JP2021037669A - リング式綴じ具および綴じ具付きバインダー - Google Patents
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Abstract
Description
とで前記半割環部が開放位置に維持され、前記係止側凹部に受け入れられた状態の前記被係止側凸部が当該係止側凹部の反対側に前記係止側凸部を乗り越えることで前記係止部による前記被係止部の係止が解除されてもよい。
図1および図2は、実施形態1に係る綴じ具付きバインダー(以下、単に「バインダー」という)1の斜視図である。図1は、展開状態にあるバインダー1の斜視図である。図2は、二つ折り状態にあるバインダー1の斜視図である。詳しくは後述するが、本実施形態におけるバインダー1は、図1に示す展開状態と、図2に示す二つ折り状態とに切り替えることができる。また、図3は、実施形態1に係るバインダー1を展開状態と二つ折り状態とを切り替える途中の折り畳み動作状況を示す図である。
底面図である。
図10は、実施形態1に係る内側カバー体30を見開き姿勢にしたときのバインダー1の正面図である。図10において、ルーズリーフ用紙S1および中敷きシートS2の図示は省略されている。図10に示すように、表紙体10は、全体で略方形状を有しており、表紙体10の横幅方向に伸びる上縁11および下縁12、上下方向(高さ方向)に伸びる綴じ具固定端縁13および自由端縁14によって外形が画定されている。表紙体10の綴じ具固定端縁13は、綴じ具20が固定されている方の端縁(辺)であり、綴じ具固定端縁13の近傍には内側カバー体30が取り付けられている。また、表紙体10の自由端縁14は、綴じ具固定端縁13と反対側に位置する自由端として形成されている。なお、表紙体10に用いる材料は特に限定されないが、例えばポリプロピレン等の比較的硬質な樹脂を用いてもよい。
る中央位置を示す高さ中央線である。高さ中央線L1は、綴じ具固定端縁13および自由端縁14と直交する方向に伸びており、かつ、上縁11および下縁12と平行に延在する。図10に示すように、表紙ヒンジ部17における上側表紙部15との境界部には第1ヒンジ線171が表紙ヒンジ部17の全幅区間に亘って形成されており、第1ヒンジ線171を介して上側表紙部15が表紙ヒンジ部17に対して回動自在に接続されている。また、表紙ヒンジ部17における下側表紙部16との境界部には第2ヒンジ線172が表紙ヒンジ部17の全幅区間に亘って形成されており、第2ヒンジ線172を介して下側表紙部16が表紙ヒンジ部17に対して回動自在に接続されている。表紙ヒンジ部17における第1ヒンジ線171および第2ヒンジ線172は、高さ中央線L1と平行に延在している。なお、表紙体10の上下方向において、表紙体10の高さ中央線L1から第1ヒンジ線171までの離間寸法と、高さ中央線L1から第2ヒンジ線172までの離間寸法は互いに等しい。
次に、バインダー1における表紙体10の綴じ具固定端縁13側に固定された綴じ具20の詳細構造について説明する。図1〜図3等に示すように、バインダー1における綴じ具20は、表紙体10における下側表紙部16および上側表紙部15にそれぞれ一つずつ設けられた第1綴じ具20Aおよび第2綴じ具20Bを含んで構成されている。第1綴じ具20Aは、表紙体10の下側表紙部16における綴じ具固定端縁13に沿って一方向に伸びる第1ベース部21と、当該第1ベース部21の延伸方向に沿って等間隔で配設された円環状の開閉リング体である複数の綴環部23を有する。また、第2綴じ具20Bは、表紙体10の上側表紙部15における綴じ具固定端縁13に沿って一方向に伸びる第2ベース部22と、当該第2ベース部22の延伸方向に沿って等間隔で配設された円環状の開閉リング体である複数の綴環部24を有する。第1綴じ具20Aの第1ベース部21および第2綴じ具20Bの第2ベース部22は比較的硬質な樹脂等によって形成されている。上記のように本実施形態におけるバインダー1は、表紙ヒンジ部17を境に上側表紙部1
