JP2539154Y2 - ウエザーストリツプ - Google Patents

ウエザーストリツプ

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JP2539154Y2
JP2539154Y2 JP1987129769U JP12976987U JP2539154Y2 JP 2539154 Y2 JP2539154 Y2 JP 2539154Y2 JP 1987129769 U JP1987129769 U JP 1987129769U JP 12976987 U JP12976987 U JP 12976987U JP 2539154 Y2 JP2539154 Y2 JP 2539154Y2
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JP
Japan
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hollow seal
bridge
door
seal portion
weatherstrip
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Application number
JP1987129769U
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JPS6433422U (ja
Inventor
博行 浜中
純子 行村
Original Assignee
西川ゴム工業 株式会社
トヨタ自動車 株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は自動車のドア周縁に取付けられるウエザー
ストリツプに関するものである。
[従来の技術] 第6図及び第7図に示す如く、ドア閉止時、ドアサツ
シユ2に取付けられたウエザーストリツプ6の中空シー
ル部7がルーフサイドフレーム5の角部5bに当接したと
き変形し、ルーフサイドフレーム5の略垂直壁5aとの間
にシール隙Dを発生すると共に、ルーフサイドフレーム
5の略水平下面壁5cに接触し、またドアサツシユ2との
間にも隙間dを発生し、更にまた第8図に示す如く圧縮
永久歪SOが大きくなつていた。
[考案が解決しようとする問題点] ドア閉止時ウエザーストリツプ6の中空シール部7が
ルーフサイドフレーム5に当接して上記のようなシール
隙Dやドアサツシユ2との間に隙間dを生ずると自動車
の走行中の風切音の発生や防水性も悪くなり、時間の経
過と共に大きくなる永久歪SOによりシール性が低下して
いた。
この考案は、ドア閉止時に上記のようなシール隙Dや
隙間dの発生を減少し圧縮永久歪も小さくなるようなウ
エザーストリツプを提供するものである。
[問題点を解決するための手段] 第1図乃至第5図を参考にして説明する。
この考案に係るウエザーストリツプは、自動車のドア
サツシユ2周りに装着され、ルーフサイドフレーム5の
略垂直壁5a及び略水平下面壁5c間の角部5bに股がつて前
記両壁に当接してシールする中空シール部3を有するウ
エザーストリツプ1において、ルーフサイドフレーム5
に当接する中空シール部3の中空内部に、ドア閉じ直前
位置においては前記略垂直壁5a上部に向つて凹のブリツ
ジ4を配設し、且つドア完閉位置においては前記ブリツ
ジ4の一端部4bを中空シール部3の前記角部5bに当接す
る部位の直下に結合すると共に他端部4aを斜め車外側P
上方に結合したものである。
[作用] ドアの閉止時ウエザーストリツプ1の中空シール部3
がルーフサイドフレーム5に当接するとき、中空シール
部3の体積が小さくなるので、ブリツジ4は圧縮される
方向の力を受け、その反力としてブリツジ4の上下両端
には反力A・Bを発生する。ブリツジ下端4bの反力B
は、略水平下面壁5cに沿う中空シール部3のブリツジ下
部分3bを略水平に押し、またブリツジ上端4aの反力Aは
略垂直壁5aに沿う中空シール部3のブリツジ上部分3aを
上方に引張るので、従来みられたシール隙Dやドアサツ
シユ2との隙間dが減少しまた圧縮永久歪も減少する。
[実施例] 1は車両のドアサツシユ2周りに装着したウエザース
トリツプで、ルーフサイドフレーム5の角部5bを股がつ
て略垂直壁5a及び略水平下面壁5cに当接してシールする
中空シール部3を有している。4は中空シール部3の中
空内部に配設したブリツジで、ドア閉じ直前位置におい
ては、前記略垂直壁5a上部に向つて凹の形状であり、且
つドア完閉位置においては前記ブリツジ4の一端部4bを
中空シール部3の前記角部5bに当接する部位に直下に結
合すると共に他端部4aを車外側P斜め上方に結合してい
る。
したがつて、ドアの閉止時ウエザーストリツプ1の中
空シール部3がルーフサイドフレーム5に当接して変形
するとき、中空シール部3の体積が小さくなるので、ブ
リツジ4は圧縮される方向の力を受け、その反力として
ブリツジ4の上下両端には反力A・Bを発生する。
ブリツジ下端4bの反力Bは略水平下面壁5cに沿う中空
シール部3のブリツジ下部分3bを略水平に押すと共に中
空シール部3の室内側Q下部を押下げ、またブリツジ上
端4aの反力Aは略垂直壁5aに沿う中空シール部3のブリ
ツジ上部分3aを上方に引張るので、第2図に示す如く中
