JP2024080809A - ワイパ機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワイパ機構において、インクジェットヘッドの劣化を防ぎながら、ワイプ後のインクジェットヘッドにインクが残留するのを抑制する。【解決手段】ワイパ機構1は、インクジェットヘッド111をワイプする第1ワイパ11及び第2ワイパ12と、これらの第1ワイパ11及び第2ワイパ12を、インクジェットヘッド111のノズル列111bが設けられたヘッド面111aに平行に往復移動させるワイパ駆動部40とを備え、第1ワイパ11は、往復移動の往路(往路方向D1)及び復路(復路方向D2)のうちの一方(例えば往路方向D1)においてインクジェットヘッド111をワイプし(例えば直立状態S1)、他方(例えば復路方向D2)においてインクジェットヘッド111から離隔して位置する(例えば傾斜状態S2)。【選択図】図6

Description

本発明は、インクジェットヘッドをワイプするワイパ機構に関する。
従来、インクジェットヘッドのノズル列が設けられたヘッド面(例えば底面)をワイプするワイパ機構を備えるインクジェット印刷装置が知られている。このようなインクジェット印刷装置に関して、往復移動するインクジェットヘッドがA方向に移動するときに、ワイパブレードがインクジェットヘッドのノズル面と非接触状態となり、インクジェットヘッドがB方向に移動するときに、ワイパブレードがノズル面を摺接するクリーニング装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10-202891号公報
ところで、インクジェットヘッドのヘッド面のゴミ等を除去するために、ノズル列からインク(洗浄液)をパージし、ワイパによってヘッド面を払拭することでクリーニングが行なわれる。
ヘッド面のクリーニング時には、ヘッド面のコーティングの耐久性の劣化や、除去したゴミ等の再付着を防ぐために、上述のクリーニング装置のように1方向のみでワイピングが行われるのが一般的である。
このような1方向でのワイピングでは、主にヘッドの側面及びワイパの進行方向出口(下流)側にパージインクが押し出されることで、インクがヘッドのノズル面以外の周辺部材(例えばマスクプレート)に残留してしまう。このようなインクの残留は、特に、ノズル面と周辺部材との段差部分や周辺部材の表面に生じやすく、インクが集まりやすい。残留したインクがヘッド表面で液滴として残ることで、この液滴が、搬送される用紙に触れたり印刷物(用紙)に落ちたりする。これにより、印刷品質を落とすことがたびたび起こる。したがって、単一のワイパを1方向に移動させるだけでは、インクが残留するのを抑制することができない。
本発明の目的は、インクジェットヘッドの劣化を防ぎながら、ワイプ後のインクジェットヘッドにインクが残留するのを抑制することができるワイパ機構を提供することである。
1つの態様では、ワイパ機構は、インクジェットヘッドをワイプする第1ワイパ及び第2ワイパと、前記第1ワイパ及び前記第2ワイパを、前記インクジェットヘッドのノズル列が設けられたヘッド面に平行に往復移動させるワイパ駆動部とを備え、前記第1ワイパは、前記往復移動の往路及び復路のうちの一方において前記インクジェットヘッドをワイプし、他方において前記インクジェットヘッドから離隔して位置する。
前記態様によれば、インクジェットヘッドの劣化を防ぎながら、ワイプ後のインクジェットヘッドにインクが残留するのを抑制することができる。
一実施の形態におけるインクジェット印刷装置の内部構造を示す正面図である。 一実施の形態におけるインクジェット印刷装置の主要な制御構成を示す図である。 一実施の形態に係る、ワイプ位置にあるワイパ機構を示す正面図である。 一実施の形態に係るワイパ機構を示す平面図である。 一実施の形態に係る、往路方向に移動中のワイパユニットを示す斜視図である。 一実施の形態に係る、復路方向に移動中のワイパユニットを示す斜視図である。 一実施の形態における、第1ワイパが直立状態のワイパユニットを示す斜視図(その1)である。 一実施の形態における、第1ワイパが直立状態のワイパユニットを示す斜視図(その2)である。 一実施の形態における、第1ワイパが傾斜状態のワイパユニットを示す斜視図(その1)である。 図9のX-X断面を示す斜視図である。 一実施の形態における、第1ワイパが傾斜状態のワイパユニットを示す斜視図(その2)である。 一実施の形態における第1ワイパ及び第2ワイパのワイプ動作を説明するための右側面図である。 一実施の形態の変形例における第1ワイパを示す背面図である。 一実施の形態の変形例における第2ワイパを示す正面図である。 一実施の形態の変形例における第2ワイパによるワイプ動作を説明するための正面図である。
