JPH0522121U - 自動車用ドアトリム - Google Patents

自動車用ドアトリム

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Publication number
JPH0522121U
JPH0522121U JP7183291U JP7183291U JPH0522121U JP H0522121 U JPH0522121 U JP H0522121U JP 7183291 U JP7183291 U JP 7183291U JP 7183291 U JP7183291 U JP 7183291U JP H0522121 U JPH0522121 U JP H0522121U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
escutcheon
door
door panel
door trim
flange portion
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7183291U
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English (en)
Inventor
文男 柳下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kasai Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kasai Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kasai Kogyo Co Ltd filed Critical Kasai Kogyo Co Ltd
Priority to JP7183291U priority Critical patent/JPH0522121U/ja
Publication of JPH0522121U publication Critical patent/JPH0522121U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドアロック用ノブの周囲を包囲するエスカッ
ションを付設した自動車用ドアトリムにおいて、走行中
の振動等により、エスカッションとドアパネルとの間に
擦れ音等の不快音の発生を抑えることを目的とする。 【構成】 エスカッション30裏面にリブ33を立設
し、このリブ33の寸法を周縁フランジ部31の寸法よ
りやや大きく設定することにより、周縁フランジ部31
とドアパネル10との間に間隙dを設定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ドアロック用ノブの周囲を覆うエスカッションを付設したドアト リムの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常、ドアパネルの室内面には、図4に示すように、内装材としてのドアトリ ム1が装着されている。
【0003】 そして、ドアパネルを室内側からドアロックするために、図示しないロック機 構を作動させるドアロック用ノブ2がこれも図示しないドアパネルに取付けられ ており、ドアトリム1には、このドアロック用ノブ2を収容する切欠部が形成さ れ、この切欠部に見栄えを向上させるためにエスカッション3が取付けられてい る。
【0004】 このエスカッション3は、図5に示すように、エスカッション3の裏面に複数 の取付用ボス4を突設しておき、ドアトリム1に設けた取付孔5内に挿入し、ド アトリム1の裏面に突出する取付用ボス4の先端部分を超音波溶着によりカシメ 加工することにより、ドアトリム1にエスカション3を取付けるようにしている 。
【0005】 そして、エスカッション3を取付けた状態では、エスカッション3の周縁フラ ンジ部6は、その先端部分がドアパネル7に当接しており、ドアトリム1とドア パネル7との間のスキによる見栄えの低下を防いでいる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
このように、従来のエスカッション3を取付けたドアトリム1においては、エ スカッション3の周縁フランジ部6の先端がドアパネル7と当接しているため、 走行中の振動等により、周縁フランジ部6とドアパネル7との間で擦れ音等が生 じ、静粛な走行を阻害するという欠点が指摘されている。
【0007】 更に、エスカッション3の周縁フランジ部6の高さ寸法を調整する場合、エス カッション3を成形する射出成形金型のパーティングラインを変更する必要があ り、コストアップを招来するという不具合が指摘されている。
【0008】 この考案は、このような事情に鑑みてなされたもので、本考案の目的とすると ころは、ドアロック用ノブを覆うエスカッションを付設した自動車用ドアトリム において、エスカッションの周縁フランジ部とドアパネルとの間の擦れ音等を確 実に防止することにより、静粛な走行が可能となる自動車用ドアトリムを提供す ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、ドアロック用ノブの周囲を覆うエスカ ッションを取付けてなる自動車用ドアトリムにおいて、 前記エスカッションの裏面に、ドアパネルに当接するリブが立設され、上記エ スカッションの周縁フランジ部に沿って、ドアパネルとの間に間隙が設定されて いることを特徴とする。
【0010】
【作用】
以上の構成から明らかなように、エスカッション裏面に設けられたリブが車体 パネルと当接しており、リブの寸法に比べ周縁フランジ部の寸法を小さく設定す れば、周縁フランジ部とドアパネルとは当接することがなく、走行中の振動等に より、エスカッションの周縁フランジ部とドアパネルとの間で擦れ音等の不快音 が生じることがない。
【0011】
【実施例】
以下、本考案による自動車用ドアトリムの実施例について、添付図面を参照し ながら詳細に説明する。
【0012】 図1はドアパネルに取付けられるドアトリムを示す斜視図、図2は同ドアトリ ムの要部を示す斜視図、図3は同ドアトリムの要部を示す断面図である。
【0013】 図1において、ドアパネル10の回動端縁側のほぼ中央にこのドアパネル10 を車体側にロックするロック機構が備わっており、このロック機構を操作するド アロック用ノブ11が設置されている。
【0014】 そして、上記ドアパネル10の室内側に装着される本考案による自動車用ドア トリム20には、切欠部21が設けられており、この切欠部21を通して、ドア ロック用ノブ11が室内側に露出するようになっている。
【0015】 更に、この切欠部21を覆うエスカッション30が合成樹脂の射出成形体から 構成されており、周縁フランジ部31により、ドアパネル10とドアトリム20 との間の隙間を塞いでいる。
【0016】 このエスカッション30は、エスカッション30の裏面適宜箇所に立設されて いる取付用ボス32をドアトリム20の取付孔22内に挿入した後、取付用ボス 32の先端を超音波カシメ加工することにより固定されている。
【0017】 ところで、本考案による自動車用ドアトリム20の特徴は、エスカッション3 0の周縁フランジ部31とドアパネル10との間の接触による不快音の発生を防 止するために、エスカッション30裏面に周縁フランジ部31の先端よりやや突 出させたリブ33を図2に示す位置に立設したことにある。
【0018】 したがって、エスカッション30を付設したドアトリム20をドアパネル10 に装着した状態では、エスカッション30の裏面に立設したリブ33の先端がド アパネル10と当接し、そのため、エスカッション30の周縁フランジ部31と ドアパネル10との間には周縁フランジ部31に沿う間隙dが設定されることに なり、走行中の振動等によりエスカッション30の周縁フランジ部31とドアパ ネル10との間に擦れ音等の不快音が生じることがなく、静粛な走行が期待でき る。
【0019】 更に、所望ならば、リブ33の先端部分に不織布34を貼付すれば、リブ33 とドアパネル10との間の擦れ音を緩和することができ、更に車室内の静粛性が 向上する。
【0020】
【考案の効果】
以上説明した通り、本考案による自動車用ドアトリムは、ドアロック用ノブの 周囲を覆うエスカッションを付設した構造であり、このエスカッションの裏面に は周縁フランジ部より先端をやや突出させたリブを立設し、このリブをドアパネ ルに当接させることにより、エスカッションの周縁フランジ部に沿ってドアパネ ルとの間に間隙を設定するという構成であるため、走行中の振動等によりエスカ ッションの周縁フランジ部とドアパネルとの間に擦れ音等の不快音が生じること がない。
【0021】 したがって、静粛な走行が期待でき、安全運転に大きく貢献できるという効果 を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による自動車用ドアトリムをドアパネル
に取付ける状態を示す斜視図。
【図2】図1に示すドアトリムの要部斜視図。
【図3】図2中III −III 線断面図。
【図4】エスカッションを取付けた従来の自動車用ドア
トリムを示す斜視図。
【図5】図4中V−V線断面図。
【符号の説明】
10 ドアパネル 11 ドアロック用ノブ 20 自動車用ドアトリム 21 切欠部 22 取付孔 30 エスカッション 31 周縁フランジ部 32 取付用ボス 33 リブ 34 不織布

