JP2513793B2 - シ―ト状媒体の幅寄せ機構 - Google Patents

シ―ト状媒体の幅寄せ機構

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JP2513793B2 JP17405188A JP17405188A JP2513793B2 JP 2513793 B2 JP2513793 B2 JP 2513793B2 JP 17405188 A JP17405188 A JP 17405188A JP 17405188 A JP17405188 A JP 17405188A JP 2513793 B2 JP2513793 B2 JP 2513793B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 搬送中のシート状媒体を幅寄せするための幅寄せ機構
に関し、 幅寄せ操作の効率化を目的とし、 媒体搬送路の外側に配置された軸受によって回転可能
に支持された回転軸を一方の端部側に装備し,かつ搬送
中のシート状媒体と接触することによって回転駆動され
る誘導ローラを他方の端部側に装備してなる幅寄せ部材
と、一方の端部に設けられたバネ部材を介して装置本体
に取着され,他方の端部に前記シート状媒体とその外周
面を接触させた搬送ローラを装備してなる媒体搬送部材
とによって構成される。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、搬送中の媒体を媒体搬送路上に設けられた
基準面側へ誘導するシート状媒体の幅寄せ機構(以下幅
寄せ機構と呼ぶ)に関する。
〔従来の技術〕
第4図(a)と(b)は従来の幅寄せ機構の構成と動
作を示す模式的要部側断面図であって、(a)は幅寄せ
操作を行う以前の状態を示し、(b)は幅寄せ操作時の
状態を示す。
第4図(a)および(b)に示すように、この幅寄せ
機構は、シート状媒体(以下、媒体と呼ぶ)10を上下か
ら挟持した形で回転する(この図の場合、媒体10は紙表
から→紙背方向へ,或いは紙背から→紙表方向へ搬送さ
れる)搬送ローラ25,26と、搬送中の媒体10に作用して
これを媒体搬送路20上に設けられた基準面K側へ移動
(幅寄せ)させる幅寄せローラ30とによって構成されて
いる。以下その幅寄せ動作について説明する。
.搬送ローラ25と26の回転を停止する。
.上側の搬送ローラ25のみを第4図(b)に示す如く
矢印A方向に退避させる。
.代わって幅寄せローラ30を矢印B方向に下降させて
これを媒体10に密接させる。
.幅寄せローラ30を矢印C方向に回動させる。この幅
寄せローラ30の回動により、媒体10は矢印D方向へ移動
して基準面K側へ幅寄せされる。
.幅寄せが終わると幅寄せローラ30は矢印B′方向に
退避し、代わって搬送ローラ25が矢印A′方向に下降し
てくる。そして、媒体10の搬送が再開される。
なお、幅寄せローラ30の代わりに羽根車を用いた幅寄
せ機構も多く使用されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来の幅寄せ機構は、幅寄せを行
う度毎に媒体の搬送を停止させる必要があるため、時間
的なロスが大きく,従って装置効率が良くない、といっ
た問題点があった。
本発明はこのような問題点を解決するためになされた
もので、媒体の搬送を行いながら,つまり装置を稼働状
態にさせたままで、しかも自動的に幅寄せを行い得る点
にその特徴がある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明による幅寄せ機構は、第1図の原理図に示すよ
うに、媒体搬送路20の外側に配置された軸受によって回
転可能に支持された回転軸3を一方の端部側に装備し,
かつ搬送中の媒体10と接触することによって回転駆動さ
れる誘導ローラ4と他方の端部側に装備してなる幅寄せ
部材5と、バネ部材(図示せず)を介して装置本体に取
着され,他方の端部側に前記シート状媒体10とその外周
面を接触させた搬送ローラを装備してなる媒体搬送部材
15とによって構成される。
〔作 用〕 このように構成された幅寄せ機構は、媒体10の移動に
対応して幅寄せ部材5が矢印R方向に回動し、誘導ロー
ラ4の位置と媒体搬送部材15の姿勢とが第1図に示す如
く変化する。その結果、矢印P方向に搬送されていた媒
体10は、矢印P1方向へとその進路を変え、基準面K側へ
幅寄せされる。
〔実 施 例〕
以下実施例図に基づいて本発明を詳細に説明する。
第2図は本発明の一実施例を示す要部斜視図、第3図
(a)と(b)は本発明に用いる構成部材の細部構造を
示す模式的斜視図であるが、前記第1図,第4図と同一
部分には同一符号を付している。
第2図に示すように、本発明による幅寄せ機構は、媒
体搬送路20の外側に配置された上下一対の軸受1〔第3
図(b)参照〕によって回動可能に支持された回転軸3
を一方の端部側に装備し,かつ搬送中の媒体10と接触す
ることによって回転駆動される一対の誘導ローラ4を他
方の端部側に装備した幅寄せ部材5と、一方の端部に設
