JP2019070719A - 画像検査装置及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】位置合わせ処理が少ない演算処理量で短時間に行え、ほぼリアルタイムで検査できるようにする。【解決手段】画像形成装置から画像形成を実行するための対象画像を取得する取得部4aと、対象画像と読取画像の位置を合わせるための補正パラメータを算出する位置合わせ算出部4bと、補正パラメータを用いて対象画像と読取画像の少なくとも一方の画像を補正する位置合わせ補正部4cと、位置合わせ補正部4cによって補正された対象画像及び読取画像の差分に基づいて、読取画像の欠陥を判定する画像検査部4dとを備える。位置合わせ補正部4dは、補正パラメータをページごとに保存し、位置合わせの際に、その画像のページに応じて対応する補正パラメータを用いるようにした。【選択図】図1
Description
本発明は、画像形成装置で紙面に形成された画像を検査する画像検査装置、及び画像検査を実行するプログラムに関する。
従来、画像形成装置で紙面上に形成された画像を光学的に読み取って、画像の形成が正しく行われたか否かを検査する画像検査装置が実用化されている。画像検査装置で画像を検査することで、例えば画像の部分的な汚れを検知することができる。
画像検査装置で検査する際には、元画像と、用紙などに形成された検査対象の画像との位置ずれを修正して、2つの画像の位置合わせを正確に行う必要がある。
画像検査装置で検査する際には、元画像と、用紙などに形成された検査対象の画像との位置ずれを修正して、2つの画像の位置合わせを正確に行う必要がある。
2つの画像の位置ずれは、用紙に印字するときと、その印字された用紙上の画像をスキャンするときに発生する。
印字時には、画像の書き込み開始位置、用紙の傾き、及び定着時の用紙の収縮を原因として、画像のシフト、回転、又は倍率による位置ずれが起きる。スキャン時には、画像の読み込み開始位置、用紙の傾き、及びスキャン速度の変動を原因として、画像のシフト、回転、又は倍率による位置ずれが起きる。
印字時には、画像の書き込み開始位置、用紙の傾き、及び定着時の用紙の収縮を原因として、画像のシフト、回転、又は倍率による位置ずれが起きる。スキャン時には、画像の読み込み開始位置、用紙の傾き、及びスキャン速度の変動を原因として、画像のシフト、回転、又は倍率による位置ずれが起きる。
これらの要因の中で、定着時の用紙の収縮やスキャン速度の変動は、装置の機種や用紙の種類によって変動が大きい。したがって、同じ装置でスキャンされた2枚の画像データ同士を比較する場合には殆ど問題にならないが、印字前の元の画像データと、用紙に印字された画像をスキャンした画像データとを比較する場合には、比較的大きな位置ずれが発生する可能性があった。
補正しないといけない位置ずれ要因(シフト、回転、倍率など)が多いと、画像検査装置で2つの画像データを比較する際の位置合わせ処理のための演算処理量が多く必要になる。このため、検査に要する時間が長時間化し、待ち時間のないリアルタイムでの検査が困難であるという問題があった。
補正しないといけない位置ずれ要因(シフト、回転、倍率など)が多いと、画像検査装置で2つの画像データを比較する際の位置合わせ処理のための演算処理量が多く必要になる。このため、検査に要する時間が長時間化し、待ち時間のないリアルタイムでの検査が困難であるという問題があった。
従来、画像検査装置での位置合わせを短時間に行う技術として、例えば特許文献1や特許文献2に記載されたものが知られている。特許文献1には、複数枚の用紙を連続して検査する場合に、 複数枚に亘って同じ位置合わせのパラメータを使用することで、位置合わせのための演算処理量を少なくする技術が記載されている。
特許文献2には、位置合わせ時に必要な3つの補正パラメータ(画像のシフト、回転、及び倍率のパラメータ)の内で、算出に時間や演算処理量を必要とする倍率のパラメータについて、印字率、片面印刷か両面印刷か等の印刷種類によって決まる倍率のテーブルを用意して、演算を行わずに倍率を決めて、位置合わせを行う技術が記載されている。
特許文献1に記載された技術の場合、連続して同じ紙種に印刷する場合にしか適用できないという問題があった。すなわち、例えば写真のページと文章のページとが混在した印刷物(卒業アルバム等)の場合には、ページごとに紙種が異なる。ページごとに紙種が異なる印刷物の紙種が異なるということは、画像形成装置で印刷する際に使用する給紙トレイがページごとに異なり、用紙の位置や傾きがページごとに変動する可能性が高い。したがって、連続したページで同じ位置合わせのパラメータを使用すると、画像検査装置での位置合わせが正しくできない場合がある。
また、特許文献2に記載された技術の場合、倍率のパラメータを印刷種類に基づいてテーブルから選択した値に決めてしまうと、機種によるばらつきや、紙種の違いによって生じる、実際のスキャン時の微少な搬送速度の相違による倍率の変化には対応できなくなってしまう。したがって、位置合わせが適正でない状態で画像検査が行われることになり、汚れや歪みなどを誤検知する原因になる。
本発明は、位置合わせ処理が少ない演算処理量で短時間に行うことができ、ほぼリアルタイムでの検査が可能な画像検査装置及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の画像検査装置は、画像形成装置によって紙面上に画像形成された画像を読み取って読取画像を取得し、その読取画像の検査を行う。
また、本発明の画像検査装置は、画像形成装置から画像形成を実行するための対象画像を取得する取得部と、対象画像と読取画像の位置を合わせるための補正パラメータを算出する位置合わせ算出部と、補正パラメータを用いて対象画像と読取画像の少なくとも一方の画像を補正する位置合わせ補正部と、位置合わせ補正部によって補正された対象画像及び読取画像の差分に基づいて、読取画像の欠陥を判定する画像検査部とを備える。
そして、位置合わせ補正部は、補正パラメータをページごとに保存し、位置合わせの際に、その画像のページに応じて対応する補正パラメータを用いるようにする。
また、本発明の画像検査装置は、画像形成装置から画像形成を実行するための対象画像を取得する取得部と、対象画像と読取画像の位置を合わせるための補正パラメータを算出する位置合わせ算出部と、補正パラメータを用いて対象画像と読取画像の少なくとも一方の画像を補正する位置合わせ補正部と、位置合わせ補正部によって補正された対象画像及び読取画像の差分に基づいて、読取画像の欠陥を判定する画像検査部とを備える。
