JP2505165Y2 - 電話機付加装置 - Google Patents

電話機付加装置

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JP2505165Y2
JP2505165Y2 JP1991023377U JP2337791U JP2505165Y2 JP 2505165 Y2 JP2505165 Y2 JP 2505165Y2 JP 1991023377 U JP1991023377 U JP 1991023377U JP 2337791 U JP2337791 U JP 2337791U JP 2505165 Y2 JP2505165 Y2 JP 2505165Y2
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telephone
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additional
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JP1991023377U
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稔 茂木
浩之 倉田
紀男 田中
幸雄 上平
一夫 高橋
博行 山口
賢次 腰越
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Osaka Denki Co Ltd
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Osaka Denki Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、送受話器、通話回路、
ダイヤル回路およびリンガ回路のみから構成される基本
的な電話機に対して機能を付加する、電話機付加装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】電気通信事業の自由化とそれに伴う通信
端末機器の開放、および、半導体技術の著しい進歩など
により、近年においては電話機も旧来の電磁形から急速
に電子化されるようになり、これに伴って所謂単独電話
機であっても、保留音機能、短縮ダイヤル機能、再ダイ
ヤル機能、留守番電話機能、スピーカ受話機能、ハンド
フリー通話機能、着信音量・音質切換機能、受話音量切
換機能など、本来の電話機としての基本機能に加えて、
多彩な付加機能を具備した多機能電話機が数多く実用化
されている。
【0003】これらの多機能電話機は、電話の使用頻度
が高いオフィスにおいてより有効に利用されていると共
に、上記のような各種の機能は一般家庭においても今や
電話機の通常の機能として認められるようになり、これ
ら多彩な機能を具備した単独電話機が広く普及するよう
になってきている。
【0004】このような多機能電話機は、多彩な機能を
有するだけに相対的に高価であると共に、特に高齢者を
中心とする一般家庭においては、これらの機能のすべて
を使いこなすことは殆どないばかりか、本来の電話機の
基本機能であるダイヤル機能や送受話機能以外は全く使
用されない場合が殆どであるものと考えられる。
【0005】また、現在でも、電気通信事業の自由化以
前における本電話機直営制度を前提とする電話機のレン
タルを継続しているユーザもまだまだ多く存在するが、
このようなユーザにとっては電話機は借り物であり、必
要な付加機能をつけようとする場合は、電話機そのもの
を勝手に改良することはできないから、電話機そのもの
を多くの付加機能を有する多機能電話機に変えざるを得
ない。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】特に聴覚が衰退しつつ
ある高齢者が存在する家庭などでは、これらの高齢者に
とって多機能電話機は数多くのボタン類の存在などによ
り却って使いづらく、また、高齢者が電話機に要求する
機能としては、専ら受話音量を大きく聞きやすくしたい
とする場合が多い。
【0007】そこで、本考案は、既設の電話機に何ら手
を加えることなしに、受話音量を拡大する最小限の機能
を付加することにより、特に高齢者など聴覚に障害を有
する人に対して電話機を便利にし、かつ、既設の電話機
と同じ操作により使用できる低コストの電話機付加装置
を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】 本考案は、送受話器、
通話回路、ダイヤル回路およびリンガ回路から構成され
る電話機の、フックから外された送受話器が置かれる装
置本体と、前記電話機の送受話器に代わって前記電話機
のフックに掛けられる、前記電話機の送受話器と同形状
の付加送受話器と、該付加送受話器が前記電話機のフッ
クから外されたことを検知して、前記装置本体を動作状
態にさせるオフフック検知器と、前記リンガ回路の鳴動
