JP2545693Y2 - オートマチックトランスミッション車のパーキングブレーキ解除忘れ警告装置 - Google Patents

オートマチックトランスミッション車のパーキングブレーキ解除忘れ警告装置

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JP2545693Y2
JP2545693Y2 JP1990029157U JP2915790U JP2545693Y2 JP 2545693 Y2 JP2545693 Y2 JP 2545693Y2 JP 1990029157 U JP1990029157 U JP 1990029157U JP 2915790 U JP2915790 U JP 2915790U JP 2545693 Y2 JP2545693 Y2 JP 2545693Y2
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parking brake
parking
switch
brake
vehicle
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誠 平野
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Mitsubishi Motors Corp
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  • Emergency Alarm Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、パーキングブレーキを解除することを失
念して車両を発進させてしまうことを防止するために、
パーキングブレーキを解除し忘れている状態で発進操作
が行なわれた場合に、警報を発してその旨を乗員に知ら
せるようにした、パーキングブレーキ解除忘れ警告装置
に関する。
〔従来の技術〕
たとえば、坂道の途中などに車両を駐停車させている
ときには、該車両が不用意に坂道を下ってしまわないよ
うにパーキングブレーキをかけている。車両を発進させ
るときには、このパーキングブレーキを解除しなければ
ならない。パーキングブレーキがかけられた状態で車両
を発進させてしまうと、車両が引きずられて走行し、十
分な速度とならず、所望の操縦を行なえない。
このため、従来ではパーキングブレーキがかけられて
いる場合には、例えばインストルメントパネルなどに設
けられたパーキングブレーキランプが点灯しているよう
になっている。そして、発進時にはパーキングブレーキ
を解除して、このパーキングブレーキランプが消灯した
ことを確認して発進させるようにしてある。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述した従来のようなパーキングブレ
ーキ解除忘れ警報装置では、パーキングブレーキがかけ
られているときにはパーキングブレーキランプが点灯す
る構成であるから、このパーキングブレーキランプの確
認を怠った場合にはパーキングブレーキがかけられたま
ま発進してしまうおそれがある。特に、短時間の駐停車
時には発進を急ぐことが間々であり、パーキングブレー
キを解除し忘れてしまうことがある。
そこで、この考案は、特にオートマチックトランスミ
ッション車において、パーキングブレーキがかけられた
状態で発進しようとした場合には、その旨の警報を発し
て乗員に知らせることにより、パーキングブレーキを確
実に解除して発進できるようにしたパーキングブレーキ
解除忘れ警告装置を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的のため、この考案に係るパーキングブレー
キ解除忘れ警告装置は、パーキングブレーキがかけられ
てパーキングスイッチがオンされているときに、パーキ
ングブレーキランプが点灯するようにしたパーキングブ
レーキ解除忘れ警告装置において、前記パーキングスイ
ッチのオン接点と直列に警告ブザーを設け、これらパー
キングスイッチと警告ブザーとの間にリレースイッチを
介在させ、該リレースイッチは、トランスミッションが
パーキングおよびニュートラル以外にあって、かつフッ
トブレーキが解除された場合にオンするものであること
を特徴としている。
〔作用〕
車両を発進させようとする場合には、オートマチック
トランスミッション車では、フットブレーキを踏込んで
車両が不用意に発進しないようにして、シフトレバーを
操作してトランスミッションをニュートラルまたはパー
キングから走行レンジなどにしたのち、パーキングブレ
ーキを解除してフットブレーキを解除しながら発進させ
る。このとき、パーキングブレーキが解除されていない
場合には、トランスミッションがニュートラルまたはパ
