JP2022093052A - 車両用シート、ヘッドレスト及び頭部支持部材 - Google Patents

車両用シート、ヘッドレスト及び頭部支持部材 Download PDF

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Abstract

【課題】構成が複雑化することを抑制しつつ乗員の乗り物酔いを抑制する。【解決手段】車両用シート10は、着座乗員の臀部をシート下方側から支持するシートクッションと、着座乗員の背部をシート後方側から支持するシートバック22と、着座乗員の頭部をシート後方側から支持するヘッドレスト24S1と、を備えている。ヘッドレスト24S1には、頭部支持部38が設けられている。頭部支持部38は、着座乗員の頭部において後頭骨と対応する部位をシート左右方向から支持する。また、頭部支持部38は、着座乗員の頭部において後頭骨と対応する部位をシート後方側から前方向に向けてかつシート斜め上方向に向けて支持する頭部支持部38を備えている。【選択図】図3

Description

本発明は、車両用シート、ヘッドレスト及び頭部支持部材に関する。
下記特許文献1には、乗員の乗り物酔いを抑制する機構を備えた乗物用シートが開示されている。この文献に記載された乗物用シートのヘッドレストは、乗員の頭部の後面を支持する主部と、主部の左縁に上下方向を軸方向として回転可能に接続された左側部と、主部の右縁に上下方向を軸方向として回転可能に接続された右側部と、を備えている。また、このヘッドレストは、左側部を主部に対して前方へ回転させる左駆動装置と、右側部を主部に対して前方へ回転させる右駆動装置と、を備えている。そして、左側への加速度が生じた際に、左側部が左駆動装置によって前方へ回転されることで、乗員の頭部の左側への移動が左側部によって制限されるようになっている。また、右側への加速度が生じた際に、右側部が右駆動装置によって前方へ回転されることで、乗員の頭部の右側への移動が右側部によって制限されるようになっている。このように、乗員の頭部の姿勢が制御されることで、乗員の乗り物酔いが抑制される。
特開2020-59349号公報
ところで、上記特許文献1に記載された構成は、乗員の乗り物酔いを抑制するという観点では有用な構成ではあるが、右側及び左側への加速度に応じてヘッドレストの一部を回転させる機構が必要となり、その構成が複雑になっている。
本発明は上記事実を考慮し、構成が複雑化することを抑制しつつ乗員の乗り物酔いを抑制することができる車両用シート、ヘッドレスト及び頭部支持部材を得ることが目的である。
請求項1記載の車両用シートは、着座乗員の臀部をシート下方側から支持するシートクッションと、前記着座乗員の背部をシート後方側から支持するシートバックと、前記着座乗員の頭部をシート後方側から支持するヘッドレストと、前記ヘッドレストに設けられ、前記着座乗員の頭部において後頭骨と対応する部位をシート左右方向から支持すると共にシート後方側から前方向に向けてかつシート斜め上方向に向けて支持する頭部支持部と、を備えている。
請求項1記載の車両用シートによれば、着座乗員の臀部、背部及び頭部が、シートクッション、シートバック及びヘッドレストによって支持される。また、着座乗員の頭部において後頭骨と対応する部位は、頭部支持部によってシート左右方向から支持されると共にシート後方側から前方向かつシート斜め上方向に向けて支持される。これにより、着座乗員の頭部の揺動が効果的に抑制され、当該着座乗員の乗り物酔いが抑制される。このように、頭部支持部を設けるという単純な構成により、着座乗員の乗り物酔いを抑制することができる。
請求項2記載の車両用シートは、請求項1に記載の車両用シートにおいて、前記着座乗員へシート右方向への加速度が作用した際に、前記着座乗員の頭部において後頭骨と対応する第1部位と前記頭部支持部との接触圧力が高まるように、かつ、前記着座乗員へシート左方向への加速度が作用した際に、着座乗員の頭部において後頭骨と対応すると共に前記第1部位と同じ高さの第2部位と前記頭部支持部との接触圧力が高まるように、前記頭部支持部の形状及び寸法が設定されている。