以下、本発明の一実施の形態に係るワイパ機構について、図面を参照しながら説明する。
図1は、一実施の形態におけるインクジェット印刷装置100の内部構造を示す正面図である。
図2は、インクジェット印刷装置100の主要な制御構成を示す図である。
なお、図1及び後述する図3~図15に示す前後、上下、及び左右の各方向は、第1ワイパ11及び第2ワイパ12の往復移動の往路方向D1を前方向とした場合の一例にすぎないが、例えば、前後方向及び左右方向が水平方向であり、上下方向が鉛直方向である。
図1に示すように、インクジェット印刷装置100は、ワイパ機構1と、印刷部110と、吸着搬送部120と、外部給紙部130と、内部給紙部141~143と、搬送ローラ対151~155と、レジストローラ対156とを備える。また、図2に示すように、インクジェット印刷装置100は、更に、制御部161と、記憶部162と、操作パネル部163と、スキャナ164と、排紙部165とを備える。なお、図1には、外部給紙部130及び内部給紙部141~143から印刷部110へ続く搬送経路を太い実線で示す。
図1に示す印刷部110は、複数のインクジェットヘッド111を有する。図4に示すように、用紙P(媒体の一例)の搬送方向(右方向)に直交する主走査方向(前後方向)に沿って千鳥状に並べられた6個のインクジェットヘッド111が2組、計12個配置されている。すなわち、前後方向に沿って配列された1組6個のインクジェットヘッド111は、それぞれ左右方向における位置を交互にずらして配置されている。一例ではあるが、一方の組の6個のインクジェットヘッド111は、2色(例えば、ブラック(K)及びシアン(C))のインクを吐出し、他方の組の6個のインクジェットヘッド111は、上記一方の組とは異なる色の2色(例えば、マゼンタ(M)及びイエロー(Y))のインクを吐出する。
図1に示すように、吸着搬送部120は、印刷部110に対向するように配置されている。吸着搬送部120は、例えば用紙Pを吸着しながら、搬送ベルトによって用紙Pを搬送する。なお、吸着搬送部120は、図1に示す印刷位置と、この印刷位置よりも下方の図3に示すワイプ時の位置と、このワイプ時の位置よりも下方の図示しない待機位置とに移動可能であるとよい。また、ワイパ機構1は、図3に示すようにワイプ時において印刷部110の下方に位置し、図1に示すように印刷時において印刷部110の下方から退避した位置に位置する。
外部給紙部130及び内部給紙部141~143は、給紙トレイ131,141a,142a,143aと、スクレーパローラ132,141b,142b,143bと、ピックアップローラ133,141c,142c,143cとを有する。
給紙トレイ131,141a,142a,143aには、複数の用紙Pが積載される。
スクレーパローラ132,141b,142b,143bは、給紙トレイ131,141a,142a,143aに積載された複数の用紙Pのうち最上位に位置する用紙Pを繰り出して搬送する繰り出しローラである。
ピックアップローラ133,141c,142c,143cは、スクレーパローラ132,141b,142b,143bによって繰り出された用紙Pを搬送する。
搬送ローラ対151~155は、内部給紙部141~143からレジストローラ対156までの間の搬送経路に配置され、用紙Pを搬送する。
レジストローラ対156には、外部給紙部130及び内部給紙部141~143から搬送される用紙Pが突き当てられる。これにより、用紙Pの斜行が修正される。
図2に示す制御部161は、インクジェット印刷装置100全体の動作を制御する演算処理装置として機能するプロセッサ(例えばCPU:Central Processing Unit)を有し、ワイパ駆動部40、印刷部110、吸着搬送部120等のインクジェット印刷装置100の各部の動作を制御する。
記憶部162は、例えば、所定の制御プログラムが予め記録されている読み出し専用半導体メモリであるROM(Read Only Memory)、プロセッサが各種の制御プログラムを実行する際に必要に応じて作業用記憶領域として使用される随時書き込み読み出し可能な半導体メモリであるRAM(Random Access Memory)、ハードディスク装置などである。
操作パネル部163は、例えば、各種操作を行うための操作キー、タッチパネル、各種情報を表示するディスプレイなどを有することで、インクジェット印刷装置100の入力部及び表示部の一例として機能する。
スキャナ164は、原稿から画像データを読み取る。
排紙部165は、図1には図示しないが、印刷部110によって印刷が行われた用紙Pが積載される排紙トレイと、この排紙トレイに用紙Pを排出する排出ローラとを有する。
