JP3262064B2 - シート送給装置 - Google Patents

シート送給装置

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JP3262064B2
JP3262064B2 JP08948398A JP8948398A JP3262064B2 JP 3262064 B2 JP3262064 B2 JP 3262064B2 JP 08948398 A JP08948398 A JP 08948398A JP 8948398 A JP8948398 A JP 8948398A JP 3262064 B2 JP3262064 B2 JP 3262064B2
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sheet feeding
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、輪転式カメラ・フ
ァクシミリ装置・印刷機・複写機・プリンタ・ワードプ
ロセッサ等の画像形成装置、その他、原稿自動送り装置
・穴あけ機・紙綴じ機等の各種のシート使用機器等にお
いて、積載されたカード・薄葉紙等のシート(原稿・転
写紙・感光紙・静電記録紙・感熱紙・印字用紙・印刷紙
・OHPシート・封筒・葉書等の枚葉紙)を画像形成部
・露光部・加工部等のシート処理部へ一枚宛給搬送する
シート送給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、積載されたシートを一枚ずつ分離
し搬送するシート送給装置のシート分離機構の一つとし
て、クシ歯状ローラ対を用いたものが知られている。
【0003】これは、外周部にクシ歯状の溝を形成した
2本のクシ歯状ローラを、互いの溝の凹面と凸面とが非
接触で互いの軸方向に重なり合う状態にして略平行に対
向させて配置し、一方のローラを送りローラとしてシー
トに対する摩擦力を大きくし、他方のローラを分離ロー
ラとしてシートに対する摩擦力を上記送りローラよりも
小さくし、送りローラは給紙順方向に、分離ローラは給
紙逆方向に回転させ、このローラ対のニップ部(噛み合
い部)にシートを送り、ニップ部に複数枚のシートが重
なって送られても、送りローラに接するシートだけは給
紙順方向に回転する送りローラによる送り力にて、給紙
逆方向に回転する分離ローラに拘わらず、ニップ部を通
り抜けさせ、それ以外のシートは給紙逆方向に回転する
分離ローラにより戻し搬送させてニップ部への進入もし
くは通り抜けを阻止させることで、送りローラに接する
シートだけを一枚分離搬送するものである。
【0004】また、シートを一枚ずつ分離し搬送させた
とき、斜行を防止するためにシートの片側又は両側に設
けた移動可能な案内板を移動させ、斜行したシート側部
を前記案内板に押し当てて補正しているものや、センサ
を用いて搬送中のシートの斜行を検知し、必要に応じて
搬送ローラを斜行分だけ駆動回転させ強制的に補正を行
う機構が知られている。
【0005】図9の(a)はシート分離機構としてクシ
歯状ローラ対を用いたシート送給装置例の概略構成図で
ある。
【0006】1は給紙トレイであり、その上にシート2
00が所定に積載セットされる。この給紙トレイ1は実
線示の給紙時位置と2点鎖線示の待機時位置に上下揺動
制御される。
【0007】2・3はシート搬送路を構成させた上ガイ
ド板と下ガイド板である。下ガイド板3の給紙トレイ側
は給紙トレイ1の先端側前方において下方に折り曲げ
て、給紙トレイ1上に積載したシートの先端端面の位置
を揃えるシート先端突き当て板部3aにしてある。
【0008】4は給紙ローラであり、給紙トレイ1上に
積載セットされたシート200をピックアップして給送
する。
【0009】5・6は送りローラと分離ローラのローラ
対であり、給紙ローラ4よりもシート搬送方向下流側に
配設してある。送りローラ5を上側ローラ、分離ローラ
6を下側ローラとしてある。
【0010】これら送りローラ5と分離ローラ6は共
に、図9の(b)の斜視図のように、外周部にクシ歯状
の溝を形成したクシ歯状ローラを、互いの溝の凹面と凸
面とが非接触で互いの軸方向に重なり合う状態にして略
平行に対向させて配置してある。送りローラ5のシート
に対する摩擦力は分離ローラ6のシートに対する摩擦力
よりも大きくしてある。
【0011】16はレジストローラ、17は搬送ローラ
であり、送りローラと分離ローラのローラ対5・6より
もシート搬送方向下流側に順次に配設してある。
【0012】給紙ローラ4は、第1モーターM1からプ
ーリー12→ベルト11→2段プーリー10→ベルト8
→プーリー4aを介して動力伝達を受けて、給紙順方向
である矢印の時計方向に回転駆動される。
【0013】送りローラと分離ローラのローラ対5・6
