JP2541034Y2 - モータ用給電装置 - Google Patents

モータ用給電装置

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JP2541034Y2
JP2541034Y2 JP1990102561U JP10256190U JP2541034Y2 JP 2541034 Y2 JP2541034 Y2 JP 2541034Y2 JP 1990102561 U JP1990102561 U JP 1990102561U JP 10256190 U JP10256190 U JP 10256190U JP 2541034 Y2 JP2541034 Y2 JP 2541034Y2
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JP
Japan
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capacitor
housing
power supply
motor
supply device
Prior art date
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JP1990102561U
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JPH0461469U (ja
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登茂昭 西村
敏則 佐々木
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Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、内部にコンデンサ、インダクタ等の電子部
品を搭載するモータにおけるモータ用給電装置に関す
る。
[従来の技術] 従来、本出願人は、モータ用給電装置として第4図乃
至第8図に示すものを提案した。
これを図面について説明すると、第4図はモータの内
部構造を示す正面図、第5図は第4図のA矢視図、第6
図は第4図のB矢視図、第7図は第4図のY−Y線断面
端面図、第8図は樹脂製ハウジングの斜視図である。
1はロータ9を回転させるモータ用給電装置で、ホル
ダ4、ブラシボックス3a,3b、前記ホルダ4に固着され
る絶縁用樹脂製ハウジング6、該ハウジング6に装着さ
れるコンデンサ7等で構成される。
前記ブラシボックス3a,3bは、ホルダ4に取付けら
れ、このブラシボックス3a,3bには、ブラシ2a,2bが取付
けられている。
前記ハウジング6には、第8図に示す如くホルダ4に
嵌挿するための溝6aが内側面より水平方向に、及び雄コ
ネクタ5a,5bが嵌入するための2本の溝6bが、前記溝6a
より下端にかけ垂直方向に設けられ、ハウジング6はホ
ルダ4に溝6aを挿し込み取付けられ、この時溝6bには雄
コネクタ5a,5bが嵌入される。
また、前記ハウジング6の外側上方には室6cが設けら
れ、前記コンデンサ7は、該室6cに挿入されて設けられ
る。このコンデンサ7の足とよばれる端子7a,7bは、ハ
ウジング6の孔6dを挿通してブラシボックス3a,3bに8
に示す箇所でハンダ付けされていた。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、従来、モータは振動条件に関して比較
的厳しくない所に装備されていたが、最近車両システム
の電動化が進み、振動の大きい場所にも装備されるよう
になった。
従って、コンデンサが前記従来のような取付け方法で
は、振動加速度30〜40Gという悪条件下においては、コ
ンデンサの足折れが早期に生じてしまう等、その耐久性
に問題があった。
本考案は、このような従来技術の有していた課題を解
決したモータ用給電装置を提供することを目的とするも
のである。
[課題を解決するための手段] 本考案は、前記目的を達成するため、絶縁用樹脂製ハ
ウジングにコンデンサを搭載するようにしたモータ用給
電装置において、挟持片と該挟持片に対向する対向面と
の間にコンデンサを弾性的に挟持する挟持部が、前記ハ
ウジングの外側面に形成され、前記挟持片は、コンデン
サ受け入れ斜面を有する厚肉の押圧部と該押圧部とハウ
ジングとを連結する弾性変形可能の薄肉部とからなり、
前記対向面は、前記ハウジングと一体的に形成されてコ
ンデンサの側面の少なくとも一の方向のほぼ全域にわた
って接するようになっていることを特徴とする。
[作用] コンデンサは、挟持片を弾性変形させて挟持部の空間
に押し込められ、挟持片の弾力により、厚肉の押圧部と
その対向面との間に、対向面と広い範囲で接して安定し
てしっかり挟持され、この状態で端子(足)がブラシボ
ックスにハンダ付けされる。
給電用リード線はそのコネクタを、前記ハウジングの
コネクタに挿入することで、モータ用給電装置に接続で
きる。
[実施例] 以下図示の実施例について本考案を説明する。
第1図乃至第3図は本考案の実施例を示し、第4図乃
至第8図に示す従来例と同一符号は、同一物を示す。
同図において、モータ用給電装置1は、前記第4図乃
至第8図に示す従来例と同様の構成であって、ホルダ
