JP2023097601A - ノイズフィルタ - Google Patents
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Abstract
【課題】小型化を図ることができるノイズフィルタの提供。【解決手段】ノイズフィルタ100は、端子金具1と、基板2と、基板2に搭載されたコイル3と、基板2に搭載された電子部品5とを備える。端子金具1は、外部機器と電気的に接続する端子本体11と、リード線4を介してコイル3と電気的に接続するコイル接続部12と、基板2と電気的に接続する基板接続部13とを備える。コイル接続部12は、リード線4をかしめている。【選択図】図1
Description
本発明は、ノイズフィルタに関し、特にコイルが基板に搭載されたノイズフィルタに関する。
特許文献1に開示のノイズフィルタは、端子台、コイル、プリント配線基板、及びケースを備える。プリント配線基板は、コイルの両側外方に近接して、コイルに面して縦向きにケースに収納されている。プリント配線基板は、コンデンサ、抵抗といった各種電子部品が実装されている。端子台がプリント配線基板の上側外方に近接して、ケースの側部上側の内外を挿通して、設けられている。
本願発明者等は、以下の課題を発見した。
端子台とコイルとの幅の短縮を図る場合、端子台とコイルとの間に、プリント配線基板が設けられていることから、ノイズフィルタの小型化に限界がある。そのため、このようなノイズフィルタは、小型化に検討の余地がある。
端子台とコイルとの幅の短縮を図る場合、端子台とコイルとの間に、プリント配線基板が設けられていることから、ノイズフィルタの小型化に限界がある。そのため、このようなノイズフィルタは、小型化に検討の余地がある。
本発明は、上述した課題を鑑み、小型化を図ることができるノイズフィルタを提供することを目的とする。
本発明に係るノイズフィルタは、
端子金具と、
基板と、
当該基板に搭載されたコイルと、
当該基板に搭載された電子部品と、を備え、
前記端子金具は、外部機器と電気的に接続する端子本体と、リード線を介して前記コイルと電気的に接続するコイル接続部と、前記基板と電気的に接続する基板接続部と、を備え、
前記コイル接続部は、前記リード線をかしめたものである。
端子金具と、
基板と、
当該基板に搭載されたコイルと、
当該基板に搭載された電子部品と、を備え、
前記端子金具は、外部機器と電気的に接続する端子本体と、リード線を介して前記コイルと電気的に接続するコイル接続部と、前記基板と電気的に接続する基板接続部と、を備え、
前記コイル接続部は、前記リード線をかしめたものである。
このような構成によれば、大電流とシグナル電流とを切り分けて、大電流側は上部に、シグナル電流側は下側に流し分けることができる。これにより、基板の設計をコンパクトにすることができ、小型化できる。
また、前記基板接続部は、前記コイル接続部を支持することを特徴としてもよい。また、前記端子本体から前記コイル接続部までの長さは、前記端子本体から前記基板接続部までの長さと比較して短いことを特徴としてもよい。
このような構成によれば、大電流とシグナル電流との流し分けの安定化を図ることができる。
また、前記基板接続部は、前記コイル接続部の下側に位置することを特徴としてもよい。
このような構成によれば、コイル接続部のかしめの際に端子金具が変形することを防止する効果がある。また、かしめの際に工具等を用いてコイル接続部を下から支える必要がないため、コイル接続部とコイルとを接近させることによって、小型化しつつ組立性を確保することができる。
また、前記基板接続部は、前記基板と半田付けされたことを特徴としてもよい。
このような構成によれば、基板接続部と基板とが導通し、基板を介して電子部品に電流を供給することができる。
また、前記基板接続部は、前記基板から立ち上がる複数の壁部を備え、
前記複数の壁部は、前記コイル接続部を支持することを特徴としてもよい。
前記複数の壁部は、前記コイル接続部を支持することを特徴としてもよい。
このような構成によれば、複数の壁部がコイル接続部を支持することから、コイル接続部を下方へ折り曲げてリード線をかしめても、コイル接続部の位置が安定する。そのため、ノイズフィルタの組み立て性を確保することができる。
また、前記コイル接続部を流れる電流は30~60Aであり、
前記基板接続部を流れる電流は1~10mAであることを特徴としてもよい。
前記基板接続部を流れる電流は1~10mAであることを特徴としてもよい。
