JP2504264C - - Google Patents

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JP2504264C
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music
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、再生映像と音楽伴奏音に合せて歌を歌唱して楽しむことが可能な映
像合成機能付き音響装置に関するものである。 [従来の技術] 従来、映像装置を備えたいわゆるカラオケ装置では、再生映像と演奏曲の頭だ
しの高速化を図るため、及び映像データと演奏曲の音楽データが大容量であるこ
とから、この種のメディアとして、ビデオディスクを用いるのが一般的である。 このビデオディスクには、歌詞を含む映像データと音楽データとが同期して出力
されるように両データは合成して記録されている。 ところで、1曲あたりの演奏時間は通常約3分から4分であるが、業務用など
では、一つの装置で用意しておかなければならない演奏曲数は、何千にもおよび
、これに対応するためにはビデオディスクを何十枚も用意しておかなければなら
なかった。また、新しい演奏曲がどんどん制作されてくるため、それに合わせて
新たなビデオディスクを揃えていかなければならなかった。 [発明が解決しようとする課題] このように新たなビデオディスクを次々と揃えていくには利用者側のコスト負
担が大きく、また、メディア供給側としても新しい映像ソフトも次々に制作して
いかなければならず、そのコストも非常に大きくなっていた。さらに、曲の流行
は移り変わりが激しいため、新旧の入れ替えも頻繁に行わなければならないが、
あまり利用度の高くなかった演奏曲の映像データも廃棄されてしまうため無駄も
多くなっていた。 なお、この種の問題を解決するために、映像データとして静止画を用いるよう
にしたものがあるが(例えば特開昭60−214178号公報参照)、使用者が
映像データを見て楽しむという点で物足りないものとなっていた。 本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、歌の趣向毎
に映像データを共用化することにより、曲の流行と共に新旧の音楽・歌メディア
の入れ替えを頻繁に行なっても、映像のメディアは変更しなくとも使用でき、利
用者等の負担しなければならないコストを大幅に削減することが可能な映像合成
機能付き音響装置を提供することを目的とする。 [課題を解決するための手段] この目的を達成するために本発明は、映像データを再生し映像を表示する表示
手段と、音響信号を再生し音楽を演奏する出力手段とを備えた音響装置において
、複数の演奏曲の音響信号と歌詞などの情報を記録した音楽メディアと、演奏曲
に関連したキーワード毎にグループ分けされるとともに、演奏曲間で重複して利
用可能な複数の映像データを記録した画像メモリと、一の演奏曲に関連したキー
ワードと、各キーワード毎にグループ分けされた複数の映像データとの関係を記
憶 したテーブル記憶手段と、音楽メディアの中の所望の演奏曲が選択されたとき、
テーブル記憶手段に記憶された内容を読み出して、画像メモリに記憶されている
演奏曲に関連したキーワードに対応した複数の映像データの中から自動的に1つ
の画像データを選択する選択手段と、選択された演奏曲及び映像データを音楽メ
ディア及び画像メモリよりそれぞれ再生する再生手段と、音楽メディアより再生
された歌詞などの情報を、画像メモリより再生された映像データに合成する映像
合成手段とを備え、当該映像合成手段が合成した合成映像を表示手段に表示する
ようにしたものである。 [作用] 上記の構成において、音楽メディアより所望の演奏曲を選択すると、画像メモ
リよりこの演奏曲の趣向に適合した映像データが自動的に1つずつ順次選択され
る。従って、新しい曲を揃えていくとき、音楽メディアのみを追加していき、画
像メモリは新旧の音楽メディアの演奏時に共用するといった利用が可能となる。
そして、同じ演奏曲が連続して選択された場合にも、背景映像は画像メモリから
自動的に1つずつ順次選択されるので、指定変更等の面倒な操作を行うことなく
