JP2021130420A - 乳母車 - Google Patents

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Abstract

【課題】リクライニング動作可能な背部支持体への振動や衝撃を緩和する。【解決手段】乳母車10は、本体フレーム12と、本体フレーム12に対して揺動可能な背部支持体51を有するシート支持ユニット50と、本体フレーム12に接続し背部支持体51を背面側から支持するリクライニング部材56と、背部支持体51とリクライニング部材56との間に設けられた緩衝部材60と、を有する。【選択図】図6

Description

本発明は、乳母車に関する。
乳幼児を連れ出す際に用いられる乳母車が広く普及している。特許文献1に開示されているように、乳幼児の背部に背面から対面する背部支持体の傾斜角度を変化させることで乳母車をリクライニング可能とすることが知られている。この乳母車では、リクライニング部材により背部支持体を背面側から支持することで、背部支持体のリクライニング位置を維持することができる。
特開2018−202982号公報
特許文献1に開示されたリクラインニング機構において、乳幼児の背部を支持するようになる背部支持体は、リクライニング部材によって吊るされるようにして支持されている。この乳母車では、走行面の凹凸等に起因して乳母車に加えられる振動や衝撃が、リクライング部材を介して背部支持体に伝達される。背部支持体に振動や衝撃が伝えられると、乳母車の居住性が低下、つまり乳幼児の乗り心地や居心地が悪化する。
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、揺動可能な背部支持体への振動や衝撃を緩和することを目的とする。
本発明による乳母車は、
本体フレームと、
前記本体フレームに対して揺動可能な背部支持体を有するシート支持ユニットと、
前記本体フレームに接続し、前記背部支持体を背面側から支持するリクライニング部材と、
前記背部支持体と前記リクライニング部材との間に設けられた緩衝部材と、を備える。
本発明による乳母車において、前記リクライニング部材は、前記背部支持体の傾斜角度を変化可能に支持するようにしてもよい。
本発明による乳母車において、前記リクライニング部材の前記背部支持体を支持している部分の長さは変化可能であるようにしてもよい。
本発明による乳母車において、前記緩衝部材は前記背部支持体に保持されていてもよい。
本発明による乳母車において、
前記背部支持体は、ベースフレームと、前記ベースフレームに保持されたベース布材と、を有し、
前記緩衝部材は前記ベースフレーム上に配置されていてもよい。
本発明による乳母車において、前記緩衝部材は前記ベース布材によって保持されていてもよい。
本発明による乳母車において、
前記ベースフレームは、一対の側方フレーム部と、前記一対の側方フレーム部の先端を連結する連結フレーム部と、を有し、
前記ベース布材は、前記一対の側方フレーム部および前記連結フレーム部に張った状態で取り付けられ、
前記緩衝部材は、各側方フレーム部の背面側にそれぞれ配置されていてもよい。
本発明による乳母車において、各緩衝部材は前記側方フレーム部に沿って延びていてもよい。
本発明による乳母車において、前記緩衝部材のうちの前記リクライニング部材および前記背部支持体との間に位置する部分は、前記背部支持体の傾斜角度に応じて変化するようにしてもよい。
本発明による乳母車において、
前記緩衝部材は長手方向を有し、
前記背部支持体が立ち上がった状態から傾斜した状態へと揺動するにつれて、前記緩衝部材のうちの前記リクライニング部材および前記背部支持体との間に位置する部分は、前記長手方向における一方の側から他方の側へと変化するようにしてもよい。
本発明による乳母車において、緩衝部材は、厚みが70%以下となるまで弾性圧縮変形可能であるようにしてもよく、より好ましくは厚みが50%以下となるまで弾性圧縮変形可能であるようにしてもよく、さらに好ましくは厚みが30%以下となるまで弾性圧縮変形可能であるようにしてもよく、さらに好ましくは厚みが20%以下となるまで弾性圧縮変形可能であるようにしてもよい。
本発明によれば、揺動可能な背部支持体への振動や衝撃を緩和することができる。
本発明の一実施の形態を説明するための図であって、乳母車の全体構成を説明するための斜視図。 ハンドルが第1位置(背面押し位置)に配置された状態で図1の乳母車を示す側面図。 ハンドルが第2位置(対面押し位置)に配置され且つ背部支持体が背面側に傾斜した状態で図1の乳母車を示す側面図。 ハンドルが第2位置(対面押し位置)に配置され且つ背部支持体が立ち上がった状態で図1の乳母車を示す側面図。 折り畳まれた状態で図1の乳母車を示す側面図。 図1の乳母車の一部分を示す斜視図。 図1の乳母車の一部分を下方から示す斜視図。 図1の乳母車の背部支持体及びリクライニング機構を取り出して示す平面図。 背面側に傾斜した状態の背部支持体を示す平面図。 立ち上がった状態の背部支持体を示す平面図。
