JP2508611Y2 - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置

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JP2508611Y2 JP14177589U JP14177589U JP2508611Y2 JP 2508611 Y2 JP2508611 Y2 JP 2508611Y2 JP 14177589 U JP14177589 U JP 14177589U JP 14177589 U JP14177589 U JP 14177589U JP 2508611 Y2 JP2508611 Y2 JP 2508611Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本考案は、密閉されたタンク内に各機器を収容して構
成されるガス絶縁開閉装置に関する。
B.考案の概要 本考案は、筒状のタンク内にタンクの下部を塞ぐ基板
に取り付けてケーブルヘッドと主回路導体と避雷器とを
設けるとともに、基板に取り付けた支持部に第一,第二
断路器と接地装置とを具えたガス絶縁開閉装置におい
て、 基板の上に従来載置していた避雷器を、タンクの外周
面から突出させて水平状態に配置したり、あるいはタン
クの上部を塞ぐ蓋の下面に取り付けることにより、 床面から基板までの高さを従来よりも大きくし、ケー
ブルヘッドに負荷ケーブルを取り付ける際の作業性を向
上させたものである。
C.従来の技術 まず、ガス絶縁開閉装置の結線状態を第3図に基づい
て説明する。図は単線当たりの結線を示すものである
が、ガス絶縁開閉装置には三相分設けられる。また、主
母線1a,1bの2本の主母線があるが、一方は本線で他方
は停電等の場合に非常用として用いる補助線である。図
中、3はしゃ断器、3は変流器、4は負荷に接続するた
めのケーブルヘッド、5は避雷器、6は計器用変圧器、
7a〜7cは接地装置、8a〜8dは断路図である。
次に、斯る結線によるガス絶縁開閉装置を第4図
(a)に基づいて説明する。
図のように、ベース11上に、しゃ断ブロック12a,主母
線ブロック12b、線路側ブロック12cが形成される。しゃ
断ブロック12aはベース11上の枠体13と枠体13上のしゃ
断タンク14等からなり、線路側ブロック12cはベース11
上のケーブル支持架台15とケーブルタンク16等からな
る。主母線ブロック12bは、紙面と直角な方向へ伸びる
管路12a,17bと、管路17a,17bに直角に接続されるととも
にしゃ断タンク14に接続される管路18a,18b等で構成さ
れる。各タンク内には絶縁ガスが充填される。管路17a,
17bには夫々三相分の主母線1a,1bが紙面と直角な方向へ
配設され、主母線1a,1bはしゃ断タンク14内を介してケ
ーブルタンク16内へと導かれる。断路器8a,8bは管路17
a,17b内に設けられ、しゃ断器2,変流器3、接地装置7a,
7bはしゃ断タンク14内に設けられる。
ケーブルタンク16内は以下のようになっている。基板
10上の右側には一列に並べて三相分の避雷器5a〜5cが配
置され、避雷器5a〜5cの左側には三角形の頂点の位置に
三相分のケーブルヘッド4a〜4cが配置される。夫々の避
雷器5a〜5cは接続導体19を介して計器用変圧器6に接続
され、夫々のケーブルヘッド4a〜4c上には主回路導体20
が接続される。
そして、第4図(b)に示すように避雷器5a〜5cが並
ぶ前後位置には、基板10に固定して、鉛直方向へ伸びる
一対の支柱21が設けられ、支柱21上には支持枠22が取り
付けられる。この支持枠22には、主母線1a,1bに接続さ
れる三相分の主回路導体23と三相分の主回路導体20との
接続・断路を行う第一断路器としての断路器8cと、三相
分の避雷器5及び計器用変圧器6と三相分の主回路導体
20との接続・断路を行う第二断路器としての断路器8d
と、三相分の主回路導体20の接地を行う接地装置7cとが
取り付けられる。ここで、断路器8cは絶縁部材25を介し
て支持枠22に取り付けられる。支持枠22を補強するた
め、支持枠22は絶縁部材24を介して主回路導体20にも連
結される。
D.考案が解決しようとする課題 ところが、以下のような問題がある。ケーブルタンク
16内での各構成機器の床面からの高さはしゃ断タンク14
内から導入される主回路導体23の床面からの高さHが基
準となり、ケーブルヘッド4の下にある基板10の高さH0
が小さいと、ケーブルヘッド4の下へ接続する負荷ケー
ブルの接続作業が容易にできないという課題がある。
主回路導体23の高さHから下方へ断路器8c,接地装置7
c,断路器8d,避雷器5を順に配置することにより基板10
の高さH0の大きさが決まる。
Hの大きさを変えないでH0を大きくするには避雷器5
を上方へ移動させればよいが、避雷器5の上部で機器の
干渉が生じてしまう。
そこで本考案は、斯かる課題を解決したガス絶縁開閉
装置を提供することを目的とする。
E.課題を解決するための手段 斯かる目的を達成するための本考案の構成は、略筒状
のタンクの下部を基板で塞ぐとともに上部を蓋で塞ぎ、
タンクの内部に避雷器を収容して基板の上面にケーブル
ヘッドを取り付け、ケーブルヘッドの上に主回路導体を
接続し、基板の上面には支持枠を取り付けて主母線に接
続された他の主回路導体と当該主回路導体とを接続・断
路自在の第一断路器と、当該主回路導体と避雷器とを接
