JP2023039140A - 画像検査装置、画像検査方法およびプログラム - Google Patents

画像検査装置、画像検査方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】誤検出が抑制され、精度良くスジ状欠陥が検出される画像検査装置を提供する。【解決手段】検出部433は、算出部435と設定部436と判定部437とを含む。算出部435は、読取画像の各画素について、スジ状欠陥の特徴を示す第1特徴量を算出する。設定部436は、出力対象画像の各画素について、第1特徴量と第2特徴量とを算出し、算出された第1特徴量を含み、かつ、算出された第2特徴量に応じた幅を有する許容範囲を設定する。判定部437は、読取画像の各画素の第1特徴量と出力対象画像の各画素について設定された許容範囲とを比較することにより、読取画像にスジ状欠陥が存在するか否かを判定する。第2特徴量の絶対値は、スジ状欠陥に直交する方向に沿った濃度の変化量が大きいほど大きい。【選択図】図3

Description

本開示は、画像検査装置、画像検査方法およびプログラムに関する。
従来、画像形成装置によって画像が形成された用紙上にスジ状欠陥が生じるケースが存在する。そのため、画像形成装置から出力される用紙を検査する画像検査装置が開発されている。特開2017-173000号公報(特許文献1)には、検査基準となる基準画像と読取デバイスを用いて用紙を読み取ることにより生成される読取画像とを用いて、読取画像上のスジ状欠陥を検査する検査装置が開示されている。この検査装置は、基準画像と読取画像との差分を示す第1差分画像の各画素について、発生しうるスジに直交する方向に所定数離れた画素との差分値を算出し、算出した差分値を画素値とする第2差分画像を用いて、読取画像にスジ状欠陥が存在するか否かを判定する。基準画像として、画像形成装置が用紙に形成する画像の元となる出力対象画像が用いられる。
特開2017-173000号公報
読取画像は、各画素の値がRGBの濃度を示すRGB画像である。これに対し、出力対象画像は、印刷するためのデータであるため、各画素の値がCMYKの濃度を示すCMYK画像である。そのため、読取画像と出力対象画像とを比較するために、出力対象画像をRGB画像に色変換する必要がある。この色変換は、一般に、画像形成装置および読取デバイスの特性を考慮したルックアップテーブル等を用いた処理によって実行される。しかしながら、読取画像を生成する際の、画像形成装置による画像形成および読取デバイスによる読み取りにおいて誤差が生じ得る。当該誤差のために、スジ状欠陥が存在しないにもかかわらず、スジ状欠陥が存在すると判定される誤検出が生じる可能性がある。
本開示は上述のような問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、誤検出が抑制され、精度良くスジ状欠陥を検出可能な画像検査装置、画像検査方法およびプログラムを提供することである。
ある局面に従うと、画像検査装置は、画像形成装置によって画像が形成された用紙を検査する。画像検査装置は、用紙を読み取ることにより生成された読取画像を取得する第1取得部と、画像形成装置が用紙に形成する画像の元となる出力対象画像を取得する第2取得部と、読取画像と出力対象画像とを用いて読取画像上のスジ状欠陥を検出する検出部と、を備える。検出部は、算出部と、設定部と、判定部と、を含む。算出部は、読取画像の各画素について、スジ状欠陥の特徴を示す第1特徴量を算出する。設定部は、出力対象画像の各画素について、第1特徴量と第2特徴量とを算出し、算出された第1特徴量を含み、かつ、算出された第2特徴量に応じた幅を有する許容範囲を設定する。判定部は、読取画像の各画素の第1特徴量と出力対象画像の各画素について設定された許容範囲とを比較することにより、読取画像にスジ状欠陥が存在するか否かを判定する。第2特徴量の絶対値は、スジ状欠陥に直交する方向に沿った濃度の変化量が大きいほど大きい。
別の局面に従うと、画像検査方法は、画像形成装置から出力された用紙を検査する。画像検査方法は、用紙を読み取ることにより読取画像を取得するステップと、画像形成装置が用紙に形成する画像の元となる出力対象画像を取得するステップと、読取画像と出力対象画像とを用いて用紙上のスジ状欠陥を検出するステップと、を備える。検出するステップは、読取画像の各画素について、スジ状欠陥の特徴を示す第1特徴量を算出するステップと、出力対象画像の各画素について第1特徴量を算出するステップと、を含む。さらに、検出するステップは、出力対象画像の各画素について第2特徴量を算出するステップと、出力対象画像の各画素について、算出された第1特徴量を含み、かつ、算出された第2特徴量に応じた幅を有する許容範囲を設定するステップを含む。さらに、検出するステップは、読取画像の各画素の第1特徴量と出力対象画像の各画素について設定された許容範囲とを比較することにより、読取画像にスジ状欠陥が存在するか否かを判定するステップを含む。第2特徴量の絶対値は、スジ状欠陥に直交する方向に沿った濃度の変化量が大きいほど大きい。