以下、図面に示された一具体例を参照しながら本発明の一実施の形態について説明する。
図1〜図8Bは本発明による乳母車の一実施の形態を説明するための図である。このうち、図1〜図4には、乳母車の一具体例の全体構成が示されている。また、図5及び図6は、乳母車を部分的に示す斜視図である。
本実施の形態の乳母車10は、本体フレーム12と、本体フレーム12に対して揺動可能な背部支持体51を有するシート支持ユニット50と、本体フレーム12に接続し背部支持体51を背面側から支持するリクライニング部材56と、を有している。本実施の形態の乳母車10では、リクライニング動作のために揺動可能な背部支持体51への振動や衝撃を緩和するための工夫が成されている。具体的には、本実施の形態の乳母車10は、背部支持体51とリクライニング部材56との間に設けられた緩衝部材60と、を有しており、この緩衝部材60によって背部支持体51への振動や衝撃を緩和している。
本実施の形態の一具体例である図1〜図4に示された乳母車10は、折り畳み可能な乳母車本体11を有している。乳母車本体11は、本体フレーム12と、本体フレーム12に対して揺動可能な背部支持体51を有するシート支持ユニット50と、を有している。本体フレーム12は、前脚14及び後脚16と、前後に揺動可能なハンドル40と、を有している。前脚14及び後脚16の下端には、車輪18が回転可能に設けられている。
図示された本実施の形態において、ハンドル40は、第1位置と第2位置との間を揺動可能となっている。図示された例において、ハンドル40の第1位置は背面押し位置であり(図1及び図2参照)、ハンドル40の第2位置は対面押し位置である(図3A及び図3B参照)。図2に示すように、ハンドル40は、背面押し位置である第1位置において、鉛直方向に対して傾斜し後方に延び上がっている。背面押し位置である第1位置にハンドル40を配置した場合、操作者(保護者)は乳幼児の背面側からハンドル40を把持して乳母車10を操縦する。このとき、乳幼児は、乳母車10の走行中、進行方向の前方を向いて景色を楽しむことができる。図3A及び図3Bに示すように、ハンドル40は、対面押し位置である第2位置において、鉛直方向に対して傾斜し前方に延び上がっている。対面押し位置である第2位置にハンドル40を配置した場合、操作者は乳幼児に対面する前脚側の位置からハンドル40を把持して乳母車10を操縦する。このとき、乳母車10の後脚側が進行方向の前方となるようにして乳母車10を走行させることができる。
また、図示された乳母車10において、前脚14の下端に設けられた車輪18は、キャスターを構成し、回転可能であるとともに旋回可能となっている。同様に、後脚16の下端に設けられた車輪18は、キャスターを構成し、回転可能であるとともに旋回可能となっている。この例において、乳母車10の操縦性の観点から、進行方向における前方に位置する脚に設けられた車輪18の旋回が許容され、進行方向における後方に位置する脚に設けられた車輪18の旋回が規制されるようにしてもよい。なお、車輪18の旋回の許容及び規制の切り換えは、手動で行われるようにしてもよいし、ハンドル40の位置に応じて自動的に行われるようにしてもよい。車輪18の旋回の許容及び規制をハンドル40の位置に応じて自動的に切り換える構成としては、特開2015−13568号公報に開示された構成を用いることができる。
ところで、本明細書中において、乳母車およびその構成要素に対する「前」、「後」、「上」、「下」、「前後方向」、および「上下方向」の用語は、特に指示がない場合、展開状態にある乳母車およびその構成要素に乗車する乳幼児を基準とした「前」、「後」、「上」、「下」、「前後方向」、および「上下方向」を意味する。さらに詳しくは、「前後方向」とは、図1における紙面の左下と右上とを結ぶ方向であって、図2における紙面の左右の方向に相当する。そして、特に指示がない限り、「前」とは、乗車した乳幼児が向く側であり、図1における紙面の左下側並びに図2における紙面の左側が前側となる。一方、「上下方向」とは乳母車の走行面に直交する方向である。したがって、走行面が水平面である場合、「上下方向」とは鉛直方向をさす。また、「横方向」とは幅方向であって、「前後方向」および「上下方向」のいずれにも直交する方向である。さらに、背部支持体51等に関連して用いられる「背面側」とは、乳母車10に乗車する乳幼児に対面する側とは反対側のことを意味している。したがって、「背面側」とは、通常、後側または下側となる。
まず、乳母車の全体構成として、乳母車本体11について説明する。図1に示すように、図示された乳母車本体11は、全体的に、横方向中心に位置し前後方向及び上下方向に沿った面を中心として概ね対称な構成を有している。乳母車本体11は、図1に示すように、それぞれ左右に配置された一対の前脚14と、それぞれ左右に配置された一対の後脚16と、を有している。本体フレーム12は、それぞれ左右に配置された第1リンクL1、第2リンクL2、第3リンクL3及び第4リンクL4を更に有している。前脚14、後脚16及び第1〜第4リンクL1〜L4は、乳母車本体11を折り畳み可能および展開可能に構成するリンクとして機能する。図示された例において、第1リンクL1は、アームレスト21としても機能する。すなわち、アームレスト21によって第1リンクL1が構成されている。
