JP2528850B2 - シ−ト材分離給送装置 - Google Patents

シ−ト材分離給送装置

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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、シート材の分離給送装置に係り、詳しくは
電子複写機、ファクシミリ、画像読取り装置等において
積層状態にある多数枚のシート状原稿を自動的に1枚ず
つ原稿照明部や原稿読取り部へ送り込むためのシート状
原稿自動給送装置、あるいは電子複写機や印刷機等にお
いて同じく積層状態にある多数枚の複写用紙、印刷用紙
を自動的に1枚ずつ転写部等へ給送するための転写紙自
動給送装置等のシート材分離給送装置に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、この種のシート材分離給送装置としては、第5
図に示すシート材Pの搬送方向に回転する搬送ローラ1
と分離パッド2とを接触させたフリクションパッド方式
のもの、第6図に示すシート材Pの搬送方向に回転する
搬送ローラ1と停止または逆転する分離ローラ3とを対
向接触させたフリクションローラ方式のもの、第7図に
示す互いに接触させた上下一対の無端ベルト5、6から
成り、その上方のベルト5をシート材Pの搬送方向に走
行駆動し、下方のベルト6を停止または逆方向に走行駆
動するフリクションベルト方式のもの、そして、第8〜
10図に示す上下交互に配設された複数本の細幅無端ベル
ト7,9から成り、その上方の各ベルト7をシート材Pの
搬送方向に走行駆動し、下方の各ベルト9を停止または
逆方向に走行駆動するシート材Pの腰の強さを利用した
ベルト分離方式のもの等がある。なお、上記各図中にお
いて、符号10にて示すものは搬送ローラ対、符号11にし
て示すものはピックアップローラ、そして、符号12,15
および13,16にて示すものは夫々駆動プーリおよび従動
プーリである。
しかしながら、上記いずれの方式のものも、シート材
Pが分離パッド2,分離ローラ3,分離ベルト6,9等の分離
部材によって分離され、搬送ローラ1、搬送ベルト5,7
等の搬送部材によって前方へ給送されるまでに、上記分
離部材が停止しているかまたは逆方向に回転あるいは走
行駆動されているため、第11図に示すように、シート材
Pの先端部が分離部材との衝突により折れ曲りを生じた
りあるいは破れたりし、それに起因してシート材Pが搬
送部材と分離部材との接触点あるいは会合点、即ちニッ
プ部に向かって移動することができず、シート材Pの分
離給送が不能になるとうい欠点があった。この欠点は、
特に傷んだシート材Pに顕著に現れ易く、摩擦作用を利
用したこの種シート材分離給送方式の最大の弱点であっ
た。
そこで、上記欠点を解消すべく、近時、第12図に示す
ように、搬送ローラ1とそれに対向して押圧接触する分
離ローラ3との接触部に可及的に近接するように薄板状
の低摩擦部材17を配設し、該低摩擦部材17のガイド作用
によって上記したシート材Pと分離ローラ3との衝突を
避けるように構成したもの、あるいは第13図に示すよう
に、搬送ローラ1と分離ローラ3とを対向して押圧接触
させ、上記搬送ローラ1をシート材Pの搬送方向に回転
駆動すると共に、上記分離ローラ3を第14図に示すよう
な構造のトリクリミッタ19および伝動機構20を介して逆
転方向に回転駆動し、第15図に示すように、搬送ローラ
1と分離ローラ3との間にシート材Pが存在しないとき
は、分離ローラ3を搬送ローラ1との摩擦力によりシー
ト材Pの搬送方向に強制的に回転させ(第15図参
照)、搬送ローラ1と分離ローラ3との間に複数枚たと
えば2枚のシート材P1,P2が挾持された場合には、第16
図に示すように、搬送ローラ1とシート材P1との摩擦
係数μ1、シート材P1,P2同志の摩擦係数μ3、そして分
