距離を推定し、これを標
準的な観視距離としている。
以下、標準的な観視距離の具体的な推定方法の一例を説
明する。
例えば、TV学会誌(88・7 講座 HDTV 第2
回)の報告によれば、解像度が充分に高い画像を見た場
合、2〜3H(H:画面高さ、画角20〜30度)の観
視距離が最も好まれる。これ以下では、画面からの圧迫
感が強く、画面全体が一度に見渡せないなどの理由によ
り、却って好ましさは低下する。
これは高品位テレビジジン(HDTV)の画面について
行った実験の結果であるから、画面の縦横比は3:5程
度で、一定している。この実験の場合、観視距離が2H
のとき、垂直方向の画角は約30度、水平方向の画角は
約50度になる。
上記の実験結果を、縦横比が一定ではない印刷物に適用
した場合、印刷物の長辺を見込む画角が約50度となる
距離を、標準的な観視距離と推定すればよいと考えられ
る。例えば、A4サイズの印刷物の長辺を見込む画角が
50度になる位置から固視すると、そのときの観視距離
は約32cmとなり、このtit定方法は日常的な経験
とも良く合致する。
〔3〕推定された標準的な観視距離から出力画像を固視
したときの鮮鋭度に強く寄与する所要の画像信号の空間
周波数成分を求める。
具体的には、強調される画像信号の空間周波数成分は、
見掛けの空間周波数12cpd付近に相当する空間周波
数成分である。この空間周波数成分は、次のようにして
算出される。例えば、A3サイズの印刷物の場合、標準
的な観視距離は45c−であると推定され、この距離か
ら見たときの12cpdの見掛けの空間周波数成分は、
印刷物上では1anあたり略1.51p(1ine  
pair )の空間周波数成分に該当する(次式■参照
)。ここで、[■あたり1.51ρとは、印刷物上の1
憎−の範囲内に白黒のパターンが1.5ペアあることを
意味する。
1÷(450Xtanl’÷12) #1.5 1p 
/am  −■同様に、A1サイズの印刷物の場合、標
準的な観視距離は90cmであり、このときの12cp
dの見掛けの空間周波数成分は、印刷物上では1m1m
あたり略0.761pの空間周波数成分に該当する(次
式%式% 〔4〕求められた空間周波数成分を強調する。
鮮鋭度を強調する方法としては、光学的なアナログ方式
と、デジタル方式とがあり、どちらの方式によっても強
調される空間周波数成分を変化させることができる。
(1)  アナログ方式 以下、第3図ないし第5図を参照する。第3図は光電走
査に使用されるメインアパーチャーMAとザブアパーチ
ャーSAの模式図、第4図は鮮鋭度強調処理に係る信号
の波形図、第5閏は各信号の空間周波数特性(MTF)
である。
第4図(a)に示すような原稿を光電走査すると、相対
的に小さいアパーチャーであるメインアパーチャーMA
からシャープ信号S(第4図(b)参照)が、相対的に
大きいアパーチャーであるサブアパーチャーSAからア
ンシャープ信号U(第3図(C)参照)が、それぞれ得
られる。これら両信号の差を求め、これを適宜に増減し
た差信号k(SU)(第4図(d)参照)をシャープ信
号Sに加算することによって、鮮鋭度強調信号S+k 
(SU)(第4図(e)参照)が得られることはよく知
られている。
ここで、シャープ信号S、アンシャープ信号U。
差信号k (S−tJ) 、鮮鋭度強調信号S+k(S
−(〕)の空空間周波数件を示すと、それぞれ第5図(
a)〜(d)のようになる。鮮鋭度に強く寄与する空間
周波数成分は、第5図(d)に示す空間周波数成分f、
である、したがって、出力画像を標準的な固視距離から
固視したときに、この空間周波数成分子、が見掛けの空
間周波数12cpdに相当する周波数になるように制御
すればよい。
具体的には、メインアパーチャーMAの大きさを一定に
しておき、サブアパーチャーSAの大きさを変化させる
ことによって、前記空間周波数f0を変位させることが
できる0例えば、上述したA3サイズの印刷物の場合、
1.51ρ/−―の空間周波数成分を強調するためには
、1 /1.5 =0.66mmの実効幅をもったサブ
アパーチャーSAを使用すればよい。
また、製版用スキャナでは倍率変換の処理を同時に行う
ことが普通であるが、この場合は、前記サブアパーチャ
ーSAの実効サイズを前記の値×1/倍率にすることで
、倍率変換後に、必要な空間周波数成分子6を得られる
ことは言うまでもない。
即ち、上側の場合、入力側で原画をサンプリングするメ
インアパーチャーMAの大きさが、原画上でL(主走査
方向)×M(副走査方向)  (II鴎Xam)であっ
て、倍率変換により同じ画素が出力画像上で、L’ X
M’の大きさに変換される場合、サブアパーチャーSA
の実効サイズは、主走査方向について、0.66xL/
L’  (+u+)の幅、副走査方向について、0.6
6XM/M’  (+u+)の幅にすればよい。
(2)デジタル方式 デジタル方式では、アンシャープ信号を得るために、第
6図に示すような、主走査方向および副走査方向に所要
個数の画素を配列した画素領域内の画像信号を平均化処
理する。即ち、原稿を光電走査して得られた画像信号を
デジタルサンプリングして、画素領域内の各画素に対応
する画像信号を得る0画素領域内の中心画素(第6図中
央の斜辺領域の画素)に対応する画像信号をシャープ信
号とし、全画素分の画像信号を平均化したものをアンシ
ャープ信号とする。これら両信号の差を求め、この差信
号をシャープ信号に加算することで、鮮鋭度強調信号を
得る。
ここで、シャープ信号に係る中心画素の大きさを一定に
しておき、平均化する周辺画素の範囲を変化させること
によって、強調される空間周波数成分を変化させること
ができる0例えば、A3サイズの印刷物において、1.
