JP2536188Y2 - 自動車用シートにおけるシートベルトのアンカー取付構造 - Google Patents
自動車用シートにおけるシートベルトのアンカー取付構造Info
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- JP2536188Y2 JP2536188Y2 JP11350191U JP11350191U JP2536188Y2 JP 2536188 Y2 JP2536188 Y2 JP 2536188Y2 JP 11350191 U JP11350191 U JP 11350191U JP 11350191 U JP11350191 U JP 11350191U JP 2536188 Y2 JP2536188 Y2 JP 2536188Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- anchor
- base
- seat belt
- finisher
- seat
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- Seats For Vehicles (AREA)
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は自動車用シートにおける
シートベルトのアンカー取付構造に関する。
シートベルトのアンカー取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用シートにおけるシートベルトの
アンカーは、図5に示す様に、車床に固定したスライド
レール1のロアレール11に、ブラケット2を取付け、
このブラケット2にシートベルト3のアンカー31を取
付けている。
アンカーは、図5に示す様に、車床に固定したスライド
レール1のロアレール11に、ブラケット2を取付け、
このブラケット2にシートベルト3のアンカー31を取
付けている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従って、シートベルト
3のアンカー31は表面に露出することになり、外観上
見栄えが悪くなるという不具合があった。そこで、本考
案は上記不具合を解消すべくなされたものであり、シー
トベルトのアンカーを覆うことにより、アンカーの表面
への露出を防ぐことを目的とする。
3のアンカー31は表面に露出することになり、外観上
見栄えが悪くなるという不具合があった。そこで、本考
案は上記不具合を解消すべくなされたものであり、シー
トベルトのアンカーを覆うことにより、アンカーの表面
への露出を防ぐことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案に係る自動車用シ
ートにおけるシートベルトのアンカー取付構造は、シー
トクッションの側面に固定したリクライニングデバイス
用ベースと、このベースを覆うフィニッシャーとからな
り、前記フィニッシャーにはシートベルトのアンカーを
収納するアンカー収納用凹部を形成し、このアンカー収
納用凹部の底部を介して前記デバイス用ベースに前記ア
ンカーを固定してなり、前記アンカー収納用凹部には前
記アンカーを覆うアンカー用蓋を取付けてなるものであ
る。
ートにおけるシートベルトのアンカー取付構造は、シー
トクッションの側面に固定したリクライニングデバイス
用ベースと、このベースを覆うフィニッシャーとからな
り、前記フィニッシャーにはシートベルトのアンカーを
収納するアンカー収納用凹部を形成し、このアンカー収
納用凹部の底部を介して前記デバイス用ベースに前記ア
ンカーを固定してなり、前記アンカー収納用凹部には前
記アンカーを覆うアンカー用蓋を取付けてなるものであ
る。
【0005】
【作用】シートベルトのアンカーはフィニッシャーに形
成したアンカー収納用凹部に収納することができ、この
アンカー収納用凹部をアンカー用蓋で覆うと、アンカー
が表面へ露出することがなく、外観上見栄えが良くな
る。又、アンカーはアンカー収納用凹部の底部を介して
デバイス用ベースに固定しているので、強度的にも十分
耐えることができる。
成したアンカー収納用凹部に収納することができ、この
アンカー収納用凹部をアンカー用蓋で覆うと、アンカー
が表面へ露出することがなく、外観上見栄えが良くな
る。又、アンカーはアンカー収納用凹部の底部を介して
デバイス用ベースに固定しているので、強度的にも十分
耐えることができる。
【0006】
【実施例】本考案の実施例を図1乃至図4に基づいて説
明する。シートクッションSCにはリクライニングデバ
イス4を介してシートバックSBが傾動可能に取付けら
れている。シートクッションSCはその側面SC1に沿