そして、位置合わせ補正部は、補正パラメータをページごとに保存し、位置合わせの際に、その画像のページに応じて対応する補正パラメータを用いるようにする。
また、本発明のプログラムは、画像形成装置によって紙面上に画像形成された画像を読み取って読取画像を取得し、前記読取画像の検査を、コンピュータ装置に実装して行うプログラムに適用される。
そして、本発明のプログラムは、画像形成を実行するための対象画像を取得する取得処理と、対象画像と前記読取画像の位置を合わせるための補正パラメータを算出する位置合わせ算出処理と、補正パラメータを用いて、対象画像と読取画像の少なくとも一方の画像を補正する位置合わせ補正処理と、位置合わせ補正処理によって補正された対象画像及び読取画像の差分に基づいて、読取画像の欠陥を判定する画像検査処理と、を実行するものである。
ここで、位置合わせ補正処理は、補正パラメータをページごとに保存し、位置合わせの際に、その画像のページに応じて対応する補正パラメータを用いるようにする。
そして、本発明のプログラムは、画像形成を実行するための対象画像を取得する取得処理と、対象画像と前記読取画像の位置を合わせるための補正パラメータを算出する位置合わせ算出処理と、補正パラメータを用いて、対象画像と読取画像の少なくとも一方の画像を補正する位置合わせ補正処理と、位置合わせ補正処理によって補正された対象画像及び読取画像の差分に基づいて、読取画像の欠陥を判定する画像検査処理と、を実行するものである。
ここで、位置合わせ補正処理は、補正パラメータをページごとに保存し、位置合わせの際に、その画像のページに応じて対応する補正パラメータを用いるようにする。
本発明によると、紙種などの条件がページごとに異なる場合でも、位置合わせにかかる演算量を削減して位置合わせ処理の短時間化を図ることができ、リアルタイムに検査できるようになる。また、リアルタイムに検査できるので、欠陥があるページと欠陥がないページとを、それぞれ別の排紙トレイにリアルタイムで分けるような処理が可能になる。
<1.第1の実施の形態例>
以下、本発明の第1の実施の形態例を説明する。
[1−1.画像検査装置の構成]
図1は、画像検査装置1の機能ブロック図である。
画像検査装置1は、用紙に形成された画像を読み取るラインイメージセンサを備えた検出器2と、検出器2での読み取りに連動して用紙を搬送する搬送部3と、画像検査処理全体を制御する制御部4と、制御部4が制御を行う上で必要なデータ(補正パラメータなど)を記憶する記憶部5とを備える。
以下、本発明の第1の実施の形態例を説明する。
[1−1.画像検査装置の構成]
図1は、画像検査装置1の機能ブロック図である。
画像検査装置1は、用紙に形成された画像を読み取るラインイメージセンサを備えた検出器2と、検出器2での読み取りに連動して用紙を搬送する搬送部3と、画像検査処理全体を制御する制御部4と、制御部4が制御を行う上で必要なデータ(補正パラメータなど)を記憶する記憶部5とを備える。
制御部4は、取得部4a、位置合わせ算出部4b、位置合わせ補正部4c、及び画像検査部4dを備える。
取得部4aは、画像形成装置10(図2)によって紙面上に画像形成を行う出力対象画像のデータを取得する。以下の説明では、出力対象画像は、出力を省略して対象画像と称する。また、対象画像(出力対象画像)のデータは、RIPデータとも称する(RIPはRaster Image Processorの略)。
取得部4aは、画像形成装置10(図2)によって紙面上に画像形成を行う出力対象画像のデータを取得する。以下の説明では、出力対象画像は、出力を省略して対象画像と称する。また、対象画像(出力対象画像)のデータは、RIPデータとも称する(RIPはRaster Image Processorの略)。
位置合わせ算出部4bは、検出器2で得た読取画像データと、取得部4aで得たRIPデータとの位置を合わせるための補正パラメータ(位置合わせパラメータ)を算出する位置合わせ算出処理を行う。但し、後述するフローチャートで説明するように、位置合わせ算出部4bで比較される2つのデータは、RIPデータと読取画像データでない場合もある。
位置合わせ補正部4cは、位置合わせ算出部4bで算出された補正パラメータを用いて、RIPデータと読取画像データのいずれか一方又は双方の画像を補正する位置合わせ補正処理を行う。位置合わせ補正部4cは、変倍処理と、シフト処理と、回転処理とを行う。変倍処理は、RIPデータと読取画像データとのサイズ誤差を修正するために行われる。シフト処理は、RIPデータと読取画像データとの画像の位置の誤差を修正するために行われる。回転処理は、RIPデータと読取画像データとの画像の回転状態の誤差を修正するために行われる。
画像検査部4dは、位置合わせ補正部4cによって補正されたデータを使った差分の検出で、読取画像の欠陥を判定する。画像検査部4dが判定した結果は、画像検査装置1に接続された表示部(不図示)に表示される。また、画像検査部4dが判定した結果に基づいて搬送部3での用紙搬送を制御して、欠陥がある画像が形成された用紙を、通常の排紙トレイとは別の排紙トレイに送るようにてもよい。
なお、制御部4は、実際の画像検査装置1では、例えばCPU(central processing unit)で構成され、実装されたプログラムの実行により、上述した各処理が実行される。
位置合わせ補正部4cは、位置合わせ算出部4bで算出された補正パラメータを用いて、RIPデータと読取画像データのいずれか一方又は双方の画像を補正する位置合わせ補正処理を行う。位置合わせ補正部4cは、変倍処理と、シフト処理と、回転処理とを行う。変倍処理は、RIPデータと読取画像データとのサイズ誤差を修正するために行われる。シフト処理は、RIPデータと読取画像データとの画像の位置の誤差を修正するために行われる。回転処理は、RIPデータと読取画像データとの画像の回転状態の誤差を修正するために行われる。
画像検査部4dは、位置合わせ補正部4cによって補正されたデータを使った差分の検出で、読取画像の欠陥を判定する。画像検査部4dが判定した結果は、画像検査装置1に接続された表示部(不図示)に表示される。また、画像検査部4dが判定した結果に基づいて搬送部3での用紙搬送を制御して、欠陥がある画像が形成された用紙を、通常の排紙トレイとは別の排紙トレイに送るようにてもよい。
なお、制御部4は、実際の画像検査装置1では、例えばCPU(central processing unit)で構成され、実装されたプログラムの実行により、上述した各処理が実行される。
[1−2.画像形成装置の構成]
次に、画像検査装置1が内蔵された画像形成装置全体の構成について説明する。
図2は、画像検査装置1が内蔵された画像形成装置10の構成例を示す。