図3は、ワイプ位置にあるワイパ機構1を示す正面図である。
図4は、ワイパ機構1を示す平面図である。
図5は、往路方向D1に移動中のワイパユニット10を示す斜視図である。
図6は、復路方向D2に移動中のワイパユニット10を示す斜視図である。
図7及び図8は、第1ワイパ11が直立状態S1のワイパユニット10を示す斜視図である。
図9及び図11は、第1ワイパ11が傾斜状態S2のワイパユニット10を示す斜視図である。
図10は、図9のX-X断面を示す斜視図である。
なお、図3~図10及び後述する図11~図15に示す前後、上下、及び左右の各方向は、ワイパ機構1が図3に示すように印刷部110と吸着搬送部120との間にある状態の方向である。また、図5、図6、図8、及び図11では、ワイパユニット10の右側の一部の図示を省略し、図10(図9のX-X断面を示す斜視図)と同様に、省略部分側のワイパ支持部材13の端部(断面)をハッチングで示す。
図4に示すように、ワイパ機構1は、ワイパユニット10と、ガイド部20と、インク受け部30と、ワイパ駆動部40とを備える。
ワイパユニット10は、例えば4つの第1ワイパ11と、例えば4つの第2ワイパ12と、これらの第1ワイパ11及び第2ワイパ12を支持する単一のワイパ支持部材13と、例えば4つの可動部14(図6参照)とを有する。
図7及び図8に示す第1ワイパ11及び第2ワイパ12は、例えば、ゴム製の弾性体からなるワイパブレードである。第1ワイパ11は、第2ワイパ12よりも後方(往路方向D1の上流側で、復路方向D2の下流側)に設けられている。すなわち、第1ワイパ11は、ワイパユニット10が往路方向D1に移動するときに、第2ワイパ12よりも後にインクジェットヘッド111をワイプする。
上述のように6個ずつ2組のインクジェットヘッド111が千鳥状に配置されていることによって、インクジェットヘッド111は、図4に示すように左右方向に計4列に並んでいる。そのため、第1ワイパ11及び第2ワイパ12は、1列(3個)のインクジェットヘッド111をワイプするために4つずつ配置されている。
第1ワイパ11は、図5に示すインクジェットヘッド111のインクを吐出するノズル列111b(図5にのみ図示)が設けられたヘッド面111aを含むインクジェットヘッド111の底面を、往路方向D1(前方向)にワイプする。例えば、第1ワイパ11は、ワイパユニット10が往路方向D1及び復路方向D2に往復移動するときのうち往路方向D1に移動するときのみに、ノズル列111bを含むヘッド面111a及びマスクプレート111cの底面をワイプする。第1ワイパ11の先端の形状は、後述する凹部12aを有する第2ワイパ12とは異なり、フラットである。なお、幅方向D3において、第1ワイパ11の幅は、インクジェットヘッド111の幅よりも長い。ここで、幅方向D3は、ワイパユニット10の移動方向である往路方向D1及び復路方向D2に直交する水平方向である。
例えば、ヘッド面111aは、図示はしないが、ポリイミド樹脂によって形成され、ノズル列111bが設けられている。マスクプレート111cは、ヘッド面111aを保護する保護プレートであり、インクジェットヘッド111の底面のうちヘッド面111aの周囲及びインクジェットヘッド111の前後左右の側面に位置する。なお、ヘッド面111aは、撥インク膜がコーティングされているとよい。
図7及び図9に示すように、第1ワイパ11は、可動部14の上部に固定され、この可動部14がワイパ支持部材13の後面に沿って位置する場合に直立状態S1(図7参照)となり、可動部14がワイパ支持部材13から離隔した場合に傾斜状態S2(図9参照)となる。第1ワイパ11の直立状態S1の位置は、インクジェットヘッド111をワイプする位置であり、ワイパユニット10が往路方向D1に移動するときの位置である。第1ワイパ11の傾斜状態S2の位置は、インクジェットヘッド111から離隔する位置であり、ワイパユニット10が復路方向D2に移動するときの位置である。なお、第1ワイパ11は、インクジェットヘッド111から離隔する位置として、傾斜状態S2ではなく、インクジェットヘッド111をワイプする位置(例えば直立状態S1)から下方に退避した位置などであってもよい。また、第1ワイパ11は、直立状態S1において、鉛直方向に延びる必要はなく、インクジェットヘッド111をワイプしやすいように、例えば先端にいくほど往路方向D1の上流側に傾斜しているとよい。
