JP2022171079A - ダイカスト用装置およびダイカスト法 - Google Patents

ダイカスト用装置およびダイカスト法 Download PDF

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Abstract

Figure 2022171079000001
【課題】ランナー内で凝固したダイカスト品から加圧ロッドが抜けなくなることを防止する。
【解決手段】ダイカスト用装置1は、キャビティ53と該キャビティ53に連通するランナー50を画成するダイカスト金型10と、キャビティ53内に向けて溶湯を充填する第1加圧手段24,25と、ランナー50内の溶湯を加圧する第2加圧手段40,41,43と、を備え、第2加圧手段40,41,43が、ダイカスト金型10の型開き方向に対して略直交する方向に向けて進退する円筒軸状の第2加圧ロッド43を含み、第2加圧ロッド43の先端部43Aに、当該先端部43Aが先細形状となるように勾配を形成した。
【選択図】図3

Description

本発明は、ダイカスト用装置およびダイカスト法に係り、特に、ダイカスト金型のランナーを加圧する為の加圧手段を備えたダイカスト用装置および当該ダイカスト用装置を用いて行うダイカスト法に関するものである。
従来から、キャビティと該キャビティに連通するランナーを画成するダイカスト金型と、該キャビティ内に向けて溶湯を充填する第1加圧手段と、該ランナーの溶湯を加圧する第2加圧手段とを備え、該第2加圧手段が該ダイカスト金型の型開き方向に略直交する方向に向けて進退する第2加圧ロッドを備えたダイカスト用装置が公知である(例えば、下記特許文献1参照)。かかるダイカスト用装置によれば、ランナー内の溶湯を第2加圧手段の第2加圧ロッドによって加圧することで、キャビティ内で成形されるダイカスト品の品質を向上させることが可能となっている。
特開2011-224650号公報
しかしながら、上掲した特許文献1に開示されたダイカスト用装置では、ランナー内の溶湯を加圧した第2加圧手段の第2加圧ロッドが、ランナー内で凝固したダイカスト品から抜けなくなる虞があり、改善の余地があった。
本発明は、上述した従来技術に存在する課題に鑑みて成されたものであって、その目的は、キャビティ内で成形されるダイカスト品の品質を維持しながらも、ランナー内で凝固したダイカスト品から第2加圧手段の第2加圧ロッドが抜けなくなるといった不具合が発生することの無いダイカスト用装置と、当該ダイカスト用装置を用いて行うダイカスト法を提供することにある。
以下、本発明について説明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照番号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
本発明に係るダイカスト用装置(1)は、キャビティ(53)と該キャビティ(53)に連通するランナー(50)を画成するダイカスト金型(10)と、前記キャビティ(53)内に向けて溶湯を充填する第1加圧手段(24,25)と、前記ランナー(50)内の溶湯を加圧する第2加圧手段(40,41,43)と、を備え、前記第2加圧手段(40,41,43)が、前記ダイカスト金型(10)の型開き方向に対して略直交する方向に向けて進退する第2加圧ロッド(43)を含むダイカスト用装置(1)であって、前記第2加圧ロッド(43)の先端部(43A)に、当該先端部(43A)が先細形状となるように勾配を形成したことを特徴とするものである。
本発明に係るダイカスト用装置(1)において、前記勾配は、0.1°~0.3°の角度で形成することができる。
また、本発明に係るダイカスト用装置(1)では、前記第2加圧ロッド(43)の先端部(43A)以外の軸径φAに対して、前記第2加圧ロッド(43)の先端部(43A)の径寸法φaが、(φA-0.60mm)<φa<(φA-0.03mm)なる不等式が成り立つように形成されていることとすることができる。
