JP2508819B2 - 映像信号回路 - Google Patents

映像信号回路

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JP2508819B2
JP2508819B2 JP63269675A JP26967588A JP2508819B2 JP 2508819 B2 JP2508819 B2 JP 2508819B2 JP 63269675 A JP63269675 A JP 63269675A JP 26967588 A JP26967588 A JP 26967588A JP 2508819 B2 JP2508819 B2 JP 2508819B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、映像信号回路に関し、特にクランプ回路を
有する映像信号回路に関する。
〔従来の技術〕
従来、例えば家庭用テレビジョン映像磁気記録再生装
置(以下VTRと記す)において、映像信号の輝度レベル
が記録及び再生時に変動しない様にするため、記録時及
び再生時に映像信号中の水平同期信号の先端部(以下シ
ンクチップと記す)を所定の直流電位にクランプするク
ランプ回路が使用されている。
第3図は従来の映像信号回路の構成を示すブロック図
である。
第3図に示すように、映像記録信号又は再生FM信号を
入力してYC分離又はFM復調する信号処理回路1より、映
像信号が出力され、クランプ回路2に入力される。クラ
ンプ回路2の出力は、低域フィルタ(以下LPFと記す)
4を介して、同期信号分離回路5に入力され、入力され
た映像信号中の水平同期信号に同期した同期パルス信号
を出力する。この同期信号分離回路5の出力の同期パル
ス信号は、クランプ回路2に入力され、クランプ回路の
動作期間を設定する。すなわち、同期パルス信号がクラ
ンプ回路2の制御入力に入力された期間、クランプ回路
2は入力される映像信号を予め定めた直流電位にクラン
プする。従って、入力された映像信号のシンクチップレ
ベルが所定の直流電位にクランプされた信号がクランプ
回路2より出力される。
第4図は第3図に示す従来例の動作を説明するための
波形図である。
第4図において、Aは信号処理回路1の出力、BはLP
F4の出力、Cは同期信号分離回路出力(水平同期パル
ス)、Dはクランプ回路2の出力を示す。同期信号分離
回路5はLPF4により遅延された映像信号中の水平同期信
号部をVTHなる比較値と比較し、入力信号の直流電位がV
TH以下になる期間Cに示すような同期パルス信号を発生
させている。従って、この同期パルス信号が発生してい
る期間クランプ回路2は、入力映像信号を予め定めたVC
なる直流電位にクランプし出力する。クランプ回路2の
出力は、次段の信号処理回路3へ入力される。ここで、
VTRの場合、記録時には記録映像信号が信号処理回路1
に入力され、該信号処理回路1において、例えば輝度信
号と色信号の分離が行なわれ、また信号処理回路3で
は、エンファシス処理、FM変調処理等が行なわれる。一
方、再生時には、FM変調された映像信号が信号処理回路
1に入力され、FM復調処理等が行なわれる。また信号処
理回路3では、ディエンファシス処理等が行なわれる。
以上の様に、従来例は、VTRにおける記録,再生時の
輝度信号のレベル変動が生じない様に、互いの映像信号
中のシンクチップレベルを同一の直流電位にクランプす
る機能を有する。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の映像信号回路では、同期信号分離回路
による同期パルス信号の発生を安定的に行なわせるため
に、映像信号中の水平同期信号部分を、所定レベルVTH
においてスライスする前にLPF4により映像信号を遅延さ
せている。従って、同期信号分離回路の出力の同期パル
ス信号も遅延するため、結果として、クランプ回路2は
入力される映像信号中のシンクチップレベルのみクラン
プするだけでなく、バックポーチの一部も同様にクラン
プしてしまい、映像信号を損傷させる。VTRの場合に
は、バックポーチには後に色副搬送基準信号(カラーバ
ースト信号)が重畳されるため、カラーバースト信号に
対しても影響を及ぼし、正確な映像信号の再現が出来な
いという欠点がある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の映像信号を入力して前記映像信号のシンクチ
ップレベルをクランプして輝度レベルを安定させるクラ
ンプ回路と、前記クランプ回路の出力を入力して位相を
遅延させる低域フィルタと、前記低域フィルタの出力を
入力して水平同期信号に同期する同期パルス信号を出力
する同期信号分離回路と、前記低域フィルタの入力信号
及び出力信号を入力してその差分信号を出力する減算器
と、前記同期信号分離回路から出力される前記同期パル
ス信号により駆動し前記同期パルス信号期間の前記減算
器の前記差分信号と前記クランプ回路のクランプ電位よ
りも低く設定した基準レベルとを比較する比較器と、前
