〔第1実施形態〕
(電子ショッピングモールシステムの構成)
以下に、図1を用いて、第1実施形態に係る電子ショッピングモールシステムを説明する。図1は、第1実施形態に係る電子ショッピングモールシステムを示す図である。電子ショッピングモールシステム1は、仮想店舗の管理者が管理する店舗端末10と、購入者の使用(管理)する購入者端末20と、仮想店舗が出店する電子ショッピングモールを提供しかつインターネット等のネットワークNを経由して、購入者の電子ショッピングモールにおける仮想店舗の商品の購入情報を購入者端末20から受け付けて、この購入の受注伝票に対応する注文情報D1を記憶するショッピングモールサーバ30と、ショッピングモールサーバ30から注文情報D1を取得する注文情報管理サーバ40と、注文情報を更新するための注文情報更新サーバ50と、購入された商品の出荷を管理するための倉庫管理サーバ60と、を含む。
店舗端末10を管理する「仮想店舗の管理者」は、例えば仮想店舗を運営する会社等の事業体の従業員やオーナー等であり、購入された商品が適切に購入者の希望する配達先に届くように管理する業務を担当する者である。第1実施形態では、購入者が購入者端末20を用いてインターネットN経由で購入情報をショッピングモールサーバ30に送信し、これによって、ショッピングモールサーバ30は、購入者から仮想店舗の商品の購入を受け付けている。もっとも、購入者が電話等でショッピングモールサーバ30を運営する会社等の事業体に対して購入情報を連絡し、この事業体が電子ショッピングモールサーバ30に購入情報を入力することで、ショッピングモールサーバ30は、購入者から仮想店舗の商品の購入を受け付けてもよい。購入情報は、購入者の商品の購入に関する情報であり、例えば、購入を希望する商品、購入を希望する商品の個数、配達希望日、購入者、配達先(住所等)、割引クーポンの使用の有無、特定アイテムの付加の有無(のし、プレゼント、プレゼント包装の有無)、希望する配送方法(メール便、宅配便等の配送方法の種類)、希望する支払い方法(クレジット払い、代引き、銀行振り込み、コンビニエンスストア支払い、前払い、後払い等の支払い方法)等を示す情報である。なお、図1では、店舗端末10及び購入者端末20は、一つだけ図示しているが、ショッピングモールには複数の店舗が出店し、複数の購入者が電子ショッピングモールで商品を購入し得る構成である。従って、実際には電子ショッピングモールシステム1には、複数の店舗端末10及び複数の購入者端末20が含まれる。なお、電子ショッピングモールの出店は、会員となった仮想店舗のみに制限されてもよい。また、電子ショッピングモールシステムの商品の購入は、会員となった購入者のみに制限されてもよい。
また、ショッピングモールサーバ30は、例えば、AMAZON(登録商標)、楽天(登録商標)等の電子ショッピングモールを提供するサーバであり、複数の仮想店舗が参加するネットワークN上の仮想のショッピングモールを管理するサーバである。第1実施形態では、第1ショッピングモールサーバ30Aと第2ショッピングモールサーバ30Bの2個のショッピングモールサーバ30が電子ショッピングモールシステム1に含まれている。もっとも、ショッピングモールサーバ30には、2個以上のショッピングモールサーバ30が含まれていても良い。なお、第1ショッピングモールサーバ30Aと第2ショッピングモールサーバ30Bとを区別しない場合には、単に「ショッピングモールサーバ30」と記載する。
注文情報管理サーバ40は、複数のショッピングモールサーバ30から注文情報D1を受信して記憶することで、複数のショッピングモールサーバ30の注文情報D1を一括して管理するサーバである。ここで、注文情報管理サーバ40の利点を説明する。店舗管理者は、商品が購入されて注文情報D1が生成された場合には、購入商品の発注(出荷)等のために注文情報D1を閲覧し、必要に応じて自己の業務ノウハウに基づいて注文情報D1を書き換える(更新する)必要がある。例えば、アイスクリーム等の冷凍保存しなければならない商品が購入された場合に、配送方法(配送温度)が「冷凍」であることを追加で入力しなければ、商品が良好に配送されない。また、配送料についても、商品の購入数や購入商品の合計体積等によって、どの配送業者のどの種類のサービスを利用すべきか等についても、仮想店舗の管理者が好適なものを把握しており、この様な仮想店舗の管理者の業務ノウハウに基づいて、注文情報D1を更新する必要がある。
注文情報D1は、購入情報及び予めショッピングモールサーバ30に登録されている商品マスタ情報(図2及び図3のサーバ記憶情報D2に含まれる)に基づいて生成される情報であり、価格、数量、商品納入(納期としての配達日を含む)等の商品の売買に関する仮想店舗と購入者との間の契約上の同意書としての受注伝票に対応するものである。なお、注文情報D1は、受注伝票そのものであってもよく、受注伝票の生成の基礎となる情報であってもよい。注文情報D1が「受注伝票の生成の基礎となる情報」であるということは、注文情報D1に基づいて自動的に受注伝票が作成されるという意味である。注文情報D1は、通常、一回の商品の購入(ショッピング)について一つ生成される。注文情報D1とは、例えば、購入を希望する商品、購入を希望する商品の個数、購入を希望する商品の大きさ、配達希望日、注文を受けた日(例えば注文情報D1の作成日等)、購入者、配達先(住所等)、割引クーポンの使用の有無、特定アイテムの付加の有無(のし、プレゼント、プレゼント包装の有無)配送方法(メール便、宅配便等の配送方法の種類や配送業者及び配送業者の提供するサービスの種類)、輸送方法指定(常温、冷凍、冷蔵等の配送温度)、希望する支払い方法(クレジット払い、代引き、銀行振り込み、コンビニエンスストア支払い、前払い、後払い等の支払い方法)、入金状況等を示す情報である。注文情報D1に基づいて、購入商品の出荷や配送が行われる。また、商品マスタ情報とは、店舗管理者から店舗端末10に入力されて、店舗端末10からネットワークNを介してショッピングモールサーバ30に受信されて登録された情報である。商品マスタ情報は、仮想店舗の商品に関する情報を商品毎に含む。商品に関する情報とは、例えば、商品の名称、商品を識別するための商品コード、商品の画像、商品の説明、商品の在個数、商品の販売単価、商品の大きさ、商品の重量、商品の配送料等の情報である。
第1実施形態における電子ショッピングモールシステム1では、店舗管理者は、店舗端末10を用いてネットワークNを介して個々のショッピングモールサーバ30にアクセスして注文情報D1を閲覧して適宜書き換えることが可能であるが、個々のショッピングモールサーバ30にアクセスするのは煩雑である。第1実施形態では、複数のショッピングモールサーバ30の注文情報D1が一括管理されている注文情報管理サーバ40にアクセスすることで、注文情報D1を閲覧して適宜書き換えることが可能である。なお、図1では、注文情報管理サーバ40は、第1ショッピングモールサーバ30Aから取得した注文情報D1である注文情報D1Aと、第2ショッピングモールサーバ30Bから取得した注文情報D1である注文情報D1Bとを記憶している。この場合には、商品の購入が何れの電子ショッピングモールにおいてかを問わず、注文情報管理サーバ40にアクセスすればよいため、店舗管理者の注文情報D1の閲覧及び書き換えの利便性が高くなる。もっとも、店舗端末10が注文情報管理サーバ40にネットワークNを介して直接アクセスして、複数のショッピングモールサーバ30から取得した注文情報D1を書き換えることが出来ても、注文情報管理サーバ40で管理される注文情報D1が多くなると注文情報D1の書き換えのための手間がかかり業務が煩雑になる。
注文情報更新サーバ50は、店舗管理者の注文情報D1の更新作業の負担を更に軽減させるためのものである。注文情報更新サーバ50は、店舗管理者の業務ノウハウに基づく条件・更新内容情報D3を予め登録(記憶)することで、この条件・更新内容情報D3に基づいてショッピングモールサーバ30及び注文情報管理サーバ40に記憶されている注文情報D1を更新する。第1実施形態では、条件・更新内容情報D3に基づいて、ショッピングモールサーバ30及び注文情報管理サーバ40に記憶されている注文情報D1を一括更新することができるため、店舗管理者の注文情報D1の更新作業の負担を大幅に軽減させることが出来る。また、第1実施形態では、仮想店舗の管理者である店舗管理者の任意のタイミングで注文情報D1を更新する(更新処理を実行する)ことも出来るし、所定時刻になった場合や、所定時間経過毎に注文情報D1を自動的に更新する(更新処理を実行する)こともできる。
条件・更新内容情報D3は、注文情報D1に含まれる情報及び/又はこの情報を基礎とした情報に関する条件と、この条件を満たした場合の注文情報D1の更新内容を示す情報である。上述したように、メイン画面G1に基づいて店舗管理者から店舗端末10に対して条件(「○○」が「××」であるとき)と更新内容(「○○」を「××」にする)とが対応づけて入力された場合に、条件・更新内容情報D3は、条件・更新内容登録手段511(条件・更新内容記憶手段)によって、この入力に基づいて生成(取得)されて、図2及び図3を用いて後述する記憶部52の条件・更新内容情報データベース522に記憶される。そして、注文情報更新サーバ50(図2及び図3の注文情報更新手段523)は、更新処理として、注文情報D1が条件・更新内容情報D3の示す条件を満たすかどうかを判断し、この条件を満たしたときに、条件・更新内容情報D3の示す更新内容で注文情報D1を更新する。
