JPH05301659A

JPH05301659A - 用紙方向転換装置

Info

Publication number: JPH05301659A
Application number: JP13021492A
Authority: JP
Inventors: Kenji Dobashi; 憲司土橋; Hiroaki Mogi; 宏明茂木; Junichi Asaoka; 潤一浅岡; Tamotsu Takada; 保高田; Masashi Sudo; 正史須藤; Tomonari Sakurai; 朝成桜井
Original assignee: Fuji Xerox Co Ltd
Current assignee: Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date: 1992-04-23
Filing date: 1992-04-23
Publication date: 1993-11-16

Abstract

(57)【要約】【目的】用紙の方向転換を行う際に、用紙搬送路面の
摩擦抵抗をなくし、迅速に方向転換を行い、かつ回転精
度を向上させる。【構成】上部ガイド板１１上にはピボットソレノイド
４１が配設され、このソレノイド４１のアクチュエータ
４３の先端には水平方向に回転自在の押え板４４が取り
付けられている。下部ガイド板１２側には水平方向に回
転自在のピボット４５が配設されており、その用紙受け
面４５ａが用紙搬送路面から僅かに突出している。ピボ
ットソレノイド４１は方向転換時にオンし、これにより
押え板４４が下降してピボット４５との間で用紙１０の
中央部を保持する。この状態で用紙１０の側部に配設さ
れた搬送ローラが駆動し、用紙１０は押え板４４による
保持位置を中心に、用紙搬送路面から浮いた状態で９０
度回転する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は紙折り装置等において用
紙の方向を転換させる用紙方向転換装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】図面原稿等の大きな原稿を複写する複写
機においては、Ａ０、Ａ１等の大判の複写用紙上に複写
する場合があり、これらの複写用紙は紙折り装置におい
て所望のサイズに折り畳まれる。この紙折り装置では、
複写機から送り込まれた用紙をそのままの向きで搬入し
た場合には不都合を生じる場合があり、このような場合
には、用紙の方向を転換させる装置が必要となる。この
ような用紙方向転換装置として、従来、たとえば特公昭
６１−４２７００号公報がある。

【０００３】この従来の装置では、用紙搬送機構の幅方
向のほぼ中心部に、用紙搬送面に接離可能な１つの用紙
押えピンを設けるとともに、このピンの一側方に用紙搬
送面に当接する送りローラを設けた構成となっている。
この装置では、用紙の向きを転換するときには、用紙押
えピンを用紙搬送面に当接する方向に作動させて、この
用紙押えピンにより用紙搬送面上にある用紙を押え、こ
れの進行を停止し、このときの送りローラによる送り作
用により用紙の向きを転換するものである。

【０００４】しかし、この用紙方向転換装置では、送り
ローラは用紙押えピンの一側方にだけしか配設されてお
らず、しかもその支持軸が固定された構成となっていた
ため、用紙の向きを変える方向が一方向に固定され、逆
方向には向きを変えることができないという問題があっ
た。そのため、本出願人と同一出願人は先にいずれの方
向にも向きを変えることができる用紙方向変換装置を提
案した（平成２年５月２３日提出）。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この用
紙方向転換装置では、用紙押えピンにより用紙を用紙搬
送路面に直接押え付けながら、用紙押えピンの側方に配
設された搬送ローラにより用紙の向きを変える構成であ
るため、用紙と用紙搬送路面との間の摩擦抵抗が大き
く、回転精度が悪いという問題があった。

【０００６】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、用紙の方向転換を行う際に用紙搬送
路面の摩擦抵抗をなくし、迅速に方向転換を行うことが
できるとともに回転精度が向上した用紙方向転換装置を
提供することにある。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明の用紙方向転換装
置は、用紙搬送路面を有する方向転換部と、この方向転
換部に送り込まれた用紙を前記用紙搬送路面から浮かせ
た状態で所定の角度回転させることにより方向転換を行
う方向転換手段とを備えている。