このような構成によれば、コイル接続部と基板接続部とをそれぞれ流れる電流の範囲を規定する。そのため、大電流とシグナル電流とをしっかり切り分けることができる。
前記端子金具における前記端子本体から前記コイル接続部までの直流抵抗は、0.15~0.25mΩであり、
前記端子金具における前記コイル接続部から前記基板接続部までの直流抵抗は、0.3~0.5mΩであることを特徴としてもよい。
前記端子金具における前記コイル接続部から前記基板接続部までの直流抵抗は、0.3~0.5mΩであることを特徴としてもよい。
このような構成によれば、端子金具における端子本体から前記コイル接続部までの直流抵抗の範囲、及びコイル接続部から前記基板接続部までの直流抵抗の範囲を規定する。そのため、大電流とシグナル電流とをしっかり切り分けることができる。
さらに、端子台を備え、
前記端子台は、前記端子本体を支持し、
前記端子金具は、前記端子本体から前記端子台の側壁面に延びる舌片部をさらに備え、
前記舌片部は、嵌合孔を有し、
前記嵌合孔は、前記端子台の側面に設けられた嵌合爪と嵌合することを特徴としてもよい。
前記端子台は、前記端子本体を支持し、
前記端子金具は、前記端子本体から前記端子台の側壁面に延びる舌片部をさらに備え、
前記舌片部は、嵌合孔を有し、
前記嵌合孔は、前記端子台の側面に設けられた嵌合爪と嵌合することを特徴としてもよい。
このような構成によれば、嵌合孔と嵌合爪とが嵌合することによって、端子台に対する端子金具の位置が安定する。ノイズフィルタを良好な精度で容易に組み立てることができる。
さらに、金属蓋と、絶縁板と、を備え、
前記金属蓋は、前記コイル接続部を覆い、
前記絶縁板は、前記コイル接続部と前記金属蓋との間に配置されていることを特徴としてもよい。
前記金属蓋は、前記コイル接続部を覆い、
前記絶縁板は、前記コイル接続部と前記金属蓋との間に配置されていることを特徴としてもよい。
このような構成によれば、金属蓋とコイル接続部との絶縁距離を確保することができる。金属蓋とコイル接続部との導通を抑制しつつ、電流の増大、又はノイズフィルタの小型化を図ることができる。
また、前記絶縁板は、前記端子本体を支持する端子台から、前記コイル接続部と前記金属蓋との間へ張り出ていることを特徴としてもよい。
このような構成によれば、絶縁板は、端子台からコイル接続部と金属蓋との間へ張り出て、金属蓋とコイル接続部との間を遮る。これによって、金属蓋とコイル接続部との絶縁距離をより確実に確保することができる。
本発明に係るノイズフィルタは、
端子金具と、
基板と、
当該基板に搭載されたコイルと、
当該基板に搭載された電子部品と、を備え、
前記端子金具は、リード線を介して前記コイルと電気的に接続するコイル接続部と、前記基板と電気的に接続する基板接続部と、を備え、
前記コイル接続部は、前記リード線をかしめたものであり、
前記基板接続部は、前記コイル接続部を支持する。
端子金具と、
基板と、
当該基板に搭載されたコイルと、
当該基板に搭載された電子部品と、を備え、
前記端子金具は、リード線を介して前記コイルと電気的に接続するコイル接続部と、前記基板と電気的に接続する基板接続部と、を備え、
前記コイル接続部は、前記リード線をかしめたものであり、
前記基板接続部は、前記コイル接続部を支持する。
このような構成によれば、大電流とシグナル電流とを切り分けて、大電流側は上部に、シグナル電流側は下側に流し分けることができる。これにより、基板の設計をコンパクトにすることができ、小型化できる。
本発明は、小型化を図ることができるノイズフィルタを提供することができる。
(関連する技術)
実施の形態の説明に先立って、図14を参照して、実施の形態に関連する技術について説明する。
実施の形態の説明に先立って、図14を参照して、実施の形態に関連する技術について説明する。
図14に示す端子金具901は、端子本体91と、コイル接続部92と、雄ネジ91aと、座金91bとを備える。雄ネジ91aが端子本体91と締結して、座金91bと端子本体91との間に外部機器(図示略)の接続線を挟みこむ。端子本体91は当該接続線(図示略)を介して当該外部機器と電気的に接続する。コイル接続部92は、コイル(図示略)のリード線(図示略)をかしめて、当該リード線を介して当該コイルと電気的に接続する。端子本体91と、コイル接続部92とは、略同じ高さに位置する。端子本体91と、コイル接続部92とは、一枚の板状体を成形加工して、一体成形されたものである。
