JP2021075141A - 車両用フード - Google Patents

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隼一 島崎
Junichi Shimazaki
隼一 島崎
隆太 山崎
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隆太 山崎
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【課題】車両用のフード周りの振動、騒音を抑制する。【解決手段】フードアウタパネル31と、フードインナパネル32と、前端部103のフードアウタパネル31とフードインナパネル32との間の前方空間33の中に設けられるロックリーンフォース34と、前方空間33の中に設けられるデントリーンフォース35と、を備える車両用のフード100において、デントリーンフォース35がロックリーンフォース34と接合されて車両幅方向に延びる閉断面部材36を構成し、車両幅方向に離間して配置される複数のストライカ37が閉断面部材36のボデーの側に取付けられている。【選択図】図3

Description

本発明は、車両用フードの構造、特に、複数のストライカが車両幅方向に離間して前端部に設けられている車両用フードの構造に関する。
車両では、ボデーの振動を低減することが求められている。このため、エンジンフードの前端を複数のストライカでボデーに固定し、エンジンフードの捩じり振動の固有振動数をボデーの捩じり振動の固有振動数に一致させ、ボデーの捩じり振動の共振周波数の起振力又は変位がボデーに入力された際に、エンジンフードをダイナミックダンパとして機能させてボデーの捩じり振動を抑制する構造が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、フードロック機構を左右のラジェータコアサポートパネルに取付け、フードの対応する左右の位置にストライカを設け、フードを前端の二か所でボデーに固定する構造が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2008−24056号公報 特開2002−19638号公報
しかし、特許文献1、2に記載された構造では、フードの剛性が十分でない場合には、フード周りの振動、騒音を十分に抑制できない場合があった。
そこで、本発明は、フード周りの振動、騒音を抑制することを目的とする。
本発明の車両用フードは、後端が車両前方のフロントコンパートメントの後部の車両幅方向両端に設けられたヒンジで回動可能に支持され、前端を上下に移動することにより前記フロントコンパートメントを開閉でき、前端部をボデーに固定する複数のストライカが車両幅方向に離間して前記前端部に設けられている車両用フードであって、外面側を構成するフードアウタパネルと、前記フロントコンパートメント側を構成するフードインナパネルと、前記前端部の前記フードアウタパネルと前記フードインナパネルとの間の前方空間内の前記フードインナパネル側に設けられて車両幅方向に延びるロックリーンフォースと、前記前端部の前記フードアウタパネルと前記フードインナパネルとの間の前記前方空間内の前記フードアウタパネル側に設けられて車両幅方向に延びるデントリーンフォースと、を備え、前記デントリーンフォースは、前記ロックリーンフォースと接合されて車両幅方向に延びる閉断面部材を構成し、前記ストライカは、前記閉断面部材の前記ボデーの側に取付けられていること、を特徴とする。
このように、デントリーンフォースがロックリーンフォースと接合されて車両幅方向に延びる閉断面部材を構成することによりフードの剛性を高めるとともに、後端を車両後方の2つのヒンジでボデーに固定し、前端部を閉断面部材に取付けられた複数のストライカでボデーに固定することにより、フード周りの振動、騒音を抑制することができる。また、走行時のボデーの歪を車両用フードで分担可能となり、操縦安定性を向上させることができる。
本発明は、フード周りの振動、騒音を抑制することができる。
実施形態のフードが取付けられた車両の前部構造を示す斜視図である。 実施形態のフードの平面図で、図中のA部はフードアウタパネルを切り欠いた状態を示す。 図2に示すB−B断面図である。
以下、図面を参照しながら実施形態の車両用のフード100について説明する。なお、各図に示す矢印FR、矢印UP、矢印RHは、車両の前方向(進行方向)、上方向、右方向をそれぞれ示している。また、各矢印FR、UP、RHの反対方向は、車両後方向、下方向、左方向を示す。以下、単に前後、左右、上下の方向を用いて説明する場合は、特に断りのない限り、車両前後方向の前後、車両左右方向(車両幅方向)の左右、車両上下方向の上下を示すものとする。
図1に示すように、フード100は、後端102がエンジンやモータ等の駆動装置が収容されるフロントコンパートメント10の後部に回動可能に支持されて、前端101を上下に移動することによりフロントコンパートメント10を開閉するものである。
最初にフード100が取付けられるボデー50の前部構造について説明する。図1に示すように、ボデー50の前部構造は、フロントサイドメンバ11と、アッパメンバ12と、フロントサスペンションタワー13と、エプロン14と、接続部材15と、ダッシュパネル16と、ラジェータサポート20と、で構成されている。
フロントサイドメンバ11は、車両幅方向両側で車両前後方向に延びる閉断面の骨格部材である。アッパメンバ12は、フロントサイドメンバ11の上側に配置され、図示しないフロントピラーから車両前方に向かって延びた後、下方向に湾曲してフロントサイドメンバ11の側面に接続される骨格部材である。フロントサスペンションタワー13は、アッパメンバ12の車両幅方向内側とフロントサイドメンバ11の車両幅方向外側の位置に配置され、前輪の懸架装置を収容する部分である。エプロン14は、フロントサスペンションタワー13の前方でホイールハウスを構成する板部材である。ダッシュパネル16は、車室とフロントコンパートメント10とを仕切る板部材である。ラジェータサポート20は、フロントサイドメンバ11の前方に図示しないブラケットで取付けられた四角枠状の部材で、図示しないラジェータが固定される部材である。