請求項2記載の車両用シートによれば、着座乗員へシート右方向への加速度が作用すると、着座乗員の頭部において後頭骨と対応する第1部位と頭部支持部との接触圧力が高まる。また、着座乗員へシート左方向への加速度が作用すると、着座乗員の頭部において後頭骨と対応する第2部位と頭部支持部との接触圧力が高まる。このように、着座乗員の頭部において後頭骨と対応する部位であると共に同じ高さの第1部位及び第2部位と頭部支持部との接触圧力が高まるようにすることで、着座乗員の頭部の揺動を効果的に抑制することができる。
請求項3記載の車両用シートは、請求項1又は請求項2に記載の車両用シートにおいて、前記着座乗員の頭部における乳様突起よりも後方側を支持するように、前記頭部支持部の形状及び寸法が設定されている。
請求項3記載の車両用シートによれば、頭部支持部の形状及び寸法が上記のように設定されていることにより、着座乗員の上体がシート中心から大きく外れた場合に、頭部支持部による頭部の支持を外すことができる。
請求項4記載の車両用シートは、請求項1~請求項3のいずれか1項に記載の車両用シートにおいて、前記ヘッドレストは、ヘッドレスト本体部と、前記ヘッドレスト本体部に支持された前記頭部支持部と、を含んで構成され、前記頭部支持部は、前記ヘッドレスト本体部に格納された状態と、前記ヘッドレスト本体部に対してシート前方側に突出した状態と、の間で変位可能になっている。
請求項4記載の車両用シートによれば、頭部支持部が、ヘッドレスト本体部に格納された状態と、ヘッドレスト本体部に対してシート前方側に突出した状態と、の間で変位可能になっている。これにより、頭部支持部が不要な場合に、当該頭部支持部をヘッドレスト本体に格納することができる。
請求項5記載のヘッドレストは、着座乗員の頭部をシート後方側から支持するヘッドレスト本体部と、前記ヘッドレスト本体部に支持され、着座乗員の頭部において後頭骨と対応する部位をシート左右方向から支持すると共にシート後方側から前方向かつシート斜め上方向に支持する頭部支持部と、を備えている。
請求項5記載のヘッドレストによれば、車両用シートの着座乗員の頭部がヘッドレスト本体部によって支持される。また、着座乗員の頭部において後頭骨と対応する部位は、頭部支持部によってシート左右方向から支持されると共にシート後方側から前方向かつシート斜め上方向に支持される。これにより、着座乗員の頭部の揺動が効果的に抑制され、当該着座乗員の乗り物酔いが抑制される。このように、頭部支持部を設けるという単純な構成により、着座乗員の乗り物酔いを抑制することができる。
請求項6記載の頭部支持部材は、車両用シートに取付けられる取付部と、前記取付部が前記車両用シートに取付けられることで前記車両用シートに固定され、着座乗員の頭部において後頭骨と対応する部位をシート左右方向から支持すると共にシート後方側から前方向かつシート斜め上方向に支持する頭部支持部と、を備えている。
請求項6記載の頭部支持部材では、取付部が車両用シートに取付けられることで、頭部支持部が車両用シートに固定される。また、車両用シートの着座乗員の頭部において後頭骨と対応する部位は、頭部支持部によってシート左右方向から支持されると共にシート後方側から前方向かつシート斜め上方向に支持される。これにより、着座乗員の頭部の揺動が効果的に抑制され、当該着座乗員の乗り物酔いが抑制される。このように、頭部支持部材を車両用シートに取付けるという単純な構成により、着座乗員の乗り物酔いを抑制することができる。
本発明に係る車両用シート及び車両用シート用の頭部支持部材は、構成が複雑化することを抑制しつつ乗員の乗り物酔いを抑制することができる、という優れた効果を有する。
加振器上に固定された車両用シートを示す斜視図である。 アップライト姿勢に設定された車両用シート及びこの車両用シートの着座している乗員を示す側面図である。 本実施形態の車両用シートを示す斜視図である。 頭部を後方側から見た背面図である。 頭部を左側から見た側面図である。 比較例の車両用シート及び本実施形態の車両用シートの乗り物酔い評価試験の結果を示すグラフである。 実車走行試験のルートを示す図である。 比較例の車両用シート及び本実施形態の車両用シートの実車走行試験の結果を示すグラフである。 頭部支持部材を示す斜視図である。 第2実施形態のヘッドレストを示す斜視図であり、頭部支持部が格納されている状態を示している。 第2実施形態のヘッドレストを示す斜視図であり、頭部支持部の一部がヘッドレスト本体部から引出された状態を示している。 第2実施形態のヘッドレストを示す斜視図であり、頭部支持部が使用可能な状態を示している。 第3実施形態のヘッドレストを示す斜視図であり、頭部支持部が格納されている状態を示している。 第3実施形態のヘッドレストを示す斜視図であり、頭部支持部が使用可能な状態を示している。
