JPH0529281Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0529281Y2
JPH0529281Y2 JP1986196353U JP19635386U JPH0529281Y2 JP H0529281 Y2 JPH0529281 Y2 JP H0529281Y2 JP 1986196353 U JP1986196353 U JP 1986196353U JP 19635386 U JP19635386 U JP 19635386U JP H0529281 Y2 JPH0529281 Y2 JP H0529281Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bracket
exterior wall
attached
wall
support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1986196353U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63101601U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986196353U priority Critical patent/JPH0529281Y2/ja
Publication of JPS63101601U publication Critical patent/JPS63101601U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0529281Y2 publication Critical patent/JPH0529281Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bay Windows, Entrances, And Structural Adjustments Related Thereto (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、バルコニー、出窓ユニツト、窓用手
摺等の構造体を支持用ブラケツトを介して建物に
取付けるようにした取付構造に関するものであ
る。
従来の技術 従来のバルコニーの取付構造として例えば実開
昭61−39707号公報に示すように、取付部と、そ
の前方に一体的に突設したボルト部とからなる取
付金具を建物外壁下地の外表面に固定し、建物外
壁下地の外表面に乾式外壁材を、ボルトを挿通さ
せて被着し、このボルト部にバルコニーの建物開
口部囲繞体のボルト貫通孔を貫通させてナツトに
より固定して取付けたものが知られていた。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら前記の取付構造は、取付金具を平
坦な板体と断面コ字状の折曲板体とを組合わせて
形成しなければならないため、その構造が複雑で
あつて、ボルト部の交換も困難であり、またボル
ト部は前方に一体的に突設した折曲板体の部分に
取付けられているため折曲げ成形しなければなら
ない折曲板体の厚みの制限上、強度的にも問題が
あつた。
そこで本考案は前記の問題点を解消して、取付
金具の構造が簡単であつて、支持ボルトが作業地
で容易に交換できて強度的にも問題のないバルコ
ニー、出窓ユニツト等の構造体支持用ブラケツト
の取付構造を提供することを目的としたものであ
る。
問題点を解決するための手段 本考案は、従来の問題点を解決するために、先
端にブラケツト固定用の雄螺子9を設けた支持ボ
ルト2の基部を着脱自在に螺着した一対の平板状
の金属製基板1を、窓開口部の建物躯体5に固着
し、外装壁10を、支持ボルト2を貫通させて建
物躯体5に取付け、外装壁10より突出した支持
ボルト2の先端の雄螺子部9に、嵌挿した縦枠1
2を介してブラケツト3の垂直壁19の取付孔2
6を挿通させて固定用ナツト11で締付けてブラ
ケツト3を固定してバルコニー、出窓ユニツト等
の構造体支持用ブラケツトの取付構造としたもの
である。
実施例 以下本考案のブラケツト取付構造の実施例を図
面に基いて説明する。
第1図はブラケツト3を取付けた状態の側面図
であつて、窓開口部の建物躯体5に固定した基板
1に螺着固定した支持ボルト2の先端部に、バル
コニー、出窓ユニツト等の構造体を支持するブラ
ケツト3の垂直壁19を嵌合し、固定用ナツト1
1で締付けて取付けるようにしたものである。
1は、鉄、ステンレス、超硬アルミ合金等より
なる金属製の基板であつて、ブラケツト3を支持
する支持ボルト2を固定するところのもので、複
数本の固定用ボルト4により窓開口部の建物の躯
体である胴差し5又は柱の表面に固定されるもの
である。そして基板1は、第4図および第5図に
示すように長方形の平板であつて、4本の支持ボ
ルト2を螺着するところの雌螺子部6とこれに隣
接して躯体への固定用ボルト4の取付孔7が設け
られている。支持ボルト2は両端に雄螺子部を有
し、その下端が基板1の雌螺子部6に螺合して回
り止め用ナツト8によつて固定されており(なお
支持ボルト2はナツト8をゆるめて基板1より取
外すことができる)、その先端の比較的長い雄螺
子部9は、基板1の室外側に外装した外装壁10
より突出していて、嵌挿した縦枠12を介してブ
