JP7389530B1 - リング式綴じ具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明によるリング式綴じ具は、一対の基板1,2の少なくとも一方において、複数の軸支部4の少なくとも1つの外面からは係合爪40が突出されており、一対の基板1,2の少なくとも他方には、係合爪40が係合される係合部41が設けられており、係合爪40は、リング式綴じ具の組み立て時に一対の基板1,2が閉方向に回動されることで、係合部40の第1側方S1から第2側方S2に向けて係合部41を乗り越えており、係合部41は、一対の基板1,2が開方向に回動されたときに、係合爪40と係合し、係合爪40が第2側方S2から第1側方S1へと係合部41を乗り越えることを規制する。
【選択図】図1
Description
図1は本発明の実施の形態1によるリング式綴じ具を示す正面図であり、図2は図1のリング式綴じ具を示す平面図であり、図3は図1のリング式綴じ具を示す底面図であり、図4は図1のリング式綴じ具を示す左側面であり、図5は図1のリング式綴じ具を示す右側面図である。また、図6は図1のリング式綴じ具の閉状態を斜め上方から見たときの斜視図であり、図7は図6のリング式綴じ具の閉状態を表裏逆転させて見たときの斜視図であり、図8は図1のリング式綴じ具の開状態を斜め上方から見たときの斜視図であり、図9は図8のリング式綴じ具の閉状態を表裏逆転させて見たときの斜視図である。なお、リング式綴じ具の背面図は正面図と対称に表れる。
また、図12は図11の状態から一対の基板1,2が閉方向に回動された状態を示す説明図であり、図13は図12の領域XIIIを拡大して示す拡大図である。
さらに、図14は図12の状態から一対の基板1,2が閉方向にさらに回動された状態を示す説明図であり、図15は図14の領域XVを拡大して示す拡大図である。
図23は本発明の実施の形態2によるリング式綴じ具を斜め上方から見たときの斜視図であり、図24は図23のリング式綴じ具の閉状態を表裏逆転させて見たときの斜視図である。
図25は図23の一対の基板1,2のうちの一方(第1基板1)を示す斜視図であり、図26は図25の一対の基板1,2のうちの一方(第1基板1)を表裏逆転させて見たときの斜視図であり、図27は図23の一対の基板1,2のうちの他方(第2基板2)を示す斜視図であり、図28は図27の一対の基板1,2のうちの他方(第2基板2)を表裏逆転させて見たときの斜視図である。
図29は図23の軸支部4に設けられた係合爪40を示す正面図である。
図30は図23の係合爪40が係合される係合部41を示す正面図であり、図31は図30の係合部41を示す背面図であり、図32は図30の係合部41を左斜め上方から見たときの斜視図であり、図33は図30の係合部41を右斜め上方から見たときの斜視図である。
[1]
互いに隣り合って平行に延在する一対の基板と、
前記一対の基板とそれぞれ一体に設けられるとともに、前記一対の基板の表面側に延びる複数の半リング部分と、
前記一対の基板の少なくとも一方と一体に設けられるとともに、前記一対の基板の少なくとも一方の裏面側に延びる複数の軸支部と
を備え、
前記一対の基板と平行に延びるシャフト部を前記軸支部が把持することで、前記シャフト部を介して前記一対の基板が互いに連結されるとともに、前記シャフト部の周方向に前記一対の基板が回動可能とされており、
前記一対の基板の回動の方向には、前記複数の半リング部分のそれぞれの先端を互いに近接させる閉方向と、前記複数の半リング部分のそれぞれの先端を互いに離間させる開方向とが含まれている、
リング式綴じ具であって、
前記一対の基板の少なくとも一方において、前記複数の軸支部の少なくとも1つの外面からは係合爪が突出されており、
前記一対の基板の少なくとも他方には、前記係合爪が係合される係合部が設けられており、