端子金具901の構成によれば、外部機器、及びコイルと電気的に接続することができる。しかし、端子金具と基板とを電気的に接続するためには、他の構成を必要とする。コイル接続部92がコイルのリード線(図示略)をかしめる場合、コイル接続部92が下方へ外力を受け、端子金具901が折れ曲がり、コイル接続部92が端子本体91よりも低い位置に移動するおそれがある。また、端子金具901と基板(図示略)とは電気的に接続していない。
以下、本発明を適用した具体的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。ただし、本発明が以下の実施形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。
(実施の形態1)
図1~図8を参照して実施の形態1に係るノイズフィルタの構成について説明する。
図1~図8を参照して実施の形態1に係るノイズフィルタの構成について説明する。
図1は、実施の形態1に係るノイズフィルタを示す斜視図である。図2は、蓋が取り外された、図1に示すノイズフィルタを示す斜視図である。
なお、当然のことながら、図1及びその他の図面に示した右手系XYZ座標は、構成要素の位置関係を説明するための便宜的なものである。通常、Z軸正方向が鉛直上向き、XY平面が水平面であり、図面間で共通である。
図1及び図2に示すように、ノイズフィルタ100は、端子金具1と、基板2と、コイル3と、電子部品5とを備える。本実施の形態に係るノイズフィルタ100は、端子台6と、金属ケース7とをさらに備える。
金属ケース7は、少なくともコイル3と、電子部品5とを収納する。金属ケース7は、端子金具1、基板2、及び端子台6の少なくとも一部を覆う。金属ケース7は、開口部を有してもよい。端子金具1、及び端子台6の少なくとも一部が当該開口部から露出しているとよい。図1に示す金属ケース7の一例は、略直方体である。
金属ケース7は、底板71と、蓋72とを備える。底板71は、基板2を支持する。蓋72が底板71の上に脱離可能に設けられている。
基板2は、所定のプリント配線パターンを有する。基板2は、適宜、抵抗が実装されていてもよい。基板2は、コイル3と、電子部品5とをそれぞれ少なくとも1つ搭載する。コイル3は、リード線4を介して端子金具1と電気的に接続している。リード線4は、コイル3の端部であってもよいし、コイル3の端部に接続された別の部材であってもよい。端子金具1、コイル3、及び電子部品5は、基板2のプリント配線パターンを介して相互に電気的に接続している。リード線4は、コイル3の上方(Z軸正方向)に引き出されることで、コイル3の下方の他部材との接触干渉を避けつつ配線することができる。
図2に示す基板2の一例は、コイル3、及び電子部品5の複数を搭載する。図2に示す基板2の一例は、略長方形状板である。2つのコイル3は、図2に示す基板2の一例の長手方向(ここでは、X軸方向)に所定の間隔を空けて配置されている。2つのコイル3、3同士は、リード線41、42を介して相互に電気的に接続している。リード線41、42は、コイル3の端部であってもよいし、コイル3の端部に接続された別の部材であってもよい。リード線41とリード線42とは、中継端子21によって相互に電気的に接続している。複数の電子部品5は、2つのコイル3の間、及び2つのコイル3の周りに配置されている。電子部品5は、例えば、コンデンサである。リード線41、42は、コイル3の上方(Z軸正方向)に引き出されることで、コイル3の下方の他部材との接触干渉を避けつつ配線することができる。
図3は、図1に示すノイズフィルタの端子台及びその周辺を示す斜視図である。図4は、図3に示す端子台とこれに取り付けられた端子金具とを示す斜視図である。なお、図3では、コイル3、リード線4、電子部品5、及び蓋72の図示を省略した。
