JP2024001376A - 光走査装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】安定して、ビームが照射される照射面に迷光が照射されることを抑制する。【解決手段】光走査装置は、ビームを出射する少なくとも1つの光源部と、回転移動が可能な反射面を有し、前記少なくとも1つの光源部から出射された前記ビームを前記反射面にて反射させる反射部材と、前記反射面によって反射された前記ビームを透過する第1Fθレンズと、前記第1Fθレンズを透過した前記ビームを透過させることで、前記ビームを照射面に導く少なくとも1つの第2Fθレンズと、前記ビームの光路における、前記反射部材から前記少なくとも1つの第2Fθレンズへ至るまでの位置に設けられた少なくとも1つの光学部材と、を備え、前記少なくとも1つの光学部材は、偏光板と、λ/4波長板とを有し、前記偏光板と、前記λ/4波長板とは、この順に前記ビームの進行方向に沿って並び、互いに対向するように設けられている。【選択図】図6

Description

本開示は、光走査装置および画像形成装置に関する。
特許文献1に係る光走査装置においては、プリズムの端面のうち、ミラーと対向する端面に密着するように波長板が設けられている。波長板のうち、ミラーと対向する端面は大気と接触し、ミラーに対して傾斜するように設けられている。また、プリズムの左前方に光吸収部が設けられている。そして、ミラーに対してプリズムを介した前方に離間して、揺動させない状態のミラーと平行となるように投影面が形成されている。レーザー光源から出射されたレーザー光は、プリズムの側方からプリズムへ入射し、プリズム内の反射面にて反射し、波長板を透過してミラーにて反射し、再度、プリズム内を透過して、投影面に投影される。
ここで、波長板の硝材の屈折率と、大気の屈折率との差が大きいことから、波長板における大気と接触する端面(ミラーと対向する端面)はレーザー光を反射しやすい状態となっている。このため、プリズム内の反射面にて反射して波長板に入射したレーザー光は、波長板における大気と接触する端面において反射することで迷光となる。
しかし、特許文献1に係る光走査装置においては、波長板における大気と接触する端面が、ミラーに対して傾斜するように設けられている。このため、特許文献1によると、波長板における大気と接触する端面において反射した迷光は、波長板及びプリズムを透過した後、投影面とは異なる方向へ進行し、さらに、光吸収部にて吸収されるため、迷光が投影面に投影されることを防ぐことができるとされている。
特開2012‐42878号公報
特許文献1に開示された光走査装置によると、プリズム及び波長板のミラーに対する傾斜角度、光吸収部の配置位置等、比較的、高い精度が要求される。このため、例えば、光走査装置に衝撃が加わる等によって、プリズム及び波長板のミラーに対する傾斜角度が少しでも変化すると、迷光が投影面に投影されてしまう場合がある。本開示は、安定して、ビームが照射される照射面に迷光が照射されることを抑制する光走査装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
本開示の一態様に係る光走査装置は、ビームを出射する少なくとも1つの光源部と、回転移動が可能な反射面を有し、前記少なくとも1つの光源部から出射された前記ビームを前記反射面にて反射させる反射部材と、前記反射面によって反射された前記ビームを透過する第1Fθレンズと、前記第1Fθレンズを透過した前記ビームを透過させることで、前記ビームを照射面に導く少なくとも1つの第2Fθレンズと、前記ビームの光路における、前記反射部材から前記少なくとも1つの第2Fθレンズへ至るまでの位置に設けられた少なくとも1つの光学部材と、を備え、前記少なくとも1つの光学部材は、偏光板と、λ/4波長板とを有し、前記偏光板と、前記λ/4波長板とは、この順に前記ビームの進行方向に沿って並び、互いに対向するように設けられている。
本開示の一態様に係る光走査装置および画像形成装置によると、安定して、ビームが照射される照射面に迷光が照射されることを抑制することができる。
図1は、実施形態に係る光走査装置を備えた画像形成装置の構成を表す断面図である。 図2は、実施形態に係る光走査装置を斜め上方から見た斜視図である。 図3は、実施形態に係る光走査装置をXY平面に平行に切ったときの光走査装置の横断面図である。 図4は、図5におけるA1‐A1切断線で光走査装置を切ったときの光走査装置の縦断面図である。 図5は、比較例に係る光走査装置において、ビームの照射面に迷光が照射されている様子を表す図である。 図6は、実施形態に係る光走査装置において、迷光が遮光されている様子を表す図である。 図7は、実施形態に係る光走査装置において、ビームの偏光方向が変化する様子を表す図である。 図8は、実施形態に係る光走査装置において、迷光の偏光方向が変化する様子を表す図である。 図9は、実施形態の変形例1に係る光走査装置の縦断面図である。 図10は、実施形態の変形例2に係る光走査装置の縦断面図である。 図11は、実施形態の変形例3に係る光源部の概略構成を表す図である。 図12は、実施形態の変形例3に係る光源部によってビームが照射される照射面の様子を表す図である。 図13は、実施形態の変形例3に係る光走査装置における、ビームの偏光方向と、偏光板及びλ/4波長板のそれぞれの透過軸との関係を表す図である。 図14は、実施形態の変形例3に係る光走査装置における、迷光の偏光方向と、偏光板及びλ/4波長板それぞれの透過軸との関係を表す図である。
〔実施形態〕
以下、本実施形態について図面を参照しつつ説明する。図面については、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。なお、以下に説明する本実施形態は、特許請求の範囲に記載された内容を不当に限定するものではない。また本実施形態で説明される構成の全てが、本開示の必須構成要件であるとは限らない。
図1は、実施形態に係る光走査装置10を備えた画像形成装置100の構成を表す断面図である。なお、以降に示す各図において、主走査方向をX方向とし、主走査方向に直交する方向である副走査方向(幅方向)をY方向とし、XY平面に対して直交する方向である高さ方向をZ方向とする。
例えば、画像形成装置100は、カラー画像またはモノクロ画像を形成する画像形成機能と、形成した画像を印刷する印刷機能とを有する装置である。画像形成装置100は、プリンターであってもよいし、スキャナー機能付きプリンターであってもよいし、画像形成機能および印刷機能を含む種々の機能を有する複合機(MFP:Multifunction Peripheral)であってもよい。本実施形態では、一例として、画像形成装置100を複合機であるものとして説明する。例えば、画像形成装置100は、カラー画像またはモノクロ画像を形成し、形成したカラー画像またはモノクロ画像を原稿に印刷する印刷機能を有する。画像形成装置100がカラー画像を印刷する際に用いる色の種類としては、限定されるものではないが、例えば、ブラック(Bk)、シアン(Cy)、マゼンタ(Mg)、イエロー(Ye)の各色を挙げることができる。また、画像形成装置100は、例えば、単色(例えばブラック)を用いてモノクロ画像を原稿に印刷する。
