JP2506750Y2 - ラジエ―タ支持構造 - Google Patents

ラジエ―タ支持構造

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JP2506750Y2
JP2506750Y2 JP1989129775U JP12977589U JP2506750Y2 JP 2506750 Y2 JP2506750 Y2 JP 2506750Y2 JP 1989129775 U JP1989129775 U JP 1989129775U JP 12977589 U JP12977589 U JP 12977589U JP 2506750 Y2 JP2506750 Y2 JP 2506750Y2
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JP1989129775U
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邦夫 大橋
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Toyota Motor Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動車のラジエータ支持構造に関する。
〔従来の技術〕
一般的に自動車のラジエータはフロントボデーの前端
部に配置されている。
すなわち、第4図及び第5図に示される如く、ラジエ
ータ50の下端部に配置されたラジエータ支持クツシヨン
50Aは、フロントクロスメンバ52の車両前後方向後側面5
2Aに前部54Aが溶着されたブラケツト54の取付穴56に車
両上下方向上側から挿入されている。又は、第6図に示
される如く、ブラケツト54の前部54Aはボルト58及びナ
ツト60によってフロントクロスメンバ52の車両前後方向
後側面52Aに固着されている。
しかしながら、これらのラジエータ支持構造において
は、ブラケツト54は、その前端部54Aのみでフロントク
ロスメンバ52に固着されている。このため、ブラケツト
54の後部54Bが車両上下方向下側へ屈曲しやすく、ラジ
エータ50の支持剛性が低いという不具合がある。
この不具合を改善する方法として、ブラケツト54の肉
厚を厚くすることが考えられるが、この場合には、重量
増加を招くことになる。またフロントクロスメンバ52と
ブラケツト54との溶着強度又はボルト58の締付強度を高
くすることが考えられるが、この場合には、支持剛性の
大幅な向上は望めない。
また、上記のラジエータ支持構造においては、ブラケ
ツト54が車両前後方向後方へ突出しているため、ブラケ
ツト54によってエンジン搭載作業が阻害されるという不
具合があった。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は上記事実を考慮し、重量増加を招くことな
く、かつエンジン搭載作業を阻害することなしに、ラジ
エータの支持剛性を充分に向上することができるラジエ
ータ支持構造を提供することが目的である。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、フロントボデーの下部の車幅方向両端部に
車両前後方向に沿って配置された一対のフロントサイド
メンバと、これらのフロントサイドメンバの各前端部を
それぞれ連結するフロントクロスメンバと、一端が前記
一対のフロントサイドメンバに固着され他端が前記フロ
ントクロスメンバに固着されたストラツトバーブラケツ
トと、を有するラジエータ支持構造であって、前記スト
ラツトバーブラケツトがストラツトバーブラケツトアツ
パとストラツトバーブラケツトロアとで閉断面構造とさ
れており、該閉断面構造部にストラツトバーが軸支さ
れ、該閉断面構造部の車両前後方向前側の接合フランジ
部に該閉断面構造部に近接して、ラジエータの下端部を
支持するためのラジエータ支持部を形成したことを特徴
としている。
〔作用〕
上記構成の本考案では、ラジエータの下端部はストラ
ツトバーブラケツトに形成されたラジエータ支持部に支
持されている。このため、ラジエータを支持するための
専用ブラケツトをフロントクロスメンバの車両前後方向
後側に固着する必要がないので、重量増加を招くことな
く、かつエンジン搭載作業を阻害することもない。また
ストラツトバーブラケツトは、一端がフロントサイドメ
ンバに固着され、他端がフロントクロスメンバに固着さ
れており、所謂両持ち構造とされていると共に、閉断面
構造部の車両前後方向前側の接合フランジ部に閉断面構
造部に近接してラジエータの下端部を支持するためのラ
ジエータ支持部を形成した。このため、ラジエータの支
持剛性を充分に向上することができる。
〔実施例〕
本考案の実施例を第1図〜第3図に従って説明する。
なお、図中矢印FRは車両前方方向を、矢印RSは車両右
側方向を、矢印LSは車両左側方向を、矢印UPは車両上方
方向を示す。
第3図に示される如く、車両10のフロントボデー10A
の車幅方向両端部には、車両前後方向に沿ってフロント
サイドメンバ11が配置されており、このフロントサイド
メンバ11の車両前後方向前端部には、車幅方向に沿って
配置されたフロントクロスメンバ12の両端部が結合され
ている。
第2図に示される如く、フロントクロスメンバ12は、
フロントクロスメンバフロント28及びフロントクロスメ
ンバリヤ30で構成されており、閉断面を構成している。
このフロントクロスメンバフロント28の垂直断面形状
は、コ字状とされ、開口部は車両後方へ向いており、こ
の開口部内にフロントクロスメンバリヤ30が配置されて
いる。また、フロントクロスメンバロア30の垂直断面形
状はコ字状とされ、開口部は車両後方へ向いており、上
脚部30A及び下脚部30Bは、夫々フロントクロスメンバフ
ロント28の上脚部28A及び下脚部28Bの各先端部に溶着さ
れている。
フロントサイドメンバ11の車両前後方向中央部の車幅
方向外側には、ホイール13が配置されている。このホイ
ール13の車軸は、ホイール13の車幅方向内側に配置され
たロアアーム14を介してサスペンシヨンクロスメンバ16
に連結されている。
ロアアーム14の車幅方向外側端部には、ホイール13の
車軸を支持するストラツトバー18の車両前後方向後端部
18Aが取付けられている。また、このストラツトバー18