【０００８】この用紙方向転換装置では、用紙は用紙搬
送路面から浮いた状態で方向転換されるため、用紙搬送
路面による摩擦抵抗をなくなり、迅速に方向転換を行う
ことができるとともに、回転精度が向上する。

【０００９】前記方向転換手段は、具体的には、前記方
向転換部に送り込まれた用紙のほぼ中央部を用紙ととも
に回転可能に保持する用紙保持手段と、この用紙保持手
段により保持された用紙を前記用紙搬送路面から浮かせ
た状態で所定の角度回転させる用紙回転手段とにより構
成される。また、この用紙回転手段は、前記用紙保持手
段により保持された用紙の周縁部を保持しつつ、前記用
紙保持手段により保持された位置を中心に用紙を回転さ
せるものである。

【００１０】本発明の用紙方向転換装置は、より具体的
には、用紙搬送路面を有する方向転換部と、その上端が
前記用紙搬送路面から上方に突出するように配設された
回転受け部材、およびこの回転受け部材に対して接離可
能に設けられ、方向転換時には下降して用紙のほぼ中央
部を用紙搬送路面から浮かせた位置で回転可能に保持す
る回転押え部材からなる用紙保持手段と、この用紙保持
手段の両側の少なくとも一方側に配設された互いに接離
可能な用紙搬送ローラ対からなる用紙回転手段と、前記
方向転換部への用紙の到達を検知する用紙到達検知手段
と、この用紙到達検知手段により用紙の到達が検知され
たとき、前記回転押え部材を下降させて前記用紙を保持
させた後、前記用紙搬送ローラ対を駆動させて前記用紙
の方向転換を行わせる方向転換制御手段とを備えてい
る。

【００１１】この用紙方向転換装置では、用紙到達検知
手段（センサ）により用紙の到達が検知されると、方向
転換制御手段により回転押え部材が駆動される。これに
より回転押え部材が下降して用紙のほぼ中央部を用紙搬
送路面から浮いた位置で保持する。次に、用紙搬送ロー
ラ対が駆動され、これにより用紙は回転押え部材および
回転受け部材により保持された位置を中心に回転して方
向転換が行われる。この用紙方向転換装置でも、用紙は
用紙搬送路面から浮いた状態で方向転換されるため、用
紙搬送路面による摩擦抵抗をなくなり、迅速に方向転換
を行うことができる。また、回転精度が向上し、そのた
め方向転換後所定の位置確実に搬送できる。

【００１２】本発明の用紙方向転換装置では、前記方向
転換制御手段は、タイマを有し、このタイマにより前記
用紙搬送ローラ対の駆動状態を制御することにより、用
紙の方向転換角度を調整する構成とし、あるいは、前記
方向転換部の所定の位置にセンサを有し、このセンサの
検知信号を基に前記用紙搬送ローラ対の駆動状態を制御
することにより、用紙の方向転換角度を調整する構成と
される。

【００１３】本発明の用紙方向転換装置では、前記方向
転換手段は、前記方向転換部に送り込まれた用紙の中央
部近傍を面状態で保持しつつ前記用紙搬送路面から浮か
せた状態で用紙を回転させる用紙保持回転手段により構
成するようにしてもよい。

【００１４】

【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。

【００１５】図２は本発明の一実施例に係る用紙方向転
換装置の平面構成を表すものである。また、図３はこの
用紙方向転換装置の側面構成を表すものである。

【００１６】この用紙方向転換装置では、上部ガイド板
１１と下部ガイド板１２とにより用紙搬送路１３が構成
されている。上部ガイド板１１には搬送ピンチローラ１
３ｂ、１４ｂ、搬送ピンチローラ１５ｂ、１６ｂ、搬送
ピンチローラ１７ｂ、１８ｂ、搬送ピンチローラ１９
ｂ、２０ｂが用紙搬送方向（図において左方向）に向け
て順次配設されている。下部ガイド板１２側には、図３
に示すように搬送ピンチローラ１３ｂ、１５ｂ、１７
ｂ、１９ｂ各々に対向して搬送駆動ローラ１３ａ、１５
ａ、１７ａ、１９ａが配設されている。なお、下部ガイ
ド板１２側には、図示しないが、搬送ピンチローラ１４
ｂ、１６ｂ、１８ｂ、２０ｂ各々にも対向してさらに４
つの搬送駆動ローラが配設され、搬送駆動ローラ１３
ａ、１５ａ、１７ａ、１９ａ各々と対となっている。