図8及び図11に示すように、第2ワイパ12は、ワイパ支持部材13の前面に固定されている。第2ワイパ12の先端の幅方向D3の中央には、凹部12aが設けられている。この凹部12aは、第2ワイパ12がヘッド面111aをワイプしないように、ヘッド面111aに対向する領域に設けられている。このように凹部12aが設けられていることによって、第2ワイパ12は、U字形状(上向きのコの字形状)を呈する。なお、幅方向D3において、第2ワイパ12の幅は、インクジェットヘッド111の幅よりも長い。そのため、第2ワイパ12は、図5に示すようにインクジェットヘッド111のマスクプレート111cの底面をワイプする。例えば、第2ワイパ12は、ワイパユニット10が往路方向D1及び復路方向D2に往復移動するときの両方(少なくとも復路方向D2)で、インクジェットヘッド111のうちノズル列111bから離隔した領域の一例であるマスクプレート111cをワイプする。
ワイパ支持部材13は、左右方向及び上下方向よりも前後方向に薄い直方体形状を呈し、上述のように第1ワイパ11(可動部14)が後面に、第2ワイパ12が前面に配置されている。ワイパ支持部材13は、可動部14の下端を回転可能に支持する。また、ワイパ支持部材13には、第2ワイパ12が例えばネジによって固定されている。
図7及び図8に示すように、ワイパ支持部材13の幅方向D3の中央には、ネジ孔13aが前後方向に貫通するように設けられている。このネジ孔13aには、図4に示す後述するガイド部20が挿入される。そして、ガイド部20が回転することによって、ワイパユニット10が往路方向D1及び復路方向D2に往復移動する。なお、ワイパ支持部材13は、ネジ孔13a部分において前後に突出する。
図8に示すように、ワイパ支持部材13の4つの第2ワイパ12のそれぞれの下方には、ピン用孔13bが設けられている。このピン用孔13bには、図4に示すインク受け部30の押し出しピン30cが挿入される。この押し出しピン30cは、可動部14をワイパ支持部材13の後面から離隔するように押し出し、可動部14に固定された第1ワイパ11を傾斜状態S2(図11参照)に遷移させる。なお、第1ワイパ11が直立状態S1と傾斜状態S2とのそれぞれで保持されるように、可動部14は、クリックバネや磁石とともに配置されるとよい。例えば、可動部14は、クリックバネによって第1ワイパ11を直立状態S1とする位置と第1ワイパ11を傾斜状態S2とする位置とに保持されたり、第1ワイパ11を直立状態S1とする位置で磁石によってワイパ支持部材13に吸着されたりするとよい。
図7に示すように、ワイパユニット10の幅方向D3における両側の上端には、コロ15が設けられている。このコロ15は、ワイパユニット10の往復移動時に、例えば印刷部110の底面に沿って回転し、ワイパ機構1のガタつきを抑制する。
図4に示すガイド部20は、例えば、前後方向に延びるネジ軸であり、ワイパ支持部材13のネジ孔13aを貫通する。そのため、ガイド部20が回転することによって、ワイパユニット10が上述のように往路方向D1及び復路方向D2に往復移動する。
インク受け部30は、インクジェットヘッド111から紙粉や埃などとともに落下するパージインクを受ける。このパージインクは、図5に示すノズル列111bからインクジェットヘッド111のワイプ時(クリーニング時)に吐出される。
インク受け部30内のインクは、ワイパ機構1が図1に示す退避位置において傾くことにより、図4に示すインク受け部30の排出部30bから、図示はしないが廃液経路を経て廃液収容部へ流れるとよい。インク受け部30は、例えば、上方に開口する直方体形状を呈する。この場合、インク受け部30の内部底面がインク受け面30aとなる。なお、インク受け部30の前部は、ガイド部20の前端を回転可能に支持する。
インク受け部30の内部前面には、後方に突出する4つの押し出しピン30cが設けられている。この押し出しピン30cは、上述のように、図8に示すワイパ支持部材13のピン用孔13bに挿入され、可動部14をワイパ支持部材13の後面から離隔するように押し出し、可動部14に固定された第1ワイパ11を傾斜状態S2(図11参照)に遷移させる。ここで、押し出しピン30cは、往路方向D1の下流側端部まで移動した状態の第1ワイパ11に、可動部14を介して間接的(直接的又は間接的の一例)に接触する第1接触部分の一例である。そして、押し出しピン30cは、可動部14を介して第1ワイパ11に間接的に接触することによって、第1ワイパ11を、インクジェットヘッド111から離隔する位置(傾斜状態S2)に移動させる。なお、第1接触部分としては、直接的に第1ワイパ11に接触する部材や、インク受け部30に設けられた押し出しピン30cなどの部材に限られず、例えば、ピン以外の部材や、インク受け部30に配置されていない部材などであってもよい。
