JP2500507Y2 - 外壁パネルと基礎との間の見切化粧材の取付構造 - Google Patents

外壁パネルと基礎との間の見切化粧材の取付構造

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JP2500507Y2
JP2500507Y2 JP1989126301U JP12630189U JP2500507Y2 JP 2500507 Y2 JP2500507 Y2 JP 2500507Y2 JP 1989126301 U JP1989126301 U JP 1989126301U JP 12630189 U JP12630189 U JP 12630189U JP 2500507 Y2 JP2500507 Y2 JP 2500507Y2
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Inventor
陵二 酒田
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ナショナル住宅産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、外壁パネルと基礎との間の隙間を塞ぐため
の見切化粧材の取付構造に関するものである。
【従来の技術】
プレハブ住宅において外壁は、基礎1の上に外壁パネ
ル2を取り付けることによって形成される。そして外壁
パネル2の下端と基礎1の上端との間の隙間には、その
屋外間において見切化粧材6を取り付けることによっ
て、この隙間を塞ぐようにしている。第4図は従来例の
一例を示すものであり、外壁パネル2の下端に下方へ突
出して設けられる突片3に見切化粧材6の上端部をビス
10で固定することによって、見切化粧材6を外壁パネル
2と基礎1との間に取り付けるようにしている。第4図
において11はバックアップ材、12はシーラント、13は仕
上げモルタルである。
【考案が解決しようとする課題】
しかしこのものでは、外壁パネル2の突片3にビス10
をねじ込んで見切化粧材6を取り付けるようにしている
ために、ビス10をねじ込むための下孔を施工現場で突片
3に加工する必要があって施工性に問題があり、またビ
ス10は見切化粧材6の屋外面に露出して外観を損なうお
それがあるという問題がある。 本考案は上記の点に鑑みて為されたものであり、施工
性及び外観に優れる外壁パネルと基礎との間の見切化粧
材の取付構造を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
本考案に係る外壁パネルと基礎との間の見切化粧材の
取付構造は、基礎1の上側に配設される外壁パネル2の
下端に突片3を下方へ突出して設け、取付下地材4に挿
着されたネジ28を挟持板5に形成したネジ孔29に螺入し
て取付下地材4の後端に挟持板5を設けると共に上記ネ
ジ28のネジ孔29への締め付けで取付下地材4の後端と挟
持板5との間に突片3を挟持させて取付下地材4を外壁
パネル2の下端に固定し、外壁パネル2の下端外面と基
礎1の上端外面との間に見切化粧材6を配設すると共
に、見切化粧材6を取付下地材4に係合固定して外壁パ
ネル2と基礎1との間に取り付けて成ることを特徴とす
るものである。
【作用】
本考案にあっては、取付下地材4の後端と挟持板5と
の間に外壁パネル2の突片3を挟持させて取付下地材4
を外壁パネル2の下端に固定し、見切化粧材6を取付下
地材4に係合固定して見切化粧材6の取り付けをおこな
うようにしているので、見切化粧材6はビスを用いる必
要がなく取付下地材4を介して取り付けることができ、
また取付下地材4は下孔を突片3に加工する必要なく挟
持手段で突片3に固定することができる。
【実施例】
以下本考案を実施例によって詳述する。 外壁パネル2は鋼材など金属材で形成される枠体14の
両面に面材15,15を張って形成されるものであり、外壁
パネル2の下端から下方へ突出するように枠体14を折り
返し屈曲した突片3が外壁パネル2の下端の全長に亘っ
て設けてある。この外壁パネル2はコンクリートで形成
される基礎1の上に配設して取り付けられるものであ
り、外壁パネル2の下端は上記突片3を基礎1の上端に
設けた土台(図示省略)にボルトナットで固定するよう
にしてある。このように上記突片3は外壁パネル2を基
礎1に取り付けるために設けられているものである。 取付下地材4は水平片16とその後端の垂直片17とで断
面略L字型に形成されるものであり、水平片16の下面に
はストッパー片18と下係合受け片19が、垂直片17の上端
には上係合受け片20がそれぞれ設けてある。水平片16の
後端にはスペーサ片21が後方へ突出させて設けてある。
垂直片17の下端部には通孔27が穿設してあり、この通孔
27に前面側からネジ28を通すと共にネジ28の先端部を平
板状の挟持板5に形成したネジ孔29に螺入させてある。
また、見切化粧材6は傾斜する見切片22の下端に水切片
23を下方へ延出させると共に見切片22の上端に立上り片
24を上方へ延出させて横に長尺の部材として形成してあ
り、水切片23の上端部に下係合片25が、立上り片24の上
端に上係合片26がそれぞれ後方へ突出して設けてある。 しかして、外壁パネル2の下端の屋外面と基礎1の上
端の屋外面との間に見切化粧材6を取り付けるにあたっ
ては、まず取付下地材4を外壁パネル2の間に取り付け