図2に示す画像形成装置10は、例えば複写機のような電子写真方式の画像形成装置であり、特に図2の例は、複数の感光体を一本の中間転写ベルトに対面させて縦方向に配列することによりフルカラーの画像を形成する、いわゆるタンデム型カラー画像形成装置である。
次に、画像検査装置1が内蔵された画像形成装置全体の構成について説明する。
図2は、画像検査装置1が内蔵された画像形成装置10の構成例を示す。
図2に示す画像形成装置10は、例えば複写機のような電子写真方式の画像形成装置であり、特に図2の例は、複数の感光体を一本の中間転写ベルトに対面させて縦方向に配列することによりフルカラーの画像を形成する、いわゆるタンデム型カラー画像形成装置である。
画像形成装置10は、画像形成部11と、用紙搬送部20と、定着部31と、原稿読取装置40とを備える。
画像形成部11は、イエロー(Y)の画像を形成する画像形成部11Yと、マゼンダ(M)の画像を形成する画像形成部11Mと、シアン(C)の画像を形成する画像形成部11Cと、ブラック(BK)の画像を形成する画像形成部11BKを備える。
画像形成部11は、イエロー(Y)の画像を形成する画像形成部11Yと、マゼンダ(M)の画像を形成する画像形成部11Mと、シアン(C)の画像を形成する画像形成部11Cと、ブラック(BK)の画像を形成する画像形成部11BKを備える。
画像形成部11Yは、感光体ドラムY及びその周辺に配置された帯電部12Y、レーザダイオード130Yを有した光書込部13Y、現像装置14Y及びドラムクリーナ15Yを備える。同様に、画像形成部11M,11C,11BKは、感光体ドラムM,C,BK及びその周辺に配置された帯電部12M,12C,12BK、レーザダイオード130M,130C,130BKを有した光書込部13M,13C,13BK、現像装置14M,14C,14BK及びドラムクリーナ15M,15C,15BKを備える。
感光体ドラムYは、帯電部12Yにより表面が一様に帯電させられており、光書込部13Yのレーザダイオード130Yによる走査露光により、感光体ドラムYには潜像が形成される。さらに、現像装置14Yは、トナーで現像することによって感光体ドラムY上の潜像を顕像化する。これにより、感光体ドラムY上には、イエローに対応する所定色の画像(トナー画像)が形成される。
同様に、感光体ドラムMは、帯電部12Mにより表面が一様に帯電させられており、光書込部13Mのレーザダイオード130Mによる走査露光により、感光体ドラムMには潜像が形成される。さらに、現像装置14Mは、トナーで現像することによって感光体ドラムM上の潜像を顕像化する。これにより、感光体ドラムM上には、マゼンダに対応する所定色のトナー画像が形成される。
感光体ドラムCは、帯電部12Cにより表面が一様に帯電させられており、光書込部13Cのレーザダイオード130Cによる走査露光により、感光体ドラムCには潜像が形成される。さらに、現像装置14Cは、トナーで現像することによって感光体ドラムC上の潜像を顕像化する。これにより、感光体ドラムC上には、シアンに対応する所定色のトナー画像が形成される。
感光体ドラムBKは、帯電部12BKにより表面が一様に帯電させられており、光書込部13BKのレーザダイオード130BKによる走査露光により、感光体ドラムBKには潜像が形成される。さらに、現像装置14BKは、トナーで現像することによって感光体ドラムBK上の潜像を顕像化する。これにより、感光体ドラムBK上には、ブラックに対応する所定色のトナー画像が形成される。
感光体ドラムY,M,C,BK上に形成されたトナー画像は、1次転写ローラ17Y,17M,17C,17BKにより、ベルト状の中間転写体である中間転写ベルト16上の所定位置へと逐次転写される。中間転写ベルト16上に転写された各色よりなるトナー画像は、用紙搬送部20により所定のタイミングで搬送される用紙Pに対して、2次転写部18で転写される。
用紙搬送部20は、用紙Pが収納される複数の給紙トレイ21と、給紙トレイ21に収納された用紙Pを繰り出す給紙部21aを備える。また、用紙搬送部20は、給紙トレイ21から繰り出された用紙Pが搬送される主搬送路23と、用紙Pの表裏を反転させる反転搬送路24と、用紙Pが排紙される排紙トレイ25を備える。
ここで、用紙搬送部20の一部が、画像検査装置1の搬送部3(図1)として機能する。また、排紙トレイ25に搬送される直前の用紙の搬送経路(例えば出口ローラ26の下流側)に、画像検査装置1の検出器2が配置され、検出器2は、排紙トレイ25に搬送される用紙の読み取りを行う。なお、図2では、検出器2は、用紙Pの一方の面(表面)の画像を読み取る構成としたが、用紙Pの両面に形成された画像の読み取りを行う場合には、用紙Pの他方の面(裏面)と対向した位置にも検出器2が配置される。
ここで、用紙搬送部20の一部が、画像検査装置1の搬送部3(図1)として機能する。また、排紙トレイ25に搬送される直前の用紙の搬送経路(例えば出口ローラ26の下流側)に、画像検査装置1の検出器2が配置され、検出器2は、排紙トレイ25に搬送される用紙の読み取りを行う。なお、図2では、検出器2は、用紙Pの一方の面(表面)の画像を読み取る構成としたが、用紙Pの両面に形成された画像の読み取りを行う場合には、用紙Pの他方の面(裏面)と対向した位置にも検出器2が配置される。
用紙搬送部20は、定着部31の下流側で主搬送路23から反転搬送路24が分岐し、主搬送路23と反転搬送路24の分岐箇所に切換ゲート23aを備える。画像形成装置10では、主搬送路23を搬送され、2次転写部18及び定着部31を通過した用紙Pは、上側を向いた面に画像が形成される。用紙Pの両面に画像を形成する場合、上側を向いた一の面に画像が形成された用紙Pが主搬送路23から反転搬送路24に搬送され、反転搬送路24から主搬送路23へ搬送されることで、画像形成面が下側を向く。これにより、用紙Pが表裏反転され、上側を向いた他の面に画像を形成することが可能となる。
定着部31は、画像が転写された用紙Pに対して、画像を定着させる定着処理を行う。定着部31は、用紙Pを搬送するとともに、一対の定着ローラ32,33による圧力定着、定着ヒータ34による熱定着を行うことで、画像を用紙Pに定着させる。
原稿読取部40は、走査露光装置の光学系により原稿の画像を走査露光し、その反射光をラインイメージセンサにより読み取って画像データを得る。なお、画像形成装置10は、原稿読取部40が読み取って画像データを得る場合の他に、外部から得られる画像データを使用して、画像形成を行うこともできる。いずれの画像データを使用する場合でも、画像形成装置10の内部の形成用画像処理部(不図示)で、画像データをRIPデータに変換し、そのRIPデータを使って、用紙Pに画像を形成させる。
