JP2522702B2 - 方立の面材取付具の取付装置 - Google Patents

方立の面材取付具の取付装置

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JP2522702B2 JP1173897A JP17389789A JP2522702B2 JP 2522702 B2 JP2522702 B2 JP 2522702B2 JP 1173897 A JP1173897 A JP 1173897A JP 17389789 A JP17389789 A JP 17389789A JP 2522702 B2 JP2522702 B2 JP 2522702B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、カーテンウォール等における方立の前面に
面材取付具を取付ける装置に関する。
〔従来の技術〕
方立前面に面材を取付けて方立が室外より見えないよ
うにしたカーテンウォールが種々提案されている。
例えば、実開昭63−73411号公報に示すように、方立
の前面に面材取付具を取付け、この面材取付具と面材を
連結して方立前面に面材を取付けるようにしたカーテン
ウォールが知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
かかる面材取付具は基片に一対の鉤形片を一体形成
し、その一対の鉤形片を方立の前面板に長手方向より嵌
合し、基片より螺合したビスを前面板に押しつけて一対
の鉤形片を前面板の両端部に係合して取付けてあるの
で、面材取付具の方立への取付け作業が面倒、面材取付
具の面内方向取付強度が弱いとの課題を有する。
つまり、面材取付具の一対の鉤形片を方立の前面板に
長手方向端部よりスライドしながら嵌合して仮取付ける
ので、その仮取付け作業が面倒となって取付け作業が面
倒となる。
ビスの締付力によって面材取付具を面外方向の室外側
に引き寄せて一対の鉤形片を前面板の両端部室内面に押
しつけ係合するので、面外方向の外力はビスと前面板と
の圧接部によって支持することになり、その支持力が弱
いから面材取付具の面内方向取付強度が弱くなる。
そこで、本発明は前述の課題を解決できるようにした
方立の面材取付具取付装置を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
方立1の前面に、左右方向に開口した一対の取付溝7,
7を左右方向に所定の間隔を置いて相対向して形成し、 前記一方の取付溝7に係合する係止部15と面材に連結
される受部材13を有する取付具本体11に、前記他方の取
付溝7に係合する係止部33を備えた補助ピース12を、そ
の補助ピース12の係止部33と取付具本体11の係止部15の
左右方向間隔が前記一対の取付溝7,7の間隔より小さい
第1の位置と、前記左右方向間隔が前記一対の取付溝7,
7の間隔より大きい第2の位置に亘って左右方向に移動
可能に組み合せて面材取付具10とし、 前記取付具本体11に補助ピース12を、第2の位置とな
るようにビス29で連結して前記取付具本体11の係止部15
を前記一方の取付溝7に密嵌し、前記補助ピース12の係
止部33を前記他方の取付溝7に密嵌した方立の面材取付
具の取付装置。
これにより、取付具本体11に対して補助ピース12を第
1の位置として取付具本体11の係止部15と補助ピース係
止部33を一対の取付溝7,7と対向させ、ビス29により補
助ピース12を第2の位置として取付具本体11に連結する
ことで取付具本体11の係止部15を一方の取付溝7に密嵌
し、補助ピース12の係止部33を他方の取付溝7に密嵌し
て方立1の前面に面材取付具10を取付けできる。
〔実 施 例〕
第4図に示すように、方立1の前面に面材2が上下・
左右方向に複数取付けられてカーテンウォールを構成し
ている。
前記方立1は第1図、第5図に示すように、方立本体
3に連結板4を介して前面板5が一体形成され、その前
面板5の左右方向中央部には室外側に開口した幅広の凹
条溝6が長手方向に亘って形成されて相対向する左右方
向に開口した一対の取付溝7,7を形成し、前面板5の左
右両端部に室外側に開口した凹溝8をそれぞれ形成し、
その凹溝8にシール材9が装着してある。
面材取付具10は第1図、第5図のように、取付具本体
11と補助ピース12と受部材13とより成り、取付具本体11
は基板14の一側面側に球状の係止部15を有する鉤形の係
止板16と鉤形の支持板17を一体形成し、かつ他側面側に
一対の取付板18を一体形成してあり、前記係止板16には
突出片19が側方に向けて一体形成され、支持板17には第
1・第2突片20,21が一体形成され、取付板18の突出端
には略球面状の凹部22と突出片23が設けてある。