図2に示すように、前脚14の上端部分は、対応する側(左側または右側)に配置された第1リンクL1の前方部分に回動可能(揺動可能)に接続されている。後脚16の上端部分は、対応する側(左側または右側)に配置された第1リンクL1の前方部分に回動可能(揺動可能)に接続されている。また、図3A及び図3Bに示すように、第2リンクL2の上方部分が、対応する側(左側または右側)に配置された第1リンクL1の後方部分に回動可能(揺動可能)に接続されている。図示された例において、第2リンクL2は、主リンク材22と、主リンク材22の上端に固定された上接続材23と、を有している。主リンク材22は、例えば金属製パイプからなる。上接続材23は、例えば、樹脂成形物からなる。第2リンクL2は、上接続材23において、アームレスト21の後端部分に回動可能(揺動可能)に接続している。
図1〜図3Bに示すように、第3リンクL3は、前脚14と回動可能(揺動可能)に接続している。第4リンクL4は、後脚16と回動可能(揺動可能)に接続している。第3リンクL3は、第2リンクL2及び第4リンクL4の少なくとも一方と回動可能(揺動可能)に接続している。第4リンクL4は、第2リンクL2及び第3リンクL3の少なくとも一方と回動可能(揺動可能)に接続している。第2リンクL2は、第3リンクL3及び第4リンクL4の少なくとも一方と回動可能(揺動可能)に接続している。
図1及び図5に示すように、図示された例において、第3リンクL3をなす部材として、フレーム材24と、フレーム材24に固定された前接続材25及び後接続材26とが設けられている。フレーム材24は、例えば、曲げ加工した金属製パイプからなる。前接続材25及び後接続材26は、例えば樹脂成形物からなる。フレーム材24は、前後方向に延びる一対の側部24aと、一対の側部24aを前方にて連結する連結部24bと、を有してU字状をなしている。前接続材25は、一端部分を前脚14と回動可能に接続され、他端部分を側部24aの前方部分に固定されている。後接続材26は、側部24aの後端部分に固定されている。この例において、右側に位置するフレーム材24の側部24aと、この右側の側部24aに固定された右側の前接続材25及び後接続材26とによって、右側の第3リンクL3が形成されている。同様に、左側に位置するフレーム材24の側部24aと、この左側の側部24aに固定された左側の前接続材25及び後接続材26とによって、左側の第3リンクL3が形成されている。
図5に示すように、図示された例において、第4リンクL4は、後脚16に回動可能に接続された主軸材28と、主軸材28の上端部分に固定された端部材29と、を有している。主軸材28は、例えば金属製パイプからなる。端部材29は、例えば樹脂成形物からなる。主軸材28は、下端部分において後脚16の中間部分と回動可能に接続されている。端部材29は、第2リンクL2及び第3リンクL3と回動可能に接続されている。図示された例において、第2リンクL2、第3リンクL3及び第4リンクL4は、同一の軸部材30を用いて、互いに回動可能に接続されている。この軸部材30は、第2リンクL2の主リンク材22、第4リンクL4の端部材29、及び、第3リンクL3をなす後接続材26を貫通している。この構成により、第2リンクL2、第3リンクL3及び第4リンクL4は、軸部材30の中心軸線と一致する軸線を中心として、互いに回動可能となっている。
乳母車本体11は、揺動可能なハンドル40を更に有している。図示された例において、ハンドル40は、乳母車本体11のその他の構成要素に揺動可能に取り付けられたハンドル本体41と、ハンドル本体41に設けられた保持体42と、を有している。図示された乳母車本体11において、ハンドル40は、側面視において垂直軸よりも後方に傾斜する第1位置(背面押し位置)と、垂直軸よりも前方に傾斜する第2位置(対面押し位置)と、の間を揺動可能となっている。
図1に示すように、ハンドル本体41は、互いに略平行に延びる一対の軸部41aと、一対の軸部41a間を連結する中間部41bと、を含んでいる。ハンドル本体41は、全体として略U字状の形状を有している。ハンドル40は、U字の両端部において、乳母車本体11のその他の構成要素と回動可能(揺動可能)に接続されている。図示された例において、ハンドル本体41は、軸部材30を用いて、他の構成要素と回動可能に接続されている。すなわち、第2リンクL2、第3リンクL3、第4リンクL4、ハンドル40及び後述するベースフレーム31は、軸部材30によって画成される同一の軸線を中心として、互いに対して回動可能となっている。ハンドル40に設けられた保持体42が、本体フレーム12の第1位置保持部材36(図3A及び図3B参照)と係合することで、ハンドル40を図2に示された第1位置に維持することができる。ハンドル40に設けられた保持体42が、本体フレーム12の第2位置保持部材37(図2参照)と係合することで、ハンドル40を図3A及び図3Bに示された第2位置に維持することができる。