ってリクライニングデバイス用ベース5が設けられ、こ
のベース5がシートクッションSCにベース用ボルト
8、8、8で固定している。ベース5にはそのシートバ
ックSB側に、リクライニングデバイス4のロアアーム
42が固定して設けられ、リクライニングデバイス4の
アッパーアーム41にシートバックSBが取付けられて
いる。ベース5の後端部51にはL字状からなるアンカ
ー取付部52がベース5に一体形成している。このアン
カー取付部52にはアンカー31をアンカー用ボルト6
により固定するための取付孔53が設けられている。更
に、ベース5にはこのベース5を覆うフィニッシャー7
が取付けられている。フィニッシャー7はベース5を覆
う様に、本体部71とこの本体部71の端部からベース
5の方向へ折曲した側部72とからなっている。フィニ
ッシャー7にはその後部にシートベルト3のアンカー3
1を収納するアンカー収納用凹部73が形成されてい
る。アンカー収納用凹部73はフィニッシャー7の本体
部71と側部72とがベース5の方向へ窪み、アンカー
31を収納することができる形状の収納部77とベルト
3を外部へ通すベルト用口78とからなっている。そし
て、アンカー収納用凹部73の底部74にはベース5の
アンカー取付部52に設けた取付孔53に重なる様に、
アンカー用ボルト6が挿通する挿通孔75が形成される
と共に、フィニッシャー7をベース5にフィニッシャー
固定用ボルト8で固定するためのボルト孔76が形成さ
れている。更に、アンカー収納用凹部73にはその両側
壁79、79に、アンカー用蓋9が係止する係止孔8
0、80が形成されている。アンカー用蓋9は平板状か
らなり、その内面にはアンカー収納用凹部73の係止孔
80、80に係止する係止部91、91が設けられてい
る。アンカー用蓋9をアンカー収納用凹部73に取付け
ると、アンカー用蓋9とアンカー収納用凹部73との間
にはアンカー31を収納できる収納部77とベルト3を
この収納部77から外部へ通すベルト用口78とが形成
されることになる。
明する。シートクッションSCにはリクライニングデバ
イス4を介してシートバックSBが傾動可能に取付けら
れている。シートクッションSCはその側面SC1に沿
ってリクライニングデバイス用ベース5が設けられ、こ
のベース5がシートクッションSCにベース用ボルト
8、8、8で固定している。ベース5にはそのシートバ
ックSB側に、リクライニングデバイス4のロアアーム
42が固定して設けられ、リクライニングデバイス4の
アッパーアーム41にシートバックSBが取付けられて
いる。ベース5の後端部51にはL字状からなるアンカ
ー取付部52がベース5に一体形成している。このアン
カー取付部52にはアンカー31をアンカー用ボルト6
により固定するための取付孔53が設けられている。更
に、ベース5にはこのベース5を覆うフィニッシャー7
が取付けられている。フィニッシャー7はベース5を覆
う様に、本体部71とこの本体部71の端部からベース
5の方向へ折曲した側部72とからなっている。フィニ
ッシャー7にはその後部にシートベルト3のアンカー3
1を収納するアンカー収納用凹部73が形成されてい
る。アンカー収納用凹部73はフィニッシャー7の本体
部71と側部72とがベース5の方向へ窪み、アンカー
31を収納することができる形状の収納部77とベルト
3を外部へ通すベルト用口78とからなっている。そし
て、アンカー収納用凹部73の底部74にはベース5の
アンカー取付部52に設けた取付孔53に重なる様に、
アンカー用ボルト6が挿通する挿通孔75が形成される
と共に、フィニッシャー7をベース5にフィニッシャー
固定用ボルト8で固定するためのボルト孔76が形成さ
れている。更に、アンカー収納用凹部73にはその両側
壁79、79に、アンカー用蓋9が係止する係止孔8
0、80が形成されている。アンカー用蓋9は平板状か
らなり、その内面にはアンカー収納用凹部73の係止孔
80、80に係止する係止部91、91が設けられてい
る。アンカー用蓋9をアンカー収納用凹部73に取付け
ると、アンカー用蓋9とアンカー収納用凹部73との間
にはアンカー31を収納できる収納部77とベルト3を
この収納部77から外部へ通すベルト用口78とが形成
されることになる。
【0007】上記構成によれば、フィニッシャー7をベ
ース5にフィニッシャー固定用ボルト8で固定し、ベル
ト3のアンカー31をアンカー収納用凹部73の底部7
4に形成した挿通孔75から、ベース5のアンカー取付
部52にアンカー用ボルト6で固定することができる。
そして、アンカー用蓋9の係止部91、91をアンカー
収納用凹部73の係止孔80、80に係止すると、アン
カー31はアンカー用蓋9により覆われてアンカー収納