前記係合爪は、前記リング式綴じ具の組み立て時に前記一対の基板が前記閉方向に回動されることで、前記係合部の第1側方から第2側方に向けて前記係合部を乗り越えており、
前記係合部は、前記一対の基板が前記開方向に回動されたときに、前記係合爪と係合し、前記係合爪が前記第2側方から前記第1側方へと前記係合部を乗り越えることを規制する、
リング式綴じ具。
[2]
前記係合爪は、前記軸支部の外周面から前記シャフト部の径方向に突出されている、
第1項に記載のリング式綴じ具。
[3]
前記係合爪は、前記軸支部の先端側から基端側に向かうにつれて前記外周面からの突出量が増えるように形成されている、
第2項に記載のリング式綴じ具。
[4]
前記軸支部の内周面には撓み溝が設けられており、前記撓み溝の位置における前記軸支部の肉厚は、前記シャフト部の周方向に関して前記撓み溝に隣接する位置における前記軸支部の肉厚よりも薄くされている、
第3項に記載のリング式綴じ具。
[5]
前記一対の基板には、前記一対の基板が前記閉方向に回動されたときに互いに向かい合う内側面と、前記内側面の外側に位置する外側面とが設けられており、
前記係合部は、前記一対の基板の他方の裏面側において前記外側面に形成された係合溝を有している、
第2項から第4項までのいずれか1項に記載のリング式綴じ具。
[6]
前記係合溝は、前記第2側方に位置するとともに前記係合爪が当接される底面を有し、前記底面は前記基板の長手方向に関して前記係合溝に隣接する位置における前記外側面よりも前記内側面に近い位置に配置されている、
第5項に記載のリング式綴じ具。
[7]
前記係合溝の位置における前記一対の基板の他方の肉厚は、前記基板の長手方向に関して前記係合溝に隣接する位置における前記一対の基板の他方の肉厚よりも薄くされている、
第5項又は第6項に記載のリング式綴じ具。
[8]
前記係合部は、前記内側面の裏面側の角部が面取りされた面取部を有している、
第5項から第7項までのいずれか1項に記載のリング式綴じ具。
[9]
前記係合爪は、前記軸支部の側端面から前記基板の長手方向に突出されている、
第1項に記載のリング式綴じ具。
[10]
前記軸支部は、前記基板の長手方向に並べて配置された第1軸支部及び第2軸支部を含み、
前記係合爪は、前記第1軸支部の側端面から突出された第1係合爪と、前記第2軸支部の側端面から突出された第2係合爪とを含む、
第9項に記載のリング式綴じ具。
[11]
前記第1係合爪及び第2係合爪は、前記第1軸支部及び第2軸支部の先端側から基端側に向かうにつれて前記側端面からの突出量が増えるように形成されている、
第10項に記載のリング式綴じ具。
[12]
前記係合部は、前記軸支部の側端面から前記基板の長手方向に突出された突起によって構成されている、
第9項から第11項までのいずれか1項に記載のリング式綴じ具。
[13]
前記複数の半リング部分の少なくとも1つの先端には、前記先端が互いに近接された際に互いに係合する先端爪が設けられている、
第1項から第12項までのいずれか1項に記載のリング式綴じ具。
[14]
前記一対の基板のそれぞれには前記基板の長手方向に並べて配置された奇数個の前記半リング部分が設けられており、前記基板の長手方向に係る中心位置に配置された前記半リング部分には前記先端爪が設けられていない、
第13項に記載のリング式綴じ具。
3 :半リング部分
4 :軸支部
5 :シャフト部
40 :係合爪
41 :係合部
42 :撓み溝
43 :第1軸支部
44 :第2軸支部
46 :突起
302 :先端爪
Claims (14)
- 互いに隣り合って平行に延在する一対の基板と、
前記一対の基板とそれぞれ一体に設けられるとともに、前記一対の基板の表面側に延びる複数の半リング部分と、
前記一対の基板の少なくとも一方と一体に設けられるとともに、前記一対の基板の少なくとも一方の裏面側に延びる複数の軸支部と
を備え、
前記一対の基板と平行に延びるシャフト部を前記軸支部が把持することで、前記シャフト部を介して前記一対の基板が互いに連結されるとともに、前記シャフト部の周方向に前記一対の基板が回動可能とされており、