4、該ホルダ4に取付けられたブラシボックス3a,3b、
該ブラシボックス3a,3bに取付けられたブラシ2a,2b、前
記ブラシボックス3a,3bを延出して一体的に設けた雄又
は雌コネクタ5a,5b、前記ホルダ4に設けられた絶縁用
樹脂製ハウジング6及び該ハウジング6に取付けられる
コンデンサ7等より構成される。
前記ハウジング6は、第2図及び第3図に示すように
ホルダ4と一体に形成され、その外側上方にコンデンサ
7の挟持部11が設けられている。
挟持部11は、第3図に示すように、対向面3と挟持片
12との間に挿入されるコンデンサ7を収容するようにな
っており、挟持片12は挿入されるコンデンサと係合可能
なコンデンサ受け入れ斜面12cを有する押圧部12aと,こ
の押圧部12aとハウジング6とを連結する弾性変形可能
の薄肉部12bとから構成されている。
コンデンサ7の組み付け時は、挟持片12の斜面12cを
コンデンサ7が押して挟持片12の薄肉部12bを弾性変形
させて押し拡げ、挟持片12の弾力でコンデンサ7を押圧
部12aと対向面13との間に押圧挟持することにより、コ
ンデンサ7はハウジング6に取付けられ、その足とよば
れる端子7a,7bは、孔6dを挿通して引出されブラシボッ
クス3a,3bにハンダ付け8されている。
しかして、コンデンサ7は、挟持部11で、本例では挟
持片12で対向面13に押圧挟持されて、固定されハウジン
グ6に取付けられているため、大きな振動があってもコ
ンデンサの保持に対する影響が少なく足折れは防止され
る。因に、振動加速度40G下においても、足折れは発生
しなかった。
尚、ハウジング6は、ホルダ4と別体に形成し、ホル
ダ4に取付けるようにしてもよい。
[考案の効果] 以上のとおり本考案は、コンデンサは弾性的に押圧挟
持されてハウジングに取付けられているので振動に対し
ても固定して影響を受け難いので、足折れが発生せず防
止できる効果を奏する。
従って、振動の大きな場所、装置へのモータの搭載に
最適である。しかも、コンデンサは挟持部の空間に押し
込むだけで挟持片の弾性により固定されるから、給電リ
ード線の配線組付けの作業性に優れている。挟持片の弾
性変形量は比較的大きく、コンデンサの寸法にばらつき
があっても押圧力はほとんど変わらないから、組付け時
コンデンサの選別も不要であり、押圧力の経時劣化も少
ないから、長期間の使用に耐える。
また、モータ内にコンデンサを配設することができる
ため、装置全体を小型化できる等の効果を奏することは
云うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は、本考案の実施例を示し、第1図は
本考案に係るモータ用給電装置を第4図に適用した場合
のA矢視図、第2図は第1図のC矢視図、第3図は第2
図X−X線断面端面図である。 第4図乃至第8図は従来例を示し、第4図はモータの内
部構造を示す正面図、第5図は第4図のA矢視図、第6
図は第4図のB矢視図、第7図は第4図Y−Y線断面端
面図、第8図は樹脂製ハウジングの斜視図である。 図中で、 1……モータ用給電装置、2a,2b……ブラシ、3a,3b……
ブラシボックス、4……ホルダ、5a,5b……雄又は雌コ
ネクタ、6……絶縁用樹脂製ハウジング、7……コンデ
ンサ、8……ハンダ付け、10……リード線、11……挟持
部、12……挟持片、13……対向面。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁用樹脂製ハウジングにコンデンサを搭
    載するようにしたモータ用給電装置において、挟持片と
    該挟持片に対向する対向面との間にコンデンサを弾性的
    に挟持する挟持部が、前記ハウジングの外側面に形成さ
    れ、前記挟持片は、コンデンサ受け入れ斜面を有する厚
    肉の押圧部と該押圧部とハウジングとを連結する弾性変
    形可能の薄肉部とからなり、前記対向面は、前記ハウジ
    ングと一体的に形成されてコンデンサの側面の少なくと
    も一の方向のほぼ全域にわたって接するようになってい
    ることを特徴とするモータ用給電装置。
JP1990102561U 1990-09-29 1990-09-29 モータ用給電装置 Expired - Lifetime JP2541034Y2 (ja)

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JPH0461469U JPH0461469U (ja) 1992-05-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5194903U (ja) * 1975-01-30 1976-07-30
GB2222316A (en) * 1988-08-24 1990-02-28 Johnson Electric Ind Mfg Electric motor with suppressor choke and terminal housing

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JPH0461469U (ja) 1992-05-26

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