例えば、画像形成装置100は、装置本体101と、装置本体101に開閉可能に取り付けられた装置蓋部102とを有する。例えば、装置蓋部102は、原稿を搬送するための搬送部102aを含む。例えば、装置本体101は、画像読取装置110と、給紙トレイ120と、複数の搬送ローラと、光走査装置10と、画像形成ステーションPa・Pb・Pc・Pdと、中間転写ベルト151と、ベルトクリーニング装置152と、2次転写装置153と、定着装置154と、排出トレイ170と等を有する。前記複数の搬送ローラは、原稿を搬送するための原稿搬送機構であり、例えば、ピックアップローラ131と、搬送ローラ132と、レジストローラ133と、排出ローラ134とを備える。光走査装置10および画像形成ステーションPa・PbPc・Pdは、原稿に転写(印刷)されるトナー像(印刷用の画像)を形成する画像形成機構である。また、中間転写ベルト151と、ベルトクリーニング装置152と、2次転写装置153と、定着装置154とは、前記画像形成機構が形成したトナー像(印刷用の画像)を原稿に転写する、すなわち、印刷する印刷機構である。
また、図示しないが、装置本体101は、ユーザーからの入力操作を受け付ける入力インターフェースである操作パネルと、画像形成装置100の動作を統合的に制御する制御部と、各種のデータを記憶する記憶部とを有する。例えば、制御部は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサおよびRAM等を用いて構成することができる。また、例えば、記憶部は、ハードディスク装置またはフラッシュメモリ等の不揮発性メモリ等を用いて構成することができ、種々のデータおよびプログラムを記憶する。
画像読取装置110は、画像読取装置110上に搭載された原稿における画像を読み取り、読み取った画像を表す画像データを、図示しない記憶部に記憶する。画像読取装置110上に搭載される原稿は、搬送部102aによって搬送されて画像読取装置110上に搭載されてもよいし、ユーザーによって、直接、画像読取装置110上に搭載されてもよい。給紙トレイ120には、印刷前の原稿が格納されている。給紙トレイ120は、例えば、引き出し可能に装置本体101に設けられている。
画像形成ステーションPa・Pb・Pc・Pdは、中間転写ベルト151の表面に、トナー像(画像)を、転写することで形成する。画像形成ステーションPa・PbPc・Pdのそれぞれは、画像形成装置100が画像を印刷する際に使用する色の種類毎に設けられている。例えば、画像形成ステーションPa・Pb・Pc・Pdは、この順に、副走査方向(Y方向)に並んで設けられている。例えば、画像形成ステーションPaはイエローのトナー像を転写し、画像形成ステーションPbはマゼンタのトナー像を転写し、画像形成ステーションPcはシアンのトナー像を転写し、画像形成ステーションPdはブラックのトナー像を転写する。なお、画像形成装置100がカラー画像ではなくモノクロ画像のみを印刷する場合、画像形成ステーションPa・Pb・Pc・Pdのうち何れか1つだけ設けられていてもよい。
画像形成ステーションPa・Pb・Pc・Pdは、それぞれ、現像装置141、感光体ドラム142、ドラムクリーニング装置143、および帯電器144等を有する。各画像形成ステーションPa、Pb、Pc、Pdのいずれにおいても、次のようにしてトナー像が形成される。ドラムクリーニング装置143が、感光体ドラム142の表面における残留トナーを除去および回収する。その後、帯電器144により感光体ドラム142の表面が所定の電位に均一に帯電される。そして、帯電した感光体ドラム142の表面が、光走査装置10(詳細は後述する)からのビームにより露光されて感光体ドラム142の表面に静電潜像が形成される。その後、現像装置141により、感光体ドラム142の表面に形成された静電潜像が現像される。これにより、画像形成ステーションPa・Pb・Pc・Pdのそれぞれが備える各感光体ドラム142に各色のトナー像が形成される。
中間転写ベルト151は、画像形成ステーションPa・Pb・Pc・Pdのそれぞれが備える各感光体ドラム142の表面と接触するように設けられている。中間転写ベルト151は、矢印方向Cに周回移動する。これにより、中間転写ベルト151の表面に、画像形成ステーションPa・Pb・Pc・Pdのそれぞれが備える各感光体ドラム142の表面に形成されている各色のトナー像が、中間転写ベルト151の表面に順次転写されていく。このようにして、中間転写ベルト151の表面にカラーのトナー像が形成される。そして、中間転写ベルト151の表面に形成されたトナー像は、中間転写ベルト151の表面と接触するように搬送されてきた原稿の表面に転写される。
ベルトクリーニング装置152は、中間転写ベルト151の表面をクリーニングする。ベルトクリーニング装置152は、中間転写ベルト151がトナー像を原稿に転写する位置よりも、中間転写ベルト151が周回移動する矢印方向Cの下流方向の位置において、中間転写ベルト151の表面と接触する。これにより、ベルトクリーニング装置152は、中間転写ベルト151の表面における残留トナーを除去および回収する。
2次転写装置153は、転写ローラ153aを有している。転写ローラ153aは、中間転写ベルト151との間にニップ域が形成されるように、中間転写ベルト151の表面と対向して設けられている。略S字状の原稿搬送経路R1(給紙トレイ120から排出された後、排出トレイ170へ至るまでの原稿の搬送経路)を通じて転写ローラ153aと接触するように搬送されてきた原稿(印刷前の原稿)は、転写ローラ153aと中間転写ベルト151との間のニップ域に挟まれて搬送されながら、中間転写ベルト151の表面に形成されたトナー像が転写される。この後、転写ローラ153aと中間転写ベルト151との間のニップ域を通過した原稿(トナー像が転写された原稿)は、定着装置154へ搬送される。
定着装置154は加熱ローラ154aと加圧ローラ154bとを有する。転写ローラ153aと中間転写ベルト151とによってトナー像が転写された原稿は、加熱ローラ154aと加圧ローラ154bとの間に挟み込まれて加熱および加圧される。これにより、原稿に転写されたトナー像が定着される。すなわち、原稿の表面への画像の印刷が完了する。
原稿搬送経路R1には、複数のローラである、ピックアップローラ131と、搬送ローラ132と、レジストローラ133と、上述した中間転写ベルト151および転写ローラ153aと、上述した加熱ローラ154aと加圧ローラ154bと、排出ローラ134とが、この順に設けられている。ピックアップローラ131は、給紙トレイ120に隣接するように設けられ、複数のローラのうち給紙トレイ120の最も近くに位置する(排出トレイ170から最も遠くに位置する)ローラである。排出ローラ134は、排出トレイ170に隣接するように設けられ、複数のローラのうち排出トレイ170の最も近くに位置する(排出トレイ170から最も遠くに位置する)ローラである。
