JPH118000A - 配線板と外部コネクタとの接続部構造 - Google Patents

配線板と外部コネクタとの接続部構造

Info

Publication number
JPH118000A
JPH118000A JP9156849A JP15684997A JPH118000A JP H118000 A JPH118000 A JP H118000A JP 9156849 A JP9156849 A JP 9156849A JP 15684997 A JP15684997 A JP 15684997A JP H118000 A JPH118000 A JP H118000A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiring board
connector
external connector
mounting portion
case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9156849A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Kodama
晋司 兒玉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP9156849A priority Critical patent/JPH118000A/ja
Publication of JPH118000A publication Critical patent/JPH118000A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケースの受け台に支持した配線板にコネクタ
装着部を固着し、外部コネクタをコネクタ装着部に嵌入
するとき、配線板が撓み変形する問題があった。 【解決手段】 表面にコネクタ装着部9′を固着した配
線板5をケース20の内壁面に突設した受け台21に取
り付け、ケース20の内壁面に、配線板5の裏面であっ
てコネクタ装着部9′にほぼ相対する位置に当接する支
持台25を設け、外部コネクタ17の相手端子と配線板
5の端子8を電気接続するために外部コネクタ17をコ
ネクタ装着部9′に嵌入するときに、配線板5に働く押
圧力を支持台25で受けるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケース内に収容さ
れる配線板のコネクタ装着部に外部コネクタを嵌入し
て、配線板の端子と外部コネクタの相手端子を電気接続
する接続部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、ケース内に収容される配線板
が、外部コネクタと電気接続される電気接続箱の縦断面
図であり(特開昭62−181610号公報参照)、電
気接続箱Aのケース1は、上ケース2と下ケース3によ
り構成され、下ケース3の内底壁に突設される受け台
4,4に配線板5の両端が載置される。配線板5の両端
は、上ケース2の内壁面に突出する突起6,6と下ケー
ス3の受け台4,4により挟圧されてケース1内に固定
される。
【0003】配線板5はプリント配線基板であり、プリ
ント配線に接続する複数の電子部品7の端子の先端が配
線板5を貫通した後に半田付けされると共に、上方に突
出する端子8が装着される。端子8の先端は、上ケース
2に設けられたコネクタ装着部9の底壁を貫通し、外部
コネクタ(図示しない)がケース1の外側からコネクタ
装着部9に嵌入したとき、外部コネクタ内の相手端子と
端子8が電気接続される。
【0004】コネクタ装着部9は、図7の場合には上ケ
ース2と一体に設けられているが、上ケース2から分離
して配線板5に設けられる型式のものがある。図8は、
上ケース2から分離したコネクタ装着部9′が、配線板
5の表面に装着された状態を示す縦断面図であり、配線
板5に接続される端子8の先端が、コネクタ装着部9′
の底壁を貫通し、コネクタ装着部9′に嵌入する外部コ
ネクタの相手端子に電気接続される(実公昭59−10
780号公報参照)。
【0005】図9は、コネクタ装着部9′装着型の配線
板5の一例を示す縦断面図(略図)であり、配線板5の
ほぼ中央に端子8が設けられる。端子8は、配線板5を
貫通する一端が配線板5の裏面(図9において右側面)
に半田付け部10により固着され、他端が配線板5の表
面から突出している。
【0006】コネクタ装着部9′は、一側(図9におい
て左側)に開口するコネクタ収容室11と、他側の外周
面から突出する複数の突起(図示できないので図2の突
起12参照)とを有し、コネクタ装着部9′を配線板5
の表面のほぼ中央位置に当接した後に、配線板5の裏側
から貫通するねじ(図2のねじ13参照)を上記の突起
に螺合し、コネクタ装着部9′を配線板5に固定する。
このとき、端子8はコネクタ装着部9′の底壁の端子挿
通孔14を貫通し、コネクタ収容室11内に突出する。
【0007】コネクタ装着部9′を取り付けた配線板5
の両端部を、ケース1の内壁面から突出する受け台4に
当て、配線板5の両端部を貫通するねじ15を受け台4
に螺合して配線板5をケース1に固定する。かくして、
配線板5の裏面とケース1の内壁面との間に形成される
空間16により、配線板5の裏面から突出する端子8の
一端,半田付け部10及び配線板5の裏側から貫通する
上記のねじの頭部がケース1の内壁面と接触しないよう
になっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】外部コネクタ17をコ
ネクタ収容室11に嵌入すると、電線18を接続し外部
コネクタ17内に収容されている相手端子(図示しな
い)と端子8が嵌合し、電線18と配線板5の回路が電
気接続される。然し、外部コネクタ17をコネクタ収容
室11に嵌入するとき、嵌入力を受けた配線板5が撓み
変形し(図10参照)、半田付け部10にクラックが発
生するなどの問題が生じる。本発明はかかる課題を解決
することを目的とし、外部コネクタ17を嵌入しても配
線板5に撓み変形を生じないようにした配線板と外部コ
ネクタとの接続部構造を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、表面にコネクタ装着部を固着した配線板
を、ケースの内壁面に突設された受け台に取り付け、前
記コネクタ装着部に外部コネクタを嵌入したときに、該
外部コネクタ内の相手端子と前記配線板に着設された端
子が電気接続される配線板と外部コネクタとの接続部構