離ローラ3とシート材P2との摩擦係数2μ2間のμ1>μ
2>μ3なる関係により、搬送ローラ1に接触するシート
材P1が搬送方向に送られ、分離ローラ3に接触するシー
ト材P2がトリクリミッタ19、伝動機構20を介して逆転さ
れる分離ローラ3によって搬送方向と反対側に戻されて
重送を防止され(第15図参照)、搬送ローラ1と分離
ローラ3との間にシート材Pが適正に1枚だけ挾持され
た場合は、第16図に示すように、上記摩擦係数μ1
μ2の関係により、搬送ローラ1と搬送方向に強制回転
される分離ローラ3とによりシート材Pを搬送方向に搬
送し(第15図,参照)、そして上記搬送されるシー
ト材Pにひきずられて搬送ローラ1と分離ローラ3との
間に再び複数枚のシート材Pが挾持された場合には、上
記第15図の場合と同様にして、搬送ローラ1と接触す
るシート材P以外のシート材Pを分離ローラ3の逆転に
より搬送方向と反対側に戻す(第15図参照)ように構
成したものが提案されている。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 ところで、上述した第12図のものでは、低摩擦部材17
を搬送ローラ1と分離ローラ3とによる押圧接触部即ち
ニップ部の少し手前側に取付けたような場合には、依然
としてシート材Pが分離ローラ3との衝突による折れ曲
り等を生じるため、低摩擦部材17を設けた効果が期待で
きず、また、逆に低摩擦部材17が上記ニップ部に入り込
んだような状態で取付けられた場合には、分離ローラ3
の機能が全く失なわれてしまい、低摩擦部材17を上記ニ
ップ部に近接して適正に配設することが技術的に極めて
困難であるという欠点があった。
また、上述した第13図のものでは、搬送ローラ1およ
び分離ローラ3とシート材P間の摩擦係数μ1,μ2と分
離圧そしてトリクリミッタ19の作動設定トルクとの関係
設定が非常に難しく、仮にトルクリミッタ19の作動設定
トルクの適正値が実験的に求められても、そのような作
動設定トルクを有するトルクリミッタを実際に製作する
のが容易でなく、しかも仮に製作し得たとしてもトルク
リミッタの作動設定トルクが経時的に変化し当初の値を
保つのが非常に難しいという欠点があった。
更に、第12,13図に示したもののように、搬送ローラ
1と分離ローラ3とが常に所定の押圧力をもって押圧接
触する方式のものでは、第17図に示すように、ニップ部
に至るクサビ部を経てシート材Pがローラ1,3間を通過
するのが極めて困難となる欠点があり、また更に、第1
2,13図に示したものを含めて、従来の分離給送方式では
ローラ対ローラ、ベルト対ローラ、ベツト対ベルト等の
ように相接する曲線部又は直線部よりなるクサビ部分に
おける搬送部材および分離部材のシート材Pへの不安定
な接触によりシート材Pの搬送、分離が決定されていた
ため、シート材Pの搬送、分離が極めて不安定に行われ
るという基本的な欠点があった。
(ニ) 問題を解決するための手段 本発明は、上述した問題点を解消することを目的と
し、シート材を給送する方向に駆動される搬送部材と、
上記搬送部材に対向しシート材の給送方向と逆方向に駆
動される分離部材と、載置台上のシート材を、前記搬送
部材及び分離部材に向けて搬送するピックアップ手段
と、上記搬送部材と分離部材とのシール材給送方向下流
側でシート材を検知する検知手段と、前記搬送部材と分
離部材との間隙を変更する変更手段と、前記ピックアッ
プ手段を、前記載置台上のシート材に接触する位置と離
間する位置とに移動する移動手段と、を備え、前記ピッ
クアップ手段によって送り出されたシート材の先端が前
記検知手段により検知されると、前記移動手段が前記ピ
ックアップ手段を前記載置台上に積載されているシート
材から離間すると共に、前記変更手段が前記搬送部材と
分離部材との間隔を小さくして、シート材を1枚ずつ分