[1−3.画像検査処理(プルーフ印刷時)]
次に、図1に示す画像検査装置1を使って、画像の検査を行う処理を説明する。以下の図3及び図4のフローチャートに示す画像検査処理は、例えば制御部4を構成するCPUによって実行される。第1の実施の形態例では、1部目の印刷であるプルーフ印刷時と、2部目以降の大量印刷時とで、異なる処理を行う。
まず、図3のフローチャートを参照して、プルーフ印刷時の画像検査処理の流れを説明する。
最初に、画像検査装置1は、制御部4の取得部4aを介して画像形成装置10からRIPデータ(対象画像データ)を取得する(ステップS11)。取得したRIPデータは、位置合わせ算出部4bで解像度が変換される(ステップS12)。この解像度の変換は、RIPデータの解像度を、読み取り画像データの解像度と合わせるために行われる。例えば、位置合わせ算出部4bは、RIPデータの解像度を、1200dpiから400dpiに変換する。
次に、図1に示す画像検査装置1を使って、画像の検査を行う処理を説明する。以下の図3及び図4のフローチャートに示す画像検査処理は、例えば制御部4を構成するCPUによって実行される。第1の実施の形態例では、1部目の印刷であるプルーフ印刷時と、2部目以降の大量印刷時とで、異なる処理を行う。
まず、図3のフローチャートを参照して、プルーフ印刷時の画像検査処理の流れを説明する。
最初に、画像検査装置1は、制御部4の取得部4aを介して画像形成装置10からRIPデータ(対象画像データ)を取得する(ステップS11)。取得したRIPデータは、位置合わせ算出部4bで解像度が変換される(ステップS12)。この解像度の変換は、RIPデータの解像度を、読み取り画像データの解像度と合わせるために行われる。例えば、位置合わせ算出部4bは、RIPデータの解像度を、1200dpiから400dpiに変換する。
次に、位置合わせ算出部4bは、解像度変換されたRIPデータを、印刷用の減色混合法の原色成分であるC(シアン),M(マゼンタ),Y(イエロー),K(ブラック)の色成分のデータから、加色混合法の原色成分であるR(赤),G(緑),B(青)の色成分のデータに変換する(ステップS13)。変換されたRGBのデータは、モデルデータとして記憶部5に記憶される(ステップS14)。なお、画像データにバリアブル領域(1部ごとに画像内容が異なる領域)が存在する場合には、モデルデータからバリアブル領域内の情報が除去される。バリアブル領域については後述する。記憶部5に記憶されたモデルデータは、後述する大量印刷時に使用される。
一方、画像読み取り部である検出器2は、読み取り画像データであるスキャンデータを取得する(ステップS16)。検出器2で得られるスキャンデータは、解像度400dpiのRGBデータである。
そして、位置合わせ算出部4bは、ステップS14で記憶部5に記憶されたモデルデータと、ステップS16で取得したスキャンデータとを比較し、両画像データの位置ずれ量を算出する(ステップS15)。ステップS15における位置ずれ量の算出により、位置合わせ算出部4bが位置合わせ用の補正パラメータを取得する(ステップS17)。補正パラメータは、画像のシフト、回転、及び倍率からなる3つのパラメータで構成される。ステップS17での補正パラメータの取得処理は、プルーフ印刷時には、全てのページについて行われ、ページごとの倍率のパラメータが記憶部5に記憶される。
そして、位置合わせ算出部4bは、ステップS14で記憶部5に記憶されたモデルデータと、ステップS16で取得したスキャンデータとを比較し、両画像データの位置ずれ量を算出する(ステップS15)。ステップS15における位置ずれ量の算出により、位置合わせ算出部4bが位置合わせ用の補正パラメータを取得する(ステップS17)。補正パラメータは、画像のシフト、回転、及び倍率からなる3つのパラメータで構成される。ステップS17での補正パラメータの取得処理は、プルーフ印刷時には、全てのページについて行われ、ページごとの倍率のパラメータが記憶部5に記憶される。
次に、位置合わせ補正部4cは、ステップS17で得られた補正パラメータを使って、RIPデータの位置合わせ処理を行う(ステップS18)。この位置合わせに使用するRIPデータは、ステップS13で変換した解像度400dpiのRGBデータである。ステップS18で位置合わせ処理を行うことで、RIPデータとスキャンデータとの位置が一致するようになる。
そして、画像検査部4dは、ステップS18で位置合わせ処理が行われたRIPデータと、検出器2から得たスキャンデータとを比較して、画像検査処理を行う(ステップS19)。このステップS19での比較の結果、RIPデータと検出器2から得たスキャンデータの間に所定の閾値以上の相違がある場合には、画像検査部4dは、相違する箇所に対して、検出器2が読み取った画像に汚れがあると判断する汚れ検知処理を行う(ステップS20)。
なお、ここまで説明したプルーフ印刷時の画像検査処理では、位置合わせのためのモデルデータを生成して、そのモデルデータとスキャンでの位置ずれ量を算出するという、比較的演算処理量の大きな時間のかかる処理を行っている。したがって、プルーフ印刷時の画像検査処理では、リアルタイムに画像検査処理を実行できない可能性があり、滞留したスキャンデータやRIPデータは、画像検査装置1が備える大容量データ記憶手段(記憶部5又は不図示のハードディスクなど)に一時的に待避させる必要がある。
[1−4.画像検査処理(大量印刷時)]
次に、図4のフローチャートを参照して、大量印刷時(2部目以降の印刷時)の画像検査処理の流れを説明する。
まず、画像検査装置1は、制御部4の取得部4aを介して、画像形成装置10からRIPデータ(対象画像データ)を取得する(ステップS21)。取得したRIPデータは、位置合わせ算出部4bで解像度を1200dpiから400dpiに変換される(ステップS22)。このとき、位置合わせ算出部4bは、プルーフ印刷時の位置合わせで使用した位置合わせパラメータ(補正パラメータ)の倍率データをページごとに記憶部5から読み出し、ページごとの位置合わせパラメータの倍率データを使って、RIPデータの倍率の補正を行う。
そして、位置合わせ算出部4bは、解像度変換され倍率調整されたRIPデータを、CMYKのデータから、RGBのデータに変換する(ステップS23)。
次に、図4のフローチャートを参照して、大量印刷時(2部目以降の印刷時)の画像検査処理の流れを説明する。
