JP2530320B2 - 剪断装置 - Google Patents

剪断装置

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JP2530320B2
JP2530320B2 JP61142980A JP14298086A JP2530320B2 JP 2530320 B2 JP2530320 B2 JP 2530320B2 JP 61142980 A JP61142980 A JP 61142980A JP 14298086 A JP14298086 A JP 14298086A JP 2530320 B2 JP2530320 B2 JP 2530320B2
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shearing machine
work table
shearing
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material supply
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直通 磯崎
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の属する技術分野] 本発明は剪断装置に関わり、更に詳細にはワークテー
ブルの隣接する二辺に二基の剪断機を設け、前記ワーク
テーブル上を前記各剪断機の加工位置へ板材を供給位置
決めする二基の素材供給位置決め装置を設けた剪断装置
に関するものである。
[従来の技術] 従来、例えば幅の広い定尺板材を縦横に切断して、小
形状のブランクを得るには、いわゆるブランキングシヤ
ーと呼ばれる直角に連接したL字形状の上刃と下刃を備
えた剪断機が能率的であるために賞用されている。
[発明が解決しようとする課題] しかしブランキングシヤーでは、直角に折れ曲って連
接した一辺の刃の長さが比較的短いために、例えば定尺
素材の端切りなどの長い直線切断をする場合は、刃の折
曲り点に達しない様に直線刃の短い限られた部分だけの
切断を何回も繰返して直線切断を延長する追切りをしな
ければならず、この追切りを実施する場合は切断回数が
増えるのでかなり煩雑で能率の悪い切断作業になり、ま
た剪断面の精度の低下、2度切りによる細いカスが大量
に出る等の不都合があったのである。
[課題を解決するための手段] 前述のごとき従来の問題に鑑みて、本発明は、板上の
素材を支持するワークテーブルの隣接した二辺の位置
に、第1,第2の剪断機を互いに直交した態様に配置して
設け、前記第1の剪断機に対して接近離反する方向へ移
動して前記素材の供給位置決めを行う第1の素材供給位
置決め装置と、前記第2の剪断機に対して接近離反する
方向へ移動して前記素材の供給位置決めを行う第2の素
材供給位置決め装置とを個別に設け、第2の素材供給位
置決め装置を、前記ワークテーブルの上方位置に設けた
レール部材に移動自在かつ上下動可能に装着して設ける
と共に、第1の素材供給位置決め装置から第2の素材供
給位置決め装置へ前記素材を受け渡し可能に設けてな
り、前記第1の剪断機は、前記素材から剪断分離された
ブランクを前記ワークテーブル上へ戻すことのできる第
1ベルトコンベアを正逆転切換自在に備えているもので
ある。
[発明の実施の形態] 第1図、第2図、第3図に示した剪断装置1は長方形
のワークテーブル3が設けてあり、該ワークテーブル3
の長辺に隣接する奥側(第2図の上側)には定尺板素材
5(第4図参照)の長辺を切断する第1剪断機(長辺剪
断機)7が設けてあり、これに続いて正逆転切換自在な
第1ベルトコンベア9と、長辺切断製品パイラ11とが設
けてある。
また前記ワークテーブル3の短辺左側(第1図、第2
図の左側)には、定尺板素材5の短辺を切断する第2剪
断機(短辺剪断機)13がワークテーブル3に隣接して設
けてあり、更に引続いて左側には第2ベルトコンベア15
と短辺切断製品パイラ17とが設けてある。
上記した第2ベルトコンベア15は短辺切断製品を専ら
短辺切断製品パイラ17へ搬出するだけで充分であるため
に搬送方向にだけベルトを循環させればよく、逆転はで
きないものである。
図より明らかなように、第1の剪断機7と第2の剪断
機13は互いに直交した態様に配置してある。そして、第
1,第2の剪断機7,13に対して素材5の供給位置決め装置
を行う第1,第2の素材供給位置決め装置が後述するよう
に個別に設けてある。
第1、2、3図には、ワークテーブル3から長辺切断
製品パイラ11へ向う方向をY軸方向と名付け、ワークテ
ーブル3から短辺切断製品パイラ11へ向う方向をX軸方
向と名付けて記載してある。
Y軸方向の前方(第2図の下方、第3図の右方向)に
はワークテーブル3より突出したY軸テーブル19が設け
てあって、このY軸テーブル19に内蔵する駆動装置(図
示省略)によってY軸キャレッジベース21は、前記した
