JPH0810924B2 - ドロツプアウト補償装置 - Google Patents

ドロツプアウト補償装置

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JPH0810924B2
JPH0810924B2 JP61089561A JP8956186A JPH0810924B2 JP H0810924 B2 JPH0810924 B2 JP H0810924B2 JP 61089561 A JP61089561 A JP 61089561A JP 8956186 A JP8956186 A JP 8956186A JP H0810924 B2 JPH0810924 B2 JP H0810924B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、VTRのドロップアウト補償装置に関す
る。
〔発明の概要〕
この発明は、VTRのドロップアウト補償装置におい
て、再生ビデオ信号のシンクチップレベル又はペデスタ
ルレベルを検出して、このレベルに遅延回路の出力信号
をクランプしておくことにより、入力ビデオ信号の平均
レベルの変化に追従して遅延回路を介された出力信号を
制御できると共に、シンク詰まりの発生を防止するよう
にしたものである。
〔従来の技術〕
VTRのドロップアウト補償回路は、従来、ドロップア
ウト検出回路により再生ビデオ信号中のドロップアウト
を検出し、ドロップアウトが検出された場合には、再生
ビデオ信号に代えて1H(1水平区間)前の再生ビデオ信
号を出力するようになされている。つまり、再生ビデオ
信号と1H遅延回路を介された再生ビデオ信号とをスイッ
チ回路に供給し、ドロップアウト検出回路により再生ビ
デオ信号中にドロップアウトが検出された場合には、1H
遅延回路介された再生ビデオ信号を出力するようになさ
れている。
ところで、再生ビデオ信号の平均レベルは、1H毎に変
動が生じる。このため、第3図に示すように、1H毎に直
流レベルに変動が生じてしまう。このように、1H毎に再
生ビデオ信号の直流レベルに変動が生じるため、スイッ
チ回路に再生ビデオ信号と1H遅延回路を介された再生ビ
デオ信号をそのまま供給するようにしたのでは、輝度レ
ベルが変化してしまうことになり、ドロップアウト補償
を正しく行うことができない。また、この直流レベル差
は、数Hに及ぶドロップアウトの場合、加算されてい
き、同期乱れの原因にもなる。
そこで、従来のドロップアウト補償回路には、再生ビ
デオ信号及び1H前の再生ビデオ信号を所定のレベルにク
ランプするクランプ回路が設けられていた。そして、再
生ビデオ信号及び1H前の再生ビデオ信号の例えばペデス
タルレベルを所定のレベルにクランプして、直流レベル
を等しくするようにしていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このように、再生ビデオ信号及び1H前の再生ビデオ信
号をクランプしてスイッチ回路に供給し、ドロップアウ
ト検出回路の出力によりスイッチ回路を切り換えてドロ
ップアウト補償を行うようにするは、再生ビデオ信号
は、ドロップアウトの有無にかかわらず、常にクランプ
されて出力されることになる。再生ビデオ信号は、クラ
ンプ回路を介されるとシンク詰まりを起こし、シンクレ
ベルがビデオ信号レベルに比べて小さくなる。
このようにシンク詰まりを起こすと、ダビング時の特
性が悪化するという問題が生じる。つまり、記録側VTR
のシンクAGC回路では、シンクレベルが小さいと、入力
信号レベルが小さいものとして、ゲインを上げる方向に
制御がなされる。このため、ビデオ信号のゲインが上が
り過ぎ、ホワイトクリップによる波形歪や過変調が生じ
易い。また、モアレについても不利である。
したがって、この発明の目的は、再生ビデオ信号の平
均レベルの変動に追従して1H遅延回路を介された再生ビ
デオ信号レベルを制御することにより、正確なドロップ
アウト補償を行えるドロップアウト補償装置を提供する
ことにある。
この発明の他の目的は、シンク詰まりが発生しないド
ロップアウト補償装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、再生ビデオ信号がスイッチ回路5の一方
の入力端子5Aに供給され、スイッチ回路5の出力信号が
遅延回路8を介してスイッチ回路5の他方の入力端子5B
に供給され、スイッチ回路5をドロップアウト検出回路
12の出力により制御するようにしたドロップアウト補償
装置において、再生ビデオ信号のシンクチップレベル又