図3及び図4に示すように、端子台6及び基板2が底板71の端部71a上において積み重なる。端子台6は、端子保持部6aと、フランジ6bと、溝6cとを備える。端子台6は端子保持部6aを少なくとも1つ備え、端子保持部6aは、端子金具1を保持する。なお、後述するように、大電流がコイル3とリード線4とに流れる。そのため、コイル3及びリード線4は太く、変形し難い。そのため、端子保持部6aの高さを、コイル接続部12とリード線4との位置に合わせると、コイル接続部12とリード線4とコイル3とを容易に電気的に接続することができて、好ましい。フランジ6bは、端子台6の底部から延びる。端子台6のフランジ6bと、基板2と、底板71の端部71aとがボルト6dによって締結されている。底板71、基板2、及び端子台6は、この順に積み重なっている。溝6cは、金属ケース7の蓋72の開口部と嵌合可能な形状を有するとよい。端子台6の端子保持部6aの上方には、透明カバー61が設けられている。溝6cと金属ケース7の蓋72の開口部との嵌合によって、端子台6をフランジ6bと基板2と底板71の端部71aとのボルト6dによる締結だけでなく、金属ケース7によっても固定する。そのため、端子台6によるストレス(応力)が、金属ケース7と基板2と底板71と基板接続部13に分散して伝わる。これによって、基板接続部13の半田付け部分にストレスがかかることを抑制することができる。
図5は、図4に示す端子金具を示す斜視図である。図6は、図5に示す端子金具の分解斜視図である。図5及び図6に示すように、端子金具1は、端子本体11と、コイル接続部12と、基板接続部13とを備える。図5及び図6に示す端子本体11の一部、コイル接続部12、及び基板接続部13の一例は、一枚の板状体を成形加工して、一体成形されたものである。
図5及び図6に示す端子金具1の一例は、ノイズフィルタ100の正面(ここでは、ZX平面)上において、上下左右反転させた略L字状に延びる。端子本体11は、端子台6の端子保持部6aに位置している。コイル接続部12は、端子台6のコイル3側に位置している。コイル接続部12は、端子本体11から端子台6のコイル3側に延びる。コイル接続部12は、端子本体11と略同じ高さに位置している。基板接続部13は、コイル接続部12の下方に位置する。基板接続部13は、コイル接続部12を支持するとよい。
端子本体11は、孔11cを有する。孔11cは、雌ネジ部を有する。端子本体11には、雄ネジ11aと、座金11bとが設けられている。雄ネジ11aが座金11bを挿通し、孔11cの雌ネジ部と締結する。座金11bは、バネ(図示略)によって支持されている。雄ネジ11aを緩めると、座金11bがバネ(図示略)によって上方へ押され、雄ネジ11aが座金11bの押圧によって、上方へ移動する。雄ネジ11aと、座金11bとの間に、スプリングワッシャや平ワッシャ等のワッシャが設けられていてもよい。接続線(図示略)を座金11bと端子本体11との間に挟み、雄ネジ11aを座金11bと締結する。すると、端子本体11は、当該接続線を介して外部機器(図示略)と電気的に接続することができる。外部機器は、例えば、電源である。端子本体11は、舌片部14をさらに備え、舌片部14は、嵌合孔14aを有する。嵌合孔14aが、端子台6から延びる嵌合爪(図示略)と嵌合することによって、端子本体11と座金11bとを端子台6に固定してもよい。なお、後述する実施の形態2において、嵌合孔14aを用いたスナップフィットによって、雄ネジ11aと座金11bとを端子台6に固定する固定方法の具体例を示す。
コイル接続部12は、リード線4をかしめる。なお、図3~図6は、リード線4をかしめる以前におけるコイル接続部12の一例を示す。図5及び図6に示すコイル接続部12の一例は、リード線保持部12aと、爪12bとを備える。リード線保持部12aは、リード線4を保持したまま、爪12bがリード線保持部12a側へ折り曲げられる。リード線保持部12aと爪12bとがリード線4を締め付けることによって固定する。これらによって、コイル接続部12の一例は、リード線4をかしめる。なお、コイル接続部12の一例がリード線4をかしめた後、コイル接続部12の一例とリード線4との半田付けを行ってもよい。このような半田付けを行うことによって、コイル接続部12の一例とリード線4とを確実に電気的に接続させる。また、リード線4をコイル接続部12の一例に強固に固定することができる。
基板接続部13は、複数の壁部13aと、複数の被半田付け部13bとを備える。複数の壁部13aは、基板2から立ち上がっており、コイル接続部12を支持する。基板接続部13は、基板2と半田付けされている。具体的には、複数の被半田付け部13bは、それぞれ、複数の壁部13aから下側(ここでは、Z軸負方向)に突き出る。複数の被半田付け部13bは、それぞれ、基板2の複数の孔を貫通し、基板2の下側表面において基板2と半田付けされている。