給紙トレイ120に格納されている印刷前の原稿は、ピックアップローラ131により給送トレイ18から引出されて、搬送ローラ132と、レジストローラ133とによって、原稿搬送経路R1に沿って搬送される。そして、レジストローラ133から排出された原稿は、中間転写ベルト151および転写ローラ153aの間と、加熱ローラ154aおよび加圧ローラ154bの間とを経由して搬送され、排出ローラ134を介して排出トレイ170へと排出される。
レジストローラ133は、トナー像が原稿に転写される中間転写ベルト151および転写ローラ153aよりも、原稿搬送経路R1における直前の上流位置に設けられている。そしてレジストローラ133は、原稿を、中間転写ベルト151および転写ローラ153aへ排出する前に一旦停止させて、原稿の先端を揃える。レジストローラ133は、原稿を一旦停止させた後、中間転写ベルト151と転写ローラ153aとの間のニップ域でのトナー像の転写タイミングに合わせて原稿を搬送する。搬送ローラ132は、ピックアップローラ131からレジストローラ133への原稿の搬送を促す。
次に、図2から図4を用いて、画像形成装置100が備える光走査装置10について説明する。図2は、実施形態に係る光走査装置10を斜め上方から見た斜視図である。図3は、実施形態に係る光走査装置10をXY平面に平行に切ったときの光走査装置10の横断面図である。図4は、図3におけるA1‐A1切断線で光走査装置10を切ったときの光走査装置10の縦断面図である。
光走査装置10は、筐体20と、各種の光学部品とを有する。筐体20は、容器形状である筐体本体21と、蓋部22とを有する。各種の光学部品は、筐体20内に収容されている。例えば、筐体20は、樹脂を用いて形成することができる。ただし、筐体20を形成するための材料は樹脂に限定されず、他の材料を用いて形成されていてもよい。
蓋部22は、筐体本体21における開放された上面を覆うように筐体本体21上に設けられている。蓋部22は、筐体本体21における複数の側部のそれぞれの頭頂部によって支持されている。蓋部22には、主走査方向(X方向)が長手方向となる複数の貫通孔22a・22b・22c・22dが形成されている。貫通孔22a・22b・22c・22dは、この順に、副走査方向(Y方向)に並んで設けられている。後述する筐体20内に設けられた複数の光源部のそれぞれから出射されたビームは、貫通孔22a・22b・22c・22dのそれぞれを通って、画像形成ステーションPa・Pb・Pc・Pdのそれぞれへ出射される。光走査装置10が画像形成装置100(図1参照)内に設置されたとき、例えば、貫通孔22aは画像形成ステーションPaと対向して配置され、貫通孔22bは画像形成ステーションPbと対向して配置され、貫通孔22cは画像形成ステーションPcと対向して配置され、貫通孔22dは画像形成ステーションPdと対向して配置される。
なお、貫通孔22a・22b・22c・22dのそれぞれは、筐体20内への防塵のため、透明ガラス等によって形成された保護カバー22gによって覆われる。
筐体20内には、各種の光学部品である、光学部材30と、ポリゴンミラーユニット50と、複数の光源部61a・61b・61c・61dと、複数のコリメータレンズ62a・62b・62c・62dと、複数の第1ミラー63a・63b・63c・63dと、シリンドリカルレンズ64と、第2ミラー65と、第1Fθレンズ71と、複数の第2Fθレンズ72a・72b・72c・72dと、反射ミラー73a1・73a2と、反射ミラー73b1・73b2と、反射ミラー73c1・73c2と、反射ミラー73dと等を有する。光学部材30は、一対の偏光板31及びλ/4波長板32を有する。
ポリゴンミラーユニット50は、ポリゴンミラー(反射部材)51と、ベース部52と、軸部Gとを有する。ポリゴンミラー51は、軸部Gを回転中心として回転する。ポリゴンミラー51および軸部Gはベース部52に取り付けられている。ポリゴンミラー51の各側面は、複数の光源部61a・61b・61c・61dからのビームを反射する反射面51rとなっている。各反射面51rは、軸部Gを回転中心として軸部G周りに回転移動する。
筐体本体21は、底部の表面から高さ方向(Z方向)に突出する凸部であるポリゴンミラー収容部213を有する。ポリゴンミラーユニット50は、ポリゴンミラー収容部213によって囲まれた内部の空間に収容されている。すなわち、ポリゴンミラー収容部213は、ポリゴンミラーユニット50を覆う。ポリゴンミラー搭載板55の縁部分は、筐体本体21の底部にビス等を用いて固定される。これによって、ポリゴンミラーユニット50は、ポリゴンミラー収容部213の内部の空間に密閉されて、ポリゴンミラー51における各反射面51rに塵および埃が付着することが抑制されている。
光走査装置10が有する各光学部品のうち、複数のコリメータレンズ62a・62b・62c・62dと、複数の第1ミラー63a・63b・63c・63dと、シリンドリカルレンズ64と、第2ミラー65とは、それぞれ、複数の光源部61a・61b・61c・61dから出射されたビームをポリゴンミラー51へ導くための入射光学部品である。また、光走査装置10が有する各光学部品のうち、偏光板31と、λ/4波長板32と、第1Fθレンズ71と、複数の第2Fθレンズ72a・72b・72c・72dと、反射ミラー73a1・73a2と、反射ミラー73b1・73b2と、反射ミラー73c1・73c2と、反射ミラー73dとは、ポリゴンミラー51によって反射されたビームを、画像形成ステーションPa・Pb・Pc・Pd(図1参照)のそれぞれの感光体ドラム142へと導く、結像光学部品である。
複数の光源部61a・61b・61c・61dのそれぞれは、ビームを出射する発光素子を有する。本実施形態においては、複数の光源部61a・61b・61c・61dのそれぞれに、1つの発光素子のみが設けられた場合について説明する。複数の光源部61a・61b・61c・61dのそれぞれが有する発光素子としては、例えば、ビームである半導体レーザーを出射可能な半導体レーザー素子を挙げることができる。なお、光走査装置10は、例えば、画像形成ステーションが1つのみ設けられている場合など、光源部も1つのみ設けられていてもよい。すなわち、光走査装置10は、少なくとも1つの光源部を有していればよい。
複数のコリメータレンズ62a・62b・62c・62dは、例えば、複数の光源部61a・61b・61c・61dのそれぞれから出射されたビームを平行光へ変換する。コリメータレンズ62aは光源部61aと対向するように配置され、コリメータレンズ62bは光源部61bと対向するように配置され、コリメータレンズ62cは光源部61cと対向するように配置され、コリメータレンズ62dは光源部61dと対向するように配置されている。
複数の第1ミラー63a・63b・63c・63dのうち、第1ミラー63a・63b・63cは、コリメータレンズ62a・62b・62cを透過した、複数の光源部61a・61b・61cそれぞれからの平行光を、第1ミラー63dへ反射する。第1ミラー63dは、複数の第1ミラー63a・63b・63cのそれぞれからの反射光をシリンドリカルレンズ64へ反射する。また、コリメータレンズ62dを透過した光源部61dからの光は、第1ミラー63cの上方を通過してシリンドリカルレンズ64へ入射する。