離し、該分離されたシート材の後端が前記検知手段によ
り検知されると、前記変更手段が前記搬送部材と分離部
材との間隔を所定の間隔まで広げるように制御される、
ことを特徴とする。
(ホ) 作用 上記手段の採用により、搬送部材と分離部材との間に
何らシート材が存在しない場合、搬送部材と分離部材と
は所定の間隙たとえばシート材が数枚分通過し得る間隙
だけ離れているため、ピックアップ手段によって数枚の
シート材が重畳された状態で搬送されてきても、それら
シート材は搬送部材と分離部材との間隙を抵抗なく容易
に通過する。そして、それらシート材が搬送部材と分離
部材との間隙を通過して、それらシート材のうちいずれ
かの先端が検知手段によって検知されると、変更手段に
より分離部材と搬送部材とが近接され、搬送部材と分離
部材との間隙が上記所定の間隔より小さい間隔たとえば
搬送部材と分離部材とが直接所定の押圧力をもって接触
するような状態になると共に、同時に、移動手段により
ピックアップ手段が、シート材から離間するように移動
する。すると、搬送部材に接触するシート材は搬送部材
との間の摩擦接触力により搬送部材によって給送方向に
搬送され、また分離部材に接触するシート材は分離部材
との間の摩擦接触力により分離部材によって給送方向と
反対方向に戻され、最終的に搬送部材と分離部材との間
に残された1枚のシート材が、搬送部材とシート材間の
摩擦接触力が分離部材とシート材間の摩擦接触力より大
きいことに基づいて、給送方向に送られる。この際、ピ
ックアップ手段は、載置台上のシート材から離間してい
るので、前述分離部材による給送反対方向へのシート材
の送りに支障となることはなく、重送を防止して確実に
分離される。こうして、積層状態のシート材が1枚づつ
順次分離されて次段の作業プロセス等へと給送されてい
く。そして、上記分離されたシート材の後端を検知手段
が検知すると、搬送部材と分離部材とを所定間隔に広
げ、上記分離部材により搬送シート以外は戻されている
ことと相俟って、次のシート材が連なって送り出される
ことはない。
(ヘ) 実施例 以下、図面に沿って、本発明を具体化した実施例につ
いて説明する。
シート状原稿自動給送装置21は、第1図に示すよう
に、原稿載置台22上に多数枚積層状態に載置されたシー
ト状原稿Pをピックアップローラ23の搬送作用によって
原稿分離給送部25に向けて搬送し、該原稿分離給送部25
において1枚ずつ分離されたシート状原稿Pは搬送ロー
ラ対26を経て下流側の原稿読取部等へと給送されるよう
になっている。
そして、上記原稿分離給送部25は、第2図に詳示する
ように、軸27に固定され図示しない駆動源によりシート
状原稿Pを原稿載置台22側から搬送ローラ対26側に向け
て給送するように回転される搬送ローラ29と、該ローラ
29の下方側に対向配置され、図示しない駆動源により軸
30、該軸30に固定された駆動側プーリ31、該プーリ31に
巻掛けられた伝動ベルト32、該ベルト32によって回動さ
れる従動側プーリ33そして該プーリ33が固定された軸35
を介して上記シート状原稿Pの給送方向と反対方向に回
転される分離ローラ36とを備えており、該ローラ36が固
定された軸35の両軸端は夫々軸30を中心に揺動し得るレ
バー部材37,37の一端側に回転自在に軸支されるように
なっている。
また、該レバー部材37,37の他端側にはそれらを連結
するように棒状の結合部材39が固定されており、該結合
部材39の一方側には装置本体の適宜固定部との間に引張
バネ40が張設されていて、第1図に示すように軸30を中
心にレバー部材37,37をストッパ41に当接するまで図示
B方向即ち反時計方向に回動し、分離ローラ36を搬送ロ
ーラ29より所定間隔だけ離間させ、また、上記結合部材
39の他方側にはソレノイド手段(変更手段)42が配設さ
れ、該ソレノイド手段42が励磁された際、プランジャ43
