JP2500166Y2 - 幌付自動車の幌骨固定構造 - Google Patents
幌付自動車の幌骨固定構造Info
- Publication number
- JP2500166Y2 JP2500166Y2 JP6769188U JP6769188U JP2500166Y2 JP 2500166 Y2 JP2500166 Y2 JP 2500166Y2 JP 6769188 U JP6769188 U JP 6769188U JP 6769188 U JP6769188 U JP 6769188U JP 2500166 Y2 JP2500166 Y2 JP 2500166Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hood
- fixing belt
- bone fixing
- bone
- hood bone
- Prior art date
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- Superstructure Of Vehicle (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 本考案は幌付自動車の幌骨固定構造に関する。
b.従来の技術 従来、第1図に示されるように屋根1を幌布で形成
し、車体2から取り外すことができるようにした幌付自
動車3がある。このような幌付自動車3では、必要に応
じて、屋根1をとりはずしたり、装着したりしている。
し、車体2から取り外すことができるようにした幌付自
動車3がある。このような幌付自動車3では、必要に応
じて、屋根1をとりはずしたり、装着したりしている。
屋根1を取り外した際には、走行中に幌骨が暴れない
ように、車体の左右内壁面にネジ止めした幌固定ベルト
61によって幌骨を車体に固定していた。このような幌固
定ベルトを示したのが第6図である。
ように、車体の左右内壁面にネジ止めした幌固定ベルト
61によって幌骨を車体に固定していた。このような幌固
定ベルトを示したのが第6図である。
幌固定ベルト61は、その下端を車体内壁2aに雄ホック
62と共にネジ止め固定されている。この雄ホック62は幌
固定ベルトの上端に設けた雌ホック63と嵌合し、幌骨4
を巻くことによって該幌骨4を保持することとしてい
た。
62と共にネジ止め固定されている。この雄ホック62は幌
固定ベルトの上端に設けた雌ホック63と嵌合し、幌骨4
を巻くことによって該幌骨4を保持することとしてい
た。
c.考案が解決しようとする課題 しかし、上記従来の構造では、幌固定ベルト61および
雄ホック62が車室内に張り出すため、乗員乗降時や貨物
積載時に幌固定ベルト61や雄ホック62がじゃまになると
いう難点を有していた。
雄ホック62が車室内に張り出すため、乗員乗降時や貨物
積載時に幌固定ベルト61や雄ホック62がじゃまになると
いう難点を有していた。
d.課題を解決するための手段 本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、幌付き自
動車におけるリアゲート上部に、該リアゲート内壁面よ
りも後方に位置するフランジを設け、該フランジを挟ん
で内側に幌骨固定ベルトを、外側に後部開閉幌の下端を
係合する幌骨ホルダーを配置して、両者を共締め固定し
た幌付き自動車の幌骨固定構造を提供するものである。
動車におけるリアゲート上部に、該リアゲート内壁面よ
りも後方に位置するフランジを設け、該フランジを挟ん
で内側に幌骨固定ベルトを、外側に後部開閉幌の下端を
係合する幌骨ホルダーを配置して、両者を共締め固定し
た幌付き自動車の幌骨固定構造を提供するものである。
e.実施例 以下に添付図面に示した実施例を参照しながら本考案
を説明する。
を説明する。
第1,第2図は本考案に係る幌付自動車の幌骨固定構造
を実施した自動車1を示す。さらに、第3図(a)は、
本考案に係る幌骨固定構造を示したもので、図におい
て、5は幌骨固定ベルト、6は幌骨ホルダー、7はリア
ゲートである。
を実施した自動車1を示す。さらに、第3図(a)は、
本考案に係る幌骨固定構造を示したもので、図におい
て、5は幌骨固定ベルト、6は幌骨ホルダー、7はリア
ゲートである。
リアゲート7の上部にはフランジ7aが一体に設けられ