51p/s−の空間周波数成分を強調する場合、1/1
.5 =0.665mの範囲にある周辺画素を平均化す
ればよい、したがって、一画素の大きさを50μmとし
た場合、0.6610.05−13.2#13より、1
3 X 13個の画素領域を平均処理すればよい。
〈実施例〉 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。第1
図は、デジタル方式の鮮鋭度強調処理を行う画像走査記
録装置の要部ブロック図である。
図中、符号1は、デジタル化された画像信号を1走査線
ずつ遅延させるためのラインメモリ群であり、Ll−L
l5の各ラインメモリによって構成されている。このう
ち、Llは中心画素を含んだラインメモリである。
2は、出力画像の大きさに応じて、7種類の画素領域、
即ち、3×3.5×5.7×7.9×9.11 X 1
1.13 X 13.15X15の画素領域について平
均化処理を行う平均化処理部である。平均化処理部2は
、各画素領域のうち副走査方向に並んだ画素の画像信号
を加算する加算回路3、加算回路3の出力を主走査方向
について加算する加算処理部4、加算処理部4の出力信
号を所要数で除算して、それぞれの画素領域における画
像信号の平均値を求める除算回路7を含む、なお、各符
号の添字3゜・・・ 15は、上記3×3.・・・、1
5X15の画素領域について、それぞれ平均化処理を行
う構成部分であることを示している。
各画素領域における平均化処理は同様であるから、ここ
では5×5画素領域の平均化処理を例にとって説明する
ラインメモリ群lのうち、ラインメモリL5〜L9によ
って副走査方向に並んだ第1列〜第5列の各5個ずつの
画素群の画像信号が加算回路3゜に順に与えられて加算
される。これらの加算信号は、加算処理部4.のシフト
レジスタ5.に順に与えられる。シフトレジスタ5.か
らは、上記5列分の各加算信号が並列的に取り出され、
これらが加算回路6.に与えられる。加算回路6.は、
5X5画素領域の全ての画素分の画像信号の積算値を算
出し、この積算値が除算回路7sに与えられる。除算回
路7.は、その画素領域内の画素数「251で前記積算
値を除算することによって、5x5i!ii素領域内の
平均化された画像信号であるアンシャープ信号を出力す
る。
このようにして、平均化処理部2において、各画素領域
について算出されたアンシャープ信号U1.・・・、U
、、は、選択回路8にそれぞれ与えられる。選択回路8
は、マイクロコンピュータ9からの制御信号に基づき、
前記各アンシャープ信号Us、・・・、USsのうちか
ら、所要の一つのアンシャープ信号を選択して出力する
以下、第2図に示したフローチャートを参照して、マイ
クロコンピュータ9におけるアンシャープ信号の選択制
御手順を説明する。
ステップS1:マイクロコンピュータ9は、原稿サイズ
入力部10から読み取り原稿のサイズを、トリミング範
囲入力部11から原稿内のトリミング範囲を、複製倍率
入力部12から複製倍率を、それぞれ入力設定される。
マイクロコンピュータ9は、これらの指定条件に基づき
、出力画像の大きさを算出する ステップS2;算出された出力画像の大きさに応じて推
定される標準的な観視距離を演算し設定する。標準的な
観視距離は、出力画像の長辺を見込む画角が約50度に
なる距離とすることは、前述したとおりである。
ステップS3j設定された標準的な観視距離から出力画
像を固視したときの、見掛けの空間周波数12cpdに
相当する空間周波数成分を算出する。
JJ1準的な観視距離をLとした場合、12cpdに相
当する空間周波数成分子 @  (Ip /5se)は
次式■で得られる。
fo = 1 + (LXtanl°+12)    
−・・■ステップS4:算出された空間周波数成分を強
調するのに適当な画素領域を決定する。算出された空間
周波数成分子、について、1 1pの長さは1 / f
 o  (arm) テToルから、−辺の長さが1/
f。に最も近い画素領域を、前記7種類の画素領域の中
から選択すればよい。例えば、各画素領域の一画素の大
きさが5Q71mである場合、次のように画素領域が決
定される。
i/f、<0.2のとき3×3画素領域0.2 ≦1/
f、 <0.3 (7)とき5×5画素領域0.3≦1
/f、<0.4のとき7×7画素領域0.4≦1/f*
<0.5のとき9×9画素領域0.5≦1/1.<0.