シリンドリカルレンズ64は、第1ミラー63a・63b・63c・63dのそれぞれが反射した反射光およびコリメータレンズ62dを透過した光源部61dからのビームを、副走査方向に平行になるよう収束させて第2ミラー65へ透過させる。第2ミラー65は、シリンドリカルレンズ64を透過した副走査方向に平行なビームを、ポリゴンミラー51の反射面51rに集光する。
ポリゴンミラー51は、複数の光源部61a・61b・61c・61dのそれぞれから出射されたビームを反射する。すなわち、ポリゴンミラー51は、軸部Gを回転中心として高速回転しており、第2ミラー65によって反射されたビームを、各反射面51rで反射することにより、主走査方向(X方向)へ繰り返し偏向させる。ポリゴンミラー51は、各反射面51rにて、光源部61aから出射されたビームLaを反射し、光源部61bから出射されたビームLbを反射し、光源部61cから出射されたビームLcを反射し、光源部61dから出射されたビームLdを反射する。
そして、ポリゴンミラー51が各反射面51rで反射させたビームLa・Lb・Lc・Ld(図4参照)は、各ビームLa・Lb・Lc・Ldの光路に共通する第1Fθレンズ71を透過した後、ビームLaは反射ミラー73a1・73a2によって反射されて第2Fθレンズ72aを透過して画像形成ステーションPa(図1参照)の感光体ドラム142へ結像され、ビームLbは反射ミラー73b1・73b2によって反射されて第2Fθレンズ72bを透過して画像形成ステーションPb(図1参照)の感光体ドラム142へ結像され、ビームLcは反射ミラー73c1・73c2によって反射されて第2Fθレンズ72cを透過して画像形成ステーションPc(図1参照)の感光体ドラム142へ結像され、ビームLdは反射ミラー73dによって反射されて第2Fθレンズ72dを透過して画像形成ステーションPd(図1参照)の感光体ドラム142へ結像される。
第1Fθレンズ71は、ポリゴンミラー51の反射面51rで反射されたビームLa・Lb・Lc・Ldのそれぞれを透過する。第1Fθレンズ71は、筐体20における底部に、主走査方向(X方向)に延びて設置されている。第1Fθレンズ71は、ポリゴンミラー51の反射面51rで反射されたビームLa・Lb・Lc・Ldの光路に設けられ、ポリゴンミラー51に対しビームLa・Lb・Lc・Ldの進行方向前方に設けられている。第1Fθレンズ71は、例えば樹脂を用いて形成することができるが、第1Fθレンズ71の形成に用いる材料は樹脂に限定されるものではない。第1Fθレンズ71は、ポリゴンミラー51の反射面51rで反射されたビームLa・Lb・Lc・Ldのそれぞれを、感光体ドラム142(図1参照)の表面で所定のビーム径となるように集光して透過する。また、第1Fθレンズ71は、ポリゴンミラー51により主走査方向に等角速度で偏向されているビームLa・Lb・Lc・Ldのそれぞれを、各感光体ドラム142における表面上を主走査方向に沿って等速度で移動するように変換する。これにより、ビームLa・Lb・Lc・Ldは、各感光体ドラム142の表面を主走査方向に沿って繰り返し走査される。
光学部材30は、詳細は図6等を用いて後述するが、ビームLa・Lb・Lc・Ldが第2Fθレンズ72aを透過する際に発生する迷光を抑制する。偏光板31と、λ/4波長板32とは、互いに対向するように、ビームLa・Lb・Lc・Ldの光路に設けられている。図3及び図4においては、偏光板31が、他の部材を介さず第1Fθレンズ71と直接対向するように、偏光板31及びλ/4波長板32が、第1Fθレンズ71に対してビームLa・Lb・Lc・Ldの進行方向前方に設けられている例を示している。しかし、光学部材30が設けられる位置は、これに限定されない。光学部材30は、ポリゴンミラー51から第2Fθレンズ72a・72b・72cへ至るまで(すなわち、ビームLa・Lb・Lc・Ldが第2Fθレンズ72a・72b・72cへ入射する直前の位置まで)のビームLa・Lb・Lc・Ldにおける光路のいずれの位置に設けられていてもよい。ただし、偏光板31と、λ/4波長板32とは、この順に、ビームLa・Lb・Lc・Ldの進行方向に沿って並び、互いに対向するように設けられている。
また、図3及び図4においては、光学部材30が1つのみ設けられている例を示しているが、例えば、複数の光学部材30a~30d(図9)のように、光走査装置10は複数の光学部材を有していてもよい。すなわち、光走査装置10は、少なくとも1つの光学部材を有していればよい。
反射ミラー73a1・73a2、反射ミラー73b1・73b2、反射ミラー73c1・73c2、および、反射ミラー73dは、主走査方向(X方向)に延びて、筐体20内に設けられている。
反射ミラー73a1と、反射ミラー73a2とは、この順に、第1Fθレンズ71を透過したビームLaの光路においてビームLaの進行方向に並ぶように設置されている。反射ミラー73a1は、第1Fθレンズ71を透過したビームLaを反射ミラー73a2へ反射するように設けられており、反射ミラー73a2は、反射ミラー73a1から反射されたビームLaを第2Fθレンズ72aへ反射するように設けられている。反射ミラー73b1と、反射ミラー73b2とは、この順に、第1Fθレンズ71を透過したビームLbの光路においてビームLbの進行方向に並ぶように設置されている。反射ミラー73b1は、第1Fθレンズ71を透過したビームLbを反射ミラー73b2へ反射するように設けられており、反射ミラー73b2は、反射ミラー73b1から反射されたビームLbを第2Fθレンズ72bへ反射するように設けられている。
反射ミラー73c1と、反射ミラー73c2とは、この順に、第1Fθレンズ71を透過したビームLcの光路においてビームLcの進行方向に並ぶように設置されている。反射ミラー73c1は、第1Fθレンズ71を透過したビームLcを反射ミラー73c2へ反射するように設けられており、反射ミラー73c2は、反射ミラー73c1から反射されたビームLcを第2Fθレンズ72cへ反射するように設けられている。反射ミラー73dは第1Fθレンズ71を透過したビームLdの光路においてビームLdの進行方向に並ぶように設置されている。反射ミラー73dは、第1Fθレンズ71を透過したビームLdを第2Fθレンズ72dへ反射するように設けられている。
第2Fθレンズ72a・72b・72c・72dは、ビームLa・Lb・Lc・Ldを、画像形成ステーションPa・Pb・Pc・Pdのそれぞれの感光体ドラム142へ導くためのレンズである。第2Fθレンズ72a・72b・72c・72dのそれぞれは、主走査方向(X方向)に延びている。第2Fθレンズ72a・72b・72c・72dのそれぞれは、例えば、両端が、筐体本体21における側部の内壁に支持されて、筐体20の内部に設置されている。
第2Fθレンズ72aは蓋部22における貫通孔22aと対向し、第2Fθレンズ72bは蓋部22における貫通孔22bと対向し、第2Fθレンズ72cは蓋部22における貫通孔22cと対向し、第2Fθレンズ72dは蓋部22における貫通孔22dと対向する。第2Fθレンズ72a・72b・72c・72dのそれぞれは、例えば樹脂を用いて形成することができるが、第2Fθレンズ72a・72b・72c・72dのそれぞれの形成に用いる材料は樹脂に限定されるものではない。