【００１７】搬送ピンチローラ１３ｂ、１４ｂは上部ガ
イド板１１上に配設されたニップ解除ソレノイド２１に
より同時に上下に駆動されるようになっている。すなわ
ち、ニップ解除ソレノイド２１のアクチュエータ２１ａ
の先端はリンク２２の先端に連結されている。リンク２
２の中央部には支持フレーム２３の一端側が連結されて
いる。支持フレーム２３の先端側には搬送ピンチローラ
１３ｂ、１４ｂがそれぞれ回転可能に軸支されている。
ニップ解除ソレノイド２１は用紙１０の搬送時にはオフ
状態であり、このとき搬送ピンチローラ１３ｂ、１４ｂ
は各々その自重により下降し、搬送駆動ローラ１３ａ、
１４ａとともに用紙１０をニップし搬送させる。このニ
ップ状態を解除するときには、ニップ解除ソレノイド２
１がオンすることによりアクチュエータ２１ａが作動す
る。これによりリンク２２および支持フレーム２３が軸
部２３ａを中心に時計廻り方向に回動し、その結果搬送
ピンチローラ１３ｂ、１４ｂがともに上昇し、用紙搬送
路１３から退避する。

【００１８】搬送ピンチローラ１７ｂ、１８ｂおよび搬
送ピンチローラ１９ｂ、２０ｂはそれぞれ１つのニップ
解除ソレノイド３２により同時に上下に駆動されるよう
になっている。すなわち、ニップ解除ソレノイド３２の
アクチュエータ３２ａにはリンク３４を介してリンク３
３、３６それぞれが連結されている。リンク３３、３６
の各中央部にはそれぞれ支持フレーム３５、３７の一端
側が連結されている。支持フレーム３５の先端側には搬
送ピンチローラ１７ｂ、１８ｂがそれぞれ回転可能に軸
支されている。同様に、支持フレーム３６の先端側には
搬送ピンチローラ１９ｂ、２０ｂがそれぞれ回転可能に
軸支されている。ニップ解除ソレノイド３２は、ニップ
解除ソレノイド２１と同様に用紙１０の搬送時にはオフ
状態であり、このとき搬送ピンチローラ１７ｂ、１８
ｂ、１９ｂ、２０ｂは各々同時にその自重により下降
し、用紙１０をニップし搬送させる。このニップ状態を
解除するときには、ニップ解除ソレノイド３２がオンす
ることによりアクチュエータ３２ａが作動し、これによ
りリンク３３、３６および支持フレーム３５、３７が各
々軸部３５ａ、３７ａを中心に時計廻り方向に回動し、
その結果搬送ピンチローラ１７ｂ、１８ｂ、１９ｂ、２
０ｂが各々同時に上昇し、用紙搬送路１３から退避す
る。

【００１９】用紙回転手段としての搬送ピンチローラ１
５ｂはニップ解除ソレノイド２４、また同じく用紙回転
手段としての搬送ピンチローラ１６ｂはニップ解除ソレ
ノイド２５により別々に駆動され、用紙１０の方向転換
時にはいずれか一方がオン、他方がオフとなるようにな
っている。ニップ解除ソレノイド２４のアクチュエータ
２４ａの先端はリンク２６の先端に連結されている。リ
ンク２６の中央部には支持フレーム２７の一端側が連結
されている。支持フレーム２７の先端側には搬送ピンチ
ローラ１５ｂが回転可能に軸支されている。ニップ解除
ソレノイド２４は用紙１０を図１に矢印ｂで示す方向に
方向転換を行う際にはオフ状態であり、このとき搬送ピ
ンチローラ１５ｂはその自重により下降し、搬送駆動ロ
ーラ１５ａとともに用紙１０の側部をニップし送り出
す。このとき、後述の押え板４４およびピボット４５に
より用紙１０のほぼ中央部が保持されているため、用紙
１０は矢印ｂ方向に回転する。