本開示によれば、誤検出が抑制され、精度良くスジ状欠陥が検出される。
本開示の実施の形態に係る画像検査装置を含む画像検査システムの概略構成を示す図である。 画像形成装置の制御系に関する構成例を示すブロック図である。 実施の形態に係る画像検査装置の制御系に関する構成例を示すブロック図である。 2次微分フィルターの一例を示す図である。 1次微分フィルターの一例を示す図である。 出力対象画像のグラデーション領域における画素の値の変化と、第1特徴量と、第2特徴量との関係を示す図である。 実施の形態に係る画像検査方法の流れの一例を示すフローチャートである。 変形例2に係る画像検査装置の制御系に関する構成例を示すブロック図である。
以下、図面を参照しつつ、本開示に従う実施の形態に係る画像検査装置について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、これらについての詳細な説明は繰り返さない。なお、以下で説明される実施の形態および変形例は、適宜選択的に組み合わされてもよい。
<画像形成システム>
図1は、本開示の実施の形態に係る画像検査装置を含む画像検査システムの概略構成を示す図である。図1に示されるように、画像検査システム1は、画像形成装置2と画像検査装置3とを備える。
画像形成装置2は、静電気を用いて画像の形成を行う電子写真方式によって用紙に画像を形成する画像形成装置の一例である。画像形成装置2は、例えば、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、及びブラック(K)の4色のトナー画像を重ね合わせるタンデム形式によって、用紙上にカラー画像を形成する。画像形成装置2には、不図示のLAN(Local Area Network)を介して、オペレーターによって操作されるPC(Personal Computer)等が接続される。そして、PCからLANを介して画像形成装置2にジョブが投入される。画像形成装置2は、投入されたジョブに従って、画像形成処理等の各種の処理を行なう。
画像形成装置2は、操作表示部23と、画像入力部24と、給紙部28と、搬送部25と、画像形成部26と、を備える。
操作表示部23は、液晶パネル等からなる表示部、および、タッチセンサー等からなる操作部を含む。表示部及び操作部は、例えばタッチパネルとして一体に形成される。操作表示部23は、操作部に入力されたオペレーターからの操作内容を表す操作信号を生成し、操作信号を制御部20(後述する図2を参照)に供給する。また、操作表示部23は、制御部20から供給される表示信号に基づいて、表示部に、オペレーターによる操作内容や設定情報等を表示する。なお、操作部をマウスやタブレットなどで構成し、表示部とは別体で構成することも可能である。
画像入力部24は、原稿台上の原稿から画像を光学的に読み取り、読み取った画像をA/D変換して画像データを生成する。なお、画像入力部24は、プラテンガラス上で原稿から画像を読み込むこともできる。
給紙部28は、複数の給紙トレイ、給紙トレイ毎に設けられた給紙ローラー、分離ローラー、給紙/分離ゴム、送り出しローラー等からなる給紙機構を備える。各給紙トレイには、用紙の種類( 紙種、坪量、用紙サイズ等)ごとに予め識別された用紙が格納されており、用紙の最上部から一枚ずつ給紙機構により搬送部25に向けて搬送される。
搬送部25は、用紙を搬送するための複数の搬送ローラーを含み、給紙部28から給紙された用紙を、画像形成部26を経由して画像検査装置3まで搬送する。
画像形成部26は、電子写真方式の画像形成処理を行ない、C、M、Y及びKの4色からなる画像を用紙上に形成する。画像形成部26は、Y、M、C及びKのトナー画像をそれぞれ形成するための4つの画像形成ユニット263と、中間転写ベルト264と、転写部265と、定着装置266と、を含む。なお、本実施の形態では、電子写真方式を適用した画像形成部26について説明するが、電子写真方式を適用した例に限定されず、インクジェット方式、熱昇華方式等、他のプリント方式を適用した画像形成部を用いてもよい。
