JP2503560Y2 - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置

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JP2503560Y2
JP2503560Y2 JP13362389U JP13362389U JP2503560Y2 JP 2503560 Y2 JP2503560 Y2 JP 2503560Y2 JP 13362389 U JP13362389 U JP 13362389U JP 13362389 U JP13362389 U JP 13362389U JP 2503560 Y2 JP2503560 Y2 JP 2503560Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本考案は、密閉されたタンク内に各機器を収容して構
成されるガス絶縁開閉装置に関する。
B.考案の概要 本考案は、タンクの下部を閉塞する基板上に三相分の
ケーブルヘッドと三相分の避雷器とを具え、夫々のケー
ブルヘッドから上方へ伸びる主回路導体を避雷器接続導
体を介して避雷器に接続したガス絶縁開閉装置におい
て、 基板上で避雷器を一直線上に配置する一方、ケーブル
ヘッドを二等辺三角形の頂点の位置に配置し、三相分の
避雷器を同一方向へ同一量だけ平行移動した位置である
中央のケーブルヘッドの上に主回路導体を配置すること
により、 三相分の避雷器接続導体が相互に平行になるように
し、三相分として同一仕様の避雷器接続導体を用いるこ
とを可能にしたものである。
C.従来の技術 まず、ガス絶縁開閉装置の結線状態を第3図に基づい
て説明する。図は単線当たりの結線を示すものである
が、各ガス絶縁開閉装置には三相分設けられる。また、
主母線1a,1bの2本の主母線があるが、一方は本線で他
方は停電等の場合に非常用として用いる補助線である。
図中、2はしゃ断器、3は変流器、4は負荷に接続する
ためのケーブルヘッド、5は避雷器、6は計器用変圧
器、7a〜7cは接地装置、8a〜8cは断路器である。
次に、斯かる結線によるガス絶縁開閉装置を第4図に
基づいて説明する。
図のように、ベース11上に、しゃ断ブロック12a,主母
線ブロック12b,線路側ブロック12cが形成される。しゃ
断ブロック12aはベース11上の枠体13と枠体13上のしゃ
断タンク14等からなり、線路側ブロック12cはベース11
上のケーブル支持架台15とケーブルタンク16等からな
る。主母線ブロック12bは、紙面と直角な方向へ伸びる
管路17a,17bと、管路17a,17bに直角に接続されるととも
にしゃ断タンク14に接続される管路18a,18b等で構成さ
れる。
管路17a,17bには夫々三相分の主母線1a,1bが紙面と直
角な方向へ配設され、主母線1a,1bはしゃ断タンク14内
を介してケーブルタンク16内へと導かれる。断路器8a,8
bは管路17a,17b内に設けられ、しゃ断器2,変流器3,接地
装置7a,7bはしゃ断タンク14内に設けられ、負荷母線を
接続するためのケーブルヘッド4,避雷器5,断路器8c,接
地装置7cはケーブルタンク16内に設けられる。20は主回
路導体、23は主母線1a,1bに接続される主回路導体、6
は接続導体19を介して避雷器5に接続された計器用変圧
器、21は各相ごとに避雷器5とケーブルヘッド4とを接
続するための避雷器接続導体である。
第5図に示すように、三相分のケーブルヘッド4a〜4c
と三相分の避雷器5a〜5cとが夫々三角形の頂点の位置に
配置される。
D.考案が解決しようとする課題 ところが、各相ごとに避雷器とケーブルヘッドとを接
続する避雷器接続導体が相互に平行でなく長さが異なる
ため、部品が標準化できないという問題がある。
そこで本考案は、斯かる課題を解決したガス絶縁開閉
装置を提供することを目的とする。
E.課題を解決するための手段 斯かる目的を達成するめたの本考案の構成は、略筒状
のタンクの下部を基板で塞ぎ、基板の上面に三相分のケ
ーブルヘッドと三相分の避雷器とを取り付けるとともに
夫々のケーブルヘッドにケーブルヘッドから上方へ向か
って伸びる主回路導体を設け、主回路導体と避雷器の上
部とを各相毎に接続したガス絶縁開閉装置において、基
板上の直線に沿って各避雷器を配置する一方、この直線
と平行な底辺を有する二等辺三角形の3つの頂点の位置
に各ケーブルヘッドを配置し、三相分の避雷器を同一方
向へ同一量だけ平行移動させたときに三相のうちの中央
の避雷器が二等辺三角形の底辺上にない頂点に位置する
ケーブルヘッドの真上となるように三相分の主回路導体
を配置し、二等辺三角形の底辺上の頂点に位置するケー
ブルヘッドの上部はケーブルヘッド接続導体を介して個
別に両側の主回路導体の下部に接続し、三相分の避雷器
の上部は相互に平行な避雷器接続導体を介して夫々の主
回路導体に個別に接続したことを特徴とする。
F.作用 三相分の避雷器を同一方向へ同一量だけ平行移動した
位置に三相分の主回路導体を配置したので、三相分の避
雷器接続導体が相互に平行かつ同一長さになる。
このため、三相分の避雷器接続導体として同一のもの
を用いることができ、部品の標準化が図れる。
G.実施例 以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説
明する。なお、本実施例は従来のガス絶縁開閉装置の一
部を改良したものなので、従来と同一部分には同一符号
を付して説明を省略し、異なる部分のみを説明する。
(a)実施例の構成 本考案によるガス絶縁開閉装置の構成を、第1図〜第
2図に基づいて説明する。
第2図(b)に示すように、基板10上の右側には直線