のうちの送りローラ5は、第1モーターM1からプーリ
ー12→ベルト11→2段プーリー10→ベルト9→プ
ーリー5aを介して動力伝達を受けて、給紙順方向であ
る矢印の時計方向Aに回転駆動される。
【0014】また、分離ローラ6は、第2モーターM2
からプーリー13→ベルト7→プーリー6aを介して動
力伝達を受けて、送りローラ5とのニップ部において給
紙逆方向である矢印の時計方向Bに回転駆動される。
【0015】送りローラと分離ローラのローラ対5・6
のうちの送りローラ5は、2段プーリー10の支軸を中
心に揺動自由の可動シャーシ21に配設してある。20
はこの可動シャーシ21の上辺側に設けたシャフト、2
0aはこのシャフト20の一端側設けたカムフロア20
aである。19は偏心カムであり、この偏心カム19の
下面部にカムフロア20aが常時接触した状態になるよ
うに、可動シャーシ21を2段プーリー10の支軸を中
心に不図示の付勢バネ部材にて反時計方向に回動付勢さ
せてある。27は偏心カム19を回転操作する調節つま
みである。
【0016】上記の調節つまみ27・偏心カム19・カ
ムフロア20a・シャフト20・可動シャーシ21等で
送りローラと分離ローラのローラ対5・6の軸間距離可
変機構が構成される。
【0017】即ち、調節つまみ27を回すことで、カム
19が回り、カム運動がカムフロア20a・シャフト2
0・可動シャーシ21を介して送りローラ5に伝達さ
れ、該送りローラ5の上下位置変位となり、送りローラ
5と分離ローラ6の軸間距離を大小変えて送りローラ5
の分離ローラ6に対する進入量若しくは隙間量をシート
の厚さに合わせて調節することができる。
【0018】而して、給紙トレイ1は非給紙時は2点鎖
線示の待機時位置に下降移動していて、給紙ローラ4か
ら下方に離間している。シート200はこの状態におい
て給紙トレイ1上に積載セットされる。シート200は
先端が突き当て板部3aに当たるまで十分に差し込むこ
とで、給紙トレイ1上に積載したシートの先端端面の位
置揃えがなされる。
【0019】給紙スタート信号に基づいて給紙トレイ1
が上昇移動されて実線示のように給紙トレイ1上の積載
シート200の先端側上面が給紙ローラ4の下面に接し
た状態に保持される。
【0020】そうすると、積載シート200の最上位シ
ート22が回転する給紙ローラ4により送り出され(ピ
ックアップ)、上ガイド板2と下ガイド板3によって案
内されながら送りローラ5と分離ローラ6のニップ部に
到達して該ニップ部に進入する。
【0021】ニップ部に進入した最上位シート22は、
シートに対する摩擦力が分離ローラ6よりも送りローラ
5の方が大きいため、給紙順方向に回転する送りローラ
5による送り力にて、給紙逆方向に回転する分離ローラ
6に拘わらず、ニップ部を通り抜けて搬送されていく。
【0022】また、給紙ローラ4によりニップ部に複数
枚のシート22・22′・・が重なって送られても、そ
の重送シートのうちの送りローラ5に接するシート22
だけは給紙順方向に回転する送りローラ5による送り力
にて、給紙逆方向に回転する分離ローラ6に拘わらず、
ニップ部を通り抜け、それ以外のシート22′・・は給
紙逆方向に回転する分離ローラ6により戻し搬送させて
ニップ部への進入もしくは通り抜けが阻止されて重送が
防がれることで、送りローラ5に接するシート22だけ
が一枚分離搬送される。
【0023】送りローラと分離ローラのローラ対5・6
で一枚分離搬送されたシート22はレジストローラ1
6、搬送ローラ17を通って不図示の読み取り部等のシ
ート処理部に送られる。レジストローラ16はシート処
理部へシート22を搬送する搬送タイミングを不図示の
制御部(CPU)からの指示に応じて決定し、シートの
搬送を行う。
【0024】厚さの異なったシートを送給するときは、
調節つまみ27を回転操作して、送りローラと分離ロー
ラのローラ対5・6のニップ部における送りローラ5の
分離ローラ6に対する進入量若しくは隙間量を変更させ
て所定シート厚に設定する。即ち、調節つまみ27に連
結されたカム19の回転位置が変わることにより、前記
カム19に接触しているシャフト20と前記シャフト2
0に連結された可動シャーシ21が可動し、送りローラ
5が分離ローラ6との軸間距離を変えることで前記設定
が行われ、厚さの異なったシートも重送を避け搬送する
ことができる。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】上記シート分離機構の
場合、シートの厚さが変わっても正常な分離が行われる
よう、上記送りローラと分離ローラであるクシ歯状ロー
ラ対の軸間距離が調整可能になっている。
【0026】ところが、その調整は送給されるシートの
厚さ毎に適正な位置に手動で調整しなければならない
し、厚みの異なるシートを混在積載処理出来ない問題が