4つの画像形成ユニット263は、中間転写ベルト264のベルト面に沿って直列(タンデム)に配置され、C、M、Y及びKの画像をそれぞれ形成する。4つの画像形成ユニット263は、形成する画像の色が異なるだけであり、同一の構成を有する。図1に示されるように、4つの画像形成ユニット263の各々は、露光部263a、感光体ドラム263b、現像部263c、帯電部263d、クリーニング部263e、および1次転写ローラー263fを有する。
各画像形成ユニット263は、帯電部263dによって感光体ドラム263bを帯電させた後、投入されたジョブに基づいて露光部263aから感光体ドラム263b上に光を照射することにより、感光体ドラム263b上に静電潜像を形成する。次いで、現像部263cによってトナーが感光体ドラム263b上に供給され、感光体ドラム263b上にトナー画像が形成される。感光体ドラム263b上に形成されたトナー画像は、1次転写ローラー263fによって、中間転写ベルト264上に(1次転写)される。これにより、中間転写ベルト264上には各色からなる画像が形成される。1次転写の後、クリーニング部263eによって、感光体ドラム263b上に残留するトナーが除去される。
転写部265は、中間転写ベルト264上のトナー画像を用紙上に転写(2次転写)する。
定着装置266は、トナー画像が転写された用紙に対して加熱および加圧して、定着処理を施す。定着装置266によってトナー画像が定着された用紙は、搬送部25によって、画像検査装置3に搬送される。
画像検査装置3は、読取部30と、検出装置4と、を備える。読取部30は、例えば、リニアイメージセンサー(例えばCCDラインセンサー等)、光学系、光源等を含む。読取部30は、画像が形成された用紙を読み取ることにより、アナログ画像データを生成し、生成したアナログ画像データを検出装置4に出力する。検出装置4は、読取部30から入力されるアナログ画像データに基づいて、用紙上のスジ状欠陥を検出する。
<画像形成装置の構成>
図2は、画像形成装置の制御系に関する構成例を示すブロック図である。図2に示されるように、画像形成装置2は、上述した操作表示部23、画像入力部24、給紙部28、搬送部25および画像形成部26の他に、制御部20と、通信I/F部21と、記憶部22と、を備える。
通信I/F部21は、ネットワーク又は専用線を介して、オペレーターが操作する端末であるPC6との間でデータを送受信するインターフェースである。通信I/F部21として、例えばNIC(Network Interface Card)が用いられる。
制御部20は、CPU(Central Processing Unit)201、ROM(Read Only Memory)202、RAM(Random Access Memory)203、および入力画像処理部204を備える。
入力画像処理部204は、PC6から通信I/F部21を介して入力したジョブに含まれる画像に所定の画像処理(例えば、ラスタライズ処理)を施し、各画素の値がCMYKの濃度を示す印刷用画像データを生成する。また、入力画像処理部204は、画像入力部24が読み取った原稿から取得した画像データについても画像処理を施し、印刷用画像データを作成する。印刷用画像データは、画像形成部26および画像検査装置3に送られる。
ROM202には、CPU201が実行するプログラム、又はプログラムの実行時に使用するデータ等が保存される。CPU201は、ROM202に保存されたプログラムを読み出すことにより、画像形成装置2を構成する各部の制御を行なう。RAM203には、CPU201の演算処理の途中に発生した変数やパラメーターなどが一時的に書き込まれる。
CPU201は、例えば、搬送部25を制御して搬送ローラーを駆動させ、用紙を搬送させる。CPU201は、入力画像処理部204が作成した出力対象画像を画像形成部26に出力し、画像形成部26を制御して、用紙に画像を形成させる。
さらに、CPU201は、操作表示部23に表示信号を出力し、操作表示部23に各種設定画面や各種処理結果等を表示させる。操作表示部23に表示される情報として、画像検査装置3から出力されるスジ検出結果も含まれる。
記憶部22には、CPU201がプログラムを実行する際に使用するパラメーター、プログラムを実行して得られたデータなどが保存される。例えば、記憶部22には、各濃度レベルの画像形成条件等の情報が保存される。なお、記憶部22に、CPU201が実行するプログラムを記憶させてもよい。
<画像検査装置の構成>
図3は、実施の形態に係る画像検査装置の制御系に関する構成例を示すブロック図である。図3に示されるように、画像検査装置3は、上述した読取部30および検出装置4の他に、通信I/F部32と、用紙搬送部33と、を備える。検出装置4は、制御部41と、記憶部42と、を含む。記憶部42は、例えば、大容量のHDD(Hard Disk Drive)等によって構成される。