はペデスタルレベルを検出するレベル検出回路20と、レ
ベル検出回路20の検出レベルに遅延回路8の出力信号を
クランプするクランプ回路9とを備えたドロップアウト
補償装置である。
〔作用〕
再生ビデオ信号と1H遅延回路8を介された再生ビデオ
信号がスイッチ回路5に供給される。スイッチ回路5
は、ドロップアウト検出回路12の出力により制御され
る。ドロップアウトが発生していないときには、スイッ
チ回路5の入力端子5Aと出力端子5Cが接続され、再生ビ
デオ信号が出力端子7から出力される。ドロップアウト
が発生したときには、スイッチ回路5の入力端子5Bと出
力端子5Cが接続され、1H前の再生ビデオ信号が出力端子
7から出力される。
1H遅延回路8の出力は、クランプ回路9でクランプさ
れる。このクランプレベルは、入力再生ビデオ信号のシ
ンクチップレベル又はペデスタルレベルをサンプルホー
ルドしたレベルとされる。このため、1H遅延回路8の出
力信号の直流レベルは、常に、入力再生ビデオ信号の直
流レベルと等しくなる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例について図面を参照して説
明する。
第1図において1が入力端子を示し、入力端子1に回
転ヘッドにより再生されたFM変調輝度信号が供給され
る。このFM変調輝度信号がFM復調回路2に供給される。
FM復調回路2の出力がローパスフィルタ3,アンプ4を介
してスイッチ回路5の入力端子5Aに供給される。
スイッチ回路5の出力端子5Cの出力がアンプ6を介し
て出力端子7から出力されると共に、1H遅延回8に供給
される。1H遅延回路8の出力がクランプ回路9を介して
スイッチ回路5の入力端子5Bに供給される。
入力端子10に回転ヘッドにより再生されたFM変調輝度
信号が供給され、この再生輝度信号がリミッタ11を介し
てドロップアウト検出回路12に供給される。ドロップア
ウト検出回路12は、ピーク検波によりドロップアウトを
検出するものである。ドロップアウト検出回路12の出力
がコンパレータ13に供給され、コンパレータ13の出力が
スイッチ制御信号としてスイッチ回路5に供給されると
共に、インバータ14を介してANDゲート15に供給され
る。
ドロップアウトが発生するとコンパレータ13の出力が
ハイレベルになる。コンパレータ13の出力がローレベル
の時には、スイッチ回路5の入力端子5Aと出力端子5Cが
接続される。コンパレータ13の出力がハイレベルになる
と、スイッチ回路5の入力端子5Bと出力端子5Cが接続さ
れる。
スイッチ回路5の入力端子5Aと出力端子5Cが接続され
ているときには、FM復調回路2で復調された再生輝度信
号がローパスフィルタ3,アンプ4,スイッチ回路5を介し
てアンプ6に供給され、出力端子7から取り出される。
スイッチ回路5の入力端子5Bと出力端子5Cが接続される
と、1H遅延回路8から出力される1H前のラインの再生輝
度信号がクランプ回路9,スイッチ回路5を介してアンプ
6に供給され、出力端子7から取り出される。
入力端子16に復調された再生輝度信号が供給され、こ
の再生輝度信号が同期分離回路17に供給される。同期分
離回路17で同期信号が分離される。分離された同期信号
がハーフHキラー回路18を介して垂直ブランキング区間
の等化パルスが除去された後、モノマルチ(モノステー
ブルマルチバイブレータ)19に供給される。モノマルチ
19で同期信号から所定のタイミングで所定幅のタイミン
グパルスが形成される。このタイミングパルスは、ペデ
スタルレベルの区間に対応している。モノマルチ19の出
力がANDゲート15に供給される。
ANDゲート15の出力サンプルホールド回路20に供給さ
れると共に、スイッチ回路21に供給される。ANDゲート1
5の出力がハイレベルになると、アンプ4の出力がサン
プルホールド回路20にサンプルホールドされると共に、
スイッチ回路21がオンされる。スイッチ回路21がオンさ
れると、1H遅延回路8の出力がサンプルホールド回路20
にサンプルホールドされたレベルに応じてクランプされ
る。
第2図Aに示す輝度信号が再生されたとすると、この
再生輝度信号の同期信号からモノマルチ19で第2図Bに
示すタイミングパルスが形成される。コンパレータ13の
出力(第2図C)がローレベルのときには、第2図Dに
示すように、ANDゲート15の出力が再生輝度信号のペデ
スタルレベルの区間に対応してハイレベルになる。AND
ゲート15の出力(第2図D)がハイレベルになると、ア
ンプ4から出力される再生輝度信号のペデスタルレベル
