JP2519492B2 - 車両用ステアリングロック装置 - Google Patents

車両用ステアリングロック装置

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JP2519492B2
JP2519492B2 JP32220087A JP32220087A JP2519492B2 JP 2519492 B2 JP2519492 B2 JP 2519492B2 JP 32220087 A JP32220087 A JP 32220087A JP 32220087 A JP32220087 A JP 32220087A JP 2519492 B2 JP2519492 B2 JP 2519492B2
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rotor
rotation
switch
lock
cylinder lock
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功光 栗原
茂男 原
和夫 小島
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車のエンジンの電気スイッチを操作す
るシリンダ錠によってハンドルのステアリング軸を回転
不能にロックするようにした車両用ステアリングロック
装置に関するものである。
(従来技術) 従来、この種の装置としては、例えば特開昭47−4462
9号に示されるように、運転者あるいは同乗者がキーの
誤操作を行い、走行中に誤ってハンドルがロックされて
しまうことを防ぐため、キーをオン位置からロック位置
へ回動させる場合にキーの回動操作のみによってはロッ
ク位置に回動されず、自動車が走行状態にあることを検
知する検知センサからの信号によって作動するソレノイ
ドの励磁状態によって作動する阻止部材により、ロータ
の回動を阻止する構成とした施錠装置が公知である。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、上記のような構造の施錠装置においては、キ
ーをロック位置へ回す操作がなされたことを検出するス
イッチを有し、キーの回動操作を検出する構成となって
おり、キーの素早い操作がなされたときには前記ソレノ
イドの励磁により動作する阻止部材がロータと係合する
位置へ移動する前にキーがロック位置へ回動してしま
い、ステアリングロックされてしまうという問題点があ
る。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上記のような問題点を解決することを目的
とし、シリンダ錠ロータの回動操作以外の操作が行われ
たことを検出する第1のスイッチ手段と、シフトレバー
がパーキング位置以外にあることを検出する第2のスイ
ッチ手段とを有し、前記第1のスイッチ手段と前記第2
のスイッチ手段からの信号により前記ロータのロック位
置への回動を不能にするようにしたものである。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図,第2図はステアリングロック装置のロータの
回動を阻止する回動阻止部材が、常にはロータの回動阻
止位置にある場合(第1実施例)の電気制御部の概略構
成図、第3図,第4図はロータの回動を阻止する回動阻
止部材が、常にはロータの回動阻止位置にない場合(第
2実施例)の電気制御部の概略構成図である。
まず、回動阻止部材が常にはロータの回動阻止位置に
ある第1実施例について説明する。
第1図,第2図に示すようにソレノイドのプランジャ
ーから成る阻止部材4は、常にはロータ5の周方向へ突
出する係止片6に係止されるように付勢されており(第
1図,第2図では右方向)、ロータ5の回動操作以外の
操作が行われたことを検出する第1スイッチ1aとシフト
レバーがパーキング位置以外にあることを検出する第2
スイッチ2aが共に接点を閉じたときソレノイド3aが励磁
され、それに吸引されることにより(第1図,第2図で
は左方向)係止状態から解かれる構成となっている。第
1スイッチ1aはロータ5の回動操作以外の操作、例えば
(1)シリンダ錠ロータの押込み操作や(2)押ボタン
の押込み操作を行った時にオン状態となり、それらの操
作を行わない時にオフ状態となる。第2スイッチ2aはシ
フトレバーがパーキング位置にある時にオン状態とな
り、パーキング位置以外にある時にオフ状態となる。こ
の第1実施例の作用について説明すると、自動車の走行
中は、シリンダ錠ロータ5はオン位置にセットされてお
り、またシフトレバーはパーキング位置以外に位置して
いる。この状態においては第1図に示すように第2スイ
ッチ2aはオフ状態となり、これによりソレノイド3aは励
磁されず、常には回動阻止位置にある阻止部材4は係止
片6と係合状態に保たれ運転者がロータ5をロック位置
へ回動させる操作を阻止する。また、自動車を停車させ
シフトレバーをパーキング位置に位置させ、ロータ5の
押込み操作、あるいは押ボタンの押込み操作を行ってロ
ータ5をロック位置へ回動させようとしたときには第2
図に示すように第1スイッチ1a及び第2スイッチ2aはオ
ン状態となり、これによりソレノイド3aは励磁され阻止
部材4は吸引され係止片6との係合を解かれてロータ5
のロック位置への回動を可能とする。本実施例の装置に
おいては、車を停車させシフトレバーをパーキング位置
にすると第2スイッチ2aはオン状態となるが、第1スイ
ッチはロータの回動操作以外の操作が行われたときのみ
オン状態となり、それ以外のときはオフ状態で電気回路
を開き電流の流れを止め、無駄な電力を消費することが
ない。
次に回動阻止部材は、常には、ロータの回動阻止位置
にない第2実施例について説明する。
