JP4237105B2 - コネクタ一体型吸気系モジュール - Google Patents

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Description

この発明は、エンジンに使用される吸気系モジュールに関するものである。
従来、エンジン側の点火プラグ穴に取り付けられた各点火プラグに複数の点火コイルをそれぞれ接続し、そこに支持するためには点火コイル集合装置が用いられていた。点火コイル集合装置は、エンジン側の各点火プラグ穴にそれぞれ対応する位置にて各点火コイルを離脱可能に支持するために共通の電気絶縁性のベース部材を備えている。ベース部材は取り付け用ボルトによってエンジン側に固定される。また、ベース部材には点火コイルとの電気的接続を図るために内部配線が埋入状に設けられ、各点火コイルに対応する位置に端子が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−322076号公報(第1−4頁、図1−7)
従来の点火コイル集合装置では、複数の点火コイルに対する接続支持部を形成するために内部配線を持つベース部材が個別の部品として必要であり、このベース部材のためにエンジンへの取り付け作業性が悪くなり、コスト高になる。また当該ベース部材を設置するスペース、および取り付けボルト等を必要とするという問題点があった。
この発明の目的は、ベース部材を用いずに複数の点火コイルを外部回路に一括接続し得て、エンジンへの取り付け作業性の良いコネクタ一体型吸気系モジュールを提供することである。
この発明に係わるコネクタ一体型吸気系モジュールは、エンジン本体に装着された複数の点火コイルを外部回路に接続するために、点火コイルに直接接続されるコネクタ部と、一端がコネクタ部に接続されていて、他端が外部回路に接続され得るコネクタ導体と、エンジン本体上に設置される吸気系機器とを備え、コネクタ部が吸気系機器の機器ハウジングに一体化され、エンジン本体上に設置される機器ハウジングの底壁、および機器ハウジングの底壁に設けられたコネクタ部に固着され、エンジン本体およびエンジン本体の上面に設けられる点火コイルに対向する弾性体層をさらに備えたものである。
この発明によれば、点火コイルと接続するためのコネクタ部を吸気系機器の機器ハウジングに一体化してあるので、部品点数を減少でき取り付け作業性をよくすることができる。
実施の形態1.
図1および図2はこの発明のコネクタ一体型吸気系モジュールをエアクリーナに適用した実施の形態を示すものである。図1はコネクタ一体型吸気系モジュールの分解斜視図、図2はエンジン本体上に設けられて点火コイルと接続された状態でのコネクタ一体型吸気系モジュールの断面図である。なお、ここではエアクリーナを例として挙げたが、レゾネータ等エアクリーナ以外の吸気系機器に適用してもよい。
図1および図2において、エンジン本体1上には、コネクタ一体型吸気系モジュール2が配置されている。コネクタ一体型吸気系モジュール2の吸気系機器であるエアクリーナ3は、エアクリーナ本体4およびカバー5で構成された機器ハウジング6と、この機器ハウジング6内に収納されたエアクリーナエレメント7とを備えている。このエアクリーナ3はエアクリーナ本体4に設けられた固定フランジ8とボルト9とを用いてエンジン本体1上に固定される。
エンジン本体1の上部には、点火プラグを収容するプラグホール10が設けられている。プラグホール10はこの例では4個ある。各プラグホール10内には、点火プラグ11が挿入されて固定されており、また点火コイル12も挿入されていてその内端が点火プラグ11に接続され、その外端では頭部13のコイル端子14がエンジン本体1の頂面から突出している。
図2において、エアクリーナ3の機器ハウジング6は絶縁性樹脂により形成されており、エンジン本体1の頂面上に配置される底壁15と、底壁15の周縁から立ち上がった側壁16とを備えている。底壁15は、エンジン本体1に取り付けられた点火コイル12に対応した位置において、カップ状の凹部17を持っている。これら凹部17は、点火コイル12のエンジン本体1から突出した部分である点火コイル12の端子14を密着して受け入れるように内側に向かって窪んだ内端の閉じた円筒壁部である。凹部17の数は点火コイル12の数に対応している。
底壁15の各凹部17の底壁からは端子18が突出していて、端子18の内端は凹部底壁内にインサート成型などにより埋設されて支持されて一体化されている。端子18の内端には底壁15にインサート成型などにより埋設されて支持され、一体化されたコネクタ導体19の一端がそれぞれ接続されており、コネクタ導体19の他端は底壁15の端面、即ち側壁16から外部に引き出されて先端にそれぞれコネクタ20が接続されている。このように、機器ハウジング6の底壁15に設けられた凹部17と、凹部17内に設けられた端子18とでエンジン本体1の点火コイル12の端子14に直接接続されるコネクタ部21が構成されている。またコネクタ導体19は一端でコネクタ部21に接続されていて、他端で外部コネクタ20を介して図示してない外部回路に接続され得るものである。この例ではコネクタ部21とコネクタ導体19とは互いに連続した一体の板状あるいは棒状の導体である。
このように、この発明のコネクタ一体型吸気系モジュール2は、エンジン本体1に装着された複数の点火コイル12を外部回路に接続するために、点火コイル12に直接接続されるコネクタ部21と、一端でコネクタ部21に接続されていて、他端で外部回路に接続され得るコネクタ導体19と、エンジン本体1上に設置される機器ハウジング6を有する吸気系機器であるエアクリーナ3とを備え、コネクタ部21がエアクリーナ3の機器ハウジング6に一体化されている。コネクタ導体19は機器ハウジング6に埋設せずに別の適当な金具、接着剤、粘着テープ等により機器ハウジング6に固着して配線することもできる。