6のときuxii画素領域0.6≦1/f6<0.7の
とき13 X 13画素領域0.7≦1/f0   の
とき15X15画素領域なお、倍率変換処理が鮮鋭度強
調処理の後に行われる場合、強調された成分の周波数が
倍率変換処理によって変化するから、予めこれを考慮し
て画素領域を決定する必要がある@置体的には、指定さ
れた復製画像倍率がA%のときは、前記条件式の1/r
0を(1/ fo ) x (100/A) ニ1き換
えて所要の画素領域が決定される。倍率変換処理が鮮鋭
度強調処理の前に行われる場合は、複製倍率を考慮する
ことなく、前記条件式で画素領域を決定することができ
る。
ステップS5二画素領域が決定されると、その画素領域
を選択するための制御信号を、選択回路8に対して出力
する。これにより、選択回路8は、決定された画素領域
に係るアンシャープ信号を選択出力する。
以下、第1図を参照する0選択回路8によって選択され
たアンシャープ信号は、次段の差分回路13に一方の入
力として与えられる。
一方、ラインメモリL7に含まれる中心画素に係るシャ
ープ信号Sは、マイクロコンピュータ9によって遅延時
間が制御される遅延回路14を介して、差分回路13お
よび加算回路16の他方の入力としてそれぞれ与えられ
る。差分回路13は、シャープ信号Sとアンシャープ信
号Uとの差信号S−Uを出力し、この差信号は、次段の
乗算回路15で適当な係数kを乗じられて増減された後
、加算回路16の一方の入力として与えられる。加算回
路16は、シャープ信号Sと差信号k (S−U)とを
加算し、その加算信号を鮮鋭度強調済みのデジタル画像
信号S+k (S−U)として出力する。
以上のように、この実施例によれば、出力画像の大きさ
に応じた適当な画素領域を選択し、その画素領域の平均
化画像信号をアンシャープ信号としているので、出力画
像の大きさに応じてエツジ強調の幅が適宜に可変し、出
力画像の大きさに応じた視覚的に好ましい鮮鋭度の強調
が行われる。
なお、上記実施例では、出力画像の大きさから標準的な
固視距離を求め、次に12cpdに相当する空間周波数
成分を求めた後、適当な画素領域を決定したが、これは
複数の出力画像の大きさと、これらに対応する適当な画
素領域との関係を定めたテーブルを予め作成しておき、
このテーブルを参照して、指定条件から求められた出力
画像の大きさから直接的に適当な画素領域を決定するよ
うにしてもよい。
また、本発明を光学的なアナログ処理について適用する
場合、出力画像の大きさに応じた大きさの異なる複数枚
のサブアパーチャーを用意し、第1図に示したマイクロ
コンピュータ9からの選択信号によって、出力画像の大
きさに応じたサブアパーチャーを機械的に選択するよう
にすればよい。
なお、倍率変換には、今日、アナログ的にもデジタル的
にも種々の方式があり(特公昭44−23651号、特
公昭60−37464号公報参照)、適宜にこれらの方
式を採用することができる。
〈発明の効果〉 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、出力
画像の大きさに応じて、強調される画像信号の空間周波
数成分を可変しているから、出力画像の大きさに応じた
エツジ強調の幅が得られ、高い鮮鋭度をもった視覚的に
好ましい出力画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る画像走査記録装置の鮮
鋭度処理部のブロック図、第2図は前記実施例の動作フ
ローチ十−トである。第3図ないし第6図は本発明の説
明に供する図であり、第3図は光電走査に使用されるア
パーチャーの模式図、第4図は鮮鋭度処理に係る各信号
の波形図、第5図は前記各信号の空間周波数特性図、第
6図はデジタル処理方式に用いられる画素領域の一例を
示した模式図である。 1・・・ラインメモリ群 2・・・平均化処理部8・・
・選択回路   9・・・マイクロコンピュータIO・
・・原稿サイズ入力部 11・・・トリミング範囲入力部 12・・・複製倍率入力部 第2図 出願人 大日本スクリーン製造株式会社代理人 弁理士
  杉  谷   勉 第 図 第 図 第 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)指定された条件に基づき出力画像の大きさを求め
    、この出力画像の大きさに応じた標準的な観視距離を推
    定し、この観視距離から出力画像を観視したときに鮮鋭
    度に強く寄与する画像信号の所要の空間周波数成分を求
    めて、この空間周波数成分を強調することを特徴とする
    画像走査記録装置における鮮鋭度強調方法。
  2. (2)請求項(1)に記載の画像走査記録装置における
    鮮鋭度強調方法において、強調される画像信号の所要の
    空間周波数成分は、12cpd(cycleper d
    egree)付近の空間周波数成分である画像走査記録
    装置における鮮鋭度強調方法。
JP1022144A 1989-01-30 1989-01-30 画像走査記録装置における鮮鋭度強調方法 Granted JPH02202175A (ja)

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