前記受部材13は連結板24と受板25で略L字状となり、
連結板24の端部に形成した球状部26が前記凹部22に嵌合
され受部材13は取付板18に面外方向に揺動可能に取付け
られ、受板25に球状部27が一体形成してある。
前記補助ピース12は基片30と係止片31と取付片32とで
略クランク形状となり、その係止片31は鉤形になり、か
つ球状の係止部33と凹部34と段部35が形成され、取付片
32にはビス孔36が形成されていると共に、前記取付具本
体11の基板14には補助ピース12が挿通する開口窓部28が
形成され、補助ピース12は開口窓部28に取付片32を左右
方向に移動可能に挿通して仮組立てられる。
このようであるから、面材取付具10を方立1に取付け
るには、補助ピース12を開口窓部28に沿って係止板16側
に移動して係止板16の係止部15と係止片31の係止部33と
の間隔を、前面板5の凹条溝6の開口幅より狭くし、取
付具本体11の係止板16と補助ピース12の係止片31を前面
板5の凹条溝6内に挿入して各係止部15,33を各取付溝
7,7と対向させる。この時、受部材13を取付板18に取付
けても良いし、後から取付けても良い。
係止板16の係止部15を一方の取付溝7に密嵌するとと
もに補助ピース12を左右方向に移動して係止片31の係止
部33を他方の取付溝7に密嵌し、他方の取付板18よりビ
ス29を取付片32のビスホール36に螺合して補助ピース12
を取付具本体11に締付け連結する。
これによって、取付具本体11と補助ピース12はその係
止部15,33が左右方向に離隔するように締付け連結され
るから、各係止部15,33は各取付溝7,7内に押し込められ
て取付溝7の底部に押しつけられるので、方立1と面材
取付具10の左右方向、つまり面内方向の取付強度を強く
できる。
また、係止板16の突出片19、受片17が前面板5の前面
に押しつけられ、第1突片20が凹部34に嵌合し、第2突
片21に段部35が当接して方立1と面材取付具10は面外方
向の取付強度も強くなる。
前記面材2は第1図、第2図に示すように、横材40の
凹部41,41にパネル42の上下縁を嵌合して取付け、縦材4
3の室外面に接着シール材44でパネル42の左右縦縁室内
面を接着してあり、縦材43の室内側に形成した凹溝45に
受部材13の球状部27を密嵌して面材2を方立1に面材取
付具10を介して連結してある。
第1図、第5図において、一対の取付板18,18間にス
ペーサ部材46がスナップ式に嵌合して取付けられ、突出
片19と突出片23及び係止片17と突出片23とに亘って押縁
47がスナップ式に嵌合して取付けてある。
前記取付具本体11は長尺としても良いし、短尺として
も良く、長尺とした場合には補助ピース12を複数取付け
ても良い。
第6図は一方の面材2を可動式とした場合の実施例を
示し、一方の受部材13と取付具本体11の支持板17とに亘
って縦枠材48を係合し、その縦枠材48と一方の受部材13
をビス49で締付けて縦枠材48を取付け、この縦枠材48に
縦材43を気密材を介して圧着するようにしてある。
第7図は縦枠材48を一方の受部材13と支持板47とに面
外方向より係合して仮止めし、縦枠材48と一方の受部材
13をビス49で連結した変形例である。
以上の実施例は取付具本体11と受部材13を別体として
揺動可能に連結したが、第8図、第9図に示すように取
付具本体11と受部材13を一体としても良い。
つまり、面材2が固定の場合には第8図に示すよう
に、取付具本体11の取付板18と受部材13を一体とし、か
つ受部材13の先端に係合部13aを一体形成し、支持板17
に係合突部17aを一体形成し、縦材43に一側係止部43aと
外側係止部43bを一体形成して、面材2を組立てた状態
で面外方向より取付けて一側、他側係止部43a,43bを係
合部13a、係合突部17aにスナップ式に係合して仮止め
し、縦材43を受部材13にビス50で連結して面材2を方立
1の前面に面材取付具10で連結するようにしてある。
なお、縦材43を取付けた後にパネル42を取付けても良
い。
また、面材2が可動の場合には第9図のように、縦枠
48に一側係止部48aと他側係止部48bを形成し、その一側
・外側係止部48a,48bを受部材13に形成した係合部13a、
支持板17に形成した係合突部17aにそれぞれ係合して仮
止めし、縦枠48と受部材13をビス50で連結してある。
以上の実施例は面材2を方立1の前面に取付けて受部
材13を面材2で覆うようにしたが、第10図のように受部
材13と前面板5との間に面材2を装着しても良い。
つまり、受部材13を連結板24と受板25で平面略T字状
とし、連結板24を一方の取付板18に一体的に設け、受板