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアロック用ノブ(11)の周囲を覆う
    エスカッション(30)を取付けてなる自動車用ドアト
    リム(20)において、 前記エスカッション(30)の裏面に、ドアパネル(1
    0)に当接するリブ(33)が立設され、上記エスカッ
    ション(30)の周縁フランジ部(31)に沿って、ド
    アパネル(10)との間に間隙(d)が設定されている
    ことを特徴とする自動車用ドアトリム。
JP7183291U 1991-09-06 1991-09-06 自動車用ドアトリム Withdrawn JPH0522121U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7183291U JPH0522121U (ja) 1991-09-06 1991-09-06 自動車用ドアトリム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7183291U JPH0522121U (ja) 1991-09-06 1991-09-06 自動車用ドアトリム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0522121U true JPH0522121U (ja) 1993-03-23

Family

ID=13471917

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7183291U Withdrawn JPH0522121U (ja) 1991-09-06 1991-09-06 自動車用ドアトリム

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JP (1) JPH0522121U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101439446B1 (ko) * 2013-01-16 2014-09-12 한일이화 주식회사 도어트림 및 도어바디의 결합구조 및 그 설계 방법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101439446B1 (ko) * 2013-01-16 2014-09-12 한일이화 주식회사 도어트림 및 도어바디의 결합구조 및 그 설계 방법

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Legal Events

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Effective date: 19951130