ラジェータサポート20は、左右の縦柱21と、左右の縦柱21の上端を接続するラジサポアッパ22と、縦柱21の下端を接続するラジサポロア23とで構成されている。接続部材15は、アッパメンバ12とラジェータサポート20の縦柱21の上端とを接続する部材である。
ラジェータサポート20の左右の縦柱21の上端には、フード100に設けられたストライカ37が係合してフード100をボデー50の前部構造に固定するロック機構25が設けられている。
アッパメンバ12の後端の上面には、フード100の後端102を回動自在に保持する板状のボデー側ブラケット17が設けられている。
図2はフード100を上から見た平面図であり、A部は、上側のフードアウタパネル31の一部を切り欠いて内部構造を表示したものである。
図2、図3に示すように、フード100は、フードアウタパネル31と、フードインナパネル32と、ロックリーンフォース34と、デントリーンフォース35と、ストライカ37と、フード側ブラケット39とで構成されている。
図1に示すように、フード側ブラケット39は、フード100の後端102の車両幅方向両端で車両下側に突出する板状の部材である。フード側ブラケット39は、ピン18によってアッパメンバ12の上面に設けられたボデー側ブラケット17に回転自在に支持される。ボデー側ブラケット17と、フード側ブラケット39と、ピン18とは、フード100の後端102を回動可能に支持するヒンジ40を構成する。
図2、図3に示すように、フードアウタパネル31は、フード100の外面側を構成する板部材であり、フードインナパネル32は、フード100のフロントコンパートメント10の側を構成する板部材である。図1に示すように、前端部103ではフードアウタパネル31は上に凸に湾曲している。前端101と後端102では、フードアウタパネル31とフードインナパネル32とは上下方向に接続されている。このため、前端部103では、フードアウタパネル31とフードインナパネル32との間に前方空間33が形成される。
ロックリーンフォース34は、前方空間33の中でフードインナパネル32の側に設けられて車両幅方向に延びる下に凸の板部材である。ロックリーンフォース34の底部は、フードインナパネル32の上面に溶接で固定されている。
デントリーンフォース35は、前方空間33の中で、フードアウタパネル31の側に設けられて車両幅方向に延びる上に凸の板部材である。デントリーンフォース35は、フードアウタパネル31が窪むように変形することの耐性を向上させる部材である。デントリーンフォース35の前側のフランジ35aは、ロックリーンフォース34の前側のフランジ34aの上にスポット溶接等で接続されている。また、デントリーンフォース35の後部の浅い溝部35bの下面は、ロックリーンフォース34の後側のフランジ34bの上面にスポット溶接等で接続されている。このように、デントリーンフォース35とロックリーンフォース34は前部と後部とが上下に接合されて中間に閉空間を有し、車両幅方向に延びる閉断面部材36を構成する。
ロックリーンフォース34の底部とフードインナパネル32とが重ね合わされている部分には、ストライカ37が取付けられている。ストライカ37は、ボデー50に設けられたロック機構25に係合してフード100の前端部103をボデー50に固定するU字型の部材である。ストライカ37は、ストライカベース38に取付けられており、ストライカベース38は、ロックリーンフォース34の底部とフードインナパネル32とが重ね合わされている部分のフロントコンパートメント10の側にボルト45a,45bとナット46a,46bとで締結されている。このように、ストライカ37は、デントリーンフォース35とロックリーンフォース34とが接合されて構成された車両幅方向に延びる閉断面部材36のボデー50の側に設けられている。ストライカ37の車両幅方向の間隔は、ラジェータサポート20の左右の縦柱21の間隔と同様である。このように、2つのストライカ37は、車両幅方向に離間して設けられている。
なお、デントリーンフォース35とロックリーンフォース34及び、これらで構成される閉断面部材36の車両幅方向の長さは、2つのストライカ37の設けられるラジェータサポート20の左右の縦柱21よりも車両幅方向外側まで延びていればよい。
以上のように構成されたフード100のストライカ37をロック機構25に係合させて、フード100をボデー50に固定すると、フード100は後端102の側の2つのヒンジ40と、前端部103の2組のストライカ37とロック機構25の4箇所でボデー50に固定される。ストライカ37の取付けられるフード100の前端部103には、デントリーンフォース35とロックリーンフォース34とで構成される閉断面部材36が配置されているので、前端部103の剛性が大きくなっている。これにより、走行時にフード100の前側の左右端部が浮き上がることを抑制し、フード100の周りの振動、騒音の発生を抑制することができる。
また、これにより、走行時のボデー50の歪みをフード100でも分担することができ、車両の操縦安定性を向上させることができる。
以上説明した実施形態の車両用のフード100では、ストライカ37は前端部103の左右に1つずつ合計2つ設けられることとして説明したが、ストライカ37の数は、複数であれば2つに限らず、3つ又は4つ以上としてもよい。
10 フロントコンパートメント、11 フロントサイドメンバ、12 アッパメンバ、13 フロントサスペンションタワー、14 エプロン、15 接続部材、16 ダッシュパネル、17 ボデー側ブラケット、18 ピン、20 ラジェータサポート、21 縦柱、22 ラジサポアッパ、23 ラジサポロア、25 ロック機構、31 フードアウタパネル、32 フードインナパネル、33 前方空間、34 ロックリーンフォース、34a,34b,35a フランジ、35 デントリーンフォース、35b 溝部、36 閉断面部材、37 ストライカ、38 ストライカベース、39 フード側ブラケット、40 ヒンジ、45a,45b ボルト、46a,46b ナット、50 ボデー、100 フード、101 前端、102 後端、103 前端部。