造において、前記ケースの内壁面に、前記配線板の裏面
であって前記コネクタ装着部にほぼ相対する位置に当接
する支持台を設けた。前記配線板の裏面と前記支持台と
の当接面を、前記コネクタ装着部の固着面より小さくす
ることが望ましい。
【0010】或いは、本発明は、表面にコネクタ装着部
を固着した配線板を、ケースの内壁面に突設された受け
台に取り付け、前記コネクタ装着部に外部コネクタを嵌
入したときに、該外部コネクタ内の相手端子と前記配線
板に着設された端子が電気接続される配線板と外部コネ
クタとの接続部構造において、前記コネクタ装着部に、
前記配線板の裏面より突出し、前記ケースの内壁面に当
接する支持脚を設ける構成とする。又は、前記配線板の
裏面に、前記ケースの内壁面に当接する支持突起を設け
る構成とする。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して説明すると、図1は、本発明の配線板と外部
コネクタとの接続部構造の第1実施例を示す要部縦断面
図であり、図2は図1の分解斜視図である。図1,図2
に示すように、配線板5の表面のほぼ中央に、分離型の
コネクタ装着部9′が当てられ、配線板5の裏面側から
挿通されるねじ13がコネクタ装着部9′の突起12に
螺合することによりコネクタ装着部9′が配線板5に固
定され、配線板5に装着された端子8がコネクタ装着部
9′のコネクタ収容室11内に突出することは従来例と
同様である。
【0012】配線板5を収容するケース20の内壁面
に、配線板5の裏面の周縁部を支持する受け台21と、
配線板5のねじ挿通孔22に相対するねじ孔23を有す
る突起24が設けられ、ねじ挿通孔22に挿通されるね
じ15がねじ孔23に螺合し、配線板5が受け台21に
当接する。本実施例では、受け台21から独立した突起
24にねじ孔23を設けたが、突起24を省略して受け
台21にねじ孔23を設けてもよい。
【0013】受け台21の内側のケース20の内壁面に
は、配線板5が受け台21に取り付けられたときにコネ
クタ装着部9′に相対する位置に支持台25を突設す
る。支持台25の高さは受け台21と同じ高さとし、支
持台25の形状はコネクタ装着部9′の外壁面の輪郭と
ほぼ同じ形状の四角枠形状とし、図3(B)或いは図4
に示すように、輪郭に部分的な切欠部26を設けてもよ
い。
【0014】この第1実施例では、外部コネクタ17
(図9参照)をコネクタ装着部9′に嵌入するときに、
配線板5に加わる押圧力が支持台25で支えられるた
め、配線板5には撓み変形が生じない。従って、配線板
5が保護され、半田付け部10にクラックが生じるおそ
れはない。
【0015】支持台25の四角枠形状の長さ寸法L′,
幅寸法B′は、コネクタ装着部9の長さ寸法L,幅寸法
Bよりも小さくすることが望ましい(図3(A),
(B)参照)。その理由は、支持台25は、外部コネク
タ17をコネクタ装着部9に嵌入するときの押圧力を受
けた配線板5が撓み変形しないように支持するものであ
り、コネクタ装着部9の外壁面よりも内側を支持した方
が配線板5の撓み変形を防止する効果が大きいことによ
る。
【0016】以上の第1実施例では、ケース20の内壁
面に設けた支持台25により配線板5の撓み変形を阻止
するようにしたが、次の第2実施例に示すように、支持
台25に代えて支持脚28付きのコネクタ装着部27を
使用してもよい。図5は本発明の第2実施例を示す要部
縦断面図であり、ケース29の内壁面には第1実施例と
同様の受け台21が設けられるが、支持台25が設けら
れていない。
【0017】配線板30は、ほぼ中央部に端子8が設け
られ、周縁部が受け台21にねじ15止めされることは
第1実施例と同様であるが、端子8の両側に貫通孔31
が設けられることが相違する。コネクタ装着部27は、
配線板30の貫通孔31を通過してケース29の内壁面
に当接する支持脚28が設けられる他は第1実施例と同
様である。
【0018】この第2実施例では、外部コネクタ17を
コネクタ装着部27に嵌入するときに、コネクタ装着部
27に加わる嵌入力は、ケース29の内壁面に当接する
支持脚28によって支えられるため、配線板30は嵌入
力を全く受けることなく保護される。
【0019】図6は本発明の第3実施例を示す要部縦断
面図であり、第3実施例の配線板と外部コネクタとの接
続部構造は、コネクタ装着部9′は第1実施例と同様で
あり、ケース29は第2実施例と同様であるが、配線板
32に支持脚33が設けられることが、第1,第2実施
例と相違する。配線板32の裏面には端子8の両側から
突出する支持脚33が設けられ、支持脚33の先端がケ
ース29の内壁面に当接する。
【0020】両支持脚33の間隔は、コネクタ装着部
9′の外壁面の幅寸法より小さくすることが望ましいこ
とは、第1実施例の支持台25と同様の理由による。こ
の第3実施例においても、外部コネクタ17をコネクタ
装着部9′に嵌入するときの力が、ケース29の内壁面
に当接する支持脚によって支えられるので、配線板32
の撓み変形が防止され、半田付け部10にクラックが生
じるおそれはない。
【0021】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、外部コネクタをコネクタ収容室に嵌入するとき、嵌
入力を受けた配線板に撓み変形を生じることはなく、配
線板が保護されると共に、半田付け部にクラックが発生
するなどの従来の問題を確実に解消することができた。
従って、配線板と外部コネクタとの接続部構造の信頼性
が向上した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す要部縦断面図であ
る。
【図2】図2は図1の分解斜視図である。
【図3】図3(A),(B)はコネクタ装着部と支持台
との寸法の説明図である。
【図4】切欠部が設けられた支持台の形状の説明図であ
る。
【図5】本発明の第2実施例を示す要部縦断面図であ
る。
【図6】本発明の第3実施例を示す要部縦断面図であ
る。
【図7】配線板と外部コネクタとの接続部構造の一例を
説明する縦断面図である。
【図8】配線板と外部コネクタとの接続部構造の他の一
例を説明する要部縦断面図である。
【図9】配線板と外部コネクタとの接続を説明する縦断
面図である。
【図10】配線板と外部コネクタとを接続するときの課
題を説明する縦断面図である。
【符号の説明】
5,30,32 配線板 8 端子 9′,27 コネクタ装着部 10 半田付け部 17 外部コネクタ 20,29 ケース 21 受け台 25 支持台 28 支持脚 33 支持脚

