JP2521111Y2 - プリント基板 - Google Patents

プリント基板

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JP2521111Y2
JP2521111Y2 JP1991017978U JP1797891U JP2521111Y2 JP 2521111 Y2 JP2521111 Y2 JP 2521111Y2 JP 1991017978 U JP1991017978 U JP 1991017978U JP 1797891 U JP1797891 U JP 1797891U JP 2521111 Y2 JP2521111 Y2 JP 2521111Y2
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JP
Japan
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circuit board
printed circuit
cut
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mounting
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JP1991017978U
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Inventor
啓輔 川尻
和雄 佐藤
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富士通電装株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、プリント基板に係わ
り、特に、実装時におけるプリント基板の反りを防止で
きるプリント基板に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、各種電子機器には、IC,トラ
ンジスタ等の実装されたプリント基板が収納されてい
る。従来、このようなプリント基板では、IC,トラン
ジスタ等の実装時におけるプリント基板の反りを防止す
るため、例えば、図4に示すように、プリント基板11
の部品実装面に、枠状の反り防止金具13を固定し、所
定の実装を行うことが行われている。
【0003】なお、図において符号15は、プリント基
板11に固定されるコネクタを示している。すなわち、
一般に、プリント基板11では、回路網および実装配置
上、例えば、図5に示すように、プリント基板11に偏
在してアース層17が形成されることがあり、このよう
な場合には、プリント基板11に部品の実装を行い、例
えば、半田槽において所定のディップを施した後の、熱
の放散時等に、図6に示すように、プリント基板11が
反り、プリント基板11の許容精度を越えるため、上述
のような反り防止金具13が必要になる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のプリント基板の反り防止方法では、プリント
基板11に反り防止金具13を固定する必要があるた
め、多大な工数が必要になるという問題があった。ま
た、プリント基板11に固定された反り防止金具13
は、製品に固着されたままとなるため、製造コストが増
大するという問題があった。
【0005】本考案は、かかる従来の問題を解決すべく
なされたもので、実装時にプリント基板に生ずる反り
を、簡易,確実に防止することのできるプリント基板を
提供することを目的とする。
【0006】本考案のプリント基板は、実装部の外側
に、切断用溝を介して、銅箔パターンの形成される切捨
部を形成するとともに、この切捨部に、内面をそれぞれ
環状部材により覆われる複数のバイヤホールを形成し、
前記環状部材を前記銅箔パターンに一体に連結してなる
ものである。
【0007】
【作用】本考案のプリント基板では、実装部への部品の
実装後に、切断用溝を折曲することにより切捨部が除去
され、実装部のみが実際のプリント基板として使用され
る。そして、実装部への部品の実装時には、銅箔パター
および内面をそれぞれ環状部材により覆われる複数の
バイヤホールの形成される切捨部により、実装部が補強
される。
【0008】
【実施例】以下、本考案の詳細を図面に示す実施例につ
いて説明する。図1および図2は、本考案のプリント基
板の一実施例を示しており、図において符号31は、最
終的にプリント基板として使用され、IC,トランジス
タ等の部品が実装される実装部を示している。
【0009】この実装部31は、矩形形状をしており、
実装部31の外側には、V溝状の切断用溝33を介して
矩形形状の切捨部35が形成されている。この実施例で
は、実装部31は、図2に示すように、5層の樹脂層3
7と、これ等の樹脂層37の間に形成される6層の銅箔
パターン39とから形成されている。
【0010】そして、切捨部35も同様に、樹脂層37
と一体形成される5層の樹脂層41と、これ等の樹脂層
41の間に形成される6層の銅箔パターン43とから形
成されている。そして、切断用溝33の位置する部分に
おいて銅箔パターン39と43とが分離されている。
【0011】さらに、この実施例では、各切捨部35に
は、所定間隔を置いて、多数のバイヤホール45が形成
されている。このバイヤホール45は、図3に示すよう
に、銅箔パターン43を環状銅部材47により一体に連
結して構成されている。以上のように構成されたプリン
ト基板では、実装部31への部品の装着、半田付け、デ
ィップ等の終了後に、切断用溝33を折曲することによ
り切捨部35が除去され、実装部31のみが実際のプリ
ント基板として使用される。
【0012】しかして、以上のように構成されたプリン
ト基板では、実装部31の外側に、切断用溝33を介し
て切捨部35を形成するとともに、この切捨部35に、
銅箔パターン43を形成したので、実装時にプリント基
板に生ずる反りを、簡易,確実に防止することが可能と
なる。すなわち、以上のように構成されたプリント基板
では、実装部31への部品の実装時には、銅箔パターン
43の形成される切捨部35により、実装部31が補強
されるため、例えば、半田槽において所定のディップを
施した後の、熱の放散時等にも、実装部31が反ること
がなくなる。
【0013】従って、従来のように、プリント基板に反
り防止金具を固定する必要がなくなり、工数および製造
コストを低減することができる。また、以上のように構
成されたプリント基板では、切捨部35に、内面をそれ
ぞれ環状銅部材47により覆われる複数のバイヤホール
45を設け、環状銅部材47を銅箔パターン43に一体
に連結したので、切捨部35をより強化することがで
き、プリント基板に生ずる反りをより低減することがで
きる。
【0014】なお、以上述べた実施例は、特に、実装部
31にアース層等が、ほぼ均等に配置されている場合に
望ましく、アース層等が偏在している場合には、偏在に
応じて、各切捨部35の面積等を調整するのが望まし
い。また、以上述べた実施例では、多層のプリント基板
に本考案を適用した例について説明したが、本考案はか
かる実施例に限定されるものではなく、例えば、単層の
プリント基板にも適用できることは勿論である。
【0015】
【考案の効果】以上述べたように、本考案のプリント基
板では、実装部の外側に、切断用溝を介して、銅箔パタ
ーンの形成される切捨部を形成するとともに、この切捨
部に、内面をそれぞれ環状部材により覆われる複数のバ
イヤホールを形成し、環状部材を銅箔パターンに一体に
連結したので、実装時にプリント基板に生ずる反りを、
簡易,確実に防止することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のプリント基板の一実施例を示す上面図
である。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図である。
【図3】図1のIII−III線に沿う断面図である。
【図4】従来のプリント基板の反り防止方法の一例を示
す斜視図である。
【図5】従来のプリント基板の一例を示す裏面図であ
る。
【図6】図5のプリント基板の反りを示す説明図であ
る。
【符号の説明】 31 実装部 33 切断用溝 35 切捨部 43 銅箔パターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−213291(JP,A) 実開 昭64−44668(JP,U) 実開 昭62−197875(JP,U) 実開 昭62−12975(JP,U) 実開 昭60−121662(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実装部の外側に、切断用溝を介して、銅
    箔パターンの形成される切捨部を形成するとともに、こ
    の切捨部に、内面をそれぞれ環状部材により覆われる複
    数のバイヤホールを形成し、前記環状部材を前記銅箔パ
    ターンに一体に連結してなることを特徴とするプリント
    基板。
JP1991017978U 1991-03-25 1991-03-25 プリント基板 Expired - Fee Related JP2521111Y2 (ja)

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