JP2535150Y2 - ドアロックの操作部構造 - Google Patents

ドアロックの操作部構造

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JP2535150Y2
JP2535150Y2 JP1991106227U JP10622791U JP2535150Y2 JP 2535150 Y2 JP2535150 Y2 JP 2535150Y2 JP 1991106227 U JP1991106227 U JP 1991106227U JP 10622791 U JP10622791 U JP 10622791U JP 2535150 Y2 JP2535150 Y2 JP 2535150Y2
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JP
Japan
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grommet
rod
knob
door lock
door
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秀紀 宮内
片岡  浩
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、車両用ドアのロック機
構における車室内の操作部の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車のドアロックの操作部は、例えば
実開昭59−104937号公報に開示されているよう
に、ドアのウインドウ下縁部の内装部材にグロメットを
装着し、ロック機構に連結されたロッドの上端に一体的
に設けられたノブをこのグロメットにて上下動自在に支
持している。そして、ノブを押し下げるとロック機構が
作動してドアがロックされ、ノブを摘んでロッドを引き
上げるとロック機構が解除されるように構成されてい
る。
【0003】このようなドアロックの操作部の一構成例
を図4により説明すると、11は内装部材、12は比較
的短い筒状で上端部に内装部材11の嵌着溝12aを形
成されたグロメットである。13は下端部が図示しない
ロック機構に連結されたロッドでその上端部にノブ14
が一体的に設けられ、このノブ14がグロメット12に
挿通されて上下動自在に支持されている。ロック時には
(a)に示すようにノブ14を押し下げ、ロック解除時
には(b)に示すようにノブ14が引き上げられる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、図4に示すよ
うなドアロックの操作部の構造では、寸法誤差があって
もノブ14の操作性を確保するために、グロメット12
の内周とノブ14の嵌合部外周との間にはかなりの隙間
15が設けられており、ロッド13の上部が拘束されな
いので、走行中にノブ14が振動してグロメット12に
当たり、カタカタという不快な音を生ずるという問題が
あった。
【0005】本考案は、このような従来の問題点に鑑
み、走行中に不快な音を発することのない簡単な構成の
ドアロックの操作部構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、車両用ドアの
ロック機構に連結されたロッドの上端に操作用のノブを
設け、このノブをドアのドアロック取付部に装着したグ
ロメットにて上下動自在に支持したドアロックの操作部
構造において、グロメットの下端部をロッド下動時にお
けるノブの下端部よりも下方位置まで延出し、このグロ
メットの下端から適当範囲にわたって周壁に複数のスリ
ットを形成してその下端部にてロッドの外周のほぼ全周
を弾性的に挟持し、かつ下端内周に下広がりのガイド面
を形成したことを特徴とする。
【0007】
【作用】本考案によれば、ドアのドアロック取付部に装
着されたグロメットの下端部にてロッドの上端部を弾性
的に挟持しているので、走行中の振動によりロッドの上
端部及びノブが振動するのを確実に防止でき、ノブがグ
ロメットに当たって音が生ずるようなことはなくなる。
また、グロメットの下端にガイド面が設けられているの
で挟持部を設けていてもロッドの上端部をグロメット内
に容易に挿入でき、組立も容易である。
【0008】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図1〜図3を参照
して説明する。
【0009】図3において、1は自動車のドアであり、
ウインドウ2の車室内側の下縁部にドアのロック操作と
ロック解除操作を行うドアロックの操作部3が設けられ
ている。
【0010】ドアロックの操作部3は、図1、図2に示
すように、ドア1の内装部材(ドアロック取付部4に装
着された筒状のグロメット5と、図示しないロック機構