通信I/F部32は、ネットワークを介して、画像形成装置2との間でデータを送受信するインターフェースである。通信I/F部32として、例えばNICが用いられる。
用紙搬送部33は、制御部41による制御に基づいて、図示しない搬送ローラーを駆動し、画像形成装置2から出力された用紙を搬送する。
検出装置4の制御部41は、CPU411と、ROM412と、RAM413と、を含む。
ROM412には、CPU411が実行するプログラム440およびプログラム440の実行時に使用するデータ等が保存される。ROM412は、CPU411によって実行されるプログラム440を格納したコンピューター読取可能な非一過性の記録媒体の一例として用いられる。
CPU411は、ROM412に保存されたプログラム440を読み出すことにより、画像検査装置3を構成する各部の制御を行なう。CPU411がROM412から読み出したプログラム440を実行することにより、画像処理部431と、色変換部432と、検出部433とが実現される。
RAM413には、CPU411の演算処理の途中に発生した変数やパラメーターなどが一時的に書き込まれる。
画像処理部431は、読取部30から受けたアナログ画像データに対して、アナログ処理、A/D変換処理、シェーディング処理等の各種処理を施した後、各画素の値がRGBの濃度を示すデジタル画像データ(以下、「読取画像420」と称する。)を生成する。すなわち、画像処理部431は、画像形成装置2から出力された用紙を読み取ることにより生成された読取画像420を取得する第1取得部として動作する。画像処理部431によって生成された読取画像420は、RAM413に一時的に保存される。
色変換部432は、通信I/F部32を介して画像形成装置2から受けた印刷用画像データ(CMYK画像)を、各画素の値がRGBの濃度を示すデジタル画像データ(以下、「出力対象画像421」と称する。)に色変換する。すなわち、色変換部432は、画像形成装置2が用紙に形成する画像の元となる出力対象画像421を取得する第2取得部として動作する。色変換部432によって生成された出力対象画像421は、RAM413に一時的に保存される。
検出部433は、読取画像420と出力対象画像421とを用いて読取画像420上のスジ状欠陥を検出する。検出部433は、スジ検出結果450を記憶部42に保存する。なお、スジ検出結果450は、記憶部42に保存されるだけでなく、画像検査装置3に接続された外部の記憶装置5に書き込まれてもよい。記憶装置5は、例えば、画像検査装置3に接続されたUSB(Universal Serial Bus)メモリ、SSD(Solid State Drive)、HDD等である。スジ検出結果450が記憶装置5に送られることにより、オペレーターは、記憶装置5に保存されたスジ検出結果450を表示し、内容を確認することができる。なお、通信I/F部32を経由して接続するクラウドのサーバー(図示せず)またはPC6(図2参照)にスジ検出結果450が転送され、保存されてもよい。
<検出部の構成>
図3に示されるように、検出部433は、座標変換部434と、算出部435と、設定部436と、判定部437と、を有する。以下、図3から図6を参照しながら、各部の動作について説明する。
座標変換部434は、読取画像420と出力対象画像421との位置合わせを行なう。画像形成装置2の画像形成部26が用紙に画像を形成するときの用紙の位置ずれ、および、画像検査装置3の読取部30が用紙上の画像を読み取るときの用紙の位置ずれ等に起因して、読取画像420と出力対象画像421との間に位置ずれが生じ得る。座標変換部434は、このような位置ずれを補正するために、出力対象画像421を読取画像420の位置に合わせる。具体的には、座標変換部434は、位置ずれを補正するための座標変換行列を生成し、生成した座標変換行列を出力対象画像421に適用する。
算出部435は、読取画像420の各画素について、スジ状欠陥の特徴を示す第1特徴量を算出する。
スジ状欠陥は、画像形成装置2に備えられる感光体ドラムおよびローラーなどのキズまたは汚れに起因して生じる。そのため、スジ状欠陥は、画像形成装置2における用紙の搬送方向に平行となる。スジ状欠陥が生じた画素は、オペレーターが意図していない濃度値(輝度値)を有する。従って、スジ状欠陥は、階調差または濃度ムラとして現れる。例えば、スジ状欠陥には、元の画像より薄い白スジ、元の画像より濃い黒スジ等が含まれる。そのため、算出部435は、画像形成装置2における用紙の搬送方向に直交する方向の濃度の変化を示し、スジ状欠陥の存在する箇所において、スジ状欠陥が存在しない箇所と異なる値を取る第1特徴量を算出する。具体的には、算出部435は、ラプラシアンフィルターに代表される2次微分フィルターを用いて、第1特徴量を算出する。