また、図1に示すように、乳母車本体11は、横方向に延びる構成要素として、一対の前脚14間を連結する前方連結材15と、一対の後脚16間を連結する後方連結材17と、を有している。前方連結材15は、フットレストとして機能する。また、一対の後接続材26間には、中央連結材27が設けられている。前方連結材15、後方連結材17及び中央連結材27によって、乳母車10の横方向への変形を抑制することができる。さらに、一対の第1リンクL1間に可撓性を有したガード部材38が取り外し可能に設けられている。
以上の構成を有した乳母車本体11は、各構成部材を相対回動させることにより、折り畳むことができる。具体的には、第1位置に配置されたハンドル40をいったん後上方に引き上げ、その後、下方に押し下げることによって、第4リンクL4を後脚16に対し図2において時計回り方向に回動させる。この操作にともなって、第1リンクL1および第3リンクL3は第2リンクL2に対し図2において時計回り方向に回動する。このような操作により、側面視においてハンドル40と前脚14とが略平行な配置を維持しながら互いに接近するとともに、ハンドル40の位置が下げられるようになる。以上のようにして、図4に示すように、乳母車本体11を折り畳むことができる。図4の折り畳まれた状態では、乳母車10の前後方向および上下方向に沿った寸法を小型化することができる。一方、乳母車本体11を折り畳み状態から展開するには、上述した折り畳み操作と逆の手順を踏めばよい。
なお、乳母車本体11は、二つの構成部材の相対回動を規制する状態維持機構(図示せず)を有している。この状態維持機構を操作することで、乳母車本体11の折り畳み動作が可能となる。なお、図示された例において、ハンドル40は、状態維持機構に連結した遠隔操作装置43を有している。図1に示すように、遠隔操作装置43は、ハンドル本体41の中間部41bに設けられている。遠隔操作装置43を操作することで、状態維持機構が動作し、乳母車本体11の折り畳み動作が可能となる。
ところで、図示された乳母車本体11は、図1〜図3Bに示すように、ベースフレーム31及び上方フレーム32と、ベースフレーム31と上方フレーム32とを連結する連結フレーム33と、を更に有している。ベースフレーム31及び上方フレーム32は、共にU字状に形成されている。そして、図2、図6〜図8Bに示すように、フレーム材24及びベースフレーム31には、ベース布材34が張った状態で保持されている。図6に示すように、ベース布材34は、フレーム材24の一対の側部24a及び連結部24bに取り付けられている。また、図1及び図7に示すように、ベースフレーム31は、一対の側方フレーム部31aと、一対の側方フレーム部31aの先端間を連結する連結フレーム部31bと、を有している。そして、ベース布材34は、一対の側方フレーム部31aおよび連結フレーム部31bに取り付けられている。
ベース布材34は、フレーム材24、ベースフレーム31、上方フレーム32及び連結フレーム33とともに、図2に二点鎖線で示されたクッション性を有した座席材70を支持する。図示された例において、乳母車本体11に含まれる構成要素のうちのフレーム材24、ベースフレーム31、上方フレーム32、連結フレーム33及びベース布材34が、座席材70を支持するシート支持ユニット50を構成している。そして、乳母車本体11に含まれる他の構成要素が本体フレーム12を構成している。シート支持ユニット50を構成する構成要素のうち、ベースフレーム31及びベース布材34のベースフレーム31によって保持された部分が、乳幼児の背部を支持する背部支持体51を構成する。また、フレーム材24及びベース布材34のフレーム材24によって保持された部分が、乳幼児の臀部を支持する座部支持体52を構成する。なお、図4において、ベースフレーム31、上方フレーム32及び連結フレーム33の図示を省略している。
図5に示すように、ベースフレーム31は、その両端部において、図示された例では一対の側方フレーム部31aの基端部において、軸部材30に貫通されている(図5参照)。すなわち、背部支持体51の基端部が、軸部材30を介して、座部支持体52の後端部に接続している。そして、ベースフレーム31は、フレーム材24やその他の構成要素に対して回動可能(揺動可能)となっている。すなわち、軸部材30を介して、背部支持体51は、座部支持体52に対して回動可能(揺動可能)に接続されている。背部支持体51が座部支持体52に対して揺動することで、座席材70のリクライニングが可能となる。図3A、図5及び図6に示された状態において、背部支持体51は傾斜してリクライニングした状態にあり、乳幼児は座席材70上で横臥することができる。図3Bに示された状態において、背部支持体51は起立した状態にあり、乳幼児は座席材70上に着座することができる。