そして引張バネ45を介して上記レバー部材37,37を引張
バネ40に抗して図示A方向即ち時計方向に回動し、分離
ローラ36を搬送ローラ29に対して所定の押圧力で接触さ
せるように構成されている。
更に、第1図に示されているように、搬送ローラ29と
分離ローラ36とのシート状原稿Pの給送方向前方側(下
流側)に近接して、たとえば光電方式、超音波方式ある
いは接触方式等適宜方式から成るシート状原稿検知セン
サ46が配設されていて、該センサ46によるシート状原稿
Pの検知作用により、上述したソレノイド手段42が励磁
されると共に図示しないソレノイド手段(移動手段)の
励磁によりピックアップローラ23が原稿載置台22上のシ
ート状原稿Pから上方に離反されるようになっている。
そして、上述したシート状原稿自動給送装置21は、第
3図に示すような態様で、原稿読取り装置47に組込まれ
るようになっている。
なお、第1図中原稿載置台22の下部に符号49にて示さ
れているものは、原稿載置台22上に載置されたシート状
原稿Pによって回動されて図示外のシート状原稿有無検
知センサをオン作動するセンサレバー部材である。
本実施例は以上のような構成よりなるので、原稿載置
台22上に多数枚のシート状原稿Pが載置されてセンサレ
バー部材49が回動され、図示外のシート状原稿有無検知
センサがオン作動された状態で原稿Pの給送が指令され
ると、ピックアップローラ23が積層されたシート状原稿
P上に下降されると共に回転作動され、シート状原稿P
の給送が開始される(第4図参照)。そして、同じく
回転作動が開始された搬送ローラ29と分離ローラ36との
間にまだシート状原稿Pが給送されてこない間は、分離
ローラ36は搬送ローラ29からたとえば数枚のシート状原
稿Pが重畳状態で通過し得る間隙Δlだけ離間している
ため、ピックアップローラ23によってたとえば数枚のシ
ート状原稿Pが重畳された状態で給送されてきても、そ
れらシート状原稿Pは搬送ローラ29と分離ローラ36との
間隙Δlを何ら抵抗なく円滑に通過する(第4図参
照)。そして、それら搬送ローラ29と分離ローラ36との
間隙Δlを通過してきたシート状原稿Pのうちいずれか
の先端がシート状原稿検知センサ46によって検知される
と、ソレノイド手段42が励磁され、プランジャ43、引張
バネ45を介してレバー部材37,37を引張バネ40に抗して
図示A方向に回動するので、それによって分離ローラ36
が搬送ローラ29に所定の押圧力をもって当接する方向に
上昇される。すると、搬送ローラ29と分離ローラ36とに
よって挾持された数枚のシート状原稿Pのうち、搬送ロ
ーラ29に接触するようになったシート状原稿Pは搬送ロ
ーラ29との摩擦接触力によって給送方向に搬送され、ま
た分離ローラ36に接触するようになったシート状原稿P
は分離ローラ36との摩擦接触力によって給送方向と反対
方向に戻される(第4図参照)。こうして、最終的に
搬送ローラ29と分離ローラ36との間に残された1枚のシ
ート状原稿Pのみが搬送ローラ29によるシート状原稿P
への摩擦接触力の方が分離ローラ36による摩擦接触力よ
り大きいことに基づいて、次段のシート状原稿読取り部
へと給送される(第4図参照)。そして、1枚目のシ
ート状原稿Pの後端がシート状原稿検知センサ46による
検知作用から離れると、再び搬送ローラ29と分離ローラ
36との間に間隙Δlが形成され、同時にピックアップロ
ーラ23が下降され(第4図参照)、再び上述した〜
の工程が繰返されて、積層状態のシート状原稿Pが1
枚づつ順次原稿読取り部へと給送される。
なお、上述した実施例のものにおいて、分離ローラ36
が搬送ローラ29側に接近移動するものを示したが、搬送
ローラが分離ローラ側に移動するように構成しても、あ
るいは搬送ローラと分離ローラとが相互に接近移動する
ように構成してもよい。また、シート状原稿検知センサ
46のオン作動により分離ローラ36が搬送ローラ29に所定