空シール部3はルーフサイドフレーム5に対し隙なく当
接し、また中空シール部3の室内側Q下部の押下げによ
つて、ドアサツシユ2との間の隙間dが減少する。
なお、中空シール部3の圧縮永久歪は、五倍尺セツト
治具の実験によると、第8図に示す従来品のへたり量SO
と第3図に示す本考案のへたり量Sを比較した場合本考
案品が従来品よりも15〜20%だけへたりが減少すること
が明らかとなつた。
これらにより走行時の風切音の防止並びに防水性が向
上する。
また、第4図に示す荷重曲線に示されているように実
線で示す本考案品は点線で示す従来品に比べて勾配が横
ばいとなつており、これは建付バラツキの吸収率が大き
くなることを表わしている。
[考案の効果] この考案は、ウエザーストリツプ1の中空シール部3
の中空内部にブリツジ4を配設しているため、ドア閉止
時ウエザーストリツプ1の中空シール部3がルーフサイ
ドフレーム5に当接するとき、中空シール部3の体積が
小さくなるので、ブリツジ4は圧縮される方向の力を受
け、その反力としてブリツジ4の上下両端には反力A・
Bを発生する。ブリツジ下端4bの反力Bは水平下面壁5c
に沿う中空シール部3のブリツジ下部分3bを略水平に押
し、またブリツジ上端4aの反力Aは略垂直壁5aに沿う中
空シール部3のブリツジ上部分3aを上方に引張るので、
従来みられたシール隙Dやドアサツシユ2との隙間dが
減少しまた圧縮永久歪も減少する。更にブリツジ4の一
端部4bを中空シール部3のルーフサイドフレーム5の角
部5bに当接する部位直下に結合したために、ルーフサイ
ドフレーム5の角部以外に当接する場合と比べて、荷重
曲線も急激に悪い方向に増加せず、前記効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図はこの考案に係るウエザーストリツプ
を説明するためのもので、第1図は第5図のI−I線に
沿う断面図、第2図はドア閉止時ウエザーストリツプが
ルーフサイドフレームに当接した状態の第1図相当図、
第3図は同上ウエザーストリツプの圧縮永久歪の度合を
示す説明図、第4図は荷重と圧縮撓み曲線図、第5図は
自動車の側面図である。 第6図乃至第8図は従来のウエザーストリツプを説明す
るためのもので、第6図は第1図相当図、第7図はドア
閉止時ウエザーストリツプが車体に当接した状態の第6
図相当図、第8図は同上ウエザーストリツプの圧縮永久
歪の度合を示す説明図である。 1……ウエザーストリツプ 2……ドアサツシユ 3……中空シール部 3a……中空シール部のブリツジ上部分 3b……中空シール部のブリツジ下部分 4……ブリツジ 4a……ブリツジの上端 4b……ブリツジの下端 5……ルーフサイドフレーム 5a……略垂直壁 5b……角部 5c……略水平下面壁 6……ウエザーストリツプ 7……中空シール部 D……シール隙 d……隙間 P……車外側 Q……室内側 S,SO……圧縮永久歪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 行村 純子 広島県広島市西区三篠町2丁目2番8号 西川ゴム工業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭57−117217(JP,U) 実開 昭56−21218(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車のドアサツシユ(2)周りに装着さ
    れ、ルーフサイドフレーム(5)の略垂直壁(5a)及び
    略水平下面壁(5c)間の角部(5b)に股がつて前記両壁
    に当接してシールする中空シール部(3)を有するウエ
    ザーストリツプ(1)において、ルーフサイドフレーム
    (5)に当接する中空シール部(3)の中空内部に、ド
    ア閉じ直前位置においては前記略垂直壁(5a)上部に向
    つて凹のブリツジ(4)を配設し、且つドア完閉位置に
    おいては前記ブリツジ(4)の一端部(4b)を中空シー
    ル部(3)の前記角部(5b)に当接する部位の直下に結
    合すると共に他端部(4a)を斜め車外側(P)上方に結
    合したことを特徴とするウエザーストリツプ。
JP1987129769U 1987-08-25 1987-08-25 ウエザーストリツプ Expired - Lifetime JP2539154Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS6433422U JPS6433422U (ja) 1989-03-01
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ID=31384349

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS613691Y2 (ja) * 1979-07-27 1986-02-05

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JPS6433422U (ja) 1989-03-01

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