JP2564555Y2 - 連窓の連結部躯体取付構造 - Google Patents

連窓の連結部躯体取付構造

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JP2564555Y2
JP2564555Y2 JP1994001445U JP144594U JP2564555Y2 JP 2564555 Y2 JP2564555 Y2 JP 2564555Y2 JP 1994001445 U JP1994001445 U JP 1994001445U JP 144594 U JP144594 U JP 144594U JP 2564555 Y2 JP2564555 Y2 JP 2564555Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、左右サッシの縦枠相互
を方立を介して連結した連窓の連結部を躯体に取付ける
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】実開平1−82290号公報に示すよう
に、左右サッシの縦枠相互を方立を介して連結した連窓
が知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】かかる連窓においては
上枠、下枠、縦枠を躯体に取付けているが、方立は縦枠
相互を連結するのみで、躯体に取付けていないから連結
部の取付強度が弱いものとなる。
【0004】そこで、本考案は前述の課題を解決できる
ようにした連窓の連結部躯体取付構造を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の考案は、取付縦板
8を備えた上枠1と取付縦板12を備えた下枠2と縦枠
3を方形状に枠組みした窓枠4にパネル部材を装着して
サッシとし、この複数のサッシにおける隣接する縦枠3
相互を方立5で連結して連窓とし、前記各上枠1の取付
縦板8を躯体となるまぐさ11の室外面に固着し、各下
枠2の取付縦板12を躯体となる窓台15の室外面に固
着し、前記方立5の上部を室外側部が室内側部よりも上
方に突出した形状とし、方立5の下部を室外側部が室内
側よりも下方に突出した形状とし、方立5の室内側部を
まぐさ11、窓台15の内面間に挿入して室外側部をま
ぐさ11、室台15の室外面よりも突出させ、前記まぐ
さ11の内面と窓台15の内面に連結金具33,37を
それぞれ固着し、この連結金具33,37を方立5の室
内側部の上部と下部に固着し、前記方立5における室外
側部の上端面に上部キャップ6を固着し、その上部キャ
ップ6をまぐさ11の室外面に固着したことを特徴とす
る連窓の連結部躯体取付構造である。第2の考案は、第
1の考案の方立5における室外側部の下端面に下部キャ
ップ7を固着し、この下部キャップ7を窓台15の室外
面に固着した連窓の連結部躯体取付構造である。
【0006】
【作 用】第1の考案によれば、方立5の上部の室内
側部と下部の室内側部が連結金具33,37でまぐさ1
1の内面と窓台15の内面に固着され、しかも方立5の
室外側部の上端面に固着した上部キャップ6がまぐさ1
1の室外面に固着されているから、方立5の上部は連結
金具33と上部キャップ6よりまぐさ11の内面と室外
面に固着され、方立5の下部は連結金具37で窓台12
の内面に固着される。したがって、連窓の連結部の躯体
への取付強度を強いものにできる。第2の考案によれ
ば、方立5の下部が連結金具37と下部キャップ7によ
り窓台12の内面と室外面に固着される。したがって、
連窓の連結部の躯体への取付強度がより一層強いものに
できる。
【0007】
【実 施 例】図1に示すように、上枠1と下枠2と縦
枠3を方形状に枠組みした窓枠4に図示しないパネル部
材を装着して半外付けのサッシとし、この左右のサッシ
の縦枠3相互を方立5で連結して連窓としてあり、この
連結部には上部キャップ6と下部キャップ7が取付けて
ある。
【0008】前記上枠1は面外方向中間部に取付縦板8
を有し、この取付縦板8の室外側に室外側上横板9が一