まず、画像検査装置1は、制御部4の取得部4aを介して、画像形成装置10からRIPデータ(対象画像データ)を取得する(ステップS21)。取得したRIPデータは、位置合わせ算出部4bで解像度を1200dpiから400dpiに変換される(ステップS22)。このとき、位置合わせ算出部4bは、プルーフ印刷時の位置合わせで使用した位置合わせパラメータ(補正パラメータ)の倍率データをページごとに記憶部5から読み出し、ページごとの位置合わせパラメータの倍率データを使って、RIPデータの倍率の補正を行う。
そして、位置合わせ算出部4bは、解像度変換され倍率調整されたRIPデータを、CMYKのデータから、RGBのデータに変換する(ステップS23)。
一方、画像読み取り部である検出器2は、読み取り画像データであるスキャンデータを取得する(ステップS25)。検出器2で得られるスキャンデータは、解像度400dpiのRGBデータである。
そして、位置合わせ算出部4bは、ステップS23で得られたRIPデータ(RGBデータ)とステップS25で得られたスキャンデータとを比較して、位置ずれ量を算出する(ステップS26)。位置合わせ算出部4bは、このステップS26での位置ずれ量の算出結果から、位置合わせパラメータ(シフト量及び回転量のパラメータ)を取得する(ステップS27)。
そして、位置合わせ算出部4bは、ステップS23で得られたRIPデータ(RGBデータ)とステップS25で得られたスキャンデータとを比較して、位置ずれ量を算出する(ステップS26)。位置合わせ算出部4bは、このステップS26での位置ずれ量の算出結果から、位置合わせパラメータ(シフト量及び回転量のパラメータ)を取得する(ステップS27)。
さらに、位置合わせ補正部4cは、ステップS27で得られたシフト量及び回転量の位置合わせパラメータを利用して、ステップS23で変換されたRIPデータ(RGBデータ)の位置合わせ処理を行う(ステップS24)。
そして、画像検査部4dは、ステップS24で位置合わせ処理が行われたRIPデータと、検出器2から得たスキャンデータとを比較して、画像検査処理を行う(ステップS28)。このステップS28での比較結果で、RIPデータと検出器2から得たスキャンデータとの間に所定の閾値以上の相違がある場合には、画像検査部4dは、相違する箇所に対して、検出器2が読み取った画像に汚れがあると判断する汚れ検知処理を行う(ステップS29)。
そして、画像検査部4dは、ステップS24で位置合わせ処理が行われたRIPデータと、検出器2から得たスキャンデータとを比較して、画像検査処理を行う(ステップS28)。このステップS28での比較結果で、RIPデータと検出器2から得たスキャンデータとの間に所定の閾値以上の相違がある場合には、画像検査部4dは、相違する箇所に対して、検出器2が読み取った画像に汚れがあると判断する汚れ検知処理を行う(ステップS29)。
[1−5.2つの画像検査処理の比較]
図5は、図3のフローチャートで説明したプルーフ印刷時の画像検査処理と、図4のフローチャートで説明した大量印刷時の画像検査処理の概要を示す。この図5に示すS11などのステップ番号は、図3及び図4のステップ番号に対応している。
図5の上側に示すように、プルーフ印刷時には、ステップS14でモデルデータが生成され、このモデルデータとスキャンデータとを使って、ステップS17で位置合わせパラメータ(シフト量、回転量、倍率)が取得される。そして、その位置合わせパラメータを使って、RIPデータの位置合わせ補正がステップS18に行われ、ステップS19で汚れ検知のための比較処理が行われる。ステップS14で取得されるモデルデータや、ステップS17で取得される位置合わせパラメータは、ページごとのデータである。
図5は、図3のフローチャートで説明したプルーフ印刷時の画像検査処理と、図4のフローチャートで説明した大量印刷時の画像検査処理の概要を示す。この図5に示すS11などのステップ番号は、図3及び図4のステップ番号に対応している。
図5の上側に示すように、プルーフ印刷時には、ステップS14でモデルデータが生成され、このモデルデータとスキャンデータとを使って、ステップS17で位置合わせパラメータ(シフト量、回転量、倍率)が取得される。そして、その位置合わせパラメータを使って、RIPデータの位置合わせ補正がステップS18に行われ、ステップS19で汚れ検知のための比較処理が行われる。ステップS14で取得されるモデルデータや、ステップS17で取得される位置合わせパラメータは、ページごとのデータである。
一方、大量印刷時には、図5の下側に示すように、ステップS22でプルーフ印刷時に得た倍率の位置合わせパラメータを使って、ページごとのRIPデータの倍率補正が行われる。この倍率補正が行われたRIPデータと、スキャンデータとがステップS26で比較され、ステップS27で、シフト量と回転量についての位置合わせパラメータ(ページごと)が取得される。そして、ステップS28で、シフト量と回転量についての位置合わせパラメータを使って、RIPデータがページごとに補正され、汚れ検知のための比較処理が行われる。
この図5の上側のプルーフ印刷時と、下側の大量印刷時を比較すると判るように、大量印刷時には、プルーフ印刷時の位置合わせパラメータを利用して、ページごとに倍率補正を最初に行うようにしている。したがって、大量印刷時に必要な位置合わせパラメータの取得処理は、ステップS27でのシフト量と回転量のパラメータだけである。
このため、大量印刷時には、位置合わせパラメータの取得処理やその後の位置合わせ処理での演算処理量を、プルーフ印刷時に比べて大幅に少なくすることができ、大量印刷時にはリアルタイム処理で画像検査が可能になる。
しかも、それぞれのパラメータはページごとに取得され、取得されたページごとのデータを、大量印刷時の対応ページのデータに適用するようにしたため、1ページごとに紙種などの条件が異なる場合でも、適切な位置合わせ補正を行うことができる。
このため、大量印刷時には、位置合わせパラメータの取得処理やその後の位置合わせ処理での演算処理量を、プルーフ印刷時に比べて大幅に少なくすることができ、大量印刷時にはリアルタイム処理で画像検査が可能になる。
しかも、それぞれのパラメータはページごとに取得され、取得されたページごとのデータを、大量印刷時の対応ページのデータに適用するようにしたため、1ページごとに紙種などの条件が異なる場合でも、適切な位置合わせ補正を行うことができる。
なお、リアルタイム処理で画像検査が可能になるため、画像検査装置は、欠陥があるページと欠陥がないページとを、それぞれ別の排紙トレイにリアルタイムで分けて搬送する処理が可能になる。
図6は、図3のフローチャートのステップS14で、モデルデータを生成する際のバリアブル領域について説明した図である。