インク受け部30の後端の下部には、後述する図12に示すように前方に突出する凸部30dが設けられている。この凸部30dは、可動部14の後面に接触することによって、傾斜状態S2の第1ワイパ11を直立状態S1(図8参照)に遷移させる。ここで、凸部30dは、復路方向D2の下流側端部まで移動した状態の第1ワイパ11に、可動部14を介して間接的(直接的又は間接的の一例)に接触する第2接触部分の一例である。そして、凸部30dは、可動部14を介して第1ワイパ11に間接的に接触することによって、第1ワイパ11を、インクジェットヘッド111をワイプする位置(直立状態S1)に移動させる。なお、第2接触部分としては、直接的に第1ワイパ11に接触する部材や、インク受け部30に設けられた凸部30dなどに限られず、例えば、他の形状の部材やインク受け部30に配置されていない部材などであってもよい。
ワイパ駆動部40は、第1ワイパ11及び第2ワイパ12(ワイパユニット10)をヘッド面111aに平行な往路方向D1及び復路方向D2に往復移動させる。ワイパ駆動部40は、例えばモータ等のアクチュエータである。
ワイパ駆動部40は、例えば、インク受け部30の後面に接着によって結合されている。モータ41は、ガイド部20を回転させることによって、上述のようにワイパユニット10を往復移動させる。なお、ワイパ支持部材13を貫通するガイド部20が幅方向D3に並んで複数配置される場合には、ワイパ駆動部40もガイド部20と同数配置されるとよい。
次に、第1ワイパ11及び第2ワイパ12を用いたワイプ動作の概要について説明する。なお、第1ワイパ11及び第2ワイパ12のワイプ動作は、例えば、所定の印刷枚数ごと若しくは経過時間ごとに、又は図2に示す操作パネル部163におけるユーザの操作に基づいて、行われるとよい。
図12は、第1ワイパ11及び第2ワイパ12のワイプ動作を説明するための右側面図である。
ワイパユニット10、インク受け部30、及びインクジェットヘッド111の構成は、上述のとおりであるため、詳細な説明は省略する。また、図12における図示は、図4~図11において各部が詳細に示されているため、簡略的に示す。なお、図12(a)から(d)のそれぞれにおいて、第1ワイパ11及び第2ワイパ12を複数図示するが、これらは第1ワイパ11及び第2ワイパ12の移動軌跡を表すためのものであり、往復移動方向には単一の第1ワイパ11及び第2ワイパ12のみが配置されている。
まず、第1ワイパ11及び第2ワイパ12がインクジェットヘッド111をワイプする前に、図3に示すように、吸着搬送部120が図1に示す印刷位置よりも下方に移動し、ワイパ機構1が印刷部110と吸着搬送部120との間に移動する。また、インクジェットヘッド111は、ノズル列111b(図5参照)からパージインクを吐出する。これにより、ノズル列111bから吐出されたパージインクがヘッド面111aにおいて複数箇所に集まって点在する。
その後、図12(a)に示すように、第1ワイパ11及び第2ワイパ12が往路方向D1に移動する。これにより、第1ワイパ11(直立状態S1)及び第2ワイパ12によってワイプされたパージインク等(例えば、パージインク、もともとインクジェットヘッド111に付着していたインク、これらのインクに含まれる紙粉や埃など)は、第1ワイパ11及び第2ワイパ12を伝って、上述の図4に示すインク受け部30のインク受け面30aに重力方向に落下する。
次に、図12(b)に示すように、第1ワイパ11及び第2ワイパ12が往路方向D1の下流側端部まで移動すると、インク受け部30の押し出しピン30cが可動部14を押し出し、第1ワイパ11をインクジェットヘッド111から離隔する位置(傾斜状態S2)に移動させる。
次に、図12(c)に示すように、第1ワイパ11及び第2ワイパ12が復路方向D2に移動する。このとき、第1ワイパ11は、傾斜状態S2にあるため、インクジェットヘッド111をワイプしない。
次に、図12(d)に示すように、第1ワイパ11及び第2ワイパ12が復路方向D2の下流側端部まで移動すると、インク受け部30の凸部30dが可動部14に接触し、第1ワイパ11を、インクジェットヘッド111をワイプする位置(直立状態S1)に移動させる。これにより、再び図12(a)に示すように第1ワイパ11が往路方向D1に移動するときに、第1ワイパ11がインクジェットヘッド111をワイプすることができる。
第1ワイパ11及び第2ワイパ12の往復移動によって、すべてのインクジェットヘッド111をワイプした後には、インクジェットヘッド111がピエゾ素子を駆動させて各ノズル列111bからインクを吐出させるフラッシング動作により、ノズル列111bでのインクの混色を改善することが可能である。その後、図3に示す吸着搬送部120が下方に移動し、ワイパ機構1が図1に示す退避位置に移動する。また、吸着搬送部120は、印刷が行われる場合には印刷部110に近接する位置まで上昇し、印刷が行われない場合には更に下方の待機位置へ移動する。
