JPH0323880Y2 - - Google Patents

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JPH0323880Y2
JPH0323880Y2 JP1985075782U JP7578285U JPH0323880Y2 JP H0323880 Y2 JPH0323880 Y2 JP H0323880Y2 JP 1985075782 U JP1985075782 U JP 1985075782U JP 7578285 U JP7578285 U JP 7578285U JP H0323880 Y2 JPH0323880 Y2 JP H0323880Y2
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panel
luggage
floor
luggage floor
space
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、車両用ラゲ−ジフロアに関する。
〈考案の概要〉 サイドメンバ−およびフロント、リアパネルの
組合せからなつていて、各パネルがラゲ−ジフロ
アパネル面上に所定間〓を設けてサイドメンバ−
に設置され、また必要に応じてフロア面に直接設
置できるようにした。
〈従来の技術〉 ハツチバツクタイプ車におけるラゲ−ジスペ−
スの構造は、従来第5図に示す構造となつてい
る。図において、リアシ−ト1とバツクドア2間
に形成されたラゲ−ジスペ−ス3のフロアパネル
4面には、スペアタイヤ5の収納用の凹部6が形
成され、フロアパネル4上にラゲ−ジフロアメン
バ−7を設置することにより凹部6の上面を覆
い、更にラゲ−ジフロアメンバ−7の上面に荷物
などを設置できるよう構成している。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかし、この構造であると、ラゲ−ジフロアメ
ンバ−7が一枚であることから、ラゲ−ジスペ−
ス3の前後長さが大であると、取外しに大きな労
力を要すること、および修理用工具その他小物類
の収納場所がラゲ−ジフロアメンバ−7の上部に
位置してしまうことから、見栄え上問題があつ
た。
〈問題点を解決するための手段〉 この考案は、以上の問題点を解決するためにな
されたもので、その要旨は、車両におけるラゲ−
ジフロアパネル4の両サイド部に設置されたサイ
ドメンバ−20,20と、各サイドメンバ−の側
縁に形成された段部20bに設置され、ラゲ−ジ
フロアパネル4との間に所定の間〓を設けてサイ
ドメンバ−20,20に配置されるフロントパネ
ル22およびリアパネル24とを有し、該フロン
トパネル22の後端および前記リアパネル24の
前端にそれぞれ該両パネルを同一面に結合する第
1の係止段部22b、24bを形成すると共に、
前記フロントパネル22の前端およびリヤパネル
24の後端裏側に前記第1の段部22b、24b
より車体前後方向に長い第2の係止段部22c、
24cを形成して、前記フロントパネル22およ
びリアパネル24を前記ラゲ−ジフロア4に間〓
を置かず直接設置できるように構成したことを特
徴とする。
〈実施例〉 以下、この考案の一実施例を図面を用いて詳細
に説明する。
第1図はこの考案に係るラゲ−ジフロアを示す
分解斜視図、第2図は同ラゲ−ジフロアをラゲ−
ジスペ−スに組付けた状態を示す透視図、第3図
は同組付け状態における断面図である。
図において、ラゲ−ジフロアは、一対のサイド
メンバ−20と、サイドメンバ−20間に設置さ
れるフロントパネル22およびリアパネル24
と、サイドメンバ−20の後部にあつて、上面開
口したボツクス部20aの開口を開閉するリツド
26とからなつている。
これらの各部材はいずれもブロ−成形によつて
形成されたもので、内部中空の軽量体である割に
は剛性に富み、更に各部材の表面にカ−ペツト2
8(第3図参照)を敷設して装飾仕上げを施して
いる。
サイドメンバ−20は、先端がラゲ−ジスペ−
ス3の側部に突出するホイ−ルハウス30を避け
た形状に細長く、後部外側を内壁に沿つて突出さ
せ、その上面に前記ボツクス部20aを形成した
ものであり、内側は前後方向に沿つて直線状と
し、かつ上縁には各パネル22,24の厚みに等
しい段部20bを形成している。
前記フロントパネル22の先端およびリアパネ
ル24の後端、そしてリツド26には夫々引手用
の孔22a、24a、26aが開口形成され、
夫々を開く際の手掛かりとしている。