ラケツト3の垂直壁19の取付孔26に挿通され
て、固定用ナツト11によりブラケツトの垂直壁
19を締付け取付けるように構成されている。外
装壁10の表面とブラケツトの垂直壁19との間
に介在させる縦枠12は、第2図に示すように平
板状の基片と、その両側から突設した1対の側片
13を有するアルミの押出形材よりなるもので、
1対の側片13の先端には凹溝14が形成してあ
つて、雨水が侵入しないように外装壁の表面との
間に水密性クツシヨン材15が設けられている。
また縦枠12の長手方向の適宜位置にはスペーサ
ー16が介在されていて固定用ナツト11により
締付けたときに縦枠12が変形しないようになつ
ている。
バルコニー、出窓ユニツト等の構造体を支持す
るブラケツト3は、アルミニユーム、鉄等の鋳造
物よりなり、第1図および第3図に示すように台
形状の側面板17と、側面板17の周囲縁より起
立して形成した水平壁18および垂直壁19とか
らなる開口した箱状をなしている。そして上部の
水平壁18には取付孔20が穿設されていて、補
強用スペーサー21を介してバルコニー24の妻
梁22が載置され固定具23によりブラケツト3
に取付けられる。また垂直壁19は、上方に延び
た延出部25と下方の壁に支持ボルト2の取付孔
26が穿設してあり、この取付孔26を貫通して
支持ボルト2の先端の雄螺子部9が挿入され、こ
れに固定用ナツト11が螺合されて、バルコニー
の妻梁22を支持するブラケツト3が取付けられ
るように構成されている。
なお、支持ボルト2は、基板1に容易に取付け
られるので、施行する現場で外装壁の厚さに合せ
て適宜の長さのものを取付けて用いてもよいが、
外装壁の厚さの違いが大きくない場合には、支持
ボルトの先端の比較的長く螺設した雄螺子部によ
つて、固定用ナツトの締付を調節することによ
り、同一長さの支持ボルトを使用することができ
る。
考案の効果 本考案は以上のような構成であつて、窓開口部
の建物躯体に固定した平板状の基板に雌ネジを切
り支持ボルトを螺着して、その先端に嵌挿した縦
枠を介してブラケツトを取付けるようにしたた
め、一枚の鋼板に雌ネジを切るだけで取付金物が
構成でき、先行例のように折曲した板体と平坦な
板体とを組合せて構成したものより構造が簡単と
なり、また平板状の基板であるため、必要強度に
応じて基板の肉厚を変えて雌ネジを深くすること
により取付け強度を高くすることができて強度的
な問題もなく、かつ支持ボルトの交換も容易にで
き、ブラケツトの取付施行も嵌挿された縦枠によ
り位置決めされた支持ボルトに挿通して固定用ナ
ツトで締付けるだけであるから簡単かつ確実に行
うことができると共に、外装壁仕上げに際しては
金属製基板をそのまま壁内に埋めてしまえばよい
ので外装壁の仕上げ作業も簡単となり、またバル
コニー、出窓ユニツト等の取付場所の外装壁の厚
さに違いがあつても、支持ボルトの先端の螺杆部
において調節して使用することができるし、また
現場で支持ボルトを交換使用することができるの
で大変便利である等極めて実用的な効果を有して
いるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のブラケツト取付構造の要部を
示したもので第6図の1−1線の縦断面図、第2
図は同じく取付部分の横断面図、第3図は第1図
の−線の縦断面、第4図は支持ボルトを螺着
した基板の平面図、第5図は同じく側面図、第6
図は本考案のブラケツト取付構造を用いて取付け
たバルコニーの正面図、第7図は同じく側面図で
ある。 1……基板、2……支持ボルト、3……ブラケ
ツト、6……雌螺子部、9……雄螺子部、10…
…外装壁、11……固定用ナツト、12……縦
枠、19……垂直壁、22……妻梁、24……バ
ルコニー、26……取付孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 先端にブラケツト固定用の雄螺子部9を設けた
    支持ボルト2の基部を着脱自在に螺着した一対の
    平板状の金属製基板1を、窓開口部の建物躯体5
    に固定し、外装壁10を、支持ボルト2を貫通さ
    せて建物躯体5を取付け、外装壁10より突出し
    た支持ボルト2の先端の雄螺子部9に、嵌挿した
    縦枠12を介してブラケツト3の垂直壁19の取
    付孔26を挿通させて固定用ナツト11で締付け
    てブラケツト3を固定したことを特徴とするバル
    コニー、出窓ユニツト等の構造体支持用ブラケツ
    トの取付構造。
JP1986196353U 1986-12-20 1986-12-20 Expired - Lifetime JPH0529281Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986196353U JPH0529281Y2 (ja) 1986-12-20 1986-12-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986196353U JPH0529281Y2 (ja) 1986-12-20 1986-12-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63101601U JPS63101601U (ja) 1988-07-01
JPH0529281Y2 true JPH0529281Y2 (ja) 1993-07-27