ーキングから走行レンジなどに変り、フットブレーキが
解除されたときに、上記警告ブザーが吹鳴する。すなわ
ち、ギヤを走行レンジなどにしてフットブレーキを解除
する場合は、車両を発進させる場合であり、パーキング
ブレーキが解除されていないのであるから、その旨が警
告ブザーの吹鳴によって乗員に知らされる。
〔実施例〕
以下、図示した一実施例に基づいて、この考案に係る
パーキングブレーキ解除忘れ警告装置を具体的に説明す
る。
運転者によって操作される図示しないパーキングブレ
ーキレバーに連動してパーキングスイッチ1がオン−オ
フする。このパーキングスイッチ1のオン接点1aには直
列にパーキングブレーキランプ2が接続されており、オ
フ接点1bには警告ブザー3が接続されている。また、パ
ーキングスイッチ1の固定接点1cは、ヒューズ8を介し
て電源に接続されている。そして、上記警告ブザー3に
は、該警告ブザー3にそれぞれ直列に、異常水温検出ス
イッチ4、オイル異常検出スイッチ5a、5b、燃焼エア異
常検出スイッチ6、ブレーキオイル異常検出スイッチ7
などが接続されており、これら検出スイッチ4〜7には
それぞれ警告ランプ4a、5c、6a、7aが接続されている。
また、これら警告ランプ4a、5c、6a、7aはヒューズ8を
介して電源に接続されている。したがって、パーキング
ブレーキ1がオフ接点1bに接続されているとき、即ち走
行中に水温などに異常がある場合にはその旨が検出さ
れ、異常水温検出スイッチ4その他の異常がある箇所の
検出スイッチ5a、5b、6a、7aがオンされて、該異常箇所
に対応した警告ランプ4a、5c、6a、7aが点灯するととも
に、警告ブザー3が吹鳴される。
パーキングスイッチ1の上記オン接点1aには、リレー
スイッチ10の固定側接点11が接続されており、可動側接
点12、13の一方の可動側第1接点12にはパーキングブレ
ーキ用の警告ブザー15が接続されている。また、可動側
第2接点13は、開放されている。そして、リレースイッ
チ10のコイル14に通電された状態では、固定側接点11と
可動側第2接点13とが接続され、非通電時には固定側接
点11と可動側第1接点12とが接続されるようにしてあ
る。このコイル14は、インターロックスイッチ16とヒュ
ーズ17を介して電源に接続されている。そして、このイ
ンターロックスイッチ16は、トランスミッションがニュ
ートラルまたはパーキングにある場合にはオンされてお
り、これ以外の場合はオフとなる。
また、上記コイル14には、ダイオード20を介してスト
ップランプスイッチ21の一方の端子が接続されており、
該ストップランプスイッチ21の他方の端子はストップラ
ンプリレー22とヒューズ23を介して電源に接続されてい
る。また、ストップランプスイッチ21の上記一方の端子
にはストップランプ24が接続されている。そして、この
ストップランプスイッチ21は、乗員によってフットブレ
ーキが踏込まれているときにオンする。したがって、フ
ットブレーキが踏込まれたときには、ストップランプ24
が点灯する。
以上により構成されたこの考案に係るパーキングブレ
ーキ解除忘れ警告装置の作用を、以下に説明する。
車両を駐停車させているときにはパーキングブレーキ
をかけた状態にするが、これは乗員が図示しないパーキ
ングブレーキレバーを操作することにより行なわれ、パ
ーキングブレーキがかけられた状態では、パーキングス
イッチ1がオン接点1aに接続されて、パーキングブレー
キランプ2が点灯している。そして、正常に発進する場
合には、パーキングブレーキレバーを操作してパーキン
グブレーキを解除する。パーキングブレーキが解除され
たときには、パーキングスイッチ1はオフ接点1bに接続
されるから、パーキングブレーキ解除忘れ警告装置は作
動しない。
パーキングブレーキをかけた状態で発進しようとする
場合には、電源からヒューズ8、パーキングスイッチ1
の固定接点1c、オン接点1a、リレースイッチ10の固定側
接点11に至る回路が閉じられている。また、駐停車時に
は、トランスミッションがパーキングあるいはニュート
ラルにされる。
まず、発進しようとする場合にはイグニッションキー
が回されて電源がオンされるから回路に通電される。こ
のとき、トランスミッションがニュートラルなどにある
と、インターロックスイッチ16がオンされているから、
電源とリレースイッチ10のコイル14とが通じて固定側接
点11は可動側第2接点13に接続されて、固定側接点11と
警告ブザー15との回路は開いた状態にあり、該警告ブザ
ー15は吹鳴しない。すなわち、トランスミッションがニ
ュートラルまたはパーキングの位置では車両を発進させ
ることができないのであるから、警告ブザー15は吹鳴し
ない。次いで、発進するために車両を確実に停止してト