以上説明した本実施の形態では、ワイパ機構1は、インクジェットヘッド111をワイプする第1ワイパ11及び第2ワイパ12と、これらの第1ワイパ11及び第2ワイパ12を、インクジェットヘッド111のノズル列111bが設けられたヘッド面111aに平行に往復移動させるワイパ駆動部40とを備える。第1ワイパ11は、往復移動の往路(往路方向D1)及び復路(復路方向D2)のうちの一方として、例えば往路のみにおいてインクジェットヘッド111をワイプし(例えば直立状態S1)、他方(復路)においてインクジェットヘッド111から離隔して位置する(例えば傾斜状態S2)。
このように、第1ワイパ11及び第2ワイパ12のうちの一方である第1ワイパ11を往復移動のうちの一方でインクジェットヘッド111から離隔して配置することによって、第1ワイパ11及び第2ワイパ12の両方が往路方向D1及び復路方向D2の両方の移動中にインクジェットヘッド111をワイプする態様と比較して、インクジェットヘッド111(例えばヘッド面111a)の劣化を防ぐことができる。また、第1ワイパ11及び第2ワイパ12の両方が配置されることによって、例えば、第1ワイパ11によってインクジェットヘッド111のノズル列111bを含むヘッド面111aをワイプし、第2ワイパ12によってインクジェットヘッド111のうちノズル列111bから離隔した領域(例えばマスクプレート111c)をワイプするなど、ワイプする領域を変更したり、或いは、第1ワイパ11と第2ワイパ12とを間隔をあけて配置することによって一方でワイプされたインクを他方がワイプしやすくなったりする。よって、本実施の形態によれば、インクジェットヘッド111の劣化を防ぎながら、ワイプ後のインクジェットヘッド111にインクが残留するのを抑制することができる。
また、本実施の形態では、ワイパ機構1は、往路方向D1の下流側端部まで移動した状態の第1ワイパ11に可動部14を介して間接的(直接的又は間接的の一例)に接触する第1接触部分の一例である押し出しピン30cと、復路方向D2の下流側端部まで移動した状態の第1ワイパ11に可動部14を介して間接的(直接的又は間接的の一例)に接触する第2接触部分の一例である凸部30dとを備える。押し出しピン30c(押し出しピン30c及び凸部30dのうちの一方)は、第1ワイパ11に可動部14を介して間接的に接触することによって、第1ワイパ11を、インクジェットヘッド111から離隔する位置(例えば直立状態S1)に移動させ、凸部30d(押し出しピン30c及び凸部30dのうちの他方)は、第1ワイパ11に可動部14を介して間接的に接触することによって、第1ワイパ11を、インクジェットヘッド111をワイプする位置(例えば傾斜状態S2)に移動させる。
これにより、第1ワイパ11に直接的又は間接的に接触する押し出しピン30c、凸部30d等を配置した簡素な構成によって、第1ワイパ11を、インクジェットヘッド111から離隔する位置(傾斜状態S2)と、インクジェットヘッド111をワイプする位置(直立状態S1)とに移動させるための動力源を省略することができる。
また、本実施の形態では、第1ワイパ11は、往路においてノズル列111bを含むヘッド面111aをワイプし、第2ワイパ12は、往路及び復路(少なくとも復路の一例)においてインクジェットヘッド111のうちノズル列111bから離隔した領域の一例であるマスクプレート111cをワイプする。
これにより、第1ワイパ11によるヘッド面111aのワイプを往路のみにすることで、撥インク膜がコーティングされていることなどによって劣化が生じやすいヘッド面111aの劣化を防ぐことができる。更には、復路において第2ワイパ12によってマスクプレート111cをワイプすることによって、ヘッド面111aの劣化を防止しながら、第1ワイパ11のワイプによってマスクプレート111cに残留したインクを掻き取ることができる。これにより、ヘッド面111aに撥インク膜がコーティングされていることでヘッド面111aに撥油性(撥インク性)がある場合に、ヘッド面111aから弾かれたインクが残留しやすいマスクプレート111cのインクを復路において掻き取ることができる。更には、第2ワイパ12が往路及び復路の両方でマスクプレート111cをワイプする場合、インクが残留しやすいマスクプレート111cのインクをより確実に掻き取ることができるとともに、第2ワイパ12を第1ワイパ11の傾斜状態S2などに移動させる構成を省略することができる。このように第2ワイパ12が、往復移動の両方でインクジェットヘッド111をワイプする場合、往路のみでインクジェットヘッド111をワイプする場合でも第2ワイパ12が復路で戻る動作は必要となるため、サイクルタイムの増加などを招かずにインクジェットヘッド111を往復移動の両方でワイプすることができる。