Family

ID=31155098

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986196353U Expired - Lifetime JPH0529281Y2 (ja) 1986-12-20 1986-12-20

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0529281Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2774129B2 (ja) * 1989-02-16 1998-07-09 文化シヤッター株式会社 バルコニー類の取付け構造およびその取付け方法
JPH0714547Y2 (ja) * 1990-04-10 1995-04-10 ナショナル住宅産業株式会社 屋外付属品取付装置
JP6446405B2 (ja) * 2016-06-10 2018-12-26 積水ハウス株式会社 金属製腕木

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6139707B2 (ja) * 1980-02-07 1986-09-05 Hitachi Densen Kk
JPH0354485U (ja) * 1990-10-05 1991-05-27

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59140601U (ja) * 1983-03-09 1984-09-20 不二サッシ株式会社 バルコニ−における根太受け装置
JPS60174701U (ja) * 1984-04-27 1985-11-19 新日軽株式会社 手摺り、バルコニ−等の取付装置
JPS6139707U (ja) * 1984-08-17 1986-03-13 ミサワホ−ム株式会社 バルコニ−等の建物開口部囲繞体の取付構造
JPH051521Y2 (ja) * 1985-03-29 1993-01-14

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6139707B2 (ja) * 1980-02-07 1986-09-05 Hitachi Densen Kk
JPH0354485U (ja) * 1990-10-05 1991-05-27

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63101601U (ja) 1988-07-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0529281Y2 (ja)
JPH0354485Y2 (ja)
JPH0338348Y2 (ja)
JP2774129B2 (ja) バルコニー類の取付け構造およびその取付け方法
JP3146293B2 (ja) 外壁コーナーパネルの支持装置
JPH067143Y2 (ja) 外装板の取付装置
JPH0210162Y2 (ja)
JP3146290B2 (ja) 外壁コーナー材の支持装置
JP2710651B2 (ja) 壁パネル取付構造
JPS6343293Y2 (ja)
JPH0416839Y2 (ja)
JPS6343294Y2 (ja)
JP2509857Y2 (ja) 建物外壁パネルの取付金物
JPH0437158Y2 (ja)
JP2571093B2 (ja) 床パネルの固定金具
JP2604820Y2 (ja) 外壁のサッシ上部カバー
JPH0326181Y2 (ja)
JP4255406B2 (ja) 庇の取付け構造
JPH0435449Y2 (ja)
JP2566058Y2 (ja) 手摺壁の取付構造
JPH11343690A (ja) 外壁パネルの支持装置
JPH083522Y2 (ja) 垂壁見切の固定構造
JP3280329B2 (ja) 手摺支柱の取付具
JPH0455128Y2 (ja)
JPH034644Y2 (ja)