上記「注文情報D1に含まれる情報及び/又はこの情報を基礎とした情報」とは、例えば、購入商品、購入商品の大きさ(寸法)、購入商品の体積、購入商品の個数、複数の購入商品の合計価格、複数の購入商品の合計体積、商品の配送温度を示す輸送温度指定、ショッピングモールサーバの種類、購入商品の金額、商品の売り方、注文を受けた日、支払い方法、購入者の情報、購入商品の代金の支払い方法、購入商品の代金の支払い状況、及び送り先の地域のうちの少なくとも何れか一つを含んでもよい。なお、例えば、上記例示のうち、「購入商品、購入商品の大きさ(寸法)、購入商品の個数、購入商品の価格、商品の配送温度を示す輸送温度指定、ショッピングモールサーバの種類、商品の売り方、注文を受けた日、支払い方法、購入者の情報、購入商品の代金の支払い方法、購入商品の代金の支払い状況、及び送り先の地域」は、「注文情報D1に含まれる情報」である。なお、「商品の売り方」とは、購入商品に加えて特定アイテム(のし、プレゼント方法、プレゼント等)を追加で配送したり、購入商品に名入れをする等の商品の販売を促進するための方法を含む。また、「購入商品の体積、複数の購入商品の合計価格、複数の購入商品の合計体積」は、「この情報(注文情報に含まれる情報)を基礎とした情報」である。なお、「この情報(注文情報に含まれる情報)を基礎とした情報」は、注文情報D1に含まれる情報と、サーバ記憶情報D2(図2及び図3)に含まれる情報とから取得されてもよい。
(店舗端末10と注文情報更新サーバ30の構成)
以下に、図2及び図3を用いて、店舗端末10と注文情報更新サーバ30の構成を説明する。図2は、図1で示す電子ショッピングモールシステム1における商品の購入から注文情報の更新までの情報の送受信の一例と店舗端末10及び注文情報更新サーバ50の構成を示す図である。図3は、図1で示す電子ショッピングモールシステムにおける商品の購入から注文情報の更新までの情報の送受信の他の一例と店舗端末及び注文情報更新サーバの構成を示す図である。
まずは、店舗端末10の構成を説明する。店舗端末10は、操作部101、通信部102、CPU103、記憶部104及び表示部105を備える。操作部101は、ユーザ(店舗管理者)の操作を受け付けるためのものである。通信部102は、インターネット、LAN等のネットワークNを介して他の情報処理装置と通信を行うための通信インタフェースである。CPU103は、ユーザ(店舗管理者)の操作に基づいて情報処理を行うものである。記憶部104は、ワーキングメモリとして機能するとともに、各種情報を記憶(登録)するためのメモリ等である。表示部105は、例えば、液晶ディスプレイ装置等の表示装置であり、各種情報をユーザ(店舗管理者)に表示する。店舗端末10は、スマートフォン、タブレット端末、パソコン等の情報処理装置である。
次に注文情報更新サーバ50の構成を説明する。注文情報更新サーバ50は、CPU51、記憶部52、及び通信部53を備える。通信部53は、ショッピングモールサーバ30及び注文情報管理サーバ40と通信を行うとともに、仮想店舗を管理する店舗管理者に操作される店舗端末10と通信を行う。CPU51は、記憶部52に記憶されている注文情報更新プログラムを実行することで、条件・更新内容情報記憶手段511、サーバ記憶情報取得手段512、及び注文情報更新手段513として機能する。条件・更新内容情報記憶手段511は、店舗端末10を管理する店舗管理者から店舗端末10への入力情報に基づく条件・更新内容情報D3を取得して記憶部52に記憶させるものである。サーバ記憶情報取得手段512は、サーバ記憶情報D2を注文情報管理サーバ40又はショッピングモールサーバ30から通信によってネットワークNを介して取得して、記憶部52の条件・更新内容情報データベース522に記憶させる。図2の例では、注文情報管理サーバ40の注文情報D1を更新するため、注文情報管理サーバ40から受注サーバ記憶情報D2A(注文情報管理サーバ40で記憶されるサーバ記憶情報D2)を取得し、図3の例では個々のショッピングモールサーバ30の注文情報D1を更新するため、ショッピングモールサーバ30からショッピングモールサーバ記憶情報D2B(ショッピングモールサーバ30で記憶されるサーバ記憶情報D2)を取得する。
なお、サーバ記憶情報D2とは、仮想店舗が電子ショッピングモールで販売する商品の情報(上記商品マスタ情報)、電子ショッピングモールに関する情報(仮想店舗が出店している電子ショッピングモールを特定する情報、電子ショッピングモールの価格表示が税込みか税別か等)、仮想店舗が採用している支払い方法(代引き、コンビニエンスストア支払い、前払い、後払い等)、仮想店舗が採用している配送方法(配送業者の提供する配送サービス)、仮想店舗が電子ショッピングモールで販売する商品の仕入れ先情報、仮想店舗が電子ショッピングモールで販売する商品の出荷元情報、注文情報D1又は条件・更新内容情報D3に含まれるコード又は用語の定義の少なくとも何れか一つを含む情報である。なお、注文情報D1又は条件・更新内容情報D3に含まれるコード定義とは、例えば、時間帯コード(例えば、「01」)が注文情報D1又は条件・更新内容情報D3に含まれている場合に、配送業者毎の時間帯コードに対応する配送時間(例えば、「午前9時から午後12時まで」)の定義である。また、注文情報D1又は条件・更新内容情報D3に含まれる用語の定義とは、例えば、地域領域名の用語(例えば、「近畿地方」)が注文情報D1又は条件・更新内容情報D3に含まれている場合に、地域領域名の用語に対応する定義(「大阪府、奈良県、京都府、和歌山県、兵庫県、三重県」)である。サーバ記憶情報D2は、予め、店舗管理者によって店舗端末10を用いてネットワークNを介してショッピングモールサーバ30及び注文情報管理サーバ40に登録されている。条件・更新内容情報記憶手段511は、サーバ記憶情報D2に基づく入力インタフェース(条件・更新内容の入力画面)を店舗端末10で表示させる処理を行うことで、サーバ記憶情報D2及び店舗端末10への入力情報に基づいて生成された条件・更新内容情報D3を取得して記憶部52の条件・更新内容データベース522に記憶させる。
例えば、サーバ記憶情報D2には、仮想店舗が出店している電子ショッピングモールを特定する情報が含まれるが、条件・更新内容の入力画面において、条件の入力候補として、仮想店舗が出店している電子ショッピングモールの一覧を表示することが出来る。なお、図5において「店舗」を選択することで、電子ショッピングモールの一覧は表示される。また、サーバ記憶情報D2には、仮想店舗が採用している配送方法を示す情報が含まれており、条件・更新内容の入力画面において、条件の入力候補として、仮想店舗が採用している配送方法の一覧を表示することが出来る。店舗管理者が、この様な条件・更新内容の入力画面に基づいて店舗端末10に対して入力を行うことで、条件・更新内容情報D3はサーバ記憶情報D2及び店舗端末10への入力情報に基づいて生成される。
注文情報更新手段513は、条件・更新内容データベース522に記憶されている条件・更新内容情報D3に基づいて、ショッピングモールサーバ30に記憶されている注文情報D1又は注文情報管理サーバ40に記憶されている注文情報D1を更新させる更新処理を実行する。例えば、注文情報更新手段513は、更新処理として、注文情報D2を注文情報管理サーバ40から通信によって取得し(図2の例の場合)、又はショッピングモールサーバ30から通信によって取得し(図3の例の場合)、取得された注文情報D1を記憶部52に記憶されている条件・更新内容情報に基づいて変更し、この変更した注文情報D1で、ショッピングモールサーバ30又は注文情報管理サーバ40に記憶されている注文情報D1を更新させる更新処理を実行する。これによって、ショッピングモールサーバ30又は注文情報管理サーバ40に記憶されている、注文情報D1を、店舗端末10を管理する店舗管理者からの入力情報に基づいて取得された条件・更新内容情報D3に基づいて更新することが可能になる。なお、注文情報更新手段513は、条件・更新内容情報D3に加えて、サーバ記憶情報D2を参照して、注文情報D1を更新してもよい。例えば、条件・更新内容情報D3又は注文情報D1に含まれるコードや用語について、サーバ記憶情報D2に含まれるコードや用語の定義を参照して置き換えて、注文情報D1を更新してもよい。なお、コードは例えば時間帯コードであるが、配送業者毎に時間帯コードに対応づけられている定義(時間帯)も異なるため、配送方法(配送方法)を変更するように更新する場合には、まず、変更前の配送業者の時間帯コードに対応する、変更する配送業者の時間帯コードをサーバ記憶情報D2に基づいて取得し、取得した時間帯コードに対応する定義(変更後の配送業者の時間帯)で注文情報D1を更新してもよい。この様にして、注文情報D1に含まれている情報とサーバ記憶情報D2とを基礎とした情報について、条件・更新内容情報D3の示す条件を満たすかどうかを判断して、注文情報D1を更新出来るようになる。
上記によって、店舗管理者が、商品の配送方法等の業務ノウハウに基づいた入力を店舗端末10に対して行うことで、業務ノウハウに基づいて条件・更新内容情報D3が取得され、この業務ノウハウに基づいて、ショッピングモールサーバ30又は注文情報管理サーバ40に記憶されている注文情報D1を更新することが可能になる。ここで、注文情報D1が複数ある場合には、条件・更新内容情報D3に基づいて、複数の注文情報D1を一括で更新することができる。このため、ショッピングモールサーバ30又は注文情報管理サーバ40にアクセスして、店舗管理者が商品の配送方法等の業務ノウハウに基づいて注文情報Dを逐次書き換える従来技術に比較して、業務負担軽く、業務ノウハウを反映して注文情報D1を更新することが出来る。
仮想店舗の管理者は、ショッピングモールサーバ30又は注文情報管理サーバ40にアクセスして、注文情報D1に基づいて納品書や出荷伝票、請求書等を出力(印刷など)して自身で出荷処理をしてもよいし、予め利用契約をしている場合には、倉庫管理サーバ60(図1)に対して納品書や出荷伝票、請求書等を利用しての出荷処理をネットワークN経由で依頼してもよい。