第2Fθレンズ72a・72b・72c・72dのそれぞれは、主に副走査方向(Y方向)において平行光であるビームLa・Lb・Lc・Ldを、各感光体ドラム142の表面において所定のビーム径(スポット径)となるように絞って、各感光体ドラム142の表面に透過する。具体的には、第2Fθレンズ72aは、第1Fθレンズ71を透過し、反射ミラー73a1・73a2にて反射されたビームLaを、透過して画像形成ステーションPaにおける感光体ドラム142の表面(照射面)に導く。第2Fθレンズ72bは、第1Fθレンズ71を透過し、反射ミラー73b1・73b2にて反射されたビームLbを、透過して画像形成ステーションPbにおける感光体ドラム142の表面(照射面)に導く。第2Fθレンズ72cは、第1Fθレンズ71を透過し、反射ミラー73c1・73c2にて反射されたビームLcを、透過して画像形成ステーションPcにおける感光体ドラム142の表面(照射面)に導く。第2Fθレンズ72dは、第1Fθレンズ71を透過し、反射ミラー73dにて反射されたビームLdを、透過して画像形成ステーションPdにおける感光体ドラム142の表面(照射面)に導く。
以上のように、光走査装置10においては、ポリゴンミラー51の回転する各反射面51rによって反射されたビームLa・Lb・Lc・Ldのそれぞれが、筐体20内の各光路に沿って進行して、画像形成ステーションPa・Pb・Pc・Pdのそれぞれの各感光体ドラム142の表面に繰り返し走査方向(X方向)へ走査される。そして、各感光体ドラム142が回転することにより、各感光体ドラム142の表面に静電潜像が形成される。
次に、図5を用いて、ビームが第2Fθレンズを透過する際に発生する迷光について説明する。図5は、比較例に係る光走査装置において、ビームの照射面に迷光が照射されている様子を表す図である。なお、図5において、ビームLzの光路における、第1Fθレンズ71z及び第2Fθレンズ72z間に設けられる各反射ミラーは省略している。
光源部から出射されたビームLzは、軸部Gzを回転中心として回転するポリゴンミラー51zが有する反射面51rzによって反射される。反射面51rzによって反射されたビームLzは、第1Fθレンズ71zを透過し、第2Fθレンズ72zへ導かれる。第2Fθレンズ72zに導かれたビームLzの大部分は第2Fθレンズ72zを透過し、ビームLzが照射される、感光体ドラム142zの表面である照射面142zaに照射される。
ここで、例えば、第2Fθレンズ72zの両主面のうち照射面142zaに近い側の曲面である面F72zは、第1Fθレンズ71zの曲面よりも曲率が小さく、ポリゴンミラー51の反射面51rの方向へ光が反射しすい状態となっている。このため、ビームLzが第2Fθレンズ72zに入射して面F72zを透過する際に、ビームLzの一部が面F72zにより反射されて発生した迷光40zが、再び、第1Fθレンズ71zを透過してポリゴンミラー51zにおける反射面51rzにて反射されて、再度、第1Fθレンズ71zを透過し、さらに、第2Fθレンズ72zを透過して、ビームLzが照射される照射面142za内に照射されやすい。このように、迷光40zが、照射面142za内に照射されると、迷光40zが照射された箇所が帯状に高濃度になる等、感光体ドラム142zによって形成される画像の品質を低下させる原因となる。
次に、図6から図8を用いて、本実施形態に係る光走査装置10が迷光を遮光する構造について説明する。図6は、実施形態に係る光走査装置10において、迷光が遮光されている様子を表す図である。図7は、実施形態に係る光走査装置10において、ビームLの偏光方向が変化する様子を表す図である。図8は、実施形態に係る光走査装置10において、迷光40の偏光方向が変化する様子を表す図である。
なお、図6及び図7に示すように、ビームLa・Lb・Lc・Ld(図4)を区別せず、単に、ビームLとして説明する。また、図6に示すように、第2Fθレンズ72a・72b・72c・72d(図4)を区別せず、単に、第2Fθレンズ72として説明する。また、図6から図8において、ビームLの光路における、第1Fθレンズ71及び第2Fθレンズ72間に設けられる各反射ミラーは省略している。
図6及び図7に示すように、一例として、ビームLはS偏光であるものとする。例えば、ポリゴンミラー51へ近づく方向へ進行するビームLの偏光方向D1は、鉛直方向に対して平行であるものとする。なお、ビームLの偏光方向はS偏光に限定されず、例えば、偏光方向が水平方向に平行なP偏光など、他の偏光方向であってもよい。
偏光板31は、偏光方向が透過軸D31に平行な光を透過し、偏光方向が透過軸D31に平行ではない光を反射する。透過軸D31は、偏光板31が透過させる光の偏光方向(言い換えると振動方向)を表す。本実施形態においては、一例として、偏光板31は、S偏光の光を透過しP偏光の光を反射するものとして説明する。例えば、偏光板31は、透過軸D31が、偏光板31に入射してくるビームLの偏光方向D1に対して平行になるように設けられている。なお、例えば、偏光板31は、P偏光の光を透過しS偏向の光を反射してもよい。
λ/4波長板32は、入射してくる光の位相を45度シフトさせる。例えば、λ/4波長板32は、S偏光の光の位相を45度シフトさせる。または、例えば、λ/4波長板32は、P偏光の光の位相を45度シフトさせる。すなわち、λ/4波長板32は、例えば、S偏光の光を2回透過させると偏光方向をS偏光からP偏光へ変化させ、また、P偏光の光を2回透過させると偏光方向をP偏光からS偏光へ変化させる。例えば、λ/4波長板32は、透過軸(高速軸または低速軸)D32が、偏光板31の透過軸D31に対して平行になるように設けられている。
ビームLがポリゴンミラー51に照射されると、軸部Gを回転中心として回転するポリゴンミラー51が有する反射面51rにて反射される。反射面51rにて反射されたビームLは、第1Fθレンズ71を透過し、偏光板31に入射する。
偏光板31を透過する直前のS偏光であるビームLの偏光方向D1と、偏光板31の透過軸D31とは互いに平行であるため、偏光板31に入射したS偏光であるビームLは偏光板31を透過する。偏光板31を透過し、λ/4波長板32に入射する直前のS偏光であるビームLの偏光方向D1と、λ/4波長板32の透過軸D32とは互いに平行であるため、λ/4波長板32を透過したビームLの偏光方向D2は、λ/4波長板32を透過する前のS偏光である偏光方向D1からλ/4だけずれて、S偏光+45度へ変化する。そして、λ/4波長板32を透過し、S偏光+45度である偏光方向D2へ変化したビームLは、第2Fθレンズ72に入射する。第2Fθレンズ72に入射したビームLは、大部分が、第2Fθレンズ72zの両主面のうち照射面142zaに近い側の曲面である面F72を透過し、感光体ドラム142の表面である、ビームLの照射面142aに照射される。
