JP2550255Y2 - 車両用方向指示装置 - Google Patents

車両用方向指示装置

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JP2550255Y2
JP2550255Y2 JP1990072721U JP7272190U JP2550255Y2 JP 2550255 Y2 JP2550255 Y2 JP 2550255Y2 JP 1990072721 U JP1990072721 U JP 1990072721U JP 7272190 U JP7272190 U JP 7272190U JP 2550255 Y2 JP2550255 Y2 JP 2550255Y2
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spring
steering wheel
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canceling
cam
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義幸 中出
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、自動車などに搭載される車両用方向指示装
置に関するものである。
従来の技術 従来、この種の車両用方向指示装置は第3図〜第7図
に示すように構成されていた。
すなわち、ステアリングシャフト1の上端にステアリ
ングホイール2を固着し、このステアリングシャフト1
のステアリングホイール2を取付けた下部に方向指示器
本体3をその中心に設けたガイド筒4を用いて取付け、
このガイド筒4の外周部に、上端にステアリングホイー
ル2の下面の結合孔5にはめこまれる係合ピン6を備え
た筒状のキャンセリングカム7を回動可能にはめこみ、
方向指示器本体3上に、レバー8によって回動される回
動フレーム9を設け、この回動フレーム9の先端に方向
指示器本体3に設けた節度用段部10にバネによって押圧
されて圧接するピン又はボールを備えたキャンセリング
ラチェット11が設けられている。
また、上記キャンセリングカム7は、バネ12によって
上方に付勢されてステアリングホイール2と確実に結合
されるように構成されている。
また、方向指示器本体3は、スイッチ取付板13によっ
て固定され、コラムカバー14で覆われている。
上記車両用方向指示装置の動作について説明すると、
自動車の右折または左折の指示を出す場合、レバー8を
用いて回動フレーム9を時計方向あるいは反時計方向に
回動させる。この回動によって回動フレーム9は節度用
段部10とキャンセリングラチェット11によって回動位置
でロックされ、方向指示器本体3内に設けたスイッチ
(図示せず)を回動フレーム9で切換え、自動車の右側
の方向指示ランプあるいは、左側の方向指示ランプを点
滅させる。
そして、右折なり左折を終えて、ステアリングホイー
ル2を直進方向に戻すために、左方向、あるいは右方向
に回転させると、このステアリングホイール2の回転に
伴って、キャンセルカム7も回動し、この回動によって
回動フレーム9に設けたキャンセリングラチェット11の
一部を押圧して回動フレーム9を中立位置に復帰させる
ようになっている。
このように構成される車両用方向指示装置において、
キャンセリングカム7をステアリングホイール2に圧接
させるためのバネ12は第5図のようにバネの巻き始めと
巻き終りは、座巻き15を設けていた。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来の車両用方向指示装置では、
キャンセリングカム7をステアリングホイール2に圧接
させるためのバネ12は、バネの巻き始めと巻き終りに座
巻き15を設けているため、ステアリングホイール2を回
転させると、キャンセリングカム7も同時に回転しキャ
ンセリングカム7の回転力が、バネ12に伝わり、バネ12
の座巻き部15の端末15aが、第6図のようにバネ12の2
巻目とこすれて、端末15aが、下方に押し下げられ2巻
目に乗り上げ、この2巻目に乗り上げたバネの端末15a
は、もとの形状に戻ろうとする為、第7図のようにバネ
端末15aがはね上がり、キャンセリングカム7にあた
り、あたり音が発生し、特に最近の静粛な車両において
は、このバネ12の端末15aのあたり音が問題となってき
ていた。
本考案は、このような従来の課題を解決するものであ
り、ステアリングホイールを回転させても、キャンセリ
ングカム7を、ステアリングホイール2に圧接させるた
めのバネ15の端末15aのたたき音を発生させない優れ
た、車両用方向指示装置を提供することを目的とするも
のである。
課題を解決するための手段 本考案は、上記課題を解決するために、キャンセリン
グカムをステアリングホイールに圧接させるためのバネ