あった。
【0027】また、シートを一枚ずつ分離し搬送させた
ときの斜行を防止するために、シートの片側又は両側に
設けた移動可能な案内板(不図示)を移動させ、斜行さ
せないためシート側部を前記案内板に押し当てて補正し
ている。
【0028】このような斜行補正機構は、幅の異なるシ
ートを搬送する時、案内板の位置を変更しなければなら
ず非常に手間がかかった。
【0029】また、センサを用いて搬送中のシートの斜
行を検知し、必要に応じて搬送ローラを用い斜行分だけ
駆動回転を行わせ強制的に補正をする機構では、構成が
複雑であり、シートにしわが生じる等の欠点があった。
【0030】そこで発明の目的は、簡単な構成で、厚さ
の異なったシートを自動的に分離して搬送し、かつシー
トの斜行も自動的に補正することができるシート送給装
置を提供することにある。
【0031】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の手段構成
を特徴とするシート送給装置である。
【0032】(1)対向して配置され、対向部において
給紙順方向に回転するシート送り用回転体と、給紙逆方
向に回転するシート分離用回転体を有し、該両回転体間
でシートを一枚分離搬送させるシート送給装置におい
て、前記両回転体の少なくとも一方が他方に対する軸間
距離を変化させる軸間距離可変機構と、前記両回転体の
近傍に設けたシートの通過を検知するシート検知手段と
を備え、.送給開始と共に前記両回転体の少なくとも
一方が他方に対して軸間距離を隔離する動作を開始し、
.前記シート検知手段によりシートが検知されると、
前記軸間距離の隔離動作を停止させ、.該シートの給
紙が終了すると、前記両回転体の少なくとも一方が他方
に対して軸間距離を給紙不可となる位置まで接近させる
動作を、給送するシート一枚毎に行うことを特徴とする
シート送給装置。
【0033】(2)対向して配置され、対向部において
給紙順方向に回転するシート送り用回転体と、給紙逆方
向に回転するシート分離用回転体を有し、該両回転体間
でシートを一枚分離搬送させるシート送給装置におい
て、前記両回転体の少なくとも一方が他方に対する軸間
距離を変化させる軸間距離可変機構と、前記両回転体の
近傍に設けたシートの通過を検知するシート検知手段と
を備え、.送給開始と共に前記両回転体の少なくとも
一方が他方に対して軸間距離を隔離する動作を開始し、
.前記シート検知手段によりシートが検知された時点
から、一定量前記軸間距離を隔離する動作を行った後に
該軸間距離の隔離動作を停止させ、.該シートの給紙
が終了すると、前記両回転体の少なくとも一方が他方に
対して軸間距離を給紙不可となる位置まで接近させる動
作を、給送するシート一枚毎に行うことを特徴とするシ
ート送給装置。
【0034】(3)前記シート送り用回転体とシート分
離用回転体がローラであり、該両ローラの回転軸は、略
平行で、外周部にクシ歯状の溝が形成されており、溝の
凹面と凸面とが非接触で互いの軸方向に重なり合うこと
が可能な形状を有することを特徴とする(1)または
(2)に記載のシート送給装置。
【0035】(4)前記シート送り用回転体とシート分
離用回転体は、給紙を開始する前又は軸間距離を接近さ
せた後、シートの送給を妨げる状態にあることを特徴と
する(1)ないし(3)の何れか1つに記載のシート送
給装置。
【0036】(5)対向して配置され、対向部において
給紙順方向に回転するシート送り用回転体と、給紙逆方
向に回転するシート分離用回転体を有し、該両回転体間
でシートを一枚分離搬送させるシート送給装置におい
て、前記両回転体の少なくとも一方が他方に対する軸間
距離を変化させる軸間距離可変機構と、前記両回転体の
互いの軸方向に対する最接近部のシート搬送方向下流側
に設けたシート検知手段とを備え、.送給開始と共に
前記両回転体の少なくとも一方が他方に対して軸間距離
を隔離する動作を開始し、.前記シート検知手段のシ
ート検知信号onによりシートが前記両回転体の最接近
部を通過したことが検知されると、前記軸間距離の隔離
動作を停止させ、.前記シート検知手段のシート検知
信号offにもとづいて前記両回転体の少なくとも一方
が他方に対して軸間距離を給紙不可となる位置まで接近
させる動作を、給送するシート一枚毎に行うことを特徴
とするシート送給装置。
【0037】(6)対向して配置され、対向部において
給紙順方向に回転するシート送り用回転体と、給紙逆方
向に回転するシート分離用回転体を有し、該両回転体間
でシートを一枚分離搬送させるシート送給装置におい
て、前記両回転体の少なくとも一方が他方に対する軸間
距離を変化させる軸間距離可変機構と、前記両回転体の
互いの軸方向に対する最接近部のシート搬送方向下流側
に設けたシート検知手段とを備え、.送給開始と共に