画像形成装置10で用紙Pに画像を形成する際には、例えば宛名や住所のように、1部ごとに異なる内容を印刷するバリアブル領域Vを設けることがある。一方、バリアブル領域V以外の非バリアブル領域NVには、全ての部で同じ画像が印刷される。
このようなバリアブル領域Vを設ける場合に、モデルデータからバリアブル領域Vの情報を除去する必要がある。そして、バリアブル領域Vをモデルデータから除去することで、大量印刷時にモデルデータを使った適正な処理が可能になる。
画像形成装置10で用紙Pに画像を形成する際には、例えば宛名や住所のように、1部ごとに異なる内容を印刷するバリアブル領域Vを設けることがある。一方、バリアブル領域V以外の非バリアブル領域NVには、全ての部で同じ画像が印刷される。
このようなバリアブル領域Vを設ける場合に、モデルデータからバリアブル領域Vの情報を除去する必要がある。そして、バリアブル領域Vをモデルデータから除去することで、大量印刷時にモデルデータを使った適正な処理が可能になる。
<2.第2の実施の形態例>
次に、本発明の第2の実施の形態例を説明する。
第2の実施の形態例においても、画像検査装置1や画像形成装置10は、第1の実施の形態例で説明した図1及び図2に示す構成がそのまま適用される。
第2の実施の形態例では、以下に説明するように、プルーフ印刷時及び大量印刷時の処理の流れが、第1の実施の形態例と相違する。第2の実施の形態例では、図6で説明したバリアブル領域Vと、非バリアブル領域NVとで、大量印刷時に異なる汚れ検知処理を行うようにした。
以下の図8及び図9のフローチャートに示す画像検査処理は、例えば制御部4を構成するCPUによって実行される。
次に、本発明の第2の実施の形態例を説明する。
第2の実施の形態例においても、画像検査装置1や画像形成装置10は、第1の実施の形態例で説明した図1及び図2に示す構成がそのまま適用される。
第2の実施の形態例では、以下に説明するように、プルーフ印刷時及び大量印刷時の処理の流れが、第1の実施の形態例と相違する。第2の実施の形態例では、図6で説明したバリアブル領域Vと、非バリアブル領域NVとで、大量印刷時に異なる汚れ検知処理を行うようにした。
以下の図8及び図9のフローチャートに示す画像検査処理は、例えば制御部4を構成するCPUによって実行される。
[2−1.画像検査処理(プルーフ印刷時)]
図7は、プルーフ印刷時の画像検査処理の流れを示すフローチャートである。
図7に従って説明すると、まず、画像検査装置1は、制御部4の取得部4aを介して、画像形成装置10からRIPデータ(対象画像データ)を取得する(ステップS31)。取得したRIPデータは、位置合わせ算出部4bで解像度が変換される(ステップS32)。この解像度の変換は、RIPデータの解像度(1200dpi)を、読み取り画像データの解像度(400dpi)に合わせるために行われる。さらに、位置合わせ算出部4bは、解像度変換されたRIPデータを、CMYKデータからRGBデータに変換する(ステップS33)。
図7は、プルーフ印刷時の画像検査処理の流れを示すフローチャートである。
図7に従って説明すると、まず、画像検査装置1は、制御部4の取得部4aを介して、画像形成装置10からRIPデータ(対象画像データ)を取得する(ステップS31)。取得したRIPデータは、位置合わせ算出部4bで解像度が変換される(ステップS32)。この解像度の変換は、RIPデータの解像度(1200dpi)を、読み取り画像データの解像度(400dpi)に合わせるために行われる。さらに、位置合わせ算出部4bは、解像度変換されたRIPデータを、CMYKデータからRGBデータに変換する(ステップS33)。
一方、画像読み取り部である検出器2は、読み取り画像データであるスキャンデータを取得する(ステップS35)。検出器2で得られるスキャンデータは、解像度400dpiのRGBデータである。位置合わせ算出部4bは、このスキャンデータを取得し、モデルデータとして記憶部5に記憶する(ステップS36)。
そして、位置合わせ算出部4bは、ステップS33で変換されたRIPデータと、ステップS36で得たモデルデータとを比較し、位置ずれ量を算出する(ステップS34)。この比較で算出された位置ずれ量から、位置合わせ算出部4bは、位置合わせパラメータ(シフト量、回転量、及び倍率のパラメータ)を取得する(ステップS37)。ステップS37での位置合わせパラメータの取得処理は、プルーフ印刷時には、全てのページについて行われ、ページごとの倍率のパラメータが記憶部5に記憶される。
そして、位置合わせ算出部4bは、ステップS33で変換されたRIPデータと、ステップS36で得たモデルデータとを比較し、位置ずれ量を算出する(ステップS34)。この比較で算出された位置ずれ量から、位置合わせ算出部4bは、位置合わせパラメータ(シフト量、回転量、及び倍率のパラメータ)を取得する(ステップS37)。ステップS37での位置合わせパラメータの取得処理は、プルーフ印刷時には、全てのページについて行われ、ページごとの倍率のパラメータが記憶部5に記憶される。
次に、位置合わせ補正部4cは、ステップS37で取得した位置合わせパラメータを使って、RIPデータの位置合わせ処理を行う(ステップS38)。この位置合わせ処理で、RIPデータは、スキャンデータに位置合わせした状態になる。
画像検査部4dは、ステップS38で位置合わせ処理が行われたRIPデータと、ステップS36で得たモデルデータ(スキャンデータ)とを比較して、画像検査処理を行う(ステップS39)。このステップS39の比較の結果、RIPデータとスキャンデータとの間に所定閾値以上の相違がある場合には、画像検査部4dは、相違する箇所に対して、検出器2が読み取った画像に汚れがあると判断する汚れ検知処理を行う(ステップS40)。
画像検査部4dは、ステップS38で位置合わせ処理が行われたRIPデータと、ステップS36で得たモデルデータ(スキャンデータ)とを比較して、画像検査処理を行う(ステップS39)。このステップS39の比較の結果、RIPデータとスキャンデータとの間に所定閾値以上の相違がある場合には、画像検査部4dは、相違する箇所に対して、検出器2が読み取った画像に汚れがあると判断する汚れ検知処理を行う(ステップS40)。
なお、図7のフローチャートに示すプルーフ印刷時の画像検査処理でも、図3の例(第1の実施の形態例)と同様に、位置合わせのためのモデルデータを生成して、そのモデルデータとスキャンでの位置ずれ量を算出するという、比較的演算処理量の大きな時間のかかる処理を行っている。したがって、プルーフ印刷時の画像検査処理では、リアルタイムに画像検査処理を実行できない可能性があり、滞留したスキャンデータやRIPデータは、画像検査装置1が備える大容量データ記憶手段に一時的に待避させる必要がある。