26に沿って三相分の避雷器5a〜5cが配置され、避雷器5a
〜5cの左側には底辺27が直線26と平行な二等辺三角形28
の3つの頂点の位置に三相分のケーブルヘッド4a〜4cが
配置される。夫々の避雷器5a〜5cは第1図のように接続
導体19を介して計器用変圧器6に接続され、第2図
(a)に示すように中央のケーブルヘッド4bの上方には
主回路導体20a,20b,20cが設けられる。
三相分の主回路導体20a,20b,20cは、避雷器5a,5b,5c
を同一方向へ同一量だけ平行移動させた位置に配置され
る。即ち、二等辺三角形の中央の頂点に位置するケーブ
ルヘッド4bの真上に中央の主回路導体20bが位置するよ
うに、第2図(a)に示す如く一列に配置される。中央
の主回路導体20bはケーブルヘッド4bと軸心が同一であ
るため、そのままケーブルヘッド4bに接続されるが、両
側の主回路導体20a,20cの下端はケーブルヘッド接続導
体22a,22cを介して他のケーブルヘッド4a,4cに接続され
る。
各避雷器5a,5b,5cの上端は相互に平行な避雷器接続導
体24a,24b,24cを介して主回路導体20a,20b,20cの中間部
と接続される。夫々の主回路導体20a,20b,20cの上部に
は断路器8cと接地装置7cとが夫々設けられる。
ここで、ケーブルタンク16・ケーブルヘッド20a〜20c
間と、三相の避雷器5a〜5cの相互間と、ケーブルヘッド
4a・避雷器5a間及びケーブルヘッド4c・避雷器5c間は、
必要最小限の絶縁距離が確保される。
なお、25は負荷に接続される負荷母線である。
(b)実施例の作用 次に、ガス絶縁開閉装置の作用を説明する。
第2図(a)に示すように主回路導体20a,20b,20c
が、避雷器5a,5b,5cを同一方向へ同一量だけ平行移動し
た位置に配置されることから、主回路導体と避雷器とを
接続する三相分の避雷器接続導体24a,24b,24cが相互に
平行でかつ相互に同一間隔を有する。このため、避雷器
接続導体24a〜24cとして同一長さの同一仕様のものを用
いることができる。
また、第2図(a)に示すように主回路導体20a〜20c
は一列に配置されることとなるので、三相分の断路器8
c,接地装置7cを同時に操作するための操作軸を一本にす
ることができ、構造が簡単になる。
H.考案の効果 以上の説明からわかるように、本考案によるガス絶縁
開閉装置によれば以下の効果がある。
即ち、基板上に直線に沿って三相分の避雷器を配置す
るとともに三相分の避雷器を同一方向へ同一量だけ平行
移動した位置に三相分の主回路導体を配置したので、主
回路導体と避雷器とを接続する三相分の避雷器接続導体
が相互に平行かつ同一長さとなる。従って、同一仕様の
ものに統一することができ、部品の標準化が可能にな
る。
主回路導体が三相分共同一方向へ並べて配置されるこ
とから、各主回路導体の上部に設けられる断路器等の機
器も同一方向へ並び、機器を相互に連動させる構成が容
易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第2図は本考案によるガス絶縁開閉装置の実施
例に係り、第1図はガス絶縁開閉装置の構成図、第2図
(a)は第1図のI-I矢視図、第2図(b)は第1図のI
I-II矢視図、第3図はガス絶縁開閉装置の結線図、第4
図〜第5図は従来のガス絶縁開閉装置に係り、第4図は
ガス絶縁開閉装置の構成図、第5図はケーブルタンク内
の配置図である。 4a,4b,4c……ケーブルヘッド、5a,5b,5c……避雷器、10
……基板、16……ケーブルタンク、20a,20b,20c……主
回路導体、22a,22c……ケーブルヘッド接続導体、24a,2
4b,24c……避雷器接続導体、26……直線、27……底辺、
28……二等辺三角形。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】略筒状のタンクの下部を基板で塞ぎ、基板
    の上面に三相分のケーブルヘッドと三相分の避雷器とを
    取り付けるとともに夫々のケーブルヘッドにケーブルヘ
    ッドから上方へ向かって伸びる主回路導体を設け、主回
    路導体と避雷器の上部とを各相毎に接続したガス絶縁開
    閉装置において、 基板(10)上の直線(26)に沿って各避雷器(5a)〜
    (5c)を配置する一方、直線(26)と平行な底辺(27)
    を有する二等辺三角形(28)の頂点の各位置に各ケーブ
    ルヘッド(4a)〜(4c)を配置し、三相分の避雷器(5
    a)〜(5c)を同一方向へ同一量だけ平行移動させたと
    きに三相のうちの中央の避雷器(5b)が二等辺三角形
    (28)の底辺(27)上にない頂点に位置するケーブルヘ
    ッド(4b)の真上となるように三相分の主回路導体(20
    a)〜(20c)を配置し、二等辺三角形(28)の底辺(2
    7)上にある頂点に位置するケーブルヘッド(4a),(4
    c)の上部はケーブルヘッド接続導体(22a),(22c)
    を介して個別に両側の主回路導体(20a),(20c)の下
    部に接続し、三相分の避雷器(5a)〜(5c)の上部は相
    互に平行な避雷器接続導体(24a)〜(24c)を介して夫
    々の主回路導体(20a)〜(20c)に個別に接続したこと
    を特徴とするガス絶縁開閉装置。
JP13362389U 1989-11-17 1989-11-17 ガス絶縁開閉装置 Expired - Lifetime JP2503560Y2 (ja)

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