【００２０】一方、ニップ解除ソレノイド２５のアクチ
ュエータ２５ａの先端はリンク２８の先端に連結されて
いる。リンク２８の中央部には支持フレーム２９の一端
側が連結されている。支持フレーム２９の先端側には搬
送ピンチローラ１６ｂが回転可能に軸支されている。ニ
ップ解除ソレノイド２５は用紙１０を図１に矢印ａで示
す方向に方向転換を行う際にはオフ状態であり、このと
き搬送ピンチローラ１６ｂはその自重により下降し、搬
送駆動ローラ１６ａとともに用紙１０の側部をニップし
送り出す。このとき、上記と同様に後述の押え板４４お
よびピボット４５により用紙１０のほぼ中央部が保持さ
れているため、用紙１０は矢印ｂ方向に回転する。

【００２１】なお、軸部２３ａ、３５ａ、３７ａの各一
端部はそれぞれ上部ガイド板１１上に配設されたブラケ
ット３８ａに回転可能に保持されている。軸部２３ａ、
３５ａ、３７ａの各他端部はそれぞれ上部ガイド板１１
上に配設されたブラケット３８ｂに回転可能に保持され
ている。また、軸部２７ａの一端部はブラケット３８ａ
に、他端部はブラケット３０ａに回転可能に保持されて
いる。軸部２９ａの一端部はブラケット３８ｂに、他端
部はブラケット３０ｂに回転可能に保持されている。ブ
ラケット３８ａとブラケット３８ｂとの間には図１に拡
大して示すような、用紙保持手段が配設されている。

【００２２】この用紙保持手段は、回転押え部材と回転
受け部材とにより構成されている。回転押え部材は、上
部ガイド板１１の上部に配設されたピボットソレノイド
４１と、このピボットソレノイド４１のアクチュエータ
４３の先端に取り付けられた押え板４４とにより構成さ
れている。アクチュエータ４３の先端は球状部４３ａと
なっている。球状部４３ａは押え板４４の支持部４４ａ
内に保持されており、押え板４４および支持部４４ａは
一体となって球状部４３ａを中心に水平方向に回転自在
となっている。押え板４４はピボットソレノイド４１の
駆動により、上部ガイド板１１に形成された開口部４０
を通して上下移動可能となっている。一方、回転受け部
材は、ピボット４５により構成されている。このピボッ
ト４５は下部ガイド板１２の下面に固定されたブラケッ
ト４６にベアリング部材４７を介して水平方向に回転可
能に保持されており、かつその上面（用紙受け面４５
ａ）が下部ガイド板１２の表面（用紙搬送路面）から僅
かに突出した状態となっている。

【００２３】この用紙保持手段では、用紙１０の方向転
換時には、ピボットソレノイド４１はオン状態となる。
この状態では押え板４４がスプリング４２の弾性力に抗
してアクチュエータ４３とともに下降し、押え板４４と
ピボット４５との間に用紙１０のほぼ中央部を用紙搬送
路面から浮かした状態で回転可能に保持するようになっ
ている。また、方向転換の前後の時には、ピボットソレ
ノイド４１はオフ状態であり、この状態ではアクチュエ
ータ４３とともに押え板４４がスプリング４２の弾性力
により上昇し用紙搬送路内から退避するようになってい
る。