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面にコネクタ装着部を固着した配線板
    を、ケースの内壁面に突設された受け台に取り付け、前
    記コネクタ装着部に外部コネクタを嵌入したときに、該
    外部コネクタ内の相手端子と前記配線板に着設された端
    子が電気接続される配線板と外部コネクタとの接続部構
    造において、 前記ケースの内壁面に、前記配線板の裏面であって前記
    コネクタ装着部にほぼ相対する位置に当接する支持台を
    設けたことを特徴とする配線板と外部コネクタとの接続
    部構造。
  2. 【請求項2】 前記配線板の裏面と前記支持台との当接
    面は、前記コネクタ装着部の固着面より小さいことをこ
    とを特徴とする請求項1記載の配線板と外部コネクタと
    の接続部構造。
  3. 【請求項3】 表面にコネクタ装着部を固着した配線板
    を、ケースの内壁面に突設された受け台に取り付け、前
    記コネクタ装着部に外部コネクタを嵌入したときに、該
    外部コネクタ内の相手端子と前記配線板に着設された端
    子が電気接続される配線板と外部コネクタとの接続部構
    造において、 前記コネクタ装着部に、前記配線板の裏面より突出し、
    前記ケースの内壁面に当接する支持脚を設けたことを特
    徴とする配線板と外部コネクタとの接続部構造。
  4. 【請求項4】 表面にコネクタ装着部を固着した配線板
    を、ケースの内壁面に突設された受け台に取り付け、前
    記コネクタ装着部に外部コネクタを嵌入したときに、該
    外部コネクタ内の相手端子と前記配線板に着設された端
    子が電気接続される配線板と外部コネクタとの接続部構
    造において、 前記配線板の裏面に、前記ケースの内壁面に当接する支
    持突起を設けたことを特徴とする配線板と外部コネクタ
    との接続部構造。
JP9156849A 1997-06-13 1997-06-13 配線板と外部コネクタとの接続部構造 Pending JPH118000A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9156849A JPH118000A (ja) 1997-06-13 1997-06-13 配線板と外部コネクタとの接続部構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9156849A JPH118000A (ja) 1997-06-13 1997-06-13 配線板と外部コネクタとの接続部構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH118000A true JPH118000A (ja) 1999-01-12