が第2図Fに示すようにサンブルホールドされる。この
再生輝度信号のペデスタルレベルがスイッチ回路21を介
してクランプ回路9に供給される。したがって、1H遅延
回路8の出力のペデスタルレベルは、クランプ回路9に
より、入力再生輝度信号のペデスタルレベルにクランプ
される。
第2図においてNで示すようにドロップアウトによる
ノイズが発生すると、第2図Cに示すように、コンパレ
ータ13の出力がハイレベルになる。コンパレータ13の出
力がハイレベルになると、スイッチ回路5の入力端子5B
と出力端子5Cが接続され、1H遅延回路8の出力がクラン
プ回路9,スイッチ回路5を介してアンプ6に供給され、
出力端子7から取り出される。この1H遅延回路8の出力
は、クランプ回路9でペデスタルレベルが入力再生輝度
信号のペデスタルレベルと等しくなるようにクランプさ
れる。このため、再生ビデオ信号の平均レベルに変動が
生じていても、輝度レベルに変動が生じない。
なお、モノマルチ19から出力されるタイミングパルス
をANDゲート15を介してサンプルホールド回路20及びス
イッチ回路21に供給するようにしているのは、ドロップ
アウト発生時には、自動的にホールドモードにし、ノイ
ズによるクランプ電位の変動をおさえるためである。
上述の一実施例では、サンプルホールド回路20でペデ
スタルレベルをサンプルホールドするようにしたが、シ
ンクチップレベルをサンプルホールドして、1遅延回路
8の出力のシンクチップレベルをクランプするようにし
ても良い。
また、上述の一実施例では輝度信号の処理について説
明したが、複合映像信号の処理も同様に行える。更に、
RFスイッチングトランジェット除去回路のように、トラ
ッジェント部を積分された信号に置き換えることもでき
る。
〔発明の効果〕
この発明に依れば、再生ビデオ信号のシンクチップレ
ベル又はペデスタルレベルがサンプルホールドされ、こ
のサンプルホールドされたレベルに1H遅延回路8を介さ
れたビデオ信号のシンクチップレベル又はペデスタルレ
ベルがクランプされる。このため、常にスイッチ回路5
の入力の直流レベルが等しくなり、ビデオ信号の平均レ
ベルの変動が生じても正確なドロップアウト補償を行う
ことができる。このように、1H遅延回路8を介されたビ
デオ信号の直流レベルを常に入力再生ビデオ信号の直流
レベルに追従させているので、温度変化に対して安定で
ある。
また、この発明に依れば、ドロップアウトが発生して
いないときには、再生ビデオ信号がクランプ回路を介さ
れることなく出力される。したがって、シンク詰まりが
発生することがなく、ダビング時の特性が改善される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例のブロック図、第2図はこ
の発明の一実施例の説明に用いる各部波形図、第3図は
従来のドロップアウト補償回路の説明に用いる略線図で
ある。 図面における主要な符号の説明 1:入力端子、5:スイッチ回路、7:出力端子、8:1H遅延回
路、9:クランプ回路、12:ドロップアウト検出回路、20:
サンプルホールド回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】再生ビデオ信号のドロップアウトを検出す
    るドロップアウト検出手段と、 上記ドロップアウト検出手段の出力により制御され、上
    記再生ビデオ信号と1水平区間遅延された再生ビデオ信
    号とを選択するスイッチ手段と、 上記再生ビデオ信号のシンクチップレベル又はペデスタ
    ルレベルをサンプルホールドするサンプルホールド手段
    と、 上記1水平期間遅延された再生ビデオ信号を上記サンプ
    ルホールド手段の出力に基づいてクランプするクランプ
    手段と を備え、 ドロップアウトが検出されなければ上記再生ビデオ信号
    を上記スイッチ手段を介してそのまま出力し、ドロップ
    アウトが検出されたら上記1水平区間遅延された再生ビ
    デオ信号を上記クランプ手段でクランプして出力する ようにしたことを特徴とするドロップアウト補償装置。
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JPS6121183U (ja) * 1984-07-13 1986-02-07 株式会社東芝 ドロツプアウト補償回路
JPH051189Y2 (ja) * 1985-05-02 1993-01-13

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