(注文情報管理サーバ40の注文情報D1を更新する場合の電子ショッピングモールシステム1における情報の送受信)
次に、図2を用いて、注文情報管理サーバ40の注文情報D1を更新する場合の電子ショッピングモールシステム1における商品の購入から注文情報の更新までの情報の送受信を説明する。顧客端末20とショッピングモールサーバ30との情報の送受信は概ね顧客端末20のブラウザ機能を用いて行われる。また、店舗端末10と注文情報更新サーバ50、注文情報管理サーバ40、及びショッピングモールサーバ30との間の情報の送受信は、概ね店舗端末10のブラウザ機能を用いて行われる。まずは、購入者が購入者端末20を用いてショッピングモールサーバ30に対して商品の購入の情報を送信する。なお、商品の購入情報の送信は、第1実施形態ではブラウザ機能を用いて行われるが、電子メール等によってもよい。また、電話やファクシミリを用いて購入者が電子ショッピングモールの運営事業体に購入情報を連絡してもよい。ショッピングモールサーバ30は、購入情報を購入者端末20から受信した場合には、注文情報D1を作成して記憶する。なお、電話やファクシミリで購入情報の連絡があった場合には、電子ショッピングモールの運営事業体が、自身の管理する情報処理装置を介して購入情報をショッピングモールサーバ30に入力し、この入力した購入情報に基づいて注文情報D1が生成されればよい。
注文情報管理サーバ40は、所定時間経過毎に注文情報D1の送信リクエストをショッピングモールサーバ30に対して送信し、この送信リクエストに応じたショッピングモールサーバ30から、ショッピングモールサーバ30で記憶する注文情報D1を全て受信する。第2実施形態では、注文情報管理サーバ40は、予め一括管理することを契約している第1ショッピングモールサーバ30Aと第2ショッピングモールサーバ30Bから注文情報D1(D1A、D1B)を受信する。注文情報管理サーバ40は、受信して注文情報D1を記憶する。また、注文情報管理サーバ40は、利用契約をしている仮想店舗の店舗端末10からリクエストがあった場合にも、ショッピングモールサーバ30から注文情報D1を取得するが、この場合には、仮想店舗で販売される商品の購入に係る注文情報D1のみが受信(取得)される。
店舗端末10から注文情報D1の閲覧のリクエストが注文情報管理サーバ40に対して送信された場合に、注文情報管理サーバ40は、注文情報D1を店舗端末10に表示させる。例えば、情報管理サーバ40は、注文情報D1を店舗端末10に送信し、店舗端末10は受信した注文情報D1を表示する。これによって、店舗端末10の管理者(仮想店舗の管理者)は、注文情報D1を閲覧し、注文情報D1に基づいて納品書や出荷伝票を作成することが出来る。
ここで、注文情報管理サーバ40の管理する注文情報D1を、仮想店舗の管理者の業務ノウハウに基づいて更新する場合には、店舗端末10が注文情報管理サーバ40にネットワークNを介して直接アクセスして、注文情報D1を更新することも出来る。また、仮想店舗の管理者の負担軽減のために、注文情報更新サーバ50を用いて、仮想店舗の管理者が予め定めた条件・更新内容情報D3で、仮想店舗で購入された商品の注文情報D1を一括で更新することも出来るようになっている。条件・更新内容情報D3は、仮想店舗の管理者の業務ノウハウが反映された注文情報D1の更新ルールであり、ある条件を満たした場合に、ある結果が発生するといったように、更新条件とこの更新条件に対応する更新内容(更新結果)を示すものである。
仮想店舗の管理者は、店舗端末10を用いてネットワークNを介して、注文情報更新サーバ50に対して、条件・更新内容入力画面の表示のための情報の送信をリクエストする。なお、注文情報更新サーバ50の利用が会員に制定されている場合には、予めログイン処理が必要となる。注文情報更新サーバ50が、リクエストに応えて条件・更新内容入力画面の表示のための情報を店舗端末10に送信した場合に、店舗端末10は、条件・更新内容入力画面に基づいて、更新条件とこの更新条件に対応する更新内容の入力を受け付ける。なお、注文情報更新サーバ50は、注文情報管理サーバ40からサーバ記憶情報D2を所定時間経過毎に取得して、この取得したサーバ記憶情報D2を反映した条件・更新内容情報D3を表示するための情報を店舗端末10に対して送信する。注文情報更新サーバ50は、条件・更新内容入力画面に基づいて入力された情報に基づいて条件・更新内容情報D3を生成して記憶する。注文情報更新サーバ50は、所定時間経過毎に注文情報管理サーバ40に対して注文情報D1の送信リクエストを送信し、リクエストに応えた注文情報管理サーバ40から注文情報D1を受信し、記憶されている条件・更新内容情報D3に基づいて受信した注文情報D1を変更する。なお、条件・更新内容情報D3とサーバ記憶情報D2に基づいて注文情報D1を変更してもよい。そして、変更した注文情報D1を注文情報管理サーバ40に対して送信して、注文情報管理サーバ40に記憶されている注文情報D1を更新させる。ここで、複数の仮想店舗についての条件・更新内容情報D3が記憶されている場合には、複数の仮想店舗分の注文情報D1の更新処理を所定時間経過毎にまとめて更新する。なお、店舗端末10の更新指示があったときにも、更新処理が実行されるが、この場合には、店舗端末10で購入された商品に対応する注文情報D1のみ更新されてもよい。もっとも、この場合でも、複数の仮想店舗分の注文情報D1の更新処理を所定時間経過毎にまとめて更新してもよい。
注文情報更新サーバ50は、注文情報D1を更新した場合には、更新内容をショッピングモールサーバ30に対して送信する。例えば、ショッピングモールサーバ30が送料を含めた料金の明細をメールで購入者端末10に送信する場合等があり、配送方法を変更したとき等には更新後の注文情報D1がショッピングモールサーバ30に取得される必要があるからである。なお、注文情報管理サーバ40が、注文情報D1が更新された場合に、更新内容をショッピングモールサーバ30に対して送信する構成であってもよい。
(ショッピングモールサーバ30の注文情報D1を更新する場合の電子ショッピングモールシステム1における情報の送受信)
次に、図3を用いて、注文情報管理サーバ40の注文情報D1を更新する場合の電子ショッピングモールシステム1における商品の購入から注文情報の更新までの情報の送受信を説明する。顧客端末20とショッピングモールサーバ30との情報の送受信は概ね顧客端末20のブラウザ機能を用いて行われる。また、店舗端末10と注文情報更新サーバ50、注文情報管理サーバ40、及びショッピングモールサーバ30との間の情報の送受信は、概ね店舗端末10のブラウザ機能を用いて行われる。図3では、注文情報管理サーバ40を使用せずに、ショッピングモールサーバ30の注文情報D1を更新する。第1実施形態では、店舗管理者が店舗端末10のブラウザ機能を用いて注文情報更新サーバ50にアクセスしたときに、選択画面等において、図2で示すような注文情報管理サーバ40の注文情報D1の更新処理に進むか、図3で示すようなショッピングモールサーバ30の注文情報D1の更新処理に進むかを選択することが出来るようになっている。もっとも、図2で示すような注文情報管理サーバ40の注文情報D1の更新処理しかできない構成であっても、図3で示すようなショッピングモールサーバ30の注文情報D1の更新処理しか出来ない構成であってもよい。
購入者の商品の購入、及びショッピングモールサーバ30による注文情報D1の生成に関しては、図2を用いて説明した情報の送受信と同じであるため、説明を省略する。
店舗端末10から注文情報D1の閲覧のリクエストがショッピングモールサーバ30に対して送信された場合に、ショッピングモールサーバ30は、注文情報D1を店舗端末10に対して送信する。これによって、店舗端末10の管理者(仮想店舗の管理者)は、注文情報D1を閲覧して納品書や出荷伝票、請求書を作成することが出来る。なお、店舗端末10からの注文情報D1の閲覧リクエストは、第1ショッピングモールサーバ30A及び第2ショッピングモールサーバ30Bに対して個別に送信される。第1ショッピングモールサーバ30Aの注文情報D1及び第2ショッピングモールサーバ30Bの注文情報D1を同時に閲覧したり、同時に更新することは図2の例とは異なり出来ない。なお、図3では、第1ショッピングモールサーバ30Aの注文情報D1を更新するように図示している。
ここで、ショッピングモールサーバ30の管理する注文情報D1を、仮想店舗の管理者の業務ノウハウに基づいて更新する場合には、店舗端末10がショッピングモールサーバ30にネットワークNを介して直接アクセスして、注文情報D1を逐次書き換えることも出来る。また、仮想店舗の管理者の負担軽減のために、注文情報更新サーバ50を用いて、仮想店舗の管理者が予め定めた条件・更新内容情報D3で、ショッピングモールサーバ30の注文情報D1(仮想店舗で購入された商品の注文情報D1)を一括で更新することも出来るようになっている。
店舗端末10による条件・更新内容入力画面に基づく情報の入力、この情報に基づく条件・更新内容情報D3の生成と記憶は、次の点を除いて図2の例と同じであるため説明を省略する。次の点とは、注文情報更新サーバ50が、注文情報管理サーバ40からサーバ記憶情報D2を取得するのではなく、ショッピングモールサーバ30から所定時間経過毎にサーバ記憶情報D2取得する点である。注文情報更新サーバ50は、所定時間経過毎にショッピングモールサーバ30(第1ショッピングモールサーバ30A)に対して注文情報D1の送信リクエストを送信し、リクエストに応えたショッピングモールサーバ30から注文情報D1を受信し、記憶されている条件・更新内容情報D3に基づいて受信した注文情報D1を変更する。なお、条件・更新内容情報D3とサーバ記憶情報D2に基づいて注文情報D1を変更してもよい。そして、変更した注文情報D1をショッピングモールサーバ30に対して送信して、ショッピングモールサーバ30に記憶されている注文情報D1を更新させる。ここで、複数の仮想店舗についての条件・更新内容情報D3が記憶されている場合には、複数の仮想店舗分の注文情報D1の更新処理を所定時間経過毎にまとめて更新する。また、図3では、第1ショッピングモールサーバ30Aのみ図示しているが、所定時間経過毎に複数のショッピングモールサーバ30について連続して注文情報D1を更新してもよい。なお、店舗端末10の更新指示があったときに、店舗端末10で購入された商品に対応する注文情報D1のみ更新されてもよい。