上方フレーム32は、その両端部において、第1リンクL1の後端部分と回動可能(揺動可能)に接続されている。上方フレーム32の第1リンクL1に対する回動軸線は、第2リンクL2の第1リンクL1に対する回動軸線と同一線上に位置している。ベースフレーム31及び上方フレーム32の間には、横方向に離間して一対の連結フレーム33が設けられている。連結フレーム33は、その両端において、ベースフレーム31及び上方フレーム32と回動可能に接続している。
連結フレーム33は、ベースフレーム31の先端部、すなわち連結フレーム部31bに接続している。図3Aに示された背部支持体51が座部支持体52とともに寝た状態において、連結フレーム33は、背部支持体51をなすベースフレーム31に対して立ち上がっている。連結フレーム33は、乳幼児の頭部を後方から覆って保護する。一方、図3Bに示された背部支持体51が起立した状態において、連結フレーム33は、ベースフレーム31の先端から上方に延び上がり、ヘッドレストとして機能するようになる。
乳母車本体11は、更に、リクライニング機構55を有している。リクライニング機構55は、背部支持体51の背面側への傾倒を規制することで、背部支持体51を座部支持体52に対して所定の傾斜位置に維持する。図示された例において、リクライニング機構55は、本体フレーム12に接続したリクライニング部材56を有している。リクライニング部材56は、本体フレーム12に接続するとともに背部支持体51の背面側に位置することで、背部支持体51を背面側から支持する。
図示されたリクライニング部材56は、細長い紐状またはベルト状の部材として構成されている。リクライニング部材56は、一端を本体フレーム12に接続された状態で他端を背部支持体51に対して固定されることで、背部支持体51の背面側への自由な傾倒を規制する。とりわけ図示された例では、リクライニング部材56は左右一対の紐状またはベルト状の部材として構成されている。各リクライニング部材56は、その一端を対応する側のアームレスト21の後方部分に固定されている。
図示されたリクライニング機構55は、リクライニング部材56を背部支持体51に対して固定する固定具57を更に有している。図示された例において、固定具57は、一対のリクライニング部材56を背部支持体51の背面側において互いに固定している。これにより、背部支持体51は、一対のリクライニング部材56の間に設けられ、更なる背面側への揺動を規制される。図示された固定具57は、一対のリクライニング部材56を解放可能に保持することができる。より具体的には、固定具57は、各リクライニング部材56が移動可能に通過した貫通孔を形成されている。そして、固定具57は、各リクライニング部材56の長手方向に沿った任意の位置に着脱可能となっている。また、リクライニング部材56の本体フレーム12に接続する側とは反対側となる他端は、固定具57の脱落を防止するため端部材56aを取り付けられて寸法を大きくしている。
図7は、背部支持体51及びリクライニング機構55を、乳母車本体11及びシート支持ユニット50から取り出して示した平面図である。ベース布材34の背面側にカバー部材35が設けられている。カバー部材35は、横方向に細長く延びている。カバー部材35は、両端において、ベース布材34との間に端部開口35aを形成している。各端部開口35aから対応する側のリクライニング部材56が挿入されている。カバー部材35は、横方向における中心に中央開口35bを形成されている。カバー部材35とベース布材34との間の経路に端部開口35aから挿入された一対のリクライニング部材56は、中央開口35bから延び出している。固定具57は、中央開口35bから延び出した一対のリクライニング部材56に固定されている。固定具57は、中央開口35bを通過不可能な大きさを有している。ベース布材34に対してカバー部材35を設けることで、横方向に延びるリクライニング部材56の経路を形成することができる。これにより、リクライニング部材56を用いて背部支持体51の揺動位置を安定して保持することができる。
さらに、図6〜図8Bに示すように、図示されたリクライニング機構55は、筒状カバー58を有している。筒状カバー58は、左右一対設けられている。筒状カバー58の一方の端部は、本体フレーム12に固定されている。より厳密には、筒状カバー58の一端は、その内部に挿入されたリクライニング部材56の一端とともに、本体フレーム12に取り付けられている。図示された例において、各筒状カバー58及び対応する側のリクライニング部材56は、対応する側の第1リンクL1の後端部分に、とりわけ第1リンクL1と第2リンクL2との接続位置に、接続している。一方、各筒状カバー58は、対応する側の端部開口35aを通過して、ベース布材34とカバー部材35との間の空間内に挿入されている。各固定具57の他端は、ベース布材34とカバー部材35との間の空間内でベース布材34及びカバー部材35の少なくとも一方に取り付けられている。すなわち、図示された例において、各リクライニング部材56は、本体フレーム12とカバー部材35との間において筒状カバー58内を通過し、露出していない。