、異なった背景映像を楽しむことができる。 [実施例] 以下、本発明を具体化した一実施例について図面を参照して説明する。 第1図は本装置の外観を示す。本装置は、演奏曲の歌詞と共に映像を再生し表
示するモニタ受像機1(表示手段)と、音楽演奏音を再生出力するスピーカ2(
出力手段)と、コンパクトディスク(CDディスク)31等の音楽メディアを再
生し音響信号を得るCDプレーヤ3(再生手段)と、ビデオディスク41等の画
像メモリを再生するレーザディスクプレーヤ4(再生手段)と、歌声を入力する
マイクロフォン9及び後述する演奏曲を選択するための入力手段や上記各プレー
ヤ3,4等からの出力を処理する各種回路(第1図には図示せず)からなる。 第2図は本装置のブロック構成を示す。 中央制御装置(CPU)5は、使用者が演奏を希望する曲のキーワード番号等
の情報をキーボード等でなる入力装置51より入力すると、そのデータを予約登
録し、後述するROM52のデータを参照して、予約された曲の選曲信号5bを CDプレーヤ3へ、この曲に対応した映像の頭出し信号5aをレーザーディスク
プレーヤ4へそれぞれ送出する。この機能が演奏曲の趣向に対応した映像データ
の組合わせ選択手段に該当する。また、後述するように、CPU5はレーザーデ
ィスク41からの映像データとCDディスク31からの音楽データの読み出し及
び装置全体の制御を行う。 CDプレーヤ3は、CPU5からの選曲信号5bに従ってCDディスク31に
記録された演奏曲の歌詞や楽譜などの情報3aと、演奏曲の音響信号(音楽デー
タ)3bを読み出し、それぞれの同期をとってビデオ映像回路6、オーディオア
ンプ7へ出力する。ビデオ映像回路6は、歌詞等の情報3aを映像データ6aに
変換し出力する。オーディオアンプ7は演奏曲の音響信号とマイクロフォン9か
らの音声信号を合成・増幅して音信号7aとしてスピーカ2へ出力する。 レーザーディスクプレーヤ4は、CPU5からの映像頭出し信号5aに従って
上記の動作と同期をとって、ビデオディスク41に記録された背景映像データ4
aを読み出し、映像合成回路8へ出力する。映像合成回路8は、上記背景映像デ
ータ4aと映像データ6aを合成し、映像信号8aをCRTディスプレイ等でな
るモニタ受像機1へ出力する。 次に、上記装置の選曲動作を、第3図のキーワード−映像番号対応テーブルと
、第4図の曲名−キーワード対応テーブルを参照して説明する。 ROM52には、演奏曲の趣向をグループ分け(分類)するために第3図のよ
うな曲の内容を表すキーワード11に対応するレーザーディスク41記録されて
いる映像番号12を示すテーブルと、第4図のように各曲名13毎に、歌の内容
を表す上記キーワード11に対応するキーワード番号14を示すテーブルとが格
納されている。従って、入力装置51からの入力操作により選択された演奏曲に
対して、その趣向に合った背景映像がレーザーディスク41より自動的に選択さ
れることになる。 上述の背景映像データ4aの選択法では、第4図で曲名13に対し複数のキー
ワード番号14が割り当てられており、さらに第3図でキーワード11に対して
複数の映像番号12が割り当てられているため、演奏曲に対して1対1の関係で
背景映像データ4aが決まるのではなく、その趣向に合った複数の映像が選択肢 として用意されていることになり、従って、いつもある程度決まった歌を歌う人
でも、各種の映像データを見ながらその歌を楽しむことができる利点もある。な
お、第3図では、1つのキーワード11に対応して複数の映像番号12が挙げら
れている。従って、装置側で自動的にいずれか1つの映像番号を交互に選択する
ようにしてもよいし、あるいは使用者の好みで映像番号12を入力し得るように
してもよい。 以上のように、CPU5からの信号に同期してレーザーディスク41より背景
映像データが読み出され、CDディスク31より映像に対応した演奏曲の歌詞や
楽譜等の情報と音楽データが読み出され、これらのデータは映像合成回路8にて
合成(スーパーインポーズ)される。その結果、第1図に示したように、モニタ
受像機1には背景の映像15の上に歌詞の文字列16が表示されることになる。
一方、CDプレーヤ3からの音楽データ3bと、マイクロフォン9からの音声信