ていて、リアゲート7の内壁7bおよび外壁7cを両者の中
間位置付近で接合している。
ていて、リアゲート7の内壁7bおよび外壁7cを両者の中
間位置付近で接合している。
上記幌骨固定ベルト5は、ネジ8によってリアゲート
7上部のフランジ7aの内側中央に装着されている。該ネ
ジ8は雄ホック9、幌骨固定ベルト5、その孔5a、カラ
ー10およびフランジ7aを貫通している。このように貫通
したネジ8の先端は、フランジ7aの外側に配置された幌
骨ホルダー6と螺合する。
7上部のフランジ7aの内側中央に装着されている。該ネ
ジ8は雄ホック9、幌骨固定ベルト5、その孔5a、カラ
ー10およびフランジ7aを貫通している。このように貫通
したネジ8の先端は、フランジ7aの外側に配置された幌
骨ホルダー6と螺合する。
上記のようにして、装着された幌骨固定ベルト5はカ
ラー10によって、フランジ7aに対し回転自在となってい
る。なお、幌骨固定ベルト5を回転自在に保持するので
あれば、カラー10は予め第4図(a),(b)に示され
るように予め幌骨固定ベルト5に一体に構成しておくこ
ともできる。
ラー10によって、フランジ7aに対し回転自在となってい
る。なお、幌骨固定ベルト5を回転自在に保持するので
あれば、カラー10は予め第4図(a),(b)に示され
るように予め幌骨固定ベルト5に一体に構成しておくこ
ともできる。
さらに、幌骨固定ベルト5の先端には、雌ホック11が
設けられている。該雌ホック11は、雄ホック9だけでな
く、幌骨4に設けた雄ホック12にも嵌合する。
設けられている。該雌ホック11は、雄ホック9だけでな
く、幌骨4に設けた雄ホック12にも嵌合する。
また、14は保護部材を示す。該保護部材は、図示のよ
うにリアゲート7のフランジ7aにおいて、その上端に沿
って車体外方に向けて延設されている。
うにリアゲート7のフランジ7aにおいて、その上端に沿
って車体外方に向けて延設されている。
そして、幌骨4を固定する際は、幌骨4の雄ホック12
に幌骨固定ベルト5の雌ホック11を嵌合し、幌骨4を保
護部材14上に保持する(第3図(b))。また、幌骨固
定ベルト5を使用しないときは、雌ホック11を雄ホック
9に嵌合し、これを左右のいずれかに倒して幌骨固定ベ
ルト5をゲート内に納めることができる(第3図
(c))。
に幌骨固定ベルト5の雌ホック11を嵌合し、幌骨4を保
護部材14上に保持する(第3図(b))。また、幌骨固
定ベルト5を使用しないときは、雌ホック11を雄ホック
9に嵌合し、これを左右のいずれかに倒して幌骨固定ベ
ルト5をゲート内に納めることができる(第3図
(c))。
なお、後部開閉幌15が閉じられる際は、その下端のラ
テラルバー16が、幌骨ホルダー6の凹部6aに保持され
る。これによって、走行中の後部開閉幌15の開放が防止
される(第5図(a),(b))。
テラルバー16が、幌骨ホルダー6の凹部6aに保持され
る。これによって、走行中の後部開閉幌15の開放が防止
される(第5図(a),(b))。
f.作用 フランジ7aは、内壁7bと外壁7Cの中間位置、すなわち
内壁7bよりも後方に配置されている。内壁7b〜フランジ
7aの寸法は、カラー10と雄ホック9の厚みよりも大きく
設定されて、雄ホック9,ネジ8や幌骨固定ベルト5がリ
アゲート7の内壁7bを越えて車室内にはみ出すことが防
止される。
内壁7bよりも後方に配置されている。内壁7b〜フランジ
7aの寸法は、カラー10と雄ホック9の厚みよりも大きく
設定されて、雄ホック9,ネジ8や幌骨固定ベルト5がリ
アゲート7の内壁7bを越えて車室内にはみ出すことが防
止される。
g.考案の効果 リアゲート上部のフランジを、リアゲート内壁よりも
後方に設けて、フランジの内側には幌骨固定ベルトおよ
び雄ホックを、また外側には幌骨ホルダーを配置して、
それぞれをネジによって共締めしたので、雄ホックやネ
ジ,幌骨固定ベルトがリアゲートの内壁を越えて車室内
にはみ出すことがない。
後方に設けて、フランジの内側には幌骨固定ベルトおよ
び雄ホックを、また外側には幌骨ホルダーを配置して、
それぞれをネジによって共締めしたので、雄ホックやネ
ジ,幌骨固定ベルトがリアゲートの内壁を越えて車室内
にはみ出すことがない。
またネジは幌骨ホルダーと螺合しているので、ねじ込
み長さが十分に確保されると共に、ナットが外観に表れ