ここで、上述のように、第2Fθレンズ72の両主面のうち照射面142aに近い側の曲面である面F72は、第1Fθレンズ71の曲面よりも曲率が小さく、ポリゴンミラー51の反射面51rの方向へ光が反射しすい状態となっている。このため、ビームLが第2Fθレンズ72に入射して面F72を透過する際に、ビームLの一部が面F72により反射されて発生した迷光40は、面F72から、再び、ポリゴンミラー51へ向かう方向へ進行する。
ここで、図6及び図8に示すように、面F72により反射された迷光40の偏光方向D3は、例えば、S偏光+45度である偏光方向D2と一致するものとする。上述のように、面F72にて反射された迷光40は、ポリゴンミラー51へ向かう方向へ進行し、再び、λ/4波長板32を透過する。λ/4波長板32を透過した迷光40の偏光方向D4は、λ/4波長板32を透過する前のS偏光+45度である偏光方向D3から、さらにλ/4だけずれてP偏光へ変化する。そして、λ/4波長板32を透過することでP偏光である偏光方向D4へ変化した迷光40は、偏光板31へ至る。しかし、λ/4波長板32を透過して偏光板31へ至ったP偏光である迷光40の偏光方向D4は、S偏光の光を透過させる偏光板31の透過軸D31に対して平行ではないため、迷光40は偏光板31によって遮光されて、ポリゴンミラー51の反射面51rへ至ることが防止される。例えば、P偏光である偏光方向D4の迷光40は、S偏光の光を透過させる偏光板31によって、照射面142aとは異なる方向へ反射され、照射面142aには照射されない。
このように、本実施形態に係る光走査装置10によると、ビームLの光路における、ポリゴンミラー51から第2Fθレンズ72へ至るまでの位置に、光学部材30が設けられている。そして光学部材30は、偏光板31と、λ/4波長板32とを有し、偏光板31と、λ/4波長板32とは、この順に、ビームLの進行方向に沿って並び、互いに対向するように設けられている。これにより、ビームLが反射しやすい面F72にてビームLの一部が反射して迷光40が発生しても、λ/4波長板32を透過した迷光40の偏光方向D4は、偏光板31の透過軸D31とは平行ではないため、迷光40は偏光板31によって遮光され、照射面142aに照射されることを抑制することができる。このように、本実施形態に係る光走査装置10によると、偏光板31及びλ/4波長板32が、何らかの原因で、多少、ビームLの光路方向に位置がずれたとしても、偏光板31によって迷光40を遮光することができる。このため、光走査装置10によると、偏光板31及びλ/4波長板32の位置を比較的精密に調整しなくてもよく、より安定して、ビームLが照射される照射面142aに迷光が照射されることを抑制することができる。
また、図1に示した画像形成装置100は、光走査装置10と、ビームLが照射される感光体ドラム142とを有するため、迷光40が、照射面142aである感光体ドラム142の表面に照射されることを抑制することができる。これにより、感光体ドラム142によって形成される画像の品質が低下することを抑制することができる。本実施形態に係る画像形成装置100によると、偏光板31及びλ/4波長板32が、何らかの原因で、多少、ビームLの光路方向に位置がずれたとしても、偏光板31によって迷光40を遮光することができる。このため、より安定して、ビームLが照射される照射面142aに迷光が照射されることを抑制することができる。
また、上述のように、偏光板31を透過する前のビームLの偏光方向D1と、偏光板31の透過軸D31とは平行であるため、ビームLは偏光板31を透過するが、偏光板31を透過した後、照射面142aにて発生した迷光40の偏光方向D4は、偏光板31に対してビームLの進行方向前方に設けられたλ/4波長板32を透過することにより、偏光板31の透過軸D31とは平行ではない方向となる。このように、より確実に、迷光40の偏光方向D4が、偏光板31の透過軸D31とは平行ではない方向にすることができ、偏光板31によって迷光40を遮光することができる。この結果、より確実に、迷光40が照射面142aに照射されることを抑制することができる。
また、光学部材30は、ビームLの光路における、ポリゴンミラー51と第1Fθレンズ71との間に設けられていてもよいが、第1Fθレンズ71と第2Fθレンズ72との間に設けられていることが好ましい。ポリゴンミラー51は、軸部Gを回転中心として高速回転しているため、近くに構造物を配置すると、ポリゴンミラー51の回転により発生する気流が乱れて、騒音の原因となる場合がある。このため、上述のように、光学部材30を、ビームLの光路における、第1Fθレンズ71と第2Fθレンズ72との間に設けることにより、光学部材30を、ポリゴンミラー51から比較的離して設けることになり、光学部材30に起因してポリゴンミラー51の回転による騒音の発生を抑制することができる。
また、図3、図4、図6に示すように、光学部材30は、複数の光源部61a・61b・61c・61dのそれぞれが出射するビームLa・Lb・Lc・Ldの光路に共通して設けられていてもよい。これにより、1つの光学部材30を設けることによって、ビームLa・Lb・Lc・Ldのそれぞれの迷光40が照射面142aに照射されることを抑制することができるため、ビームLa・Lb・Lc・Ldのそれぞれの光路毎に光学部材を設けなくてもよく、光学部材30の個数が少なくて済み、光学部材30を設けることによるコスト増加を抑制することができる。
また、図3、図4、図6に示すように、光学部材30は、偏光板31が第1Fθレンズ71と直接対向するように設けられていてもよい。これにより、光学部材30を、ビームLa・Lb・Lc・Ldの光路に共通して設けることができることに加え、ポリゴンミラー51に比較的近いため、ポリゴンミラー51に反射された直後のビームLa・Lb・Lc・Ldの広がりが比較的小さく、光学部材30に必要な面積を小さくすることができる。これにより、さらに、光学部材30を設けることによるコスト増加を抑制することができる。
図9は、実施形態の変形例1に係る光走査装置10の縦断面図である。図9に示す光走査装置10のように、ビームLa・Lb・Lc・Ldのそれぞれの光路毎に設けられた複数の光学部材を有していてもよい。光走査装置10は、光学部材30a・30b・30c・30dを有する。
光学部材30aは、ビームLa・Lb・Lc・LdのうちビームLaの光路にのみ設けられており、偏光板31aと、λ/4波長板32aとを有する。偏光板31aと、λ/4波長板32aとは、この順に、ビームLaの進行方向に沿って並び、互いに対向するように設けられている。例えば、光学部材30aは、ビームLaの光路において、λ/4波長板32aが第2Fθレンズ72aと直接対向するように設けられている。
光学部材30bは、ビームLa・Lb・Lc・LdのうちビームLbの光路にのみ設けられており、偏光板31bと、λ/4波長板32bとを有する。偏光板31bと、λ/4波長板32bとは、この順に、ビームLbの進行方向に沿って並び、互いに対向するように設けられている。例えば、光学部材30bは、ビームLaの光路において、λ/4波長板32bが第2Fθレンズ72bと直接対向するように設けられている。