図4は、2次微分フィルターの一例を示す図である。図4に示す2次微分フィルターは、画像形成装置2における用紙の搬送方向に直交する方向Dに沿った画素位置に対する画素の値の2階微分値を生成する。具体的には、2次微分フィルターは、注目画素7aの値Aと、方向Dに沿って注目画素7aから所定画素数だけ離れた画素7b,7cのそれぞれの値B,Cとを以下の式(1)に代入することにより値A’を生成する。
A’=A×2+B×(-1)+C×(-1) 式(1)
なお、所定画素数は、検出されるスジ状欠陥の幅に応じて予め定められ、図4に示す例では3である。2次微分フィルターを用いて生成される値A’は、注目画素7aを中心とする方向Dに沿った複数の画素の値の変化量の変化量を示す。読取画像420に対して図4に示す2次微分フィルターを適用することにより、各画素の値をA’とする画像が生成される。
均一な濃度を有する領域では、注目画素7aの値と、方向Dに沿って所定画素数だけ離れた画素7b,7cの値との差は、0である。そのため、注目画素7aを中心とする複数の画素に対して2次微分フィルターを適用した場合、A’の値は0となる。
これに対し、均一な濃度を有する領域の一部にスジ状欠陥が存在する場合、当該スジ状欠陥に含まれる注目画素7aの値は、方向Dに沿って所定画素数だけ離れた画素7b,7cの値と大きく異なる。そのため、注目画素7aを中心とする複数の画素に対して2次微分フィルターを適用した場合、A’の絶対値は大きくなる。例えば、黒スジに含まれる画素において、A’は正の値をとる。白スジに含まれる画素において、A’は負の値をとる。
このように、注目画素7aと方向Dに沿って注目画素7aから所定画素数離れた画素7b,7cとの値の差分である第1特徴量は、スジ状欠陥の特徴を表す。ただし、第1特徴量は、読取画像においてスジ状のコンテンツが存在する箇所にも反応する。スジ状のコンテンツは、欠陥ではないため、欠陥として検出すべきではない。そのため、スジ状のコンテンツとスジ状欠陥とを区別することが望まれる。
設定部436は、出力対象画像421に応じて、各画素について、スジ状のコンテンツとスジ状欠陥とを区別するための閾値を動的に設定する。具体的には、設定部436は、コンテンツに応じて取りうる第1特徴量の範囲である許容範囲の上限値および下限値を設定する。
判定部437は、読取画像420の各画素の第1特徴量と出力対象画像の各画素について設定された許容範囲とを比較することにより、読取画像420にスジ状欠陥が存在するか否かを判定する。例えば、判定部437は、第1特徴量が許容範囲外に属する画素が用紙の搬送方向に沿って所定数連続することに応じて、読取画像420にスジ状欠陥が存在すると判定する。
以下に、許容範囲の設定方法の詳細について説明する。設定部436は、出力対象画像421の各画素について、第1特徴量を算出する。出力対象画像421には、スジ状欠陥が含まれない。そのため、出力対象画像421から算出された第1特徴量は、コンテンツに応じた値を示す。従って、設定部436は、各画素について、出力対象画像421から算出された第1特徴量を含む許容範囲を設定する。例えば、設定部436は、出力対象画像421から算出された第1特徴量を中央値とする許容範囲を設定する。スジ状のコンテンツに含まれる画素について読取画像420および出力対象画像421から算出される2つの第1特徴量は、同一または近似する。そのため、読取画像420においてスジ状のコンテンツに含まれる画素の第1特徴量は、許容範囲内に収まる。その結果、読取画像420から算出された第1特徴量と当該許容範囲とが比較されることにより、スジ状のコンテンツがスジ状欠陥として検出されることを抑制できる。
出力対象画像421は、色変換部432による色変換によって生成される。画像形成装置2において正常に画像形成が実行された場合に、読取画像420と出力対象画像421との各画素の濃度が一致することが好ましい。そのため、色変換部432は、画像形成装置2および読取部30の特性を考慮して予め定められたルックアップテーブル等を用いて、印刷用画像データ(CMYK画像)を出力対象画像421(RGB画像)に色変換する。しかしながら、画像形成装置2による画像形成および読取部30による読み取りにおいて、誤差が生じ得る。特に、濃度が連続して変化するグラデーション領域において、画像形成および読み取りの誤差が大きくなりやすい。誤差が大きくなると、スジ状欠陥が存在しないにもかかわらず、スジ状欠陥が存在すると判定される誤検出の可能性が高まる。そのため、設定部436は、画像形成および読み取りの誤差が大きくなりやすい画素について、許容範囲の幅を大きくする。