る。取付下地材4の取り付けは、挟持板5のネジ孔29へ
のネジ28の螺合を緩めて第3図(a)に示すように取付
下地材4の垂直片17と挟持板5との間隔を広げて、この
状態で外壁パネル1の下側に取付下地材4を配設して垂
直片17と挟持板5との間に外壁パネル1の突片3を被挿
し、次にネジ28を回してネジ孔29へのネジ28の螺合を締
めることによって第3図(b)のように垂直片17と挟持
板5との間隔を狭め、垂直片17と挟持板5との間に突片
3を挟持させる。また基礎の上面と突片の下端の間が狭
い場合には、ネジの緩め具合を大きくして挟持板5の上
端を垂直片17から大きく離れた状態に傾かせ、この状態
で取付下地材4の前端を上げて取付下地材4を傾かせつ
つ挟持板5の上端を基礎の上面と突片の下端の間に通し
て突片の後側に位置させ、この後取付下地材4の前端を
下げて取付下地材4の水平片16を略水平にすることによ
って、第3図(a)に示すように垂直片17と挟持板5の
間に突片3を被挿することができ、以下は上記と同様に
おこなうことができる。このように取付下地材4の垂直
片17と挟持板5との間に突片3を挟持させることによっ
て、外壁パネル2を基礎1に取り付けるために設けられ
ている突片3を利用して取付下地材4を外壁パネル2の
下端に取り付けることができる。このようにして第2図
に示すように取付下地材4を取り付けた後に、外壁パネ
ル2の下端屋外面と基礎1の上端屋外面との間に見切化
粧材6を配設し、取付下地材4の下係合受け片19と上係
合受け片20とに見切化粧材6の下係合片25と上係合片26
とを係合させることによって、第1図に示すように係合
手段で取付下地材4に見切化粧材6を固定することがで
き、見切化粧材6を取付下地材4を介して外壁パネル2
と基礎1との間に取り付けることができる。第1図にお
いて30は取付下地材4の水平片16の先端に設けたガイド
傾斜片である。このようにして外壁パネル2と基礎1と
の隙間を覆うように見切化粧材6を取り付けた後に、基
礎1の屋外面にモルタル13を塗布して基礎1を仕上げ、
また外壁パネル2の屋外側の面材15の下端と見切化粧材
6の上端との間にバックアップ材11とシーラント12とを
詰め込んで防水をこなうものである。
【考案の効果】
上述のように本考案にあっては、基礎の上側に配設さ
れる外壁パネルの下端に突片を下方へ突出して設け、取
付下地材に挿着されたネジを挟持板に形成したネジ孔に
螺入して取付下地材の後端に挟持板を設けると共に上記
ネジのネジ孔への締め付けで取付下地材の後端と挟持板
との間に外壁パネルの下端に突設した突片を挟持させて
取付下地材を外壁パネルの下端に固定したので、挟持板
を突片の前側から基礎の上面と突片の下端との間を通し
て突片の後側に配置する際に、ネジのネジ孔への締め付
け具合を変えて取付下地材と挟持板の間隔を大きくする
ことによって基礎の上面と突片の下端の間に挟持板を通
し易くすることができ、基礎の上面と突片の下端の間が
狭くても取付下地材の外壁パネルへの固定を容易におこ
なうことができるものであり、また、見切化粧材を取付
下地材に係合固定して見切化粧材の取り付けをおこなう
ようにしたので、見切化粧材はビスを用いる必要なく取
付下地材を介して取り付けることができ、ビスが露出す
ることによって外観を損なうようなおそれがないもので
あり、また取付下地材は突片に下孔加工するような必要
なく挟持手段で突片に固定することができ、施工性を高
めることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の断面図、第2図は同上の一
部の正面図、第3図(a)(b)は施工状態の縮小した
断面図、第4図は従来例の断面図である。 1は基礎、2は外壁パネル、3は突片、4は取付下地
材、5は挟持板、6は見切化粧材、28はネジ、29はネジ
孔である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基礎の上側に配設される外壁パネルの下端
    に突片を下方へ突出して設け、取付下地材に挿着された
    ネジを挟持板に形成したネジ孔に螺入して取付下地材の
    後端に挟持板を設けると共に上記ネジのネジ孔への締め
    付けで取付下地材の後端と挟持板との間に突片を挟持さ
    せて取付下地材を外壁パネルの下端に固定し、外壁パネ
    ルの下端外面と基礎の上端外面との間に見切化粧材を配
    設すると共に、見切化粧材を取付下地材に係合固定して
    外壁パネルと基礎との間に取り付けて成る外壁パネルと
    基礎との間の見切化粧材の取付構造。
JP1989126301U 1989-10-27 1989-10-27 外壁パネルと基礎との間の見切化粧材の取付構造 Expired - Lifetime JP2500507Y2 (ja)

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JPH0363642U JPH0363642U (ja) 1991-06-21
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JPS61113836U (ja) * 1984-12-28 1986-07-18

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