第1剪断機7の加工部分に向ってY軸方向の数値制御の
進退と位置決めを行なう。すなわち、Y軸キャレッジベ
ース21は、第1の素材供給位置決め装置の1部を構成し
ているものである。
更に前記Y軸キャレッジベース21の奥側面には、Y軸
キャレッジベース21に案内されてX軸方向に移動位置決
め自在なキャレッジ23が設けてあって、キャリッジ23に
は定尺板素材5などの前方辺縁を把持する爪部材25,25
が設けてある。
上記した爪部材25,25は定尺素材5などの板材の前方
辺縁を把持して、ワークテーブル3の上面に植設した例
えばフリーボールベアリング(図示省略)上を滑らせて
数値制御で移動位置決めするもので一般的な周知のもの
であるから詳細な説明は省略する。
本発明の実施例装置ではワークテーブル3の四隅に四
本に脚柱27が設けてあって、上端が縦横に梁部材29や桁
部材31で井桁に組まれており、上記桁部材31にはX軸方
向に二本のレール部材33が取りつけてある。(第3図参
照) 前記レール部材33に吊り下りかつ案内されてX軸方向
に移動位置決めされる移動部材35が設けてあって、この
移動部材35から流体圧シリンダ37,37によって昇降駆動
されるX軸キャレッジ39が設けてある。
このX軸キャレッジ39は第2の素材供給位置決め装置
の1部を構成するものであって、X軸キャレッジ39には
複数(第3図では3組)の爪部材41が設けてあって、定
尺板素材5などの第1図での右端縁を把持して駆動装置
43(第1図参照)により板材を数値制御的にX軸方向に
移動位置決めする。
上記した爪部材41は流体圧シリンダ37を作動してキャ
レッジ39を下降させた時には、爪部材41が把持する板材
などはワークテーブル3の図示を省略したフリーボール
ベアリング上のパスライン45(第5図参照)を占めるも
のである。
次に第4、5、6図に基づいて、本実施例装置1の作
動を説明する。
始めにY軸キャレッジベース21を第2図に示したよう
に最前端(第2図の下端)に位置させ、前記したX軸キ
ャレッジベース39を上昇限に位置させてから、定尺板素
材5を第6図の右端に示した矢印方向から適宜な供材装
置でワークテーブル3に搬入する。
前記ワークテーブル3の前方(第2図の下方)に示し
た2本の実線は、前方側がY軸方向移動の原点位置線49
であり、奥方側がX軸方向移動の搬送基準線47である。
同様にワークテーブル3の右方(第2図の右方)に示
した2本の実線は、右方側がX軸方向移動の原点位置線
51であり、左方側がY軸方向移動の搬送基準線53であ
る。
上記した2本の原点位置線47と51の間には両線に対し
て45度に交わる方向に板材を例えば吸着して原点位置線
に位置させた爪部材25と41とに引きよせる引き込み装置
55が設けてある。したがって矢印方向にワークテーブル
3上に搬入された定尺素材5などの板材を爪部材25に引
き込んで把持することができる。
次に第4図(B)に示した板取り計画図の従来プログ
ラムに従って、端切り部Pのために、第1の素材供給位
置決め装置によって板材をY軸方向に移動し、第1剪断
機7に対して供給位置決めした後、端切り作業を行な
う。
切断された端切り部Pは第1ベルトコンベア9によっ
て後方へ送られ長辺切断製品パイラ11の下方などへ送り
出される。
次に板材を製品Q及びRのY軸方向寸法だけ更に第1
剪断機に深く送り込んで、QとRを一緒に切断する。
QとRのブランクはあとで分離しなければならないか
ら、第1ベルトコンベア9上に停止させておく。
次にS,T,U及びVを含む板材をキャレッジ23の爪部材2
5に把持したまま、前記したX軸方向移動の搬送基準線4
7の位置まで持ち帰る。この時点で前記したX軸キャレ
ッジ39の爪部材41をワークテーブル3の上面まで下降さ
せ、更にX軸方向移動の原点位置線51に位置させておい
て、Y軸キャレッジ23を少し右方向に移動させ、必要に
応じて引込み装置55の助けを得て板材をX軸キャレッジ
39の爪部材41につかみ変える。
次にY軸キャレッジ23を第2図に示した最前端まで待
避させる。
次にS,T,UおよびVが一体となった板材をX軸キャレ
ッジ39を移動位置決めして、端切り部S、製品T、製品
U、製品Vを第2剪断機13に対して供給位置決めした後
に切断する。端切り部Sは第2ベルトコンベア15を介し
て短辺切断製品パイラ15の下方のピット中のスクラップ
箱(図示省略)などへ製品T,U,Vはパイラ15に収容す
る。
前記した製品QとRのつながった板材は、第1ベルト
コンベア9で第1剪断機7の前方へ返し、前記したS,T,
U,Vを含んだ板材の場合と全く同様にY軸キャレッジ23
で前方に持ち帰って、X軸キャレッジ39につかみ変え
る。
あとは第2剪断機13でQとRを分離するのはT,U,Vの
切断分離と全く同じ作業となる。
[発明の効果] 以上のごとき実施例の説明より理解されるように、要
するに本発明は、板状の素材(5)を支持するワークテ
ーブル(3)の隣接した二辺の位置に、第1,第2の剪断