Family

ID=15636729

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9156849A Pending JPH118000A (ja) 1997-06-13 1997-06-13 配線板と外部コネクタとの接続部構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH118000A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005130633A (ja) * 2003-10-24 2005-05-19 Yazaki Corp 電気接続箱
JP2010124660A (ja) * 2008-11-21 2010-06-03 Autonetworks Technologies Ltd 電気接続箱
JP2014179524A (ja) * 2013-03-15 2014-09-25 Enplas Corp 基板補強構造
JP2017069329A (ja) * 2015-09-29 2017-04-06 株式会社デンソー 電子制御装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005130633A (ja) * 2003-10-24 2005-05-19 Yazaki Corp 電気接続箱
JP2010124660A (ja) * 2008-11-21 2010-06-03 Autonetworks Technologies Ltd 電気接続箱
JP2014179524A (ja) * 2013-03-15 2014-09-25 Enplas Corp 基板補強構造
JP2017069329A (ja) * 2015-09-29 2017-04-06 株式会社デンソー 電子制御装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6908339B2 (en) Connector having a simple structure assuring a stable mounting operation
JPH0613116A (ja) 電気コネクタの保持装置
JP2000261160A (ja) 分岐接続箱
JP3227138B2 (ja) 高電圧用コネクタ
JP2000223191A (ja) 小型コネクタ
JP3119612B2 (ja) プリント基板用コネクタ及びその実装構造
US11489296B2 (en) Power supply
JPH0822852A (ja) 回路基板用コネクタ
US20030232517A1 (en) Electrical connector assembly
JP2000048880A (ja) カード用コネクタ組立体
JPH118000A (ja) 配線板と外部コネクタとの接続部構造
JP3355476B2 (ja) ライトアングルコネクタ
JP2002117926A (ja) スプリングピンコネクタ
JP3258745B2 (ja) コネクタ及びコネクタ取付具
JP2596663Y2 (ja) 固定金具
JP2890933B2 (ja) コネクタ
JP3123391B2 (ja) コネクタおよびその組付け方法
JPH0562742A (ja) 基板用接続コネクタ
JPH0676873A (ja) 電子部品
JPH10261455A (ja) シールドコネクタ
JPH09327083A (ja) スピーカ取付装置
JP3246315B2 (ja) パネル計器
JP3462042B2 (ja) オドトリップ装置
JP3195525B2 (ja) 電子回路部品収容ケース
JP3406522B2 (ja) レシーバ等のコネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030212