(開発の背景と目的)
先ず、本発明の実施形態に係る車両用シート10(図3参照)の開発の背景と目的について説明する。
近年、車両の自動運転化に伴い、車両の自動運転時における乗り物酔いが深刻化するのではないか、という懸念が高まっている。この乗り物酔いは、乗員の頭部の揺動時における前庭器官と視覚との間の感覚矛盾により発生することが知られている。これに加えて、この乗り物酔いは、乗員の前庭器官と視覚との間の感覚のズレ量を少なくすることで低減できることが知られている。そこで、乗り物酔いの原因である乗員の頭部の揺動を抑制することで乗り物酔いを低減することを開発の目的とする。
(乗り物酔いの評価方法)
次に、乗り物酔いの評価方法について説明する。
図1に示されるように、乗り物酔いの評価は、加振機12の上に固定された車両用シート18に乗員が着座した状態で、加振機12をシート左右方向に加振することによって行う。なお、この試験を「乗り物酔い評価試験」と呼ぶ。また、図中に示す矢印FR、矢印UP、矢印RH及び矢印LHは、車両用シートに着座した乗員から見たシート前方側、上方側、右側及び左側をそれぞれ示している。以下、単に前後、上下、左右の方向を用いて説明する場合は、特に断りのない限り、シート前後方向の前後、シート上下方向の上下、シート左右方向の左右を示すものとする。
この乗り物酔い評価試験では、車両用シート18を上下方向に対して左側へ10°傾いた位置と右側へ10°傾いた位置との間で繰り返し左右に加振する。この加振の周波数は0.1Hzであり、加振時間は30分である。また、図2に示されたアップライト姿勢において乗り物酔い評価試験を行った。なお、アップライト姿勢とは、一例として、乗員Pが手動運転で車両を運転可能な状態で車両用シート18に着座している姿勢のことである。すなわち、乗員Pがステアリングを操作可能な状態で車両用シート18に着座している姿勢のことである。ここで、車両用シート18の構成について簡単に説明する。車両用シート18は、着座乗員の臀部を下方側から支持するシートクッション20と、着座乗員の背部を後方側から支持するシートバック22と、着座乗員の頭部を後方側から支持するヘッドレスト24と、を備えている。シートバック22はシートクッション20に対して前後方向へリクライニング可能となっている。これにより、シートバック22のシートクッション20に対するリクライニング角度を調節することが可能となっている。また、比較例に係る車両用シート18は、シートバック22の左右の両側部分に前後方向に傾動可能に支持された左右一対のアームレスト26を備えている。
また、乗り物酔い評価試験による乗り物酔いの評価は、乗員Pの感覚による官能評価により行った。
官能評価では、車両用シート18を加振中の乗員Pの感覚に基づいて点数付けを行った。なお、この点数(評点)は、加振中の30分の平均値である。以下に評点と乗員の感覚との対応表を示す。
Figure 2022093052000002
(乗り物酔いの抑制に効果的な車両用シートの開発)
以下に本実施形態の車両用シート10の構成及び効果について説明する。なお、本実施形態の車両用シート10において前述の車両用シート18と対応する部分には、車両用シート18と同じ符号を付して、その説明を省略する。
(本実施形態の車両用シート10の構成)
図3に示されるように、本実施形態の車両用シート10は、図示しないシートクッションと、シートバック22と、ヘッドレスト24S1と、を備えている。図3~図5に示されるように、この車両用シート10のヘッドレスト24S1には、着座乗員Pの頭部P1において後頭骨P2と対応する左右それぞれの部位を左右方向から挟み込むように支持すると共に、着座乗員Pの頭部P1において後頭骨P2と対応する部位を後方側から前方向かつシート斜め上方向に向けて支持する頭部支持部38が設けられている。ここで、頭部支持部38の形状及び寸法等を設定するにあたり、日本スリービー・サイエンティフィック株式会社から発売されているサム・骨格モデル~スーパースケルトン~、直立型スタンド仕様(品番:A13)の頭蓋を用いた。