〔条件・更新内容入力画面:メイン画面〕
以下に、条件・更新内容情報D2の基礎となる入力情報(条件・更新内容入力情報)を受け付けるための条件・更新内容入力画面の一例を説明する。まずは、図4から図10を用いて、条件・更新内容入力画面のメイン画面について説明する。例えば、メイン画面は、注文情報更新サーバ50にログイン後に選択画面に次いで店舗端末10の表示部105(図2及び図3)に表示される画面である。選択画面は、注文情報管理サーバ40の注文情報D1の更新用の条件・更新内容入力画面の表示か、ショッピングモールサーバ30の注文情報D1の更新用の条件・更新内容入力画面の表示かを選択するための画面である。なお、図4は、図2で示す注文情報管理サーバ40の注文情報D1の更新用の条件・更新内容入力画面であるが、注文情報管理サーバ40の注文情報D1の更新用の条件・更新内容入力画面と、ショッピングモールサーバ30の注文情報D1の更新用の条件・更新内容入力画面とは同じものであってもよい。図4は、条件・更新内容入力画面のメイン画面G1の一例を示す画面図である。条件・更新内容入力画面のメイン画面G1は、店舗端末10の表示部105で表示される。条件・更新内容入力画面のメイン画面G1には、更新履歴表示操作子G10、条件・更新内容入力領域G11、確認表示操作子G12、更新実行操作子G13、注文情報分割画面の表示指示操作子G14、及び企画商品画面の表示指示操作子G15等が表示される。
更新履歴表示操作子G10は、店舗注文情報更新手段の更新処理の実行履歴を示す履歴情報の前記店舗端末への送信の指示を入力するための操作子である。更新履歴表示操作子G10が例えばマウスやタッチパネル等のポインティングデバイスで操作された場合に、店舗端末10から注文情報更新サーバ50に対して操作内容(履歴情報の表示指示)を示す情報が送信される。この操作内容を受信した注文情報更新サーバ50からは、店舗端末10に対して履歴情報が送信される。店舗端末10は、履歴情報を受信した場合に、履歴情報を表示部105で表示する。例えば、履歴情報を示す履歴画面G9を表示する。履歴画面G9については、図12を用いて後述する。
条件・更新内容入力領域G11は、条件表示領域G111と更新内容追加指示操作子G112とを表示する。条件表示領域G111は、仮想店舗の管理者に入力された条件を表示するための領域であって、条件の入力を指示するための条件追加操作子G1111を有する(表示する)。更新内容追加指示操作子G112は、条件表示領域G111に表示される条件に対応する注文情報D1の更新内容(更新結果)の入力画面の表示を指示するための操作子である。条件・更新内容入力領域G11における条件及び結果の入力方法については、図5から図10を用いて後述する。タイトル入力欄G113は、入力した条件と更新内容との組み合わせのタイトルを入力する欄である。
確認表示操作子G12は、条件・更新内容情報D3に基づく注文情報D1の更新処理が実行された場合に、注文情報D1がどの様に変更されるかを示す確認用情報の表示指示(店舗端末への送信の指示)を入力するための操作子である。確認表示操作子G12が例えばマウスやタッチパネル等のポインティングデバイスで操作された場合に、店舗端末10から注文情報更新サーバ50に対して操作内容を示す情報(確認用情報の表示指示)が送信される。この操作内容を受信した場合に、注文情報更新サーバ50は、確認用情報を前記店舗端末に表示させる処理を行う。このとき、注文情報更新サーバ50のCPU51は、本発明の「確認用情報表示処理手段」として機能する。具体的には、注文情報更新サーバ50は、店舗端末10に対して確認用情報を送信する。店舗端末10は、確認用情報を受信した場合に、表示部105で表示する。なお、例えば、確認用情報を示す確認画面G8を表示する。確認画面G8については、図11を用いて後述する。
更新実行操作子G13は、条件・更新内容情報D3に基づく注文情報D1の更新処理実行の指示を入力するための操作子である。更新実行操作子G13が例えばマウスやタッチパネル等のポインティングデバイスで操作された場合に、店舗端末10から注文情報更新サーバ50に対して操作内容(更新処理実行の指示)を示す情報が送信される。この操作内容を受信した注文情報更新サーバ50は、注文情報D1を条件・更新内容情報D3に基づいて変更して、この変更した注文情報D1でショッピングモールサーバ30又は注文情報管理サーバ40の注文情報D1を更新する。
注文情報分割画面の表示指示操作子G14は、図16で示す注文情報分割画面G1Aの表示指示を入力するための操作子である。注文情報分割画面G1Aの表示指示操作子G14が例えばマウスやタッチパネル等のポインティングデバイスで操作された場合に、店舗端末10から注文情報更新サーバ50に対して操作内容(注文情報分割画面G1Aの表示指示)を示す情報が送信される。この操作内容(注文情報分割画面G1Aの表示指示)を受信した注文情報更新サーバ50は、注文情報分割画面G1Aを店舗端末10に表示させるための情報を店舗端末10に対して送信する。
企画商品画面の表示指示操作子G15は、図18で示す企画商品画面G1Bの表示指示を入力するための操作子である。企画商品画面G1Bの表示指示操作子G15が例えばマウスやタッチパネル等のポインティングデバイスで操作された場合に、店舗端末10から注文情報更新サーバ50に対して操作内容(企画商品画面G1Bの表示指示)を示す情報が送信される。この操作内容(企画商品画面G1Bの表示指示)を受信した注文情報更新サーバ50は、企画商品画面G1Bを店舗端末10に表示させるための情報を店舗端末10に対して送信する。
〔条件・更新内容入力画面:メイン画面G1の条件・更新内容入力領域G11への条件・更新内容の入力方法〕
以下に、図4から図10を用いて、条件・更新内容入力画面のメイン画面G1における、条件・更新内容入力領域G11への条件・更新内容の入力方法を説明する。図5は、条件入力用第1ポップアップウィンドウG2を示す画面図である。図6は、条件入力用第2ポップアップウィンドウG3を示す画面図である。図7は、条件が入力された状態のメイン画面G1を示す図である。図8は、更新内容入力用第1ポップアップウィンドウG5を示す画面図である。図9は、更新内容入力用第2ポップアップウィンドウG6を示す画面図である。図10は、条件及び更新内容が入力された状態のメイン画面G1を示す画面図である。なお、図10は、メイン画面G1のうち条件・更新内容入力領域G11部分のみを示す。
図4を参照して、条件追加操作子G1111がマウスやタッチパネル等のポインティングデバイスで操作された場合に、図5で示す条件入力用第1ポップアップウィンドウG2がメイン画面G1の上に重ねて表示される。条件は、「『○○』が『××』であるとき」という様に入力されるが、条件入力用第1ポップアップウィンドウG2には、「『○○』が」の部分の入力候補となる項目G21が列挙される。列挙される項目G21のうちの何れかをポンティングデバイス等で選択する(例えば、ダブルクリックする)ことで「『○○』が」の部分の条件を入力することができる。なお、条件入力用第1ポップアップウィンドウG2には、条件削除操作子G22が表示されており、条件削除操作子G22を操作することで、既に「『○○』が」の部分の条件が入力されている場合に、この条件を削除することができる。「『○○』が」の部分の条件の入力を行った場合に、図6で示す条件入力用第2ポップアップウィンドウG3が第1ポップアップウィンドウG2に代えて表示される。なお、条件入力用第1ポップアップウィンドウG2の右上隅の「×」を操作することで、入力を確定させずに(条件入力用第2ポップアップウィンドウG3を表示させずに)条件入力用第1ポップアップウィンドウG2の表示を終了させることができる。
図6を参照して、条件入力用第2ポップアップウィンドウG3には、「『○○』が『××』であるとき」という条件のうち「『××』であるとき」の部分の入力候補が表示される。図6では、条件入力用第1ポップアップウィンドウG2で入力されたのが、「『搬送方法指定』が」であることを示している。そして、入力領域G31において、「『××』であるとき」の入力候補が複数表示されている。ここでは、「常温」「冷蔵」「冷凍」の3種類の入力候補が表示されている。入力候補の横には、チェックボックスが表示されており、このチェックボックスをポンティングデバイス等で選択することで、「『××』であるとき」の条件を入力することができる。ここでは、入力候補のうち「『冷凍』であるとき」の条件が入力されている。この入力を行うと、条件入力用第2ポップアップウィンドウG3の表示が終了され、図7で示すような条件が入力された状態のメイン画面G1が表示される。なお、条件入力用第2ポップアップウィンドウG3の右上隅の「×」を操作することで、入力を確定させずに条件入力用第2ポップアップウィンドウG3の表示を終了させることができる。