前記両回転体の少なくとも一方が他方に対して軸間距離
を隔離する動作を開始し、.前記シート検知手段のシ
ート検知信号onによりシートが前記両回転体の最接近
部を通過したことが検知されると、その検知時点から、
一定量前記軸間距離を隔離する動作を行った後に該軸間
距離の隔離動作を停止させ、.前記シート検知手段の
シート検知信号offにもとづいて前記両回転体の少な
くとも一方が他方に対して軸間距離を給紙不可となる位
置まで接近させる動作を、給送するシート一枚毎に行う
ことを特徴とするシート送給装置。
【0038】(7)前記シート送り用回転体とシート分
離用回転体がローラであり、該両ローラの回転軸は、略
平行で、外周部にクシ歯状の溝が形成されており、溝の
凹面と凸面とが非接触で互いの軸方向に重なり合うこと
が可能な形状を有することを特徴とする(5)または
(6)に記載のシート送給装置。
【0039】(8)前記シート送り用回転体とシート分
離用回転体は、給紙を開始する前又は軸間距離を接近さ
せた後、シートの送給を妨げる状態にあることを特徴と
する(5)ないし(7)の何れか1つに記載のシート送
給装置。
【0040】〈作 用〉シート送り用回転体とシート分
離用回転体の対向部に送給シートを突き当てることで斜
行を補正し、前記両回転体の軸間距離を広げる隔離動作
をさせることによりシートを送給する。送給されたシー
トが前記両回転体間を通過したことが検知されると前記
両回転体は軸間距離が狭められることで給紙不可の状態
になる。上記の動作をシート一枚毎に行うことにより斜
行補正とシート一枚分離が送りローラと分離ローラによ
って行われる。
【0041】かくして上記本発明に係るシート送給装置
は、シートの厚みに関係なくシート送給することがで
き、なおかつ、異なった厚みのシートが混入していても
重送を避け一枚ずつ正確にシートを送給することが出き
る。
【0042】また、斜行されて送給されてきたシートを
非接触で互いの軸方向に重なり合ったシート送り用回転
体とシート分離用回転体にシートの端面を突き当てるこ
とで斜行補正を行うことができる。
【0043】これらにより、シートの厚み毎に手動で厚
み調整をする必要がなくなり、搬送中のシートの姿勢を
検知して搬送路での斜行補正をすることも必要なくな
る。
【0044】上記のようにシート送り用回転体とシート
分離用回転体の機構だけでシート自動分離と斜行補正が
できるため装置自体が非常にコンパクトかつシンプルに
なる。
【0045】
【発明の実施の形態】〈第1の実施例〉(図1〜図5) 図1は本実施例のシート送給装置の概略構成図である。
前述した図9のシート送給装置と共通する構成部材・部
分には共通の符号を付して再度の説明を省略する。
【0046】本実施例のシート送給装置においては、送
りローラと分離ローラのローラ対5・6のニップ部(噛
み合い部)を中にして該ニップ部のシート進入口側とシ
ート出口側とにシート検知手段としての第1と第2のシ
ートセンサ14・15を配設してある。
【0047】第1のシートセンサ14は、給紙ローラ4
によって送りローラと分離ローラのローラ対5・6のニ
ップ部に給送されてきたシートを検知するもので、この
センサを以下、給紙前センサと記す。
【0048】第2のシートセンサ15は、送りローラと
分離ローラのローラ対5・6のニップ部を通過したシー
トを検知するもので、このセンサを以下、給紙後センサ
と記す。
【0049】また、本実施例のシート送給装置において
は、送りローラと分離ローラのローラ対5・6の軸間距
離可変機構19・20a・20・21の偏心カム19の
回転を手動の調節つまみ27に代えてステッピングモー
ターM3で自動的に行わせるようにした。
【0050】即ち、給紙前センサ14や給紙後センサ1
5のシート検知信号が制御部(以下、CPUと記す)2
6に入力する。CPU26は給紙前センサ14と給紙後
センサ15のいずれかの検知信号に基づいて、送給され
るシートの厚さに応じてステッピングモーターM3を駆
動制御して送りローラと分離ローラのローラ対5・6の
軸間距離可変機構の偏心カム19を回転させることで、
送りローラ5と分離ローラ6の軸間距離を変化させて送
りローラ5の分離ローラ6に対する進入量若しくは隙間
量をシートの厚さに合わせて適切に自動的に調節させ
る。
【0051】図2は装置制御系のブロック図、図3は装
置の動作フローチャートである。給紙前センサ14と給
紙後センサ15からきた信号をCPU26により制御及
び演算され、第1のモーターM1、第2のモーターM
2、ステッピングモーターM3に動作信号を送り、それ
ぞれに割り当てられた機構に駆動をあたえる。
【0052】図3の動作フローにおいて、給紙トレイ1
に対するシート200の積載セット要領、給紙トレイ1
の上昇動と回転給紙ローラ4によるシート給送開始(ピ