を検知する着信音検知器と、該着信音検知器の着信音検
知に応じて高音量の、或いは視覚的な着信表示を行う着
信表示器とから成り、前記装置本体に、前記電話機の受
話器から発生される音声信号を音響結合により受信する
受信手段と、該受信手段の出力信号を増幅する増幅手段
と、前記電話機の送話器に対して音響結合により音声信
号を発信する発信手段と、前記付加送受話器が前記電話
機のフックに正しく掛けられていない場合に警報を発す
るオフフック警報器とを設け、前記付加送受話器に、前
記増幅手段に接続される受話器と、前記発信手段に接続
される送話器とを設けている。
【0009】
【作用】本考案においては、電話で通話する場合に、電
話機の受話器から発生される音声信号が増幅手段により
増幅されて、付加送受話器の受話器より発出される。
【0010】また、付加送受話器の送話器に対して発せ
られた通話者の音声は、装置本体の発信手段により電話
機の送話器に送出される。
【0011】
【実施例】図1は、本考案の一実施例である電話機付加
装置の回路ブロック図である。図1において、太線によ
り表わされる既設の電話機1は、送受話器2、通話回路
3、ダイヤル回路4、リンガ回路5およびフックスイッ
チ6から構成され、電話回線7を介して電話局の電話交
換設備に接続される。
【0012】一点鎖線で表される電話機付加装置8は、
装置本体9、電話機1と同形状の付加送受話器10およ
びオプションである着信表示器11から構成される。
【0013】装置本体9は、既設の電話機1の送受話器
2に対向して、その送話器2tに対して音響結合により
音声を発信する本考案の発信手段に相当するスピーカ1
2、その受話器2rから音響結合により音声を受信する
本考案の受信手段に相当するピックアップ13、ピック
アップ13により受信された音声信号を増幅する本考案
の増幅手段に相当する受話増幅器14、付加送受話器1
0の送話器10tからの音声信号を増幅する送話増幅器
15、制御回路16、音量調節器17、使用時間表示器
18、オフフック警報器19、カレンダ・時刻表示器2
0から構成される。
【0014】なお、電話機付加装置8は不図示の電源回
路を有し、動作に必要な電力は商用電源から供給され
る。
【0015】また、制御回路16に接続されるオフフッ
ク検知器21および着信音検知器22が、電話機1に外
部からそれぞれ機械的および音響結合的に装着される。
【0016】さらに、着信表示器11としては、高音量
を発生するブザー23およびストロボ・フラッシュ24
が設けられるが、着信表示器11はオプションであり、
電話機1のベルの音量で十分聞こえる人が本考案の電話
機付加装置8を使用する場合には必ずしも必要とせず、
より聴覚障害がひどく普通の電話機のベルが聞こえない
人の場合にこれを設けることとする。
【0017】以上のように構成される電話機付加装置8
の動作について説明する。電話機付加装置8を電話機1
の近傍に設置し、電話機1の送話器2tが装置本体9の
スピーカ12に対向し、受話器2rがピックアップ13
に対向するように、電話機1の送受話器2を電話機付加
装置8の装置本体9に置く。そして、電話機付加装置8
の付加送受話器10を電話機1の送受話器2の代わりに
電話機1のフック(不図示)に掛ける。また、オフフッ
ク検知器21および着信音検知器22を電話機1に装着
する。この状態が電話が使用されていない待機状態であ
る。
【0018】ここで電話が着信すると、電話機1のリン
ガ回路5が動作して電話機1のベルが鳴動する。このベ
ル音を着信音検知器22が検知し、制御回路16の制御
によりブザー23を高音量で鳴動させると共に、ストロ
ボ・フラッシュ24により閃光を発出して、電話がかか
ってきていることを報知する。このようにして、聴覚の
衰えた高齢者であっても、高音量のブザー23およびス
トロボ・フラッシュ24の効果により電話の着信を容易
に知ることができる。なお、着信表示器11としては必
ずしもブザー23およびストロボ・フラッシュ24の両
方を設ける必要はなく、これらの何れか一つでもよい。
【0019】応答は電話機1のフックに掛かっている付
加送受話器10を通常の場合と全く同様に手でとること
により可能となり、付加送受話器10をとると、オフフ
ック検知器21によりオフフックが検知されて、装置本
体9が動作を開始する。相手からの音声は、電話機1の
通話回路3→送受話器2の受話器2r→装置本体9のピ
ックアップ13→受話増幅器14と経由し、受話増幅器
14により増幅された後、付加送受話器10の受話器1
0rから発出されて、通話者の耳に達する。なお、この
場合の受話音量は、音量調節器17の操作により適当な
大きさに調節される。また、送話増幅器15により通話
者の音声信号が付加送受話器10の送話器10t→送話
増幅器15→スピーカ12→電話機1の送受話器2の送
話器2tと中継されることによる損失分が補償される。
なお、送話増幅器15は、場合によっては省くこともで
きる。
【0020】なお、通話中は使用時間表示器18が動作