図7を参照して、条件表示領域G111には、入力された「『○○』が『××』であるとき」という条件が表示される。なお、「○○」を表示する領域が概ね第1条件表示領域G1112、「××」を表示する領域が概ね第2条件表示領域G1113である。また、新たに条件及び更新内容を入力できるように、条件が表示された条件・更新内容入力領域G11の真下に、条件が表示されていない条件・更新内容入力領域G11が追加で表示されている。また、タイトル入力欄G113が表示され、条件・更新内容の入力に対応するタイトルを入力することが出来るようになる。そして、更新内容追加指示操作子G112がポインティングデバイス等で操作されたときに、図8で示すような更新内容入力用第1ポップアップウィンドウG5が、メイン画面G1に重ねて表示される。
次に、図8を参照して、更新内容入力用第1ポップアップウィンドウG5には、「『○○』を『××』にする」との注文情報D1の更新内容(内容)のうち、「○○」の入力候補G51が表示される。列挙される項目G51のうちの何れかをポンティングデバイス等で選択する(例えば、ダブルクリックする)ことで「『○○』を」の部分の更新内容を入力することができる。なお、更新内容入力用第1ポップアップウィンドウG5には、更新内容削除操作子G52が表示されており、更新内容削除操作子G52を操作することで、既に「『○○』を」の部分の更新内容が入力されている場合に、この更新内容を削除することができる。「『○○』を」の部分の更新内容の入力を行った場合に、図9で示す更新内容入力用第2ポップアップウィンドウG6が更新内容入力用第1ポップアップウィンドウG5に代えて表示される。なお、更新内容入力用第1ポップアップウィンドウG5の右上隅の「×」を操作することで、入力を確定させずに(更新内容入力用第2ポップアップウィンドウG6を表示させずに)更新内容入力用第1ポップアップウィンドウG5の表示を終了させることができる。
次に、図9を参照して、更新内容入力用第2ポップアップウィンドウG6には、「『○○』を『××』にする」との注文情報D1の更新内容(内容)のうち、「××」の入力候補G61が複数表示される。また、図9の更新内容入力用第2ポップアップウィンドウG6には、別の種類の「××」の入力候補G62が複数表示される。なお、ここでは、「『○○』を『××』にする」との注文情報D1の更新内容(内容)のうち、「○○」には「発送方法」が入力されていることが示されている。そして、複数の入力候補G61として、複数の発送業者の配送サービス名が表示されている。図9では、入力候補G61のうち「ヤマト(発払い)B2V6」が選択されている。また、入力候補G62としては、輸送方法(冷凍、冷蔵、常温等の輸送温度)や、シールの種類、送り状の種類(先払いの送り状、着払いの送り状等の種類)、配送便の種類等を選択することが出来るようになっている。入力候補G61、G62が適宜選択された後に、更新内容入力用第2ポップアップウィンドウG6に表示される設定操作子G63がポインティングデバイス等で操作されることで、「『○○』を『××』にする」との注文情報D1の更新内容(内容)のうち、「××」の入力が確定される。これによって、更新内容入力用第2ポップアップウィンドウG6の表示が終了され、図10で示すようなメイン画面G1が表示される。なお、更新内容入力用第2ポップアップウィンドウG6の右上隅の「×」を操作することで、入力を確定させずに更新内容入力用第2ポップアップウィンドウG6の表示を終了させることができる。
図10を参照して、条件及び更新内容が入力された状態のメイン画面G1を説明する。更新内容が入力されたときには、条件・更新内容入力領域G11に更新内容が表示される。なお、「『○○』を『××』にする」との注文情報D1の更新内容(内容)のうち、「○○」を表示する領域が第1更新内容表示領域G114、「××」を表示する領域(図9の入力候補G61の選択入力に対応する領域)が第2更新内容表示領域G115である。また、更新内容表示領域G116には、図9の入力候補G61の選択によって入力されたオプションとなる更新内容(発送の温度)が表示される。なお、入力が確定されても、図4のメイン画面G1の更新実行操作子G13が操作されなければ、条件・更新内容情報D3が生成されず、条件・更新内容情報D3に基づいて注文情報D1の更新も行われない。
〔条件・更新内容入力画面の注文情報分割画面〕
第1実施形態では、上記メイン画面G1とは別の種類の条件・更新内容入力画面を表示することが出来る。具体的には、別の種類の条件・更新内容入力画面として、注文情報分割画面を表示することが出来る。なお注文情報分割画面は、図4の注文情報分割画面の表示指示操作子G14が操作されたときに、表示される。図16は、注文情報分割画面の一例を示す画面図である。注文情報分割画面G1Aは、次のような条件・更新内容情報D3を生成するための条件・更新内容入力情報を入力するためのインタフェースである。すなわち、更新内容として、一つの注文情報D1を複数の注文情報D1に分割することを示す当該条件・更新内容情報D3を生成するためものである。なお、一つの注文情報D1を複数の注文情報D1に分割することを分割設定と記載する。
注文情報分割画面G1Aには、更新履歴表示操作子G10、分割更新内容入力領域G100、確認表示操作子G12、及び更新実行操作子G13等が表示される。分割更新内容入力領域G100には、分割設定操作子G1011、分割設定不採用操作子G1012及び条件・更新内容入力領域G11が表示されている。条件・更新内容入力領域G11は、メイン画面G1の条件・更新内容入力領域G11と同様の機能を有する。分割設定操作子G1011は、分割設定を採用しない指示を入力するための操作子である。分割設定不採用操作子G1012にチェックをすることで、分割設定に係る条件・更新内容情報D3を無効にすることが出来る。分割設定操作子G1011をポインティングデバイス等で操作することで、図17で示す分割設定入力ポップアップ画面G200が、注文情報分割画面G1Aに重ねて表示される。分割設定入力ポップアップ画面G200は、分割設定に係る条件・更新内容入力情報を入力するためのユーザインタフェースである。
図17は、分割設定入力ポップアップ画面G200を示す画面図である。分割設定入力ポップアップ画面G200は、分割操作子G201、受注分類タグ追加操作子G202、冷蔵同梱操作子G203、冷凍同梱操作子G204及び設定保存操作子205が表示される。
分割操作子G201は、商品マスタ表示の温度帯指定が所定の条件を満たすときに、一つの注文情報D1を複数に分割するとの更新内容を入力するための操作子である。具体的には、分割操作子G201は、「複数の商品が購入された場合において夫々の商品の商品マスタ表示における搬送方法(温度帯)指定(常温、冷凍、冷蔵)が同じではない」ことを条件として入力し、かつ、「搬送方法(温度帯)に応じて注文情報D1を分割する」という更新内容を入力するための操作子である。分割操作子G201をポインティングデバイス等で操作(チェック)することで、この様な条件と更新内容とを対応づけて入力することができる。この条件・更新内容入力情報に基づいて生成された条件・更新内容情報D3は、「複数の商品が購入された場合において夫々の商品の商品マスタ表示における搬送方法(温度帯:常温、冷凍、冷蔵)が同じではない」と「搬送方法(温度帯:常温、冷凍、冷蔵)に応じて注文情報D1を分割する」という更新内容とを対応づけて示す情報となる。
受注分類タグ追加操作子G202は、注文情報D1が分割されたとの条件に対応づけて、「受注分類タグ」を「搬送方法(温度帯:常温、冷凍、冷蔵の種類)」とする(追加記入する)との更新内容を入力するための操作子である。受注分類タグ追加操作子G202をポインティングデバイス等で操作(チェック)することで、この様な条件と更新内容とを対応づけて入力することができる。冷蔵同梱操作子G203は、注文情報D1が分割されかつ搬送方法指定が常温の商品と冷蔵の商品とがあるとの条件に対応づけて、当該商品を搬送方法指定が冷蔵の商品と同梱するとの更新内容を入力するための操作子である。冷蔵同梱操作子G203をポインティングデバイス等で操作(チェック)することで、この様な条件と更新内容とを対応づけて入力することができる。冷凍同梱操作子G204は、注文情報D1が分割されかつ搬送方法指定が常温の商品と冷凍の商品とがあるとの条件に対応づけて、当該商品を搬送方法指定が冷凍の商品と同梱するとの更新内容を入力するための操作子である。冷凍同梱操作子G204をポインティングデバイス等で操作(チェック)することで、この様な条件と更新内容とを対応づけて入力することができる。
設定保存操作子205は、分割操作子G201、受注分類タグ追加操作子G202、冷蔵同梱操作子G203及び冷凍同梱操作子G204のうちの何れかに対する入力を確定させるための操作子である。設定保存操作子205をポインティングデバイス等で操作することで、分割操作子G201、受注分類タグ追加操作子G202、冷蔵同梱操作子G203及び冷凍同梱操作子G204に対する入力が確定される。入力が確定されたときに分割設定入力ポップアップ画面G200の表示が終了される。なお、入力が確定されても、図16の注文情報分割画面G1Aの更新実行操作子G13が操作されなければ、条件・更新内容情報D3が生成されず、条件・更新内容情報D3に基づいて注文情報D1の更新も行われない。
その他、出荷元の情報等についての条件が入力されて、この条件に対応づけて、更新内容として、出荷元毎に注文情報D1を分割するように入力されてもよい。
〔条件・更新内容入力画面の企画商品画面〕
第1実施形態では、上記メイン画面G1及び注文情報分割画面G1Aとは別の種類の条件・更新内容入力画面を表示することが出来る。具体的には、別の種類の条件・更新内容入力画面として、企画商品画面を表示することが出来る。なお、企画商品画面は、図4の企画商品画面の表示指示操作子G15が操作されたときに、表示される。図18は、企画商品画面の一例を示す画面図である。企画商品画面G1Bは、次のような条件・更新内容情報D3を生成するための条件・更新内容入力情報を入力するためのインタフェースである。すなわち、のし又はプレゼント、プレゼント包装等を含む特定アイテムの追加の情報が注文情報D1に含まれていることを、注文情報D1に含まれる情報及び/又はこの情報を基礎とした情報に関する条件として示し、当該条件を満たした場合に特定アイテムの商品コードを注文情報D1に含めるとの更新内容を示す当該条件・更新内容情報D3を生成するためのものである。