けられたバネ部材13を介して装置本体50に取着され、他
方の端部側に前記媒体10とその外周面を接触させた形で
配置された搬送ローラ14を装備してある媒体搬送部材15
と、によって構成されている。図中、7は媒体10の進路
変更が急激に行われるのを防止するために設けられたス
トッパであって、該ストッパ7の配設位置は、媒体10の
進路変更角度θに応じて設計段階で決められる。
前記媒体搬送部材15は、第3図(a)にその詳細を示
すように、媒体10の搬送を司る駆動ローラ16と対向する
位置に配置された搬送ローラ14を装備すると共に、バネ
部材13を介して装置本体50に取着されている。この搬送
ローラ14は、蔓巻型のバネ部材13によって支持されてい
るので、該バネ部材13の軸方向の中心Oを回転中心とし
て、矢印M−M′方向にその姿勢を自在に変化し得る。
また幅寄せ部材5は、第3図(b)に示すように、軸
受1との摩擦を小さくするためのピボット3aが形成され
た回転軸3を一方の端部側に装備し、他方の端部側には
一対の誘導ローラ4を装備し、かつこれら回転軸3,及び
誘導ローラ4は、バネ性を有する板材,例えばバネ用ス
テンレス板、燐青銅板、等より成るホルダ2上に配置さ
れている。このホルダ2がバネ材で製作されているの
は、誘導ローラ4が媒体10を適当な力で押圧する必要か
らである。なお、前記回転軸3を回動可能に支持する軸
受1側にも前記ピボット3aに対応するピボット孔1aが形
成されている。
以下本発明による幅寄せ機構の差を第2図,および第
3図を用いて説明する。
.媒体10を矢印P方向から装置本体50に挿入する。
.挿入された媒体10は駆動ローラ16と搬送ローラ14に
よって矢印P方向へ搬送される。
.搬送された媒体10が誘導ローラ4に接触すると、幅
寄せ部材5は媒体10に押されて矢印R方向に回動する。
.この幅寄せ部材5の回動によって矢印P方向に搬送
されていた媒体10は誘導ローラ4の影響を受けて矢印P1
方向に向きを変える。媒体10の向きが変わると、それに
追随して搬送ローラ14も矢印M方向にその姿勢を変化さ
せる。
.その結果、媒体10は矢印P1方向に誘導されて基準面
K側へ幅寄せされる。
このように、本発明の幅寄せ機構は、媒体10が幅寄せ
部材5側に装備された誘導ローラ4の接触することによ
って、自動的に基準面K側へ幅寄せされるので、従来の
ように幅寄せ時に装置を停止させる必要が無い。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように本発明によれば、媒体
と幅寄せ部材との接触により、媒体が自動的に基準面側
へ誘導される構成になっているので、幅寄せのために装
置を停止させる等の処置を講じる必要がないので、装置
の稼動効率を大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理を説明するための模式的要部平面
図、 第2図は本発明の一実施例を示す要部斜視図、 第3図(a)と(b)は本発明に用いる構成部材の細部
構造を示す要部斜視図、 第4図(a)と(b)は従来の幅寄せ機構の構成と動作
を示す要部側断面図である。 図中、1は軸受、 2はホルダ、 3は回転軸、 4は誘導ローラ、 5は幅寄せ部材、 7はストッパ、 10は媒体(シート状媒体)、 13はバネ部材、 14は搬送ローラ、 15は媒体搬送部材、 16は駆動ローラ、 20は媒体搬送路、 50は装置本体、 Kは基準面、 をそれぞれ示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】媒体搬送路(20)の外側に配置された軸受
    (1)によって回転可能に支持された回転軸(3)を一
    方の端部側に装備し、かつ搬送中のシート状媒体(10)
    と接触することによって回転駆動される誘導ローラ
    (4)と他方の端部側に装備してなる幅寄せ部材(5)
    と、 一方の端部に設けられたバネ部材(13)を介して装置本
    体(50)に取着され、他方の端部に前記シート状媒体
    (10)とその外周面を接触させた搬送ローラ(14)を装
    備してなる媒体搬送部材(15)とによって構成され、 前記シート状媒体(10)の移動に対応してそれぞれその
    位置と姿勢が変化する前記誘導ローラ(4),および搬
    送ローラ(14)によって、前記シート状媒体(10)が前
    記媒体搬送路(20)上に設けられた基準面(K)側へ誘
    導されるようにしたことを特徴とするシート状媒体の幅
    寄せ機構。
JP17405188A 1988-07-12 1988-07-12 シ―ト状媒体の幅寄せ機構 Expired - Fee Related JP2513793B2 (ja)

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JPH0223135A JPH0223135A (ja) 1990-01-25
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