から上方に延出されたロッド6と、その上端部に設けら
れたノブ7にて構成されている。グロメット5の上端部
外周には内装部材の嵌着溝5aが設けられている。ロッ
ド6の上端部はグロメット5内に挿入され、このロッド
6の上端部にグロメット5内に配置されたノブ7が一体
的に取付けられている。
【0011】グロメット5はロッド6を押し下げてロッ
クした状態におけるノブ7の下端よりも下方位置まで延
出されている。このグロメット5の下端部は径方向内側
に絞り込まれ、かつこの下端部から上方に向けて適当範
囲にわたって一対のスリット8が形成されることによ
り、このグロメット5の下端部にロッド6の外周を前記
スリット8部を除いた全周にわたって弾性的に挟持する
挟持部9が形成されている。この挟持部の下端は下広
がり形状に形成され、その内周のガイド面10にてロッ
ド6の上端部をグロメット5内に容易に挿通できるよう
に成されている。
【0012】以上の構成によると、ドア1の内装部材4
に装着されたグロメット5の下端部に設けられた挟持部
9にてロッド6の上端部が弾性的に挟持されているの
で、図1の(a)に示すロック状態だけでなく、(b)
のロック解除状態でも、ロッド6の挟持位置からノブ7
の上端までの長さが、ロッド6を挟持していない場合に
比して短くすることができるため、走行中の振動により
ロッド6の上端部及びノブ7が振動するのを確実に防止
でき、ノブ7がグロメット5に当たってカタカタと不快
な音が生ずるのを防止できる。また、組立時にロッド6
の上端部をグロメット5内に挿入する際に、グロメット
5の下端にガイド面10が設けられているので、挟持部
9が設けられていても容易に挿入することができる。し
かも、グロメット5の形状が多少複雑になるだけで部品
点数が増加することはないため、簡単な構成で済む。
【0013】
【考案の効果】本考案のドアロックの操作部構造によれ
ば、ドアのドアロック取付部に装着されるグロメットの
下端部にてロッドの上端部を弾性的に挟持するので、走
行中の振動によりロッドの上端部及びノブが振動するの
を確実に防止でき、ノブがグロメットに当たって不快な
音が発するのを防止でき、またグロメットの下端にガイ
ド面が設けられているのでロッドを挟持するようにして
いてもロッドの上端部をグロメット内に容易に挿入でき
て組立も容易であり、しかも部品点数が増えず構成も簡
単であるという実用上大なる効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のドアロックの操作部構造の一実施例を
示し、(a)はロック時の断面図、(b)はロック解除
時の断面図である。
【図2】同実施例の斜視図である。
【図3】ドアを車室内側から見た全体正面図である。
【図4】従来例のドアロックの操作部構造を示し、
(a)はロック時の断面図、(b)はロック解除時の断
面図である。
【符号の説明】
3 ドアロックの操作部 4 ドアロック取付部 5 グロメット 6 ロッド 7 ノブ 8 スリット 9 挟持部 10 ガイド面

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両用ドアのロック機構に連結されたロ
    ッドの上端に操作用のノブを設け、このノブをドアのド
    アロック取付部に装着したグロメットにて上下動自在に
    支持したドアロックの操作部構造において、グロメット
    の下端部をロッド下動時におけるノブの下端部よりも下
    方位置まで延出し、このグロメットの下端から適当範囲
    にわたって周壁に複数のスリットを形成してその下端部
    にてロッドの外周のほぼ全周を弾性的に挟持し、かつ下
    端内周に下広がりのガイド面を形成したことを特徴とす
    るドアロックの操作部構造。
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JPH0552146U JPH0552146U (ja) 1993-07-09
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JPS5030739Y2 (ja) * 1971-08-07 1975-09-09
JPS5733871U (ja) * 1980-08-06 1982-02-22
JPS59104937U (ja) * 1982-12-29 1984-07-14 株式会社大井製作所 自動車用ドアロツクのノブ構造
JPH0277261U (ja) * 1988-12-02 1990-06-13
JP3078860U (ja) * 2001-01-11 2001-07-27 洋 井上 燃料電池と太陽電池の両方の電気エネルギーを使う電気自動車

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