の車両前後方向前端部18Bには、ゴムブツシユ20が取付
けられており、ストラツトバー18は、ゴムブツシユ20を
介してストラツトバーブラケツト22に固定されている。
第1図に示される如く、ロアアーム14の車幅方向外側
端部には、車体のローリングを少なくするためのスタビ
ライザバー24の車幅方向両端24Aが取付けられている。
さらに、このスタビライザバー24は、スタビライザバー
ブラケツト26によってストラツトバーブラケツト22に支
持されている。
第2図に示される如く、このストラツトバーブラケツ
ト22は、ストラツトバーブラケツトアツパ23とストラツ
トバーブラケツトロア25とで構成されており、互いの外
周部が溶着され閉断面構造部27が形成されている。ま
た、ストラツトバーブラケツトアツパ23及びストラツト
バーブラケツトロア25の車両前後方向前側の接合フラン
ジ部の前端部22Bは、フロントクロスメンバ12の下面、
すなわちフロントクロスメンバフロント28の下脚部28B
に、ボルト33、34及びナツト35、36によって車両上下方
向下側から固着されている。
さらに、ストラツトバーブラケツトアツパ23及びスト
ラツトバーブラケツトロア25の車両前後方向後側外部の
フランジ部22Aが、フロントサイドメンバ11にボルト2
9、31及びフロントサイドメンバ11の閉断面内に溶着さ
れたナツト37、39によって固着されている。
ストラツトバーブラケツトアツパ23及びストラツトバ
ーブラケツトロア25の車両前後方向前側の接合フランジ
部のボルト33、34の略中央後側の位置、即ち、接合フラ
ンジ部の閉断面構造部27の車両前後方向前側の閉断面構
造部27に近接した位置22Cには、ラジエータ支持部とし
ての貫通穴38が穿設されており、この貫通穴38には、ラ
ジエータ40の下端部に配置されたラジエータ支持クツシ
ヨン40Aが、車両上下方向上側から挿入されている。
なお、車幅方向右側部に付いても同一構造とされてい
る。
次に本実施例の作用について説明する。
ラジエータ40のラジエータ支持クツシヨン40Aは、一
対のストラツトバーブラケツト22に穿設された貫通穴38
に挿入支持されている。このストラツトバーブラケツト
22は、前端部22Bがフロントクロスメンバ12にボルト3
3、34及びナツト35、36で固着され、後端部22Aがフロン
トサイドメンバ11にボルト29、31及びナツト37、39によ
って固着されており、所謂両持ち構造とされている共
に、接合フランジ部の閉断面構造部27の車両前後方向前
側の閉断面構造部27に近接した位置22Cにラジエータ40
の下端部を支持するための貫通穴38を形成した。このた
め、ラジエータ40を支持するための専用ブラケツトが必
要がなく、重量増加を招くことなしに、ラジエータの支
持剛性を充分に向上することができる。
また、このようにラジエータ40の支持剛性を高めたこ
とは、振動及び騒音の低減を目的として、ラジエータ40
をダイナミツクダンパとする場合に、ラジエータ支持ク
ツシヨン40Aのバネ定数等の調整を容易にする。また、
その結果振動及び騒音の抑制に関する品質の確保が可能
となった。さらにストラツトバーブラケツト22は、エン
ジン搭載時、エンジン下方においてエンジンと同時にフ
ロントボデー10Aに搭載できるため、エンジン搭載作業
を阻害することはない。
なお、ラジエータ40の上部の支持構造に付いては、周
知の支持構造とし、その説明は省略する。
〔考案の効果〕
本考案は上記構成としたので、重量増加を招くことな
く、かつエンジン搭載作業を阻害することなしに、ラジ
エータの支持剛性を充分に向上することができるという
優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のラジエータ支持構造の車両左側部を示
す車両下方から見た平面図、第2図は第1図II-II線断
面図、第3図は本考案のラジエータ支持構造が適用され
た車体を示す車両下方から見た平面図、第4図は従来の
ラジエータ支持構造を示す側断面図、第5図は第4図の
一部拡大図、第6図は他の従来のラジエータ支持構造を
示す側断面図である。 10A……フロントボデー、11……フロントサイドメン
バ、12……フロントクロスメンバ、22……ストラツトバ
ーブラケツト、27……閉断面構造部、38……貫通穴、40
……ラジエータ、40A……ラジエータ支持クツシヨン。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フロントボデーの下部の車幅方向両端部に
    車両前後方向に沿って配置された一対のフロントサイド
    メンバと、これらのフロントサイドメンバの各前端部を
    それぞれ連結するフロントクロスメンバと、一端が前記
    一対のフロントサイドメンバに固着され他端が前記フロ
    ントクロスメンバに固着されたストラツトバーブラケツ
    トと、を有するラジエータ支持構造であって、前記スト
    ラツトバーブラケツトがストラツトバーブラケツトアツ
    パとストラツトバーブラケツトロアとで閉断面構造とさ
    れており、該閉断面構造部にストラツトバーが軸支さ
    れ、該閉断面構造部の車両前後方向前側の接合フランジ
    部に該閉断面構造部に近接して、ラジエータの下端部を
    支持するためのラジエータ支持部を形成したことを特徴
    とするラジエータ支持構造。
JP1989129775U 1989-11-07 1989-11-07 ラジエ―タ支持構造 Expired - Lifetime JP2506750Y2 (ja)

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JPH0368118U JPH0368118U (ja) 1991-07-04
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH07121658B2 (ja) * 1986-10-31 1995-12-25 日産自動車株式会社 ラジエ−タの支持構造

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JPH0368118U (ja) 1991-07-04

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