カバー部材35及び筒状カバー58は、柔軟性を有し且つ低摩擦な布材を用いて構成され得る。これにより、中央開口35bからのリクライニング部材56の引き出し及び中央開口35bへのリクライニング部材56の引き入れを円滑かつ安定させることができる。したがって、乳幼児の保護者によるリクライニング機構55の操作を簡易且つ円滑とすることができる。
以上に説明したシート支持ユニット50及びリクライニング機構55を有する乳母車10においては、固定具57を操作することで、背部支持体51の座部支持体52に対する相対傾斜角度を容易に変更することができる。図1、図3A、図5及び図6に示された状態では、中央開口35b内にリクライニング部材56が引き入れられ、背部支持体51が背面側へ傾倒している。図3Bに示された状態では、中央開口35b内からリクライニング部材56が引き出され、背部支持体51が起立している。
ところで、外部との接触や走行中における走行面の凹凸に起因して、乳母車10に振動や衝撃が加えられることがある。シート支持ユニット50上にはクッション性を有した座席材70が配置されており、乳幼児は座席材70上に着座または横臥する。したがって、座席材70によって振動や衝撃を効果的に吸収することができる。ただし、揺動可能に構成された背部支持体51を介して乳幼児に伝達される振動や衝撃を十分に吸収できないこともある。背部支持体51は、座部支持体52や本体フレーム12への接続箇所およびリクライニング部材56との接触箇所の両方を経由して衝撃や振動を伝達されることになる。このとき、背部支持体51の傾斜角度によっては、背部支持体51を乳幼児の居住スペース側に向けて揺動させる大きな力が背部支持体51に加えられることもある。
このような不具合に対して、本実施の形態においては、背部支持体51とリクライニング部材56との間に緩衝部材60が設けられている。緩衝部材60は、材料に起因して或いは構成に起因して弾性変形可能となっている。緩衝部材60は、弾性変形することで振動や衝撃を吸収することができる。例えば、緩衝部材60は、弾性圧縮変形が可能となっていてもよい。この例において、緩衝部材60の圧縮方向における寸法が、好ましくは70%以下となるまで、より好ましくは50%以下となるまで、更に好ましくは30%以下となるまで、更に好ましくは20%以下となるまで、弾性圧縮変形可能であるようにしてもよい。このような緩衝部材60は、ポリエチレンフォームやポリプロピレンフォーム等のポリオレフィンフォームやウレタン等の発泡体や、その他の樹脂材料、ゴムを用いて構成することができる。また緩衝部材60を、ばね等の構成により弾性変形可能な弾性体を用いることができる。
このような緩衝部材60は、リクライニング機構55のリクライニング部材56からシート支持ユニット50の背部支持体51に伝達される力を効果的に吸収することができる。これにより、乳母車10の居住性を効果的に改善して、乳幼児が感じる乗り心地や居心地を向上させることができる。
図6及び図7に示すように、図示された緩衝部材60は背部支持体51に保持されている。図7示すように、緩衝部材60を収容した袋体61を背部支持体51に固定することで、背部支持体51によって緩衝部材60を保持するようにしてもよい。すなわち、図示された例において、緩衝部材60は、ベース布材34によって保持されている。
また、上述したように背部支持体51は、剛性を有するベースフレーム31と、柔軟性を有したベース布材34と、を有している。この例において、緩衝部材60による振動吸収性や衝撃吸収性を有効に発揮する観点から、緩衝部材60は、ベースフレーム31上に配置されていることが好ましい。図6及び図7に示すように、緩衝部材60は、ベースフレーム31の各側方フレーム部31aに背面側から対面している。とりわけ図示された例では、一対の緩衝部材60が横方向に離間して配置されている。各緩衝部材60は、対応する側の側方フレーム部31aに背面側から対面している。また、一対の緩衝部材60の間に、カバー部材35が設けられている。各緩衝部材60は、カバー部材35の近傍であって、カバー部材35の端部開口35aに横方向から対面する位置に配置されている。この結果、カバー部材35の端部開口35aから延び出したリクライニング部材56が、緩衝部材60上を安定して通過することができる。
また、緩衝部材60は、各側方フレーム部31aよりも幅方向外側にまで、すなわち横方向において横方向中心から離間する側にまで延び出している。したがって、図6に示すように、リクライニング部材56は、背面側および幅方向外側から緩衝部材60を側方フレーム部31aに押し付けるようになる。したがって、緩衝部材60は、背面側から伝達される振動や衝撃だけでなく、横方向外側から伝達される振動や衝撃も効果的に吸収することができる。