さらに、本発明に係るダイカスト用装置(1)では、前記第2加圧ロッド(43)が加圧する溶湯が存在する前記ランナー(50)に対して部分的に切欠部(50C)を設けることで、前記第2加圧ロッド(43)の周囲で溶湯が凝固して形成される凝固金属の厚み寸法が部分的に薄くなる箇所を設けることができる。
またさらに、本発明に係るダイカスト用装置(1)において、前記切欠部(50C)は、前記ダイカスト金型(10)を構成する可動型(30)に形成された堰(35)により形成することができる。
本発明に係る別のダイカスト用装置(1)は、キャビティ(53)と該キャビティ(53)に連通するランナー(50)を画成するダイカスト金型(10)と、前記キャビティ(53)内に向けて溶湯を充填する第1加圧手段(24,25)と、前記ランナー(50)内の溶湯を加圧する第2加圧手段(40,41,43)と、を備え、前記第2加圧手段(40,41,43)が、前記ダイカスト金型(10)の型開き方向に対して略直交する方向に向けて進退する円筒軸状の第2加圧ロッド(43)を含むダイカスト用装置(1)であって、前記キャビティ(53)内に向けた溶湯の充填と前記第2加圧手段(40,41,43)による前記ランナー(50)内の溶湯の加圧が終了した後、前記ダイカスト金型(10)の型開きが開始された後に前記第2加圧ロッド(43)の後退動作が開始されるように構成されていることを特徴とするものである。
本発明に係るダイカスト法は、上記したいずれかのダイカスト用装置(1)によりダイカストを行うことを特徴とするものである。
本発明によれば、キャビティ内で成形されるダイカスト品の品質を維持しながらも、ランナー内で凝固したダイカスト品から第2加圧手段の第2加圧ロッドが抜けなくなるといった不具合が発生することの無いダイカスト用装置と、当該ダイカスト用装置を用いて行うダイカスト法を提供することができる。
本実施形態に係るダイカスト用装置において、加圧ロッドが後退位置にある状態を示す断面図である。 本実施形態に係るダイカスト用装置において、加圧ロッドが前進位置にある状態を示す断面図である。 本実施形態に係るダイカスト用装置が備える加圧ロッドの形状を示す図である。 本実施形態に係るダイカスト用装置の特徴的な構成を説明するための図であり、図中の分図(a)が加圧ロッドの周辺を示す断面図であり、分図(b)が分図(a)におけるA-A線断面を示す横断面図である。 図4で示した本実施形態に係るダイカスト用装置の可動型を示す図であり、図中の分図(a)が型開き方向で見た側面図であり、分図(b)が分図(a)の中心部の縦断面を示す断面図である。 本実施形態に係るダイカスト用装置の動作説明を行うための断面図である。
以下、本発明を実施するための好適な実施形態について、図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は、各請求項に係る発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
本発明の一実施形態に係るダイカスト用装置1の基本形態について、図1および図2を用いて説明する。ここで、図1は、本実施形態に係るダイカスト用装置において、加圧ロッドが後退位置にある状態を示す断面図である。また、図2は、本実施形態に係るダイカスト用装置において、加圧ロッドが前進位置にある状態を示す断面図である。
図1に示されるように、ダイカスト金型10は、固定型20と可動型30とを備えている。固定型20は固定ホルダー21および固定ダイス22からなり、固定ホルダー21には射出スリーブ23(スリーブ)が配設されている。射出スリーブ23内にはプランジャロッド24の先端に連結されたプランジャチップ25が配設されている。図示せぬ射出シリンダを作動させて該プランジャチップ25を射出スリーブ23内で摺動させることで射出スリーブ23の図示せぬ給湯孔から供給されたアルミニウム合金等の溶湯を、後述のキャビティ53内に充填可能である。プランジャチップ25、プランジャロッド24、および図示せぬ射出シリンダが、本発明に係る第1加圧手段を構成する。また、プランジャロッド24が、本発明に係る第1加圧ロッドを構成する。
可動型30は、可動ホルダー31、可動ダイス32、および分流子33からなり、矢印A←→A’で示される可動型30の移動方向(ダイカスト金型10の型開き方向)に移動可能である。図1および図2に示す型締め状態においては、ダイカスト金型10の内部にはランナー50、ゲート52、およびキャビティ53が画成され、射出スリーブ23内の空間はランナー50およびゲート52を介してキャビティ53と連通する。ランナー50は、射出スリーブ23の軸線方向(ダイカスト金型10の型開き方向)に対して僅かな傾き角度を持った方向に延びる第1ランナー50Aと、射出スリーブ23の軸線方向に略直交する方向に延びる第2ランナー50Bとを備えている。第1ランナー50Aは、固定型20に配設された射出スリーブ23と可動型30の分流子33とにより画成されている。第2ランナー50Bは、射出スリーブ23と分流子33とにより画成される部分と、固定ダイス22と可動ダイス32とにより画成される部分とを有している。本実施形態では、第2ランナー50Bにおける射出スリーブ23と分流子33とにより画成される部分が円筒形の内部空間を有する円筒形ランナーとして形成されており、第2ランナー50Bにおける固定ダイス22と可動ダイス32とにより画成される部分が台形の内部空間を有する台形ランナーとして形成されている。また、ゲート52およびキャビティ53は、固定ダイス22と可動ダイス32とにより画成されている。
分流子33には、図示せぬブラケットを介して油圧シリンダ40が固定されている。油圧シリンダ40のピストンロッド41には、カップリング42を介して加圧ロッド43が連結されている。加圧ロッド43は、分流子33に形成された貫通孔34に挿入され、加圧ロッド43の先端部43Aが貫通孔34の上側開口34Aを塞いでいる。加圧ロッド43は、油圧シリンダ40の作動によりダイカスト金型10の型開き方向に略直交する方向に向けて進退可能とされ、油圧シリンダ40を作動させた場合には、図1に示す後退位置から第2ランナー50B内に進入し、図2に示す前進位置まで進出可能である。したがって、本実施形態に係るダイカスト用装置1では、加圧ロッド43を第2ランナー50B内に進出させることにより、第2ランナー50B内の溶湯を介してキャビティ53内の溶湯を加圧することが可能である。油圧シリンダ40、ピストンロッド41、および加圧ロッド43は、本発明に係る第2加圧手段を構成する。また、加圧ロッド43は、本発明に係る第2加圧ロッドを構成する。
なお、加圧ロッド43は、円筒軸状をした形状とされている。そして、第2ランナー50Bは加圧ロッド43の横断面形状と対応するように円形状に形成された対応形状部51を備え、この対応形状部51を画成する面51Aと加圧ロッド43との周方向の隙間が、例えば、0.5~3.0mmの範囲に設定されている。隙間が0.5mm未満の場合には、隙間で凝固した薄肉部分がダイカスト品の取り出し時に切断されてしまう。また、隙間が3.0mmを超える場合には、加圧ロッド43で第2ランナー50B内の溶湯を加圧した際に溶湯が隙間から逆流することを充分に防ぐことができず、キャビティ53内の溶湯に充分な押湯効果を与えることができない。第2ランナー50B内の溶湯の流動性が良い場合には、隙間から逆流が生じやすいので、キャビティ53内への溶湯の充填完了前に加圧ロッド43で第2ランナー50B内の溶湯を加圧する場合には、第2ランナー50Bの対応形状部51を画成する面51Aと加圧ロッド43との隙間を3.0mm以下とすることが好適である。
以上、本実施形態に係るダイカスト用装置1の基本構成を説明した。次に、図3~図6を参照図面に加えて、本実施形態に係るダイカスト用装置1が有する特徴的な構成を説明する。ここで、図3は、本実施形態に係るダイカスト用装置が備える加圧ロッドの形状を示す図である。また、図4は、本実施形態に係るダイカスト用装置の特徴的な構成を説明するための図であり、図中の分図(a)が加圧ロッドの周辺を示す断面図であり、分図(b)が分図(a)におけるA-A線断面を示す横断面図である。また、図5は、図4で示した本実施形態に係るダイカスト用装置の可動型を示す図であり、図中の分図(a)が型開き方向で見た側面図であり、分図(b)が分図(a)の中心部の縦断面を示す断面図である。なお、図5(a)では、説明の便宜のために加圧ロッド43の図示を省略してある。さらに、図6は、本実施形態に係るダイカスト用装置の動作説明を行うための断面図である。
図3に示すように、本実施形態に係るダイカスト用装置1が備える加圧ロッド43については、その先端部43Aの形状が先細形状となるように、勾配を形成したことを特徴としている。加圧ロッド43の先端部43Aに形成された勾配については、0.1°~0.3°の角度で形成されている。また、加圧ロッド43の先端部43Aの形状については、加圧ロッド43の先端部43A以外の軸径φAに対して、加圧ロッド43の先端部43Aの径寸法φaが、
(φA-0.60mm)<φa<(φA-0.03mm)
なる不等式が成り立つように形成されていることを特徴としている。加圧ロッド43の先端部43Aの形状について、このような条件にて形成することで、第2ランナー50B内に溶湯を充填して加圧ロッド43で第2ランナー50B内の溶湯を加圧する場合に、勾配の形成箇所に溶湯が差し込まずにスムーズな加圧ロッド43の進退動作が可能となる。特に、上記した不等式における「φa<(φA-0.03mm)」の条件については、φAとφaの寸法差が-0.03mm以下になると勾配付与の効果が小さくなってしまい、一方で、上記した不等式における「(φA-0.60mm)<φa」の条件については、φAとφaの寸法差が-0.60mm以上になると勾配が付与された箇所に溶湯が差し込んでしまい、スムーズな進退動作に悪影響を与えることとなる。なお、これらの条件は、発明者による鋭意研究によって見出され、決定された条件値である。
また、本実施形態に係るダイカスト用装置1では、図4で示すように、加圧ロッド43が加圧する溶湯が存在するランナー50に対して部分的に切欠部50Cを設けることで、加圧ロッド43の周囲で溶湯が凝固して形成される凝固金属の厚み寸法が部分的に薄くなる箇所を設けるようにした(特に、図4(b)参照)。図4で示す本実施形態の場合、可動型30側と固定型20側のそれぞれに1つずつ、合計2つの切欠部50Cが設けられている。このように、加圧ロッド43の周囲を取り囲む凝固金属の一部分に2つの切欠部50Cを設けることで、凝固金属による加圧ロッド43の抱き付き力が低減されるので、加圧ロッド43を後退させてダイカスト品から加圧ロッド43を引き抜く動作を行う際に、スムーズな後退動作を実現することが可能となる。
なお、本実施形態の切欠部50Cは、横断面視において台形形状をしており、この台形形状は、上辺寸法が2mm、下辺寸法が3mm、縦方向の長さ寸法が70mm程度となっている。また、本実施形態の切欠部50Cは、図5に示されるように、ダイカスト金型10を構成する可動型30(もしくは、固定型20)に形成された堰35により形成することができる。この堰35の形成条件については、例えば、加圧ロッド43の進退動作のストロークが80mmの場合、加圧ロッド43のストローク開始位置の10mm上の位置からストロークエンドの位置まで、つまり、70mmの長さで形成することが好ましいことが、発明者による研究によって明らかとなっている。切欠部50Cや堰35を上記のような寸法条件で形成することで、加圧ロッド43を後退させてダイカスト品から加圧ロッド43を引き抜く動作を行う際に、よりスムーズな後退動作を実現することが可能となる。
さらに、本実施形態に係るダイカスト用装置1では、ダイカスト金型10の型開き動作と加圧ロッド43の後退動作の動作条件についても改良を行っている。すなわち、図6で示すように、本実施形態に係るダイカスト用装置1では、キャビティ53内に向けた溶湯の充填と加圧ロッド43によるランナー50内の溶湯の加圧が終了した後に、ダイカスト金型10の型開きが開始された直後から加圧ロッド43の後退動作が開始される動作条件を採用した。ここで、従来技術では、一般的に、加圧ロッド43の後退動作が完了した後で、ダイカスト金型10の型開きが行われる動作条件が採用されていた。しかし、ダイカスト金型10の型開きが行われていない状態は、ダイカスト品を可動型30と固定型20で押え付けた状態となっており、この押え付け力が、加圧ロッド43の後退動作を阻害する作用を及ぼすものであった。しかし、本実施形態では、ダイカスト金型10の型開きが開始された直後から、加圧ロッド43の後退動作が開始される動作条件を採用したので、ダイカスト品に対する可動型30と固定型20による押え付け力が解除された状態で加圧ロッド43をダイカスト品から引き抜くことができる。また、本実施形態の動作条件は、ダイカスト法を実行する上でのタイムサイクルを悪化させることもないので、生産性を維持しながらも製品品質と装置寿命の向上に寄与することができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。上記実施形態には、多様な変更又は改良を加えることが可能である。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
1 ダイカスト用装置、10 ダイカスト金型、20 固定型、21 固定ホルダー、22 固定ダイス、23 射出スリーブ(スリーブ)、24 プランジャロッド(第1加圧手段、第1加圧ロッド)、25 プランジャチップ(第1加圧手段)、30 可動型、31 可動ホルダー、32 可動ダイス、33 分流子、34 貫通孔、34A 上側開口、35 堰、40 油圧シリンダ(第2加圧手段)、41 ピストンロッド(第2加圧手段)、42 カップリング、43 加圧ロッド(第2加圧手段、第2加圧ロッド)、43A 先端部、50 ランナー、50A 第1ランナー、50B 第2ランナー(ランナー)、50C 切欠部、51 対応形状部、51A 面、52 ゲート、53 キャビティ。

Claims (7)

  1. キャビティと該キャビティに連通するランナーを画成するダイカスト金型と、
    前記キャビティ内に向けて溶湯を充填する第1加圧手段と、
    前記ランナー内の溶湯を加圧する第2加圧手段と、
    を備え、
    前記第2加圧手段が、前記ダイカスト金型の型開き方向に対して略直交する方向に向けて進退する第2加圧ロッドを含むダイカスト用装置であって、
    前記第2加圧ロッドの先端部に、当該先端部が先細形状となるように勾配を形成したことを特徴とするダイカスト用装置。
  2. 請求項1に記載のダイカスト用装置において、
    前記勾配は、0.1°~0.3°の角度で形成されていることを特徴とするダイカスト用装置。
  3. 請求項2に記載のダイカスト用装置において、
    前記第2加圧ロッドの先端部以外の軸径φAに対して、前記第2加圧ロッドの先端部の径寸法φaが、(φA-0.60mm)<φa<(φA-0.03mm)なる不等式が成り立つように形成されていることを特徴とするダイカスト用装置。
  4. 請求項1~3のいずれか1項に記載のダイカスト用装置において、
    前記第2加圧ロッドが加圧する溶湯が存在する前記ランナーに対して部分的に切欠部を設けることで、前記第2加圧ロッドの周囲で溶湯が凝固して形成される凝固金属の厚み寸法が部分的に薄くなる箇所を設けたことを特徴とするダイカスト用装置。
  5. 請求項4に記載のダイカスト用装置において、
    前記切欠部は、前記ダイカスト金型を構成する可動型に形成された堰により形成されることを特徴とするダイカスト用装置。
  6. キャビティと該キャビティに連通するランナーを画成するダイカスト金型と、
    前記キャビティ内に向けて溶湯を充填する第1加圧手段と、
    前記ランナー内の溶湯を加圧する第2加圧手段と、
    を備え、
    前記第2加圧手段が、前記ダイカスト金型の型開き方向に対して略直交する方向に向けて進退する円筒軸状の第2加圧ロッドを含むダイカスト用装置であって、
    前記キャビティ内に向けた溶湯の充填と前記第2加圧手段による前記ランナー内の溶湯の加圧が終了した後、前記ダイカスト金型の型開きが開始された後に前記第2加圧ロッドの後退動作が開始されるように構成されていることを特徴とするダイカスト用装置。
  7. 請求項1~6のいずれか1項に記載のダイカスト用装置によりダイカストを行うことを特徴とするダイカスト法。
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