体的に設けられて上枠1の上面1aはL字状となり、前
記取付縦板8の室内側に室内側支持横片10が一体的に
設けられ、その取付縦板8を躯体となるまぐさ11の室
外面に固着する。
【0009】前記下枠2は図1に示すように、面外方向
中間部に取付縦板12が一体的に設けられ、その取付縦
板12の室外側に室外側下横板13が一体的に設けられ
て下枠2の下面2aはL字状となり、前記取付縦板12
の室内側に室内側支持横片14が一体的に設けられ、そ
の取付縦板12を躯体となる窓台15の室外面に固着す
る。
【0010】前記縦枠3は図2に示すように、縦板20
の外面に室外側係合突片21、中間係合突片22、室内
側支持片23を一体的に設け、縦板20の内面に室外側
支持片24を一体的に設けてある。前記方立5は一対の
取付縦板25を室外側連結板26と室内側連結27で一
体的に連結して中空部28を有し、その取付縦板25に
は室外側溝部29、中間溝部30、室内側支持片31が
一体的に設けてあり、方立5と縦枠3は係合突片と溝部
を係合すると共に、室内側支持片23,31をビス締め
して連結してある。
【0011】前記縦枠3の上部は図3に示すように中間
係合突片22を残して切断されて上端面3aは方立5の
上端面5aと同一高さとなり、中間係合突片22は上枠
1の取付縦板8と面外方向に面一となり、かつ上端面2
2a,8aは同一高さとなっている。縦枠3の下部も同
様となっている。前記方立5の上部は図4に示すよう
に、上枠1の中間係合突片22よりも室内側が階段形状
に切断され、上部切欠部32がまぐさ11に接し、L字
状の連結金具33をまぐさ11と方立5の室内側連結板
27にビス34,35で固着することで方立5をまぐさ
11に固定してある。前記方立5の下部切欠部36が窓
台15に接し、L字状の連結金具37をビス38,39
で窓台15と方立5の室内側連結板27に固着すること
で方立5を窓台15に固定してある。
【0012】図3に示すように、縦枠3の上端面3aは
上枠1の室外側上横板9の上面9aよりも若干高くなっ
て段差を有している。前記上部キャップ6は図3に示す
ように横板50と縦板51でL字状となり、横板50に
は下向片52が一体的に設けられ、縦板51には横向片
53が一体的に設けてあると共に、透孔54が形成さ
れ、図1に示すように横板50を方立5と縦枠3と室外
側横板9に亘って載置して下向片52を方立5の室外側
連結板26に接し、縦板51を左右の中間係止突片22
と左右の取付縦板8に亘って接し、横向片53を各上端
面22a,8aに接し、ビス55で方立5に固着すると
共に、ビス56でまぐさ11に固着してある。このビス
56は縦枠3の中間係合突片22を貫通してまぐさ11
に固着されて縦枠3の上部をまぐさ11に固着するよう
にしてある。前記ビス55は横板50の透孔57より方
立5のビスホール58に螺合される。
【0013】前記上部キャップ6の裏面には図5、図
6、図7に示すようにシーラー59が貼着され、このシ
ーラー59は方立5の上端面5a、縦枠3の上端面3
a、中間係合突片22に均一に当るように凹凸が付けて
あると共に、上枠1の室外側横板9の上面9aに当る部
分59aは厚くなっている。これによって、上部キャッ
プ6を取付けることでシーラー59が方立5の上端面5
a、縦枠3の上端面3a、室外側横板9の上面9a、取
付縦板8に均一に接して連結部の上部から雨水が侵入す
ることを防止する。
【0014】前記下部キャップ7は図8に示すように、
縦板60と横板61でL字状となり、縦板60に内向片
62が一体的に設けてあると共に、孔63が形成され、
横板60の上面における左右中央部には方立5とほぼ同
一形状の凹部64が形成され、この凹部64の底面64
aは横板60の上面に対して縦板60側が低くなるよう
に傾斜し、この凹部64の底面64aの縦板60寄りに
孔65が一対形成され、その底面64aにおける縦板6
0と反対寄りに一対の排水穴66が形成してあり、横板
61の縦板60と反対側端縁に上向突条67が一体的に
設けてあり、縦板60の左右両側部と横板61の上面に
シーラー69が貼着される。