ないので体裁がよい。
み長さが十分に確保されると共に、ナットが外観に表れ
ないので体裁がよい。
さらに、幌骨固定ベルトはリヤゲートに取り付けた1
本のみでよく、部品点数が削減されると同時に幌骨固定
の操作が容易になるなどその効果は大きい。
本のみでよく、部品点数が削減されると同時に幌骨固定
の操作が容易になるなどその効果は大きい。
第1図は本考案に係る幌骨固定構造を実施した幌付自動
車の側面図、第2図は本考案を実施した幌付自動車の後
端からの斜視図、第3図(a),(b),(c)は第2
図のY方向からの斜視図、第4図(a)は本考案に係る
幌骨固定構造に使用する幌骨固定ベルトの斜視図、第4
図(b)は第4図(a)のZ−Z線による断面図、第5
図(a)は本考案を実施した幌付自動車の幌を被せた状
態の後端からの斜視図、第5図(b)は第5図(a)の
W−W線による断面図、第6図は従来の幌骨固定構造を
説明した第2図のX方向からの斜視図である。 2……車体、3……幌付自動車、4……幌骨、5,61……
幌骨固定ベルト、6……幌骨ホルダー、7……リアゲー
ト、7a……フランジ、8……ネジ、10……カラー、9,1
2,62……雄ホック、11,63……雌ホック。
車の側面図、第2図は本考案を実施した幌付自動車の後
端からの斜視図、第3図(a),(b),(c)は第2
図のY方向からの斜視図、第4図(a)は本考案に係る
幌骨固定構造に使用する幌骨固定ベルトの斜視図、第4
図(b)は第4図(a)のZ−Z線による断面図、第5
図(a)は本考案を実施した幌付自動車の幌を被せた状
態の後端からの斜視図、第5図(b)は第5図(a)の
W−W線による断面図、第6図は従来の幌骨固定構造を
説明した第2図のX方向からの斜視図である。 2……車体、3……幌付自動車、4……幌骨、5,61……
幌骨固定ベルト、6……幌骨ホルダー、7……リアゲー
ト、7a……フランジ、8……ネジ、10……カラー、9,1
2,62……雄ホック、11,63……雌ホック。
Claims (1)
- 【請求項1】幌布を取り外した際に幌骨固定ベルトによ
って幌骨を車体に保持する幌付き自動車において、リア
ゲートの上部には該リアゲート内壁よりも後方に位置す
るフランジを設け、該フランジを挟んで内側に幌骨固定
ベルトを、外側には後部開閉幌の下端を係合する幌骨ホ
ルダーを配置し、前記幌骨固定ベルトと前記幌骨ホルダ
ーをネジによって共締めしたことを特徴とする幌付き自
動車の幌骨固定構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6769188U JP2500166Y2 (ja) | 1988-05-23 | 1988-05-23 | 幌付自動車の幌骨固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6769188U JP2500166Y2 (ja) | 1988-05-23 | 1988-05-23 | 幌付自動車の幌骨固定構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01169432U JPH01169432U (ja) | 1989-11-29 |
JP2500166Y2 true JP2500166Y2 (ja) | 1996-06-05 |
Family
ID=31293050
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6769188U Expired - Lifetime JP2500166Y2 (ja) | 1988-05-23 | 1988-05-23 | 幌付自動車の幌骨固定構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2500166Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-05-23 JP JP6769188U patent/JP2500166Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01169432U (ja) | 1989-11-29 |
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