用凹部73の収納部77に収納した状態となり、ベルト
31をベルト用口78から外部へ通すことができる。
ース5にフィニッシャー固定用ボルト8で固定し、ベル
ト3のアンカー31をアンカー収納用凹部73の底部7
4に形成した挿通孔75から、ベース5のアンカー取付
部52にアンカー用ボルト6で固定することができる。
そして、アンカー用蓋9の係止部91、91をアンカー
収納用凹部73の係止孔80、80に係止すると、アン
カー31はアンカー用蓋9により覆われてアンカー収納
用凹部73の収納部77に収納した状態となり、ベルト
31をベルト用口78から外部へ通すことができる。
【0008】
【考案の効果】本考案によれば、シートベルトのアンカ
ーはフィニッシャーに形成したアンカー収納用凹部に収
納することができ、このアンカー収納用凹部をアンカー
用蓋で覆うと、アンカーが表面へ露出することがなく、
外観上見栄えが良くなる。又、アンカーはアンカー収納
用凹部の底部を介してデバイス用ベースに固定している
ので、強度的にも十分耐えることができる。
ーはフィニッシャーに形成したアンカー収納用凹部に収
納することができ、このアンカー収納用凹部をアンカー
用蓋で覆うと、アンカーが表面へ露出することがなく、
外観上見栄えが良くなる。又、アンカーはアンカー収納
用凹部の底部を介してデバイス用ベースに固定している
ので、強度的にも十分耐えることができる。
【図1】本案構造を用いた自動車用シートの斜視図であ
る。
る。
【図2】図1に示すシートの分解斜視図である。
【図3】図1のIIIーIII線に沿う部分断面図である。
【図4】図2のIVーIV線に沿う断面図である。
【図5】従来構造を用いた自動車用シートの側面図であ
る。
る。
5 リクライニングデバイス用ベース 7 フィニッシャー 73 アンカー収納用凹部 31 シートベルトのアンカー 9 アンカー用蓋
Claims (1)
- 【請求項1】 シートクッションの側面に固定したリク
ライニングデバイス用ベースと、このベースを覆うフィ
ニッシャーとからなり、前記フィニッシャーにはシート
ベルトのアンカーを収納するアンカー収納用凹部を形成
し、このアンカー収納用凹部の底部を介して前記デバイ
ス用ベースに前記アンカーを固定してなり、前記アンカ
ー収納用凹部には前記アンカーを覆うアンカー用蓋を取
付けてなることを特徴とする自動車用シートにおけるシ
ートベルトのアンカー取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11350191U JP2536188Y2 (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 自動車用シートにおけるシートベルトのアンカー取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11350191U JP2536188Y2 (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 自動車用シートにおけるシートベルトのアンカー取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0556686U JPH0556686U (ja) | 1993-07-27 |
JP2536188Y2 true JP2536188Y2 (ja) | 1997-05-21 |
Family
ID=14613927
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11350191U Expired - Lifetime JP2536188Y2 (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 自動車用シートにおけるシートベルトのアンカー取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2536188Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4486868B2 (ja) * | 2004-09-24 | 2010-06-23 | ジョンソン コントロールズ テクノロジー カンパニー | 車両のシート構造 |
-
1991
- 1991-12-27 JP JP11350191U patent/JP2536188Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0556686U (ja) | 1993-07-27 |
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