【0015】前記下部キャップ7は図1に示すように、
方立5の下端部と左右の縦枠3,3と左右の下枠4,4
に亘って取付けられて縦板60の孔63よりビス70を
縦枠3の中間係合突片22を貫通して窓台15に螺入し
て取付けられて縦枠3の下部を窓台15に固着するよう
にしてあると共に、横板61の孔65よりビス71を方
立5のビスホール58に螺合して取付けられ、横板61
は水平に対して室外側が低く傾斜し、凹部64の底面6
4aが水平となっている。これにより、図9に示すよう
に方立5の下端面5bが凹部64の底面64aにシーラ
69を介して圧接し、縦枠3の下端面3aがシーラー6
9を介して横板61の上面に圧接してシールすると共
に、縦板60の左右側部がシーラー69を介して左右の
取付縦板12に圧接してシールし、方立5の中空部28
に雨水が侵入しないようにする。また、縦枠3と下枠2
との連結部に浸入して縦板3に沿って流れ落ちた雨水は
傾斜した横板61の上面に沿って室外側に流れて排水孔
66より下方に排水される。
【0016】
【考案の効果】請求項1に係る考案によれば、方立5の
上部の室内側部と下部の室内側部が連結金具33,37
でまぐさ11の内面と窓台15の内面に固着され、しか
も方立5の室外側部の上端面に固着した上部キャップ6
がまぐさ11の室外面に固着されているから、方立5の
上部は連結金具33と上部キャップ6よりまぐさ11の
内面と室外面に固着され、方立5の下部は連結金具37
で窓台12の内面に固着される。したがって、連窓の連
結部の躯体への取付強度を強いものにできる。請求項2
に係る考案によれば、方立5の下部が連結金具37と下
部キャップ7により窓台12の内面と室外面に固着され
る。したがって、連窓の連結部の躯体への取付強度がよ
り一層強いものにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】連窓の連結部の斜視図である。
【図2】連結部の横断面図である。
【図3】連結部上部の上部キャップを外した状態に斜視
図である。
【図4】方立の斜視図である。
【図5】上部キャップの正面図である。
【図6】上部キャップの底面図である。
【図7】上部キャップの側面図である。
【図8】下部キャップの斜視図である。
【図9】下部キャップ取付部の斜視図である。
【符号の説明】
1…上枠、2…下枠、3…縦枠、5…方立、6…上部キ
ャップ、7…下部キャップ、11…まぐさ、15…窓
台、33…連結金具、37…連結金具。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付縦板8を備えた上枠1と取付縦板1
    2を備えた下枠2と縦枠3を方形状に枠組みした窓枠4
    にパネル部材を装着してサッシとし、この複数のサッシ
    における隣接する縦枠3相互を方立5で連結して連窓と
    し、 前記各上枠1の取付縦板8を躯体となるまぐさ11の室
    外面に固着し、各下枠2の取付縦板12を躯体となる窓
    台15の室外面に固着し、前記方立5の上部を室外側部
    が室内側部よりも上方に突出した形状とし、方立5の下
    部を室外側部が室内側よりも下方に突出した形状とし、
    方立5の室内側部をまぐさ11、窓台15の内面間に挿
    入して室外側部をまぐさ11、室台15の室外面よりも
    突出させ、前記まぐさ11の内面と窓台15の内面に連
    結金具33,37をそれぞれ固着し、 この連結金具33,37を方立5の室内側部の上部と下
    部に固着し、 前記方立5における室外側部の上端面に上部キャップ6
    を固着し、その上部キャップ6をまぐさ11の室外面に
    固着した ことを特徴とする連窓の連結部躯体取付構造。
  2. 【請求項2】 前記方立5における室外側部の下端面に
    下部キャップ7を固着し、この下部キャップ7を窓台1
    5の室外面に固着した請求項1記載の連窓の連結部躯体
    取付構造。
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