ックアップ)は前述した図9のシート送給装置と同じで
ある(ステップS1・S2)。
【0053】送りローラ5と分離ローラ6ニップ部に
到達したシート22は給紙前センサ14により検知され
(ステップS3)、非接触で互いの軸方向に重なり合い
シートの送給を妨げる状態にある送りローラ5と分離ロ
ーラ6の噛み合い部(ニップ部)に突き当たる(ステッ
プS4)。
【0054】ここで、例えば、シート22が積載時に整
列されず積載シート200の端面が揃っていない状態で
送給された場合、又はシート22が送給時に給紙ローラ
4により斜行させられて送給または搬送された場合、送
りローラ5と分離ローラ6とが噛み合った面に送給され
たシート22の先端部が突き当たり、該シート22が給
紙ローラ4により送給の後押しをされ、斜行されたシー
ト22の端面が送りローラ5と分離ローラ6とが噛み合
った面で整列して姿勢が補正される。
【0055】このシート22の端面が整列し、姿勢が補
正される状態を図4に示す。この後、斜行補正されたシ
ート22は下記のように搬送される。
【0056】給紙ローラ4によって送りローラと分離ロ
ーラのローラ対5・6のニップ部に給送されてきたシー
ト22が給紙前センサで検知されると、CPU26は軸
間距離可変機構M3・19・20a・20・21のステ
ッピングモーターM3を駆動して送りローラ5を分離ロ
ーラ6から隔離する方向、即ち図5のように上方向Uに
移動制御する(ステップS6)。
【0057】外周部にクシ歯状の溝が形成されている送
りローラ5と分離ローラ6は、それぞれ対向し合い溝の
凹面と凸面とが非接触で互いの軸方向に重なり合い給紙
を妨げる状態に位置している。上方向に移動する送りロ
ーラ5は、分離ローラ6との間隔を互いの軸間方向に拡
げ、給紙ローラ4の駆動回転と送りローラ5の駆動回転
により、送りローラ5と分離ローラ6の噛み合い部に突
き当たったシート22を一枚分送給できるだけの間隔を
とる。
【0058】ここで、シート22・22′・・が重送し
て送られてきたときは、送りローラ5と直接接触する最
上位のシート22は給紙順方向に回転の送りローラ5に
より送給され、それ以外の重送シート22′・・は給紙
逆方向に回転の分離ローラ6により戻し搬送されてニッ
プ部への進入もしくは通り抜けが阻止されて重送が防止
されることで、送りローラ5に接するシート22だけが
一枚分離搬送される。
【0059】最上位のシート22が送りローラ5と分離
ローラ6との間隔を通過したとき、給紙後センサ15は
そのシート22の通過を検知し(ステップS7)、CP
U26に検知信号を伝える。
【0060】検知信号を受けたCPU26はステッピン
グモーターM3に前記信号をフィードバックさせてステ
ッピングモーターM3の駆動を停止させる。このとき送
りローラ5は分離ローラ6との間において、シート22
一枚の厚み分の間隔と、これに加え、シート送給にあた
りシート22に負荷がかからず、シートが送りローラ5
と分離ローラ6との間をスムーズに通過できるような一
定余分値をあけている(ステップS8)。
【0061】駆動を停止したステッピングモーターM3
に連結された偏心カム19が駆動回転を停止することに
より(ステップS9)、送りローラ5と分離ローラ6の
軸間距離可変機構の動作が停止する(ステップS1
0)。
【0062】給紙後センサ15で検知されたシート22
は、シート22の搬送スピードと給紙後センサ15とレ
ジストローラ16間の距離とからシート22がレジスト
ローラ16に到達するまでの時間又は予め設定してある
モーターのパルス数に基づき、レジストローラ16に送
られるタイミングを検知する演算手段を備えたCPU2
6により、レジストローラ16に到達し搬送されるのを
検知すると、給紙ローラ4と送りローラ5は次のシート
22′連送を避けるため駆動回転が停止される(ステ
ップS13)。
【0063】送給されたシート22は、その後レジスト
ローラ16により搬送タイミングを決定され、搬送ロー
ラ17に搬送されていく。
【0064】シート22はレジストローラ16により搬
送されるので、給紙ローラ4と送りローラ5は駆動が解
除され連れ回り状態となる(ステップS14)。
【0065】この後、送給されてきたシート22一枚が
送りローラ5と分離ローラ6との間を通過し終えたのを
給紙後センサ15が検知すると(ステップS16)、軸
間距離可変機構のステッピングモーターM3の駆動が再
開始される。このときのステッピングモーターM3の駆
動は、図5のように送りローラ5を下方向Dに移動させ
る方向である(ステップS17)。
【0066】これにより送りローラ5と分離ローラ6は
非接触で互いの軸方向に接近し、重なり合い給紙を妨げ
る送給前の状態に戻る(ステップS18)。
【0067】次いでステッピングモーターM3の駆動が
停止されて軸間距離可変機構の動作が停止されるのに基