さらに図示された例において、背部支持体51の揺動軸線に直交する方向に沿った背部支持体51の揺動中心からリクライニング部材56が通過する端部開口35aまでの距離が、背部支持体51の揺動軸線に直交する方向に沿った背部支持体51の揺動中心からリクライニング部材56の本体フレーム12への接続箇所までの距離と異なっている。このとき、側方フレーム部31a上においてリクライニング部材56が横切る位置は、背部支持体51の揺動動作にともなって変化する。そこで、図7に示すように、各緩衝部材60は、ベースフレーム31に沿って延びている。つまり図示された緩衝部材60は長手方向を有している。緩衝部材60の長手方向は、側方フレーム部31aの長手方向と平行になっている。この例によれば、背部支持体51が種々の傾斜角度に維持されている状態において、背部支持体51とリクライニング部材56との間に緩衝部材60が安定して位置するようにすることができる。これにより、背部支持体51の傾斜角度によらず、リクライニング部材56から背部支持体51に伝達される振動や衝撃を効果的に吸収することができる。
つまり、図示された例において、長手方向を有した緩衝部材60のうちのリクライニング部材56及び背部支持体51との間に位置する部分は、背部支持体51の傾斜角度に応じて変化するようになっている。この具体例によれば、緩衝部材60のうちのリクライニング部材56及び背部支持体51の間で圧縮されるようになる部分は、変化し、一定ではない。これにより、緩衝部材60が局所的に外力を受けてしまい緩衝部材60の弾性が局所的に失われてしまうことを効果的に回避することができる。したがって、緩衝部材60が長期間に亘って有効に機能し、リクライニング部材56から背部支持体51に伝達される振動や衝撃を効果的に吸収することができる。
ここで、図8Aは、図3A等に示された背部支持体51が最大限背面側へ傾斜した状態における背部支持体51を示す平面図である。一方、図8Bは、図3Bに示された背部支持体51が最大限立ち上がった状態における背部支持体51を示す平面図である。背部支持体51の揺動中心から端部開口35aまでの距離が、背部支持体51の揺動中心からリクライニング部材56と本体フレーム12との接続箇所までの距離よりも長くなっている図示された例では、図8Bに示された状態から図8Aに示された状態へ背部支持体51が揺動することにともない、緩衝部材60のうちのリクライニング部材56及び背部支持体51との間に位置する部分は、緩衝部材60の長手方向における一方の側(下側)から他方の側(上側)へと移動する。この具体例によれば、背部支持体51のリクライニング動作を円滑にしながら、緩衝部材60を長期間に亘って有効に機能させることができる。
以上に説明してきた一実施の形態において、乳母車10は、本体フレーム12と、本体フレーム12に対して揺動可能な背部支持体51を有するシート支持ユニット50と、本体フレーム12に接続し背部支持体51を背面側から支持するリクライニング部材56と、を有している。走行面の凹凸等に起因してこの乳母車10に振動や衝撃が加えられると、この振動や衝撃は、背部支持体51の座部支持体52や本体フレーム12への接続箇所だけでなく、リクライニング部材56からも、背部支持体51に伝達される。そして、背部支持体51の傾斜角度によっては、背部支持体51を乳幼児の居住スペース側に向けて押す大きな力がリクライニング部材56から伝達され得る。本実施の形態では、背部支持体51とリクライニング部材56との間に緩衝部材60が設けられている。この緩衝部材60は、リクライニング部材56から背部支持体51に伝達される振動や衝撃を効果的に吸収することができる。これにより、乳母車10の居住性を効果的に改善して、乳幼児が感じる乗り心地や居心地を向上させることができる。
上述した一実施の形態の一具体例において、緩衝部材60は背部支持体51に保持されている。この具体例によれば、背部支持体51とリクライニング部材56との間に緩衝部材60を安定して保持することができる。これにより、乳母車10の居住性を安定して改善することができる。
上述した一実施の形態の一具体例において、背部支持体51は、ベースフレーム31と、ベースフレーム31に保持されたベース布材34と、を有している。緩衝部材60はベースフレーム31上に配置されている。この具体例によれば、緩衝部材60は、リクライニング部材56から背部支持体51への振動や衝撃の伝達経路上に位置する。これにより、乳母車10の居住性を安定して改善することができる。
上述した一実施の形態の一具体例において、緩衝部材60はベース布材34によって保持されている。この具体例において、例えば、緩衝部材60を収容した袋体61をベース布材34に縫い付けることによって、或いは、ベース布材34に形成された収容ポケット内に緩衝部材60を挿入することによって、緩衝部材60をベース布材34によって保持することができる。つまり、緩衝部材60を簡易な方法によってベース布材34によって安定して保持することができる。