続・断路自在の第二断路器と、当該主回路導体を接地す
る接地装置とを支持枠に取り付けたガス絶縁開閉装置に
おいて、タンクの内部から外部へ突出する有底筒形状の
キャップをタンクに気密に設け、避雷器をキャップ内に
収容して水平状態で設置したことを特徴とし、あるいは
避雷器を鉛直方向へ長い状態で蓋の下面に取り付けたこ
とを特徴とするガス絶縁開閉装置。
F.作用 避雷器を水平状態で設置したりあるいは蓋の下面に取
り付けることから、避雷器の長さによって基板を下げな
ければならない分が緩和される。これにより、基板の高
さが従来よりも高くなり、ケーブルヘッドへの負荷ケー
ブルの接続作業が容易になる。
G.実施例 以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説
明する。なお、本実施例は従来のガス絶縁開閉装置の一
部を改良したものなので、従来と同一部分には同一符号
を付して説明を省略し、異なる部分のみを説明する。
(a)第一実施例 第1実施例を、第1図に基づいて説明する。
本実施例は、避雷器5を水平に設置したものである。
図のように三相分の有底円筒形のキャップ26の開口部が
気密にケーブルタンク16の外周面に取り付けられ、各キ
ャップ26の中に避雷器5が収容される。
このように避雷器5が水平に配置されることから、主
回路導体20における第二断路器8dに接続する部分と下端
との間の長さを従来より短くすることができ、その分だ
け基板10の高さが従来よりも高くなり床面からの高さは
H1となる(H1>H0)。
基板10の高さが従来よりも高いH1の大きさであること
からケーブルヘッド4への負荷ケーブルの接続作業が容
易となる。キャップ26がケーブルタンク16から突出する
ことになるが、計器用変圧器6が既に突出しているの
で、新たな支障が生じることはない。そして、避雷器5
を取り外す必要が生じた場合においては、他の機器を外
すことなくキャップ26を外して避雷器5を単独で取り外
すことができる。
(b)第二実施例 本考案の第二実施例を第2図に示す。これは、避雷器
5を従来の場合と上下逆にして蓋9の下面に取り付けた
ものである。
この場合も、第一実施例と同様に、基板10の高さを従
来よりも大きくすることができ、その値をH2とすればH2
>H0である。
H.考案の効果 以上の説明からわかるように、本考案によるガス絶縁
開閉装置によれば以下の効果がある。
避雷器を水平状態にして設置したりあるいは蓋の下面
に取り付けるので、基板の高さを従来よりも大きくする
ことができる。従って基板に取り付けたケーブルヘッド
への負荷ケーブルの取り付けの作業性が向上する。
また、基板の位置が高くなることによりタンクの容積
が少なくなり、タンク内に充填する絶縁ガスの量が少な
くなって低コスト化される。
更に、避雷器を基板に取り付けないことから、他の機
器を外すことなく避雷器のみを単独で取り外すことが可
能な構造にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第2図は本考案によるガス絶縁開閉装置の実施
例に係り、第1図は第一実施例を示す構成図、第2図は
第二実施例を示す構成図、第3図はガス絶縁開閉装置の
結線図、第4図は従来のガス絶縁開閉装置に係り、第4
図(a)は構成図、第4図(b)はケーブルタンク内の
配置図である。 4…ケーブルヘッド、5…避雷器、7c…接地装置、8c…
第一断路器、8d…第二断路器、9…蓋、10…基板、16…
ケーブルタンク、20,23…主回路導体、22…支持枠、26
…キャップ。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】略筒状のタンクの下部を基板で塞ぐととも
    に上部を蓋で塞ぎ、タンクの内部に避雷器を収容して基
    板の上面にケーブルヘッドを取り付けてケーブルヘッド
    の上に主回路導体を接続し、基板の上面に支持枠を取り
    付けて主母線に接続された他の主回路導体と当該主回路
    導体とを接続・断路自在の第一断路器と、当該主回路導
    体と避雷器とを接続・断路自在の第二断路器と、当該主
    回路導体を接地する接地装置とを支持枠に取り付けたガ
    ス絶縁開閉装置において、 前記タンクの内部からタンクの側方の外部へ向かって突
    出する有底筒形状のキャップを前記タンクに気密に設
    け、前記避雷器をキャップ内に収容して水平方向へ長い
    状態で設置したことを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  2. 【請求項2】略筒状のタンクの下部を基板で塞ぐととも
    に上部を蓋で塞ぎ、タンクの内部に避雷器を収容して基
    板の上面にケーブルヘッドを取り付けてケーブルヘッド
    の上に主回路導体を接続し、基板の上面に支持枠を取り
    付けて主母線に接続された他の主回路導体と当該主回路
    導体とを接続・断路自在の第一断路器と、当該主回路導
    体と避雷器とを接続・断路自在の第二断路器と、当該主
    回路導体を接地する接地装置とを支持枠に取り付けたガ
    ス絶縁開閉装置において、 前記避雷器を鉛直方向へ長い状態で前記タンクの上部を
    塞ぐ前記蓋の下面に取り付けたことを特徴とするガス絶
    縁開閉装置。
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