詳述すると、図3に示されるように、ヘッドレスト24S1は、略矩形のブロック状に形成されていると共にその内部にヘッドレストステーが配置されたヘッドレスト本体部40と、ヘッドレスト本体部40の前部において当該ヘッドレスト本体部40と一体に形成された頭部支持部38と、を備えている。ヘッドレスト本体部40の左右方向への寸法は、下方側へ向かうにつれて次第に小さくなっている。これにより、ヘッドレスト本体部40を前方側から見た形状は、略逆台形状となっている。
頭部支持部38は、ヘッドレスト本体部40よりも硬質なパッドを用いて形成されている。この頭部支持部38は、ヘッドレスト本体部40の下方側の部分の左右の両側からそれぞれ前方側かつ斜め上方側へ突出する左サイドサポート部38AL及び右サイドサポート部38ARを備えている。この左サイドサポート部38AL及び右サイドサポート部38ARのヘッドレスト本体部40からの突出量は、上方側から下方側へ向かうにつれて徐々に大きくなると共に、最も突出している部分から下方側へ向かうにつれて徐々に小さくなるように設定されている。また、頭部支持部38の前部には、前方側かつ斜め上方側へ向けて開放された窪み38Bが形成されている。この窪み38Bの内側の面は、当該窪み38Bの開放方向及び左右方向と直交する方向から見て略U字状に湾曲された面となっている。なお、窪み38Bの内側の面の一部分は、左サイドサポート部38AL及び右サイドサポート部38ARにおける着座乗員Pの頭部P1(図4及び図5参照)側の面となっている。また、窪み38Bの内側の面は、当該窪み38Bの開放方向及び左右方向と直交する方向から見て略V字状に形成されていてもよい。
そして、図3~図5に示されるように、乗員Pが車両用シート10に着座して、着座乗員Pの頭部P1が頭部支持部38の窪み38B内に配置されることで、着座乗員Pの頭部P1の左右方向への揺動が抑制されるようになっている。また、着座乗員Pの頭部P1が頭部支持部38の窪み38B内に配置された状態では、左サイドサポート部38AL及び右サイドサポート部38ARが、シート側面視で(左側又は右側から見て)着座乗員Pの頭部P1において後頭骨P2と対応する部位と左右方向に重なっている。これに加えて、着座乗員Pの頭部P1が頭部支持部38の窪み38B内に配置された状態では、左サイドサポート部38AL及び右サイドサポート部38ARが、シート側面視で着座乗員Pの頭部P1における側頭部P1と左右方向に重ならないようになっている。すなわち、着座乗員Pの頭部P1が頭部支持部38の窪み38B内に配置された状態では、頭部支持部38が、着座乗員Pの頭部P1における側頭部P1よりも後方側のみを支持するように、頭部支持部38の形状及び寸法等が設定されている。さらに詳しく説明すると、着座乗員Pの頭部P1が頭部支持部38の窪み38B内に配置された状態では、頭部支持部38が、着座乗員Pの頭部P1における乳様突起P3よりも後方側のみを支持するように、頭部支持部38の形状及び寸法等が設定されている。また、着座乗員Pの頭部P1が頭部支持部38の窪み38B内に配置された状態で、着座乗員Pへ右方向への加速度が作用した際に、着座乗員Pの頭部P1において後頭骨P2と対応する第1部位P4Rと頭部支持部38との接触圧力が高まるように、頭部支持部38の形状、寸法及び硬度が設定されている。さらに、着座乗員Pの頭部P1が頭部支持部38の窪み38B内に配置された状態で、着座乗員Pへ左方向への加速度が作用した際に、着座乗員Pの頭部P1において後頭骨P2と対応する第2部位P4Lと頭部支持部38との接触圧力が高まるように、頭部支持部38の形状、寸法及び硬度が設定されている。ここで、第1部位P4R及び第2部位P4Lは、後頭骨P2の下端部の左右の両側部分とそれぞれ対応する部位である。なお、後頭骨P2の下端部とは、当該後頭骨P2において上項線P5よりも下方側の部分のことである。また、着座乗員Pの頭部P1が正面を向いている状態では、第1部位P4Rと第2部位P4Lとは同じ高さに位置している。また、第1部位P4Rと第2部位P4Lとの左右方向への間隔は、約60mmとなっている。