づき、送りローラ5と分離ローラ6が非接触で互いの軸
方向に接近する動作も停止し、送給前の状態になる(ス
テップS20)。
【0068】このとき、異なった厚みのシートが混入し
て送給されても上記構成の通り送りローラ5と分離ロー
ラ6が可動し、用紙検知センサでシート22一枚毎の通
過を検知しているので、シート22の厚みに関係なく自
動分離して送給できる。
【0069】次に、二枚目のシート22′が送給された
ことが給紙前センサ14により検知されると(ステップ
S21)、給紙ローラ4と送りローラ5は駆動回転を開
始し(ステップS22)、二枚目のシート22′の送給
を開始する(ステップS1・S3)。
【0070】上記一連の動作は送給されるシート22一
枚毎に対して行われる。
【0071】〈第2の実施例〉(図6・図7) 図6は第2の実施例のシート送給装置の概略構成図であ
る。
【0072】上述した第1の実施例の装置との相違点
は、第1の実施例では給紙ローラ4により給紙を行って
いたのに対し、本実施例では、矢印E・F方向にスライ
ド可能なスライド式シートガイド29と上ガイド板2と
によりシート200の面方向を支持し、下ガイド板3の
延長部であるシート先端突き当て板部3aでシートの給
送側端面を支持して、前記スライド式シートガイド29
によって給紙を行っていることである。
【0073】また、シート200がはじめから送りロー
ラ5と分離ローラ6とに突き当たっているため給紙前セ
ンサ14の必要がなくなり、給紙後センサ15だけで第
1の実施例と同様の動作が可能となる。
【0074】本実施例についての動作を説明すると、シ
ート給紙時において定位置に設定されたシート200は
スライド式シートガイド29により送りローラ5と分離
ローラ6とが重なり合っている給紙部(ニップ部)ま
で、シート先端突き当て板部3aに端面を突き当てなが
ら矢印E方向に送られる。
【0075】給紙部近傍ではテーパー形状のシート先端
突き当て板部3aに沿ってシート200は、自重で給紙
部までスライドしていき、送りローラ5と分離ローラ6
との重なり合い部に突き当たり斜行補正される。このと
き、スライド式シートガイド29は、上ガイド板2とに
よりシート200の姿勢を保持し、シート200が突き
当たった送りローラ5と分離ローラ6は、それぞれの駆
動回転を静止した状態にある。
【0076】次に、シート200が所定位置に設定され
スライド式シートガイド29が可動して十分に時間が経
ってから、送りローラ5と分離ローラ6が駆動回転を行
いはじめる。
【0077】この後、送りローラ5は分離ローラ6から
互いの軸間距離を隔離する方向に移動していく。
【0078】上記動作によりシート200の給紙を開始
してからは第1の実施例と同様の動作を行っていく。
【0079】上記動作のフローチャートを図7に示す。
【0080】〈第3の実施例〉(図8) 図8は第3の実施例のシート送給装置の概略構成図であ
る。
【0081】前述した第1の実施例の装置との相違点
は、第1の実施例では送りローラ5が上下方向に移動可
能であるのに対し、本実施例では、分離ローラ6が上下
方向に移動可能であり、送りローラ5は固定された位置
にある。
【0082】分離ローラ6は第2のモーターM2(不図
示)で回転駆動されるプーリー13の支持軸24と同軸
で回動可能な可動シャーシ23に保持させてある。分離
ローラ6はプーリー13→ベルト7→プーリー6aを介
して駆動力を受けて回転される。
【0083】25は可動シャーシ23に一体に具備させ
た、軸24と同軸のギアである。26はこのギア25に
噛み合わせたウォームギアである。このウォームギアは
ステッピングモーターM3により回転制御される。
【0084】ステッピングモーターM3が正回転・逆回
転されることで、ウォームギア26でギア25即ち可動
シャーシ23が軸24を中心に時計方向Cまたは反時計
方向Dに回動される。
【0085】可動シャーシ23が時計方向Cに回動され
ることで、分離ローラ6が送りローラ5からの距離を隔
離する方向、即ち下方に移動される。
【0086】そして隔離した送りローラ5と分離ローラ
6との間をシート22が一枚通過したのを給紙後センサ
15が検知すると、可動シャーシ23が反時計方向Dに
回動される。これにより、分離ローラ6が送りローラ5
に対して非接触で互いの軸方向に重なり合う方向である
上方に移動し、給紙前の位置で上下方向の移動を停止す
る。この間、分離ローラ6はプーリー13→ベルト7→
プーリー6aを介して駆動力を受けて回転している。
【0087】これら動作も第1の実施例と同様に送給さ
れるシート一枚毎に対して行われる。
【0088】〈その他〉 1)送りローラと分離ローラはクシ歯状ローラでなくと
もよい。またその一方または両方が回動ベルトであって
もよい。
【0089】2)送りローラと分離ローラの軸間距離可