上述した一実施の形態の一具体例において、シート支持ユニット50は、一対の側方フレーム部31aと一対の側方フレーム部31aの先端を連結する連結フレーム部31bと、を有している。ベース布材34は、一対の側方フレーム部31a及び連結フレーム部31bに張った状態で取り付けられている。緩衝部材60は、各側方フレーム部31aの背面側にそれぞれ配置されている。この具体例によれば、小型化された緩衝部材60によって、リクライニング部材56から背部支持体51への振動や衝撃を効率的に吸収することができる。
一実施の形態を複数の具体例により説明してきたが、これらの具体例が一実施の形態を限定することを意図していない。上述した一実施の形態は、その他の様々な具体例で実施されることが可能であり、その要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更、追加等を行うことができる。
以下、変形の一例について説明する。以下の説明では、上述した具体例と同様に構成され得る部分について、上述の具体例における対応する部分に対して用いた符号と同一の符号を用いるとともに、重複する説明を省略する。
例えば上述した一具体例において、緩衝部材60がベース布材34によって支持されている例を示したが、この例に限られない。緩衝部材60は、ベースフレーム31によって支持されてもよい。例えば緩衝部材60が側方フレーム部31aによって、接着材等を用いて接合されることで、直接保持されるようにしてもよい。この例において、緩衝部材60は、ベース布材34によって覆われるようにしてもよい。
また、上述した一具体例において、背部支持体51がベースフレーム31及びベース布材34を有する例を示したが、この例に限られない。背部支持体51が板状の部材として構成されていてもよい。この例において、緩衝部材60は、板状の背部支持体51によって、例えば接着材を用いて接合されることで、保持されるようにしてもよい。
さらに、上述した一具体例において、緩衝部材60が背部支持体51に保持されている例を示したが、この例に限られない。緩衝部材60がリクライニング部材56や筒状カバー58に保持されるようにしてもよい。また、筒状カバー58が弾性圧縮変形可能な部材、例えばゴム製の厚肉のチューブとして構成されていてもよい。
10 乳母車
11 乳母車本体
12 本体フレーム
14 前脚
15 前方連結材
16 後脚
17 後方連結材
18 車輪
21 アームレスト
22 主リンク材
23 上接続材
24 フレーム材
24a 側部
24b 連結部
25 前接続材
26 後接続材
27 中央連結材
28 主軸材
29 端部材
30 軸部材
31 ベースフレーム
31a 側方フレーム部
31b 連結フレーム部
32 上方フレーム
33 連結フレーム
34 ベース布材
35 カバー部材
35a 端部開口
35b 中央開口
36 第1位置保持部材
37 第2位置保持部材
38 ガード部材
40 ハンドル
41 ハンドル本体
41a 軸部
41b 中間部
43 遠隔操作装置
42 保持体
50 シート支持ユニット
51 背部支持体
52 座部支持体
55 リクライニング機構
56 リクライニング部材
56a 端部材
57 固定具
58 筒状カバー
60 緩衝部材
61 袋体
70 座席材
L1 第1リンク
L2 第2リンク
L3 第3リンク
L4 第4リンク

Claims (8)

  1. 本体フレームと、
    前記本体フレームに対して揺動可能な背部支持体を有するシート支持ユニットと、
    前記本体フレームに接続し、前記背部支持体を背面側から支持するリクライニング部材と、
    前記背部支持体と前記リクライニング部材との間に設けられた緩衝部材と、を備える、乳母車。
  2. 前記緩衝部材は前記背部支持体に保持されている、請求項1に記載の乳母車。
  3. 前記背部支持体は、ベースフレームと、前記ベースフレームに保持されたベース布材と、を有し、
    前記緩衝部材は前記ベースフレーム上に配置されている、請求項2に記載の乳母車。
  4. 前記緩衝部材は前記ベース布材によって保持されている、請求項3に記載の乳母車。
  5. 前記ベースフレームは、一対の側方フレーム部と、前記一対の側方フレーム部の先端を連結する連結フレーム部と、を有し、
    前記ベース布材は、前記一対の側方フレーム部および前記連結フレーム部に張った状態で取り付けられ、
    前記緩衝部材は、各側方フレーム部の背面側にそれぞれ配置されている、請求項3又は4に記載の乳母車。
  6. 各緩衝部材は前記側方フレーム部に沿って延びている、請求項5に記載の乳母車。
  7. 前記緩衝部材のうちの前記リクライニング部材および前記背部支持体との間に位置する部分は、前記背部支持体の傾斜角度に応じて変化する、請求項1〜6のいずれ一項に記載の乳母車。
  8. 前記緩衝部材は長手方向を有し、
    前記背部支持体が立ち上がった状態から傾斜した状態へと揺動するにつれて、前記緩衝部材のうちの前記リクライニング部材および前記背部支持体との間に位置する部分は、前記長手方向における一方の側から他方の側へと変化する、請求項7に記載の乳母車。
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