(本実施形態の車両用シート10の作用並びに効果)
次に、本実施形態の車両用シート10の作用並びに効果について説明する。
(乗り物酔い評価試験による評価)
本実施形態の車両用シート10の作用並びに効果を確認するために、本実施形態の車両用シート10及び比較例の車両用シート18について乗り物酔い評価試験を行った。
図6には、本実施形態の車両用シート10及び比較例の車両用シート18(図1参照)について行われた乗り物酔い評価試験の結果が示されている。なお、乗り物酔い評価試験では、2仕様のシートを12名が合計24回評価した。図6に示された各々の車両用シートの結果は、24回の乗り物酔い評価試験の結果の平均値である。なお、比較例の車両用シート18の結果には、符号R1が付されており、本実施形態の車両用シート10の結果には、符号R2が付されている。
図6に示されるように、本実施形態の車両用シート10では、比較例の車両用シート18に対して乗り物酔い評価が良くなっていることがわかる。なお、この評価による判断は、Wilcoxon検定(有意差有り(有意水準1%))から判断した。
以上説明したように、本実施形態の車両用シート10の乗り物酔い評価試験では、着座乗員Pの乗り物酔いを低減できることが確認できた。
(実車走行試験による評価)
次に、本実施形態の車両用シート10について実車による走行試験を行った。なお、この実車を用いた走行試験のことを実車走行試験と呼ぶ。また、この実車走行試験は、比較例の車両用シート18についても行った。
実車走行試験は、図7に示された地図において矢印D1~D4順序を繰り返し走行することにより行った。具体的には、矢印D1で示されたルートでは、50m直進、右折、160m直進、右折、50m直進、右折、160m直進の順で走行する。次に、左折をした後に、矢印D2で示されたルートを走行する。矢印D2で示されたルートでは、50m直進、左折、160m直進、左折、50m直進、左折、160m直進の順で走行する。次に、左折をした後に矢印D3で示されたルートを走行する。矢印D3で示されたルートでは、50m直進、右折、160m直進、右折、50m直進、右折、160m直進の順で走行する。次に、左折をした後に矢印D4で示されたルートを走行する。矢印D4で示されたルートでは、50m直進、左折、160m直進、左折、50m直進、左折、160m直進の順で走行する。以後、左折をした後に、矢印D1~D4で示されたルートを繰り返し走行する。
図8には、本実施形態の車両用シート10及び比較例の車両用シート18(図1参照)について行われた実車走行試験の結果が示されている。また、実車走行試験では、2仕様のシートを8名が合計16回評価した。図8に示された各々の車両用シートの結果は、各16回の実車走行試験の結果の平均値である。なお、比較例の車両用シート18の結果には、符号T1が付されており、本実施形態の車両用シート10の結果には、符号T2が付されている。
図8に示されるように、本実施形態の車両用シート10では、比較例の車両用シート18に対して実車走行試験による乗り物酔い評価が勝っている。このように、実車走行試験においても本実施形態の車両用シート10の乗り物酔いの低減効果が確認できた。なお、この評価による判断は、Wilcoxon検定(有意差有り(有意水準1%))から判断した。
(本実施形態の車両用シート10の作用並びに効果のまとめ)
以上の結果より、本実施形態の車両用シート10では、前述の構成の頭部支持部38をヘッドレスト24S1に設けるという単純な構成により、着座乗員の乗り物酔いを効果的に低減することができる。すなわち、車両用シート10の構成が複雑化することを抑制しつつ乗員の乗り物酔いを抑制することができる。
また、本実施形態の車両用シート10では、着座乗員Pの頭部P1が頭部支持部38の窪み38B内に配置された状態では、頭部支持部38が、着座乗員Pの頭部P1における側頭部P1よりも後方側のみを支持するようになっている。これにより、例えば、車両の側面衝突時における頭部P1の過剰な支持を抑制することができる。すなわち、着座乗員Pの上体がシート中心から大きく外れた場合に、頭部支持部38による頭部P1の支持を外すことができる。