光学部材30cは、ビームLa・Lb・Lc・LdのうちビームLcの光路にのみ設けられており、偏光板31cと、λ/4波長板32cとを有する。偏光板31cと、λ/4波長板32cとは、この順に、ビームLcの進行方向に沿って並び、互いに対向するように設けられている。例えば、光学部材30cは、ビームLcの光路において、第1Fθレンズ71と反射ミラー73c1との間に設けられている。
光学部材30dは、ビームLa・Lb・Lc・LdのうちビームLdの光路にのみ設けられており、偏光板31dと、λ/4波長板32dとを有する。偏光板31dと、λ/4波長板32dとは、この順に、ビームLdの進行方向に沿って並び、互いに対向するように設けられている。例えば、光学部材30dは、ビームLdの光路において、λ/4波長板32dが第2Fθレンズ72dと直接対向するように設けられている。
このように、複数の光学部材30a・30b・30c・30dのそれぞれは、ビームLa・Lb・Lc・Ldのそれぞれの光路毎に個別に設けられていてもよい。これにより、例えば、迷光40の反射角度を光学部材30a・30b・30c・30dのそれぞれ毎に微調整するなど、ビームLa・Lb・Lc・Ldのそれぞれの迷光40の発生具合に応じて、光学部材30a・30b・30c・30dの位置又は大きさ等を調整することができる。これにより、より確実に、迷光40が、照射面142aに照射されることを抑制することができる。
また、図9においては、全てのビームLa・Lb・Lc・Ldの光路に、光学部材30a・30b・30c・30dの何れかが設けられている例を示している。これにより、ビームLa・Lb・Lc・Ldのいずれに迷光40が発生しても、確実に、迷光40が照射面142aに照射されることを抑制することができる。
図10は、実施形態の変形例2に係る光走査装置10の縦断面図である。図10に示す光走査装置10のように、ビームLa・Lb・Lc・Ldのそれぞれの光路のうち一部の光路にのみ設けられた光学部材を有していてもよい。
光走査装置10は、光学部材30dを有する。なお、図10に示す例においては、光走査装置10は、ビームLa・Lb・Lcのそれぞれの光路には、光学部材は設けられていない。
光学部材30dは、ビームLa・Lb・Lc・LdのうちビームLdの光路にのみ設けられており、偏光板31dと、λ/4波長板32dとを有する。偏光板31dと、λ/4波長板32dとは、この順に、ビームLdの進行方向に沿って並び、互いに対向するように設けられている。例えば、光学部材30dは、ビームLdの光路において、λ/4波長板32dが第2Fθレンズ72dと直接対向するように設けられている。
例えば、ビームLa・Lb・Lc・LdのうちビームLdのみ、迷光40が照射面142aへ照射され、他のビームLa・Lb・Lc・Ldは迷光40が発生しないか、または、迷光40が発生しても照射面142aに迷光40が照射されない場合、ビームLa・Lb・Lcの光路に光学部材を設けなくてもよい。
この光学部材30dのように、ビームLa・Lb・Lc・Ldのうち、一部の光源部が出射するビームの光路にのみ設けられていてもよい。これにより、ビームLa・Lb・Lc・Ldのうち、迷光40が発生して照射面142aに照射されるビームの光路にのみ、光学部材を設けることにより、効率よく、光学部材を設けて、迷光40に起因する画像の品質の低下を抑制することができる。
図10に示す例では、光学部材30dは、λ/4波長板32dが第2Fθレンズ72dと直接対向するように設けられている。これにより、光学部材30dは、迷光40が発生しやすい第2Fθレンズ72dに比較的近いため、迷光40が照射面142aに照射されないように偏光板31d及びλ/4波長板32dの角度等の位置決めがしやすい。
図11は、実施形態の変形例3に係る光源部の概略構成を表す図である。図12は、実施形態の変形例3に係る光源部によってビームが照射される照射面の様子を表す図である。図11において、光源部61a・61b・61c・61d(図3)を区別せず、単に、光源部61として説明する。
図11及び図12に示すように、光源部61に示すように、光源部61a・61b・61c・61dの全てまたは何れかは、複数の発光素子E1・E2・E3・E4を有してもよい。発光素子E1・E2・E3・E4は、それぞれがビームLを出射する光源である。そして、発光素子E1・E2・E3・E4のそれぞれがビームLを照射面142aに照射する領域を照射領域LA1・LA2・LA3・LA4とする。発光素子E1・E2・E3・E4のそれぞれが照射すべき照射領域LA1・LA2・LA3・LA4の副走査方向(Y方向)のピッチPyは予め決まっている。
しかし、複数の発光素子E1・E2・E3・E4が並ぶ方向を方向EDとすると、方向EDにおける、発光素子E1・E2・E3・E4それぞれ間のピッチPeは、発光素子E1・E2・E3・E4のそれぞれが照射すべき照射領域LA1・LA2・LA3・LA4のそれぞれ間の副走査方向(Y方向)の予め決められた所定通りのピッチPyとは一致しない場合がある。この場合、照射領域LA1・LA2・LA3・LA4のそれぞれ間の副走査方向(Y方向)のピッチが所定通りのピッチPyとなるように、光源部61は、発光素子E1・E2・E3・E4が並ぶ方向を方向EDが鉛直方向VDに対して角度αだけ傾くように回転させて設置される。これにより、発光素子E1・E2・E3・E4のそれぞれが照射面142aに照射する照射領域LA1・LA2・LA3・LA4の副走査方向のピッチを、所定通りのピッチPyとすることができる。
ここで、発光素子E1・E2・E3・E4のそれぞれが出射するビームLの偏光方向は、発光素子E1・E2・E3・E4が並ぶ方向EDに対して平行であるとする。光源部61を回転させて設置する場合、偏光板31及びλ/4波長板32のそれぞれの透過軸D31・D32の角度も、発光素子E1・E2・E3・E4のそれぞれが出射するビームLの偏光方向に合わせる必要がある。
図13は、実施形態の変形例3に係る光走査装置10における、ビームLの偏光方向と、偏光板及びλ/4波長板のそれぞれの透過軸との関係を表す図である。図14は、実施形態の変形例3に係る光走査装置10における、迷光40の偏光方向と、偏光板及びλ/4波長板それぞれの透過軸との関係を表す図である。
図13及び図14に示すように、発光素子E1・E2・E3・E4のそれぞれが出射するビームLの偏光方向D1は、鉛直方向VDに対して角度αだけ傾斜しているとする。すると、偏光板31は、透過軸D31が、偏光板31に入射してくるビームLの偏光方向D1に対して平行になるように設けられている。例えば、偏光板31は、透過軸D31が、鉛直方向VDに対して角度αだけ傾斜するように設けられている。また、例えば、λ/4波長板32は、透過軸D32が、偏光板31の透過軸D31に対して平行になるように設けられている。例えば、λ/4波長板32は、透過軸D32が、鉛直方向VDに対して角度αだけ傾斜するように設けられている。
これにより、発光素子E1・E2・E3・E4のそれぞれから出射されて、ポリゴンミラー51の反射面51rによって反射されたビームLは、偏光方向D1に対して透過軸D31が平行となるように設けられた偏光板31を透過し、λ/4波長板32を透過したビームLの偏光方向D2は、λ/4波長板32を透過する前の偏光方向D1からλ/4だけずれる。そして、λ/4波長板32を透過した、偏光方向D2であるビームLは、大部分が、第2Fθレンズ72zにおける面F72を透過し、感光体ドラム142の表面である、ビームLの照射面142aに照射される。