変機構は送りローラと分離ローラの両方を互いに軸間距
離を広げる方向と狭める方向に移動させる構成にするこ
ともできる。
【0090】3)積載シートの上側のシートから給送す
る上側分離給送方式の装置に限らず、積載シートの下側
のシートから給送する下側分離給送方式の装置にも本発
明は適用できる。
【0091】4)本発明のシート送給装置は、輪転式カ
メラ・ファクシミリ装置・印刷機・複写機・プリンタ・
ワードプロセッサ等の画像形成装置、その他、原稿自動
送り装置・穴あけ機・紙綴じ機等の各種のシート使用機
器等において、積載されたカード・薄葉紙等のシートを
画像形成部・露光部・加工部等のシート処理部へ一枚宛
給搬送する装置として広く活用できる。
【0092】
【発明の効果】以上説明した如く本発明によれば、簡単
な構成で、厚さの異なったシートを自動的に分離して搬
送し、かつシートの斜行も自動的に補正することができ
るシート送給装置を提供することができる。
【0093】即ち、本発明に係るシート送給装置は、シ
ートの厚みに関係なくシート送給することができ、なお
かつ、異なった厚みのシートが混入していても重送を避
け一枚ずつ正確にシートを送給することが出きる。
【0094】また、斜行されて送給されてきたシートを
非接触で互いの軸方向に重なり合ったシート送り用回転
体とシート分離用回転体にシートの端面を突き当てるこ
とで斜行補正を行うことができる。
【0095】これらにより、シートの厚み毎に手動で厚
み調整をする必要がなくなり、搬送中のシートの姿勢を
検知して搬送路での斜行補正をすることも必要なくな
る。
【0096】シート送り用回転体とシート分離用回転体
の機構だけでシート自動分離と斜行補正ができるため装
置自体が非常にコンパクトかつシンプルになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例のシート送給装置の概略構成図
【図2】制御系のブロック図
【図3】動作フローチャート
【図4】斜行したシートを送りローラと分離ローラとに
突き当て斜行補正をする様子を示した斜視図
【図5】送りローラの上下移動を示した斜視図
【図6】第2の実施例のシート送給装置の概略構成図
【図7】動作フローチャート
【図8】第3の実施例のシート送給装置の概略構成図
【図9】従来例のシート送給装置の概略構成図
【符号の説明】
5:送りローラ 6:分離ローラ 14:給紙前センサ 15:給紙後センサ 22:シート 26:CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉山 一英 埼玉県秩父市大字下影森1248番地 キヤ ノン電子株式会社内 (56)参考文献 特開 平9−71339(JP,A) 特開 昭59−128144(JP,A) 実開 昭62−147634(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 3/06 B65H 3/52 330

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向して配置され、対向部において給紙
    順方向に回転するシート送り用回転体と、給紙逆方向に
    回転するシート分離用回転体を有し、該両回転体間でシ
    ートを一枚分離搬送させるシート送給装置において、 前記両回転体の少なくとも一方が他方に対する軸間距離
    を変化させる軸間距離可変機構と、 前記両回転体の近傍に設けたシートの通過を検知するシ
    ート検知手段とを備え、.送給開始と共に前記両回転
    体の少なくとも一方が他方に対して軸間距離を隔離する
    動作を開始し、.前記シート検知手段によりシートが
    検知されると、前記軸間距離の隔離動作を停止させ、
    .該シートの給紙が終了すると、前記両回転体の少な
    くとも一方が他方に対して軸間距離を給紙不可となる位
    置まで接近させる動作を、給送するシート一枚毎に行う
    ことを特徴とするシート送給装置。
  2. 【請求項2】 対向して配置され、対向部において給紙
    順方向に回転するシート送り用回転体と、給紙逆方向に
    回転するシート分離用回転体を有し、該両回転体間でシ
    ートを一枚分離搬送させるシート送給装置において、 前記両回転体の少なくとも一方が他方に対する軸間距離
    を変化させる軸間距離可変機構と、 前記両回転体の近傍に設けたシートの通過を検知するシ
    ート検知手段とを備え、.送給開始と共に前記両回転
    体の少なくとも一方が他方に対して軸間距離を隔離する
    動作を開始し、.前記シート検知手段によりシートが
    検知された時点から、一定量前記軸間距離を隔離する動
    作を行った後に該軸間距離の隔離動作を停止させ、.
