JP2555045Y2 - マイクロホン取付装置 - Google Patents
マイクロホン取付装置Info
- Publication number
- JP2555045Y2 JP2555045Y2 JP1991039411U JP3941191U JP2555045Y2 JP 2555045 Y2 JP2555045 Y2 JP 2555045Y2 JP 1991039411 U JP1991039411 U JP 1991039411U JP 3941191 U JP3941191 U JP 3941191U JP 2555045 Y2 JP2555045 Y2 JP 2555045Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- microphone
- cabinet
- unit
- microphone mounting
- mounting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、マイクロホンユニット
の密閉に有効なマイクロホン取付キャップを備えたマイ
クロホン取付装置に関する。
の密閉に有効なマイクロホン取付キャップを備えたマイ
クロホン取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来マイクロホンユニットのキャビネッ
トへの取付構造としては、キャビネット本体に嵌合取付
したり、ゴムクッションを使ったものが一般的であっ
た。以下その構成について図2および図3を参照しなが
ら説明する。図2および図3は従来のマイクロホン取付
装置を示すもので、図2において6はマイクロホンユニ
ット、7はキャビネット本体、8は嵌合用円形リブであ
る。図3において9はマイクロホンユニット、10はゴ
ムキャップ、11はキャビネット本体、12は嵌合用円
形リブである。以上のように構成されたマイクロホン取
付構造について以下、その動作について説明する。
トへの取付構造としては、キャビネット本体に嵌合取付
したり、ゴムクッションを使ったものが一般的であっ
た。以下その構成について図2および図3を参照しなが
ら説明する。図2および図3は従来のマイクロホン取付
装置を示すもので、図2において6はマイクロホンユニ
ット、7はキャビネット本体、8は嵌合用円形リブであ
る。図3において9はマイクロホンユニット、10はゴ
ムキャップ、11はキャビネット本体、12は嵌合用円
形リブである。以上のように構成されたマイクロホン取
付構造について以下、その動作について説明する。
【0003】図2に示すようにマイクロホンユニット6
をキャビネット本体7に設けられた円形リブ8に嵌合さ
せて取付けたり、図3に示すようにマイクロホンユニッ
ト9にそれを囲むゴムキャップ10を取り付けたものを
キャビネット本体11に設けられた円形リブ12に挿入
して取り付けている。
をキャビネット本体7に設けられた円形リブ8に嵌合さ
せて取付けたり、図3に示すようにマイクロホンユニッ
ト9にそれを囲むゴムキャップ10を取り付けたものを
キャビネット本体11に設けられた円形リブ12に挿入
して取り付けている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、図2の
ような構造では、マイクロホン後面から全面へ回りこむ
音を完全にしゃ断できず、製品内部の不要な音をマイク
ロホンが拾ってしまうといった問題を生じていた。この
問題点を解決するために図3に示すようにマイクロホン
にゴムキャップをかぶせ音を拾わないようにする必要が
あるが、ゴムキャップをかぶせるのでは取付け作業に手
間がかかったり、材料が高価であるといった問題が発生
していた。
ような構造では、マイクロホン後面から全面へ回りこむ
音を完全にしゃ断できず、製品内部の不要な音をマイク
ロホンが拾ってしまうといった問題を生じていた。この
問題点を解決するために図3に示すようにマイクロホン
にゴムキャップをかぶせ音を拾わないようにする必要が
あるが、ゴムキャップをかぶせるのでは取付け作業に手
間がかかったり、材料が高価であるといった問題が発生
していた。
【0005】本考案は上記従来の問題点を解決するもの
で、簡単な構成でマイクロホン後面の音がマイクロホン
前面へ回り込まないようにできるマイクロホンの密閉構
造を提供することを目的としている。
で、簡単な構成でマイクロホン後面の音がマイクロホン
前面へ回り込まないようにできるマイクロホンの密閉構
造を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案のマイクロホン取
付装置は上記目的を達成するために、マイクロホンユニ