さらに、本実施形態の車両用シート10では、着座乗員Pの頭部P1が頭部支持部38の窪み38B内に配置された状態で左右方向への加速度が作用した際に、着座乗員Pの頭部P1において後頭骨P2と対応する部位の左右の同じ高さの2箇所(第1部位P4R及び第2部位P4L)において接触圧力が高まるようになっている。これにより、左サイドサポート部38AL及び右サイドサポート部38ARの突出量に依存することを抑制しつつ、着座乗員Pの頭部P1の揺動を効果的に抑制することができる。
なお、以上説明した車両用シート10では、頭部支持部38をヘッドレスト24S1と一体に形成した例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、図9に示されるように、頭部支持部材42が車両用シートに取付け及び固定されることにより、以上説明した車両用シート10と同様に効果が得られるようにしてもよい。図9に示された頭部支持部材42は、本実施形態の車両用シート10と同様の構成の頭部支持部38と、頭部支持部38から延出する帯状の取付部44と、を備えている。そして、帯状の取付部44がヘッドレストやヘッドレストステー、シートバック等に取付けられる。これにより、頭部支持部材42が車両用シートに固定されるようになっている。
(頭部支持部38をヘッドレスト本体部40へ格納できる構成)
次に、頭部支持部38が不要な場合に、当該頭部支持部38をヘッドレスト本体部40へ格納できる構成について説明する。なお、前述の本実施形態の車両用シート10のヘッドレスト24S1を第1実施形態のヘッドレスト24S1と呼ぶ。また、以下に説明する2種類のヘッドレスト24S2、24S3を第2実施形態のヘッドレスト24S2及び第3実施形態のヘッドレスト24S3と呼ぶ。また、第2実施形態のヘッドレスト24S2及び第3実施形態のヘッドレスト24S3において第1実施形態のヘッドレスト24S1と対応する部材及び部分には、第1実施形態のヘッドレスト24S1と対応する部材及び部分と同じ符号を付して、その説明を省略することがある。
(第2実施形態のヘッドレスト24S2)
図10~図12に示されるように、第2実施形態のヘッドレスト24S2は、ヘッドレスト本体部40と、ヘッドレスト本体部40に傾倒可能に支持された頭部支持部38と、を備えている。
ヘッドレスト本体部40の下端部の左右の中央部には、前方側が開放された窪み状の格納部40Aが形成されている。
頭部支持部38は、左右方向を長手方向とする直方体状に形成されている。この頭部支持部38の左右方向の中央部は、図示しない第1ヒンジ部材を介して屈曲可能となっている。これにより、頭部支持部38を前方側が開放された略V字状に屈曲させることが可能となっている。また、図示しない第1ストッパ機構を作動させることで、頭部支持部38をV字状に屈曲させた状態に保つことが可能となっている。
また、頭部支持部38とヘッドレスト本体部40との間には、図示しない第2ヒンジ部材が設けられている。これにより、頭部支持部38を前方向かつシート斜め上方向に向けて傾けることが可能となっている。また、図示しない第2ストッパ機構を作動させることで、頭部支持部38を上記の方向へ傾けた状態に保つことが可能となっている。
以上説明した第2実施形態のヘッドレスト24S2では、図10に示されるように、頭部支持部38をヘッドレスト本体部40の格納部40A内へ格納することができる。また、頭部支持部38を使用する場合、図11に示されるように、頭部支持部38の左右の端部を格納部40A内から前方側へ引き出すことにより、頭部支持部38をV字状に屈曲させる。次に、図12に示されるように、V字状に屈曲された頭部支持部38を前方向かつシート斜め上方向に向けて傾ける。これにより、左サイドサポート部38AL及び右サイドサポート部38ARをヘッドレスト本体部40から突出させることができ、頭部支持部38を使用可能な状態にすることができる。
(第3実施形態のヘッドレスト24S3)
図13及び図14に示されるように、第3実施形態のヘッドレスト24S3は、ヘッドレスト本体部40と、ヘッドレスト本体部40に回転可能に支持された頭部支持部38と、を備えている。