して通話時間を計数する。また、カレンダ・時刻表示器
20が月日や時刻を常時表示している。
【0021】通話終了後は、通常の電話機の操作と全く
同様に、付加送受話器10を電話機1のフックに掛ける
ことにより電話回線が切断され、オフフック検知器21
がオンフックを検知して、装置本体9の動作が停止す
る。
【0022】次に、こちらから電話をかけようとする場
合は、付加送受話器10を取って電話機1のダイアル
(不図示)により発信すればよく、これらは通常の電話
機の操作と何ら変わりはない。この場合も、上述のよう
に相手からの音声は電話機付加装置8の装置本体9の受
話増幅器14により通話者にとって適当な音量となるよ
うに増幅されて通話者の耳に達する。また、着信時と同
様に、通話中は、使用時間表示器18が動作して通話時
間を計数し、カレンダー・時刻表示器20が月日や時刻
を常時表示する。
【0023】このように、本考案の電話機付加装置8
は、従来の電話機1の操作と全く同様の使い方でよいこ
とから、高齢者でもまごつくことなく、受話音量が拡大
された電話を便利に利用することができる。
【0024】なお、電話を使用した後で、付加送受話器
10が電話機1のフックに正しく掛けられていない場合
には、制御回路16がこれをオフフック検知器21によ
り検知して、オフフック警報器19により警報を発出す
ることにより、受話器外しを報知する。
【0025】
【考案の効果】 以上説明したように、本考案によれ
ば、電話機の送受話器の送話器を装置本体の受信手段に
対向させて相互に音響結合すると共に、受話器を装置本
体の発信手段に対向させて相互に音響結合し、付加送受
話器を既設の電話機のフックに掛けるようにしたから、
既設の電話機に何ら手を加えることなしに、受話音量を
拡大する最小限の機能を付加することにより、特に高齢
者など聴覚に障害を有する人に対して電話機を便利にす
ることができ、かつ、既設の電話機と同じ操作により使
用することができる。また、既設の電話機はそのまま利
用するので、低コストにすることができる。更に、オフ
フック検知器および着信検知器により、送信および着信
を検知し、着信表示器、オフフック警報器を動作させる
ようにしたから、電話機の多機能化を、既設の電話機は
そのままにして、簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例である電話機付加装置の回路
ブロック図である。
【符号の説明】
1 電話機 2 送受話器 2r 受話器 2t 送話器 3 通話回路 4 ダイアル回路 5 リンガ回路 6 フックスイッチ 7 電話回線 8 電話機付加装置 9 装置本体 10 付加送受話器 10r 受話器 10t 送話器 11 着信表示器 12 スピーカ 13 ピックアップ 14 受話増幅器 15 送話増幅器 16 制御回路 17 音量調節器 21 オフフック検知器 22 着信音検知器 23 ブザー 24 ストロボ・フラッシュ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 山口 博行 埼玉県川越市寿町1−2366 (72)考案者 腰越 賢次 千葉県松戸市上矢切1133−13 (56)参考文献 特開 昭56−115044(JP,A) 実開 昭54−68512(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送受話器、通話回路、ダイヤル回路およ
    びリンガ回路から構成される電話機の、フックから外さ
    れた送受話器が置かれる装置本体と、前記電話機の送受
    話器に代わって前記電話機のフックに掛けられる、前記
    電話機の送受話器と同形状の付加送受話器と、該付加送
    受話器が前記電話機のフックから外されたことを検知し
    て、前記装置本体を動作状態にさせるオフフック検知器
    と、前記リンガ回路の鳴動を検知する着信音検知器と、
    該着信音検知器の着信音検知に応じて高音量の、或いは
    視覚的な着信表示を行う着信表示器とから成り、前記装
    置本体に、前記電話機の受話器から発生される音声信号
    を音響結合により受信する受信手段と、該受信手段の出
    力信号を増幅する増幅手段と、前記電話機の送話器に対
    して音響結合により音声信号を発信する発信手段と、前
    記付加送受話器が前記電話機のフックに正しく掛けられ
    ていない場合に警報を発するオフフック警報器とを設
    け、前記付加送受話器に、前記増幅手段に接続される受
    話器と、前記発信手段に接続される送話器とを設けた電
    話機付加装置。
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JPH04112540U JPH04112540U (ja) 1992-09-30
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