機(7,13)を互いに直交した態様に配置して設け、前記
第1の剪断機(7)に対して接近離反する方向へ移動し
て前記素材(5)の供給位置決めを行う第1の素材供給
位置決め装置と、前記第2の剪断機(13)に対して接近
離反する方向へ移動して前記素材(W)の供給位置決め
を行う第2の素材供給位置決め装置とを個別に設け、第
2の素材供給位置決め装置を、前記ワークテーブル
(3)の上方位置に設けたレール部材(33)に移動自在
かつ上下動可能に装着して設けると共に、第1の素材供
給位置決め装置から第2の素材供給位置決め装置へ前記
素材(5)を受け渡し可能に設けてなり、前記第1の剪
断機(7)は、前記素材(5)から剪断分離されたブラ
ンクを前記ワークテーブル(3)上へ戻すことのできる
第1ベルトコンベア(9)を正逆転切換自在に備えてい
るものである。
上記構成より明らかなように、本発明においては、ワ
ークテーブル3の隣接した二辺位置に配置した第1,第2
の剪断機7,13は互いに直交してあり、かつ第1の剪断機
7に対して接近離反する方向へ移動して素材5の供給位
置決めを行う第1の素材供給位置決め装置と、第2の剪
断機13に対して接近離反する方向へ移動して素材5の供
給位置決めを行う第2の素材供給位置決め装置とは個別
に設けてあり、かつ素材5を受け渡し可能に設けてあ
る。
したがって、本発明によれば、素材5の一側縁側を剪
断するときには、第1の剪断機7に対して第1の素材供
給位置決め装置によって素材5の供給位置決めを行い、
素材5の一側縁に直行する他側縁側を剪断するときに
は、第2の剪断機13に対して第2の素材供給位置決め装
置によって素材5の供給位置決めを行うことができ、広
く大きな素材5から長方形状の小製品を剪断するとき、
第1,第2の剪断機7,13及び第1,第2の素材供給位置決め
装置の使い分けを行って迅速にかつ能率よく剪断加工を
行うことができるものである。
また、第2の素材供給位置決め装置はワークテーブル
3の上方に位置するレール部材33に沿って移動し、かつ
上下動可能でありますから、第2の素材供給位置決め装
置を上昇させることにより、ワークテーブル3上へのワ
ークの搬入時に干渉することがないものであります。
すなわち、互いに直交する方向へ移動する第1,第2の
素材供給位置決め装置を設けた構成であっても、ワーク
テーブル3に対するワークの搬入を容易に行うことがで
きるものであります。
さらに、第1の剪断機7は、素材5から剪断分離され
たブランクをワークテーブル3上へ戻ることのできる第
1ベルトコンベア9を正逆転切換自在に備えた構成であ
るから、第1の剪断機7において剪断したスクラップは
後方向へ搬送し、複数の製品に切断するためのブランク
を再びワークテーブル3上に戻し、第2の剪断機13に供
給位置決めして切断することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の立面図にX軸奥の製品集積装
置を付記した図、第2図は第1図の平面図、第第3図は
第2図のIII-III断面矢視図、第4図は定尺板素材とそ
の板取り計画図、第5図は第1図と同じX軸方向の送材
説明図、第6図は第2図と同じ平面図における送材説明
図である。 (図面の主要な部分を表わす符号の説明) 1……剪断装置、3……ワークテーブル 7……剪断機、13……第2剪断機 23……Y軸キャレッジ、27……脚柱 33……レール部材、39……X軸キャレッジ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】板状の素材(5)を支持するワークテーブ
    ル(3)の隣接した二辺の位置に、第1,第2の剪断機
    (7,13)を互いに直交した態様に配置して設け、前記第
    1の剪断機(7)に対して接近離反する方向へ移動して
    前記素材(5)の供給位置決めを行う第1の素材供給位
    置決め装置と、前記第2の剪断機(13)に対して接近離
    反する方向へ移動して前記素材(W)の供給位置決めを
    行う第2の素材供給位置決め装置とを個別に設け、第2
    の素材供給位置決め装置を、前記ワークテーブル(3)
    の上方位置に設けたレール部材(33)に移動自在かつ上
    下動可能に装着して設けると共に、第1の素材供給位置
    決め装置から第2の素材供給位置決め装置へ前記素材
    (5)を受け渡し可能に設けてなり、前記第1の剪断機
    (7)は、前記素材(5)から剪断分離されたブランク
    を前記ワークテーブル(3)上へ戻すことのできる第1
    ベルトコンベア(9)を正逆転切換自在に備えているこ
    とを特徴とする剪断装置。
JP61142980A 1986-06-20 1986-06-20 剪断装置 Expired - Lifetime JP2530320B2 (ja)

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