次に、本実施の形態の変形例について、図13~図15を参照しながら説明する。なお、本変形例では、上述の第1ワイパ11及び第2ワイパ12に代えて、スリット61a,62bを有する第1ワイパ61及び第2ワイパ62を用いること以外、上述の説明と同様にすることができる。そのため、スリット61a,62b以外についての詳細な説明は省略する。
図13は、第1ワイパ61を示す背面図である。
図14は、第2ワイパ62を示す正面図である。
図15は、第2ワイパ62によるワイプ動作を説明するための正面図である。
図13に示すように、第1ワイパ61は、左右5本ずつ、計10本のスリット61a(例えば線状の切り込み)を先端である上端に有する。このスリット61aは、幅方向D3(左右方向)におけるインクジェットヘッド111(図15参照)の両端側に位置し、ヘッド面111aに交差する方向(例えば、真下)に延びる。なお、スリット61aの数は、左右1本ずつ合計2本であってもよいが、幅方向D3におけるインクジェットヘッド111と第1ワイパ61との位置精度が悪くとも、いずれかのスリット61aがインクジェットヘッド111の幅方向D3の両端の位置に一致するように、少なくとも左右複数本ずつであるとよい。
図14に示すように、第2ワイパ62は、凹部62aを挟んで、左右5本ずつ、計10本のスリット62b(例えば線状の切り込み)を先端に有する。このスリット62bは幅方向D3(左右方向)におけるインクジェットヘッド111(図15参照)の両端側に位置し、ヘッド面111aに交差する方向(例えば、真下)に延びる。なお、スリット62bの数も、左右1本ずつ合計2本であってもよいが、少なくとも左右複数本ずつであるとよい。
図15に示すように、第2ワイパ62は、いずれかのスリット62bによってインクジェットヘッド111のワイプ時にインクジェットヘッド111に接触して湾曲する部分(図15では、5本中真ん中のスリット62bよりも幅方向D3における内側)と湾曲しない部分(5本中真ん中のスリット62bよりも幅方向D3における外側)とに分かれる。そして、第2ワイパ62の上記湾曲しない部分は、インクジェットヘッド111の側面、すなわちマスクプレート111cの側面に接触する。そのため、第2ワイパ62は、マスクプレート111cの底面のみならず、マスクプレート111cの側面(インクジェットヘッド111の側面)をワイプすることもできる。なお、図示はしないが、第1ワイパ61も同様に、インクジェットヘッド111の底面(ヘッド面111a及びマスクプレート111c)のみならず、マスクプレート111cの側面(インクジェットヘッド111の側面)をワイプすることができる。
なお、第1ワイパ61及び第2ワイパ62のうち一方のみ(例えば第2ワイパ62のみ)がスリット61a,62bを有していてもよい。また、第1ワイパ61及び第2ワイパ62が鉛直方向に対して傾斜した方向に延びる場合には、スリット61a,62bは、ヘッド面111aに直交する方向(真下)ではなく、第1ワイパ61及び第2ワイパ62が先端へ向かって延びる方向に平行に延びるといえる。いずれにせよ、スリット61a,62bは、ヘッド面111aに交差する方向に延びればよい。
以上説明した本変形例では、第1ワイパ61及び第2ワイパ62のうち少なくとも一方は、往復移動の方向(図4に示す往路方向D1及び復路方向D2)に直交する幅方向D3におけるインクジェットヘッド111の両端側に位置しヘッド面111aに交差する方向に延びる1本ずつ以上のスリット61a,62bを先端に有する。
これにより、第1ワイパ61や第2ワイパ62によってインクジェットヘッド111の側面をワイプしやすくなる。そのため、ワイプ後のインクジェットヘッド111にインクが残留するのをより一層抑制することができる。
なお、本発明は、上述の実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階でその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上述の実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施の形態に示される全構成要素を適宜組み合わせても良い。このような、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用が可能であることはもちろんである。以下に、本願の明細書に記載の一部の発明を付記する。
[付記1]
インクジェットヘッドをワイプする第1ワイパ及び第2ワイパと、
前記第1ワイパ及び前記第2ワイパを、前記インクジェットヘッドのノズル列が設けられたヘッド面に平行に往復移動させるワイパ駆動部とを備え、