    該シートの給紙が終了すると、前記両回転体の少なくと
    も一方が他方に対して軸間距離を給紙不可となる位置ま
    で接近させる動作を、給送するシート一枚毎に行うこと
    を特徴とするシート送給装置。
  3. 【請求項3】 前記シート送り用回転体とシート分離用
    回転体がローラであり、該両ローラの回転軸は、略平行
    で、外周部にクシ歯状の溝が形成されており、溝の凹面
    と凸面とが非接触で互いの軸方向に重なり合うことが可
    能な形状を有することを特徴とする請求項1または2に
    記載のシート送給装置。
  4. 【請求項4】 前記シート送り用回転体とシート分離用
    回転体は、給紙を開始する前又は軸間距離を接近させた
    後、シートの送給を妨げる状態にあることを特徴とする
    請求項1ないし3の何れか1つに記載のシート送給装
    置。
  5. 【請求項5】 対向して配置され、対向部において給紙
    順方向に回転するシート送り用回転体と、給紙逆方向に
    回転するシート分離用回転体を有し、該両回転体間でシ
    ートを一枚分離搬送させるシート送給装置において、 前記両回転体の少なくとも一方が他方に対する軸間距離
    を変化させる軸間距離可変機構と、 前記両回転体の互いの軸方向に対する最接近部のシート
    搬送方向下流側に設けたシート検知手段とを備え、.
    送給開始と共に前記両回転体の少なくとも一方が他方に
    対して軸間距離を隔離する動作を開始し、.前記シー
    ト検知手段のシート検知信号onによりシートが前記両
    回転体の最接近部を通過したことが検知されると、前記
    軸間距離の隔離動作を停止させ、.前記シート検知手
    段のシート検知信号offにもとづいて前記両回転体の
    少なくとも一方が他方に対して軸間距離を給紙不可とな
    る位置まで接近させる動作を、給送するシート一枚毎に
    行うことを特徴とするシート送給装置。
  6. 【請求項6】 対向して配置され、対向部において給紙
    順方向に回転するシート送り用回転体と、給紙逆方向に
    回転するシート分離用回転体を有し、該両回転体間でシ
    ートを一枚分離搬送させるシート送給装置において、 前記両回転体の少なくとも一方が他方に対する軸間距離
    を変化させる軸間距離可変機構と、 前記両回転体の互いの軸方向に対する最接近部のシート
    搬送方向下流側に設けたシート検知手段とを備え、.
    送給開始と共に前記両回転体の少なくとも一方が他方に
    対して軸間距離を隔離する動作を開始し、.前記シー
    ト検知手段のシート検知信号onによりシートが前記両
    回転体の最接近部を通過したことが検知されると、その
    検知時点から、一定量前記軸間距離を隔離する動作を行
    った後に該軸間距離の隔離動作を停止させ、.前記シ
    ート検知手段のシート検知信号offにもとづいて前記
    両回転体の少なくとも一方が他方に対して軸間距離を給
    紙不可となる位置まで接近させる動作を、給送するシー
    ト一枚毎に行うことを特徴とするシート送給装置。
  7. 【請求項7】 前記シート送り用回転体とシート分離用
    回転体がローラであり、該両ローラの回転軸は、略平行
    で、外周部にクシ歯状の溝が形成されており、溝の凹面
    と凸面とが非接触で互いの軸方向に重なり合うことが可
    能な形状を有することを特徴とする請求項5または6に
    記載のシート送給装置。
  8. 【請求項8】 前記シート送り用回転体とシート分離用
    回転体は、給紙を開始する前又は軸間距離を接近させた
    後、シートの送給を妨げる状態にあることを特徴とする
    請求項5ないし7の何れか1つに記載のシート送給装
    置。
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