号9aはオーディオアンプ7によりミキシングされ音信号7aとなり、スピーカ
2に与えられ音として出力される。しかも、上記モニタ受像機1に表示される背
景映像15と歌詞の文字列16は、スピーカ2からの演奏音に同期したものとな
る。 なお、上記説明では映像データを記録したものとしてビデオディスクを、音楽
メディアとしてCDディスクを挙げたが、本発明ではこれらに限られず、ビデオ
ディスクに代えてハードディスク(CD−ROM)、ビデオテープ等、各種の画
像メモリを使用でき、また、CDディスクに代えて磁気テープ類の他、MIDI
規格によるフォーマットのディジタルコードデータ(メッセージ)を記憶させた
各種メモリ手段を使用することができる。このMIDI規格によるデータとして
音楽情報の他に歌詞を表示するための情報をも含ませるようにすることもできる
。このようなMIDI情報を使用すれば、例えば通信回線を使用して外部からデ
ータをダウンロードして、このデータを読み出し再生するといったシステムを構
築することも容易で、本装置を業務用として利用する場合でも比較的少ないラン
ニングコスト負担で、新しい演奏曲データを用意することが可能となる。 [発明の効果] 以上のように、本発明によれば、映像表示と共に音楽伴奏音を再生し、映像を 見ながら演奏音に併せて歌唱して楽しむ音響装置にあって、歌の趣向毎にグルー
プ分けされた映像データの一つまたは複数を画像メモリに用意しておき、演奏さ
れる曲に応じその曲に属する背景映像データを自動的に一つずつ順次選択して該
映像を表示するようにしている。 従って、煩わしい操作を必要とせずに、背景映像の内容を歌の内容を反映した
ものとすることができる。また、映像データを共用化しているため、新曲毎に新
たな背景映像データを制作する作業を省くことができるし、映像のためのデータ
量を格段に減らすことができ、利用者側のコスト負担をも大幅に低減することが
できる。また、従来のいわゆるカラオケ装置のオートチェンジヤーの様なメカニ
カルな機構を使用することなく、より簡単な構成で、適宜に演奏曲と映像を組合
わせて再生することができる。 【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例による音響装置の外観図、第2図は同装置のブロック
構成図、第3図はキーワード一映像番号対応テーブルを示す図、第4図は曲名−
キーワード対応テーブルを示す図である。 1…モニタ受像機(表示手段)、2…スピーカ(出力手段)、3…CDプレー
ヤ(再生手段)、31…CDディスク(音楽メディア)、4…レーザーディスク
プレーヤ(再生手段)、41…ビデオディスク(画像メモリ)、5…CPU、5
1…入力装置(選択手段)、52…ROM、6…ビデオ映像回路、7…オーディ
オアンプ、8…映像合成回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)映像データを再生し映像を表示する表示手段と、音響信号を再生し音楽を
    演奏する出力手段とを備えた音響装置において、 複数の演奏曲の音響信号と歌詞などの情報を記録した音楽メディアと、 前記演奏曲に関連したキーワード毎にグループ分けされるとともに、演奏曲間
    で重複して利用可能な複数の映像データを記録した画像メモリと、 一の演奏曲に関連したキーワードと、各キーワード毎にグループ分けされた複
    数の映像データとの関係を記憶したテーブル記憶手段と、 前記音楽メディアの中の所望の演奏曲が選択されたとき、前記テーブル記憶手
    段に記憶された内容を読み出して、画像メモリに記憶されている演奏曲に関連し
    たキーワードに対応した複数の映像データの中から自動的に1つの画像データを
    選択する選択手段と、 前記選択された演奏曲及び映像データを前記音楽メディア及び画像メモリより
    それぞれ再生する再生手段と、 前記音楽メディアより再生された歌詞などの情報を、前記画像メモリより再生
    された映像データに合成する映像合成手段とを備え、 当該映像合成手段が合成した合成映像を前記表示手段に表示するようにしたこ
    とを特徴とする映像合成機能付き音響装置。

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