の座巻きをなくすとともに、コイルバネの先端を内方向
に若干曲げたものである。
作用 以上の本考案によれば、キャンセリングカム圧接用バ
ネの座巻きのない一般的なコイルバネとし、端末を内方
向へ曲げたので、ステアリングホイールを回転しても、
バネの端末が、バネの2巻目に乗り上げ、これが復帰す
る際に、キャンセリングラチェットに当たって発生する
異音(あたり音)をなくすとともに、キャンセリングカ
ムとバネの先端がこすれたり、引っかかって発生する異
音の発生を防止するものである。
実施例 本考案の一実施例である車両用方向指示装置を第1図
と第2図により説明する。なお、従来技術と同一部分に
は同一番号を付与し、説明は省略して説明すると、キャ
ンセリングカム7をステアリングホイール2に圧接させ
ておくためのバネ16に特徴を有するため、バネ16の構成
についてのみ説明する。7は、係合ピン6を備えた、ス
テアリングホイールと連動して回動し、方向指示を中立
にさせるためのキャンセリングカムであり、16は、キャ
ンセリングカム7をステアリングホイールに圧接させる
ためのバネであり、端面16aはバネ16の内方向へ若干曲
げている。3は方向指示器を取付けるための本体で、方
向指示スイッチ操作のための節度山形10と、バネ16と、
キャンセリングカム7を保持するための同筒4と、車両
側への方向指示器本体を取付けるための取付部17等を有
している。
次に上記実施例の動作について説明すると、バネ16
は、図に示すごとく座巻きを設けない構造であるのでキ
ャンセリングカム7にバネ16を組込んでもバネ16の端末
16aは、バネ16の2巻目とは重ならないために、ステア
リングホイールが回転し、これと同時にキャンセリング
カム7が回転しても、バネ16の端末16aはバネ16の2巻
目に重ならず、バネの端末16aが、キャンセリングカム
7とあたって、異音(パチ音)が発生することがない。
また、第2図に示すようにバネ16の端末16aを直線で
はなく内方へ曲げてあるのでキャンセリングカム7が回
転しても、バネ16の端末16aがキャンセリングカム7お
よび本体3ににバリ等により、引っかかることもなく異
音の発生をなくす効果を有するものである。
考案の効果 本考案は、上記実施例より明らかなように、キャンセ
リングカムを、ステアリングホイールに圧接させるため
のバネの端末の座巻きをなくすことによって、ステアリ
ングホイールを回転し、キャンセリングカムが回転して
も、バネの端末がバネの2巻目に乗り上げることがな
く、バネが乗り上げて元に戻る際に発生する異音をなく
し、更に、バネの先端を内方に曲げることにより、キャ
ンセリングカムが回転する際に、キャンセリングカムお
よび本体とバネ先端部がこすれ、バネの先端で摺動しな
いため引っかかりや、異音の発生を防ぐことができると
いう効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における車両用方向指示器の
要部の分解斜視図、第2図は第1図のバネの拡大図、第
3図は従来の車両用方向指示器の断面図、第4図は同要
部の分解斜視図、第5図は同要部のバネの側面図、第6
図、第7図は従来のバネをキャンセリングカムに組込み
キャンセリングカムの回転により、異音が発生する状態
の説明図である。 3……本体、4……ガイド筒、7……キャンセリングカ
ム、16……コイルバネ。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ステアリングシャフトに、レバーによって
    回動され節度機構によって切換え位置を保持する回転フ
    レームを備えた方向指示器本体をはめこみ、この方向指
    示器本体の上記ステアリングシャフトにはまり合うガイ
    ド筒にコイルバネおよびキャンセリングカムをはめこ
    み、キャンセリングカムを常に上記コイルバネによって
    押し上げステアリングホイールに圧接し、機械的結合を
    維持する車両方向指示装置において、上記コイルバネの
    端末が座巻き無し形状であると共に、端末の先端を内方
    向に曲げてなる車両用方向指示装置。
JP1990072721U 1990-07-09 1990-07-09 車両用方向指示装置 Expired - Lifetime JP2550255Y2 (ja)

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JPH0431036U JPH0431036U (ja) 1992-03-12
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JPS5832998Y2 (ja) * 1978-09-05 1983-07-22 松下電器産業株式会社 車両用方向指示装置

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