また、面F72により反射された迷光40は、例えば、偏光方向D2と一致する偏光方向D3から、λ/4波長板32を透過することでさらにλ/4だけずれて偏光方向D4となる。偏光方向D4であるでビームLが偏光板31へ至っても、偏光方向D4は、偏光板31の透過軸D31に対して平行ではないため、迷光40は偏光板31によって遮光される。例えば、偏光方向D4である迷光40は、偏光板31によって、照射面142aとは異なる方向へ反射され、照射面142aには照射されない。
このように、少なくとも1つの光源部は、複数の発光素子E1・E2・E3・E4を有してもよい。複数の発光素子E1・E2・E3・E4は、それぞれがビームLを出射する光源である。そして、複数の発光素子E1・E2・E3・E4のそれぞれが出射するビームLの偏光方向D1は互いに平行であることが好ましい。これにより、1つの光源部に、複数の発光素子E1・E2・E3・E4が設けられた構成であっても、偏光板31及びλ/4波長板32を設けることにより、複数の発光素子E1・E2・E3・E4のそれぞれが出射したビームLに発生する迷光40を、偏光板31によって遮光することができる。この結果、迷光40が照射面142aに照射されることを抑制することができる。
また、複数の発光素子E1・E2・E3・E4が並ぶ方向EDは鉛直方向VDに対して傾斜しており、偏光板31及びλ/4波長板32のそれぞれの透過軸D31・D32は、鉛直方向VDに対して傾斜しており、複数の発光素子E1・E2・E3・E4のそれぞれが出射するビームLの偏光方向D1に対して平行であることが好ましい。
これにより、1つの光源部に、複数の発光素子E1・E2・E3・E4が設けられた構成であっても、各発光素子E1・E2・E3・E4から出射される、偏光板31を透過する前のビームLの偏光方向D1と、偏光板31の透過軸D31及びλ/4波長板32の透過軸D32とは平行であるため、ビームLは偏光板31を透過してλ/4波長板32を透過することにより、偏光方向D2は、偏光板を透過する前の偏光方向D1からλ/4だけずれる。そして、照射面142aにて発生した、迷光40は、再びλ/4波長板32を透過することにより、λ/4波長板32を透過する前の偏光方向D3からλ/4だけずれて偏光方向D4となる。偏光方向D4は、偏光板31の透過軸D31とは平行ではないため、迷光40を、偏光板31によって遮光することができる。この結果、1つの光源部に、複数の発光素子E1・E2・E3・E4が設けられた構成においても、各発光素子E1・E2・E3・E4が出射するビームLに起因して発生する迷光40が、照射面142aに照射されることを抑制することができる。
なお、前述した実施形態や変形例に登場した各要素を、矛盾が生じない範囲で、適宜に組み合わせてもよい。
10:光走査装置、20:筐体、30・30a~30d:光学部材、31・31a~31d:偏光板、32・32a~32d:波長板、40・40z:迷光、50:ポリゴンミラーユニット、51・51z:ポリゴンミラー(反射部材)、51r・51rz:反射面、61・61a~61d:光源部、62a~62d:コリメータレンズ、63a~63d:第1ミラー、64:シリンドリカルレンズ、65:第2ミラー、71・71z:第1Fθレンズ、72・72a~72d・72z:第2Fθレンズ、73a1・73a2:反射ミラー、73b1・73b2:反射ミラー、73c1・73c2:反射ミラー、73d:反射ミラー、100:画像形成装置、142・142z:感光体ドラム、142a・142za:照射面、213:ポリゴンミラー収容部、D1~D4:偏光方向、D31:透過軸、D32:透過軸、E1~E4:発光素子、F72・F72z:面、G・Gz:軸部、L・La~Ld・Lz:ビーム、Pa~Pd:画像形成ステーション

Claims (11)

  1. ビームを出射する少なくとも1つの光源部と、
    回転移動が可能な反射面を有し、前記少なくとも1つの光源部から出射された前記ビームを前記反射面にて反射させる反射部材と、
    前記反射面によって反射された前記ビームを透過する第1Fθレンズと、
    前記第1Fθレンズを透過した前記ビームを透過させることで、前記ビームを照射面に導く少なくとも1つの第2Fθレンズと、
    前記ビームの光路における、前記反射部材から前記少なくとも1つの第2Fθレンズへ至るまでの位置に設けられた少なくとも1つの光学部材と、を備え、
    前記少なくとも1つの光学部材は、偏光板と、λ/4波長板とを有し、前記偏光板と、前記λ/4波長板とは、この順に前記ビームの進行方向に沿って並び、互いに対向するように設けられている光走査装置。
  2. 前記偏光板を透過する前の前記ビームの偏光方向と、前記偏光板の透過軸とは平行である、請求項1に記載の光走査装置。
  3. 前記少なくとも1つの光学部材は、前記ビームの光路における、第1Fθレンズと第2Fθレンズとの間に設けられている請求項1または2に記載の光走査装置。
  4. 前記少なくとも1つの光源部は、複数の光源部を含み、
    前記少なくとも1つの光学部材は1つの光学部材により構成されており、
    前記1つの光学部材は、前記複数の光源部のそれぞれが出射する前記ビームの光路に共通して設けられている請求項1または2に記載の光走査装置。
  5. 前記少なくとも1つの光学部材は、前記偏光板が前記第1Fθレンズと直接対向するように設けられている、請求項1または2に記載の光走査装置。
  6. 前記少なくとも1つの光源部は、複数の光源部を含み、
    前記少なくとも1つの光学部材は、複数の光学部材を含み、
    前記複数の光学部材のそれぞれは、前記複数の光源部のそれぞれが出射する前記ビームの光路毎に個別に設けられている請求項1または2に記載の光走査装置。
  7. 前記少なくとも1つの光源部は、複数の光源部を含み、
    前記少なくとも1つの光学部材は、前記複数の光源部のうち、一部の光源部が出射する前記ビームの光路にのみ設けられている請求項1または2に記載の光走査装置。
  8. 前記少なくとも1つの光学部材は、前記λ/4波長板が前記少なくとも1つの第2Fθレンズと直接対向するように設けられている、請求項1または2に記載の光走査装置。
  9. 前記少なくとも1つの光源部は、それぞれが前記ビームを出射する複数の発光素子を有し、
    前記複数の発光素子のそれぞれが出射する前記ビームの偏光方向は互いに平行である、請求項1または2に記載の光走査装置。
  10. 前記複数の発光素子が並ぶ方向は鉛直方向に対して傾斜しており、
    前記偏光板及び前記λ/4波長板のそれぞれの透過軸は、前記鉛直方向に対して傾斜しており、前記複数の発光素子のそれぞれが出射する前記ビームの偏光方向に対して平行である、請求項1に記載の光走査装置。
  11. 請求項1または2に記載の光走査装置と、前記ビームが照射される感光体ドラムとを有する画像形成装置。
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