5および下側表紙部16を開閉することで折り畳み可能に構成されているため、綴じ具20における第1ベース部21および第2ベース部22は、表紙体10の綴じ具固定端縁13に沿って表紙ヒンジ部17を跨がないように配置されている。ここでいう「表紙ヒンジ部17を跨がない」とは、第1ベース部21および第2ベース部22の何れも、上側表紙部15および下側表紙部16の双方の領域に跨って形成されないことを意味する。
e2の近傍、および長手方向における中央部近傍には軸受け部250が設けられている。各軸受け部250は、略円筒形状を有する摺動面251を有している。以下、第1基部25の第1端部Pe1の近傍に配置された軸受け部250を「第1端部軸受け部250A」と呼び、第2端部Pe2の近傍に配置された軸受け部250を「第2端部軸受け部250B」と呼び、中央部近傍に配置された軸受け部250を「中央軸受け部250C」と呼ぶ。
半割環部231Aおよび第4半割環部231Dの先端部に形成された係合爪2310と第2基部26の第1半割環部232Aおよび第4半割環部232Dの先端部に形成された係合爪2320が互いに係合している。また、第1基部25の第2半割環部231Bおよび第3半割環部231Cの先端部に形成された嵌合孔2311に第2基部26の第2半割環部232Bおよび第3半割環部232Cの先端部に形成された突起が嵌合されている。
合爪2420が互いに係合している。また、第1基部25の第2半割環部241Bおよび第3半割環部241Cの先端部に形成された嵌合孔2411に第2基部26の第2半割環部242Bおよび第3半割環部242Cの先端部に形成された突起が嵌合されている。一方、第2綴じ具20Bにおける各綴環部24が閉鎖姿勢(閉じ状態)にある状態から、例えば、使用者が第2基部26の第1半割環部242Aおよび第4半割環部242Dを指などによって両側から把持し、内側側方に撓ませることによって係合爪2410,2420同士の係合を解除しつつ第2ベース部22における第1基部25の軸受け部250に軸受けされている第2基部26の軸部260を図15に示す第1方向D1に回動させる。その結果、第1基部25と第2基部26とが相対回動変位をなすと共に、第1基部25における各半割環部241と第2基部26における各半割環部242が、その先端部同士が離隔した開放位置に移動する。これによって、第2綴じ具20Bにおける各綴環部24が閉鎖姿勢(閉じ状態)から開放姿勢(開放状態)に切り替えられる。一方、第2綴じ具20Bにおける各綴環部23が開放姿勢(開放状態)にある状態から、第1基部25の軸受け部250に回動自在に軸受けされている第2基部26の軸部260を図15に示す第1方向D1と反対側に回動させることで、第1基部25と第2基部26とが相対回動変位をなす。その結果、対をなす第1基部25における各半割環部241と第2基部26における各半割環部242が、これらの先端部同士が互いに近接して円環形状を形成する閉鎖位置に移動する。これによって、第2綴じ具20Bにおける各綴環部24が開放姿勢(開放状態)から閉鎖姿勢(閉じ状態)に切り替えられる。
次に、バインダー1の内側カバー体30について説明する。図3、図4、図10等に示すように、内側カバー体30は、上側カバー領域部31、下側カバー領域部32、第1カバーヒンジ部33からなるカバー本体部34と、カバー取付部35と、第2カバーヒンジ部36を有している。内側カバー体30を形成する材料は特に限定されないが、適宜の樹脂材料を好適に用いることができる。
述する。また、内側カバー体30における第2カバーヒンジ部36は、カバー本体部34とカバー取付部35とを回動自在に接続している。カバー本体部34における接続端縁343は、表紙体10における綴じ具固定端縁13側に沿って配置される端縁であって、第2カバーヒンジ部36に接続されている。カバー本体部34における自由端縁344は、接続端縁343と反対側に位置する端縁である。