ットと、内面に前記マイクロホンユニットの外周の上部
と嵌合するリブを有し、前記マイクロホンユニットに音
圧を加える音孔を有するキャビネットと、その下部に基
板と結合するフック部を有し前記マイクロホンユニット
の外周の下部を包囲するように嵌合し、かつ前記キャビ
ネットのリブの外周を包囲するように嵌合して前記マイ
クロホンユニットの後部を密閉するように形成するマイ
ク取付キャップとを備えた構成となっている。
付装置は上記目的を達成するために、マイクロホンユニ
ットと、内面に前記マイクロホンユニットの外周の上部
と嵌合するリブを有し、前記マイクロホンユニットに音
圧を加える音孔を有するキャビネットと、その下部に基
板と結合するフック部を有し前記マイクロホンユニット
の外周の下部を包囲するように嵌合し、かつ前記キャビ
ネットのリブの外周を包囲するように嵌合して前記マイ
クロホンユニットの後部を密閉するように形成するマイ
ク取付キャップとを備えた構成となっている。
【0007】
【作用】本考案は上記の構成により、マイクロホンユニ
ットの後面の音をしゃ断し、前面に回らない様にするた
めの密着部分が、マイク外周壁とキャビネット本体のリ
ブ内側、およびマイク取付キャップのリブ内壁とキャビ
ネット本体のリブ外側の2重の密閉構造を有しているの
で、密閉を確実なものにするとともに、マイクロホン
と、キャビネットの音孔との位置決めも正確にすること
ができる。
ットの後面の音をしゃ断し、前面に回らない様にするた
めの密着部分が、マイク外周壁とキャビネット本体のリ
ブ内側、およびマイク取付キャップのリブ内壁とキャビ
ネット本体のリブ外側の2重の密閉構造を有しているの
で、密閉を確実なものにするとともに、マイクロホン
と、キャビネットの音孔との位置決めも正確にすること
ができる。
【0008】
【実施例】以下、本考案の一実施例について図1を参照
しながら説明する。図1は本発明の一実施例のマイクロ
ホン取付装置を示すもので、1はマイク取付キャップ、
2はマイクロホンユニット、3は基板、4はキャビネッ
ト本体、5はキャビネット円形リブである。
しながら説明する。図1は本発明の一実施例のマイクロ
ホン取付装置を示すもので、1はマイク取付キャップ、
2はマイクロホンユニット、3は基板、4はキャビネッ
ト本体、5はキャビネット円形リブである。
【0009】以上のように構成されたマイクロホン取付
装置について、以下、その動作について説明する。マイ
ク取付キャップ1はその内側にマイクとの嵌合部1aを
有し、この嵌合部1aにマイクロホンユニット2を圧入
嵌合して内蔵する。マイク取付キャップ1の後面には基
板3に取付けるための取付フック1bが形成されてい
る。またマイク取付キャップ1は外周にキャビネットと
の嵌合部1cを有し、この嵌合部1cとキャビネット本
体4に設けられた円形リブ5のマイク取付キャップとの
嵌合面5aとが密着し、かつマイクロホンユニット2と
円形リブ5の嵌合面5bとが密着し、キャビネット内部
の音が漏れてこない構造となる。なおキャビネット4に
はマイクロホンユニット2に前面の音圧を加える音孔4
aを設ける。
装置について、以下、その動作について説明する。マイ
ク取付キャップ1はその内側にマイクとの嵌合部1aを
有し、この嵌合部1aにマイクロホンユニット2を圧入
嵌合して内蔵する。マイク取付キャップ1の後面には基
板3に取付けるための取付フック1bが形成されてい
る。またマイク取付キャップ1は外周にキャビネットと
の嵌合部1cを有し、この嵌合部1cとキャビネット本
体4に設けられた円形リブ5のマイク取付キャップとの
嵌合面5aとが密着し、かつマイクロホンユニット2と
円形リブ5の嵌合面5bとが密着し、キャビネット内部
の音が漏れてこない構造となる。なおキャビネット4に
はマイクロホンユニット2に前面の音圧を加える音孔4
aを設ける。
【0010】マイク取付キャップ1には、基板3に対す
る取付位置を正確に出すためフック1bを設けてあるの
で、キャビネット本体4の円形リブ5とマイク取付キャ
ップ1の円形リブ1cとの確実なセンター位置合わせが
できて、それぞれの嵌合によって確実な密閉状態が得ら
れるものである。
る取付位置を正確に出すためフック1bを設けてあるの
で、キャビネット本体4の円形リブ5とマイク取付キャ
ップ1の円形リブ1cとの確実なセンター位置合わせが
できて、それぞれの嵌合によって確実な密閉状態が得ら
れるものである。
【0011】なお、マイク取付キャップは適度な硬さの
樹脂,ゴム等で形成し、必要により、マイクロホンユニ
ットと接する部分を緩衝のために軟かく形成するか、フ
ック1b部分だけ硬質の材料を用いるようにしていもよ
い。
樹脂,ゴム等で形成し、必要により、マイクロホンユニ
