JPH0749675B2 - 水栓の取付方法 - Google Patents

水栓の取付方法

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JPH0749675B2
JPH0749675B2 JP17146590A JP17146590A JPH0749675B2 JP H0749675 B2 JPH0749675 B2 JP H0749675B2 JP 17146590 A JP17146590 A JP 17146590A JP 17146590 A JP17146590 A JP 17146590A JP H0749675 B2 JPH0749675 B2 JP H0749675B2
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JP
Japan
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faucet
mounting
panel
recess
mounting case
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JP17146590A
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Inventor
琢洋 谷川
兼孝 堀田
Original Assignee
株式会社イナックス
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は水栓の取付方法に係り、詳しくはタイル壁面へ
の水栓の取付方法に関する。
[従来の技術] 従来の水栓の取付方法としては特開平1-287321号公報に
開示される方法が知られている。同号記載の方法により
水栓を躯体1に取り付ける手順を第3図〜第8図を参照
して説明する。
先ず躯体表面に均しモルタル1を2〜5mm程度の厚みで
塗り、第4図、第5図に示すようにその上から支持金具
2、3を固定部4においてアンカーボルト5により固定
する。その後均しモルタル1の上から支持フレーム6の
部分を除く壁面全面にタイル7を張り付けモルタル8を
介して張り付けて行く。尚、タイル7及び張付けモルタ
ル8施工時に凹部9を養生カバーで閉塞しておくと、モ
ルタルが凹部9内部に侵入するのを防止できて好都合で
ある。
タイル7の張付施工が済んだ後、養生カバーを取り外し
て、予め水栓本体10、陶磁器製カバー11等が取り付けら
れている支持フレーム6を連結金具12、13によって支持
金具2、3に連結する。具体的には、支持フレーム6の
上段開口14及び下段開口15を通じて連結金具12、13の第
1片16をボルト17及び裏板18(裏板18にはねじ孔が形成
されている。)にて支持金具2、3に締結するととも
に、その第2片19に対して支持フレーム6の突片20、21
を蝶ボルト22にて締結するのである。このとき、陶磁器
製カバー11の位置が周辺タイル7の位置と正しく合致す
るように支持金具2、3の長孔23、連結金具12、13にお
ける長孔24、25を締付用のボルト17、22に沿って移動さ
せ、支持フレーム6及びこれに固定された水栓本体10、
陶磁器製カバー11の位置調整を行なう。なお、支持フレ
ーム6の固定とともに、予め配管されている給水管、給
湯管の上端を支持フレーム6の下段開口15を通じて止水
栓26に接続するようにしている。
このように凹部9内に一部埋まり込んだ状態で、水栓本
体10を支持する支持フレーム6、躯体27に固定される上
下一対の支持金具2、3及び支持金具2、3と支持フレ
ーム6とを連結する連結金具12、13を含む取付装置によ
って、湯水混合水栓が躯体27に取り付けられている。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来にあっては、支持金具2、3は凹所9を水平横
断するように配置され、凹部9の縁より周囲壁面側には
み出した固定部4を介して躯体27に固着されるようにな
っており、この支持金具2、3に水栓本体10を支持する
支持フレーム6を取り付けるようにしている。したがっ
て、水栓取付後でないと水栓の周囲壁面にタイル張付施
工ができないという欠点があった。
本発明の目的は上述した欠点に鑑みなされたもので、水
栓取付前であっても予め水栓の周囲壁面にタイルの張付
施工ができるようにした水栓の取付方法を提供すること
にある。
[課題を解決するための手段] 前記目的を達成するために、本発明に係る水栓の取付方
法は、躯体壁面に凹部を設けておき、この凹部内に突出
するようにアンカーボルトを打ち込み、凹部内に水栓取
付ケースを装入してアンカーボルトにて固定し、この水
栓取付ケースの前面に水栓付パネルを取り付けることを
特徴とする。
[作用] このように本発明にあっては、水栓取付ケースは、予め
凹部内に突出するように打ち込まれたアンカーボルトに
よって固定されるようになっており、凹部の縁より周囲
壁面側にはみ出す部分がない。したがって、予め水栓の
周囲壁面にタイル張りを施工した後で、水栓取付作業を
行なうことができる。
[実施例] 以下、図に示す実施例を用いて本発明の詳細を説明す
る。
第1図(A)、(B)は本発明の実施例に係る水栓取付
方法に用いられるケースの正面図と側面図、第2図は同
方法において水栓取付ケースに水栓付パネルを取り付け
る前の分解斜視図である。
水栓取付ケース30は、躯体31の壁面に形成された凹部9
内に装入されるよう構成されており、第2図に示す如
く、底板32の左右両端側には石綿スレート33及び鋼板34
が取り付けられる一対の取付金具35が下方に向って垂設
されている。また、該水栓取付ケース30の底板32の両端
側には円形状の開口36が穿設されており、該開口36には
給水管37a及び給湯管37b(第1図(A)、(B)参照)
が嵌入し得るようになっている。
また、水栓取付ケース30の底板32の中央部には、第2図
に示す如く取付用孔38が穿設されており、該取付用孔38
は左右方向に延びる長孔状に形成されている。該取付用