企画商品画面G1Bでは、「特定アイテム」と「商品コード」とが対応づけて入力された表(例えば、CSV形式等の表)を店舗端末10に読み込むことで(他の情報処理装置からダウンロード又は記憶媒体等から読み込むことで)、条件・更新内容入力情報を取得することができる。企画商品画面G1Bは、テンプレートダウンロード操作子G301、ファイル選択操作子G302、ダウンロード操作子G303、条件・更新内容入力情報表示領域G304、及びアップロード操作子G305を表示する。
テンプレートダウンロード操作子G301は、「特定アイテム」と「商品コード」とを入力するための表(例えば、CSV形式等の表)をテンプレートしてダウンロードすることを指示するための操作子である。この操作子の操作によって、店舗端末10はこのテンプレートを注文情報更新サーバ50からダウンロードする。ファイル選択操作子G302は、店舗端末10の記憶部104(図2)又は外付けの記憶媒体に記憶されている上記表のファイルを読み込んで、条件・更新内容入力情報とすることを指示する操作子である。ダウンロード操作子G303は、上記表を他の情報処理装置(例えば注文情報更新サーバ50)からダウンロードして条件・更新内容入力情報とすることを指示する操作子である。
条件・更新内容入力情報表示領域G304は、ファイル選択操作子G302やダウンロード操作子G303の操作によって入力された、条件・更新内容入力情報を表示する。アップロード操作子G305は、条件・更新内容入力情報を注文情報更新サーバ50にアップロードさせる操作子である。この操作子は、更新実行操作子G13と同様の機能を有し、操作されることで、条件・更新内容情報D3が生成されて、条件・更新内容情報D3に基づいて注文情報D1の更新が行われる。
(確認画面)
以下に、図11を用いて確認画面を説明する。図11は、確認画面の一例を示す画面図である。確認画面G8は、図4のメイン画面G1において確認表示操作子G12がポインティングデバイス等で操作されることで表示される。確認画面G8は、更新処理が実行された場合に、注文情報D1がどの様に変更されるかを示す確認用情報を表示する。確認画面G8は、更新された場合の注文情報D1を示すとともに、更新箇所がテキストの色を他と異ならせることで表示されている。なお、図11において、テキストの色の違いは、テキストの濃度で示している。仮想店舗の管理者は、確認画面G8を見ることで、条件・更新内容入力情報が適切かどうかを判断し、不適切であればメイン画面G1への入力内容を変更することによって変更することができる。なお、確認画面G8は、ポップアップ画面であり、メイン画面G1に重ねて表示されるため、店舗管理者は、確認画面G8を見ながらメイン画面G1の内容を変更することができる。これによって、仮想店舗の管理者の業務ノウハウが適切に反映された条件・更新内容D3が生成可能になっている。
(履歴画面)
以下に、図12を用いて履歴画面を説明する。図12は、履歴画面の一例を示す画面図である。履歴画面G9は、図4のメイン画面G1において更新履歴表示操作子G10がポインティングデバイス等で操作されることで表示される。履歴画面G9は、注文情報更新手段513(図2及び図3)の更新処理の実行履歴を示す履歴情報を表示する。すなわち、履歴画面G9は、過去に変更された注文情報D1のおける当該変更箇所を示す。この変更箇所の情報は、注文情報更新サーバ50からダウンロードされて店舗端末10に取得される。図12では、履歴画面G9は、過去に更新した注文情報D1(伝票番号)に対応づけて、この注文情報D1を変更した条件・更新内容情報D3の「条件」の内容、「条件の一致」の有無、この一致による「更新内容(更新結果)」の採用の有無、及び「更新内容(更新結果)」を表示する。仮想店舗の管理者は、履歴画面G9を見ることで、条件・更新内容情報D3が適切かどうかを判断し、不適切であればメイン画面G1への入力によって変更することができる。なお、履歴画面G9は、ポップアップ画面であり、メイン画面G1に重ねて表示されるため、店舗管理者は、履歴画面G9を見ながらメイン画面G1において条件・更新内容入力情報を変更することができる。これによって、仮想店舗の管理者の業務ノウハウが適切に反映された条件・更新内容D3に修正可能になっている。
〔条件・更新内容入力情報に基づく条件・更新内容情報D3〕
以下、条件・更新内容入力情報に基づいて生成される条件・更新内容情報D3を説明する。条件・更新内容登録手段511(条件・更新内容記憶手段)によって、同じ仮想店舗について複数の条件・更新内容情報D3が記憶部52の条件・更新内容情報データベース522に記憶されてもよい。図13を用いて、複数の条件・更新内容情報D3を条件・更新内容情報データベース522に記憶させるための入力方法を説明する。
図13は、条件及び更新内容が入力されている条件・更新内容入力画面のメイン画面G1の一例を示す画面図である。なお、図13では、メイン画面G1のうち条件・更新内容入力領域G11部分のみを表示している。図13では、複数の(2個の)条件表示領域G111がメイン画面G1に上下に並んで表示されている。上側の条件表示領域G111には、「『幅×奥行き×高さの合計(購入商品の幅×奥行き×高さの合計)』が『50以内(50立方センチメートル以内)』であるとき」という条件が表示されており、当該条件が入力されていることが示されている。そして、第1更新内容表示領域G114には「発送方法」、第2更新内容表示領域G115には「ヤマト(ネコポス)」と表示されているため、入力された条件に対応する更新内容として、「『発送方法』を『ヤマト(ネコポス)』にする」ことが入力されていることが示される。この入力情報に基づけば、上側の条件表示領域G111には、注文情報D1において「『幅×奥行き×高さの合計(購入商品の幅×奥行き×高さの合計)』が『50以内(50立方センチメートル以内)』であるとき」には、「『発送方法』を『ヤマト(ネコポス)』にする」との条件・更新内容情報D2を生成することが出来る。
そして、下側の条件表示領域G111には、「『幅×奥行き×高さの合計(購入商品の幅×奥行き×高さの合計)』が『50オーバー(50立方センチメートルを超えている)』であるとき」という条件と、「『幅×奥行き×高さの合計(購入商品の幅×奥行き×高さの合計)』が『100以上(100立方センチメートル)』であるとき」という条件の2つの条件が表示されており、当該2つの条件が入力されていることが示されている。
そして、更新内容として2個の更新内容が入力されている。すなわち、第1更新内容表示領域G114及び第2更新内容表示領域G115が2個上下方向に並べて配置されている。上側の第1更新内容表示領域G114には「発送方法」、第2更新内容表示領域G115には「ヤマト(ネコポス)」と表示されているため、入力された条件に対応する更新内容として、「『発送方法』を『ヤマト(ネコポス)』にする」ことが入力されていることが示される。更に、オプションの更新内容として、送り状を「ネコポス」にすることが示されている。また、下側の第1更新内容表示領域G114には「オプション1」、第2更新内容表示領域G115には「個口数:2」と表示されているため、入力された条件に対応する更新内容として、「『オプション1』を『個口数:2』にする」ことが入力されていることが示される。
上記の入力情報に基づけば、『幅×奥行き×高さの合計(購入商品の幅×奥行き×高さの合計)』が『50オーバー(50立方センチメートルを超えている)』であるとき」という条件と、「『幅×奥行き×高さの合計(購入商品の幅×奥行き×高さの合計)』が『100以上(100立方センチメートル)』であるとき」という条件とを満たした場合には、注文情報D1は、「『発送方法』を『ヤマト(ネコポス)』にする」、送り状を「ネコポス」にする、及び「『オプション1』を『個口数:2』にする」との条件・更新内容情報D3を、生成することが出来る。
上記入力方法によって、複数の条件・更新内容情報D3を条件・更新内容情報データベース522に記憶させることが出来る。
また、条件・更新内容情報D3は、複数の条件とこれらの条件を満たした場合の少なくとも一つの更新内容とを示す情報であってもよい。図13及び図14を用いて、複数の条件とこれらの条件を満たした場合の少なくとも一つの更新内容とを示す条件・更新内容情報D3を生成するための入力方法を説明する。図14は、条件及び更新内容が入力されている条件・更新内容入力画面のメイン画面G1の一例を示す画面図である。なお、図14では、メイン画面G1のうち条件・更新内容入力領域G11部分のみを表示している。
まず、図13を参照して、上述したように、図13の下側の条件表示領域G111には、2個の条件が表示されており、2個の条件が入力されていることが示されている。また、図13では、第1更新内容表示領域G114及び第2更新内容表示領域G115が2個上下方向に並べて配置されており、更新内容として複数の(2個の)更新内容が入力されている。図13で示されるように、複数の条件が入力され、この複数の条件に対応するように更新内容が入力されていると、この入力情報に基づいて生成された条件・更新内容情報D2は、複数の条件と少なくとも一つの更新内容(更新結果)と対応づけて示す情報となる。図13の例の場合には、条件・更新内容情報D2は、複数の(2個の)条件と複数の(2個の)更新内容とを対応づけて示す情報となる。