端子金具1における端子本体11から基板接続部13までの長さL13は、具体的には、端子本体11から被半田付け部13bまでの長さである。長さL13は、端子金具1における端子本体11からコイル接続部12までの長さL12と比較して長いとよい。長さL13が長さL12と比較して長い場合、端子金具1における端子本体11から基板接続部13までの直流抵抗R13は、端子金具1における端子本体11からコイル接続部12までの直流抵抗R12と比較して高い。具体的には、直流抵抗R12の範囲は、例えば、0.15~0.25mΩである。端子金具1におけるコイル接続部12から基板接続部13までの直流抵抗R23の範囲は、例えば、0.3~0.5mΩである。端子金具1における端子本体11から基板接続部13までの直流抵抗R13(=R12+R23)の範囲は、例えば、0.45~0.75mΩである。直流抵抗R13は、直流抵抗R12と比較して高い。直流抵抗R12に対する直流抵抗R13の比は、例えば、1.8~5である。直流抵抗R12、R13、R23を上記の範囲に設定すると、コイル3に流れる電流が、大電流、つまり、パワーラインに流れる電流と同様の大きさとなり、電子部品5に流れる電流が、シグナル電流、つまり、シグナルラインに流れる電流と同様の大きさとなる。シグナル電流は、微弱であり、大電流と比較して小さい。コイル接続部12を流れる電流は、例えば、30~60Aであるとよい。基板接続部13を流れる電流は例えば、1~10mAであるとよい。すなわち、一方の端子金具1の端子本体11に電気的に接続された外部機器である電源が、2つの端子本体11のうち一方の端子本体11を含む電気回路に、電圧を印加する。この電圧による大電流は、端子本体11とコイル接続部12を介して、2つのコイル3のうち一方のコイル3に流れ、中継端子21を通して他方のコイル3に流れる。
そして、他方の端子金具1のコイル接続部12と端子本体11を介して別の外部機器(図示略)へと流れる。別の外部機器(図示略)は、負荷である。一方、基板2上の電子部品5に流れるシグナル電流は、端子本体11とコイル接続部12、基板接続部13を介して基板に流れる。そして、他方の端子金具1の基板接続部とコイル接続部12、端子本体11を介して別の外部機器(図示略)へと流れる。
そして、他方の端子金具1のコイル接続部12と端子本体11を介して別の外部機器(図示略)へと流れる。別の外部機器(図示略)は、負荷である。一方、基板2上の電子部品5に流れるシグナル電流は、端子本体11とコイル接続部12、基板接続部13を介して基板に流れる。そして、他方の端子金具1の基板接続部とコイル接続部12、端子本体11を介して別の外部機器(図示略)へと流れる。
図7は、図1に示すノイズフィルタの中継端子を示す斜視図である。図7に示すように、中継端子21は、リード線保持部21aと、爪21bと、壁部21c、21dと、複数の被半田付け部21eとを備える。図7に示すリード線保持部21a、爪21b、壁部21c、21d、及び被半田付け部21eの一例は、一枚の板状体を成形加工して、一体成形されたものである。
中継端子21、21は、それぞれ、図2に示すリード線41、42をかしめる。なお、図7は、リード線41、42をかしめる以前における中継端子21の一例を示す。具体的には、リード線保持部21aは、リード線41、42を保持したまま、爪21bがリード線保持部21a側へ折り曲げられる。リード線保持部21aと爪21bとが、リード線41、42を締め付けて固定する。これらによって、中継端子21はリード線41、42をかしめる。中継端子21は、リード線41とリード線42とを相互に電気的に接続させて、リード線41とリード線42とを中継する。なお、中継端子21がリード線41、42をかしめた後、中継端子21とリード線41、42との半田付けを行ってもよい。このような半田付けを行うことによって、中継端子21とリード線41、42とを確実に電気的に接続させる。また、リード線41、42を中継端子21に強固に固定することができる。
壁部21c、21dは、リード線保持部21aから基板2側に延びる。言い換えると、壁部21c、21dは、基板2から立ち上がり、リード線保持部21aを支持する。
複数の被半田付け部21eは、基板2と半田付けされている。具体的には、複数の被半田付け部21eは、壁部21c、21dから下側(ここでは、Z軸負方向)に突き出る。複数の被半田付け部21eが、それぞれ、基板2の複数の孔を貫通し、基板2の下側表面において基板2と半田付けされている。