孔38には第1のL金具39の水平片40に挿通されたボルト
41が嵌入し得るようになっており、上方から該ボルト41
にナット42を螺合させることにより前記第1のL金具39
は水栓取付ケース30の底板32に固定される。
該第1のL金具39に連結される第2のL金具43の水平片
44には前後方向に長く形成された長孔45が穿設されてお
り、該長孔45に挿入されたアンカーボルト46によって第
2のL金具43は躯体31に固定される。46aはナットであ
る。
第1のL金具39と第2のL金具43とはボルト47によって
連結されている。すなわち、第1のL金具39及び第2の
L金具43の各垂直片48、49にはそれぞれ上下方向に延び
る長孔50、51が穿設されており、該長孔50、51に前記ボ
ルト47を挿入させ、ナット52を締め付けることによっ
て、第1、第2のL金具29、43が連結されるようになっ
ている。
また、前記水栓取付ケース30の上板53には、第8図に示
す如く背面側から前面側に向って所定寸法切り欠かれた
長孔状の切欠き孔54が穿設されている。
以上のように構成された水栓取付ケース30の前面に水栓
付パネル55が取り付けられている。該水栓付パネル55
は、第2図に示すように縦長の矩形状かつタイルを上下
に3枚並べた大きさ(例えば200×600mm)のものであ
り、図示の如く上段開口56、中段開口(図示せず)、下
段開口57を有している。そしてこの中段開口に臨むよう
に水栓本体取付片(図示せず)が延び出している。該取
付片は取付孔とその周辺に形成された4つのビス孔とを
有しており、その取付孔に水栓本体58の上端部を挿入し
た状態で、ビス孔からビスをねじ込むと、水栓本体58が
前記取付片に固定される。なお、陶器カバー59は、水栓
本体58の取り付けられた中段開口を前面側から覆うよう
に配置され、図示は省略するが、第3図と同様の取付金
具を介して中段開口の周縁部に固定されている。
さらに、水栓付パネル55の上端側には背後(水栓取付ケ
ース30側)へ延び出したパネル取付片60が設けられてお
り、該パネル取付片60には前記水栓取付ケース30の上板
53に穿設された切欠き孔54に対応する如く略同形状に成
る切欠き孔61が穿設されている。該パネル取付片60は水
栓取付ケース30の上板53の下面側に位置するように配置
される。この状態において前記切欠き孔54、61が重なり
合った状態となり、躯体31の凹部上面に打ち込まれたア
ンカーボルト62(第1図(A)、(B)参照)に嵌まり
込むようになっている。アンカーボルト62にナット62a
を締め込むことによって、水栓付パネル55のパネル取付
片60が水栓取付ケース30の上板53に連結されると同時
に、これらパネル取付片60及び上板53が一体となって躯
体31に連結固定される。
また、水栓付パネル55の下端側にも水栓取付ケース30側
へ延び出したパネル取付舌片63が設けられており、該パ
ネル取付舌片63には前記水栓取付ケース30の底板32の取
付用孔38から上方に突出したアンカーボルト41(第1の
L金具39の水平片40に固定されている)のねじ部に嵌合
する長孔状の切欠き孔64が穿設されている。
なお、ナット62aを緩めて水栓付パネル55を前後にずら
せることによって、水栓付パネル55の水栓取付ケース30
に対する前後方向の取付位置を微調整できるようになっ
ている。また、水栓取付ケース30の上板53の下面と水栓
付パネル55のパネル取付片60の上面と隙間はスペーサ65
によって埋めるようにしている。
水栓付パネル55の上段開口56の両側にはばね鋼板66が配
設されており、タイル67を着脱自在に装着可能としてい
る。下段開口57にも同様にしてタイル68が着脱自在に装
着される。
このように本実施例にあっては、躯体31の凹部内に突出
するよう予め打ち込まれたアンカーボルト37、62を介し
て水栓取付ケース30を該凹部内に嵌入固定できるように
なっており、該水栓取付ケース30には凹部の周囲壁面側
にはみ出す部分が存在しないので、水栓を取り付ける前
に予め周囲壁面にタイルの張付施工を完了していても水
栓の取付作業に何ら支障が生じるようなことはない。
[発明の効果] 以上の通り、本発明によれば、躯体壁面に設けた凹部内
に突出するようアンカーボルトを打ち込み、凹部内に水
栓取付ケースを装入してアンカーボルトにて固定し、こ
の水栓取付ケースの前面に水栓付パネルを取り付けるよ
う構成したので、水栓取付前であっても予め水栓の周囲
壁面にタイル張りを施工することができ、従来に比べて
施工作業効率の大幅な向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る水栓取付ケースの構成図、第2図
は同水栓取付ケースに水栓付パネルを取り付ける前の分
解斜視図である。第3図及び第4図はそれぞれ従来の取
付装置によって水栓を取り付けた状態の断面図、第5図
は同正面図、第6図、第7図及び第8図はそれぞれ従来
の取付装置による水栓の取付手順を説明するための説明
図である。 9……凹部、30……水栓取付ケース、31……躯体、46、
62……アンカーボルト、55……水栓付パネル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】躯体壁面に凹部を設けておき、この凹部内
    に突出するようにアンカーボルトを打ち込み、凹部内に
    水栓取付ケースを装入して該アンカーボルトにて固定
    し、この水栓取付ケースの前面に水栓付パネルを取り付
    けることを特徴とする水栓の取付方法。
JP17146590A 1990-06-29 1990-06-29 水栓の取付方法 Expired - Lifetime JPH0749675B2 (ja)

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KR100948015B1 (ko) * 2008-03-07 2010-03-19 유희원 수전용 벽체 매입형 헤더의 전면 연장구

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