第3図,第4図に示すように阻止部材4は、常にはロ
ータ5の係止片6との係合を解かれるように付勢されて
おり(第3図,第4図では左方向)、前記第1スイッチ
1bと前記第2スイッチ2bが共に接点を閉じた時ソレノイ
ド3bが励磁され、それに吸引されることにより(第3
図,第4図では右方向)、ロータ5の係止片6と係合
し、ロータ5のロック位置への回動を阻止する構成とな
っている。第1スイッチ1bはロータ5の回動操作以外の
操作、例えば(1)シリンダ錠ロータの押込み操作や
(2)押ボタンの押込み操作を行った時にオン状態とな
り、操作を行わなかった時にオフ状態となる。第2スイ
ッチ2bはシフトレバーがパーキング位置にある時オフ状
態となり、パーキング位置以外にある時オン状態とな
る。この第2実施例の作用について説明すると、自動車
の走行中は、シリンダ錠ロータ5はオン位置にセットさ
れており、またシフトレバーはパーキング位置以外に位
置している。この状態においては第2スイッチ2bはオン
状態であり、また運転者がロータ5の押込み操作あるい
は押ボタンの押込み操作を行ってロータ5をロック位置
へ回動させようとすると第4図に示すように第1スイッ
チ1bがオン状態となり、これによりソレノイド3bは励磁
され、常には回動阻止位置にない阻止部材4は吸引され
て係止片6と係合し、運転者がロータ5をロック位置へ
回動させる操作を阻止する。また自動車を停車させシフ
トレバーをパーキング位置に位置させると、第3図に示
すように第2スイッチ2bはオフ状態となりソレノイド3
は励磁されず、これにより、常には回動阻止位置にない
阻止部材4は係止片6との非係合状態を保ち、ロータ5
のロック位置への回動を可能とする。本実施例の装置に
おいては、第1スイッチ1b,第2スイッチ2bが共にオン
状態のとき阻止部材4が係止片6と係合し、ロータ5の
ロック位置への回動を阻止するものであるので、回路が
断線する等のトラブルが発生した場合には、阻止部材4
は係止片6との非係合状態に復帰しロータ5のロック位
置への回動を可能とする。これにより、キーをキー穴か
ら抜きとることができ、車の盗難を防止することができ
る。
(発明の効果) 本発明は、上記のようにロータのロック位置への素早
い回動操作が困難であるシリンダ錠ロータの回動操作以
外の操作が行われたことを検出する第1のスイッチ手段
と、さらにシフトレバーがパーキング位置にあるか否か
を検出する第2のスイッチ手段とを有し、該第1のスイ
ッチ手段と該第2スイッチ手段からの信号により前記ロ
ータのロック位置への回動を不能とするようにしたこと
により、阻止部材がロータと係合する位置へ移動する前
にキーがロック位置へ回動してステアリングがロックさ
れてしまうことを防止することができる。さらに、シフ
トレバーのパーキング位置を検出したときにロック位置
への回動を可能とするものであるから車を離れる時には
必ずシフトレバーをパーキング位置とすることを強制す
ることとなり、これにより自動ブレーキが作動して坂道
でも駐車が可能となるというすぐれた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図はステアリングロック装置のロータの回
動を阻止する回動阻止部材が、常にはロータの回動阻止
位置にある場合(第1実施例)の電気制御部の概略構成
図、第3図,第4図はロータの回動を阻止する回動阻止
部材が、常にはロータの回動阻止位置にない場合(第2
実施例)の電気制御部の概略構成図である。 1a,1b……第1スイッチ 2a,2b……第2スイッチ、5……ロータ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】オートマチック車に装着され、シリンダ錠
    ロータの回動操作及びシリンダ錠ロータの回動操作以外
    の操作により該ロータのロック位置への回動を可能と
    し、ステアリングをロックするように構成されたステア
    リングロック装置において、シリンダ錠ロータの回動操
    作以外の操作が行われたことを検出する第1のスイッチ
    手段と、シフトレバーがパーキング位置にあるか否かを
    検出する第2のスイッチ手段とを有し、前記第1のスイ
    ッチ手段と前記第2のスイッチ手段からの信号により前
    記ロータのロック位置への回動を不能にするようにした
    ことを特徴とする車両用ステアリングロック装置。
  2. 【請求項2】シリンダ錠ロータの回動操作以外の操作
    が、該シリンダ錠ロータの押込み操作である特許請求の
    範囲第(1)項記載の車両用ステアリングロック装置。
  3. 【請求項3】シリンダ錠ロータの回動操作以外の操作
    が、押ボタンの押込み操作である特許請求の範囲第
    (1)項記載の車両用ステアリングロック装置。
JP32220087A 1987-12-19 1987-12-19 車両用ステアリングロック装置 Expired - Lifetime JP2519492B2 (ja)

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US07/282,059 US4945740A (en) 1987-12-19 1988-12-09 Vehicle steering lock device
GB8829133A GB2211545B (en) 1987-12-19 1988-12-14 Vehicle steering lock device
DE19883842672 DE3842672A1 (de) 1987-12-19 1988-12-19 Fahrzeug-lenkradschloss

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