JPH0755154Y2 - 車両用ランプの取付構造 - Google Patents

車両用ランプの取付構造

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JPH0755154Y2
JPH0755154Y2 JP14361689U JP14361689U JPH0755154Y2 JP H0755154 Y2 JPH0755154 Y2 JP H0755154Y2 JP 14361689 U JP14361689 U JP 14361689U JP 14361689 U JP14361689 U JP 14361689U JP H0755154 Y2 JPH0755154 Y2 JP H0755154Y2
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JP
Japan
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lamp
mounting hole
screw grommet
panel
opening
Prior art date
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JP14361689U
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JPH0382233U (ja
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向一 神保
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UD Trucks Corp
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UD Trucks Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、車体のパネルに設けた開口部にランプを嵌装
し、該ランプのフランジ部を固定手段により前記開口部
の周辺部に取り付けた車両用ランプの取付構造に関す
る。
[従来の技術] 車体のパネルにランプを取り付けるに際しては、従来は
例えば第4図及び第5図に示すように、パネル3の開口
部4aの側部近傍に取付孔4bを形成し、ランプ1の貫通孔
6を介してタッピングスクリュー2を該取付孔4bに挿入
することにより、ランプ1をパネル3へ固定していた。
[考案が解決しようとする課題] しかしこの方法では、パネル3の裏面に雨水や水等が掛
かってしまう場合に、パネル3の取付孔4b付近が錆びて
しまうという問題がある。そして、取付孔4bが錆びると
スクリュー2の取り外しの際に取付孔4bが拡大し、ラン
プ1の再組付に多大な労力が必要となってしまう。
これに対して、第6図に示すようなスクリューグロメッ
ト5を使用して、取付孔の防錆を図る技術も従来に提案
された。この技術では、第4図及び第5図に示す取付孔
4bに代えて、第7図に示すようなスクリューグロメット
取付孔4cをパネル3の開口部4aの側部近傍に形成し、該
スクリューグロメット取付孔4cにスクリューグロメット
5を挿入する。そして、ランプ1の貫通孔6を貫通した
タッピングスクリュー2をスクリューグロメット5に締
め込むと、スクリューグロメット5がその半径方向へ拡
径してパネル3から外れ難くなり、もってランプ1がパ
ネル3へ固定されるのである。
しかし、第7図から理解される様に、開口部4aとスクリ
ューグロメット取付孔4cとの間の寸法(所謂「肉残
り」)tが小さくなるので、プレスによる成形加工が不
可能であるという問題がある。そのため、スクリューグ
ロメット取付孔4cを穿孔するための加工コストが高くな
り、ランプ取付作業の効率が劣化してしまう。
本考案は上記した従来技術の問題点に鑑みて提案された
もので、取付孔の錆を防止することができ、加工に要す
るコストや労力を低減することが可能であり、しかも車
体のパネル上にランプを容易且つ確実に取り付けること
が出来る車両用ランプの取付構造を提供することを目的
としている。
[課題を解決するための手段] 本考案の車両用ランプの取付構造は、車体のパネルに設
けた開口部にランプを嵌装し、該ランプのフランジ部を
固定手段により前記開口部の周辺部に取り付けた車両用
ランプの取付構造において、前記開口部に連通してスク
リューグロメット取付孔を形成し、該取付孔に合成樹脂
製のスクリューグロメットを挿入し、該取付孔と前記開
口部との連通部分にはその連通部分を狭める方向へ突出
した抜止突起が形成されている。
本考案の実施に際して、前記スクリューグロメット取付
孔の形状は例えば四角形に形成されるが、該取付孔内で
スクリューグロメットが回転してしまうことが防止され
るならば、三角形或いはその他多角形に形成しても良
い。
[作用] 上述のような構成を有する本考案の車両用ランプの取付
構造によれば、ランプをパネルへ取り付けるに際して、
スクリューグロメット取付孔にスクリューグロメットを
挿入する。そして、ランプの貫通孔を貫通したタッピン
グスクリューをスクリューグロメットに締め込むと、ス
クリューグロメットがその半径方向へ拡径し、以てラン
プがパネルへ固定されるのである。
ここで、本考案ではスクリューグロメットを使用するの
で、ランプ取付用のタッピングスクリューの錆が防止さ
れる。そして、スクリューグロメット取付孔はパネルの
開口部に連通して形成されているので、その成形は打抜
加工にて行うことができ、加工に要するコストや労力を
大幅に低減することが可能である。
スクリューグロメット取付孔はパネルの開口部に連通し
て形成されているが、連通部分にはその連通部分を狭め
る方向へ突出した抜止突起が形成されているので、スク