設定部436は、出力対象画像421の各画素について、第1特徴量に加えて第2特徴量を算出する。第2特徴量の絶対値は、スジ状欠陥に直交する方向Dに沿った濃度の変化量が大きいほど大きい。言い換えると、第2特徴量の絶対値は、濃度が連続して変化するグラデーション領域において、濃度が変化しない非グラデーション領域よりも大きい。設定部436は、例えば1次微分フィルターを用いて、第2特徴量を算出する。
図5は、1次微分フィルターの一例を示す図である。図5に示す1次微分フィルターは、方向Dに沿った画素位置に対する画素の値の1階微分値を生成する。具体的には、1次微分フィルターは、方向Dに沿って注目画素7aから所定画素数だけ離れた画素7b,7cのそれぞれの値B,Cを以下の式(2)に代入することにより、注目画素7aに対して値A”を生成する。
A”=B×(+1)+C×(-1) 式(2)
なお、所定画素数は、検出されるスジ状欠陥の幅に応じて予め定められ、図5に示す例では3である。
設定部436は、各画素の許容範囲の幅を、出力対象画像421から算出された第2特徴量に応じて設定する。
このように、設定部436は、出力対象画像の各画素について、第1特徴量と第2特徴量とを算出し、算出された第1特徴量を含み、かつ、算出された第2特徴量に応じた幅を有する許容範囲を設定する。例えば、設定部436は、出力対象画像の各画素について、当該画素に対応する第1特徴量A’と第2特徴量A”とを用いて、許容範囲の下限値を(A’-k×|A”|)に、許容範囲の上限値を(A’+k×|A”|)に設定する。kは、予め定められた係数である。設定部436は、各画素の値が許容範囲の上限値および下限値を示す閾値画像422を生成する。閾値画像422は、RAM413に一時的に格納される。
図6は、出力対象画像のグラデーション領域における画素の値の変化と、第1特徴量と、第2特徴量との関係を示す図である。図6において、実線60は、画素の値の変化を示す。破線61は、第2特徴量の変化を示す。一点鎖線62は、第1特徴量の変化を示す。図6に示す例では、出力対象画像421のグラデーション領域における画素の値は、方向Dに沿って連続して単調に変化する(増加する)。そのため、2次微分フィルターを用いて生成される第1特徴量(A’)は、各画素において0となるが、1次微分フィルターを用いて生成される第2特徴量(A”)は、各画素において正の一定値を取る。従って、各画素について、第1特徴量を含み、かつ、第2特徴量に応じた幅を有する許容範囲が設定されることにより、画像形成および読み取りの誤差が大きくなったとしても、誤検出の可能性が低下する。
<画像検査方法>
図7は、実施の形態に係る画像検査方法の流れの一例を示すフローチャートである。図7に示されるように、画像検査装置3のCPU411は、読取画像420を取得するステップS1と出力対象画像421を取得するステップS2とを並行して実行する。具体的には、ステップS1において、CPU411は、読取部30から受けたアナログ画像データに対して各種処理を実行することにより、読取画像420を生成する。ステップS2において、CPU411は、画像形成装置2から受けた印刷用画像データ(CMYK画像)を色変換することにより、出力対象画像421を生成する。
ステップS1,S2の後、ステップS3において、CPU411は、読取画像420と出力対象画像421との位置合わせを行なう。具体的には、CPU411は、読取画像420と出力対象画像421との位置ずれを補正するために、出力対象画像421を読取画像420の位置に合わせる。
ステップS3の後、ステップS4,S5が並行して実施される。なお、ステップS4,S5は、順に実行されてもよい。ステップS4において、CPU411は、出力対象画像421の各画素について、2次微分フィルターを用いて第1特徴量を算出する。ステップS5において、CPU411は、出力対象画像421の各画素について、1次微分フィルターを用いて第2特徴量を算出する。
次にステップS6において、CPU411は、各画素について、ステップS4において算出した第1特徴量を含み、かつ、ステップS5において算出した第2特徴量に応じた幅を有する許容範囲を設定する。ステップS7において、CPU411は、各画素について、許容範囲の上限値および下限値を示す閾値画像422を生成する。
一方、ステップS2の後のステップS8において、CPU411は、読取画像420の各画素について、2次微分フィルターを用いて第1特徴量を算出する。ステップS9において、CPU411は、各画素について、ステップS8において算出された第1特徴量と閾値画像422によって示される許容範囲とを比較する。ステップS10において、CPU411は、ステップS9の比較結果に基づいて、読取画像420にスジ状欠陥が存在するか否かを判定する。ステップS10の後、処理は終了する。