次に図14を参照して、条件表示領域G111には、「『商品オプション』が『得点:クーポンを使用する商品がある』とき」という条件と、「『『商品オプション』が『得点:クーポンプレゼントを含む商品がない』とき」という条件の2つの条件が表示されており、2つの条件が入力されていることが示されている。そして、第1更新内容表示領域G114には「売単価」、第2更新内容表示領域G115には「500円」と表示されているため、入力された条件に対応する更新内容として、「『売単価』を『500円』にする」ことが入力されていることが示される。この条件・更新内容入力情報に基づけば、「『商品オプション』が『得点:クーポンを使用する商品がある』とき」という条件と、「『商品オプション』が『得点:クーポンプレゼントを含む商品がない』とき」という条件の2つの条件と「『売単価』を『500円』にする」との更新内容とを対応づけて示す条件・更新内容情報D3を生成することができる。なお、商品を購入したときに、割引クーポンがプレゼントされる場合があり、割引クーポンが購入者によって使用された場合に、通常価格から割引して売単価を500円とする場合があるが、図14で示す入力情報に基づく条件・更新内容情報D3は、このような場合に対応させて注文情報D1を更新させることができる。また、当該商品の購入で割引クーポンが配布され、この配布された割引クーポンが当該商品の購入で使用されることを防止するために、「『『商品オプション』が『得点:クーポンプレゼントを含む商品がない』とき」という条件も入力されている。なお、この場合には、注文情報D1における全購入商品について売単価が500円に変更されるのではなく、割引クーポン使用商品の売単価のみ500円に変更されることが好ましい。
条件・更新内容情報D3は、注文情報D1の更新内容として、注文情報D1の内容へのキーワードの追加を示すものであってもよい。図15を用いて、この様な条件・更新内容情報D3を生成するための入力方法を説明する。図15は、条件及び更新内容が入力されている条件・更新内容入力画面のメイン画面G1の一例を示す画面図である。
図15で示す条件表示領域G111には、「『配達希望日』が『〔受注日の3営業日後+配達日数〕以前である』とき」という条件が表示(入力)されている。そして、第1更新内容表示領域G114には「受注分類タグ」、第2更新内容表示領域G115には「配達不可能」と表示されており、更新内容として「『受注分類タグ』を『配達不可能』にする」と入力されていることが示される。この条件・更新内容入力情報に基づいて生成された条件・更新内容情報D3は、「『配達希望日』が『〔受注日の3営業日後+配達日数〕以前である』とき」という条件と対応づけて、「注文情報D1の「受注分類タグ」の内容に「配達不可能」のキーワードの追加」との更新内容(更新結果)を示すものとなる。この様に、注文情報D1にキーワードを追加することが出来れば、特定のキーワード(図15の例では「配達不可能」)のキーワードを含む注文情報D1のみをキーワード検索をして抽出することができる。例えば、「配達不可能」のキーワードを含む注文情報D1のみを抽出して、この注文情報D1に係る商品を購入した購入者に対して、配達希望日に配達が出来ないことを仮想店舗の管理者が連絡することができる。なお、仮想店舗の営業日は、サーバ記憶情報D2として予め登録されていてもよい。
(注文情報更新サーバ50の実行する注文情報D1の更新のための処理)
以下に、図19から図20を用いて、注文情報更新サーバ50のCPU51が、注文情報更新プログラムを実行することで行う処理を説明する。図19は、注文情報変更サーバの実行する注文情報更新処理の一例を示すフローチャート(その1)である。図20は、注文情報変更サーバの実行する注文情報更新処理の一例を示すフローチャート(その2)である。図21は、注文情報変更サーバの実行する所定時間経過毎の注文情報更新処理の一例を示すフローチャートである。
まず、図19及び図20を用いて、注文情報更新メイン処理の一例を説明する。注文情報更新メイン処理は、注文情報更新サーバ50が運用停止状態でなければ常時実行される。まず、図19を参照して、CPU51は、サーバ記憶情報D2を注文情報管理サーバ40及びショッピングモールサーバ30(第1ショッピングモールサーバ30A及び第2ショッピングモールサーバ30B)から取得して、記憶部52のサーバ記憶情報データベース521に記憶させる(S1)。
そして、CPU51は店舗端末10からアクセスがあったかどうかを判断する(S2)。店舗端末10からアクセスがないと判断した場合には(S2でNO)、CPU51は、所定時間の間アクセスがあるまでステップS2を実行し、所定時間の間アクセスがない場合には処理をステップS1に戻す。店舗端末10からアクセスがあると判断した場合には(S2でYES)、CPU51はログイン処理を実行する(S3)。ログイン処理において、ログイン画面を店舗端末10に表示させ、ログイン画面において、適切なID及びパスワードの入力の有無があったかどうかが判断される。適切なID及びパスワードの入力があった場合には、CPU51は、選択画面を表示して、注文情報管理サーバ40の注文情報D1の更新用の条件・更新内容の入力か、ショッピングモールサーバ30の注文情報D1の更新用の条件・更新内容の入力かを選択させる。この選択に応じて、CPU51は、図4から図10、図13から図18で示したような条件・更新内容入力画面を店舗端末10に表示させるための処理を行う。条件・更新内容入力画面に基づいて、仮想店舗の管理者からの条件・更新内容の入力があった場合に、店舗端末10から注文情報更新サーバ50に対してこの入力内容を示す条件・更新内容入力情報が送信されることとなる。なお、適切なID及びパスワードの入力がなかった場合には、CPU51は、選択画面、及び条件・更新内容入力画面を店舗端末10に表示させるための処理には移行しない。
次に、CPU51は条件・更新内容入力情報の取得(受信)があったかどうかを判断する(S4)。条件・更新内容入力情報の取得があったと判断した場合には(S4でYES)、CPU51は条件・更新内容入力情報を記憶部52に記憶し(S5)、処理をステップS6に進める。一方、条件・更新内容入力情報の取得がなかったと判断した場合には(S4でNO)、CPU51はステップS5を実行せずに処理をステップS6に進める。
ステップS6では、CPU51は店舗端末10において確認用情報の表示指示があったかどうかを判断する(S6)。確認用情報の表示指示とは、図4で示す条件・更新内容入力画面のメイン画面G1において、確認表示操作子G12が操作されたときに受け付けられ(例えば、マウスやタッチパネル等の操作部101で受け付けられ)、この操作があった場合に、店舗端末10から注文情報更新サーバ50に対して操作内容を示す情報が送信される。この情報の受信があったときに、確認用情報の表示指示があったと判断される。店舗端末10において確認用情報の表示指示があった(確認表示操作子G12が操作されたと)判断した場合には(S6でYES)、CPU51は確認用情報表示処理を行う(S7)。確認用情報表示処理とは、注文情報D1をショッピングモールサーバ30又は注文情報管理サーバ40から取得して、記憶部5の条件・更新内容データベース522に記憶されている条件・更新内容情報D3に基づいて取得した注文情報D1を変更し、この変更した注文情報D1を店舗端末10に対して送信することで、確認用情報(例えば図11の確認画面G8)を店舗端末10に表示させる処理である。この後、CPU51は、処理をステップS8に進める。一方、店舗端末10において確認用情報の表示指示がなかったと判断した場合には(S6でNO)、CPU51はステップS7を実行することなく、処理をステップS8に進める。
図20を参照して、CPU51は、店舗端末10において更新処理の実行指示があったかどうかを判断する(S8)。更新処理の実行指示とは、図4で示す条件・更新内容入力画面のメイン画面G1において、更新実行操作子G13が操作されたときに受け付けられ(例えば、マウスやタッチパネル等の操作部101で受け付けられ)、この操作があった場合に、店舗端末10から注文情報更新サーバ50に対して操作内容を示す情報が送信される。この情報の受信があったときに、更新処の理実行指示があったと判断される。店舗端末10において更新処理実行指示があった(更新処理実行の指示を受信した)判断した場合には(S8でYES)、CPU51は更新処理を行う(S9)。更新処理とは、注文情報D1をショッピングモールサーバ30又は注文情報管理サーバ40から取得して、記憶部5の条件・更新内容データベース522に記憶されている条件・更新内容情報D3に基づいて取得した注文情報D1を変更し、この変更した注文情報D1をショッピングモールサーバ30又は注文情報管理サーバ40に送信して、この変更した注文情報D1でショッピングモールサーバ30又は注文情報管理サーバ40の注文情報D1を更新させる処理である。この処理において、図21を用いて後述するステップS21からステップS26の処理が実行される。更新内容は、後のステップS11において履歴情報として送信するために記憶部52に記憶される。この後、処理をステップS10に進める。一方、店舗端末10において更新処理実行指示がなかったと判断した場合には(S8でNO)、CPU51はステップS9を実行することなく、処理をステップS10に進める。