Claims (1)

  1. 後端が車両前方のフロントコンパートメントの後部の車両幅方向両端に設けられたヒンジで回動可能に支持され、前端を上下に移動することにより前記フロントコンパートメントを開閉でき、前端部をボデーに固定する複数のストライカが車両幅方向に離間して前記前端部に設けられている車両用フードであって、
    外面側を構成するフードアウタパネルと、
    前記フロントコンパートメント側を構成するフードインナパネルと、
    前記前端部の前記フードアウタパネルと前記フードインナパネルとの間の前方空間内の前記フードインナパネル側に設けられて車両幅方向に延びるロックリーンフォースと、
    前記前端部の前記フードアウタパネルと前記フードインナパネルとの間の前記前方空間内の前記フードアウタパネル側に設けられて車両幅方向に延びるデントリーンフォースと、を備え、
    前記デントリーンフォースは、前記ロックリーンフォースと接合されて車両幅方向に延びる閉断面部材を構成し、
    前記ストライカは、前記閉断面部材の前記ボデーの側に取付けられていること、
    を特徴とする車両用フード。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2022138086A1 (ja) * 2020-12-25 2022-06-30 株式会社神戸製鋼所 車両用フード構造

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WO2022138086A1 (ja) * 2020-12-25 2022-06-30 株式会社神戸製鋼所 車両用フード構造
JP2022102467A (ja) * 2020-12-25 2022-07-07 株式会社神戸製鋼所 車両用フード構造
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