上記した通り、コイル3、及び電子部品5は、端子金具1、基板2のプリント配線パターン、及び中継端子21を介して電気的に接続されているため、電気回路を形成する。この形成した電気回路の一例を図8に示す。図8は、図1に示すノイズフィルタの回路図である。図8に示す電子回路の一例において、電子部品5は、コンデンサである。図8に示す電子回路の一例において、抵抗R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、及びR9は、基板2に実装されている抵抗である。コイル3に流れる電流は、当該コンデンサ(電子部品5)に流れる電流、及び、抵抗R1~R9に流れる電流と比較して大きい。コイル3に流れる電流は、大電流であり、パワーラインに流れる電流と同様の大きさであり、例えば、30~60Aである。当該コンデンサ(電子部品5)に流れる電流、及び、抵抗R1~R9に流れる電流は、微弱であり、シグナルラインに流れる電流と同様の大きさであり、例えば、1~10mAである。
以上より、ノイズフィルタ100の構成によれば、端子金具1を介して、外部機器(図示略)から電力、又は信号をコイル3及び電子部品5に供給することができる。詳しくは、外部機器である電源(図示略)からの電圧による大電流を、コイル3を介してコモンモードノイズを除去した上で外部機器である負荷(図示略)に供給できる。また、このライン上に乗るコモンモードノイズやノーマルモードノイズの成分を、基板接続部13を通して基板2上の電子部品5を介することで、それらのノイズを抑制することができる。また、端子金具1の基板接続部13がコイル接続部12の下側に位置していることから、コイル接続部12とコイル3とを接近させることができる。これによって、小型化を図ることができる。また、端子金具1の基板接続部13がコイル接続部12の下側に位置して、コイル接続部12がリード線4をかしめている。これによって、端子金具1を下方へ移動させることによって基板2に設置した後、コイル接続部12を下方へ折り曲げてリード線4をかしめることができる。すなわち、端子金具1とコイル3は、リード線4を介して容易に電気的に接続する。そのため、組み立て性を確保することができる。すなわち、ノイズフィルタ100の構成によって、組み立て性を確保しつつ、小型化を図ることができる。
また、本実施の形態に係るノイズフィルタ100の構成によれば、基板接続部13は、コイル接続部12の下側に位置してコイル接続部12を支持する。コイル接続部12のかしめの際に端子金具1が変形することを防止する効果がある。また、かしめの際に工具等を用いてコイル接続部12を下から支える必要がないため、コイル接続部12とコイル3とを接近させることによって、小型化しつつ組み立て性を確保することができる。
また、本実施の形態に係るノイズフィルタ100の構成によれば、基板接続部13が基板2と半田付けされている。そのため、基板接続部13と基板2とが安定して電気的に接続している。よって、端子金具1及び基板2を介して、外部機器や電源からのノイズ成分を電子部品5に安定して供給でき、確実に除去することができる。
また、本実施の形態に係るノイズフィルタ100の構成によれば、基板接続部13が複数の壁部13aを備え、複数の壁部13aは、コイル接続部12を支持する。よって、コイル接続部12の爪12bを下方へ折り曲げてリード線4をかしめた場合、コイル接続部12は、複数の壁部13aの支持による反力を受けて、コイル接続部12の高さ方向における位置が安定する。よって、リード線4を容易にかしめることができる。
また、本実施の形態に係るノイズフィルタ100の構成によれば、蓋72の開口部と端子台6の溝6cとが嵌合している。また、端子台6のフランジ6bと、基板2と、底板71の端部71aとがボルト6dによって締結されている。また、端子金具1は、端子台6の端子保持部6aに保持されている。これらによって、端子金具1と基板2との相対的な位置が安定するため、基板接続部13の被半田付け部13bと基板2との半田付けによる接合を維持することができる。
(実施の形態2)
次に、図9~図13を参照して実施の形態2に係るノイズフィルタの構成について説明する。図9は、実施の形態2に係るノイズフィルタの端子台及びその周辺を示す上面図である。図10は、図9に示す端子台及びその周辺を示す斜視図である。図11は、図9に示すノイズフィルタの端子金具及びその周辺を示す斜視図である。図12は、図9に示すノイズフィルタの端子台及びその周辺を示す斜視断面図である。図13は、図12に示す端子台及びその周辺の断面図である。なお、図9、図11~図13において、蓋72の図示を省略した。また、図11において、端子保持部6a等の図示を省略した。