【００２４】用紙搬送方向Ａに沿って、ピボットソレノ
イド４１の上流側近傍には用紙１０の先端の到達を検知
するための用紙検知センサ３１が配設されている。

【００２５】次に、本実施例の用紙方向転換装置の動作
を図４に示すタイミングチャートを参照して説明する。

【００２６】まず、初期状態では、ニップ解除ソレノイ
ド２１、３２、２４、２５およびピボットソレノイド４
１はそれぞれオフとなっている。この状態で、駆動ロー
ラ１３ａ、１５ａ、１７ａ等が駆動され、用紙１０が矢
印Ａで示す方向に送り込まれてくると、まず用紙検知セ
ンサ３１がオンする。用紙検知センサ３１がオンして一
定時間経過すると、ピボットソレノイド４１がオンし、
これにより押え板４４が下降し、ピボット４５との間で
用紙１０のほぼ中央部を保持する。このときピボット４
５の用紙受け面４５ａは用紙搬送路面から僅かに突出し
ているため、用紙１０は用紙搬送路面から浮いた状態と
なる。次いで、ニップ解除ソレノイド２１、３２がそれ
ぞれオンし、その結果搬送ピンチローラ１３ｂ、１４
ｂ、１７ｂ、１８ｂ、１９ｂ、２０ｂが上昇して用紙１
０のニップを解除する。

【００２７】ここで、用紙１０の方向転換が行われる
が、図１において時計回り方向ｂおよび反時計回り方向
ａの何れに回転するかは、ニップ解除ソレノイド２４、
２５のいずれを駆動させるかによる。ここでは反時計回
り方向ａに方向転換を行う場合の動作について説明す
る。すなわち、用紙１０が押え板４４とピボット４５と
の間に保持され、ニップ解除ソレノイド２１、３２がそ
れぞれオンすると同時に、ニップ解除ソレノイド２４が
オンし、これにより搬送ピンチローラ１５ｂが上昇して
用紙１０の側部のニップを解除する。このときニップ解
除ソレノイド２５はオフ状態であるため、搬送ピンチロ
ーラ１６ｂおよび駆動ローラ（図示せず）により用紙１
０の上記と反対側の側部が送り出され、その結果用紙１
０は押え板４４による保持位置を中心にａ方向に回転を
開始する。このとき用紙１０は用紙搬送路面から浮いた
状態で保持されているため、回転が滑らかに行われる。
用紙１０が９０度回転すると、ピボットソレノイド４１
がオフし、押え板４４が上昇することにより用紙１０の
中央部の保持を解除する。次いで、ニップ解除ソレノイ
ド２１、２４、３２が同時にオフし、搬送ピンチローラ
１３ｂ、１４ｂ、１５ｂ、１７ｂ、１８ｂ、１９ｂ、２
０ｂが各々下降する。これにより方向転換がなされた用
紙１０が矢印Ａ方向に再び搬送される。

【００２８】本実施例の用紙方向転換装置では、用紙１
０の方向転換時には、用紙搬送路面から浮いた状態で保
持されているため、搬送路面による摩擦抵抗がなく、こ
のため回転が滑らかに行われ、転換動作が迅速に行われ
るととともに、回転精度が向上する。

【００２９】以上実施例を挙げて本発明を説明したが、
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、その要
旨を変更しない範囲で種々変形可能である。たとえば、
上記実施例においては、用紙１０の回転角度を９０度と
したが、各ソレノイドのオン・オフのタイミングを変え
ることにより１８０度とすることもできる。なお、この
タイミングの切り換えは、タイマにより制御してもよ
く、あるいは所定の位置にセンサを配設し、このセンサ
の検知信号により制御してもよい。また、上記実施例に
おいては、本発明の用紙方向転換装置を紙折り装置に適
用した例について説明したが、その他用紙の方向転換が
必要な装置全てに適用できることはいうまでもない。

【００３０】

【発明の効果】以上説明したように本発明の用紙方向転
換装置によれば、用紙を用紙搬送路面から浮かせた状態
で保持し、この状態で方向転換させるようにしたので、
用紙搬送路面による摩擦抵抗をなくなり、迅速に方向転
換を行うことができるとともに、回転精度が向上すると
いう効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例に係る用紙方向転換装置の
用紙保持部の構成を表す断面図である。