[2−2.画像検査処理(大量印刷時)]
次に、図8のフローチャートを参照して、大量印刷時(2部目以降の印刷時)の画像検査処理の流れを説明する。
まず、画像検査装置1は、制御部4の取得部4aを介して、画像形成装置10からRIPデータ(対象画像データ)を取得する(ステップS41)。取得したRIPデータは、位置合わせ算出部4bで解像度を1200dpiから400dpiに変換される(ステップS42)。このとき、位置合わせ算出部4bは、プルーフ印刷時の位置合わせで使用した位置合わせパラメータの倍率データをページごとに記憶部5から読み出し、ページごとの位置合わせパラメータの倍率データを使って、RIPデータの倍率の補正を行う。
そして、位置合わせ算出部4bは、解像度変換され倍率調整されたRIPデータを、CMYKのデータから、RGBのデータに変換する(ステップS43)。
次に、図8のフローチャートを参照して、大量印刷時(2部目以降の印刷時)の画像検査処理の流れを説明する。
まず、画像検査装置1は、制御部4の取得部4aを介して、画像形成装置10からRIPデータ(対象画像データ)を取得する(ステップS41)。取得したRIPデータは、位置合わせ算出部4bで解像度を1200dpiから400dpiに変換される(ステップS42)。このとき、位置合わせ算出部4bは、プルーフ印刷時の位置合わせで使用した位置合わせパラメータの倍率データをページごとに記憶部5から読み出し、ページごとの位置合わせパラメータの倍率データを使って、RIPデータの倍率の補正を行う。
そして、位置合わせ算出部4bは、解像度変換され倍率調整されたRIPデータを、CMYKのデータから、RGBのデータに変換する(ステップS43)。
一方、画像読み取り部である検出器2では、読み取り画像データであるスキャンデータを取得する(ステップS51)。検出器2で得られるスキャンデータは、解像度400dpiのRGBデータである。
そして、位置合わせ算出部4bが、ステップS51で得たスキャンデータと、記憶部5に記憶されたモデルデータ(同じページのデータ)をと比較して、位置ずれ量を算出する(ステップS52)。位置合わせ算出部4bは、このステップS52での位置ずれ量の算出結果から、位置合わせパラメータ(シフト量及び回転量のパラメータ)を取得する(ステップS53)。
そして、位置合わせ算出部4bが、ステップS51で得たスキャンデータと、記憶部5に記憶されたモデルデータ(同じページのデータ)をと比較して、位置ずれ量を算出する(ステップS52)。位置合わせ算出部4bは、このステップS52での位置ずれ量の算出結果から、位置合わせパラメータ(シフト量及び回転量のパラメータ)を取得する(ステップS53)。
さらに、位置合わせ算出部4bは、プルーフ印刷時の位置合わせパラメータと、ステップS53で得た位置合わせパラメータとを比較し、双方の差から位置ずれ量を算出する(ステップS54)。このステップS54で算出した位置ずれ量で、プルーフ印刷時の位置合わせパラメータを更新し、位置合わせ算出部4bは、更新された位置合わせパラメータ(シフト量及び回転量のパラメータ)を取得する(ステップS55)。
そして、位置合わせ補正部4cは、ステップS55で更新された位置合わせパラメータを使って、ステップS43で得られたRIPデータ(RGBデータ)の位置合わせ処理を行う(ステップS44)。さらに、画像検査部4dは、ステップS44で位置合わせ処理が行われたRIPデータと、検出器2から得たスキャンデータとを比較して、画像検査処理を行う(ステップS45)。このステップS45での画像検査処理は、バリアブル領域Vの画像に対して行われる。このステップS45での比較結果で、閾値以上の相違がある箇所があるとき、画像検査部4dは、検出器2が読み取った画像のバリアブル領域Vに汚れがあると判断する汚れ検知処理を行う(ステップS46)。
また、位置合わせ補正部4cは、ステップS53で得た位置合わせパラメータを使って、プルーフ印刷時のスキャンデータ(モデルデータ)の位置合わせを行う(ステップS56)。そして、画像検査部4dは、ステップS56で位置合わせされたスキャンデータ(モデルデータ)と、ステップS51で得たスキャンデータとを比較して、画像検査処理を行う(ステップS57)。このステップS57での画像検査処理は、非バリアブル領域NVの画像に対して行われる。このステップS57での比較の結果、ステップS56で位置合わせされたスキャンデータ(モデルデータ)とステップS51で得たスキャンデータとの間に、所定の閾値以上の相違がある場合には、画像検査部4dは、相違する箇所に対して、検出器2が読み取った画像の非バリアブル領域NVに汚れがあると判断する汚れ検知処理を行う(ステップS58)。
[2−3.2つの画像検査処理の比較]
図9は、図7のフローチャートで説明したプルーフ印刷時の画像検査処理と、図8のフローチャートで説明した大量印刷時の画像検査処理の概要を示す。この図9に示すS31などのステップ番号は、図7及び図8のステップ番号に対応している。
図9の上側に示すように、プルーフ印刷時には、ステップS36でスキャンデータからモデルデータが生成され、このモデルデータとRIPデータとを使って、ステップS38で位置合わせパラメータ(シフト量、回転量、倍率)が取得される。そして、その位置合わせパラメータを使って、RIPデータの位置合わせ補正がステップS38に行われ、ステップS39で汚れ検知のための比較処理が行われる。ステップS36で取得されるモデルデータや、ステップS37で取得される位置合わせパラメータは、ページごとのデータである。
図9は、図7のフローチャートで説明したプルーフ印刷時の画像検査処理と、図8のフローチャートで説明した大量印刷時の画像検査処理の概要を示す。この図9に示すS31などのステップ番号は、図7及び図8のステップ番号に対応している。
図9の上側に示すように、プルーフ印刷時には、ステップS36でスキャンデータからモデルデータが生成され、このモデルデータとRIPデータとを使って、ステップS38で位置合わせパラメータ(シフト量、回転量、倍率)が取得される。そして、その位置合わせパラメータを使って、RIPデータの位置合わせ補正がステップS38に行われ、ステップS39で汚れ検知のための比較処理が行われる。ステップS36で取得されるモデルデータや、ステップS37で取得される位置合わせパラメータは、ページごとのデータである。