ットと接する部分を緩衝のために軟かく形成するか、フ
ック1b部分だけ硬質の材料を用いるようにしていもよ
い。
【0012】
【考案の効果】以上の実施例から明らかなように、本考
案によれば、キャビネットとマイク取付キャップとによ
って、マイクロホンユニット周囲の確実な密閉状態が得
られるので、キャビネット内部からの不要な音の浸入を
防ぐことができるとともにキャビネットとマイクロホン
とを正確にかつ容易に取付けできるため、キャビネット
の音孔とマイクロホンとの位置決めを確実に行うことが
でき、マイク取付キャップに形成した基板取付フックに
よって、組立作業性のよいマイクロホン取付構造を提供
できる。
案によれば、キャビネットとマイク取付キャップとによ
って、マイクロホンユニット周囲の確実な密閉状態が得
られるので、キャビネット内部からの不要な音の浸入を
防ぐことができるとともにキャビネットとマイクロホン
とを正確にかつ容易に取付けできるため、キャビネット
の音孔とマイクロホンとの位置決めを確実に行うことが
でき、マイク取付キャップに形成した基板取付フックに
よって、組立作業性のよいマイクロホン取付構造を提供
できる。
【図1】本考案の一実施例のマイクロホン取付構造を示
す縦断面図
す縦断面図
【図2】従来のマイクロホン取付構造を示す縦断面図
【図3】同じくマイクロホン取付構造を示す縦断面図
1 マイク取付キャップ 1a 同マイクとの嵌合部 1b 同取付フック 1c 同キャビネットとの嵌合部 2 マイクロホンユニット 3 基板 4 キャビネット本体 4a 音孔 5 キャビネット4の円形リブ 5a 同マイク取付キャップとの嵌合面 5b 同マイクとの嵌合面
Claims (1)
- 【請求項1】 マイクロホンユニットと、内面に前記マ
イクロホンユニットの外周の上部と嵌合するリブを有
し、前記マイクロホンユニットに音圧を加える音孔を有
するキャビネットと、その下部に基板と結合するフック
部を有し前記マイクロホンユニットの外周の下部を包囲
するように嵌合し、かつ前記キャビネットのリブの外周
を包囲するように嵌合して前記マイクロホンユニットの
後部を密閉するように形成するマイク取付キャップとを
備えたマイクロホン取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991039411U JP2555045Y2 (ja) | 1991-05-29 | 1991-05-29 | マイクロホン取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991039411U JP2555045Y2 (ja) | 1991-05-29 | 1991-05-29 | マイクロホン取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04132790U JPH04132790U (ja) | 1992-12-09 |
JP2555045Y2 true JP2555045Y2 (ja) | 1997-11-19 |
Family
ID=31920695
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991039411U Expired - Lifetime JP2555045Y2 (ja) | 1991-05-29 | 1991-05-29 | マイクロホン取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2555045Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR19990043675A (ko) * | 1997-11-29 | 1999-06-15 | 윤종용 | 마이크로폰 고정장치 |
JP4735277B2 (ja) * | 2006-01-17 | 2011-07-27 | 株式会社ニコン | カメラおよび電子機器 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5223950Y2 (ja) * | 1973-10-11 | 1977-05-31 | ||
JPS5484928U (ja) * | 1977-11-26 | 1979-06-15 |
-
1991
- 1991-05-29 JP JP1991039411U patent/JP2555045Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04132790U (ja) | 1992-12-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |