JP2022125558A - 制御システムおよび機能ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の機能ユニットを有する制御システムの起動時における突入電流を抑制する。【解決手段】制御システム(1A)は、複数の機能ユニット(101,201A~201D)と、電源ライン(11)とを備える。複数の機能ユニット(101,201A~201D)の各々は、電源ライン(11)に供給された電源電圧から内部電源電圧を生成する電源回路(14A,24A~24D)と、電源回路(14A,24A~24D)の入力に接続されたコンデンサ(15A,25A~25D)と、制御システム(1A)への電源投入時に、複数の機能ユニット(101,201A~201D)の電源回路(14A,24A~24D)に、時間差を設けて電源電圧を順次供給するように構成された起動回路(17A,27A~27D)とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、制御装置および、その制御装置を構成する機能ユニットに関する。
電気機器に電源を投入した際に、定常持の電流を大きく上回る電流が一時的に流れることがある。このような電流は、一般に突入電流と呼ばれる。
突入電流を抑制するためのさまざまな回路が提案されている。たとえば特開2018-148511号公報(特許文献1)は、周囲環境の温度によらず突入電流の抑制の効果を達成することを可能にする突入電流抑制回路を提案する。
特開2018-148511号公報
FA(Factory Automation)を用いた生産現場で使用される機械および設備は、典型的には、プログラマブルコントローラ(Programmable Logic Controller;以下「PLC」とも称す。)などの制御装置によって制御される。PLC(プログラマブルコントローラ)は、典型的には、制御プログラム含む各種プログラムを実行する主体であるCPU(Central Processing Unit)ユニット、フィールドからの信号を遣り取りするI/O(Input/Output)ユニットなど、各種の処理を担う機能ユニットを含む。
ユニットが消費する電力は、一般的に、その機能(性能と言い換えてもよい)が向上するほど大きい。さらに、ユニットの数が増えるほどPLC全体の消費電流が大きくなる。したがって、制御装置に電源を供給する電源装置の容量は、各ユニットの消費電力およびPLCに含まれるユニットの最大数を考慮して定められる。
しかし、一般には大容量の電源装置ほど、その電源装置を設計および製造するためのコストが増加する。さらに、電源装置の容量が大きいことにより、制御装置への電源投入時の突入電流も大きくなる。
本発明の1つの目的は、複数の機能ユニットを有する制御システムの起動時における突入電流を抑制するための技術を提供することである。
本開示の一例に従う制御システムは、制御対象に対する制御処理を実行するための制御システムであって、制御処理を実行するための機能が実装された複数の機能ユニットと、複数の機能ユニットに電源電圧を供給するための電源ラインとを備える。複数の機能ユニットの各々は、電源ラインに供給された電源電圧から内部電源電圧を生成する電源回路と、電源回路の入力に接続されたコンデンサとを含む。制御システムは、制御システムへの電源投入時に、複数の機能ユニットの電源回路に、時間差を設けて電源電圧を順次供給するように構成された起動回路をさらに備える。
この構成によれば、複数の機能ユニットを有する制御システムの起動時における突入電流を抑制することができる。複数の機能ユニットが順に時間差を設けて起動される。各機能ユニットでは、入力コンデンサの充電等により突入電流が生じる。突入電流は、ユニットの台数に相当する回数発生するものの、1回に発生する突入電流の大きさを、1台の機能ユニットに生じる突入電流の大きさに抑えることができる。
本開示の一例に従う機能ユニットは、制御対象に対する制御処理を実行するための機能が実装され、制御システムを構成する機能ユニットであって、機能ユニットに電源電圧を与えるための電源ラインと、電源ラインの第1の端部に接続されて電源電圧を受ける電源入力端子と、電源ラインの第2の端部に接続されるとともに、機能ユニットとともに制御システムを構成する後段のユニットの電源入力端子に接続可能に構成される電源出力端子と、電源ラインに供給された電源電圧から内部電源電圧を生成する第1の電源回路と、第1の電源回路の入力に接続されたコンデンサと、内部電源電圧を受けて機能を実行する内部回路と、電源入力端子に電源電圧が入力された場合に、先に機能ユニットの第1の電源回路に電源電圧を供給し、時間差を設けて後段のユニットの第1の電源回路に電源電圧を供給するように構成された起動回路とを備える。
この構成によれば、制御システムの起動時における突入電流を抑制することができる。機能ユニットに電源電圧が供給されて、起動される。次に、その機能ユニットは、後段の機能ユニットに電源電圧を投入する。したがって各機能ユニットの起動時に突入電流が発生するものの、1回に発生する突入電流の大きさを、1台の機能ユニットに生じる突入電流の大きさに抑えることができる。
起動回路は、第1の電源回路の入力を、電源ラインに電気的に接続するか否かを切り替えるように構成された接続部と、接続部を制御する制御回路と、電源ラインに接続されて、制御回路の動作のための動作電圧を制御回路に供給する第2の電源回路とを含むのでもよい。機能ユニットは、機能ユニットの接続部が第1の電源回路の入力を、電源ラインに電気的に接続した後に、後段のユニットの制御回路に接続部を動作させるように接続部を起動するタイミングを指示するための起動信号を発生させる起動信号生成回路と、起動信号を起動信号生成回路から後段のユニットに出力するための信号出力端子とをさらに備えることができる。
この構成によれば、前段の機能ユニットが後段の機能ユニットへの電源電圧の供給を制御する。したがって、前段の機能ユニットへの電源電圧の供給開始後に後段の機能ユニットに電源電圧の供給を開始することができる。なお、接続部は、第1の電源回路の入力と電源ラインとの間の電気的導通を可能にする回路であればよい。
接続部は、電源ラインと第1の電源回路の入力との間に設けられたスイッチであってもよい。第1の電源回路は、起動信号生成回路を含んでもよい。起動信号生成回路は、スイッチがオンした時点からの起動時間の経過後に起動信号を生成してもよい。
この構成によれば、前段の機能ユニットの第1の電源回路が後段の機能ユニットに起動信号を送る。電源電圧の供給を制御する。したがって、前段の機能ユニットの第1の電源回路の起動完了後(たとえばコンデンサの充電完了後)に、後段の機能ユニットに電源電圧の供給を開始することができる。なお、起動時間は、第1の電源回路の入力の電圧が所定の電圧に達するまでの時間であってもよい。あるいは起動時間は、固定された時間であってもよい。
機能ユニットおよび後段のユニットは、制御システムにおける最前段のユニットを基準にして、機能ユニットおよび後段のユニットを相対的にアドレス指定するためのアドレス値を有する。制御回路は、アドレス値が与えられると、接続部を起動させるまでの待機時間を算出して、待機時間の経過後に接続部を起動させてもよい。制御回路は、起動信号生成回路を含むことができる。起動信号生成回路は、機能ユニットのアドレス値に基づいて後段のユニットに割り当てられるアドレス値を生成して、後段のユニットのアドレス値を示す信号を、起動信号として生成する。
この構成によれば、前段の機能ユニットの制御回路が後段の機能ユニットに起動信号を送る。起動信号は、各機能ユニットを識別するためのアドレス値である。アドレス値は、制御システムにおける各機能ユニットの接続位置に従って定められてもよい。アドレス値は機能ユニットごとに異なるので、各機能ユニットは、それぞれ異なるタイミングで第1の電源回路を起動させる。したがって、前段の機能ユニットと後段の機能ユニットとの間で、電源電圧の供給を開始するタイミングを異ならせることができる。
第1の電源回路の入力は電源ラインに接続されてもよい。起動回路は、電源ラインにおいて、第1の電源回路の入力と電源出力端子との間に設けられたスイッチと、起動信号に応じてスイッチをオンするようにスイッチを制御する制御回路と、電源ラインに接続されて、制御回路の動作のための動作電圧を制御回路に供給する第2の電源回路とを含んでもよい。第1の電源回路は、第1の電源回路への電源電圧の供給開始から起動時間が経過すると起動信号を発生させる起動信号生成回路を含んでもよい。
この構成によれば、各機能ユニットの第1の電源回路がスイッチをオンすることによって、自己の次段の機能ユニットに電源電圧が供給される。前段の機能ユニットと後段の機能ユニットとの間で、電源電圧の供給を開始するタイミングを異ならせることができる。
第1の電源回路の入力電圧は、電源電圧よりも高い電圧であってもよい。接続部は、起動信号により起動されて、電源電圧を第1の電源回路の入力電圧に変換するとともにコンデンサを充電する第3の電源回路を含むのでもよい。
第1の電源回路の入力電圧は、電源電圧よりも高い電圧であり、機能ユニットは、起動信号により起動されて、電源電圧を第1の電源回路の入力電圧に変換するとともにコンデンサを充電する第3の電源回路をさらに備えるのでもよい。すなわち、機能ユニットは、電源ラインと第1の電源回路の入力との間に、接続部に加えて第3の電源回路を有するのでもよい。
この構成によれば、コンデンサの入力電圧を保持する回路によって、コンデンサを充電することができる。制御システムへの電源供給がオフされたときには、電源ラインに電源電圧が供給されない。しかし、コンデンサに蓄えられた電力を用いることによって機能ユニット内の回路は、電源オフ時に必要な処理を実行することができる。
本発明によれば、複数の機能ユニットを有する制御システムの起動時における突入電流を抑制することができる。
一実施形態に係る制御システムを含む生産システムの模式図である。 本実施の形態に係る制御システムの電源供給に関する構成を示したブロック図である。 電源電圧が供給される機能ユニットの台数が1台の場合の回路図である。 図3に示した機能ユニットにおける電流の変化を示した図である。 1台の電源ユニットから複数の機能ユニットに電源電圧を供給する場合の構成例を示した図である。 図5に示した回路構成の変形例を説明する図である。 図6に示した機能ユニット全体の電流の変化を示した図である。 第1の実施の形態に従う機能ユニットの構成を示した図である。 第2の実施の形態に従う機能ユニットの構成を示した図である。 第3の実施の形態に従う機能ユニットの構成を示した図である。 第3の実施の形態に従う機能ユニットの変形例の構成を示した図である。 第4の実施の形態に従う機能ユニットの構成を示した図である。 第4の実施の形態に従う機能ユニットの別の構成を示した図である。 第4の実施の形態に従う機能ユニットのさらに別の構成を示した図である。 第4の実施の形態に従う機能ユニットのさらに別の構成を示した図である。
本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中の同一または相当部分については、同一符号を付してその説明は繰返さない。
<A.適用例>
まず、本発明が適用される場面の一例について説明する。図1は、一実施形態に係る制御システムを含む生産システムの模式図である。本実施の形態に係る制御システムは、たとえばFA(Factory Automation:ファクトリオートメーション)の生産ライン10に備えられ、制御対象を制御する。生産ライン10は、制御システム1A,1B,1C,1D,1E,1F,1G,1Hを含む。制御システム1A~1Hは、たとえばPLCによって実現される。
制御システム1A~1Hは、通信装置4に接続される。制御システム1A~1Hは通信装置4を介して、互いの間でデータを遣り取りできる。通信装置4は、産業分野で行われる通信に必要なリアルタイム性を実現するための装置であり、たとえばIEEE 802.1.TSNに準拠したスイッチである。また、制御システム1A,1B,1C,1D,1E,1F,1G,1Hは、互いに時刻同期する。このために制御システム1A,1B,1C,1D,1E,1F,1G,1Hの各々は、タイマー機能を備える。
図1に示す生産ライン10において、制御システム1A~1Hのうち少なくとも1つが実施の形態に係る制御システムである。以後、実施の形態に係る制御システムとして、制御システム1Aを説明する。なお、制御システム1A~1Hのすべてが本実施の形態に係る制御システムに該当してもよい。さらに、図1は、生産ライン10に含まれる制御システムの数を限定することを意図していない。
制御システム1Aは、制御対象であるフィールド機器5に対する制御処理を実行する。制御システム1Aは、その制御処理を実行するための機能が実装された複数の機能ユニットを備える。図1に示すように、制御システム1Aは、CPUユニット101、機能ユニット201A,201B,201C,201Dおよび、I/Oユニット300Aを含む。フィールド機器5の種類は特に限定されず、たとえばサーボモータ等を含みうる。I/Oユニット300Aは、たとえばEtherCAT(登録商標)プロトコルなどの産業用ネットワーク用のプロトコルに従って、CPUユニット101との間でデータを遣り取りする。
機能ユニット201A,201B,201C,201Dの各々が実装する機能は、特に限定されるものではない。たとえば、機能ユニット201A,201B,201C,201Dは、通信ユニットを含むことができる。図1に示した例では、機能ユニット201Dは通信ユニットであり、ネットワークを介して通信装置4に接続される。
AC-DC電源400Aは、交流電圧を直流電圧に変換して、その直流電圧を、制御システム1Aに電源電圧として供給する。制御システム1Aの電源電圧は、たとえばDC24Vである。
CPUユニット101および機能ユニット201A,201B,201C,201Dは連結される。これにより、各ユニットに共通の内部バス(図示せず)が構成される。この内部バスは、電源ラインを含む。本実施の形態では、電源電圧は、制御システム1Aの内部の電源ライン(図示せず)を介してCPUユニット101および機能ユニット201A~201Dの各々に供給される。すなわち、CPUユニット101および機能ユニット201A~201Dは、電源ラインに対して並列に接続される。
制御システム1Bは、CPUユニット102、機能ユニット202Aおよび、I/Oユニット300Bを含む。I/Oユニット300Aと同様に、I/Oユニット300Bは、たとえばEtherCAT(登録商標)プロトコルなどの産業用ネットワーク用のプロトコルに従って、CPUユニット102との間でデータを遣り取りする。機能ユニット202Aは、たとえば通信ユニットであり、ネットワークを介して通信装置4に接続される。制御システム1Aと同様に、AC-DC電源400Bは、電源電圧(たとえばDC24V)を制御システム1Bの各機能ユニットに供給する。
<B.制御システムおよび機能ユニットの概略構成>
図2は、本実施の形態に係る制御システムの電源供給に関する構成を示したブロック図である。図2に示すように、制御システム1Aは、制御対象に対する制御処理を実行するための機能が実装された複数の機能ユニット(CPUユニット101および機能ユニット201A~201D)と、複数の機能ユニットに電源電圧を供給するための電源ライン11とを備える。複数の機能ユニットの各々は、電源ライン11に供給された電源電圧から内部電源電圧を生成する電源回路(電源回路14A,24A~24D)と、電源回路の入力に接続されたコンデンサ(コンデンサ15A,25A~25D)とを含む。制御システム1Aは、制御システム1Aへの電源投入時に、複数の機能ユニットの電源回路に、時間差を設けて電源電圧を順次供給するように構成された起動回路17A,27A~27Dをさらに備える。
起動回路17A,27A~27Dは、CPUユニット101、機能ユニット201A、機能ユニット201B、機能ユニット201C、機能ユニット201Dの順に電源電圧が供給されるように、電源回路14A,24A~24Dを制御する。なお、本明細書では、連結された複数の機能ユニットのうち、電源電圧が先に供給されるほうの機能ユニットを「前段のユニット」と呼び、電源電圧が後に供給されるほうの機能ユニットを「後段のユニット」と呼ぶ。CPUユニット101は、制御システム1A内の複数の機能ユニットにおける「最前段のユニット」に相当し、機能ユニット201Dは、制御システム1A内の複数の機能ユニットにおける「最後段の機能ユニット」に相当する。
図2に示すように、電源電圧の供給のための基本的な回路構成は、CPUユニット101および機能ユニット201A~201Dの間で同じである。CPUユニット101、および機能ユニット201A~201Dは、それぞれ、電源ライン11A,21A~21D、電源入力端子12A,22A~22D、および、電源出力端子13A,23A~23Dを含む。
電源ライン11A,21A~21Dは、それぞれ、CPUユニット101および機能ユニット201A~201Dに電源電圧を与えるための電源ラインである。電源入力端子12A,22A~22Dは、それぞれ、電源ライン11A,21A~21Dの第1の端部に接続されて電源電圧を受ける。電源出力端子13A,23A~23Dは、それぞれ、電源ライン11A,21A~21Dの第2の端部に接続されるとともに、後段のユニットの電源入力端子に接続可能に構成される。
CPUユニット101、および機能ユニット201A~201Dが連結されることにより、機能ユニットの電源出力端子が、そのユニットの直後の段のユニットの電源入力端子に接続される。これによって、電源ライン11A,21A~21Dが接続されて、電源ライン11が構成される。CPUユニット101の電源入力端子12Aは、AC-DC電源400Aに結合されて、電源電圧(たとえばDC24V)を受ける。これにより、CPUユニット101および機能ユニット201A~201Dの各々は、電源ライン11を通じて電源電圧を受ける。
CPUユニット101、および機能ユニット201A~201Dは、それぞれ、電源回路14A,24A~24Dと、コンデンサ15A,25A~25Dと、内部回路16A,26A~26Dと、起動回路17A,27A~27Dとを備える。電源回路14A,24A~24D(第1の電源回路)は、電源ライン11A,21A~21Dのそれぞれに供給された電源電圧から、内部電源電圧を生成する。内部電源電圧は、たとえばDC5V、DC3.3Vなどである。
コンデンサ15A,25A~25Dは、それぞれ電源回路14A,24A~24Dの入力に接続される。
内部回路16A,26A~26Dは、内部電源電圧を受けて、制御システム1Aによる制御処理のための機能を実行する。起動回路17A,27A~27Dの各々は、電源入力端子に電源電圧が入力された場合に、先に、その起動回路が含まれる機能ユニットの内部電源回路に電源電圧を供給し、時間差を設けて後段のユニットの内部電源回路に電源電圧を供給するように構成される。一実施形態では、起動回路は、後段のユニットの起動回路に、電源回路を起動するための信号を送る。別の実施形態では、前段の機能ユニットの電源回路が起動した後に、その電源回路が、後段のユニットの起動回路に電源回路を起動させるための信号を送る。
本実施の形態によれば、複数の機能ユニットの電源回路に、時間差を設けて電源電圧を順次供給する。これにより、電源装置の容量の増加を抑えつつ、複数のユニットを有する制御システムの起動時の突入電流を抑制することができる。この点について、以下に説明する。
<C.突入電流の抑制に関する課題>
図3は、電源電圧が供給される機能ユニットの台数が1台の場合の回路図である。図3では、CPUユニット101の電源回路に関連する構成を示す。AC-DC電源401は、電源回路14Aに、電源電圧(たとえばDC24V)を供給する。
図4は、図3に示した機能ユニットにおける電流の変化を示した図である。機能ユニットへの電源投入(Power ON)の際に、電流iが急激に上昇して、定常値よりも大きな値(X[A])に達する。電源投入時に急激に上昇する電流は突入電流と呼ばれる。コンデンサ15Aが充電されるにつれて電流iは次第に減少し、機能ユニットの通常稼働時の電流値(Y[A])に達する。
突入電流が生じる1つの要因は、電源回路14Aの入力に接続されたコンデンサ15Aへの充電である。電源回路14Aには大きな容量を有するコンデンサ15Aが接続される。機能ユニットへの電源投入時には、大容量のコンデンサを充電するために、大電流が瞬間的に流れる。このため突入電流が発生する。
コンデンサ15Aに大容量のコンデンサが用いられるのは以下の理由による。CPUユニット等の高機能(高性能と言い換えてもよい)な機能ユニットでは、ユニット内のCPUあるいは周辺回路の消費電力が大きいため、機能ユニット1台あたりの消費電力が大きい。さらに、高機能(高性能)なユニットでは、電源オフ時に、データ保護の処理といった、電源オフのための準備が必要となる。あるいは、電源オフ時に、CPUおよび周辺回路を損傷させないように、機能ユニットの内部で電源オフの順番を守る必要がある。したがって、電源オフの際に、一定期間、機能ユニットの内部で電源を保持する必要がある。この要求を満たすためには、大きな容量を有するコンデンサに電力を蓄えておく必要がある。
図5は、1台の電源ユニットから複数の機能ユニットに電源電圧を供給する場合の構成例を示した図である。図5に示された構成では、電源ユニット40からCPUユニット101および機能ユニット201A~201Cに電源電圧(たとえばDC5V)が供給される。
電源ユニット40は、電源回路41と、コンデンサ42と、電源回路43とを備える。電源回路41の出力は、コンデンサ42および電源回路43の入力に接続される。電源回路41は、AC-DC電源402からの電圧(たとえばDC24V)を受けて、電源回路43およびコンデンサ42の入力電圧を保持する電圧保持回路である。電源回路43は、入力電圧を、機能ユニットの電源電圧に変換する。
図5に示した構成では、電源ユニット40の出力容量は、機能ユニットの消費電力に依存する。複数の機能ユニット全体での消費電力が大きい場合(機能ユニットの消費電力が大きい場合、および機能ユニットの台数が増えた場合など)には、大きな出力容量を有する電源ユニットが必要になる。
さらに図5に示した構成では、電源ユニット40の出力容量を決定する場合、機能ユニットの最大接続台数あるいは最大の消費電力を予め想定しなければならない。しかし、このように電源ユニット40の出力容量を決定したとしても、機能ユニットの実際の台数が最大接続台数よりも大幅に小さい可能性がある。電源ユニットの出力容量を必要以上に大きくすることは、製造コスト、サイズ、放熱性などの点において課題が生じうる。
図6は、図5に示した回路構成の変形例を説明する図である。図6に示した構成では、複数の機能ユニット(CPUユニット101および機能ユニット201A~201Dの各々)が電源回路(電源回路14A,24A~24D)を有する。各機能ユニットの電源回路は、AC-DC電源400Aから供給される電源電圧(DC24V)から、内部電源電圧を生成する。各機能ユニットの電源回路の入力にコンデンサ(コンデンサ15A,25A~25D)が接続される。
図7は、図6に示した機能ユニット全体の電流の変化を示した図である。複数の機能ユニットに対して同時に電源電圧が供給される。電源回路の容量(コンデンサの容量を含む)が複数の機能ユニットの間で同じであるとすると、突入電流および通常起動後の電流は、機能ユニットの台数に比例する。したがって、突入電流および通常稼働時の電流は、それぞれ、機能ユニットが1台のときの突入電流(X[A])および通常稼働時の電流(Y[A])の5倍となる。
突入電流と通常稼働時の消費電流(または消費電力)が大きく異なることにより、たとえば、電源装置、あるいは電源装置と制御システムとの間に設けられるブレーカ、フューズ、フィルター等の部品の選定が難しくなる。基本的には、電源装置およびブレーカ等の部品には、大きな容量を有するものが選定される。しかし、容量が大きいほど、電源装置および部品の値段が高くなる。さらに、ブレーカ、フューズの容量を、突入電流を考慮して決定した場合、稼働時に通常の電流よりも大きな電流が発生しても、その電流が突入電流よりも小さければ、ブレーカあるいはフューズが機能しない。このため回路の保護の点で問題となる。
電源装置の出力容量の増加を抑えるためには、複数の機能ユニットの各々が電源回路を有する必要がある。しかし、制御システムを構成する複数の機能ユニットが電源に並列に接続されているため、突入電流も大きくなりやすい。
<D.実施の形態に係る機能ユニットの具体的構成>
(実施の形態1)
図8は、第1の実施の形態に従う機能ユニットの構成を示した図である。図8に示すように、CPUユニット101は、入力ライン44,45によってAC-DC電源400Aに接続される。入力ライン45の電圧を基準(DC0V)として、入力ライン44に電源電圧(DC24)が供給される。
入力ライン44,45には、ブレーカ46が挿入される。ブレーカ46の代わりにフューズが入力ライン44に挿入されてもよい。
CPUユニット101において、電源入力端子12A,111が入力ライン44,45に接続される。これにより、電源ライン11には電源電圧が供給される。電源入力端子111は、制御システム1Aの内部の基準電圧ライン112に接続される。基準電圧ライン112は、端子121に接続され、端子121は、機能ユニット201Aの端子221に接続される。端子221は基準電圧ライン212に接続され、基準電圧ライン212は端子232に接続される。
CPUユニット101に電源電圧が供給されると、起動回路17Aは、電源回路14Aを起動する。起動回路17Aは、スイッチ171と、論理回路(Logic)172と、ロジック電源回路173とを含む。
スイッチ171は、電源回路14Aの入力を、電源ライン11に電気的に接続するか否かを切り替えるように構成された接続部である。スイッチ171は、電源ライン11と、電源回路14Aの入力との間に設けられる。図8に示すように、突入電流を抑制するための抵抗151が、コンデンサ15Aとスイッチ171との間に配置されてもよい。抵抗151は、コンデンサ15Aとともに電源回路14Aの入力に接続される。
論理回路172は、スイッチ171を制御する制御回路である。ロジック電源回路173は、電源ライン11(電源ライン11A)に接続されて、論理回路172の動作のための動作電圧を論理回路172に供給する動作電源回路(第2の電源回路)である。ロジック電源回路173は、論理回路172に、論理回路用の電源電圧(たとえばDC5V)を供給する。
制御システム1Aの起動と同時に、ロジック電源回路173に電源電圧が供給されるため、論理回路172も、制御システム1Aの起動直後より、ロジック電源回路173から動作電圧を受ける。したがって、論理回路172は、制御システム1Aの起動とほぼ同時に起動されて、スイッチ171をオンする。これにより、電源回路14Aに電源電圧が供給される。コンデンサ15Aが充電されるため、CPUユニット101において突入電流が発生する。しかし、他の機能ユニットでは突入電流は発生しない。
電源回路14Aは、起動信号生成回路141を含む。起動信号生成回路141は、CPUユニット101のスイッチ171が電源回路14Aの入力を、電源ライン11に電気的に接続した後に、起動信号SGを発生させる。
起動信号SGは、コンデンサ15Aの充電が完了したことを機能ユニット201Aに通知する信号である。たとえば起動信号生成回路141は、スイッチ171がオンした時点から起動時間が経過した後に起動信号SGを発生させてもよい。この起動時間は、たとえば、電源回路14Aの入力電圧が予め設定された電圧に達したことを電源回路14Aが検知するまでの時間であってもよい。あるいは、起動時間は、スイッチ171がオンした時点からの所定の時間であってもよい。この「所定の時間」は、抵抗151の抵抗値およびコンデンサ15Aの容量値より定まる時定数に基づいて、予め決定することができる。
電源回路14A(起動信号生成回路141)は、起動信号SGを出力する。起動信号SGは、信号出力端子19BからCPUユニット101の外部に出力される。信号出力端子19Bには、機能ユニット201Aの信号入力端子29Aが接続されている。したがって、起動信号SGは、機能ユニット201Aの起動回路27Aに入力される。
起動回路27Aは、スイッチ271と、論理回路272と、ロジック電源回路273とを含む。スイッチ271、論理回路272、およびロジック電源回路273の機能は、基本的に、スイッチ171、論理回路172、およびロジック電源回路173の機能と同じである。制御システム1Aの起動と同時に、ロジック電源回路273に電源電圧が供給されるため、論理回路272も、制御システム1Aの起動直後より、ロジック電源回路273から動作電圧を受ける。論理回路272は、起動信号SGに応じて、スイッチ271をオンする。これにより、電源回路24Aの入力が電源ライン11に接続されて、電源電圧が電源回路24Aに供給される。CPUユニット101からの起動信号SGは、機能ユニット201Aの接続部を起動する(スイッチをオンする)タイミングを指示するための信号に相当する。
電源回路24Aは、起動信号生成回路241を含む。起動信号生成回路141と同様に、起動信号生成回路241は、コンデンサ25Aの充電が完了すると、起動信号SGを発生させる。電源回路24A(起動信号生成回路241)は起動信号SGを、信号出力端子29Bから外部に出力する。
信号出力端子29Bは、後段のユニット(機能ユニット201B)の信号入力端子に接続される。これにより、機能ユニット201Aからの起動信号SGは、機能ユニット201Bに入力される。起動信号SGを受けた後の機能ユニット201Bの動作は、機能ユニット201Aの動作と同じであるので以後の説明は繰り返さない。
このように、第1の実施の形態では、前段のユニットのコンデンサの充電が完了すると、前段のユニットは後段のユニットに起動信号SGを送る。後段のユニットの起動回路は、その起動信号SGに応じて電源回路を起動する。最前段のユニットから順に、時間差を設けて起動されるので、突入電流は、ユニットの台数に相当する回数発生するものの、1回に発生する突入電流の大きさを、機能ユニット1台分の突入電流の大きさに抑えることができる。
(実施の形態2)
図9は、第2の実施の形態に従う機能ユニットの構成を示した図である。図9に示す構成では、起動信号生成回路は論理回路に含まれる。したがって論理回路が起動信号SGを生成する。
具体的には、起動信号SGは、制御システム1Aにおける機能ユニットの接続位置を特定するためのアドレス値を示す信号である。「接続位置」は「順序」あるいは「段」と読み替えてもよい。各機能ユニットのアドレス値は、最前段のユニットであるCPUユニット101を基準とした相対値となる。
図9に示すように、CPUユニット101のアドレス値を「00」とする。なお、制御システム1AにおけるCPUユニット101の位置は予め決まっているので、CPUユニット101のアドレスを固定にすることができる。CPUユニット101の論理回路172は、後段のユニットである機能ユニット201Aに、機能ユニット201Aのアドレスを通知する。
起動信号生成回路141は、アドレス加算回路により実現可能である。アドレス加算回路は、アドレス値「00」に1を加算する。したがって、機能ユニット201Aのアドレス値が「01」となる。起動信号生成回路141は、アドレス値「01」を通知する信号を起動信号SGとして信号出力端子19Bから出力する。信号出力端子19Bには、機能ユニット201Aの信号入力端子29Aが接続されているので、起動信号SGが論理回路272に入力される。
論理回路272は、アドレス値「01」に1を加算して、機能ユニット201Bのアドレス値「02」を決定するとともに、アドレス値「02」を通知する信号を起動信号SGとして信号出力端子29Bから出力する。
論理回路272は、機能ユニット201Aのアドレス値「01」に基づいて、スイッチ271をオンするタイミングを決定する。たとえば、論理回路272は、アドレス値に所定の時定数(たとえば500ms)を乗じた値を待機時間に設定する。論理回路272は、内部のタイマーを動作させて、設定された待機時間が経過したときにスイッチ271をオンする。
機能ユニット201B、および、それ以後の機能ユニットにおけるスイッチの制御は、機能ユニット201Aにおけるスイッチ271の制御と同様である。実施の形態2では、前段の機能ユニットが後段のユニットに、その後段のユニットのアドレスを通知する。各機能ユニットは、アドレス値に応じた時間だけ待機して、その待機時間が経過した後にスイッチをオンする。したがって、ある機能ユニットと、その後段の機能ユニットとの間では、スイッチをオンするタイミングが(アドレスの増分値)×(所定の時定数)に相当する時間だけ異なる。これにより、複数の機能ユニットの電源回路に、時間差を設けて電源電圧を順次供給することができるので、実施の形態1と同様に、制御システム全体の突入電流を抑制することができる。
なお、上述の形態では、前段の機能ユニットは、自身のアドレス値を増加させることにより、後段の機能ユニットのアドレス値を生成する。しかし、アドレス値の減算によって後段の機能ユニットのアドレス値を生成してもよい。この場合、複数の機能ユニットの間では、CPUユニット101のアドレス値が最も大きくなる。ある機能ユニットと、その後段の機能ユニットとの間では、スイッチをオンするタイミングを(アドレスの減少値の絶対値)×(所定の時定数)に相当する時間だけ異ならせればよい。
(実施の形態3)
図10は、第3の実施の形態に従う機能ユニットの構成を示した図である。図10に示す構成では、各機能ユニットにおいて、電源回路の入力が電源ラインに接続される。さらに、電源ライン上、かつ、電源回路の入力と電源出力端子との間にスイッチが設けられる。したがって、各機能ユニットの起動回路は、その機能回路の次段の機能ユニットの電源回路に電源電圧を供給するための回路である。
第1の実施の形態と同様に、起動信号生成回路は、電源回路に含まれ、コンデンサの充電が完了すると起動信号を発生させる。第3の実施の形態では、起動信号は、その起動信号生成回路の属する機能ユニット内の論理回路に送られる。この点において、第3の実施の形態は、第1の実施の形態と異なる。
具体的に、CPUユニット101において、電源回路14Aの入力は、電源ライン11Aに接続される。スイッチ171が、電源ライン11A上、かつ、電源回路14Aの入力と電源出力端子13Aとの間に設けられる。同様に、機能ユニット201Aにおいて、電源回路24Aの入力は、電源ライン21Aに接続される。スイッチ271が、電源ライン21A上、かつ、電源回路24Aの入力と電源出力端子23Aとの間に設けられる。
図10に示した構成では、CPUユニット101において、起動信号生成回路141は、コンデンサ15Aの充電が完了すると、論理回路172に起動信号SGを出力する。論理回路172は、起動信号SGに応答して、スイッチ171をオンする。
スイッチ171がオンすることによって、機能ユニット201Aに電源電圧が入力される。したがって、コンデンサ25Aが充電される。コンデンサ25Aの充電が完了すると、起動信号生成回路241は、起動信号SGを論理回路272に送る。論理回路272は、起動信号SGに応答して、スイッチ271をオンする。なお、第3の実施の形態において、起動信号を発生させるタイミングを決定するための条件は、第1の実施の形態において適用される条件と同じであってよい。
第3の実施の形態においても、複数の機能ユニットの電源回路に、時間差を設けて電源電圧を順次供給することができる。したがって、制御システム全体の突入電流を抑制することができる。
第3の実施の形態では、ロジック電源回路および電源回路の両方に同時に電源が投入される。したがって、図11に示した構成を採用してもよい。
図11は、第3の実施の形態に従う機能ユニットの変形例の構成を示した図である。図11に示した構成では、電源回路14A,24Aから、起動信号生成回路141,241がそれぞれ省略される。この点において、図11に示した構成は、図10に示した構成と異なる。
論理回路172は、ロジック電源回路173から動作電圧が供給されると、内部のタイマーを動作させる。予め設定された待機時間が経過したときに、論理回路172は、スイッチ171をオンする。これにより、機能ユニット201Aのロジック電源回路273および電源回路24Aの両方に同時に電源が投入される。
論理回路272は、ロジック電源回路273から動作電圧が供給されると、内部のタイマーを動作させる。予め設定された待機時間が経過したときに、論理回路272は、スイッチ271をオンする。上記の動作と同じ動作が、機能ユニット201Aよりも後段のユニットにおいて順次実行される。したがって、複数の機能ユニットの電源回路に、時間差を設けて電源電圧が順次供給される。
(実施の形態4)
第1~第3の実施の形態に係る機能ユニットの起動方式は、保持用電源生成回路(第3の電源回路)を有する機能ユニットにも適用することができる。保持用電源生成回路は、電源回路の入力に接続されたコンデンサの入力電圧を保持する(したがってコンデンサに蓄えられる電力を保持する)ための回路である。保持用電源生成回路を設けることによって、機能ユニットの電源オフ時に、データ保護等の所定の処理を実行することができる。あるいは、CPUおよび周辺回路に対して、所定の順序に従って電源をオフすることができる。これにより、機能ユニットの内部の部品を保護することができる。
図12は、第4の実施の形態に従う機能ユニットの構成を示した図である。図12に示すように、CPUユニット101は、保持用電源生成回路18を含む。保持用電源生成回路18は、抵抗151を介して電源ライン11Aに接続されて、電源電圧(たとえばDC24V)を受ける。保持用電源生成回路18は、その電源電圧を、電源回路14Aの入力電圧に変換するとともに、電源回路14Aの入力に接続されたコンデンサ15A(電荷保持用のコンデンサ)を充電する。電源回路14Aの入力電圧は、電源電圧よりも高い電圧であり、たとえばDC50Vである。電源回路14Aは、保持用電源生成回路18の出力電圧(DC50V)から、内部回路用の電源電圧(たとえばDC5V)を生成する。
保持用電源生成回路18は、論理回路172によって起動される。保持用電源生成回路18が起動すると、保持用電源生成回路18は、電源ライン11A上の電源電圧を、電源回路14Aの入力電圧に変換するとともにコンデンサ15Aを充電する。
コンデンサ15Aの充電が完了すると、電源回路14A内の起動信号生成回路141は、起動信号SGを生成して、信号出力端子19Bに起動信号SGを出力する。機能ユニット201Aは、信号入力端子29Aを介して起動信号SGを受ける。起動信号SGは、論理回路272に入力される。論理回路272は、起動信号SGに応答して、保持用電源生成回路28を起動する。
保持用電源生成回路18と同様に、保持用電源生成回路28は、電源ライン21A上の電源電圧を、電源回路24Aの入力電圧に変換するとともに、コンデンサ25Aを充電する。コンデンサ25Aの充電が完了すると、電源回路24A内の起動信号生成回路241は、後段のユニットの保持用電源生成回路を起動するための起動信号SGを生成して、信号出力端子29Bに起動信号SGを出力する。
保持用電源生成回路18が起動することによって、電源回路14Aは、入力電圧を受ける。第4の実施の形態において、保持用電源生成回路18は、電源回路14Aの入力を、電源ライン11Aに電気的に接続するための接続部である。したがって、図12に示した構成では、起動回路17Aは、スイッチ171に替えて保持用電源生成回路18を接続部として備える。同様に、機能ユニット201Aにおいて、起動回路27Aは、スイッチ271に替えて、保持用電源生成回路28を接続部として備える。この点において、第4の実施の形態は、第1の実施の形態と異なる。
図13は、第4の実施の形態に従う機能ユニットの別の構成を示した図である。図13に示すように、第2の実施の形態に従う機能ユニット(図9を参照)におけるスイッチを保持用電源生成回路に置き換えることができる。
図14は、第4の実施の形態に従う機能ユニットのさらに別の構成を示した図である。図14に示すように、第3の実施の形態に従う機能ユニットの構成(図10を参照)において、抵抗と、コンデンサとの間に保持用電源生成回路を追加してもよい。
図15は、第4の実施の形態に従う機能ユニットのさらに別の構成を示した図である。図15に示すように、第3の実施の形態に従う機能ユニットの構成(図11を参照)において、抵抗と、コンデンサとの間に保持用電源生成回路を追加してもよい。
図11に示した機能ユニットと同様に、図15に示した機能ユニットでは、ロジック電源回路173から動作電圧が供給されると、論理回路172が内部のタイマーを動作させる。予め設定された待機時間が経過したときに、論理回路172は、スイッチ171をオンする。これにより、機能ユニット201Aのロジック電源回路273および電源回路24Aの両方に同時に電源が投入される。論理回路272は、ロジック電源回路273から動作電圧が供給されると、内部のタイマーを動作させる。予め設定された待機時間が経過したときに、論理回路272は、スイッチ271をオンする。上記の動作と同じ動作が、機能ユニット201Aよりも後段のユニットにおいて順次実行される。したがって、複数の機能ユニットの電源回路に、時間差を設けて電源電圧が順次供給される。
保持用電源生成回路が電源回路の入力に接続されたコンデンサを充電する際に、通常稼働持の電流よりも大きな電流が発生する。第4の実施の形態に係る機能ユニットの起動時の動作は、第1~第3の実施の形態のうちの対応する形態に係る機能ユニットの動作と同じである。したがって、第4の実施の形態においても、複数の機能ユニットの電源回路に、時間差を設けて電源電圧が順次供給されるので、突入電流を抑制することができる。
<E.付記>
上述したような本実施の形態は、以下のような技術思想を含む。
[構成1]
制御対象に対する制御処理を実行するための制御システム(1A)であって、
前記制御処理を実行するための機能が実装された複数の機能ユニット(101,201A~201D)と、
前記複数の機能ユニット(101,201A~201D)に電源電圧を供給するための電源ライン(11)とを備え、
前記複数の機能ユニット(101,201A~201D)の各々は、
前記電源ライン(11)に供給された前記電源電圧から内部電源電圧を生成する電源回路(14A,24A~24D)と、
前記電源回路(14A,24A~24D)の入力に接続されたコンデンサ(15A,25A~25D)とを含み、
前記制御システム(1A)は、
前記制御システム(1A)への電源投入時に、前記複数の機能ユニット(101,201A~201D)の前記電源回路(14A,24A~24D)に、時間差を設けて電源電圧を順次供給するように構成された起動回路(17A,27A~27D)をさらに備える、制御システム(1A)。
[構成2]
制御対象(5)に対する制御処理を実行するための機能が実装され、制御システム(1A)を構成する機能ユニット(101,201A~201D)であって、
前記機能ユニット(101,201A~201D)に電源電圧を与えるための電源ライン(11A,21A~21D)と、
前記電源ライン(11A,21A~21D)の第1の端部に接続されて前記電源電圧を受ける電源入力端子(12A,22A~22D)と、
前記電源ライン(11A,21A~21D)の第2の端部に接続されるとともに、前記機能ユニット(101,201A~201D)とともに前記制御システム(1A)を構成する後段のユニット(201A~201D)の前記電源入力端子(22A~22D)に接続可能に構成される電源出力端子(13A,23A~23D)と、
前記電源ライン(11A,21A~21D)に供給された前記電源電圧から内部電源電圧を生成する第1の電源回路(14A,24A~24D)と、
前記第1の電源回路(14A,24A~24D)の入力に接続されたコンデンサ(15A,25A~25D)と、
前記内部電源電圧を受けて前記機能を実行する内部回路(16A,26A~26D)と、
前記電源入力端子(12A,22A~22D)に前記電源電圧が入力された場合に、先に前記機能ユニット(101,201A~201D)の前記第1の電源回路(14A,24A~24D)に前記電源電圧を供給し、時間差を設けて前記後段のユニット後段のユニット(201A~201D)の前記第1の電源回路(24A~24D)に前記電源電圧を供給するように構成された起動回路(17A,27A~27D)とを備える、機能ユニット(101,201A~201D)。
[構成3]
前記起動回路(17A,27A~27D)は、
前記第1の電源回路(24A~24D)の入力を、前記電源ライン(11A,21A~21D)に電気的に接続するか否かを切り替えるように構成された接続部(171,271,28)と、
前記接続部(171,271,28)を制御する制御回路(172,272)と、
前記電源ライン(11A,21A~21D)に接続されて、前記制御回路(172,272)の動作のための動作電圧を前記制御回路(172,272)に供給する第2の電源回路(173,273)とを含み、
前記機能ユニット(101,201A~201D)は、
前記機能ユニット(101,201A~201D)の前記接続部(171,271,28)が前記第1の電源回路(24A~24D)の入力を、前記電源ライン(11A,21A~21D)に電気的に接続した後に、前記後段のユニットの前記制御回路(272)に前記接続部(271,28)を動作させるように前記接続部(171,271,28)を起動するタイミングを指示するための起動信号(SG)を発生させる起動信号生成回路(141,241)と、
前記起動信号を前記起動信号生成回路(141,241)から前記後段のユニットに出力するための信号出力端子(19B,29B)とをさらに備える、構成2に記載の機能ユニット(101,201A~201D)。
[構成4]
前記接続部(171,271)は、前記電源ライン(11A,21A~21D)と前記第1の電源回路(24A~24D)の入力との間に設けられたスイッチであり、
前記第1の電源回路(24A~24D)は、前記起動信号生成回路(141,241)を含み、
前記起動信号生成回路(141,241)は、前記スイッチがオンした時点からの起動時間の経過後に前記起動信号(SG)を生成する、構成3に記載の機能ユニット(101,201A~201D)。
[構成5]
前記機能ユニット(101,201A~201D)および前記後段のユニット(201A~201D)は、前記制御システム(1A)における最前段のユニット(101)を基準にして、前記機能ユニット(101,201A~201D)および前記後段のユニット(201A~201D)を相対的にアドレス指定するためのアドレス値を有し、
前記制御回路(172,272)は、前記アドレス値が与えられると、前記接続部(171,271,28)を起動させるまでの待機時間を算出して、前記待機時間の経過後に前記接続部(171,271,28)を起動させ、
前記制御回路(172,272)は、前記起動信号生成回路(141,241)を含み、前記起動信号生成回路(141,241)は、前記機能ユニット(101,201A~201D)の前記アドレス値に基づいて前記後段のユニットに割り当てられる前記アドレス値を生成して、前記後段のユニットの前記アドレス値を示す信号を、前記起動信号(SG)として生成する、構成4に記載の機能ユニット(101,201A~201D)。
[構成6]
前記第1の電源回路(24A~24D)の前記入力は前記電源ライン(11A,21A~21D)に接続され、
前記起動回路は、
前記電源ライン(11A,21A~21D)において、前記第1の電源回路(24A~24D)の前記入力と前記電源出力端子(13A,23A~23D)との間に設けられたスイッチと、
起動信号(SG)に応じて前記スイッチをオンするように前記スイッチを制御する制御回路(172,272)と、
前記電源ライン(11A,21A~21D)に接続されて、前記制御回路(172,272)の動作のための動作電圧を前記制御回路(172,272)に供給する第2の電源回路(173,273)とを含み、
前記第1の電源回路(24A~24D)は、
前記第1の電源回路(24A~24D)への前記電源電圧の供給開始から起動時間が経過すると前記起動信号を発生させる起動信号生成回路(141,241)を含む、構成2に記載の機能ユニット(101,201A~201D)。
[構成7]
前記第1の電源回路(24A~24D)の入力電圧は、前記電源電圧よりも高い電圧であり、
前記接続部(171,271,28)は、
前記起動信号により起動されて、前記電源電圧を前記第1の電源回路(24A~24D)の入力電圧に変換するとともに前記コンデンサを充電する第3の電源回路(18,28)を含む、構成3~5のいずれかに記載の機能ユニット(101,201A~201D)。
[構成8]
前記第1の電源回路(24A~24D)の入力電圧は、前記電源電圧よりも高い電圧であり、
前記機能ユニット(101,201A~201D)は、
前記起動信号により起動されて、前記電源電圧を前記第1の電源回路(24A~24D)の入力電圧に変換するとともに前記コンデンサを充電する第3の電源回路(18,28)をさらに備える、構成6に記載の機能ユニット(101,201A~201D)。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1A~1H 制御システム、4 通信装置、5 フィールド機器、10 生産ライン、11,11A,21A~21D 電源ライン、12A,22A~22D,111 電源入力端子、13A,23A~23D 電源出力端子、14A,24A~24D,41,43 電源回路、15A,25A~25D,42 コンデンサ、16A,24D,26A 内部回路、17A,27A~27D 起動回路、18,28 保持用電源生成回路、19B,29B 信号出力端子、29A 信号入力端子、40 電源ユニット、44,45 入力ライン、46 ブレーカ、101,102 CPUユニット、112,212 基準電圧ライン、121,221,232 端子、141,241 起動信号生成回路、151 抵抗、171,271 スイッチ、172,272 論理回路、173,273 ロジック電源回路、201A~201D,202A 機能ユニット、300A,300B I/Oユニット、400A,400B,401,402 AC-DC電源、SG 起動信号。

Claims (8)

  1. 制御対象に対する制御処理を実行するための制御システムであって、
    前記制御処理を実行するための機能が実装された複数の機能ユニットと、
    前記複数の機能ユニットに電源電圧を供給するための電源ラインとを備え、
    前記複数の機能ユニットの各々は、
    前記電源ラインに供給された前記電源電圧から内部電源電圧を生成する電源回路と、
    前記電源回路の入力に接続されたコンデンサとを含み、
    前記制御システムは、
    前記制御システムへの電源投入時に、前記複数の機能ユニットの前記電源回路に、時間差を設けて前記電源電圧を順次供給するように構成された起動回路をさらに備える、制御システム。
  2. 制御対象に対する制御処理を実行するための機能が実装され、制御システムを構成する機能ユニットであって、
    前記機能ユニットに電源電圧を与えるための電源ラインと、
    前記電源ラインの第1の端部に接続されて前記電源電圧を受ける電源入力端子と、
    前記電源ラインの第2の端部に接続されるとともに、前記機能ユニットとともに前記制御システムを構成する後段のユニットの前記電源入力端子に接続可能に構成される電源出力端子と、
    前記電源ラインに供給された前記電源電圧から内部電源電圧を生成する第1の電源回路と、
    前記第1の電源回路の入力に接続されたコンデンサと、
    前記内部電源電圧を受けて前記機能を実行する内部回路と、
    前記電源入力端子に前記電源電圧が入力された場合に、先に前記機能ユニットの前記第1の電源回路に前記電源電圧を供給し、時間差を設けて前記後段のユニットの前記第1の電源回路に前記電源電圧を供給するように構成された起動回路とを備える、機能ユニット。
  3. 前記起動回路は、
    前記第1の電源回路の入力を、前記電源ラインに電気的に接続するか否かを切り替えるように構成された接続部と、
    前記接続部を制御する制御回路と、
    前記電源ラインに接続されて、前記制御回路の動作のための動作電圧を前記制御回路に供給する第2の電源回路とを含み、
    前記機能ユニットは、
    前記機能ユニットの前記接続部が前記第1の電源回路の入力を、前記電源ラインに電気的に接続した後に、前記後段のユニットの前記制御回路に前記接続部を動作させるように前記接続部を起動するタイミングを指示するための起動信号を発生させる起動信号生成回路と、
    前記起動信号を前記起動信号生成回路から前記後段のユニットに出力するための信号出力端子とをさらに備える、請求項2に記載の機能ユニット。
  4. 前記接続部は、前記電源ラインと前記第1の電源回路の入力との間に設けられたスイッチであり、
    前記第1の電源回路は、前記起動信号生成回路を含み、
    前記起動信号生成回路は、前記スイッチがオンした時点からの起動時間の経過後に前記起動信号を生成する、請求項3に記載の機能ユニット。
  5. 前記機能ユニットおよび前記後段のユニットは、前記制御システムにおける最前段のユニットを基準にして、前記機能ユニットおよび前記後段のユニットを相対的にアドレス指定するためのアドレス値を有し、
    前記制御回路は、前記アドレス値が与えられると、前記接続部を起動させるまでの待機時間を算出して、前記待機時間の経過後に前記接続部を起動させ、
    前記制御回路は、前記起動信号生成回路を含み、前記起動信号生成回路は、前記機能ユニットの前記アドレス値に基づいて前記後段のユニットに割り当てられる前記アドレス値を生成して、前記後段のユニットの前記アドレス値を示す信号を、前記起動信号として生成する、請求項4に記載の機能ユニット。
  6. 前記第1の電源回路の前記入力は前記電源ラインに接続され、
    前記起動回路は、
    前記電源ラインにおいて、前記第1の電源回路の前記入力と前記電源出力端子との間に設けられたスイッチと、
    起動信号に応じて前記スイッチをオンするように前記スイッチを制御する制御回路と、
    前記電源ラインに接続されて、前記制御回路の動作のための動作電圧を前記制御回路に供給する第2の電源回路とを含み、
    前記第1の電源回路は、
    前記第1の電源回路への前記電源電圧の供給開始から起動時間が経過すると前記起動信号を発生させる起動信号生成回路を含む、請求項2に記載の機能ユニット。
  7. 前記第1の電源回路の入力電圧は、前記電源電圧よりも高い電圧であり、
    前記接続部は、
    前記起動信号により起動されて、前記電源電圧を前記第1の電源回路の入力電圧に変換するとともに前記コンデンサを充電する第3の電源回路を含む、請求項3~5のいずれか1項に記載の機能ユニット。
  8. 前記第1の電源回路の入力電圧は、前記電源電圧よりも高い電圧であり、
    前記機能ユニットは、
    前記起動信号により起動されて、前記電源電圧を前記第1の電源回路の入力電圧に変換するとともに前記コンデンサを充電する第3の電源回路をさらに備える、請求項6に記載の機能ユニット。
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