一方、大量印刷時には、図9の下側に示すように、ステップS42でプルーフ印刷時に得た倍率の位置合わせパラメータを使って、ページごとのRIPデータの倍率補正が行われる。また、ステップS52でのスキャンデータとモデルデータ(ページごと)との比較で、ステップS53に位置合わせパラメータ(シフト量、回転量)が取得される。このステップS53で得た位置合わせパラメータを使って補正されたモデルデータと、ステップS51で得たスキャンデータとがステップS57で比較され、ステップS58で非バリアブル領域NVの汚れ検知が行われる。
また、ステップS53で得た位置合わせパラメータを使って、ステップS55でプルーフ印刷時の位置合わせパラメータが更新される。さらに、ステップS44で、更新された位置合わせパラメータを使って、倍率補正が行われたRIPデータの位置合わせが行われる。このステップS44で位置合わせが行われたRIPデータと、ステップS51で得たスキャンデータとがステップS45で比較され、ステップS46でバリアブル領域Vの汚れ検知が行われる。
この図9の上側のプルーフ印刷時と、下側の大量印刷時を比較すると判るように、大量印刷時には、プルーフ印刷時のモデルデータや位置合わせパラメータを利用しているため、位置合わせ処理での演算処理量をプルーフ印刷時に比べて大幅に少なくすることができる。したがって、大量印刷時にはリアルタイム処理で画像検査が可能になる。
また、バリアブル領域Vと、非バリアブル領域NVとで処理状態を変えることで、それぞれの領域V,NVで適切な汚れ検知ができるようになる。
また、バリアブル領域Vと、非バリアブル領域NVとで処理状態を変えることで、それぞれの領域V,NVで適切な汚れ検知ができるようになる。
<3.変形例>
なお、上述した実施の形態例では、画像形成装置10に内蔵された画像検査装置1として構成したが、画像検査装置1は、画像形成装置とは別体の装置として構成してもよい。画像検査装置1と組み合わせて使用される画像形成装置の構成についても、図2は一例であり、その他の各種方式の画像形成装置に適用が可能である。
なお、上述した実施の形態例では、画像形成装置10に内蔵された画像検査装置1として構成したが、画像検査装置1は、画像形成装置とは別体の装置として構成してもよい。画像検査装置1と組み合わせて使用される画像形成装置の構成についても、図2は一例であり、その他の各種方式の画像形成装置に適用が可能である。
また、上述した実施の形態例で説明した位置合わせ処理としては、図3のステップS18などに示すように、RIPデータの位置をパラメータに基づいて補正して、スキャンデータに合わせるようにした。これに対して、スキャンデータの位置を、パラメータに基づいて補正するようにしてもよい。あるいは、RIPデータの位置補正と、スキャンデータの位置補正を組み合わせるようにしてもよい。
1…画像検査装置、2…検出器、3…搬送部、4…制御部、4a…取得部、4b…位置合わせ算出部、4c…位置合わせ補正部、4d…画像検査部、5…記憶部、10…画像形成装置、P…用紙、V…バリアブル領域、NV…非バリアブル領域
Claims (10)
- 画像形成装置によって紙面上に画像形成された画像を読み取って読取画像を取得し、前記読取画像の検査を行う画像検査装置において、
前記画像形成装置から画像形成を実行するための対象画像を取得する取得部と、
前記対象画像と前記読取画像の位置を合わせるための補正パラメータを算出する位置合わせ算出部と、
前記補正パラメータを用いて、前記対象画像と前記読取画像の少なくとも一方の画像を補正する位置合わせ補正部と、
前記位置合わせ補正部によって補正された前記対象画像及び前記読取画像の差分に基づいて、前記読取画像の欠陥を判定する画像検査部と、を備え、
前記位置合わせ補正部は、前記補正パラメータをページごとに保存し、位置合わせの際に、その画像のページに応じて対応する前記補正パラメータを用いることを特徴とする
画像検査装置。 - 前記位置合わせ補正部は、
前記対象画像と前記読取画像とのサイズ誤差を修正するために、前記対象画像と前記読取画像の少なくとも一方の画像を変倍処理する処理と、
前記対象画像及び前記読取画像の少なくとも一方の画像をシフトさせるシフト処理と、
前記対象画像及び前記読取画像の少なくとも一方の画像を回転処理させる回転処理と、を行うことを特徴とする
請求項1に記載の画像検査装置。 - 前記補正パラメータは倍率であり、前記変倍処理はページに応じて対応する倍率を用いて変倍処理を行うことを特徴とする
請求項2に記載の画像検査装置。 - 前記補正パラメータをプルーフ印刷時に取得することを特徴とする
請求項1から3のいずれか1項に記載の画像検査装置。 - 前記画像検査部が前記読取画像の欠陥を判定する際には、比較対象の領域がバリアブル領域であるか否かによって比較する画像を使い分け、保存した前記補正パラメータを使い分けることを特徴とする
請求項1から4のいずれか1項に記載の画像検査装置。 - 画像形成装置によって紙面上に画像形成された画像を読み取って読取画像を取得し、前記読取画像の検査を、コンピュータ装置に実装して行うプログラムにおいて、
画像形成を実行するための対象画像を取得する取得処理と、
前記対象画像と前記読取画像の位置を合わせるための補正パラメータを算出する位置合わせ算出処理と、
前記補正パラメータを用いて、前記対象画像と前記読取画像の少なくとも一方の画像を補正する位置合わせ補正処理と、
前記位置合わせ補正処理によって補正された前記対象画像及び前記読取画像の差分に基づいて、前記読取画像の欠陥を判定する画像検査処理と、を実行し、
前記位置合わせ補正処理は、前記補正パラメータをページごとに保存し、位置合わせの際に、その画像のページに応じて対応する前記補正パラメータを用いることを特徴とする
プログラム。 - 前記位置合わせ補正処理は、
前記対象画像と前記読取画像とのサイズ誤差を修正するために、前記対象画像と前記読取画像の少なくとも一方の画像を変倍処理する処理と、
前記対象画像及び前記読取画像の少なくとも一方の画像をシフトさせるシフト処理と、
前記対象画像及び前記読取画像の少なくとも一方の画像を回転処理させる回転処理と、を行うことを特徴とする
請求項6に記載のプログラム。 - 前記補正パラメータは倍率であり、前記変倍処理はページに応じて対応する倍率を用いて変倍処理を行うことを特徴とする
請求項7に記載のプログラム。 - 前記補正パラメータをプルーフ印刷時に取得することを特徴とする
請求項5から8のいずれか1項に記載のプログラム。 - 前記画像検査処理が前記読取画像の欠陥を判定する際には、比較対象の領域がバリアブル領域であるか否かによって比較する画像を使い分け、保存した前記補正パラメータを使い分けることを特徴とする
請求項5から9のいずれか1項に記載のプログラム。
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