ランスミッションをシフトすべくフットブレーキが踏込
まれると、ストップランプスイッチ21がオンされてスト
ップランプ24が点灯するとともに、リレースイッチ10の
コイル14に通電される。このため、リレースイッチ10の
固定側接点11は可動側第2接点13と接続されるから、警
告ブザー15の駆動回路は開いた状態となる。この状態で
発進のためにトランスミッションをシフトし、ニュート
ラルおよびパーキング以外にすることによりインターロ
ックスイッチ16がオフとなっても、警告ブザー15は吹鳴
されない。そして、発進しようとしてブレーキペダルか
ら足を離してフットブレーキを解除すると、ストップラ
ンプスイッチ21がオフとなり、コイル14への通電が断た
れる。このときには、トランスミッションは走行レンジ
にあるからインターロックスイッチ16がオフであり、コ
イル14へは全く通電されず、従ってリレースイッチ10の
固定側接点11は可動側第1接点12に接続されることにな
り、電源からヒューズ8、パーキングスイッチ1の固定
接点1c、オン接点1aを経由して警告ブザー15に至る回路
が閉じられる。このため、該警告ブザー15が吹鳴される
ことになる。
すなわち、パーキングブレーキが解除されていない状
態で、トランスミッションがパーキングおよびニュート
ラル以外となるとともに、フットブレーキが解除された
ときに上記警告ブザー15が吹鳴されることになる。した
がって、乗員はパーキングブレーキが解除されていない
ことに気が付き、ブレーキペダルを踏込んでフットブレ
ーキをかけるなどして警告ブザー15の吹鳴を停止して、
該パーキングブレーキを解除したのち、発進することに
なる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案に係るパーキングブレ
ーキ解除忘れ警告装置によれば、駐停車中のオートマチ
ックトランスミッション車両を、パーキングブレーキを
解除しないで発進しないで発進しようとした場合には警
告ブザーが吹鳴するから、乗員はパーキングブレーキが
解除されていないことを車両が発進する前に容易に認識
することができる。そして、パーキングブレーキを解除
したのち発進すれば、車両が引きずられた状態で走行す
ることなく、該車両を所望により操縦することができ
る。
また、従来設けられているパーキングブレーキランプ
を駆動する回路を利用することができるから、簡単な構
成で確実に作動する警告ブザーとすることができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案に係る警告装置の好ましい一実施例を示
すもので、第1図に概略の回路を示してある。 1…パーキングスイッチ 1a…オン接点、1b…オフ接点 1c…固定接点、2…警告ランプ 10…リレースイッチ、11…固定側接点 12…可動側第1接点、13…可動側第2接点 14…コイル、15…警告ブザー 16…インターロックスイッチ 21…ストップランプスイッチ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】パーキングブレーキがかけられてパーキン
    グスイッチがオンされているときに、パーキングブレー
    キランプが点灯するようにしたパーキングブレーキ解除
    忘れ警告装置において、 前記パーキングスイッチのオン接点と直列に警告ブザー
    を設け、これらパーキングスイッチと警告ブザーとの間
    にリレースイッチを介在させ、該リレースイッチは、ト
    ランスミッションがパーキングおよびニュートラル以外
    にあって、かつフットブレーキが解除された場合にオン
    するものであることを特徴とするオートマチックトラン
    スミッション車のパーキングブレーキ解除忘れ警告装
    置。
JP1990029157U 1990-03-23 1990-03-23 オートマチックトランスミッション車のパーキングブレーキ解除忘れ警告装置 Expired - Lifetime JP2545693Y2 (ja)

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JPS58174368U (ja) * 1982-05-19 1983-11-21 小松造機株式会社 走行車両の駐車ブレ−キ制動状態検出装置
JPS60176861A (ja) * 1984-02-23 1985-09-10 Toyoji Yamaguchi ブレ−キの警告装置
JPS62170369U (ja) * 1986-04-18 1987-10-29
JPS6326288U (ja) * 1986-08-04 1988-02-20

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