25を横材40の室外面と面一となるようにし、その受板25
と押縁47との間にパネル42を装着するようにしてある。
次に面材2の取付け構造の具体例を第11図、第12図を
参照して説明する。
第11図に示すように一方の方立1は建物躯体開口部A
と隣接し、取付具本体11の係止板16の突出片19と他方の
取付板18の突出片23とに縦枠51が係合して取付けられ、
一方の取付板18に受部材13が揺動自在に取付けてあり、
隣接する方立1に取付けた取付具本体11の他方の取付板
18に受部材13が揺動自在に取付けてある。
横材40は第12図のように、本体52に押え部材53を着脱
自在に設け、本体52に上受部材54を上下揺動可能に設
け、かつ下受部材55を一体に設け、その上受部材54は横
板56と縦板57で鉤形となり、縦板57に球状部58が一体形
成してある。
面材2は横枠材59と縦枠材60を方形枠状に連結し、そ
の室外面にパネル61が接着シール材62で取付けられ、横
枠材59、縦枠材60には係合溝63がそれぞれ形成してあ
る。
面板2を取付けるには、押え部材53を取外した状態
で、第11図仮想線で示すように右側方立1に設けた受部
材13を斜めに揺動して一方の縦枠60の係合溝63を受部材
13の球状部27に密嵌し、その受部材13とともに面材2を
矢印方向に揺動させ、横枠59が下受部材55と干渉した
ら、面材2を上方に若干移動させながら左側の方立1に
設けた受部材13を揺動して、その球状部27を他方の縦枠
60の係合溝63と対向させ、面材2を更に矢印方向に揺動
して受部材13の球状部27を係合溝63内に密嵌させる。
この後に面材2を下降して横枠59の係合溝63を下受部
材55に密嵌させるとともに、上受部材56を下方に揺動し
て上の横枠59の係合溝63に球状部57を密嵌する。
そして、横材40の本体52に押え部材53を取付けて面材
2の室外面を支持する。
〔発明の効果〕
取付具本体11に対して補助ピース12を第1の位置とし
て取付具本体11の係止部15と補助ピース係止部33を一対
の取付溝7,7と対向させ、ビス29により補助ピース12を
第2の位置として取付具本体11に連結することで取付具
本体11の係止部15を一方の取付溝7に密嵌し、補助ピー
ス12の係止部33を他方の取付溝7に密嵌して方立1の前
面に面材取付具10を取付けできる。
したがって、面材取付具10を面外方向より方立1の前
面に取付けできるから、その取付け作業が簡単となるば
かりか、ビス29によって取付具本体11に補助ピース12を
連結することで、各係止部15,33は各取付溝7,7の底部に
押しつけられるから、方立1と面材取付具10の面外方向
の取付強度を強くできる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は面材取付状態の
横断面図、第2図はパネの上下縁支持部の縦断面図、第
3図は第1図の正面図、第4図はカーテンウォールの一
部正面図、第5図は方立と面材取付具の分解斜視図、第
6図、第7図、第8図、第9図、第10図はそれぞれ異な
る他の実施例を示す横断面図、第11図、第12図は面材取
付け構造の一例を示す横断面図、縦断面図である。 1は方立、2は面材、7は取付溝、10は面材取付具、11
は取付具本体、12は補助ピース、13は受部材、15は係止
部、33は係止部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】方立1の前面に、左右方向に開口した一対
    の取付溝7,7を左右方向に所定の間隔を置いて相対向し
    て形成し、 前記一方の取付溝7に係合する係止部15と面材に連結さ
    れる受部材13を有する取付具本体11に、前記他方の取付
    溝7に係合する係止部33を備えた補助ピース12を、その
    補助ピース12の係止部33と取付具本体11の係止部15の左
    右方向間隔が前記一対の取付溝7,7の間隔より小さい第
    1の位置と、前記左右方向間隔が前記一対の取付溝7,7
    の間隔より大きい第2の位置に亘って左右方向に移動可
    能に組み合せて面材取付具10とし、 前記取付具本体11に補助ピース12を、第2の位置となる
    ようにビス29で連結して前記取付具本体11の係止部15を
    前記一方の取付溝7に密嵌し、前記補助ピース12の係止
    部33を前記他方の取付溝7に密嵌したことを特徴とする
    方立の面材取付具の取付装置。
JP1173897A 1989-07-03 1989-07-03 方立の面材取付具の取付装置 Expired - Lifetime JP2522702B2 (ja)

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