部102Aの上面に固着されている。以上のように構成される第1保持部100Aは、スライド抑え板103Aの下面、上側表紙部15の内面10a、一対の第1係合片101A,101Aの側面およびガイド部102Aの側面によって、上側表紙部15の上下方向に沿って延伸するスライド空間104Aを形成している。
ている。内側カバー体30の綴環挿入開口37Bは、下側カバー領域部32における接続端縁343の近傍領域、第2下側カバーヒンジ部36Bおよび第2カバー取付部35Bにおける第1端縁351の近傍領域に跨って形成されている。
次に、バインダー1に綴じられるルーズリーフ用紙S1について説明する。図21は、実施形態1に係るバインダー1の内側カバー体30を見開き状態とした図である。図22は、実施形態1に係る綴じ具20に綴じられたルーズリーフ用紙S1を見開き状態として内側カバー体30に重ねた状態を示す図である。図23は、実施形態1に係るルーズリーフ用紙S1の正面図である。ルーズリーフ用紙S1は、平面視略矩形状を有する紙製シート材であり、バインダー1に適合するサイズを有している。本実施形態においてはルーズリーフ用紙S1のサイズをA4サイズとしているが、サイズはこれには限定されない。ルーズリーフ用紙S1は、横幅方向に伸びる上辺101および下辺102、上下方向(高さ方向)に伸びる綴じ孔側辺103および自由端辺104によって外形が画定されている。ルーズリーフ用紙S1の上辺101および下辺102は平行に伸びており、互いに等しい寸法を有している。また、綴じ孔側辺103および自由端辺104は平行に伸びており、互いに等しい寸法を有している。図中の符号105はルーズリーフ用紙S1の正面、符号106はルーズリーフ用紙S1の裏面である。ルーズリーフ用紙S1を正面105側から眺めて左側に綴じ孔側辺103が配置され、右側に自由端辺104が配置されている。ルーズリーフ用紙S1は、綴じ孔側辺103に沿って複数の綴じ孔が配列している。また、ルーズリーフ用紙S1の正面105および裏面106には、罫線などが印刷されていてもよい。
,112における上下方向における内端であり、符号E2は、各綴じ長孔111,112における上下方向における外端である。各綴じ長孔111,112における内端E1は、折り込み線107に近い方の端部である。各綴じ長孔111,112における外端E2は、折り込み線107に遠い方の端部である。本実施形態において、各綴じ長孔111,112の長軸L2は、綴じ孔側辺103に対して傾斜している。より具体的には、各綴じ長孔111,112は、外端E2が内端E1よりも綴じ孔側辺103に対して近い位置に配置されるように綴じ孔側辺103に対して長軸L2が傾斜している。なお、本実施形態においては、被綴じ物の一例としてルーズリーフ用紙S1を開示しているが、ルーズリーフ用紙S1と同様な綴じ長孔111,112および折り込み線107を有する樹脂フィルム製のクリアポケットをバインダー1に綴じ込むようにしてもよい。
次に、図22を参照して、バインダー1に綴じられる中敷きシートS2について説明する。中敷きシートS2は、平面視略矩形状を有する紙製シート材であり、バインダー1に適合するサイズを有している。中敷きシートS2は、横幅方向に伸びる上辺121および下辺122、上下方向(高さ方向)に伸びる綴じ孔側辺123および自由端辺124によって外形が画定されている。中敷きシートS2の上辺121および下辺122は平行に伸びており、互いに等しい寸法を有している。また、綴じ孔側辺123および自由端辺124は平行に伸びており、互いに等しい寸法を有している。図中の符号125は中敷きシートS2の正面である。中敷きシートS2を正面125側から眺めて左側に綴じ孔側辺123が配置され、右側に自由端辺124が配置されている。