ステップS10において、CPU51は、店舗端末10において履歴情報の表示指示があったかどうかを判断する(S10)。履歴情報の表示指示とは、図4で示す条件・更新内容入力画面のメイン画面G1において、更新履歴表示操作子G10が操作されたときに受け付けられ(例えば、マウスやタッチパネル等の操作部101で受け付けられ)、この操作があった場合に、店舗端末10から注文情報更新サーバ50に対して操作内容を示す情報(履歴情報の表示指示)が送信される。この情報の受信があったときに、履歴表示指示があったと判断される。店舗端末10において履歴情報の表示指示があった(履歴情報の表示指示を受信したと)判断した場合には(S10でYES)、CPU51は履歴情報表示処理を行う(S11)。ステップS11の実行によって、CPU51は、本発明の「履歴情報表示処理手段」として機能する。履歴情報表示処理とは、条件・更新内容情報D3に基づいて過去の注文情報D1の実行履歴(更新内容)を示す履歴情報を、店舗端末10に対して送信することで、店舗端末10に履歴情報を表示させる処理である。ここで、例えば、図12で示すような、実行履歴画面G9を店舗端末10に対して表示させることで履歴情報を表示させてもよい。なお、注文情報更新サーバ50が過去の所定期間(例えば、過去3月分)に更新した注文情報D1の更新内容のみを記憶し、所定期間の更新内容を示す履歴情報のみを送信してもよい。この後、処理をステップS12に進める。一方、店舗端末10において履歴情報の表示指示がなかったと判断した場合には(S10でNO)、CPU51はステップS11を実行することなく、処理をステップS12に進める。
ステップS12において、CPU51は店舗端末10から本処理の終了指示を受け付けたかどうかを判断する(S12)。例えば、店舗端末10において、ログアウト指示を受け付けたり、ブラウザ機能の終了の指示を受け付けた場合に、終了の指示を受け付けたと判断される。店舗端末10から本処理の終了指示を受け付けたと判断した場合には(S12でYES)、CPU51は処理をステップS1に戻す。これによって、所定時間経過毎に繰り返し、ステップS1が実行されることになる。一方、店舗端末10から本処理の終了指示を受け付けていないと判断した場合には(S12でNO)、CPU51は処理をステップS4に戻す。
次に、図21を用いて、所定時間経過毎の注文情報更新処理の一例を説明する。この所定時間経過毎の注文情報更新処理は、所定時間経過毎に実行される。これによって、一日数回程度実行されてもよい。まずは、CPU51は記憶部52から条件・更新内容情報D3を読み込む(S21)。この後、CPU51は、注文情報D1をショッピングモールサーバ30又は注文情報管理サーバ40から取得する(S22)。具体的には、ステップS22において、注文情報D1の送信リクエストをショッピングモールサーバ30又は注文情報管理サーバ40に対して送信し、この送信リクエスト答えたショッピングモールサーバ30又は注文情報管理サーバ40から注文情報D1を受信する。
この後、CPU51はステップS22で取得した注文情報D1に対して、ステップS21で読み込んだ条件・更新内容情報D3に基づく条件判定処理を行う(S23)。ここでは、取得した一つの注文情報D1に対して、読み込んだ条件・更新内容情報D3の示す更新条件に合致する事項があるかどうかを判断する処理を行う。ここで、この処理を読み込んだ全ての条件・更新内容情報D3について行う。
そして、CPU51は更新条件に合致する更新内容(更新結果)を記憶部52に記憶させる(S24)。次に、CPU51は更新条件に合致する更新内容(更新結果)を記憶部52に記憶させる(S24)。そして、CPU51は、ステップS22で取得した全ての注文情報D1に対してステップS23の条件判定処理を実行したかどうかを判断する(S25)。ステップS22で取得した全ての注文情報D1に対してステップS23の条件判定処理を実行していないと判断した場合には(S25でNO)、CPU51は処理をステップS23に戻し、未だステップS23の処理を実行していない注文情報D1に対して条件判定処理を実行する。一方、ステップS22で取得した全ての注文情報D1に対してステップS23の条件判定処理を実行したと判断した場合には(S25でYES)、CPU51は、記憶部52で記憶されている更新内容(内容)に基づいて、ステップS22で取得した注文情報D1を変更して、この変更した注文情報D1をショッピングモールサーバ30及び注文情報管理サーバ40に送信して、この変更した注文情報D1でショッピングモールサーバ30及び注文情報管理サーバ40の注文情報D1を更新させる(S26)。この後、CPU51は、本処理を終了させる。
〔第2実施形態〕
以下に、図1、図22及び図23を用いて、第2実施形態に係る電子ショッピングモールシステムを説明する。図1を参照して、第2実施形態に係る電子ショッピングモールシステム1Aは、注文情報更新サーバ50を備えない点のみが第1実施形態に係るショッピングモールシステム1とは異なり、その他の構成は第1実施形態に係るショッピングモールシステム1と同じである。より詳細に説明すれば、第1実施形態に係る電子ショッピングモールシステム1では、注文情報更新サーバ50が実行していた注文情報更新メイン処理(図19及び図20)、及び所定時間経過毎の注文情報更新処理(図21)を、第2実施形態に係る電子ショッピングモールシステム1Aでは、店舗端末10Aが注文情報更新アプリケーションを実行することで行う。なお、この注文情報更新アプリケーションは、予めショッピングモールサーバ30等からダウンロードされてもよいし、店舗端末10Aの出荷時から記憶されていてもよい。
第2実施形態に係る電子ショッピングモールシステム1Aについて、第1実施形態に係る電子ショッピングモールシステム1と相違する構成についてのみ説明し、同一の構成については説明を省略する。図22は、第2実施形態に係る電子ショッピングモールシステムにおける商品の購入から注文情報の更新までの情報の送受信の一例と店舗端末の構成を示す図である。図23は、第2実施形態に係る電子ショッピングモールシステムにおける商品の購入から注文情報の更新までの情報の送受信の他の一例と店舗端末の構成を示す図である。
図22では、第2実施形態に係る電子ショッピングモールシステム1Aにおいて、注文情報管理サーバ40の注文情報D1を更新するための情報の送受信が示されている。図23では、第2実施形態に係る電子ショッピングモールシステム1Aにおいて、ショッピングモールサーバ30の注文情報D1を更新するための情報の送受信が示されている。第2実施形態に係る電子ショッピングモールシステム1Aでは、店舗端末10AのCPU103が、記憶部104に記憶されている注文情報更新アプリケーションを実行することで、入力情報取得手段1030、条件・更新内容情報記憶手段1031、サーバ記憶情報取得手段1032、及び注文情報更新手段1033として機能する。なお、条件・更新内容情報記憶手段1031は、条件・更新内容情報記憶手段511と同様の機能を有する。サーバ記憶情報取得手段1032は、サーバ記憶情報取得手段512と同様の機能を有する。注文情報更新手段1033は、注文情報更新手段513と同様の機能を有する。もっとも、条件・更新内容情報記憶手段511は、複数の店舗情報10Aの条件・更新内容情報D3を取得することがあるが、条件・更新内容情報記憶手段1031はCPU103を備える店舗端末10Aの条件・更新内容情報のみ記憶する。
また、店舗端末10Aの記憶部104には、サーバ記憶情報データベース1041及び条件・更新内容情報データベース1042が設けられている。サーバ記憶情報データベース1041の機能は、サーバ記憶情報データベース521と同様であり、条件・更新内容情報データベース1042の機能は、条件・更新内容情報データベース522と同じである。もっとも、条件・更新内容情報データベース522は、複数の店舗情報10Aの条件・更新内容情報D3を記憶することがあるが、条件・更新内容情報データベース104は記憶部104を備える店舗端末10Aの条件・更新内容情報のみ記憶する。
店舗端末10Aは、上述したように、仮想店舗が出店する電子ショッピングモールを提供しかつ購入者から仮想店舗の商品の購入を受け付けてこの購入の受注伝票に対応する注文情報D1を記憶するショッピングモールサーバ30、又はショッピングモールサーバ30から注文情報D1を取得する注文情報管理サーバ40と通信を行い、仮想店舗を管理する店舗端末10AのCPU103は、注文情報更新アプリケーションを実行することで、店舗端末10Aを管理する店舗管理者からの入力情報を受け付ける入力情報取得手段1030と、入力情報取得手段に取得された入力情報に基づく条件・更新内容情報D3を生成して前記店舗端末の記憶部に記憶させる条件・更新内容情報記憶手段1031と、注文情報D1を注文情報管理サーバ40又はショッピングモールサーバ30から通信によって取得する注文情報取得手段として機能し、取得された注文情報D1を、条件・更新内容情報データベース1042に記憶されている条件・更新内容情報D3に基づいて変更し、この変更した注文情報D1で、ショッピングモールサーバ30に記憶されている注文情報D1又は注文情報管理サーバ40に記憶されている注文情報D1を更新させる更新処理を実行する注文情報更新手段1033と、して機能する。
上述した第1及び第2実施形態は、本発明を適用した実施形態の一例であり、適宜構成を変更することが出来る。例えば、各構成部材の配置、個数、及び種類について、適宜変更することが可能である。以下に第1及び第2実施形態の構成を変更した変形例の一例を説明する。
(変形例)
以下に第1及び第2実施形態の変形例を説明する。
(1)第1及び第2実施形態では、ショッピングモールサーバ30に記憶されている注文情報D1及び注文情報管理サーバ40に記憶されている注文情報D1の両方を、更新処理によって更新出来るが、何れか一方の注文情報D1のみ更新出来る構成であってもよい。
(2)第1実施形態において、顧客端末20とショッピングモールサーバ30との情報の送受信は概ね顧客端末20のブラウザ機能を用いて行われるが、ブラウザ機能に代えて所定のアプリケーションを使用してもよい。また、店舗端末10と注文情報更新サーバ50、注文情報管理サーバ40、及びショッピングモールサーバ30との間の情報の送受信は、概ね店舗端末10のブラウザ機能を用いて行われるが、ブラウザ機能に代えて所定のアプリケーションを使用してもよい。