そしてフロントパネル22の後縁にはオ−バハ
ング状に突出する第1の係止段部22bが、また
リアパネル24の前縁には係止段部22bに係合
する第1の係止段部24bが形成され、両パネル
22、24を突き合わせた状態で第1の係止段部
22b、24b同士が係合し、突き合わせ端のガ
タ付きを吸収するようになつている。
以上の構成の各部材をラゲ−ジスペ−ス3内に
組付けた状態では、第2図、第3図に示すように
サイドメンバ−20、および両パネル22、24
は同一表面上に位置し、かつ両パネル22、24
はフロアパネル4上に所定間〓dを保つて浮いた
状態に設置される。
したがつて、パネル22、24の下面に修理用
小道具その他小物の入るスペ−スが確保され、ま
たそのスペ−スより小物を出し入れする際にはリ
アシ−ト1側よりフロントパネル22を開ける
か、またはバツクドア2側からリアパネル24を
開けることになるので、開閉操作が簡単になる。
また、フロントパネル22の先端下部およびリア
パネル24の後端下部には前記第1の係止段部2
2b、24bより前後方向の長さが長い第2の係
止段部22c、24cがオ−バハング状に形成さ
れている。
この各係止段部22c、24cは各パネル2
2、24をフロア4面に直接設置することを考慮
したものであり、第4図に示すように一方のパネ
ル(ここではリアパネル24)を裏返し、他方の
パネル(ここではフロントパネル22)の段部2
2c、24c同士を重ね合わせることにより、そ
の重ね合わせしろw分だけ車幅方向に縮小するの
で、サイドメンバ−20に干渉せず、フロア4面
上に直接両パネル22,24を設置できることに
なる。
なお、前記実施例において、リツド26をボツ
クス部20aの上面に固定する手段としては、面
フアスナ、あるいは一体成形による樹脂クリツプ
などの手段を用いることができる。
〈効果〉 以上説明したように、この考案では、ラゲ−ジ
フロアとフロアパネル面間に小さな間〓が設けら
れるので、この内部に小物を入れておくことがで
き、ラゲ−ジフロア上の外観をすつきりとしたも
のにできる。またこの考案では、ラゲ−ジフロア
を構成するパネルが前後2分割されているので、
パネルの開閉操作が容易となる。更にこの考案で
は段部によりパネルの実質寸法を変えずに見掛け
寸法を縮小できるので、フロア面上に直接設置す
ることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るラゲ−ジフロアを示す
分解斜視図、第2図は同ラゲ−ジフロアをラゲ−
ジスペ−スに組付けた状態を示す透視図、第3図
は同組付け状態における断面図、第4図はラゲ−
ジフロアパネルをフロア面上に設置した状態を示
す平面図、第5図は従来のラゲ−ジスペ−スを示
す断面図である。 3……ラゲ−ジスペ−ス、4……ラゲ−ジフロ
アパネル、20……サイドメンバ−、20b……
段部、22……フロントパネル、24……リアパ
ネル、22b、24b……第1の係止段部、22
c、24c……第2の係止段部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両におけるラゲ−ジフロアパネル4の両サイ
    ド部に設置されたサイドメンバ−20,20と、
    各サイドメンバ−の側縁に形成された段部20b
    に設置され、ラゲ−ジフロアパネル4との間に所
    定の間〓を設けてサイドメンバ−20,20に配
    置されるフロントパネル22およびリアパネル2
    4とを有し、該フロントパネル22の後端および
    前記リアパネル24の前端にそれぞれ該両パネル
    を同一面に結合する第1の係止段部22b、24
    bを形成すると共に、前記フロントパネル22の
    前端およびリヤパネル24の後端裏側に前記第1
    の段部22b、24bより車体前後方向に長い第
    2の係止段部22c、24cを形成して、前記フ
    ロントパネル22およびリアパネル24を前記ラ
    ゲ−ジフロア4に間〓を置かず直接設置できるよ
    うに構成したことを特徴とする車両用ラゲ−ジフ
    ロア。
JP1985075782U 1985-05-23 1985-05-23 Expired JPH0323880Y2 (ja)

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JPS61191950U (ja) 1986-11-29

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