の押圧力をもって接触するように説明したが、分離ロー
ラ36と搬送ローラ29との間隙はシート状原稿Pの厚み以
下であれば必ずしも接触を必要としない。更に、分離給
送部25として搬送ローラ29および分離ローラ36のローラ
を用いたものを説明したが、これらはベルトを用いたも
のであっても良い。
(ト) 発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、シート材の先
端がたとえば逆転する分離部材に衝突することなく常に
搬送部材と分離部材とに確実に挾持されてから分離給送
されるため、ジャムの発生や給送不良の発生が防止さ
れ、特に先端部に若干の欠陥のあるシート材や薄手の腰
の弱いシート材をも良好に給送することが可能となり、
更に、微妙な取付け作業、調整作業等を必要とする機構
が全く存在せず、また機構上製作が極めて容易で、しか
も経時変化を生ずるおそれもないため、安価かつ取扱い
が簡便で性能の安定したシート材分離給送装置が得られ
る。
また、検知手段によりシート材の先端を検知すると、
搬送部材と分離部材の間隔を小さくすると共にピックア
ップ手段をシート材から離間させるため、ピックアップ
手段によるシート材の押し込みがなくなり、分離部材に
よる給送反対方向へのシート材の送りに支障となること
はなく、重送が確実に防止される。
さらに、同じ検知手段により分離されたシート材の後
端を検知すると、搬送部材と分離部材を離間させるた
め、次のシートを送り出して不要なシート材の連結給送
を起こすことを防止できる。
また、1つの検知手段に基づいて制御しているため、
機械的(ハード的)及び制御的(ソフト的)な構造が簡
略化される。
【図面の簡単な説明】
第1ないし4図は本発明に係るシート材分離給送装置に
関する図で、第1図はその要部側断面図、第2図はその
要部斜視図、第3図はそのシート状原稿読取り装置への
適用図、そして第4図はその作動説明図を示し、また、
第5ないし15図は夫々従来例に係るシート材分離給送装
置の要部構造等を示し、更に、第16,17図は一般的な作
動説明図を示す。 21……シート材分離給送装置(シート状原稿自動給送装
置)、29……搬送部材(搬送ローラ)、23……ピックア
ップ手段(ピックアップローラ)、36……分離部材(分
離ローラ)、42……変更手段(ソレノイド手段)、46…
…検知手段(シート状原稿検知センサ)、P……シート
材(シート状原稿)。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シート材を給送する方向に駆動される搬送
    部材と、 上記搬送部材に対向しシート材の給送方向と逆方向に駆
    動される分離部材と、 載置台上のシート材を、前記搬送部材及び分離部材に向
    けて搬送するピックアップ手段と、 上記搬送部材と分離部材とのシート材給送方向下流側で
    シート材を検知する検知手段と、 前記搬送部材と分離部材との間隙を変更する変更手段
    と、 前記ピックアップ手段を、前記載置台上のシート材に接
    触する位置と離間する位置とに移動する移動手段と、を
    備え、 前記ピックアップ手段によって送り出されたシート材の
    先端が前記検知手段により検知されると、前記移動手段
    が前記ピックアップ手段を前記載置台上に積載されてい
    るシート材から離間すると共に、前記変更手段が前記搬
    送部材と分離部材との間隔を小さくして、シート材を1
    枚ずつ分離し、該分離されたシート材の後端が前記検知
    手段により検知されると、前記変更手段が前記搬送部材
    と分離部材との間隔を所定の間隔まで広げるように制御
    される、 ことを特徴とするシート材分離給送装置。
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