ヘッドレスト本体部40の下端部の左右の中央部には、前方側及び下方側が開放された窪み状の格納部40Aが形成されている。
頭部支持部38は、左右方向を長手方向とするブロック状に形成されている。この頭部支持部38は、その大部分がヘッドレスト本体部40の格納部40A内に配置された状態で当該ヘッドレスト本体部40に左右方向を軸方向として回転可能に支持されている。また、頭部支持部38の回転径方向外側の一部分には、窪み38Bが形成されている。さらに、頭部支持部38において窪み38Bが形成された側とは反対側の一部分は、頭部支持部38の回転周方向に湾曲された湾曲部38Cとされている。
以上説明した第3実施形態のヘッドレスト24S3では、図13に示されるように、頭部支持部38をヘッドレスト本体部40の格納部40A内へ格納することができる。なお、この状態では、頭部支持部38の湾曲部38Cのみが視認可能となっている。また、頭部支持部38を使用する場合、図14に示されるように、頭部支持部38を回転させる。これにより、左サイドサポート部38AL及び右サイドサポート部38ARをヘッドレスト本体部40から突出させることができ、頭部支持部38を使用可能な状態にすることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において上記以外にも種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
10 車両用シート
20 シートクッション
22 シートバック
24S1 ヘッドレストと、
24S2 ヘッドレストと、
24S3 ヘッドレストと、
38 頭部支持部
40 ヘッドレスト本体部
42 頭部支持部材
44 取付部
P 乗員
P1 頭部
P2 後頭骨
P3 乳様突起
P4R 第1部位
P4L 第2部位

Claims (6)

  1. 着座乗員の臀部をシート下方側から支持するシートクッションと、
    前記着座乗員の背部をシート後方側から支持するシートバックと、
    前記着座乗員の頭部をシート後方側から支持するヘッドレストと、
    前記ヘッドレストに設けられ、前記着座乗員の頭部において後頭骨と対応する部位をシート左右方向から支持すると共にシート後方側から前方向に向けてかつシート斜め上方向に向けて支持する頭部支持部と、
    を備えた車両用シート。
  2. 前記着座乗員へシート右方向への加速度が作用した際に、前記着座乗員の頭部において後頭骨と対応する第1部位と前記頭部支持部との接触圧力が高まるように、かつ、前記着座乗員へシート左方向への加速度が作用した際に、着座乗員の頭部において後頭骨と対応すると共に前記第1部位と同じ高さの第2部位と前記頭部支持部との接触圧力が高まるように、前記頭部支持部の形状及び寸法が設定された請求項1に記載の車両用シート。
  3. 前記着座乗員の頭部における乳様突起よりも後方側を支持するように、前記頭部支持部の形状及び寸法が設定された請求項1又は請求項2に記載の車両用シート。
  4. 前記ヘッドレストは、ヘッドレスト本体部と、前記ヘッドレスト本体部に支持された前記頭部支持部と、を含んで構成され、
    前記頭部支持部は、前記ヘッドレスト本体部に格納された状態と、前記ヘッドレスト本体部に対してシート前方側に突出した状態と、の間で変位可能になっている請求項1~請求項3のいずれか1項に記載の車両用シート。
  5. 着座乗員の頭部をシート後方側から支持するヘッドレスト本体部と、
    前記ヘッドレスト本体部に支持され、着座乗員の頭部において後頭骨と対応する部位をシート左右方向から支持すると共にシート後方側から前方向かつシート斜め上方向に支持する頭部支持部と、
    を備えたヘッドレスト。
  6. 車両用シートに取付けられる取付部と、
    前記取付部が前記車両用シートに取付けられることで前記車両用シートに固定され、着座乗員の頭部において後頭骨と対応する部位をシート左右方向から支持すると共にシート後方側から前方向かつシート斜め上方向に支持する頭部支持部と、
    を備えた頭部支持部材。
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