てが二つ折りに畳み込むことができる。これにより、図1に示す展開状態と図2に示す二つ折り状態との間でバインダー1の姿勢を自在に変更することができる。従って、バインダー1に綴じたルーズリーフ用紙S1への筆記や、ルーズリーフ用紙S1の着脱を行う際には、バインダー1を展開し、平面視における大きさが大きい状態で使用することができ、使い勝手がよい。一方、バインダー1を使用しないときには二つ折りにすることでバインダー1の平面視における大きさをコンパクトにすることで、バインダー1を持ち運ぶ際における利便性が向上する。また、バインダー1を鞄等に収容する際においても、鞄の内部が嵩張ることを抑制できる。すなわち、本実施形態におけるバインダー1によれば、使用する際の利便性と使用しないときの利便性の双方に優れている。
る綴環部24との噛み合いによって実現するようにしたので製造コストの観点からも有利であり、費用対効果に優れている。また、上記係合部233によれば、バインダー1を二つ折りにする所作だけで、自動的に第3綴環部23Cに設けられた係合部233が第3綴環部24Cにおける裏面部Pbに係合させることができるため、バインダー1を二つ折り状態にロックするためだけの特別な所作を使用者に強いることがなく、使用者にとって使い勝手の優れたバインダー1を提供することができる。但し、本実施形態における係合手段は係合部233の具体的態様に限定されず、種々の態様を採用することができる。
複数の綴環部23,24に係合部233を形成してもよい。複数の綴環部23,24に係合部233を形成することで、バインダー1を二つ折り状態に保持するロック機能をより一層高めることができる。さらに、バインダー1を二つ折りにする際に対向する位置関係にある綴環部23と綴環部24とにそれぞれ係合部233を形成し、一方の係合部233の裏側に他方係合部233を潜り込ませて係合させるようにしてもよい。
て相対的にスライドしようとし、表紙体10の下側表紙部16に対して中敷きシートS2の下側領域129が高さ中心線離反方向に向かって相対的にスライドしようとする。
)の上下方向へのルーズリーフ用紙S1の遊びが小さく、ルーズリーフ用紙S1が綴じ具固定端縁13に沿ってがたつき難くなる。また、バインダー1の表紙体10に伴ってルーズリーフ用紙S1が二つに折り畳まれる際に、各綴環部23,24が各綴じ長孔111,112の内端E1側に向かって相対移動しても、予め上記位置関係としておくことで各綴じ長孔111,112に挿通した各綴環部23,24が内端E1に衝突しないように十分なスライドストロークを確保し易い。
た、バインダー1の表紙体10に伴ってカバー本体部34が二つに折り畳まれる際、第1スライド長孔353Aの内端側に向かって相対移動する第1係合片101Aのスライドストロークを十分に確保することができる。同様に、第2スライド長孔353Bの内端側に向かって相対移動する第2係合片101Bのスライドストロークを十分に確保することができる。これにより、使用者がバインダー1を展開状態から二つ折り状態に切り替える際に、第1カバーヒンジ部33を境にカバー本体部34を円滑に二つ折りにすることができる。
有している。図25に示す例では、被係止凸部27,27が軸部260における第1端部領域260aおよび中央領域260cの間と、第2端部領域260bおよび中央領域260cの間にそれぞれ配設されている。
各綴環部23が閉鎖状態となっているときの被係止凸部27と係止部29との関係を示す図である。図31に示すように、第1綴じ具20Aにおける各綴環部23が閉鎖状態、すなわち各半割環部231,232の先端部同士が互いに近接して円環形状を形成する閉鎖位置にある状態では、第2基部26の軸部260の表面から突出する被係止凸部27が、第1基部25における係止部29の係止解除領域296に受け入れられることで遊嵌されている。そして、第1綴じ具20Aにおける各綴環部23を閉鎖状態から開放状態に切り替える際には、上記のように軸部260が第1方向D1に回動することで、第1基部25と第2基部26とが相対回動変位をなす。その際、第2基部26の軸部260と一体に設けられた被係止凸部27と第1基部25側に設けられた係止部29との位置関係が図31に示す状態から図30に示す状態に変化する。