リューグロメットがスクリューグロメット取付孔より抜
け出てしまうことは無い。
[実施例] 以下、第1図乃至第3図を参照して、本考案の一実施例
について説明する。
第1図において、パネル3には開口部14が形成されてお
り、該開口部14の左右両側部にはそれに連通してスクリ
ューグロメット取付孔16が形成されている。そして、第
2図において詳細に示されているように、開口部14とス
クリューグロメット取付孔16との連通部分18には、向か
い合った一対の抜止突起20が形成されている。この一対
の抜止突起20は、スクリューグロメット取付孔16の幅W
を狭める方向へ突出している。
ランプ1(第4図)をパネルへ取り付ける際には、ナイ
ロンの様な合成樹脂製のスクリューグロメット(第6
図)を第2図中2点鎖線で示すようにスクリューグロメ
ット取付孔16内へ挿入する。その状態は、第3図で点線
により示されている。
次に、第4図で示すのと同様な態様にて、ランプ1を開
口部14へ嵌装し、貫通孔6(第4図)を貫通したタッピ
ングスクリュー2をスクリューグロメット5に締め込
む。タッピングスクリュー2が締め込まれると、第3図
で示すようにスクリューグロメット5はその直径が拡大
する方向(半径方向外方:第3図では上下方向)に広が
り、該スクリューグロメット5がパネル3か表側Sへ抜
け出てしまうことが防止される。
再び第2図を参照すると、向かい合った一対の抜止突起
20により開口部14とスクリューグロメット取付孔16との
連通部分18は狭まった状態となっているので、スクリュ
ーグロメット5は開口部14側へ抜け出てしまうことがな
い。また、図示の実施例ではスクリューグロメット取付
孔16は四角形に構成されているので、タッピングスクリ
ュー2を締め込む際にスクリューグロメット5が空回り
してしまうことが無い。
[考案の効果] 本考案の効果を以下に列挙する。
(1) スクリューグロメットを使用するので、ランプ
取付用としてパネルに形成された取付孔の錆が防止され
る。従って、防錆の心配無くして既製のランプを容易に
取り付けることが出来る。
(2) スクリューグロメット取付孔はパネルの開口部
に連通して形成されているので、その成形は打抜加工に
て行うことができ、スクリューグロメット取付孔の加工
に要するコストや労力を大幅に低減することが可能であ
る。
(3) スクリューグロメット取付孔とパネルの開口部
との連通部分には、それを狭める方向へ突出した抜止突
起が形成されているので、スクリューグロメットがスク
リューグロメット取付孔よりパネルの開口部へ抜け出て
しまうことが無い。
(4) タッピングスクリューを締め込む際にスクリュ
ーグロメットが空回りしてしまうことが無い。
(5) 車体のパネルにランプを取り付ける作業に費や
す労力とコストが大幅に低減される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2図は前記
実施例の要部を示す部分拡大正面図、第3図は前記実施
例で使用されるスクリューグロメットの作用を示す部分
断面側面図、第4図は従来技術を示す斜視図、第5図は
第4図の従来技術の正面図、第6図はスクリューグロメ
ットを示す斜視図、第7図はスクリューグロメットを用
いた従来技術を示す正面図である。 1……ランプ、2……タッピングスクリュー、3……パ
ネル、4a、14……パネルの開口部、16……スクリューグ
ロメット取付孔、18……連通部分、20……抜止突起

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体のパネルに設けた開口部にランプを嵌
    装し、該ランプのフランジ部を固定手段により前記開口
    部の周辺部に取り付けた車両用ランプの取付構造におい
    て、前記開口部に連通してスクリューグロメット取付孔
    を形成し、該取付孔に合成樹脂製のスクリューグロメッ
    トを挿入し、該取付孔と前記開口部との連通部分にはそ
    の連通部分を狭める方向へ突出した抜止突起が形成され
    ていることを特徴とする車両用ランプの取付構造。
JP14361689U 1989-12-14 1989-12-14 車両用ランプの取付構造 Expired - Lifetime JPH0755154Y2 (ja)

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JP14361689U JPH0755154Y2 (ja) 1989-12-14 1989-12-14 車両用ランプの取付構造

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JP14361689U JPH0755154Y2 (ja) 1989-12-14 1989-12-14 車両用ランプの取付構造

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Publication Number Publication Date
JPH0382233U JPH0382233U (ja) 1991-08-22
JPH0755154Y2 true JPH0755154Y2 (ja) 1995-12-20

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ID=31690379

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JP14361689U Expired - Lifetime JPH0755154Y2 (ja) 1989-12-14 1989-12-14 車両用ランプの取付構造

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