このような構成のコネクタ一体型吸気系モジュール2においては、点火コイル12に直接接続されるコネクタ部21が、エンジン本体1上に設置されるエアクリーナ3の機器ハウジング6に一体化され、従来必要であった独立した部品であるベース部材が不必要であるので、エンジン本体1に取り付けられた各点火プラグにそれぞれ点火コイル12が装着された状態で、点火コイル12とコネクタ部21との電気的接続をエアクリーナ3の取り付け作業と同時に一回の動作で行うことができる。また、エアクリーナ3をエンジン本体1上にボルトで固定することにより、同時に点火コイル12をコネクタ部21により機械的に支持することもできる。
またコネクタ導体19がエアクリーナ3の機器ハウジング6の底壁15に一体的に形成されているため、エンジン本体1とエアクリーナ3の間で導体の引き回し作業をする必要や、導体のスペースを確保する必要がなく、構造がコンパクトになり、取り付け作業が容易となる。
実施の形態2.
図3はこの発明の実施の形態2におけるコネクタ一体型吸気系モジュールを示すものである。図3において、エアクリーナ3の底壁15に一体に埋設されたコネクタ導体19の他端には、複数の外部コネクタが集約されて一体の集合体となった集積コネクタ22が接続されている。この集積コネクタ22は、図2に示すように機器ハウジング6から引き出されたコネクタ導体19の外側に接続されていてもよいが、図3に示すように機器ハウジング6の底壁15の端部即ち側壁16の下端部にインサートモールド等の一体成型により埋設されている。図示の例では集積コネクタ22は側壁16に設けたスリット状の凹部23と、この凹部23内に突出した端子24とで構成されている。その他の構成は図1および図2に示す実施の形態と同様である。
このように外部コネクタである集積コネクタ22がエアクリーナ3の機器ハウジング6に一体化されているため、エンジン本体1の図示しない制御ユニットからの配線との接続を一度の作業で行うことができる。
実施の形態3.
図4はこの発明の実施の形態3におけるコネクタ一体型吸気系モジュールを示すものである。図4において、エアクリーナ3の機器ハウジング6の底壁15とエンジン本体1の頂面との間および機器ハウジング6のカップ状の凹部17とエンジン本体1側の点火コイル12との間には、ゴムあるいは合成樹脂の弾性体層25が設けられている。この実施の形態では弾性体層25は、機器ハウジング6の底壁15と凹部17の内面に接着剤等により固着されている。換言すれば、弾性体層25は、機器ハウジング6およびコネクタ部21に固着されていて、エンジン本体1に装着されたときにはエンジン本体1および点火コイル12に対して対向して接触するものである。
このように弾性体層25がエアクリーナ3の機器ハウジング6に設けられているため、エンジン本体1の図示しない点火プラグに装着された点火コイル12の取り付けピッチに対してコネクタ部21のピッチが多少ずれていても、このようなピッチのずれは弾性体層25の弾性変形により効果的に吸収し、しかも点火コイル12を確実に保持することができる。また、実使用時の振動によるコネクタ部21の凹部17の振れを抑制でき、コネクタ部21の電気的接続の信頼性が向上する。
この発明の実施の形態1を示すコネクタ一体型吸気系モジュールをエンジン本体と共に示す分解斜視図である。 この発明の実施の形態1を示す点火コイルと接続した状態でのコネクタ一体型吸気系モジュールの断面図である。 この発明の実施の形態2を示す集積コネクタを機器の機器ハウジングに一体に設けたコネクタ一体型吸気系モジュールの断面図である。 この発明の実施の形態3を示す弾性体層を機器ハウジングの底壁に設けたコネクタ一体型吸気系モジュールの断面図である。
符号の説明
1 エンジン本体、3 エアクリーナ、6 機器ハウジング、12 点火コイル、19コネクタ導体、21 コネクタ部、22 集積コネクタ、25 弾性体層。

Claims (3)

  1. エンジン本体に装着された複数の点火コイルを外部回路に接続するために、前記点火コイルに直接接続されるコネクタ部と、
    一端で前記コネクタ部に接続されていて、他端で外部回路に接続され得るコネクタ導体と、
    前記エンジン本体上に設置される機器ハウジングを有する吸気系機器とを備え、
    前記コネクタ部が前記吸気系機器の前記機器ハウジングに一体化され
    前記機器ハウジングの底壁、および前記機器ハウジングの底壁に設けられた前記コネクタ部に固着され、前記エンジン本体および前記エンジン本体の上面に設けられる前記点火コイルに対向する弾性体層をさらに備えたことを特徴とするコネクタ一体型吸気系モジュール。
  2. 前記コネクタ導体が前記機器ハウジングに一体化されていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ一体型吸気系モジュール。
  3. 前記コネクタ導体の前記他端が複数のコネクタの集合体である集積コネクタを備え、前記集積コネクタが前記機器ハウジングに一体化されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコネクタ一体型吸気系モジュール。
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