次に、図9~図13を参照して実施の形態2に係るノイズフィルタの構成について説明する。図9は、実施の形態2に係るノイズフィルタの端子台及びその周辺を示す上面図である。図10は、図9に示す端子台及びその周辺を示す斜視図である。図11は、図9に示すノイズフィルタの端子金具及びその周辺を示す斜視図である。図12は、図9に示すノイズフィルタの端子台及びその周辺を示す斜視断面図である。図13は、図12に示す端子台及びその周辺の断面図である。なお、図9、図11~図13において、蓋72の図示を省略した。また、図11において、端子保持部6a等の図示を省略した。
図9に示すノイズフィルタ200は、端子台6が、絶縁板6e、及び嵌合爪6fを含むところを除いて、図1に示すノイズフィルタ100と同じ構成を備える。
図9及び図10に示すように、ノイズフィルタ200の端子台6は、絶縁板6eを含む。絶縁板6eは、端子台6のコイル3側に設けられている。より具体的には、絶縁板6eは、端子台6の上部から、金属ケース7の蓋72と、コイル接続部12との間へ張り出ている。
絶縁板6eは、絶縁性を有する。絶縁板6eは、絶縁性を有する材料からなるとよい。この絶縁性を有する材料は、例えば、ゴムやプラスチックである。端子金具1と金属ケース7の蓋72との間の絶縁距離が確保されるように、絶縁板6eの形状や大きさを設定するとよい。例えば、ノイズフィルタ200をその上方から視た場合、絶縁板6eのカバーする範囲が、コイル接続部12を包含するとよい。
図12及び図13に示すように、ノイズフィルタ200の端子台6は、嵌合爪6fを含む。嵌合爪6fは、端子保持部6aに設けられている。嵌合爪6fは、嵌合孔14aと嵌合可能な形状を有する。嵌合爪6fは、弾性変形可能である。端子金具1を端子保持部6aに配置させる。すると、舌片部14が端子保持部6a内に位置し、嵌合爪6fに当たる。そして、嵌合爪6fが弾性変形して、嵌合孔14aと嵌合爪6fとが嵌合する。
以上より、ノイズフィルタ200の構成によれば、絶縁板6eは、金属ケース7の蓋72と、コイル接続部12との間へ張り出ている。これによって、端子金具1と金属ケース7の蓋72との間の絶縁距離を確保することができる。よって、端子金具1と金属ケース7の蓋72との電気的な接続を抑制することができる。大きな電圧を端子金具1に印加したり、ノイズフィルタ200の小型化のために端子金具1と金属ケース7とを接近させたりした場合、このような構成は、特に好適である。
また、ノイズフィルタ200の構成によれば、端子金具1を端子台6の端子保持部6aに配置させることにより、嵌合爪6fが嵌合孔14aと嵌合するため、端子台6に対する端子金具1の位置及び向きが安定する。よって、ノイズフィルタ200の組み立て性の向上を図ることができる。
また、ノイズフィルタ200の構成によれば、蓋72の開口部と端子台6の溝6cとが嵌合している。また、端子金具1は、端子台6の端子保持部6aに保持されている。これらによって、端子金具1と蓋72との相対的な位置が安定するため、端子金具1と蓋72との間の絶縁距離の確保を図ることができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。また、本発明は、上記実施の形態やその一例を適宜組み合わせて実施してもよい。例えば、図1に示すノイズフィルタ100の端子台6は、図11に示すノイズフィルタ200の端子台6と同様に、嵌合爪6fを備えてもよい。また、ノイズフィルタ200は、ノイズフィルタ100と異なり、電子部品5を備えなくてもよい。また、ノイズフィルタ200は、ノイズフィルタ100と異なり、端子金具1と異なる端子金具を備えてもよい。当該端子金具は、端子本体11と、コイル接続部12とを備えればよい。
100、200 ノイズフィルタ
1、901 端子金具
11、91 端子本体
11a、91a 雄ネジ 11b、91b 座金
11c 孔
12、92 コイル接続部
12a リード線保持部 12b 爪
13 基板接続部
13a 壁部 13b 被半田付け部
14 舌片部
14a 嵌合孔
2 基板
21 中継端子
21a リード線保持部 21b 爪
21c、21d 壁部 21e 被半田付け部
3 コイル
4、41、42 リード線
5 電子部品
6 端子台
6a 端子保持部 6b フランジ
6c 溝 6d ボルト
6e 絶縁板 6f 嵌合爪
61 透明カバー
7 金属ケース
71 底板 71a 端部
72 蓋