)は、第1基部25および第2基部26同士が各半割環部231,232(241,242)を閉鎖位置から開放位置に切り替える方向に相対回動変位する過程で、被係止凸部27が係止部29に係止され、被係止凸部27を係止部29に係止させている状態で各半割環部231,232(241,242)を開放位置に維持することが可能となる。これによれば、使用者がバインダー1における綴環部23,24を開放した後、その綴環部23,24にルーズリーフ用紙S1を綴じ込んでいる最中に綴環部23,24が不用意に閉鎖されてしまうことがなく、使い勝手が優れている。
10・・・表紙体
20・・・綴じ具
23,24・・・綴環部
25・・・第1基部
26・・・第2基部
27・・・被係止凸部
29・・・係止部
30・・・内側カバー体
S1・・・ルーズリーフ用紙
S2・・・中敷きシート
Claims (6)
- バインダーに取り付けられるリング式綴じ具であって、
一方向に向けて延伸すると共に互いに平行な向きで隣り合わせに配置された一対の基部と、前記一対の基部のそれぞれに一体に形成された半割環部と、一方の基部に設けられた軸部と、他方の基部に設けられると共に前記軸部を回動自在に軸支する軸受け部と、を備え、
前記軸受け部と前記軸部との回動動作を介して前記一対の基部同士が相対回動変位することにより、前記一対の基部に設けられた前記半割環部のそれぞれの先端部が互いに近接して円環形状の綴環部を形成する閉鎖位置と、前記半割環部のそれぞれの先端部が互いに離隔する開放位置との間で移動可能とされており、
前記一対の基部における互いに隣接する隣接箇所の一方に係止部を、他方に前記係止部と係合可能な被係止部とを設け、前記一対の基部同士が半割環部を閉鎖位置から開放位置に切り替える方向に相対回動変位する過程で前記被係止部が前記係止部に係止され、前記被係止部が前記係止部に係止されている状態で前記半割環部が開放位置に維持される、
リング式綴じ具。 - 前記被係止部は一方の基部の本体表面から突出する被係止側凸部であり、前記係止部は他方の基部の本体表面に形成されると共に前記被係止側凸部を受け入れ可能な係止側凹部および当該係止側凹部に連設される係止側凸部を含み、
前記一対の基部同士が半割環部を閉鎖位置から開放位置に切り替える方向に相対回動変位する過程で前記係止側凸部を前記被係止側凸部が乗り越えて前記係止側凹部に受け入れられることで前記半割環部が開放位置に維持され、前記係止側凹部に受け入れられた状態の前記被係止側凸部が当該係止側凹部の反対側に前記係止側凸部を乗り越えることで前記係止部による前記被係止部の係止が解除される、
請求項1に記載のリング式綴じ具。 - 前記係止側凹部および前記被係止側凸部は相補的な形状および大きさを有してる、請求項2に記載のリング式綴じ具。
- 前記一対の基部のうち、前記軸受け部を有する方の基部に前記係止部が形成されていると共に前記軸部を有する方の基部に前記被係止部が形成されている、
請求項1から3の何れか一項に記載のリング式綴じ具。 - 請求項1から4の何れか一項に記載のリング式綴じ具と、前記リング式綴じ具が固定された綴じ具固定端縁が上下方向に延在する表紙体と、を備えた綴じ具付きバインダー。
- 前記表紙体は、前記綴じ具固定端縁と直交方向に当該表紙体の全幅範囲に亘って延在する表紙ヒンジ部と、前記表紙ヒンジ部を境に上下に区分けされると共に当該表紙ヒンジ部を介して回動自在に連結された上側表紙部および下側表紙部と、を含み、
前記リング式綴じ具は、一方の基部が前記上側表紙部および前記下側表紙部の少なくとも何れか一方の綴じ具固定端縁に沿って固定されると共に、他方の基部が当該一方の基部に装着されており、
前記表紙ヒンジ部を境に前記上側表紙部および前記下側表紙部を開閉することで展開状態と二つ折り状態とに切り替え可能である、
請求項5に記載の綴じ具付きバインダー。
Priority Applications (2)
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