【図２】図１の用紙方向転換装置の平面図である。

【図３】図１の用紙方向転換装置の側面図である。

【図４】図１の用紙方向転換装置の動作を説明するた
めのタイミングチャートである。

【符号の説明】

１１…上部ガイド板、１２…下部ガイド板、１３…用紙
搬送路、１３ｂ、１４ｂ、１５ｂ、１６ｂ、１７ｂ、１
８ｂ、１９ｂ、２０ｂ…搬送ピンチローラ、２１、２
４、３２…ニップ解除ソレノイド、４１…ピボットソレ
ノイド、４４…押え板、４５…ピボット

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【手続補正書】

【提出日】平成５年２月１９日

【手続補正１】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】全図

【補正方法】変更

【補正内容】

【図１】

【図２】

【図３】

【図４】

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者高田保埼玉県岩槻市府内３丁目７番１号富士ゼロックス株式会社岩槻事業所内 (72)発明者須藤正史埼玉県岩槻市府内３丁目７番１号富士ゼロックス株式会社岩槻事業所内 (72)発明者桜井朝成埼玉県岩槻市府内３丁目７番１号富士ゼロックス株式会社岩槻事業所内

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】用紙搬送路面を有する方向転換部と、この方向転換部に送り込まれた用紙を前記用紙搬送路面
から浮かせた状態で所定の角度回転させることにより方
向転換を行う方向転換手段とを備えたことを特徴とする
用紙方向転換装置。
【請求項２】前記方向転換手段は、前記方向転換部に
送り込まれた用紙のほぼ中央部を用紙とともに回転可能
に保持する用紙保持手段と、この用紙保持手段により保
持された用紙を前記用紙搬送路面から浮かせた状態で所
定の角度回転させる用紙回転手段とにより構成されるこ
とを特徴とする請求項１記載の用紙方向転換装置。
【請求項３】前記用紙回転手段は、前記用紙保持手段
により保持された用紙の周縁部を保持しつつ、前記用紙
保持手段により保持された位置を中心に用紙を回転させ
ることを特徴とする請求項２記載の用紙方向転換装置。
【請求項４】用紙搬送路面を有する方向転換部と、その上端が前記用紙搬送路面から上方に突出するように
配設された回転受け部材、およびこの回転受け部材に対
して接離可能に設けられ、方向転換時には下降して用紙
のほぼ中央部を用紙搬送路面から浮かせた位置で回転可
能に保持する回転押え部材からなる用紙保持手段と、この用紙保持手段の両側の少なくとも一方側に配設され
た互いに接離可能な用紙搬送ローラ対からなる用紙回転
手段と、前記方向転換部への用紙の到達を検知する用紙到達検知
手段と、この用紙到達検知手段により用紙の到達が検知されたと
き、前記回転押え部材を下降させて前記用紙を保持させ
た後、前記用紙搬送ローラ対を駆動させて前記用紙の方
向転換を行わせる方向転換制御手段とを備えたことを特
徴とする用紙方向転換装置。
【請求項５】前記方向転換制御手段は、タイマを有
し、このタイマにより前記用紙搬送ローラ対の駆動状態
を制御することにより、用紙の方向転換角度を調整する
ことを特徴とする請求項４記載の用紙方向転換装置。
【請求項６】前記方向転換制御手段は、前記方向転換
部の所定の位置にセンサを有し、このセンサの検知信号
を基に前記用紙搬送ローラ対の駆動状態を制御すること
により、用紙の方向転換角度を調整することを特徴とす
る請求項４記載の用紙方向転換装置。
【請求項７】前記方向転換手段は、前記方向転換部に
送り込まれた用紙の中央部近傍を面状態で保持しつつ前
記用紙搬送路面から浮かせた状態で用紙を回転させる用
紙保持回転手段により構成されることを特徴とする請求
項１記載の用紙方向転換装置。