L12、L13 長さ
R12、R13、R23 直流抵抗 R1-R9 抵抗
1、901 端子金具
11、91 端子本体
11a、91a 雄ネジ 11b、91b 座金
11c 孔
12、92 コイル接続部
12a リード線保持部 12b 爪
13 基板接続部
13a 壁部 13b 被半田付け部
14 舌片部
14a 嵌合孔
2 基板
21 中継端子
21a リード線保持部 21b 爪
21c、21d 壁部 21e 被半田付け部
3 コイル
4、41、42 リード線
5 電子部品
6 端子台
6a 端子保持部 6b フランジ
6c 溝 6d ボルト
6e 絶縁板 6f 嵌合爪
61 透明カバー
7 金属ケース
71 底板 71a 端部
72 蓋
L12、L13 長さ
R12、R13、R23 直流抵抗 R1-R9 抵抗
Claims (12)
- 端子金具と、
基板と、
当該基板に搭載されたコイルと、
当該基板に搭載された電子部品と、を備え、
前記端子金具は、外部機器と電気的に接続する端子本体と、リード線を介して前記コイルと電気的に接続するコイル接続部と、前記基板と電気的に接続する基板接続部と、を備え、
前記コイル接続部は、前記リード線をかしめたものである、
ノイズフィルタ。 - 前記基板接続部は、前記コイル接続部を支持する、
ことを特徴とする請求項1に記載のノイズフィルタ。 - 前記端子本体から前記コイル接続部までの長さは、前記端子本体から前記基板接続部までの長さと比較して短い、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のノイズフィルタ。 - 前記基板接続部は、前記コイル接続部の下側に位置する、
ことを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載のノイズフィルタ。 - 前記基板接続部は、前記基板と半田付けされた、
ことを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載のノイズフィルタ。 - 前記基板接続部は、前記基板から立ち上がる複数の壁部を備え、
前記複数の壁部は、前記コイル接続部を支持する、
ことを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載のノイズフィルタ。 - 前記コイル接続部を流れる電流は30~60Aであり、
前記基板接続部を流れる電流は1~10mAである、
ことを特徴とする請求項1~6のいずれか1項に記載のノイズフィルタ。 - 前記端子金具における前記端子本体から前記コイル接続部までの直流抵抗は、0.15~0.25mΩであり、
前記端子金具における前記コイル接続部から前記基板接続部までの直流抵抗は、0.3~0.5mΩである、
ことを特徴とする請求項1~7のいずれか1項に記載のノイズフィルタ。 - さらに、端子台を備え、
前記端子台は、前記端子本体を支持し、
前記端子金具は、前記端子本体から前記端子台の側壁面に延びる舌片部をさらに備え、
前記舌片部は、嵌合孔を有し、
前記嵌合孔は、前記端子台の側面に設けられた嵌合爪と嵌合する、
ことを特徴とする請求項1~8のいずれか1項に記載のノイズフィルタ。 - さらに、金属蓋と、絶縁板と、を備え、
前記金属蓋は、前記コイル接続部を覆い、
前記絶縁板は、前記コイル接続部と前記金属蓋との間に配置されている、
ことを特徴とする請求項1~9のいずれか1項に記載のノイズフィルタ。 - 前記絶縁板は、前記端子本体を支持する端子台から、前記コイル接続部と前記金属蓋との間へ張り出ている、
ことを特徴とする請求項10に記載のノイズフィルタ。 - 端子金具と、
基板と、
当該基板に搭載されたコイルと、
当該基板に搭載された電子部品と、を備え、
前記端子金具は、リード線を介して前記コイルと電気的に接続するコイル接続部と、前記基板と電気的に接続する基板接続部と、を備え、
前記コイル接続部は、前記リード線をかしめたものであり、
前記基板接続部は、前記コイル接続部を支持する、
ことを特徴とするノイズフィルタ。
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EP22216875.9A EP4207223A3 (en) | 2021-12-28 | 2022-12-28 | Noise filter |
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