前記第1ワイパは、前記往復移動の往路及び復路のうちの一方において前記インクジェットヘッドをワイプし、他方において前記インクジェットヘッドから離隔して位置する
ことを特徴とするワイパ機構。
[付記2]
往路方向の下流側端部まで移動した状態の前記第1ワイパに直接的又は間接的に接触する第1接触部分と、
復路方向の下流側端部まで移動した状態の前記第1ワイパに直接的又は間接的に接触する第2接触部分とを更に備え、
前記第1接触部分及び前記第2接触部分のうちの一方は、前記第1ワイパに直接的又は間接的に接触することによって、当該第1ワイパを、前記インクジェットヘッドから離隔する位置に移動させ、他方は、前記第1ワイパに直接的又は間接的に接触することによって、当該第1ワイパを、前記インクジェットヘッドをワイプする位置に移動させる
ことを特徴とする付記1記載のワイパ機構。
[付記3]
前記第1ワイパは、前記往路において前記ノズル列を含む前記ヘッド面をワイプし、
前記第2ワイパは、少なくとも前記復路において前記インクジェットヘッドのうち前記ノズル列から離隔した領域をワイプする
ことを特徴とする付記1又は2記載のワイパ機構。
[付記4]
前記第1ワイパ及び前記第2ワイパのうち少なくとも一方は、前記往復移動の方向に直交する幅方向における前記インクジェットヘッドの両端側に位置し前記ヘッド面に交差する方向に延びる1本ずつ以上のスリットを先端に有する
ことを特徴とする付記1から3のいずれか記載のワイパ機構。
1 ワイパ機構
10 ワイパユニット
11 第1ワイパ
12 第2ワイパ
12a 凹部
13 ワイパ支持部材
13a ネジ孔
13b ピン用孔
14 可動部
15 コロ
20 ガイド部
30 インク受け部
30a インク受け面
30b 排出部
30c 押し出しピン
30d 凸部
40 ワイパ駆動部
61 第1ワイパ
61a スリット
62 第2ワイパ
62a 凹部
62b スリット
100 インクジェット印刷装置
110 印刷部
111 インクジェットヘッド
111a ヘッド面
111b ノズル列
111c マスクプレート
120 吸着搬送部
130 外部給紙部
131 給紙トレイ
132 スクレーパローラ
133 ピックアップローラ
141,142,143 内部給紙部
141a,142a,143a 給紙トレイ
141b,142b,143b スクレーパローラ
141c,142c,143c ピックアップローラ
151~155 搬送ローラ対
156 レジストローラ対
161 制御部
162 記憶部
163 操作パネル部
164 スキャナ
165 排紙部
D1 往路方向
D2 復路方向
D3 幅方向
P 用紙
S1 直立状態
S2 傾斜状態

Claims (4)

  1. インクジェットヘッドをワイプする第1ワイパ及び第2ワイパと、
    前記第1ワイパ及び前記第2ワイパを、前記インクジェットヘッドのノズル列が設けられたヘッド面に平行に往復移動させるワイパ駆動部とを備え、
    前記第1ワイパは、前記往復移動の往路及び復路のうちの一方において前記インクジェットヘッドをワイプし、他方において前記インクジェットヘッドから離隔して位置する
    ことを特徴とするワイパ機構。
  2. 往路方向の下流側端部まで移動した状態の前記第1ワイパに直接的又は間接的に接触する第1接触部分と、
    復路方向の下流側端部まで移動した状態の前記第1ワイパに直接的又は間接的に接触する第2接触部分とを更に備え、
    前記第1接触部分及び前記第2接触部分のうちの一方は、前記第1ワイパに直接的又は間接的に接触することによって、当該第1ワイパを、前記インクジェットヘッドから離隔する位置に移動させ、他方は、前記第1ワイパに直接的又は間接的に接触することによって、当該第1ワイパを、前記インクジェットヘッドをワイプする位置に移動させる
    ことを特徴とする請求項1記載のワイパ機構。
  3. 前記第1ワイパは、前記往路において前記ノズル列を含む前記ヘッド面をワイプし、
    前記第2ワイパは、少なくとも前記復路において前記インクジェットヘッドのうち前記ノズル列から離隔した領域をワイプする
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のワイパ機構。
  4. 前記第1ワイパ及び前記第2ワイパのうち少なくとも一方は、前記往復移動の方向に直交する幅方向における前記インクジェットヘッドの両端側に位置し前記ヘッド面に交差する方向に延びる1本ずつ以上のスリットを先端に有する
    ことを特徴とする請求項1記載のワイパ機構。
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