なお、ステップS4~S9は、RGBの各々について実行される。そして、ステップS10において、CPU411は、RGBの少なくとも1つについて、第1特徴量が許容範囲外に属する画素が用紙の搬送方向に沿って所定数連続することに応じて、読取画像420にスジ状欠陥が存在すると判定する。あるいは、CPU411は、RGBの全てについて、第1特徴量が許容範囲外に属する画素が用紙の搬送方向に沿って所定数連続することに応じて、読取画像420にスジ状欠陥が存在すると判定してもよい。
<利点>
以上のように、画像検査装置3は、画像形成装置2によって画像が形成された用紙を検査する。画像検査装置3は、用紙を読み取ることにより生成された読取画像420を取得する画像処理部431と、画像形成装置2が用紙に形成する画像の元となる出力対象画像421を取得する色変換部432と、検出部433と、を備える。検出部433は、読取画像420と出力対象画像421とを用いて読取画像420上のスジ状欠陥を検出する。検出部433は、算出部435と、設定部436と、判定部437と、を含む。算出部435は、読取画像420の各画素について、スジ状欠陥の特徴を示す第1特徴量を算出する。設定部436は、出力対象画像421の各画素について、第1特徴量と第2特徴量とを算出し、算出された第1特徴量を含み、かつ、算出された第2特徴量に応じた幅を有する許容範囲を設定する。判定部437は、読取画像420の各画素の第1特徴量と出力対象画像421の各画素について設定された許容範囲とを比較することにより、読取画像420にスジ状欠陥が存在するか否かを判定する。第2特徴量の絶対値は、スジ状欠陥に直交する方向に沿った濃度の変化量が大きいほど大きい。
上述したように、濃度が連続して変化するグラデーション領域において、画像形成および読み取りの誤差が大きくなりやすい。上記の構成によれば、スジ状欠陥に直交する方向に沿った濃度の変化量が大きいほど絶対値が大きくなる第2特徴量に応じて許容範囲の幅が設定される。そのため、画像形成および読み取りの誤差が大きくなったとしても、スジ状欠陥ではないコンテンツをスジ状欠陥として検出する誤検出の可能性が低下する。
<変形例1>
グラデーション領域における、画像形成および読み取りの誤差の生じやすさは、色に依存する。例えば、画像形成装置2および読取部30の特性により、赤系の色で特に誤差が出やすい場合がある。そのため、出力対象画像421の各画素の色に応じて、許容範囲の幅を定義するための第2特徴量を調整してもよい。
例えば、設定部436は、各画素がRGBの濃度値を示す出力対象画像421に対して、以下のようにして第2特徴量を算出する。設定部436は、出力対象画像421の各画素について、RGBの各々の濃度値に1次微分フィルターを用いた処理を実行することにより得られる値に係数を乗じた値を第2特徴量として算出する。係数は、色ごとに異なる。赤系の色で特に誤差が出やすい場合、Rに対応する係数は、G,Bに対応する係数よりも大きく設定される。例えば、G,Bに対応する係数が1であり、Rに対応する係数が1.5である。これにより、誤差が出やすい色であっても、誤検出が抑制される。
色ごとの係数は、予め定められていてもよいし、ユーザー入力に応じて設定されてもよい。ユーザー入力に応じて設定される場合、画像検査装置3は、係数を入力するための入力画面を提供する。ユーザーは、提供される入力画面に係数を入力すればよい。
<変形例2>
グラデーション領域において、画素位置に対して画素の値が単調変化する傾きが急峻なほど、誤差が出やすい傾向にある。このような箇所では、スジの視認感度が落ちるため、スジ状欠陥の検出対象から除外しても問題ない。
図8は、変形例2に係る画像検査装置の制御系に関する構成例を示すブロック図である。図8に示されるように、変形例2に係る画像検査装置3Aは、図3に示す画像検査装置3と比較して、CPU411がプログラム440を実行することにより、検出領域決定部438が実現される点で相違する。
検出領域決定部438は、スジ状欠陥の検出対象となる領域を決定する。検出領域決定部438は、出力対象画像421において第2特徴量が基準値を超える非検査対象領域を特定する。検出領域決定部438は、は、読取画像420のうち対象領域に対応する領域を、スジ状欠陥の検出対象から除外する。これにより、スジ状欠陥の検出が不必要である非検査対象領域がスジ状欠陥の検出対象から除外されるため、CPU411におけるスジ状欠陥の検査負荷が軽減される。