前記一対の基板の回動の方向には、前記複数の半リング部分のそれぞれの先端を互いに近接させる閉方向と、前記複数の半リング部分のそれぞれの先端を互いに離間させる開方向とが含まれている、
リング式綴じ具であって、
前記一対の基板の少なくとも一方において、前記複数の軸支部の少なくとも1つの外面からは係合爪が突出されており、
前記一対の基板の少なくとも他方には、前記係合爪が係合される係合部が設けられており、
前記係合爪は、前記リング式綴じ具の組み立て時に前記一対の基板が前記閉方向に回動されることで、前記係合部の第1側方から第2側方に向けて前記係合部を乗り越えており、
前記係合部は、前記一対の基板が前記開方向に回動されたときに、前記係合爪と係合し、前記係合爪が前記第2側方から前記第1側方へと前記係合部を乗り越えることを規制する、
リング式綴じ具。 - 前記係合爪は、前記軸支部の外周面から前記シャフト部の径方向に突出されている、
請求項1に記載のリング式綴じ具。 - 前記係合爪は、前記軸支部の先端側から基端側に向かうにつれて前記外周面からの突出量が増えるように形成されている、
請求項2に記載のリング式綴じ具。 - 前記軸支部の内周面には撓み溝が設けられており、前記撓み溝の位置における前記軸支部の肉厚は、前記シャフト部の周方向に関して前記撓み溝に隣接する位置における前記軸支部の肉厚よりも薄くされている、
請求項3に記載のリング式綴じ具。 - 前記一対の基板には、前記一対の基板が前記閉方向に回動されたときに互いに向かい合う内側面と、前記内側面の外側に位置する外側面とが設けられており、
前記係合部は、前記一対の基板の他方の裏面側において前記外側面に形成された係合溝を有している、
請求項2から4までのいずれか1項に記載のリング式綴じ具。 - 前記係合溝は、前記第2側方に位置するとともに前記係合爪が当接される底面を有し、前記底面は前記基板の長手方向に関して前記係合溝に隣接する位置における前記外側面よりも前記内側面に近い位置に配置されている、
請求項5に記載のリング式綴じ具。 - 前記係合溝の位置における前記一対の基板の他方の肉厚は、前記基板の長手方向に関して前記係合溝に隣接する位置における前記一対の基板の他方の肉厚よりも薄くされている、
請求項5に記載のリング式綴じ具。 - 前記係合部は、前記内側面の裏面側の角部が面取りされた面取部を有している、
請求項5に記載のリング式綴じ具。 - 前記係合爪は、前記軸支部の側端面から前記基板の長手方向に突出されている、
請求項1に記載のリング式綴じ具。 - 前記軸支部は、前記基板の長手方向に並べて配置された第1軸支部及び第2軸支部を含み、
前記係合爪は、前記第1軸支部の側端面から突出された第1係合爪と、前記第2軸支部の側端面から突出された第2係合爪とを含む、
請求項9に記載のリング式綴じ具。 - 前記第1係合爪及び第2係合爪は、前記第1軸支部及び第2軸支部の先端側から基端側に向かうにつれて前記側端面からの突出量が増えるように形成されている、
請求項10に記載のリング式綴じ具。 - 前記係合部は、前記軸支部の側端面から前記基板の長手方向に突出された突起によって構成されている、
請求項9から11までのいずれか1項に記載のリング式綴じ具。 - 前記複数の半リング部分の少なくとも1つの先端には、前記先端が互いに近接された際に互いに係合する先端爪が設けられている、
請求項1から4までのいずれか1項、又は請求項9から11までのいずれか1項に記載のリング式綴じ具。 - 前記一対の基板のそれぞれには前記基板の長手方向に並べて配置された奇数個の前記半リング部分が設けられており、前記基板の長手方向に係る中心位置に配置された前記半リング部分には前記先端爪が設けられていない、
請求項13に記載のリング式綴じ具。
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