記比較器の出力信号により前記同期パルス信号のパルス
幅を制御した信号を前記クランプ回路に入力してクラン
プ回路の動作期間を制御するスイッチ回路とを有する。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図で
ある。第1図に示すように、従来例と同様にして信号処
理回路1により処理された映像信号はクランプ回路2に
入力され、シンクチップを所定の電位VCにクランプして
輝度レベルを安定させ、クランプ回路2に接続された信
号処理回路3に出力される。クランプ回路2の出力はLP
F4に入力され位相を遅延した信号が出力され、LPF4の出
力は同期信号分離回路5に入力されて同期パルス信号を
発生させる。LPF4の入力信号及び出力信号は減算器6に
入力されその差分信号を出力する。前記同期パルス信号
により従属的に動作する比較器7は減算器6の差分信号
を入力して所定の基準レベルV′THと比較して得られた
信号を同期パルス信号を入力するスイッチ回路8の制御
入力端に入力して同期パルス信号のパルス幅を制御す
る。スイッチ回路8によりパルス幅を制御された同期パ
ルス信号はクランプ回路2に入力されクランプ回路2の
動作期間を制御する。
第2図は第1図の実施例の動作を説明するための波形
図である。
第2図において、Aは信号処理回路1の出力、BはLP
F4の出力、Cは水平同期信号分離回路5の出力(同期パ
ルス信号)、Dは減算器6の出力、Eは比較器7の出
力、Fはクランプ回路2の出力を示す。LPF4の入力信号
及び出力信号の差分出力信号を入力し、クランプ回路2
におけるシンクチップクランプ電位VCに対して、 V′TH<VC なる比較値を持つ比較器7により比較を行う事によって
同期パルス出力信号の入力映像信号中の水平同期信号の
後縁に対する遅延期間を検出する信号Eを出力する。こ
の比較器7の出力Eにより、スイッチ回路8を制御し、
比較器7の出力信号が発生している期間の同期パルス信
号をカットオフする事によって、クランプ回路2の動作
期間を入力映像信号のシンクチップ期間内に収めること
ができ、クランプ動作がバックポーチの期間に入らない
ように制御することができるという効果を有する。
〔発明の効果〕
以上説明した様に本発明は、入力される映像信号の水
平同期信号期間に対して遅延した同期パルス信号により
映像信号中のシンクチップレベルを所定の直流電位にク
ランプさせるクランプ回路において、映像信号の水平同
期信号と同期パルス信号との遅延検出を行い、この出力
により、同期パルス信号のパルス幅を制御してクランプ
回路のクランプ動作期間を映像信号のシンクチップ期間
内に収めることにより、映像信号のパックポーチを損傷
する事なく、クランプ動作が再現出来る効果がある。従
って、輝度信号のレベル変動を防ぐのみならず、例えば
VTRの場合後処理としてバックポーチ部分に重畳される
カラーバースト信号に対する影響もなくなる。
なお、本発明の映像信号回路はVTR以外のテレビジョ
ン映像機器に適用しても同様の効果を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図、第
2図は第1図の実施例の動作を示す波形図、第3図は従
来の映像信号回路の構成を示すブロック図、第4図は第
3図に示す従来例の動作を示す波形図である。 1,3……信号処理回路、2……クランプ回路、4……LP
F、5……同期信号分離回路、6……減算器、7……比
較器、8……スイッチ回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像信号を入力して前記映像信号のシンク
    チップレベルをクランプして輝度レベルを安定させるク
    ランプ回路と、前記クランプ回路の出力を入力して位相
    を遅延させる低域フィルタと、前記低域フィルタの出力
    を入力して水平同期信号に同期する同期パルス信号を出
    力する同期信号分離回路と、前記低域フィルタの入力信
    号及び出力信号を入力してその差分信号を出力する減算
    器と、前記同期信号分離回路から出力される前記同期パ
    ルス信号により駆動し前記同期パルス信号期間の前記減
    算器の前記差分信号と前記クランプ回路のクランプ電位
    よりも低く設定した基準レベルとを比較する比較器と、
    前記比較器の出力信号により前記同期パルス信号のパル
    ス幅を制御した信号を前記クランプ回路に入力してクラ
    ンプ回路の動作期間を制御するスイッチ回路とを有する
    ことを特徴とする映像信号回路。
JP63269675A 1988-10-25 1988-10-25 映像信号回路 Expired - Lifetime JP2508819B2 (ja)

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JPH02114772A JPH02114772A (ja) 1990-04-26
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