基準値は、予め定められていてもよいし、ユーザー入力に応じて設定されてもよい。ユーザー入力に応じて設定される場合、画像検査装置3は、基準値を入力するための入力画面を提供する。ユーザーは、提供される入力画面に基準値を入力すればよい。
今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1 画像検査システム、2 画像形成装置、3,3A 画像検査装置、4 検出装置、5 記憶装置、7a 注目画素、7b,7c 画素、20,41 制御部、21,32 通信I/F部、22,42 記憶部、23 操作表示部、24 画像入力部、25 搬送部、26 画像形成部、28 給紙部、30 読取部、33 用紙搬送部、201,411 CPU、202,412 ROM、203,413 RAM、204 入力画像処理部、263 画像形成ユニット、263a 露光部、263b 感光体ドラム、263c 現像部、263d 帯電部、263e クリーニング部、263f 1次転写ローラー、264 中間転写ベルト、265 転写部、266 定着装置、420 読取画像、421 出力対象画像、422 閾値画像、431 画像処理部、432 色変換部、433 検出部、434 座標変換部、435 算出部、436 設定部、437 判定部、438 検出領域決定部、440 プログラム。

Claims (6)

  1. 画像形成装置によって画像が形成された用紙を検査する画像検査装置であって、
    前記用紙を読み取ることにより生成された読取画像を取得する第1取得部と、
    前記画像形成装置が前記用紙に形成する画像の元となる出力対象画像を取得する第2取得部と、
    前記読取画像と前記出力対象画像とを用いて前記読取画像上のスジ状欠陥を検出する検出部と、を備え、
    前記検出部は、
    前記読取画像の各画素について、前記スジ状欠陥の特徴を示す第1特徴量を算出する算出部と、
    前記出力対象画像の各画素について、前記第1特徴量と第2特徴量とを算出し、算出された前記第1特徴量を含み、かつ、算出された前記第2特徴量に応じた幅を有する許容範囲を設定する設定部と、
    前記読取画像の各画素の前記第1特徴量と前記出力対象画像の各画素について設定された前記許容範囲とを比較することにより、前記読取画像に前記スジ状欠陥が存在するか否かを判定する判定部と、を含み、
    前記第2特徴量の絶対値は、前記スジ状欠陥に直交する方向に沿った濃度の変化量が大きいほど大きい、画像検査装置。
  2. 前記第1特徴量は、2次部分フィルターを用いて算出され、
    前記第2特徴量は、1次微分フィルターを用いて算出される、請求項1に記載の画像検査装置。
  3. 前記読取画像の各画素および前記出力対象画像の各画素は、複数の色の濃度値を示し、
    前記第2特徴量は、前記複数の色の各々について、前記1次微分フィルターを用いた処理により得られる値に係数を乗じることにより算出され、
    前記係数は、前記複数の色ごとに異なる、請求項2に記載の画像検査装置。
  4. 前記検出部は、前記出力対象画像において前記第2特徴量が基準値を超える対象領域を特定し、前記読取画像のうち前記対象領域に対応する領域を、前記スジ状欠陥の検出対象から除外する検出領域決定部をさらに含む、請求項2に記載の画像検査装置。
  5. 画像形成装置から出力された用紙を検査する画像検査方法であって、
    前記用紙を読み取ることにより読取画像を取得するステップと、
    前記画像形成装置が前記用紙に形成する画像の元となる出力対象画像を取得するステップと、
    前記読取画像と前記出力対象画像とを用いて前記用紙上のスジ状欠陥を検出するステップと、を備え、
    前記検出するステップは、
    前記読取画像の各画素について、前記スジ状欠陥の特徴を示す第1特徴量を算出するステップと、
    前記出力対象画像の各画素について前記第1特徴量を算出するステップと、
    前記出力対象画像の各画素について第2特徴量を算出するステップと、
    前記出力対象画像の各画素について、算出された前記第1特徴量を含み、かつ、算出された前記第2特徴量に応じた幅を有する許容範囲を設定するステップと、
    前記読取画像の各画素の前記第1特徴量と前記出力対象画像の各画素について設定された前記許容範囲とを比較することにより、前記読取画像に前記スジ状欠陥が存在するか否かを判定するステップと、を含み、
    前記第2特徴量の絶対値は、前記スジ状欠陥に直交する方向に沿った濃度の変化量が大きいほど大きい、画像検査方法。
  6. 請求項5に記載の画像検査方法をコンピューターに実行させるプログラム。
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